JPH04131617A - 副燃焼室式渦巻燃焼器 - Google Patents

副燃焼室式渦巻燃焼器

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JPH04131617A
JPH04131617A JP25303290A JP25303290A JPH04131617A JP H04131617 A JPH04131617 A JP H04131617A JP 25303290 A JP25303290 A JP 25303290A JP 25303290 A JP25303290 A JP 25303290A JP H04131617 A JPH04131617 A JP H04131617A
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combustion chamber
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air
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Satoshi Watanabe
智 渡辺
Yoshihisa Gunji
郡司 善壽
Yoichiro Okubo
陽一郎 大久保
Yoshinori Idota
芳典 井戸田
Yoshihiro Nomura
佳洋 野村
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Toyota Central R&D Labs Inc
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Toyota Motor Corp
Toyota Central R&D Labs Inc
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、主としてガスタービンに用いられる燃焼器、
特に主燃焼室の上流側に副燃焼室を設けたガスタービン
用の渦巻燃焼器に関するものである。
〔従来の技術〕
第3図及び第4図に、主燃焼室の上流側に副燃焼室を設
けた従来のガスタービン用燃焼器が例示されている。第
3図において、1は燃焼器外筒、2は外筒1の中に広い
通気間隙3をおいて支持された燃焼器内筒で、内筒2は
副燃焼室4、主燃焼室5等をその内部に形成している。
燃焼器内筒2の第3図における左端部は、外筒1の端部
壁6に図示されないボルト等によって取付けられるフラ
ンジ部7を介して固定・支持されるが、そのフランジ部
7の中心を貫通して燃料噴射弁8が副燃焼室4の中に開
口しており、加圧された軽油のような燃料fを副燃焼室
4の中へ霧化して噴射するようになっている。なお9は
副燃焼室4内に臨んで設けられた点火プラグを示す。
通気間隙3には図示されない空気圧縮機によって加圧さ
れた空気aが供給されており、その一部は1次空気すと
して、第4図に示すような案内羽根10を有する1次空
気通路11の開口を通り、副燃焼室4内へ接線方向に流
入して、燃料噴射弁8から噴射される燃料噴霧と共に副
燃焼室4内において渦流を形成し、燃料と1次空気が混
合して、点火プラグ9゛により点火され、1次燃焼を行
なう。
12は副燃焼室4と主燃焼室5の仕切壁に形成された絞
り開口で、1次燃焼をした未燃成分を含む燃焼ガスは、
旋回しながら絞り開口12を通過して主燃焼室5へ流入
し、主燃焼室5の下流側部分の壁に設けられている多数
の小さな空気孔13を通して、通気間隙3から2次空気
及び冷却空気Cとして加圧された空気の供給を受け、2
次燃焼を行なう。燃焼ガスは更に流出筒14に設けられ
た希釈空気口15を通して通気間隙3から流入する希釈
空気dによって増量されて大流量のタービン作動ガスg
となり、図示されないタービンロータを駆動して動力を
発生する。
〔発明が解決しようとする課題〕
従来のガスタービンの燃焼器においては、1次空気通路
11は副燃焼室4を形成する筒壁のうち、比較的上流側
の部分から開口するように設けられ、第3図に示すよう
に副燃焼室4と主燃焼室5との境にある絞り開口12か
ら上流側へ距離lだけ離れた位置に設けられるのが普通
である。
そのため、絞り開口2に;ま、それを覆って燃焼ガスか
ら保護するのに必要な空気層が形成されないものと考え
られ、高温の燃焼ガス(火焔)が、直接に絞り開口12
に接触して、それを溶損するという問題のあることが見
出された。
そこで、本発明は、新たに見出されたこの問題を解決す
るための手段を提供することを、発朋の解決すべき課題
としている。
〔課題を解決するための手段〕
本発明は前記の課題を解決するための手段として、燃料
噴射弁と1次空気通路を備え内部に燃焼ガスの渦流を発
生させる副燃焼室と、前記副燃焼室の下流側に絞り開口
を介して接続する主燃焼室からなり、前記1次空気通路
の開口は前記副燃焼室の壁面において前記絞り開口の直
前まで達するように形成されていることを特徴とする副
燃焼室式渦巻燃焼器を提供する。
〔作 用〕
副燃焼室内へ燃料噴射弁から供給される燃料噴霧は、1
次空気通路から旋回を与えられて供給される1次空気と
混合し、副燃焼室内で渦巻き状に流動しながら1次燃焼
したのち、絞り開口を通過して主燃焼室へ流入し、2次
空気の供給を受けて完全燃焼する。
本発明の燃焼器における副燃焼室と主燃焼室との境界壁
に設けられた絞り開口は、1次空気通路の開口がその直
前まで達するように設けられているために、流動する1
次空気の一部によって絞り開口の表面が覆われて冷却さ
れ、絞り開口の表面に燃焼ガスが直接に接触することが
なくなるから、絞り開口の溶損が防止される。
〔実施例〕
第1図に本発明の実施例を示す。第2図はその一部の横
断面を拡大して示す側面図である。これらの図において
、既に説明した第3図及び第4図に示す従来のガスター
ビンの燃焼器と実質的に同じ構造部分については、同じ
参照符号を付けることによって重複する説明は省略する
こととする。
この実施例の特徴は、副燃焼室4′を形成する筒壁にお
いて、1次空気通路11’の開口と、それに伴なう案内
羽根10′をできるだけ主燃焼室5に接近させて設け、
それによって1次空気通路11′を主燃焼室5との境に
ある絞り開口12の直前まで達するように開口させたこ
とである。絞り開口12が流入する1次空気すの一部に
よって流動的に形成される空気層(冷却空気膜)によっ
て覆われ、その空気によって冷却されると共に燃焼ガス
との直接の接触を避けることができるので、絞り開口1
2が燃焼ガスの熱によって溶損するおそれがなくなる。
本発明の場合、必要なことは1次空気通路11′が絞り
開口12の直前まで達する開口範囲を有することである
が、図示実施例の場合、開口の前方端が副燃焼室4′の
円筒形壁面の前方端まで達しておらず、燃料噴射弁8の
噴口との間にかなりの距離を残していることによって、
副燃焼室4′の上流部分に、噴射された燃料噴霧が熱を
受けて蒸発気化するための空間を形成している。
また、図示の実施例では、第3図に示した従来例と異な
り、主燃焼室5の上流側部分の壁にも空気孔13′が設
けられており、空気孔13′から流入する2次空気及び
冷却空気C′−によって、絞り開口12の直後の主燃焼
室5の筒壁面にも、流動する空気層(冷却空気膜)を形
成するので、絞り開口12を通過して主燃焼室5内へ旋
回しながら流入する燃焼ガスが、直接に絞り開口12直
後の主燃焼室5の壁面に衝突して壁面を溶損したり、そ
こに高温部分を形成してN02の発生量を増加させたり
することも防止される。
また、1次空気通路の直後に絞り開口がない場合には、
副燃焼室に入る1次空気の速度ベクトルは、副燃焼室円
筒の周方向に向かう旋回速度成分、副燃焼室円筒の半径
方向に向かう半径方向く軸中心に向かう)速度成分と副
燃焼室円筒の軸方向下流に向かう下流方向速度成分とを
持つことになる。
このとき、これらの速度成分のベクトル和である流入速
度ベクトルは1次空気の流量で規定されるため、下流方
向速度成分の増大は旋回速度成分の減少を招き副燃焼室
における渦流の強さが弱まることになる。一方、本実施
例においては1次空気通路の直後に絞り開口があるたt
、絞り構成する壁面により流入速度ベクトルは下流方向
速度成分が規制されるた袷旋回速度成分と半径方向成分
のみであり、結果的に旋回速度成分が大きくなるため、
副燃焼室内の渦流が強くなる。
つまり、本実施例の副燃焼室側の絞りを構成する壁面の
形状は、副燃焼室円筒の軸方向に対して垂直となってお
り、1次空気通路から流入する空気が副燃焼室円筒の軸
方向へと流れることを防止し、軸方向の速度成分を効果
的に低減し、それによって周方向の速度成分を増大し副
燃焼室内の渦流を強くしているのである。
さらに、1次空気通路の直後に絞り開口を設けることで
、絞り開口では、1次空気の一部が絞り壁に沿って空気
層を形成することになり、幾何学的な絞りの効果に流体
的絞り効果が付加される。
このため、流体的絞り効果が最適となる絞りの幾何学的
寸法は空気層を考慮して大きくすることが可能となり、
絞りを構成する壁面の突出量は減少するため燃焼ガスに
よる熱溶損を防止することができる。
〔発明の効果〕
副燃焼室において、1次空気通路の開口が主燃焼室との
境界である絞り開口の直前まで達するように形成されて
いるので、1次空気の一部が絞り開口を覆って保護する
結果、絞り開口の容損が防止され、燃焼器の耐久性が向
上する。また、それによって副燃焼室内で旋回するガス
の渦流が強くなり、燃料と空気の混合が促進されるので
、特に空気流量が少なくなる部分負荷時において燃焼効
率が低下するのを改善することもできる。
【図面の簡単な説明】
東1図は本発明の実施例を示す縦断面図、第2図は第1
図における■−■線による拡大断面図、第3図は従来例
を示す縦断面図、第4図は第3図におけるrV−IV線
による拡大断面図である。 1・・・燃焼器外筒、    2・・・燃焼器内筒、3
・・・通気間隙、    4・・・副燃焼室、5・・・
主燃焼室、    6・・・端部壁、700.フランジ
部、    訃・・燃料噴射弁、9・・・点火プラグ、
   10・10′・・・案内羽根、11.11’・・
・1次空気通路、 12・・・絞り開口、    13・13′・・・空気
孔、14・・・流出筒、     15・・・希釈空気
口、a・・・加圧空気、    b・・・1次空気、C
,C’・・・2次空気及び冷却空気、d・・・希釈空気
、     f・・・軽油、g・・・タービン作動ガス
、 l・・・距離。 4′・・・副燃焼室 5・・・主燃焼室 11’・・・1次空気通路 12・・・絞り開口 b・・・1次空気 5・・・主燃焼室 11・・・1次空気通路 12・・・絞り開口 し・・・1次空気 第44図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1.  燃料噴射弁と1次空気通路を備え内部に燃焼ガスの渦
    流を発生させる副燃焼室と、前記副燃焼室の下流側に絞
    り開口を介して接続する主燃焼室からなり、前記1次空
    気通路の開口は前記副燃焼室の壁面において前記絞り開
    口の直前まで達するように形成されていることを特徴と
    する副燃焼室式渦巻燃焼器。
JP2253032A 1990-09-22 1990-09-22 副燃焼室式渦巻燃焼器 Expired - Fee Related JP2787100B2 (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017219302A (ja) * 2016-06-06 2017-12-14 東京瓦斯株式会社 燃焼器

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5089708A (ja) * 1973-12-14 1975-07-18
JPS6232370A (ja) * 1985-08-03 1987-02-12 Murata Mfg Co Ltd 表面電位検出装置

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