JPH04131466U - 複合振動ふるい - Google Patents

複合振動ふるい

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Publication number
JPH04131466U
JPH04131466U JP4413491U JP4413491U JPH04131466U JP H04131466 U JPH04131466 U JP H04131466U JP 4413491 U JP4413491 U JP 4413491U JP 4413491 U JP4413491 U JP 4413491U JP H04131466 U JPH04131466 U JP H04131466U
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JP
Japan
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sieve
opening
frame
width direction
composite vibrating
Prior art date
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Pending
Application number
JP4413491U
Other languages
English (en)
Inventor
敬司 今井
茂徳 長岡
Original Assignee
川崎重工業株式会社
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Filing date
Publication date
Application filed by 川崎重工業株式会社 filed Critical 川崎重工業株式会社
Priority to JP4413491U priority Critical patent/JPH04131466U/ja
Publication of JPH04131466U publication Critical patent/JPH04131466U/ja
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  • Combined Means For Separation Of Solids (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 ふるい部の高さ及び設置面積を増大させるこ
となく複数のふるい産物を得る。 【構成】 ふるい枠12に幅方向を区画する区画材16
を設けて複数のふるい部18,20を形成し、各ふるい
部18,20にふるい面22,24を装着することによ
り、ふるい部18,20を幅方向に複合させる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、被処理物を複数の粒度範囲ごとにふるい分けする複合振動ふるいに 関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、鉱石や砕石などの被処理物を複数の粒度範囲ごとにふるい分けのために 用いる振動ふるいとしては、駆動手段を備え、ふるい面をふるい枠内に配設した ふるい部を有し、ふるい面は所要の目開きをもって形成され、駆動手段の駆動に よりふるい面に所要の運動を付与させて、被処理物を加速させてふるい部を移動 させる過程においてふるい面によりふるい分けさせるようにしたものが知られて いる(実公昭56−48383号公報、特願昭63−93384号公報)。
【0003】 この形式の振動ふるいでは、ふるい面の幅方向の両側は、取付材を介してふる い枠内に配設されている。ところで、従来の振動ふるいでは、前記ふるい面は、 目開き寸法が幅方向には固定して選択されてふるい枠内に配設されている。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
ところが、上記従来の構成は、所要の目開き寸法をもったふるい面をふるい枠 内に配設したふるい部において被処理物をふるい分けする点において有効である が、目開き寸法が一定に選択されているので、被処理物を複数の粒度範囲ごとに ふるい分けにより分粒させることができない。
【0005】 このために、目開き寸法が相異しているふるい部が垂直方向または水平方向に 多段状に配設された振動ふるいを用いることなどが試みられるが、振動ふるいの 構造を複雑にさせ、ふるい部の高さを増大させることとなり、または、振動ふる いを設置するための面積が増大されてしまうことがあり好ましくない。
【0006】 本考案は上述の問題点を解決するためになされたもので、その目的は、高さお よび設置面積を増大することなく、被処理物を複数の粒度範囲ごとにふるい分け により分粒させることができる複合振動ふるいを得ることにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本考案は、ふるい枠には幅方向を区画する区画材が設けられて複数のふるい部 が形成され、ふるい面がふるい部に装着される。また、ふるい面はふるい部に多 段状に装着されている。
【0008】
【作用】
以上の構成により、ふるい枠の幅方向に形成された複数のふるい部には、新規 な被処理物または処理された被処理物が供給されてふるい分けが行われ、複数の 粒度範囲ごとに分粒させることができる。
【0009】
【実施例】
以下、本考案の一実施例を図面を参照して説明する。
【0010】 図1は、一実施例の幅方向断面図であって、複合振動ふるい10は、ふるい枠 12を有し、ふるい枠12は板材などにて周囲部が枠組みされていて、ふるい枠 12の幅方向を区画する区画材16が台枠14上に取付けられている。この実施 例においては、一つの区画材16が取付けられ、ふるい枠12の幅方向を2つの ふるい部すなわち、第一ふるい部18および第二ふるい部20とに形成すること がしめされている。そして、さらに、複数のふるい部がふるい枠12内に形成す ることが可能である。
【0011】 22は第一ふるい部18に装着される第一ふるい面をしめし、台枠14上に設 けられた受台30の上部に載置されるとともに、第一ふるい面22の幅方向の両 側は、取付手段26および取付手段28を介してふるい枠12の側枠50および 区画材16に緊着され、第一ふるい面22は第一ふるい部18に装着される。同 様に、第二ふるい面24は第二ふるい部20に装着される。そして、第一ふるい 面22および第二ふるい面24の目開き寸法は、それぞれ相異されるか、もしく は、同等にされている。また、ふるい面は前記ふるい部ごとに垂直方向に多段状 に装着して複合振動ふるいを形成させることも可能であり、被処理物を複数の粒 度範囲に分粒させるさいに、とくに、装置を複雑にすることなく分粒群の数を多 くすることができる。
【0012】 第一ふるい部18には上部開口40および下部開口42を有し、同様に、第二 ふるい部20には上部開口46および下部開口48をそれぞれ有している。また 、第一ふるい部18の長手方向には第一ふるい面22上部に排出開口52を有し 、第二ふるい部20の長手方向には第二ふるい面24上部に排出開口54を有し ている。
【0013】 次に作用を説明する。
【0014】 複合振動ふるい10が図示しない駆動手段により駆動された後、被処理物は第 一ふるい部18の上部開口40より供給され、第一ふるい面22上にてふるい分 け操作が行われ、ふるい上物とふるい下物とに分級されて、ふるい上物は排出開 口52から排出されるとともに、ふるい下物は下部開口42より排出される。同 時に、被処理物は第二ふるい部20の上部開口46より供給され、第二ふるい面 24上にてふるい分け操作が行われ、分級されて、ふるい上物は排出開口54か ら排出されるとともに、ふるい下物は下部開口48より排出される。前記被処理 物は新規なもの、もしくは、複合振動ふるい10の下流工程にて処理されたもの などが用いられる。
【0015】 図2〜図4は、いずれも、複合振動ふるい10を用いた被処理物のふるい分け 操作を示すものである。
【0016】 図2において、新規な被処理物60は第一ふるい部18の上部開口40より供 給され、ふるい分け操作がなされてふるい上物62は排出開口52から排出され るとともに、ふるい下物64は処理した被処理物として第二ふるい部20へ搬送 されて上部開口46より供給され、ふるい分け操作がなされてふるい上物66は 排出開口54から排出されるとともに、ふるい下物68は下部開口48より排出 される。そして、第一ふるい部18のふるい目開き寸法a1 は第二ふるい部20 の目開き寸法a2 よりも大きくされている。
【0017】 かくして、新規な被処理物60は目開き寸法a1 以上のふるい上物62と目開 き寸法a1 以下にしてa2 以上のふるい上物66と目開き寸法a2 以下のふるい 下物68からなる三群の粒度範囲をもって分粒される。
【0018】 図3において、新規な被処理物60は第一ふるい部18の上部開口40より供 給され、ふるい分け操作がなされてふるい上物62は排出開口52から排出され て破砕機70へ供給されて破砕により破砕品となり処理した被処理物72として 第二ふるい部20へ搬送される。以下、図2と同一部材は同一符号にてしめし、 その操作も同一であるので説明することを省略する。
【0019】 かくして、新規な被処理物60は目開き寸法a1 以下のふるい下物64と目開 き寸法a2 以上のふるい上物66と目開き寸法a2 以下のふるい下物68からな る三群の粒度範囲をもって分粒される。
【0020】 図4において、新規な被処理物60は、第一ふるい部18および第二ふるい部 20へそれぞれ供給され、ふるい分け操作がなされて、第一ふるい部18からの ふるい上物62は排出開口52から排出されるとともに、ふるい下物64は下部 開口42より排出される。そして、第二ふるい部20のふるい上物66は排出開 口54から排出されるとともに、ふるい下物68は下部開口48より排出される 。
【0021】 かくして、新規な被処理物60は目開き寸法a1 以上のふるい上物62とa1 以下のふるい下物64と目開き寸法a2 以上のふるい上物66とa2 以下のふる い下物68からなる四群の粒度範囲をもって分粒される。
【0022】
【考案の効果】
以上説明したように、本考案は、ふるい枠には区画材が設けられて複数のふる い部をふるい枠の幅方向に複合して配設させており、被処理物を複数の粒度範囲 ごとにふるい分けにより分粒させることができる。そして、ふるい部の高さおよ び設置面積を増大させることが回避できるという効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例の複合振動ふるいの幅方向断
面図である。
【図2】図1の複合振動ふるいを用いたふるい分け操作
の回路図である。
【図3】図1の複合振動ふるいを用いた他のふるい分け
操作の回路図である。
【図4】図1の複合振動ふるいを用いたさらに他のふる
い分け操作の回路図である。
【符号の説明】
10 複合振動ふるい 12 ふるい枠 16 区画材 18 ふるい部 20 ふるい部 22 ふるい面 24 ふるい面

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 駆動手段を備え、複数からなるふるい面
    をふるい枠内に複合して配設した複合振動ふるいにおい
    て、前記ふるい枠には幅方向を区画する区画材が設けら
    れて複数のふるい部が形成され、前記ふるい面が前記ふ
    るい部に装着されたことを特徴とする複合振動ふるい。
  2. 【請求項2】 前記ふるい面は前記ふるい部に多段状に
    装着されたことを特徴とする請求項1記載の複合振動ふ
    るい。
JP4413491U 1991-05-16 1991-05-16 複合振動ふるい Pending JPH04131466U (ja)

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JP4413491U JPH04131466U (ja) 1991-05-16 1991-05-16 複合振動ふるい

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JP4413491U JPH04131466U (ja) 1991-05-16 1991-05-16 複合振動ふるい

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JPH04131466U true JPH04131466U (ja) 1992-12-03

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ID=31924338

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5853282B2 (ja) * 1973-12-26 1983-11-28 カシオケイサンキ カブシキガイシヤ ミチジユンアンナイソウチ

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5853282B2 (ja) * 1973-12-26 1983-11-28 カシオケイサンキ カブシキガイシヤ ミチジユンアンナイソウチ

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