JPH04131702A - 能動ガイド - Google Patents
能動ガイドInfo
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- JPH04131702A JPH04131702A JP25347790A JP25347790A JPH04131702A JP H04131702 A JPH04131702 A JP H04131702A JP 25347790 A JP25347790 A JP 25347790A JP 25347790 A JP25347790 A JP 25347790A JP H04131702 A JPH04131702 A JP H04131702A
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Landscapes
- Instruments For Measurement Of Length By Optical Means (AREA)
- Length Measuring Devices By Optical Means (AREA)
- Details Of Measuring And Other Instruments (AREA)
- Control Of Position Or Direction (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は、Y軸方向に相対移動する第1及び第2の物体
の相対変位量を可干渉光の光路差による干渉を利用して
測定する干渉型距離測定手段を備え、走査型電子顕微鏡
、走査型トンネル顕微鏡等の移動テーブルに適用して好
適な能動ガイドに関する。
の相対変位量を可干渉光の光路差による干渉を利用して
測定する干渉型距離測定手段を備え、走査型電子顕微鏡
、走査型トンネル顕微鏡等の移動テーブルに適用して好
適な能動ガイドに関する。
この種の干渉型距離測定手段を用いた微動テーブルして
は、例えばHe−Ne気体レーザがらのレーザ光を逆望
遠鏡光学系を通してビームスプリッタに入射し、このビ
ームスプリッタで2つの光路に分け、その一方の移動体
に固定鏡で反射させ、他方を微動テーブルの移動体に設
けた可動鏡で反射させることにより、両反射光をビーム
スプリッタ内で干渉させて生じた干渉縞を測定するよう
にしたマイケルソン干渉計を距離測定手段に用いた微動
テーブルや、2つの平面鏡を互いに平行に調整し、片側
から光を入射させて平行な2つの鏡面間の多重反射によ
る干渉を利用したファブリベロー干渉計を用いた微動テ
ーブル等が知られている。
は、例えばHe−Ne気体レーザがらのレーザ光を逆望
遠鏡光学系を通してビームスプリッタに入射し、このビ
ームスプリッタで2つの光路に分け、その一方の移動体
に固定鏡で反射させ、他方を微動テーブルの移動体に設
けた可動鏡で反射させることにより、両反射光をビーム
スプリッタ内で干渉させて生じた干渉縞を測定するよう
にしたマイケルソン干渉計を距離測定手段に用いた微動
テーブルや、2つの平面鏡を互いに平行に調整し、片側
から光を入射させて平行な2つの鏡面間の多重反射によ
る干渉を利用したファブリベロー干渉計を用いた微動テ
ーブル等が知られている。
(発明が解決しようとする課題〕
しかしながら、上記従来のマイケルソン干渉計やファブ
リベロー干渉計を用いる微動テーブルにあっては、装置
が大型化し、比較的長い距離の測長には好適であるが、
走査電子顕微鏡や、走査型トンネル顕微鏡の試料台のよ
うに微小変位する移動台の移動距離を測定する場合には
、その微動テーブルの移動方向における取付スペースを
太き(とることができないことから、適用することが困
難であるという未解決の課題があった。
リベロー干渉計を用いる微動テーブルにあっては、装置
が大型化し、比較的長い距離の測長には好適であるが、
走査電子顕微鏡や、走査型トンネル顕微鏡の試料台のよ
うに微小変位する移動台の移動距離を測定する場合には
、その微動テーブルの移動方向における取付スペースを
太き(とることができないことから、適用することが困
難であるという未解決の課題があった。
このため、従来、縮小投影露光装置用自動焦点装置では
、特開昭58−78630号公報に記載されているよう
に、空気マイクロメータを使用して微動テーブルの第1
及び第2の物体のZ方向相対微小距離を測定するように
しているが、空気マイクロメータを使用する場合には、
走査型電子顕微鏡や走査型トンネル顕微鏡のように真空
雰囲気内で使用する場合には適用することができず、真
空雰囲気内で微小距離を正確に検出する手段を備えた小
型な微動テーブルが望まれていた。
、特開昭58−78630号公報に記載されているよう
に、空気マイクロメータを使用して微動テーブルの第1
及び第2の物体のZ方向相対微小距離を測定するように
しているが、空気マイクロメータを使用する場合には、
走査型電子顕微鏡や走査型トンネル顕微鏡のように真空
雰囲気内で使用する場合には適用することができず、真
空雰囲気内で微小距離を正確に検出する手段を備えた小
型な微動テーブルが望まれていた。
そこで、本発明は、上記従来例の未解決の課題に着目し
てなされたものであり、相対的に微動する第1及び第2
の物体のZ軸方向相対変位測定手段を内蔵した小型で微
小変位を正確に検出することが可能な能動ガイドを提供
することを目的としている。
てなされたものであり、相対的に微動する第1及び第2
の物体のZ軸方向相対変位測定手段を内蔵した小型で微
小変位を正確に検出することが可能な能動ガイドを提供
することを目的としている。
上記目的を達成するために、本発明に係る能動ガイドは
、第1の物体と、該第1の物体に対して案内手段により
案内され、X軸及びY軸方向の少なくとも一方及びZ軸
方向に移動する第2の物体と、前記第1及び第2の物体
をZ軸方向に相対移動させる相対移動手段とを備えた能
動ガイドにおいて、前記第1及び第2の物体の何れか一
方に、前記Z軸方向と直交する反射体を設けると共に、
他方に、可干渉光を伝送する伝送媒体と、該伝送媒体か
ら出射される可干渉光が入射される光軸を前記Z軸方向
とした回折格子光学系と、該回折格子光学系から出射さ
れる一次回折光が入射され、当該一次回折光の前記反射
体への出射端に半透過膜を有する光ガイドと、前記反射
体で反射された反射光及び半透過膜で反射された反射光
を前記光ガイド及び回折格子光学系を介して受光する光
電変換素子とを備えた干渉型距離測定手段を設けたこと
を特徴としている。
、第1の物体と、該第1の物体に対して案内手段により
案内され、X軸及びY軸方向の少なくとも一方及びZ軸
方向に移動する第2の物体と、前記第1及び第2の物体
をZ軸方向に相対移動させる相対移動手段とを備えた能
動ガイドにおいて、前記第1及び第2の物体の何れか一
方に、前記Z軸方向と直交する反射体を設けると共に、
他方に、可干渉光を伝送する伝送媒体と、該伝送媒体か
ら出射される可干渉光が入射される光軸を前記Z軸方向
とした回折格子光学系と、該回折格子光学系から出射さ
れる一次回折光が入射され、当該一次回折光の前記反射
体への出射端に半透過膜を有する光ガイドと、前記反射
体で反射された反射光及び半透過膜で反射された反射光
を前記光ガイド及び回折格子光学系を介して受光する光
電変換素子とを備えた干渉型距離測定手段を設けたこと
を特徴としている。
本発明においては、能動ガイドのZ軸方向に相対移動す
る第1及び第2の物体の何れか一方例えば第1の物体に
設けた回折格子光学系にレーザ光等の可干渉光を伝送媒
体を介して入射して、この回折格子光学系から出射され
る一次回折光を出射端に半透過膜を形成した光ガイドに
入射し、この光ガイドの半透過膜で一部を反射させると
共に、残りを透過させて第2の物体に形成した反射鏡で
反射させる。このとき、半透過膜で反射した一次回折光
と反射鏡で反射された一次回折光とは、半透過膜と反射
鏡との間の距離δの2倍の光路差を生じることから、再
反射光が干渉し、その干渉光が光ガイド及び回折格子光
学系を介して光電変換素子に受光される。このため、光
電変換素子で受光した干渉光の光強度は、半透過膜及び
反射鏡間の距離変化に応じて正弦波状に変化し、この変
化を検出することにより、能動ガイドの相対移動する第
1及び第2の物体のZ軸方向相対移動距離δを測定する
ことができる小型な移動テーブル等に適用可能な能動ガ
イドとすることができる。
る第1及び第2の物体の何れか一方例えば第1の物体に
設けた回折格子光学系にレーザ光等の可干渉光を伝送媒
体を介して入射して、この回折格子光学系から出射され
る一次回折光を出射端に半透過膜を形成した光ガイドに
入射し、この光ガイドの半透過膜で一部を反射させると
共に、残りを透過させて第2の物体に形成した反射鏡で
反射させる。このとき、半透過膜で反射した一次回折光
と反射鏡で反射された一次回折光とは、半透過膜と反射
鏡との間の距離δの2倍の光路差を生じることから、再
反射光が干渉し、その干渉光が光ガイド及び回折格子光
学系を介して光電変換素子に受光される。このため、光
電変換素子で受光した干渉光の光強度は、半透過膜及び
反射鏡間の距離変化に応じて正弦波状に変化し、この変
化を検出することにより、能動ガイドの相対移動する第
1及び第2の物体のZ軸方向相対移動距離δを測定する
ことができる小型な移動テーブル等に適用可能な能動ガ
イドとすることができる。
以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明する。
第1図は本発明による能動ガイドの一実施例を示す断面
図である。
図である。
図中、AGは能動ガイドであって、固定部に固定された
第1の物体としての基台1を有する。この基台1は、直
方体状の基部1aと、その右端側に連設された右方に延
長する円筒部1bと、基部1aの右端側上面に連設され
た上方に延長する円筒部1cとで構成され、基部1aに
は円筒部1bと同心的に円筒部1bの内径より小径の挿
通孔1dが右端に達して穿設されていると共に、円筒部
1cの下端面にその内径より小径のフランジ部leが形
成され且つ上端部に内径より大きい雌ねじ部1fが形成
されている。
第1の物体としての基台1を有する。この基台1は、直
方体状の基部1aと、その右端側に連設された右方に延
長する円筒部1bと、基部1aの右端側上面に連設され
た上方に延長する円筒部1cとで構成され、基部1aに
は円筒部1bと同心的に円筒部1bの内径より小径の挿
通孔1dが右端に達して穿設されていると共に、円筒部
1cの下端面にその内径より小径のフランジ部leが形
成され且つ上端部に内径より大きい雌ねじ部1fが形成
されている。
そして、基部1aの挿通孔1d内には、先端に45度の
反射面を有する全反射ミラー3を取付けた挿通孔1cよ
り僅かに小径の円柱状のミラーホルダー4が挿入され、
円筒部lb内にはファイバーガイド5が挿入されている
。
反射面を有する全反射ミラー3を取付けた挿通孔1cよ
り僅かに小径の円柱状のミラーホルダー4が挿入され、
円筒部lb内にはファイバーガイド5が挿入されている
。
ここで、ミラーホルダー4は、外周面の下面側に円錐状
の切欠4aが形成され、この切欠4a内に基部1aに下
面側から螺合された上面を半球状とした支点ねじ4bが
係合されることにより、この支点ねじ4bを中心として
垂直面内で回動自在に支持される一方、基部1aの上面
に螺合された調整ねじ4c、4dによって全反射ミラー
3の角度を調整した状態で止めねじ4eによって固定さ
れている。
の切欠4aが形成され、この切欠4a内に基部1aに下
面側から螺合された上面を半球状とした支点ねじ4bが
係合されることにより、この支点ねじ4bを中心として
垂直面内で回動自在に支持される一方、基部1aの上面
に螺合された調整ねじ4c、4dによって全反射ミラー
3の角度を調整した状態で止めねじ4eによって固定さ
れている。
ファイバーガイド5は、第3図に示すように、円筒部1
bの内径より僅かに小径の円柱状に形成され、その中心
位置に一端が可干渉光であるレーザを出射するレーザ光
源(図示せず)に接続された光ファイバー6が挿通され
て、そのレーザ光出射端面が左端面に臨まれていると共
に、左端面に光ファイバー6を挟んで対称的な位置に反
射干渉光を受光する例えばフォトダイオードアレイで構
成される光電変換素子7a、7bが配設されている。こ
のファイバーガイド5は、その左右端部において、円筒
部1bに外側から螺合された4本の調整ねじ8によって
光ファイバー6から出射されるレーザ光の光軸が円筒部
1bの中心軸と一致するように8周整される。
bの内径より僅かに小径の円柱状に形成され、その中心
位置に一端が可干渉光であるレーザを出射するレーザ光
源(図示せず)に接続された光ファイバー6が挿通され
て、そのレーザ光出射端面が左端面に臨まれていると共
に、左端面に光ファイバー6を挟んで対称的な位置に反
射干渉光を受光する例えばフォトダイオードアレイで構
成される光電変換素子7a、7bが配設されている。こ
のファイバーガイド5は、その左右端部において、円筒
部1bに外側から螺合された4本の調整ねじ8によって
光ファイバー6から出射されるレーザ光の光軸が円筒部
1bの中心軸と一致するように8周整される。
一方、円筒部1cには、第2図に示すように、下端側に
、全反射ミラー3と対向して、互いに凸面を外側とした
2枚の平凸レンズ10及び11間に回折格子12を形成
して構成された回折格子光学系13が保持部材14a、
14bで挟着されて配設されていると共に、この回折格
子光学系13の上方側には、円筒状カラー15を介して
断面凸状のガラス等の透明体で構成された光ガイド16
が配設されている。この光ガイド16の出射側即ち上端
面には、中央部に前記回折格子光学系13から出力され
るO次回指光を散乱させる円錐状の切欠17が形成され
ていると共に、窒化シリンコン(Si3N4)で構成さ
れる半透明膜18が蒸着によって形成されている。そし
て、光ガイド16がその段部に雌ねじ部1fに螺合した
止め部材19が当接されて固定されている。
、全反射ミラー3と対向して、互いに凸面を外側とした
2枚の平凸レンズ10及び11間に回折格子12を形成
して構成された回折格子光学系13が保持部材14a、
14bで挟着されて配設されていると共に、この回折格
子光学系13の上方側には、円筒状カラー15を介して
断面凸状のガラス等の透明体で構成された光ガイド16
が配設されている。この光ガイド16の出射側即ち上端
面には、中央部に前記回折格子光学系13から出力され
るO次回指光を散乱させる円錐状の切欠17が形成され
ていると共に、窒化シリンコン(Si3N4)で構成さ
れる半透明膜18が蒸着によって形成されている。そし
て、光ガイド16がその段部に雌ねじ部1fに螺合した
止め部材19が当接されて固定されている。
一方、基台1上には、円筒部ICを挿通ずる挿通孔20
を有する断面凹状の下部案内ブロック21が固着され、
この下部案内ブロック21上にクロスガイド22を介し
て左右方向に微動可能に逆回状の上部案内ブロック23
が載置されている。
を有する断面凹状の下部案内ブロック21が固着され、
この下部案内ブロック21上にクロスガイド22を介し
て左右方向に微動可能に逆回状の上部案内ブロック23
が載置されている。
ここで、クロスガイド22は、下部案内ブロック21の
左右の上端面に左右方向に延長して形成された■溝22
a、22bと、上部案内ブロック21の■溝22a、2
2bと対向して形成されたV溝22c、22dと、両■
溝22a、22b及び22c、22d間に介挿された鋼
球22e、22fと、これら鋼球22eを保持する保持
器22gとから構成されている。
左右の上端面に左右方向に延長して形成された■溝22
a、22bと、上部案内ブロック21の■溝22a、2
2bと対向して形成されたV溝22c、22dと、両■
溝22a、22b及び22c、22d間に介挿された鋼
球22e、22fと、これら鋼球22eを保持する保持
器22gとから構成されている。
また、上部案内ガイド23上には、PZT(ジルコン酸
チタン酸鉛)、PLZT (ジルコン酸チタン酸鉛ラン
タン)等の圧電素子で構成される相対移動手段としての
圧電アクチュエータ24a24bを介して上下方向(Z
軸方向)に微動可能な第2の物体としての微動台25が
配設され、この微動台25と下部案内ブロック21に螺
合されたボルト26との間に介挿された予圧ばね27に
よって圧電アクチュエータ24a、24bに予圧が与え
られている。一方、微動台25の基台1の円筒部1cに
対向する下面には凹部25aが形成され、この凹部25
a内に下面にアルミニウムを蒸着して反射面28aを形
成した全反射ミラー28が、その反射面を水平面として
配設されている。
チタン酸鉛)、PLZT (ジルコン酸チタン酸鉛ラン
タン)等の圧電素子で構成される相対移動手段としての
圧電アクチュエータ24a24bを介して上下方向(Z
軸方向)に微動可能な第2の物体としての微動台25が
配設され、この微動台25と下部案内ブロック21に螺
合されたボルト26との間に介挿された予圧ばね27に
よって圧電アクチュエータ24a、24bに予圧が与え
られている。一方、微動台25の基台1の円筒部1cに
対向する下面には凹部25aが形成され、この凹部25
a内に下面にアルミニウムを蒸着して反射面28aを形
成した全反射ミラー28が、その反射面を水平面として
配設されている。
ここで、基台1、下部案内ブロック21で第1の物体が
構成され、上部案内ブロック23及び載置台25で第2
の物体が構成されている。
構成され、上部案内ブロック23及び載置台25で第2
の物体が構成されている。
次に、上記実施例の動作を説明する。上部案内ガイド2
3は、クロスガイド22を介して下部案内ガイド21上
に載置されているので、適当な駆動機構によって左右方
向に移動することができ、この上部案内ガイド23上に
圧電アクチュエータ24a及び24bを介して微動台2
5が載置されているので、この微動台25は、左右方向
及び上下方向に移動可能となる。
3は、クロスガイド22を介して下部案内ガイド21上
に載置されているので、適当な駆動機構によって左右方
向に移動することができ、この上部案内ガイド23上に
圧電アクチュエータ24a及び24bを介して微動台2
5が載置されているので、この微動台25は、左右方向
及び上下方向に移動可能となる。
そして、予め、基台1に光ファイバー6を保持したファ
イバーガイド5を、その光ファイバー6の出射端から出
射されるレーザ光の光軸が水平状態となるように、調整
ねじ8によって調整して固定すると共に、光ファイバー
6から出射されたレーザ光を全反射ミラー3で光軸を垂
直方向として反射するように、ミラーホルダー4を調整
ねじ4C及び4dで調整してから止めねじ4eで固定し
ておく。
イバーガイド5を、その光ファイバー6の出射端から出
射されるレーザ光の光軸が水平状態となるように、調整
ねじ8によって調整して固定すると共に、光ファイバー
6から出射されたレーザ光を全反射ミラー3で光軸を垂
直方向として反射するように、ミラーホルダー4を調整
ねじ4C及び4dで調整してから止めねじ4eで固定し
ておく。
この状態で、レーザ光源(図示せず)から光フアイバー
6内にレーザ光を導入することにより、レーザ光が光フ
アイバー6内を伝送されて、出射端から出射される。こ
の出射されたレーザ光は、第2図に示すように、全反射
ミラー3で光軸を垂直方向として反射されて回折格子光
学系13で回折される。このとき、2次以上の回折光は
散乱され、0次回折光と正及び負の2つの1次回折光と
が光ガイド16を透過して半透明膜18に向かうが、こ
のうちO次回指光は光ガイド16の出射端に形成された
円錐切欠17によって散乱され、残りの1次回折光のみ
が半透明膜18に達する。このため、1次回折光の一部
が半透明膜18で反射されると共に、残りの1次回折光
が半透明膜18を透過して微動台25に取付けられた全
反射ミラー28の反射面28aに達し、この反射面28
aで反射されて半透明膜18に戻り、その一部が半透明
膜18を透過して光ガイド16内に導入される。したが
って、光ガイド16内で最初に半透明膜18で反射され
た1次回折光とこれに対して半透明膜18と全反射ミラ
ー28との間の距離δの2倍(2δ)の光路差を有する
微動台25の全反射ミラー28で反射された1次回折光
とが干渉し、この干渉光が回折格子光学系13を介し、
さらに全反射ミラー3によって反射されて光電変換素子
7a、7bに入射され、これらから干渉光の強度に応じ
た検出信号が出力される。ここで、半透明膜18に第2
図(b)のように例えばλ/8の段さ18aを設けてお
くことによって、これらの検出信号は、第4図に示すよ
うに、微動台25がレーザ光の波長λの2分の1の距離
移動する毎に正及び負を繰り返す位相差を持った2つの
正弦波となり、これを増幅器で増幅し、シュミット回路
等で構成される波形整形回路でパルス化し、これをフリ
ンジカウンタに供給して、ピーク値即ち明るい干渉縞の
数を計数することにより、距離δを正確に算出すること
ができる。また、検出信号の位相の進み、遅れの関係に
より移動の方向判別を行うことができる。
6内にレーザ光を導入することにより、レーザ光が光フ
アイバー6内を伝送されて、出射端から出射される。こ
の出射されたレーザ光は、第2図に示すように、全反射
ミラー3で光軸を垂直方向として反射されて回折格子光
学系13で回折される。このとき、2次以上の回折光は
散乱され、0次回折光と正及び負の2つの1次回折光と
が光ガイド16を透過して半透明膜18に向かうが、こ
のうちO次回指光は光ガイド16の出射端に形成された
円錐切欠17によって散乱され、残りの1次回折光のみ
が半透明膜18に達する。このため、1次回折光の一部
が半透明膜18で反射されると共に、残りの1次回折光
が半透明膜18を透過して微動台25に取付けられた全
反射ミラー28の反射面28aに達し、この反射面28
aで反射されて半透明膜18に戻り、その一部が半透明
膜18を透過して光ガイド16内に導入される。したが
って、光ガイド16内で最初に半透明膜18で反射され
た1次回折光とこれに対して半透明膜18と全反射ミラ
ー28との間の距離δの2倍(2δ)の光路差を有する
微動台25の全反射ミラー28で反射された1次回折光
とが干渉し、この干渉光が回折格子光学系13を介し、
さらに全反射ミラー3によって反射されて光電変換素子
7a、7bに入射され、これらから干渉光の強度に応じ
た検出信号が出力される。ここで、半透明膜18に第2
図(b)のように例えばλ/8の段さ18aを設けてお
くことによって、これらの検出信号は、第4図に示すよ
うに、微動台25がレーザ光の波長λの2分の1の距離
移動する毎に正及び負を繰り返す位相差を持った2つの
正弦波となり、これを増幅器で増幅し、シュミット回路
等で構成される波形整形回路でパルス化し、これをフリ
ンジカウンタに供給して、ピーク値即ち明るい干渉縞の
数を計数することにより、距離δを正確に算出すること
ができる。また、検出信号の位相の進み、遅れの関係に
より移動の方向判別を行うことができる。
このように、上記実施例によると、可干渉光であるレー
ザ光を基台1に設けた回折格子光学系13で回折させて
、1次回折光を取出し、この1次回折光を出射端に半透
明膜18を形成した光ガイド16に入射させ、この半透
明膜18で反射した1次゛回折光と、半透明膜18を透
過した1次回折光を微動台25に形成した全反射ミラー
28で反射させた反射光とを干渉させ、この干渉光を光
電変換素子で光電変換して距離を測定するようにしたの
で、全体の構成を小型化することができ、特に相対移動
する物体の移動方向に少なくとも回折格子光学系13及
び光ガイド16を設けるだけでよいので、この移動方向
に対する長さを短くすることができる。しかも、上記実
施例では、光ファイバー6から出射されるレーザ光を全
反射ミラー3で光軸を垂直とするように反射する偏向手
段を設けているので、移動方向に対する設置長さをより
短くすることができ、小さな設置スペースに収納するこ
とができる。
ザ光を基台1に設けた回折格子光学系13で回折させて
、1次回折光を取出し、この1次回折光を出射端に半透
明膜18を形成した光ガイド16に入射させ、この半透
明膜18で反射した1次゛回折光と、半透明膜18を透
過した1次回折光を微動台25に形成した全反射ミラー
28で反射させた反射光とを干渉させ、この干渉光を光
電変換素子で光電変換して距離を測定するようにしたの
で、全体の構成を小型化することができ、特に相対移動
する物体の移動方向に少なくとも回折格子光学系13及
び光ガイド16を設けるだけでよいので、この移動方向
に対する長さを短くすることができる。しかも、上記実
施例では、光ファイバー6から出射されるレーザ光を全
反射ミラー3で光軸を垂直とするように反射する偏向手
段を設けているので、移動方向に対する設置長さをより
短くすることができ、小さな設置スペースに収納するこ
とができる。
なお、上記実施例においては、伝送媒体として光ファイ
バー6を適用した場合について説明したが、これに限定
されるものではな(、レーザ光源からのレーザ光をレン
ズ等を介して空間伝播させるようにしてもよい。
バー6を適用した場合について説明したが、これに限定
されるものではな(、レーザ光源からのレーザ光をレン
ズ等を介して空間伝播させるようにしてもよい。
また、上記実施例においては、基台1に対して微動台2
5を微動させる場合について説明したが、これに限らず
微動台25側を固定し、基台1側を微動させるようにし
てもよく、両者を同一方向又は逆方向に移動させるよう
にしてもよい。
5を微動させる場合について説明したが、これに限らず
微動台25側を固定し、基台1側を微動させるようにし
てもよく、両者を同一方向又は逆方向に移動させるよう
にしてもよい。
次に、上記実施例を走査型トンネル顕微鏡の試料台とし
て構成する高精密XY移動テーブルに適用した場合の実
施例を第5図〜第8図を伴って説明する。
て構成する高精密XY移動テーブルに適用した場合の実
施例を第5図〜第8図を伴って説明する。
図中、31は上端面を開放したコ字状の基台であって、
中央板部31aと、その前後端縁から上方に延長する前
面板部31b及び後面板部31cとを有し、中央板部3
1aが例えばXY力方向移動可能な粗動テーブル32上
に固着されている。
中央板部31aと、その前後端縁から上方に延長する前
面板部31b及び後面板部31cとを有し、中央板部3
1aが例えばXY力方向移動可能な粗動テーブル32上
に固着されている。
この基台31上には、前述した第1図の構成を有するY
軸方向能動ガイドA G v 1〜A G v3がその
上部案内ガイド23の移動方向を第5図でみてY方向と
なるように固着され、Y軸方向能動ガイドACWt〜A
G y 3の微動台25に上面Fi34が固着され、
この上面板34の下面に3本の断面方形の支柱35a〜
35cが垂下固着され、この支柱35a〜35cの下面
に基台31と僅かな間隙を介して平行に配設され且つ能
動ガイドAG、、、〜A G y 3に対応する位置に
挿通孔36a〜36cを穿設した下面板37が固着配設
され、これら上面板34、支柱35a〜35c及び下面
板36でY方向に移動する中間移動体38が構成されて
いる。
軸方向能動ガイドA G v 1〜A G v3がその
上部案内ガイド23の移動方向を第5図でみてY方向と
なるように固着され、Y軸方向能動ガイドACWt〜A
G y 3の微動台25に上面Fi34が固着され、
この上面板34の下面に3本の断面方形の支柱35a〜
35cが垂下固着され、この支柱35a〜35cの下面
に基台31と僅かな間隙を介して平行に配設され且つ能
動ガイドAG、、、〜A G y 3に対応する位置に
挿通孔36a〜36cを穿設した下面板37が固着配設
され、これら上面板34、支柱35a〜35c及び下面
板36でY方向に移動する中間移動体38が構成されて
いる。
一方、下面板36上には、前述した第1図の構成を有す
るX軸方向能動ガイドAGX、〜AGX3がその上部案
内ガイド23の移動方向を第5図でみてX方向となるよ
うに固着され、χ軸方向能動ガイドAC,,〜A0.3
の微動台25に下端面を開放した中央板部42aが固着
され、その左右端から下方に延長する左側面板部42b
及び右側面板部42cとで断面コ字状に形成された載置
テーブル42が構成されている。
るX軸方向能動ガイドAGX、〜AGX3がその上部案
内ガイド23の移動方向を第5図でみてX方向となるよ
うに固着され、χ軸方向能動ガイドAC,,〜A0.3
の微動台25に下端面を開放した中央板部42aが固着
され、その左右端から下方に延長する左側面板部42b
及び右側面板部42cとで断面コ字状に形成された載置
テーブル42が構成されている。
また、中間移動体38を構成する上面板34及び下面板
37間に円柱状の基準支柱44が配設され、この基準支
柱44と基台31の後面板31cとの間にY方向移動機
構45が配設されている。
37間に円柱状の基準支柱44が配設され、この基準支
柱44と基台31の後面板31cとの間にY方向移動機
構45が配設されている。
このY方向移動機構45は、基準支柱44と基台31の
後面板31cとの間に介挿されたバイアス磁石46と超
磁歪体47とを一体に連結した伸縮アクチュエータ48
と、超磁歪体47を囲むように上面板34及び下面板3
6間に固定された励磁コイル49と、基準支柱44と基
台31の前面板31bとの間に介挿されたBM1歪体4
7に予圧を与える予圧ばね50とで構成され、予圧ばね
50によって伸縮アクチュエータ48の両端が基準支柱
44及び基台31の後面板31cに当接され、且つ励磁
コイル49に直流電流を通電することにより、超磁歪体
47に電流値に応じてY方向の例えば±20μm程度の
変位を生じさせることができる。
後面板31cとの間に介挿されたバイアス磁石46と超
磁歪体47とを一体に連結した伸縮アクチュエータ48
と、超磁歪体47を囲むように上面板34及び下面板3
6間に固定された励磁コイル49と、基準支柱44と基
台31の前面板31bとの間に介挿されたBM1歪体4
7に予圧を与える予圧ばね50とで構成され、予圧ばね
50によって伸縮アクチュエータ48の両端が基準支柱
44及び基台31の後面板31cに当接され、且つ励磁
コイル49に直流電流を通電することにより、超磁歪体
47に電流値に応じてY方向の例えば±20μm程度の
変位を生じさせることができる。
さらに、基準支柱44と載置テーブル42の右側面板4
2cとの間にX方向移動機構51が配設されている。こ
のX方向移動機構51は、前述したY方向移動機構45
と同様に、基−準支柱44と右側面板部42cとの間に
介挿されたバイアス磁石52と超磁歪体53とを一体に
連結した伸縮アクチュエータ54と、超磁歪体53を囲
むように上面板34及び下面板35間に固定された励磁
コイル55と、基準支柱44と載置テーブル42の左側
面板42bとの間に超磁歪体53に対して予圧を与える
予圧ばね56とで構成されている。
2cとの間にX方向移動機構51が配設されている。こ
のX方向移動機構51は、前述したY方向移動機構45
と同様に、基−準支柱44と右側面板部42cとの間に
介挿されたバイアス磁石52と超磁歪体53とを一体に
連結した伸縮アクチュエータ54と、超磁歪体53を囲
むように上面板34及び下面板35間に固定された励磁
コイル55と、基準支柱44と載置テーブル42の左側
面板42bとの間に超磁歪体53に対して予圧を与える
予圧ばね56とで構成されている。
また、中間移動体38の支柱35aの右側面面及び後面
側に、夫々前述した第1図の基台1と同様の構成を有す
る干渉型距離測定装置61及び62が配設され、これら
によって基台31と中間移動体38との闇のY方向距離
及び中間移動体38と載置テーブル42との間のX方向
距離を測定する。
側に、夫々前述した第1図の基台1と同様の構成を有す
る干渉型距離測定装置61及び62が配設され、これら
によって基台31と中間移動体38との闇のY方向距離
及び中間移動体38と載置テーブル42との間のX方向
距離を測定する。
次に、上記構成を有する移動テーブルの動作を説明する
。
。
今、Y方向移動機構45及びX方向移動機構51の励磁
コイル49及び55が非通電状態にあって、予圧ばね5
0及び56によって基台31に対する中間移動体38の
Y方向位置及び中間移動体38に対する載置テーブル4
2のX方向位置が原点にあるものとする。
コイル49及び55が非通電状態にあって、予圧ばね5
0及び56によって基台31に対する中間移動体38の
Y方向位置及び中間移動体38に対する載置テーブル4
2のX方向位置が原点にあるものとする。
この原点位置から、載置テーブル42をY方向に移動さ
せるには、X方向移動機構46の励磁コイル49に所望
値の電流を通電することにより、超磁歪体47が所望量
X方向に伸縮し、これによって基台31に対してX方向
に移動可能なY方向能動ガイドA G y +〜AGY
3を介して案内される中間移動体38が所望量X方向に
変位する。そして、このX方向変位量がX方向干渉型距
離測定装置61によって測定され、これがX方向移動機
構45に励磁電流を供給する駆動回路にフィードバック
されることにより、基台31に対して中間移動体38が
所望量X方向に移動される。このように中間移動体38
がX方向に微小変位すると、この、中間移動体38と載
置テーブル42とは、X方向に移動可能なX方向能動ガ
イドAGX□〜AGx3を介して連結されているので、
載置テーブル42もX方向に所望量だけ変位する。この
中間移動体38のX方向変位時に、各能動ガイドA G
v +〜AG73及びAGX、〜AGX3にZ方向の
変位を生じさせる圧電アクチュエータ24a、24bと
これらによるZ方向変位を検出する干渉型距離測定装置
が設けられていることにより、中間移動体38の移動時
における基台31及び中間移動体38間のZ方向距離及
び中間移動体38及び載置テーブル42間のZ方向距離
を高精度で一定に保持しながら平行移動することができ
る。
せるには、X方向移動機構46の励磁コイル49に所望
値の電流を通電することにより、超磁歪体47が所望量
X方向に伸縮し、これによって基台31に対してX方向
に移動可能なY方向能動ガイドA G y +〜AGY
3を介して案内される中間移動体38が所望量X方向に
変位する。そして、このX方向変位量がX方向干渉型距
離測定装置61によって測定され、これがX方向移動機
構45に励磁電流を供給する駆動回路にフィードバック
されることにより、基台31に対して中間移動体38が
所望量X方向に移動される。このように中間移動体38
がX方向に微小変位すると、この、中間移動体38と載
置テーブル42とは、X方向に移動可能なX方向能動ガ
イドAGX□〜AGx3を介して連結されているので、
載置テーブル42もX方向に所望量だけ変位する。この
中間移動体38のX方向変位時に、各能動ガイドA G
v +〜AG73及びAGX、〜AGX3にZ方向の
変位を生じさせる圧電アクチュエータ24a、24bと
これらによるZ方向変位を検出する干渉型距離測定装置
が設けられていることにより、中間移動体38の移動時
における基台31及び中間移動体38間のZ方向距離及
び中間移動体38及び載置テーブル42間のZ方向距離
を高精度で一定に保持しながら平行移動することができ
る。
また、載置テーブル42をX方向に移動させるには、X
方向移動機構51の励磁コイル55に所望値の電流を通
電することにより、超磁歪体53が所望量X方向に伸縮
し、これによって中間移動体38に対してX方向に移動
可能なX方向能動ガイドA G x +〜AG、、を介
して案内される載置テーブル42が所望量X方向に変位
する。そして、このX方向変位量がX方向干渉型距離測
定装置62によって測定され、これがX方向移動機構5
1に励磁電流を供給する駆動回路にフィードバックされ
ることにより、中間移動体38に対して載置テーブル4
2が所望量X方向に移動される。二〇載置テーブル42
のX方向変位時にも、各能動ガイドAG□〜AGV3及
びAGXI〜A G X 3によって、基台31及び中
間移動体38間のZ方向距離及び中間移動体38及び載
置テーブル42間のZ方向距離を高精度で一定に保持し
ながら平行移動することができる。
方向移動機構51の励磁コイル55に所望値の電流を通
電することにより、超磁歪体53が所望量X方向に伸縮
し、これによって中間移動体38に対してX方向に移動
可能なX方向能動ガイドA G x +〜AG、、を介
して案内される載置テーブル42が所望量X方向に変位
する。そして、このX方向変位量がX方向干渉型距離測
定装置62によって測定され、これがX方向移動機構5
1に励磁電流を供給する駆動回路にフィードバックされ
ることにより、中間移動体38に対して載置テーブル4
2が所望量X方向に移動される。二〇載置テーブル42
のX方向変位時にも、各能動ガイドAG□〜AGV3及
びAGXI〜A G X 3によって、基台31及び中
間移動体38間のZ方向距離及び中間移動体38及び載
置テーブル42間のZ方向距離を高精度で一定に保持し
ながら平行移動することができる。
このように、上記移動テーブルによると、載置テーブル
42のXX方向の移動を、能動ガイドAG v + 〜
A G v 3及びAGX、−AGX3によって中間移
動体38及び載置テーブル42を案内しながら行うので
、平行度を高精度に維持しながら行うことができ、超精
密移動テーブルを構成することができる。
42のXX方向の移動を、能動ガイドAG v + 〜
A G v 3及びAGX、−AGX3によって中間移
動体38及び載置テーブル42を案内しながら行うので
、平行度を高精度に維持しながら行うことができ、超精
密移動テーブルを構成することができる。
なお、上記実施例においては、X方向移動機構45及び
X方向移動機構51として超磁歪体を使用した場合につ
いて説明したが、これに限定されるものではなく、他の
移動機構を適用することができる。
X方向移動機構51として超磁歪体を使用した場合につ
いて説明したが、これに限定されるものではなく、他の
移動機構を適用することができる。
〔発明の効果]
以上説明したように、本発明に係る能動ガイドによれば
、互いにZ軸方向に相対移動する第1及び第2の物体の
何れか一方に、その移動方向と直交する反射体を設ける
と共に、他方に、伝送媒体から出射される可干渉光を回
折する回折格子光学系、その1次回折光の半透明膜で反
射させた反射光とこの半透明膜を透過して前記反射体で
反射した反射光とを干渉させる光ガイド及び干渉光を受
光する光電変換素子とを設けるだけで、第1及び第2の
物体間の相対変位を正確に測定することができ、能動ガ
イド全体の構成を簡易小型化することができると共に、
一方の物体に設ける移動方向の長さを短縮することがで
きる効果が得られる。
、互いにZ軸方向に相対移動する第1及び第2の物体の
何れか一方に、その移動方向と直交する反射体を設ける
と共に、他方に、伝送媒体から出射される可干渉光を回
折する回折格子光学系、その1次回折光の半透明膜で反
射させた反射光とこの半透明膜を透過して前記反射体で
反射した反射光とを干渉させる光ガイド及び干渉光を受
光する光電変換素子とを設けるだけで、第1及び第2の
物体間の相対変位を正確に測定することができ、能動ガ
イド全体の構成を簡易小型化することができると共に、
一方の物体に設ける移動方向の長さを短縮することがで
きる効果が得られる。
第1図は本発明に係る能動ガイド−実施例を示す断面図
、第2図(a)及び(′b)は夫々第1図における基台
のA−A線断面図及び半透明膜部の拡大断面図、第3図
は第1図における基台のB−B線断面図、第4図は光電
変換素子の出力波形図、第5図は本発明を移動テーブル
に適用した場合の一例を示す載置テーブルの中央板部を
除去して示す平面図、第6図、第7図及び第8図は夫々
第5図のA−A線、B−B線及びC−C線断面図である
。 図中、AG、AG□〜AGヶ。、 A G xI−A
G y、3は能動ガイド、1は基台、3は全反射ミラ
ー 4はミラーガイド、5はファイバーガイド、6は光
ファイバー(伝送媒体)、7a、7bは光電変換素子、
10.11は平凸レンズ、12は回折格子、13は回折
格子光学系、16は光ガイド、18は半透明膜、24a
、24bは圧電アクチュエータ、28は全反射ミラー
31は基台、38は中間移動体、42は載置テーブル、
45はY方向移動機構、51はX方向移動機構である。
、第2図(a)及び(′b)は夫々第1図における基台
のA−A線断面図及び半透明膜部の拡大断面図、第3図
は第1図における基台のB−B線断面図、第4図は光電
変換素子の出力波形図、第5図は本発明を移動テーブル
に適用した場合の一例を示す載置テーブルの中央板部を
除去して示す平面図、第6図、第7図及び第8図は夫々
第5図のA−A線、B−B線及びC−C線断面図である
。 図中、AG、AG□〜AGヶ。、 A G xI−A
G y、3は能動ガイド、1は基台、3は全反射ミラ
ー 4はミラーガイド、5はファイバーガイド、6は光
ファイバー(伝送媒体)、7a、7bは光電変換素子、
10.11は平凸レンズ、12は回折格子、13は回折
格子光学系、16は光ガイド、18は半透明膜、24a
、24bは圧電アクチュエータ、28は全反射ミラー
31は基台、38は中間移動体、42は載置テーブル、
45はY方向移動機構、51はX方向移動機構である。
Claims (1)
- 第1の物体と、該第1の物体に対して案内手段により案
内され、X軸及びY軸方向の少なくとも一方及びZ軸方
向に移動する第2の物体と、前記第1及び第2の物体を
Z軸方向に相対移動させる相対移動手段とを備えた能動
ガイドにおいて、前記第1及び第2の物体の何れか一方
に、前記Z軸方向と直交する反射体を設けると共に、他
方に、可干渉光を伝送する伝送媒体と、該伝送媒体から
出射される可干渉光が入射される光軸を前記Z軸方向と
した回折格子光学系と、該回折格子光学系から出射され
る一次回折光が入射され、当該一次回折光の前記反射体
への出射端に半透過膜を有する光ガイドと、前記反射体
で反射された反射光及び半透過膜で反射された反射光を
前記光ガイド及び回折格子光学系を介して受光する光電
変換素子とを備えた干渉型距離測定手段を設けたことを
特徴とする能動ガイド。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP25347790A JPH04131702A (ja) | 1990-09-21 | 1990-09-21 | 能動ガイド |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP25347790A JPH04131702A (ja) | 1990-09-21 | 1990-09-21 | 能動ガイド |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04131702A true JPH04131702A (ja) | 1992-05-06 |
Family
ID=17251932
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP25347790A Pending JPH04131702A (ja) | 1990-09-21 | 1990-09-21 | 能動ガイド |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH04131702A (ja) |
-
1990
- 1990-09-21 JP JP25347790A patent/JPH04131702A/ja active Pending
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