JPH04129744A - インクジェットヘッド - Google Patents

インクジェットヘッド

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JPH04129744A
JPH04129744A JP25225390A JP25225390A JPH04129744A JP H04129744 A JPH04129744 A JP H04129744A JP 25225390 A JP25225390 A JP 25225390A JP 25225390 A JP25225390 A JP 25225390A JP H04129744 A JPH04129744 A JP H04129744A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
diaphragm
ink
inkjet head
substrate
electromagnet
Prior art date
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Pending
Application number
JP25225390A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshihiro Ono
大野 好弘
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Seiko Epson Corp
Original Assignee
Seiko Epson Corp
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Publication date
Application filed by Seiko Epson Corp filed Critical Seiko Epson Corp
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  • Particle Formation And Scattering Control In Inkjet Printers (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野] 本発明は、インク滴を飛翔させ記録媒体上に画像を形成
するインクジェット記録のヘッドの構造に関するもので
ある。
[従来の技術] インクジェットヘッドの構造は種々提案されているが、
現在実用化されているのはインク内での発熱体の熱発生
によりインクの蒸発によるバブル発生で圧力を生じさせ
る方式(第3図)とピエゾ等の圧電素子を基板に取り付
け、圧電素子の変形を利用し基板を変位させることによ
りインクタンク内の圧力を変化させる方式(第4図)が
ある。
第3図は発熱体方式によるインクジェットヘッドの断面
図であるが、基板301に発熱体302を形成し、イン
キの吐出穴を持った基板303を基板301に貼り付け
ることにより成るものである。発熱体は、スパッタ、C
VD、蒸着、メツキ等によりTaS 102 、N1W
P等の抵抗体を薄膜で形成し、フォトリソ・エツチング
工程を経て所定の形状に形成される。i!電用の電極も
同様の工程を経て形成できる。前述のように発熱体30
2に通電することにより、インクを沸騰させバブルを発
生させることにより、インクジェットヘッド内の圧力を
変化させ、インク304を305の穴から吐出させるタ
イプのものである。
第4図は圧電素子方式のインクジェットヘッドの断面図
であるが、基板401にピエゾ等の圧電素子を貼り付け
、基板403と組み合わせることによりなるものである
。圧電素子は一般にPZTのようなセラミックを焼成に
より形成し素子形状に切り出すことにより得られるこの
インクジェットヘッドの駆動は、圧電素子402に電圧
をかけることにより、圧電素子をたわませると供に、基
板401を同時にその力でたわませることにより、イン
クジェットヘッド内の圧力を変化させ、インク404を
405の穴から吐出させるタイプのものである。
[発明が解決しようとする課題] 前述の発熱素子タイプ及び圧電素子タイプはそれぞれ長
短を持っている。
発熱タイプは、工Cプロセスのようないわゆる薄膜プロ
セスによって駆動体となる発熱素子を形成できるため、
駆動素子の高密度化は容易であり、このため小型のイン
クジェットヘッドの中に多くのインク吐出口を形成でき
るため、シリアルヘッドの場合は高速でヘッドの移動が
可能でかつ高密度印字の可能なヘッドを形成することが
できる。又、ラインヘッドの場合は高密度印字が可能と
なる。
しかし、発熱方式によるため、加熱・急冷の繰り返しに
より素子がダメージを受けること、及びインク中のバル
ブ消滅時の衝撃により発熱体がダメージを受けることに
よりヘッド自体の寿命が短いという欠点があった。
又、一方の圧電素子タイプは、発熱方式とは逆に上記の
ようなダメージがないためヘッド寿命は長いものの、圧
電素子をセラミックブロックから切り出し、貼り付ける
という工程かられかるように駆動素子の高密度化が困難
な構造となっている。
そこで本発明はこのような問題点を解決するもので、そ
の目的は、駆動素子の高密度化が可能でかつ寿命の長い
インクジェットヘッドを提供するところにある。
[課題を解決するための手段] 本発明のインクジェットヘッドは、インク108と接す
る基ml 02がダイヤフラム構造をもち、このダイヤ
フラムが外部からの力によって変位することによって、
基板102と105によって囲まれている空間内に圧力
変化を生じさせ、穴100からインク107を吐出させ
ることを特徴としている。
[作 用] 本発明の構成を第1図a)、b)で示す。
第1図a)は、本発明のインクジェットヘッドをインク
吐出口側を正面としてみた図であり、第1図b)は、第
1図a)のuA!で切った断面図である。
本発明の上記の構成であれば、基板101の下に配置さ
れた永久磁石とダイヤフラム上にある電磁石と付力が働
くように電流を流すと、ダイヤフラムに永久磁石からの
反発力が働きダイヤフラムが変位する。これにより、ダ
イヤフラムの上にあるインキ層に圧力変化をさせ、イン
キ吐出口からインキ滴を吐出させる。
ダイヤフラムの変位を更に大きくさせ、吐出口から吐出
するインキの量あるいはスピードを大きくする方法とし
て以下のものがある。
それは、最初ダイヤフラム上の1i磁石に永久磁石との
間に引力が働くように電流を流し、ダイヤフラムを永久
磁石側に引き寄せた後、電磁石の極性を反転させ付力を
生じさせる。この方法によれば、付力な発生させるだけ
よりも、大きな力をダイヤプラムにかけることができ、
上記の効果を得るものである。
次に実施例を用いて詳細に説明する。
[実 施 例 1〕 第1図に本発明のインクジェットヘッドの断面図を示す
が、その製造プロセスは、 1)1.00単結晶の81基板を研磨により1100u
厚とし基板102とした後、51基板の片側から深さI
LLmにポロンを拡散した。このポロン層は次工程での
エツチングストップ屡となる。
2)Si基板102のポロン拡散層と逆側に31結晶の
110方向へ1辺を合わせ、1辺240LLm(7)正
方形の穴を持つレジストパターンを形成し、so’c、
30%濃度のKOH溶液に浸漬し、Slのエツチングを
行った。Si基板は単結晶であるため、KOHに対し結
晶方位によりエツチングスピードの差がある。即ち選択
エツチング性があり、第2図に示す形状にエツチングさ
れた。
工程1)で形成されたポロン拡散層は、KOHに対して
エツチングスピードが遅く、1μm厚のシリコン・ポロ
ン層を残すことができ、これを第1図のダイヤフラム層
103とした。
3)ダイヤフラム層上への電磁石の形成は次の通りであ
る。
第5図(a)において、電磁石の磁心501としてダイ
ヤフラムの中央にloum円の純鉄のパターンをスパッ
タにより形成した。
この磁心の回りに厚さ3μm、巾lOμmのコイル50
2を形成した。コイル材質はCr−Auをスパッタで成
膜後フォトリソプロセスによりバクーニングした。
更にコイル及び磁心全体に絶縁膜S i O2を500
0人スパッタにより成膜し、第5図(a)の503部に
はコンタクトホールを形成した。
最後に第5図(b)の形状になるようにCr−Auをコ
ンタクトホールを通して配線することにより電磁石を形
成した。
4)次に、第1図において31基板102とパイレック
スガラス基板101を陽極接合法、いわゆるマロリー法
により接合した。
接合条件は、基板101と102を50g/cm2の力
で押し付け、両基板を400℃に加熱し、パイレックス
基板101側をマイナス、Si基板102側をプラスと
して2KVの電圧を10分間印加することにより接合し
た。
5)次に直径50μmのインク吐出口100を持つ厚さ
50LLmのノズルプレート105を、基板102との
間隔が800LLmとなるようにエポキシ樹脂を用いて
貼り合わせ、更に基板101に永久磁石106としてサ
マリウム・コバルト磁石を貼り付けた6サマリウム・コ
バルト磁石はN極をインクジェットヘッド側にして貼り
付けることにより、本発明のインクジェットヘッドを作
った。
6)基板102と105の間にインクを満たした後、を
磁石104に30mAの電流を永久磁石側の電磁石の極
性がNになるように流すことで、ダイヤフラム103を
変位させ、インク吐出口100からインキ滴を飛ばすこ
とができた。
[実施例2] 実施例1で作ったインクジェットヘッドを用いて、電磁
石104に30mAの電流を、永久磁石側の電磁石の極
性がSになるように流した後、電磁石の極性をSからN
へ変えたところ、実施例1と同様にインク吐出口100
からインキ滴を飛ばすことができた。
インキ滴の量は実施例1よりも多かった。
(実施例3〕 実施例1と同様の方法でインクジェットを作る中で、第
6図で示すようにtIif1石をS1基板のエツチング
溝の中に形成したインクジェットヘッドを作ったところ
、実施例1と同様にインク滴を飛ばすことができた。
[発明の効果] 以上実施例よりわかるように、本発明のインクジェット
ヘッドは、駆動に発熱方式を取らないため素子の寿命が
長く、かつ駆動素子がICプロセスに代表される薄膜加
工プロセスにより形成されるため駆動素子の高密度化が
可能である。
即ち、本発明によれば高寿命かつ高印字品質(高密度ド
ツト)のインクジェットヘッドが可能となった。
【図面の簡単な説明】
第1図a)は本発明のインクジェットヘッドの平面図、
第1図b)は本発明のインクジェットヘッド、第1図a
)のρ−℃′の断面図。 第2図は本発明のインクジェットヘッドダイヤフラム部
の断面形状の図。 第3図は従来の発熱式インクジェットヘッドの断面図。 第4図は従来の圧電素子式インクジェットヘッドの断面
図。 第5図は本発明のインクジェットヘッドの電磁石部の図
で第5図(a)m心コイル形成まての図、第5図(b)
は電磁石完成図。 第6図は、本発明のインクジェットヘッドの断面図。 ノズル(インク吐出口) ・ガラス基板 ・・・31基板 ・・・ダイヤフラム部 ・・・電磁石 107 ・ 301 ・ 302 ・ 303 ・ 304 ・ 305 ・ 402 ・ 403 ・ 404 ・ 405 ・ 501 ・ 502 ・ 601 ・ 602 ・ 603  ・ ノズルフレート 永久磁石 ・・インキ ・基板 ・・発熱体 ・ ノズルプレート ・・インク ・・ノズル(インク吐出口) ・・基板 ・・圧電素子 ノズルプレート ・・インク ・・ノズル(インク吐出口) ・・磁心 ・・コイル ・・コイル端部 コンタクトホール形成部 ・・ガラス基板 ・・51基板 ・・ダイヤフラム部 ・ii電磁 石ズルプレート ・ノズル(インク吐出口) ・永久磁石 ・インク 以

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)インク108と接する基板102がダイヤフラム
    構造をもち、このダイヤフラムが外部からの力によって
    変位することによって、基板102と105によって囲
    まれている空間内に圧力変化を生じさせ、穴100から
    インク107を吐出させることを特徴とするインクジェ
    ットヘッド。
  2. (2)請求項1記載のインクジェットヘッドにおいて、
    ダイヤフラム103の変位を基板101の下にある永久
    磁石106とダイヤフラム部上に形成された電磁石10
    4による反発力によって発生させることを特徴とするイ
    ンクジェットヘッド。
  3. (3)請求項1記載のインクジェットヘッドにおいて、
    永久磁石107と電磁石104に引力を発生させた後、
    電磁石へ流す電流の極性を反転させることで反発力を発
    生させることを特徴とするインクジェットヘッド。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0888888A3 (en) * 1997-06-05 2000-03-22 Xerox Corporation A magnetically actuated ink jet printing device
KR100429175B1 (ko) * 1997-04-24 2004-06-16 엘지전자 주식회사 액체분사장치
KR100429176B1 (ko) * 1997-04-24 2004-06-16 엘지전자 주식회사 액체분사장치

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