JPH04130886U - カレンダー保持具 - Google Patents

カレンダー保持具

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JPH04130886U
JPH04130886U JP4689791U JP4689791U JPH04130886U JP H04130886 U JPH04130886 U JP H04130886U JP 4689791 U JP4689791 U JP 4689791U JP 4689791 U JP4689791 U JP 4689791U JP H04130886 U JPH04130886 U JP H04130886U
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calendar
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JP4689791U
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JPH0753984Y2 (ja
Inventor
竹本和生
Original Assignee
株式会社千眞工藝
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本考案は、吊り下げられたカレンダー下端部
に着脱自在に取付けることにより、カレンダーの反りを
防止し、カレンダーの室内装飾的効果を高めるカレンダ
ー保持具を提供することを目的とする。 【構成】 棒体1の中間部を軸方向に沿って欠切して実
質上カレンダーの横幅と同じ長さを有する平坦面2が形
成される。棒体中間部の平坦面2には、カレンダーの下
端部をその前後面から挟持可能な係止具6a、6bが取
付けられる。この係止具6a、6bは、平坦面2の端部
3a、3b近傍位置に固定された第1の磁石4a、4b
と、カレンダーを挟んで対応する第1の磁石4a、4b
と吸着可能な第2の磁石5a、5bとからなっている。
棒体1の端部3a、3bには、それぞれ風鎮様の装飾部
材7a、7bが吊り下げられる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、吊り下げられたカレンダー、特に和紙製カレンダーの下端に水平に 着脱自在に取付け、カレンダーの反りを防止するためのカレンダー保持具に関す るものである。
【0002】
【従来の技術】
一般に、カレンダーは紙製であって、壁、床の間等に吊り下げて使用される。 これらのカレンダーは、その保管ないしは持ち運びの際に一旦筒状に巻かれるた めに、使用時に反りぐせがつき易い。また、使用時にはさほど反り返っていなく ても、長期間経過すると、紙が大気中の湿気を吸収しまたは逆に乾燥されて反り が生じるようになってくる。特に、和紙製のカレンダーの場合には、一般紙の場 合よりもこの反りの問題が生じ易い。
【0003】 ところが、カレンダーは、その本来の機能に加えて室内装飾品としての機能も 有していることから、反ったままで使用するのは極めて体裁が悪い。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
このような場合、カレンダーの下端を押しピン等によって固定するのが一般的 であって、体裁良くカレンダーの反りを防止するための特別な器具は従来存在し なかった。
【0005】 したがって、本考案は、吊り下げられたカレンダーに簡単に取付けることがで き、カレンダーの反りを防止するとともに、カレンダーの装飾的効果を高めるこ とができる、簡単な構造のカレンダー保持具を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
この目的を達成するため、本考案は、吊り下げられたカレンダーの下端部に水 平に着脱自在に取付けて使用するものであって、棒体の中間部を軸方向に沿って 欠切して実質上前記カレンダーの横幅に等しい長さを有する平坦面を形成し、前 記平坦面に前記カレンダーの下端部をその前後面から挟持可能な少なくとも1つ の係止具を取付けたものであることを特徴とするカレンダー保持具を構成したも のである。
【0007】 係止具は、カレンダーの下端部を前後面から挟持可能なものであればどのよう なものであってもよいが、本考案の好ましい実施例では、係止具は磁力によって 互いに吸着可能な一対の部材からなっている。
【0008】 本考案のさらに別の実施例において、カレンダーへの取付け状態において、棒 体の端部に、それぞれ風鎮様の装飾部材がが吊り下げられる。
【0009】
【作用】
以上の構成において、吊り下げられたカレンダーの下端部を、棒体中間部の平 坦面に取付けた係止具によって挟持し、カレンダー保持具をカレンダーの下端部 に取付ける。 このとき、カレンダーは、カレンダー保持具の重さによって常時下方に引っ張 られた状態となり、カレンダーの反りが防止される。
【0010】 また、カレンダーを月毎に1枚ずつめくる場合等、必要な場合には、係止具を カレンダーから取り外すことによって、簡単にカレンダー保持具をカレンダーか ら取り外すことができる。
【0011】 係止具が磁力によって互いに吸着可能な一対の部材からなっているときは、こ れらの部材の間にカレンダーを挟持することにより、カレンダー保持具をカレン ダー下端部に取付けることができる。
【0012】 さらに、棒体の両端部にそれぞれ、風鎮様の装飾部材を吊り下げた場合には、 カレンダー全体として掛け軸の外観を呈するようになり、カレンダーの装飾的効 果がより高められる。
【0013】
【実施例】
以下、図面を参照して本考案の実施例について詳細に説明する。 図1に示したように、本考案によるカレンダー保持具は、実質上円柱形の棒体 1を有している。そして、この棒体1には、その中間部を軸方向に沿って欠切し て実質上カレンダーの横幅と同じ長さを有する平坦面2が形成されている。すな わち、棒体1は、平坦面2を有する断面半円形の中間部と、中間部の両側にそれ ぞれ連続する断面円形の端部3a、3bとからなっている。
【0014】 平坦面2における端部3a、3b近傍の位置には、カレンダーの下端部をその 前後面から挟持可能な一対の係止具6a、6bが取付けられる。各係止具6a、 6bは、平坦面2に固定された第1の磁石4a、4bと、カレンダーを間に挟ん で対応する第1の磁石4a、4bに吸着し得る第2の磁石5a、5bとからなっ ている。こうして、第1の磁石4a、4bおよび対応する第2の磁石5a、5b の間にカレンダーが挟持され得る。
【0015】 この実施例では、係止具6a、6bの構成はこれに限定されるものではなく、 磁力によって互いに吸着可能な一対の部材から形成されていればよく、例えば磁 石の吸着力が適度に強力なものであれば、係止具を、磁石とこれに吸着され得る 金属製部材の対から形成することもできる。
【0016】 なお、係止具の構成はこの実施例の場合に限定されるものではなく、カレンダ ーの下端部をその前後面から挟持可能なものであればどのようなものであっても よい。
【0017】 また、図1に示したように、棒体1の端部3a、3bには、それぞれ風鎮様の 装飾部材7a、7bが吊り下げられる。
【0018】 以上の構成を有する本考案によるカレンダー保持具は、吊り下げられたカレン ダー、特に和紙製のカレンダーの下端部に水平に着脱自在に取付けて使用される 。
【0019】 すなわち、予め第2の磁石5a、5bを第1の磁石4a、4bから取り外して おき、棒体1を、カレンダー下端部に水平に、棒体1の平坦面2側すなわち第1 の磁石4a、4bがカレンダー下端部の前面を臨むように配置した後、第2の磁 石5a、5bをカレンダーの後面側から対応する第1の磁石4a、4bに吸着さ せ、第1の磁石4a、4bと第2の磁石5a、5bの間にカレンダーを挟持する 。この状態を図2に示した。
【0020】 図2において、カレンダー8は、その下端部にカレンダー保持具が取付けられ た状態で、その上端縁の吊り下げ用ひも9を介して、壁等に固定された固定具1 0に吊り下げられている。このとき、カレンダー8は、カレンダー保持具の重さ によって常時下方に引っ張られた状態となり、カレンダーの反りの生じることが ない。加えて、カレンダー全体として掛け軸の外観を呈し、体裁がよく、カレン ダーの室内装飾品としての機能も高められる。
【0021】 カレンダー保持具をカレンダーから取り外したい時には、第1の磁石4a、4 bに吸着した状態にある第2の磁石5a、5bを取り外すことによって、簡単に 取り外すことができる。よって、カレンダーを月毎にめくる場合等、必要な場合 にカレンダー保持具をカレンダーから極めて容易に取り外すことができ、使用に 支障をきたすことがない。このように、係止具6a、6bをかかる構成としたこ とにより、比較的厚いカレンダーであっても簡単に挟持でき、また、カレンダー が月毎にめくられていってカレンダーの厚みが次第に減少するときにも、カレン ダーの厚みの変化に応じて、カレンダーを簡単かつ確実に挟持できる。
【0022】 なお、この実施例では、棒体1を実質上円柱形としたが、棒体1の形状はこれ に限定されるものではなく、例えば四角形、六角形等の多角形断面を有するもの 等、種々の断面形状を有するものを使用することができる。さらに、必要に応じ て、棒体1に例えば自然の木を模したような意匠を施すことによって、装飾的効 果をより高めることができる。また、この実施例では、棒体1の両端部3a、3 bに風鎮様の装飾部材7a、7bを吊り下げた構成としたが、この部材7a、7 bは、カレンダー保持具を取付けた状態でのカレンダー全体の装飾的効果を高め るために使用されるものであり、必要に応じて吊り下げればよい。
【0023】
【考案の効果】
以上のように、本考案によるカレンダー保持具を、吊り下げられたカレンダー 、特に和紙製のカレンダーの下端部に取付けて使用することによって、カレンダ ーの反りを防止することができる。しかも、カレンダーへの取付けおよび取り外 しが極めて簡単であり、カレンダーを月毎にめくる必要がある場合等においても 、使用に支障をきたすことがない。 使用時には、カレンダー全体として掛け軸のような外観を呈するので体裁もよ く、カレンダーの室内装飾品としての機能をより高めることができる。 また、本考案によるカレンダー保持具は簡単な構造を有しており、製作が極め て容易でかつ安価に提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案によるカレンダー保持具の実施例を示す
斜視図である。
【図2】図1のカレンダー保持具を実際に使用した状態
を示す斜視図である。
【符号の説明】
1 棒体 2 平坦面 3a、3b 端部 4a、4b 第1の磁石 5a、5b 第2の磁石 6a、6b 係止具 7a、7b 風鎮様の装飾部材

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 吊り下げられたカレンダーの下端部に水
    平に着脱自在に取付けて使用するものであって、棒体の
    中間部を軸方向に沿って欠切して実質上前記カレンダー
    の横幅に等しい長さを有する平坦面を形成し、前記平坦
    面に前記カレンダーの下端部をその前後面から挟持可能
    な少なくとも1つの係止具を取付けたものであることを
    特徴とするカレンダー保持具。
  2. 【請求項2】 前記係止具が磁力によって互いに吸着可
    能な一対の部材からなっていることを特徴とする請求項
    1に記載のカレンダー保持具。
  3. 【請求項3】 前記カレンダーへの取付け状態におい
    て、前記棒体の端部に、それぞれ風鎮様の装飾部材が吊
    り下げられるものであることを特徴とする請求項1また
    は請求項2に記載のカレンダー保持具。
JP1991046897U 1991-05-23 1991-05-23 カレンダー保持具 Expired - Lifetime JPH0753984Y2 (ja)

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JP1991046897U JPH0753984Y2 (ja) 1991-05-23 1991-05-23 カレンダー保持具

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Publication Number Publication Date
JPH04130886U true JPH04130886U (ja) 1992-12-01
JPH0753984Y2 JPH0753984Y2 (ja) 1995-12-13

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ID=31926231

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JP1991046897U Expired - Lifetime JPH0753984Y2 (ja) 1991-05-23 1991-05-23 カレンダー保持具

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Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS446341Y1 (ja) * 1966-03-03 1969-03-08
JPS57153568U (ja) * 1981-03-23 1982-09-27
JPS6190568U (ja) * 1984-11-17 1986-06-12

Patent Citations (3)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS446341Y1 (ja) * 1966-03-03 1969-03-08
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