JPH04127131A - 非線形光学活性ポリマーおよびその製造方法 - Google Patents

非線形光学活性ポリマーおよびその製造方法

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JPH04127131A
JPH04127131A JP17744890A JP17744890A JPH04127131A JP H04127131 A JPH04127131 A JP H04127131A JP 17744890 A JP17744890 A JP 17744890A JP 17744890 A JP17744890 A JP 17744890A JP H04127131 A JPH04127131 A JP H04127131A
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JP
Japan
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optically active
nonlinear optically
nonlinear
thermosetting resin
polymer
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Application number
JP17744890A
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English (en)
Inventor
Toshifumi Hosoya
俊史 細谷
Hiroo Matsuda
松田 裕男
Takeshi Nonaka
毅 野中
Takehito Kobayashi
勇仁 小林
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sumitomo Electric Industries Ltd
Original Assignee
Sumitomo Electric Industries Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、オプトエレクトロニクス分野などで非線形光
学特性を利用した光部品に使用できる、非線形光学活性
ポリマーとその製造方法に関するものである。
(従来の技術) 近年、オプトエレクトロニクスの分野において嶌い機能
を有する有機材料の開発が盛んである。
例えば、第2高調波発生デバイス、光メモリーや光変調
器に用いる非線形光学素子が知られているここで、非線
形光学材料とは、入射光の振幅に比例せず、2乗以上の
高次の効果が現れる光学現象(非線形効果)を大きく示
す材料である。
一般に、物質内に入射した光によって誘起される分極は
、次式(1)のように表される。
P=e。χ0ンE  + ε6  z”E2+ ε6 
 z”E’  °°゛・・・+ε。χ(“)E   ・
・・(1)χ(?) を2次の非線形感受率、χ′月を
3次の非線形感受率という。
このような非線形光学材料として、無機材料では、L+
Nb0j−KHzPO+、BaTiOs等が、また有機
材料では、2−メチル−4−ニトロアニリン、尿素、m
−ニトロアニリン等が知られている。有機結晶の2−メ
チル−4−ニトロアニリン(MNA)は2次非線形光学
材料として有名である。高分子材料では、ポリフッ化ビ
ニリデンが3次非線形効果を持つことが知られている。
液晶も3次非線形効果を持つことがわかっている。
非線形光学活性分子は、単結晶の形態で用いられる他、
ポリマー等のマトリックス中に含ませた形態、具体的に
はマトリックス中に固溶あるいは分散させた形態で用い
られることが多い。
後者は加工性等において優れた方法であるが、非線形光
学効果を高めるために、マトリックス中の非線形光学活
性分子が同一方向に配向していることが好ましい。
上記のようにポリマーマトリックス中に同一方向に配向
させる方法としては種々の方法があるが、例えば、非線
形光学材料として、分子内に電子供与性基、電子受容性
基、およびπ電子系を有する、分子層分極率βが大きく
かつ電場配向が容易な、永久双極子モーメントの大きい
有機化合物を用いると共に、上記非線形光学材料を含む
複合材料からの板状体や複合材料層の形成を、強い電場
中で行なう方法が、好まし〈実施されている。
なお、上記方法に用いられる電場中での配向に適した有
機の非線形光学材料としては、ジメチルアミノニトロス
チルベン、p−ニトロアニリン等が用いられている。
また、マトリックスがポリマーの場合には、ポリマーマ
トリックス材料および非線形光学材料を共に溶解可能な
溶媒中に両者を溶解した後、溶媒を蒸発させて成形する
方法や、ポリマー材料を加熱溶融して流動させて成形す
る方法が実施されている。
そして、前者の方法では溶液からの溶媒の蒸発過程を、
また、後者の方法では溶融した高分子材料の冷却過程を
、夫々電場で行うことで、前記非線形光学活性材料を配
向させることが行われている(ポリマー・コミュニケー
ションズ、1989年、30巻、 Feb、40〜43
頁)。
このポリマーとしては、ポリメチルメタクリレート、ポ
リカーボネート、ポリフッ化ビニリデンポリスチレン、
ポリアミド、ポリイミド、ポリアミドイミド、ポリエー
テル、ポリウレタン等の直鎖状分子構造を有する熱可塑
性樹脂が使用されている。
このような非線形光学材料は、情報記録密度の高度化や
光コンピューターなどへの応用が考えられており、有機
材料への関心が高まっている。
(発明が解決しようとする課題) しかし、このような従来の熱可塑性樹脂マトリックス中
に非線形光学材料を固溶又は分散させた非線形光学材料
は、高い機能を持ちながら経時的な光学特性の劣化が大
きいため、光部品が高い信頼性を得るためには、経時安
定性(耐久性)の向上が緊急の課題である。
さらに、非線形効果を高めることは、材料の非線形部品
への適用領域を広げ、より高性能の部品の開発の可能性
を開くので、この点の改良も重要である。
本発明は上記の現状に鑑み、非線形光学活性分子に対し
て新規かつ好適なマトリックスを見出し、新規な非線形
光学活性ポリマーとその製造方法を提供して、光学部品
として広い用途への可能性を開くことを目的としてなさ
れたものである。
(課題を解決するための手段) 本発明者らは、前記の課題を解決すべく、鋭意研究努力
の結果、耐久性、透光性に優れた熱硬化型樹脂を非線形
光学活性分子のマトリックスとして用いることにより、
非線形光学活性分子の非線形光学特性を高度に安定に活
用できることを見出し、本発明に到達できた。
さらに、本発明者らは、この課題の達成のためには、上
記熱硬化型樹脂に熱を加えて樹脂を硬化させる前の、つ
まり硬化処理を全く施さない状態の液体状態でまたは半
硬化の状態で非線形光学分子を配向処理することが非常
に有効であると見出した。
すなわち、本発明は熱硬化型樹脂を原料とするポリマー
マトリックス中に分散または固溶された非線形光学活性
分子が配向された状態で含まれてなる非線形光学活性ポ
リマーを提供する。
本発明において、上記非線形光学活性分子が三級アミノ
基を含有するものであることを特に好ましい実施態様と
して挙げられる。
また、本発明の上記熱硬化型樹脂はアニオン重合型もし
くはカチオン重合型樹脂であることも特に好ましい実施
態様として挙げられる。
さらに本発明は、熱硬化型樹脂を原料とし非線形光学活
性分子を分散または固溶されてなるポリマーマトリック
スが未硬化又は半硬化の状態において配向処理すること
により上記非線形光学活性分子を配向させ、該処理をし
ながら又は該処理後に上記熱硬化型樹脂を完全に硬化せ
しめることを特徴とする非線形光学活性ポリマーの製造
方法を提供する。
上記熱硬化型樹脂として凝固点が室温以下のものを用い
、該凝固点以上かつ室温以下の温度で上記配向処理を施
すことは、本発明の特に好ましい実施態様である。
さらに本発明は、上記の本発明の非線形光学活性ポリマ
ーからなる光ファイバ又は光導波路のコア、クラッドも
しくはクラッド外周媒体の少なくとも1つと、電極板と
を有する光制御デバイスであって、電位を変化させるこ
とにより該非線形光学活性ポリマーの屈折率を変化させ
、この結果として光の伝送経路9強度又は位相を制御す
るようにしたことを特徴とする光制御デバイス、及び上
記の本発明非線形光学活性ポリマーからなる光ファイバ
又は光導波路のコア、クラッドもしくはクラッド外周媒
体の少なくとも1つを有してなることを特徴とする導波
路型二次高調波発生装置をも提供するものである。
(作用) 本発明に使用する熱硬化型樹脂を含むマトリックス(非
線形光学活性分子をゲスト材料とするホスト材料)とし
ては、該熱硬化型樹脂単体でも、またそれらを主成分と
する、またはそれらを混合した組成物でもよく、さらに
は熱硬化型樹脂又は樹脂組成物の機能を損なわない範囲
の量で、他の改質樹脂又はゴム成分等をブレンド又は重
合したものでもよい。また、必要に応じて、非線形光学
素子に一般に使用される公知の各種添加剤をブレンドし
てもよい。
本発明のマトリックスを構成する熱硬化型樹脂とは、熱
をエネルギー源として、容易に3次元架橋(硬化)し得
る任意の樹脂であり、具体例としては、例えばエポキシ
樹脂、ウレタン樹脂、不飽和ポリエステル樹脂、ポリイ
ミド樹脂、シリコン樹脂、ジアリルフタレート樹脂、フ
ェノール樹脂等を挙げることができる。
このような本発明の熱硬化型樹脂はアニオン重合型樹脂
またはカチオン重合型樹脂であると、重合の際に非線形
光学活性分子の変性を起こさずに硬化させることができ
るので、特に好ましい。
また、本発明の熱硬化型樹脂においては、効果的に3次
元架橋できるように、該樹脂中に2個以上の反応性官能
基を有する多官能性モノマーが化学的に結合されて含有
されていることが望ましい該熱硬化型樹脂中にに含有さ
せる多官能性モノマーの量は任意でよいが、一般的に、
樹脂100部に対して5〜50部の割合が好ましく用い
得るこの多官能性モノマーとしては、アクリル系二重結
合を持つモノマー、例えばトリメチロールプロパントリ
(メタ)アクリレート、トリメチロールエタントリ(メ
タ)アクリレート、テトラエチレングリコールジアクリ
レート等、あるいはトリアリル(イソ)シアヌレート、
トリアリルトリメリテート等のポリアリル化合物などが
挙げられる本発明の熱硬化型樹脂を硬化する手段は、特
に限定されるものではなく、広く一般的に行われている
方法、熱風加熱、遠赤外線加熱、誘電加熱等を用いるこ
とができる。
熱硬化に際して、使用する熱硬化樹脂に適する硬化剤(
例えば、アミン系化合物、酸無水物、フェノール化合物
など)、硬化触媒、開始剤(例えば過酸化物、アゾ化合
物など)を使用することができる。
本発明における「非線形光学活性ノとは、入射光の振幅
に比例せず、2乗以上の高次の効果が表れる光学現象(
非線形効果)の意味で用いられる。
本発明に用いる非線形光学活性分子とは、前記した、入
射光に対し非線形効果を表す物質であり、具体的には、
例えば2−メチル−4−ニトロアニリン(MNA)、メ
タニトロアニリン(m−NA)パラ−ニトロアニリン(
p−NA)、4−ジエチルアミノ−4′−二トロスチル
ベン(DEANS)、N〜(4−ニトロフェニル)−N
−メチルアミノアセトニトリル(NPAN) 、2−シ
クロオクチルアミノ−5−ニトロピリジン(Co八へP
)シアニン−パラ−トルエンスルホン酸、2−シクロ−
4−メチル−ニトロアニリン、N−[5−(2−二トロ
)−ピリジルクープロピノール(IPNP)等を挙げる
ことができる。
本発明の非線形光学活性分子として特に好ましいものと
して、三級アミノ基を含有するものを挙げることができ
、具体的には以下のものを挙げることができる。
N、N−ジメチルアミノ−p−ニトロアニリン(DAP
NA) 、N、N−ジメチルアミノ−m−ニトロアニリ
ン、N、N−ジメチルアミノ−4ニド0−o−トルイジ
ン(DANOT) 、N、N−ジメチルアミノ−4−ニ
トロ−m−トルイジン、4−ジメチルアミノ−4′−二
トロスチルベン、4−ジエチルアミノ−4′−ニトロス
チルベン(DANS) 、4−ジプロピルアミノ−4′
−二トロスチルベン、4−ジブチルアミノ−4′−二ト
ロスチルベン、4−ジベンチルアミノー4′ニトロスチ
ルベン、4−ジヘキシルアミノー4′ニトロスチルベン
、4−エチルメチルアミノ−4′−二トロスチルベン、
4−メチルプロピルアミノ−4′−二トロスチルベン、
4−ブチルメチルアミノ−4′−二トロスチルベン、4
−メチルペンチルアミノ−4′−二トロスチルベン、4
−ヘキシルメチルアミノ−4′−二トロスチルベン、4
−エチルプロピルアミノ−4′−二トロスチルベン、4
−ブチルエチルアミノ−4′−二トロスチルベン、4−
エチルペンチルアミノ−4′−二トロスチルベン、4−
エチルへキシルアミノ−4′ニトロスチルベン、4−ブ
チルプロピルアミノ−4′−二トロスチルベン、4−ペ
ンチルプロピルアミノ−4′−ニトロスチルベン、4−
へキシルプロピルアミノ−4′−二トロスチルベン、4
ブチルペンチルアミノ−4′−二トロスチルベン、4−
ブチルヘキシルアミノ−4′−二トロスチルベン、4−
ヘキシルペンチルアミノ−4′ニトロスチルベン、2−
〔エチル[4−((4ニトロフエニル)アゾ〕フェニル
〕アミン〕エタノール(Redl) 、2− [メチル
(4−[(4ニトロフエニル)アゾ〕フェニル〕アミノ
〕エタノール、2−〔プロピルC4−CC4−二トロフ
ェニル)アゾ〕フェニル〕アミノ〕エタノール、2−〔
ブチル[4−((4−ニトロフェニル)アゾ〕フェニル
〕アミノ〕エタノール、2−〔ペンチル(4−[(4−
ニトロフェニル)アゾ〕フェニル〕アミノ〕エタノール
、2−〔ヘキシル〔4−C(4−ニトロフェニル)アソ
〕フェニル〕アミノ〕エタノール、2−〔エチル(4−
[(4ニトロフエニル)アゾ〕フェニル〕アミノ〕メタ
ノール、2−〔エチル[4−[(4−ニトロフェニル)
アゾ〕フェニル〕アミノ〕プロパツール、2−〔エチル
[4−[:(4−二トロフェニル)アゾ〕フェニル〕ア
ミノ〕ブタノール、2−〔エチルC4−CC4−ニトロ
フェニル)アゾ〕フェニル〕アミノ〕ペンタノール、2
−〔エチル〔4〔(4−ニトロフェニル)アゾ〕フェニ
ル〕アミノ〕ヘキサノール、N−4−二トロフェニルプ
口パネート、2−〔メチル[4−[(4−ニトロフェニ
ル)アゾ〕フェニル]アミノ〕メタノール、2−〔メチ
ル[4−[(4−二トロフェニル)アゾ〕フェニル〕ア
ミノ〕プロパツール、2−〔メチル[:4−[(4−ニ
トロフェニル)アゾ〕フェニル〕アミノ〕ブタノール、
2−〔メチル〔4−〔(4−ニトロフェニル)アゾ〕フ
ェニル〕アミノ〕ペンタノール、2−〔メチル[4−[
(4−ニトロフェニル)アゾ〕フェニル〕アミノ〕ヘキ
サノール、2−〔プロピル[4−[(4−ニトロフェニ
ル)アゾ]フェニル〕アミノ〕メタノール、2−〔プロ
ピル[4−((4−ニトロフェニル)アゾ〕フェニル〕
アミノ〕プロパツール、2−〔プロピルC4−CC4−
二トロフェニル)アゾ〕フェニル〕アミノ〕ブタノール
、2−〔プロピル(4−[(4−ニトロフェニル)アゾ
〕フェニル〕アミノ〕ペンタノール、2−〔プロピル〔
4−〔(4−ニトロフェニル)アゾ〕フェニル〕アミノ
〕ヘキサノール、2−〔ブチル(4−((4ニトロフエ
ニル)アゾ〕フェニル〕アミノ〕メタノール、2−〔ブ
チル[4−((4−ニトロフェニル)アゾ〕フェニル〕
アミノ〕プロパツール、2−〔ブチル[4−[(4−ニ
トロフェニル)アゾ]フェニル〕アミノ〕ブタノール、
2−〔ブチル(4−((4−ニトロフェニル)アゾ〕フ
ェニル〕アミノ〕ペンタノール、2−〔ブチル〔4−〔
(4−ニトロフェニル)アゾ〕フェニル〕アミノ〕ヘキ
サノール、2−〔ペンチル[:4−((4ニトロフエニ
ル)アゾ〕フェニル〕アミノ〕メタノール、2−〔ペン
チル[4−[(4−ニトロフェニル)アゾ〕フェニル〕
アミノ〕プロパツール、2−〔ペンチルC4−CC4−
二トロフェニル)アゾ〕フェニル〕アミノ〕ブタノール
、2〔ペンチル(4−[(4−ニトロフェニル)アゾ〕
フェニル〕アミノ〕ペンタノール、2−〔ペンチル[4
−[(4−ニトロフェニル)アゾ]フェニル〕アミノ〕
ヘキサノール、2−〔ヘキシル〔4−〔(4〜ニトロフ
エニル)アゾ〕フェニル〕アミノ〕メタノール、2−〔
ヘキシルC4−CC4ニトロフェニル)アゾ〕フェニル
〕アミノ〕プロパツール、2−〔ヘキシル[4−[(4
−ニトロフェニル)アゾ〕フェニル〕アミノ〕ブタノー
ル、2−〔ヘキシル(4−[(4−ニトロフェニル)ア
ゾ〕フェニル〕アミノ〕ペンタノール、2−〔ヘキシル
(4−((4−二トロフェニル)アゾ〕フェニル〕アミ
ノ〕ヘキサノール等である。
本発明において、ポリマーマトリックス中に分散または
固溶させる非線形光学活性分子の割合は、非線形光学活
性を高める意味から、非線形光学活性分子がポリマーマ
トリックス中に均一に分散または固溶する範囲でできる
だけ多いことが望ましい。一般的には、樹脂100重量
部に対して少なくとも1重量部以上、通常3重量部以上
、多くとも50重量部以下、通常30重量部以下の割合
、が好ましく用い得る。一般的にこの範囲より少ないと
充分な非線形光学効果が得られず、逆に多すぎると白濁
の発生等、光学的な特性に問題が生じやすい。
本発明に使用する熱硬化型樹脂を含むマトリックスには
、必要に応じて、光学素子と一緒に使用される公知の各
種添加剤をブレンドしてもよい。
このような添加剤としては、例えば酸化防止剤、紫外線
吸収剤、シランカップリング剤等を挙げることができる
以下に本発明の非線形光学活性ポリマーの製法を説明す
る。まず、上記で説明した熱硬化型樹脂(組成物、混合
物を含む)、添加剤、非線形光学活性分子を所定量混合
し、非線形光学活性分子を樹脂中に分散または溶解させ
る。本発明においては、熱硬化型樹脂を硬化する以前の
液体状態または半硬化(プリポリマー段階等)の状態で
、例えば電界下での配向処理を行なうことが必要であり
且つ該配向処理しながら硬化または配向処理後に完全に
硬化させることが肝要である。
本発明にいう「硬化する前」とは、熱エネルギーを加え
る荊、即ち硬化の処理を全く施さない状態と定義され、
また「半硬化」とは硬化が始まってはいるが完全には硬
化していない状態をいう。
本発明において、配向処理は熱硬化型樹脂を含むマトリ
ックス中の非線形光学活性分子が配向されれば、任意の
配向手段を適用しうるが、延伸、電界下での配向などを
挙げることができ、特に薄いフィルム状物の処理に好適
な電界下での配向が好ましい。
電界下での配向処理は、非線形光学活性分子が運動し易
い、マトリックス(ホスト材料)が液体状態で、従って
熱硬化型樹脂の凝固点以上の温度で、絶縁破壊を起こさ
ない範囲内、1〜100kv/ll1)程度の電界を印
加した状態で、1分〜5時間好ましくは30分〜3時間
程度の一定時間保持することにより行われる。熱硬化型
樹脂の凝固点が室温以下であれば、配向処理の温度を室
温以下、凝固点以上とすることが望ましい。
配向処理開始の後に、配向処理しながらまたは配向処理
終了の後に、熱硬化型樹脂を加熱により3次元架橋(硬
化)させる。
ここで、熱硬化型樹脂を硬化させる温度は、用いる樹脂
によって異なるが、一般には通常使用されている硬化温
度の範囲内でできるだけ低いことが望ましく、凝固点以
上で、硬化反応の点で許容される最低温度に設定するこ
とが望ましい。そのためには、樹脂としては凝固点が低
く、硬化性の優れたものを用いるがよい。
以上のようにして、本発明の非線形光学活性分子を含有
するポリマーを得ることができる。本発明ポリマーは、
第2高調波発生デバイス、光メモリ、光変ll器などに
用いる非線形光学素子として有用である。
従来の製造方法による非線形光学活性分子含有ポリマー
が耐久性に劣る、即ち経時的に光学特性が劣化するメカ
ニズムについては以下のように考えられている。
従来の方法によれば、鎖状ポリマー(熱可塑性ポリマー
)をマトリックスに用いて、加熱溶融又は溶液の状態で
非線形光学活性分子(材料)を配向させたため、製造直
後はその配向が維持されていて、高度の光学特性を発現
させることができる。
しかしながら、例えば使用温度が常温であっても、マト
リックスのポリマーはある程度のミクロ・ブラウン運動
を行っているため、ある特定方向に配向した非線形光学
活性分子も、時間の経過とともに、徐々に配向がランダ
ムとなり、光学特性が徐々に低下する。
しかし、本発明の方法によれば、熱硬化性樹脂をマトリ
ックス(ホスト材料)とし、未硬化の液体の状態または
硬化中の架橋度が低い状態で電界を印加する等の手段に
より配向し、配向処理しつつ完全に硬化させる、または
配向処理の後に完全に硬化するため、非線形光学活性分
子が高度に配向したまま3次元架橋することができるの
で、分散または固溶している非線形光学活性分子の配向
はその状態に長期間にわたり保持され、光学特性の経時
変化(経時劣化)は殆ど起こらない。
配向処理時の温度と時間および配向処理しながら樹脂を
硬化させる際の温度と時間が、非線形光学活性分子の配
向状態に非常に太き(影響する。
温度が高いと分子運動による分子のランダム化が起こり
やすい。熱硬化型樹脂であっても、凝固点以上のできる
だけ低温で配向し硬化させることにより、非線形光学活
性分子が高度に配向した良好な光学特性のポリマーを得
ることができる。また、硬化する前の液状状態で配向す
ると、硬化を開始した状態(完全に硬化していなくても
半硬化である状態)で配向する方法よりも、高い配向処
理効果を得られる。液体状態で配向処理を可能とする具
体的手段については復配の実施例で詳説する。
熱硬化型樹脂がカチオン重合型もしくはアニオン重合型
樹脂であると、これらは熱エネルギーを受けて重合開始
剤がカチオンもしくはアニオンを放出するものであり、
ラジカルは生成しない。
例えば重合材料(ホスト材料、マトリックス樹脂)がエ
ポキシドの場合に、開始剤として酸無水物、触媒として
三級アミンを用いると、重合開始あるいは成長反応は以
下のように起こる〔文献:垣内弘編、「新エポキシ樹脂
」、昭晃堂、375頁、1985年刊〕。
(I) 従って、非線形材料と殆ど反応することな(、非線形材
料をS性させることもない。よって、非線形材料の添加
量が同じである場合に、5HG(第2高調波発生)強度
を大きくすることが可能である。
また、非線形光学分子として、上記したような三級アミ
ノ基を有する化合物を用いると、次の点で有利である。
 非線形光学活性分子が、ドナーとして分子中に一級も
しくは二級アミノ基を有するものの場合には、その水素
原子がプロトン(陽イオン)として働くため、他の化合
物と反応しやすく、変成を起こしやすいという問題があ
る。非線形光学活性分子が変成した場合、著しく非線形
性を消失させてしまうことがある。例えば非線形光学活
性分子としてMNA (2−メチル−4−アニリン)を
用いた場合、電場を印加することにより黒色に変色して
しまうことがある。この点で一級もしくは二級のアミノ
基を有する非線形光学活性分子はゲスト材料として必ず
しも泗切でないという問題があった。
これに対し、三級のアミノ基を含有するものでは、プロ
トンとなり得る活性水素を持たない。このことにより、
他の化合物に対して求核反応を起こすことがなく、分子
として安定である。従フて変性することはない。よって
、非線形光学活性分子の添加量が同一の場合、SHGの
強度を大きくすることが可能である。
(実施例) 実施例1 熱硬化型樹脂(カチオン重合樹脂)であるビスフェノー
ルA系エポキシ樹脂〔商品名 エピコート(油化シェル
エポキシ製)〕996重量と4−ジメチルアミノ−4′
−二トロスチルベン(DANS)4重量%をクロロホル
ムに溶解し、電極用のS n O!コートしたガラス板
上に、スピンコーターを用いて約30μmの厚さで液状
薄膜を作製した。この液状薄膜を80℃で10分間加熱
して半硬化状態とし、その表面に電極用の金薄膜を蒸着
で付けた。このフィルムの両電極間に20kV/lの電
界を印加した状態で、100℃で1時間保持し、さらに
、電界を印加したまま120℃で2時間加熱して完全硬
化させた。
得られた本発明のポリマー薄膜に波長1.064μmの
Nd−YAGレーザーを照射し、このポリマー薄膜から
の二次高調波(SHG)の強度を120時間にわたり測
定し、初期強度100%としてプロットした結果を第1
図にaで示すが、SHG強度の経時変化は小さいもので
あった。
比較例1 ポリメチルメタクリレート(熱可塑性樹脂)96重量%
とDAN34重量%とをクロロホルムに溶解し、実施例
1と同様にスピンコーターを用いて約30μmの厚さで
液状薄膜を作製し、表面に金薄膜を蒸着した。この薄膜
を100℃に加熱した状態で1時間にわたり20kV/
amの電界を印加して配向処理を施しポリマー薄膜を得
た。
このポリマー薄膜からのSHG強度も実施例1と同様な
方法で測定した結果、第1図にbで示すように、経時的
なSHG強度の低下は大きかった。
実施例2 ビスフェノールA系エポキシ樹脂〔商品名 エビフート
(油化シェルエポキシ製)〕996重量と4−ジメチル
アミノ−4′−二トロスチルベン(DANS)4重量%
をクロロホルムに溶解し、内側に電極用のS n Ot
コートした2枚のガラス板の間に、上記溶液を用いて約
30μmの厚さで液状薄膜を作製した。この液状薄膜の
両電極間に20kV/mの電界を印加した状態で、10
0℃で1時間保持し、さらに、電界を印加したまま12
0℃で2時間加熱して完全硬化させた。
得られた本発明のポリマー薄膜に波長1.064μmの
Nd−YAGレーザーを照射し、このポリマー薄膜から
の二次高調波(SHG)の強度を120時間にわたり測
定し、初期強度100%としてプロットした結果を第1
図にCで示すが、SHG強度の経時変化は小さいもので
あった。
実施例3 熱硬化型シリコン樹脂(ポリジフェニルシロキサン系)
96重量%とDAN54重量%をクロロホルムに溶解し
、実施例2と同様の方法で完全硬化した薄膜を作製した
得られた本発明のポリマー薄膜に波長1.064μmの
Nd−YAGレーザーを照射し、このポリマー薄膜から
の二次高調波(SHG)初期強度を測定したところ、後
記する実施例5の106%と良好な値であった。
実施例4 熱硬化型シリコン樹脂(ポリジフェニルシロキサン系)
96重量%と一級アミンを有する非線形光学活性分子で
あるMNA4重量%をクロロホルムに溶解し、実施例2
と同様の方法で完全硬化したところ、膜は黒色に変色し
た。また、波長1.064μmのNd−YAGレーザー
を照射し、このポリマー薄膜からの二次高調波(SHG
)の初期強度を測定したところ、後記する実施例5の6
7%と低い値であった。
実施例5 ビスフェノールA系エポキシ樹脂〔商品名 エピコート
(油化シェルエポキシ製)〕996重量と一級アミンを
有する非線形光学活性分子であるMNA4重量%をクロ
ホルムに溶解し、実施例2と同様の方法で完全硬化した
ところ、膜の変色は比較例 に比べて小さかった。また
、波長1.064μmのNd−YAGレーザーを照射し
、このポリマー薄膜からの二次高調波(S HG )の
初期強度を測定したところ実施例4や比較例1よりも大
きかった。
以上の実施例1〜5と比較例1により得られた非線形光
学活性ポリマー薄膜の二次高調波(SHG)初期強度に
ついて、実施例5のそれを100%として相対的に比較
し、表1に示す。
実施例6 実施例4において、非線形光学活性分子であるMNAの
割合を変えた以外は同様にして、非線形光学活性ポリマ
ーの膜を2種類作成した。MNAの割合は、熱硬化型シ
リコン樹脂100重量部に対し、10重量部及び30重
量部である。波長1.064μmのNd−YAGレーザ
ー照射による二次高調波(SHG)の初期強度を測定し
たところ、それぞれ実施例5の121%および304%
であった。
実施例7 熱硬化型シリコン樹脂(ポリジメチルシロキサン系)1
00重量部に対して、非線形光学活性分子であるMNA
を40重量部均一に分散させ、クロロホルムに溶解し、
実施例2と同様の方法で完全硬化させた。波長1.06
4μmのNd−YAGレーザー照射による二次高調波(
SHG)の初期強度は、実施例5の346%であった。
実施例8 硬化剤としてポリオキシプロピレンアミンを添加したビ
スフェノールA系エポキシ樹脂〔商品名エピコート(油
化シェルエポキシ製)〕996重量と4−ジメチルアミ
ノ−4′−二トロスチルベン(DANS)4重量%をク
ロロホルムに溶解し、内側に電極用のS n Otコー
トした2枚のガラス板の間に、上記溶液を用いて約30
μmの厚さで液状薄膜を作成した。この液状薄膜の両電
極間に20kV/mの電界を印加した状態で、10℃で
1時間保持し、さらに、電界を印加したまま15℃で2
時間加熱して完全硬化させた。
得られた本発明のポリマー薄膜に波長1.064μmの
Nd−YAGレーザーを照射し、このポリマー薄膜から
の二次高調波(SHG)の初期強度を測定したところ、
実施例5の146%と良好な値であった。
実施例9 熱硬化型ホスト材料100重量部に対して、級もしくは
二級アミノ基を含有する非線形材料であるバラニトロア
ニリン(p−NA) 、2−メチル−4−ニトロアニリ
ン(MNA) 、N−アミノ−p−ニトロアニリン(八
PNA) 、N−メチルアミノ−4−ニトロ−〇−トル
イジン(MANOT)を溶解させて100℃に加熱して
lO万■/閣の電場を印加しながら重合させて、フィル
ムを成型した。このとき、非線形材料の溶解度はすべて
10重量%であった。
作成した材料は以下の手法に従って、二次高調波(SH
G)強度を測定した。
SHG測定方法; 光源にはNd : YAGレーザー
を用い、試料より放射された光をモノクロメータ−に通
して、SHG光(0,5324)のみの強度をホトマル
で検知した。
なお、測定した試料はすべて100〜120.nのフィ
ルムに成型したものを用いた。
また、サンプルの一部が黒色に変色していることが観察
された。表2に、用いた樹脂、非線形材料、SHG相対
強度を示す。
表 (発明の効果) 以上説明したように、本発明によれば、熱硬化型樹脂を
主成分とするマトリックスポリマーを用い、該マトリッ
クスポリマーが未硬化または半硬化の状態で、非線形光
学活性分子を高度に配向した後、又は配向させながら、
マトリックスポリマーを3次元架橋(完全硬化)させる
ので、分散または固溶している非線形光学活性分子の配
向は高度に且つ長期間にわたり維持され、光学活性の経
時変化は殆ど起こらず、これを用いた光学部品の信頼性
を向上できる。本発明の光学活性分子含有ポリマーは光
学部品としての広い用途への可能性を開いたものである
【図面の簡単な説明】
第1図は非線形光学活性分子含有ポリマーのSHG強度
の経時変化を示すグラフ図であり、aは本発明の実施例
1.bは比較例1、Cは本発明の実施例2のそれである

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)熱硬化型樹脂を原料とするポリマーマトリックス
    中に分散または固溶された非線形光学活性分子が配向さ
    れた状態で含まれてなる非線形光学活性ポリマー。
  2. (2)上記非線形光学活性分子が三級アミノ基を含有す
    ることを特徴とする請求項(1)記載の非線形光学活性
    ポリマー。
  3. (3)上記熱硬化型樹脂がアニオン重合型もしくはカチ
    オン重合型樹脂であることを特徴とする請求項(1)記
    載の非線形光学活性ポリマー。
  4. (4)熱硬化型樹脂を原料とし非線形光学活性分子を分
    散または固溶されてなるポリマーマトリックスが未硬化
    又は半硬化の状態において配向処理することにより上記
    非線形光学活性分子を配向させ、該処理をしながら又は
    該処理後に上記熱硬化型樹脂を完全に硬化せしめること
    を特徴とする非線形光学活性ポリマーの製造方法。
  5. (5)上記熱硬化型樹脂として凝固点が室温以下のもの
    を用い、該凝固点以上かつ室温以下の温度で上記配向処
    理を施すことを特徴とする請求項(4)記載の非線形光
    学活性ポリマーの製造方法。
  6. (6)請求項(1)〜(3)のいずれかに記載の非線形
    光学活性ポリマーからなる光ファイバ又は光導波路のコ
    ア、クラッドもしくはクラッド外周媒体の少なくとも1
    つと、電極板とを有する光制御デバイスであって、電位
    を変化させることにより該非線形光学活性ポリマーの屈
    折率を変化させ、この結果として光の伝送経路、強度又
    は位相を制御するようにしたことを特徴とする光制御デ
    バイス。
  7. (7)請求項(1)〜(3)のいずれかに記載の非線形
    光学活性ポリマーからなる光ファイバ又は光導波路のコ
    ア、クラッドもしくはクラッド外周媒体の少なくとも1
    つを有してなることを特徴とする導波路型二次高調波発
    生装置。
JP17744890A 1989-07-07 1990-07-06 非線形光学活性ポリマーおよびその製造方法 Pending JPH04127131A (ja)

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JP1-174235 1989-07-07
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JP2-22053 1990-02-02
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006509100A (ja) * 2002-12-04 2006-03-16 アンガス ケミカル カンパニー 新規フェノール樹脂
JP2007533819A (ja) * 2004-04-23 2007-11-22 アンガス ケミカル カンパニー フェノール樹脂

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