JPH04126808A - ジャケットおよびズボンの採寸方法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明はスーツを構成するジャケットおよびズボンの各
採寸方法に関する。

従来の技術 従来より、紳士用や女性用のスーツのイージーオーダー
の際には、まず被着者としての顧客によってスーツの生
地の選択か行われた後、採寸者か顧客の背丈、肩幅、胸
囲、袖丈、ウェスト、ヒップ、股上、股下などを巻尺を
用いて採寸すると同時に、客の体型を観察しなから採寸
者の経験と勘により前記採寸データを補正修正してオー
ダー用データを決定していた。

発明か解決しようとする課題 しかしながら、上記従来方法では、イージーオーダーの
採寸方法を行える採寸者となるために充分な経験と勘が
必要となり、一般の販売員なとたけては上記採寸修正作
業を行えないという問題かあった。また、オーダー商品
か仕上かり、この商品を顧客が装着した際、見た感じか
顧客のイメージとは必ずしも一致しないため、顧客に満
足されないことがあった。

本発明は上記問題を解決するもので、一般の販売員なと
だけても容易に採寸修正作業を行え、しかも仕上時のイ
メージを採寸時に被着者に見せることのできるジャケッ
トおよびズボンの採寸方法を提供することを目的とする
ものである。

課題を解決するための手段 上記問題を解決するために本発明の第１の手段としての
ジャケットの採寸方法は、複数寸法種類のサンプルジャ
ケットの中から被着者の体型に近いサンプルジャケット
を被着させ、このサンプルジャケットを被着した状態を
撮像装置により撮像して画像処理装置により被着画像と
して取り込むとともにこの被着画像を表示装置に表示さ
せ、スタイル様式、上衣丈、袖丈、肩幅、襟の大きさな
どにおける何れかの変更点を、前記画像処理装置に接続
した入力装置から入力して修正画像を表示装置に表示さ
せ、修正画像に対応するデータを印字装置により印字さ
せるものである。

また、本発明の第２の手段としてのジャケラ１への採寸
方法は、複数寸法種類初冬サンプルジャケットに所定の
相対位置関係を有する複数の撮像用基準点をそれぞれに
設け、これらの複数寸法種類のサンプルジャケットの中
から被着者の体型に近いサンプルジャケットを被着させ
、このサンプルジャケットを被着した状態を撮像装置に
より撮像して画像処理装置により被着画像として取り込
み、画像処理装置により被着画像における前記複数の撮
像用基準点の位置座標を検出してこの座標を結ぶ線の傾
き角度から被着者」二半身の前後への屈曲具合を算出し
、この屈曲具合に対応するデータを印字装置により印字
させるものである。

さらに、本発明の第３の手段としてのジャケットの採寸
方法は、複数寸法種類のサンプルジャケットの中から被
着者の体型に近いサンプルジャケットを被着させ、この
サンプルジャケットを被着した状態を撮像装置により撮
像して画像処理装置により被着画像として取り込み、画
像処理装置により被着画像における肩部の上端点と下端
点との座標位置を検出してこれらの座標を結ぶ線の傾き
角度から被着者肩部の傾斜具合を算出し、この傾斜具合
に対応するデータを印字装置により印字させるものであ
る。　　　゛ また、本発明の第４の手段としてのズボンの採寸方法は
、複数寸法種類のサンプルズボンの中から被着者の体型
に近いサンプルズボンを被着させ、このサンプルズボン
を被着した状態を撮像装置により撮像して画像処理装置
により被着画像として取り込むとともにこの被着面１象
を表示装置に表示させ、股」二、股下、ヒップ回り、ワ
タリ幅、ヒザ幅、裾幅などにおける何れかの変更点を、
前記画像処理装置に接続した入力装置から入力して修正
画像を表示装置に表示させ、修正画像に対応するデータ
を印字装置により印字させるものである。

作用 上記第１の手段により、一般の販売員なとたけても、表
示された被着画像を見ながらジャケットのスタイル様式
、」二衣丈、袖丈、肩幅、襟の大きさなとを人力装置の
操作により容易に修正でき、修正画像に対応したデータ
は印字装置により印字される。また、はぼ仕上かり状態
に近いジャケットの修正画像か表示装置に表示されるた
め、被着者もこの修正画像をみることによりジャケラ１
〜装着時のイメージを予め確認できる。

また、」二記第２および第３の手段により、被着者の体
型に近いサンプルジャケットを被着させ、このサンプル
ジャケットを被着した状態を撮像装置により撮像するた
けて被着者上半身の前後への屈曲具合および被着者肩部
の傾斜具合か印字装置により印字されるので、一般の販
売員などたけても容易に被着者の体型を把握できる。

さらに、上記第４の手段により、一般の販売員なとたけ
でも、表示された被着画像を見なからズボンの股」二、
股下、ヒップ回り、ワタリ幅、ヒザ幅、裾幅などを入力
装置の操作により容易に修正でき、修正画像に対応した
データは印字装置により印字される。また、はぼ仕」−
かり状態に近いズボンの修正画像が表示装置に表示され
るため、被着者もこの修正画像をみることによりズボン
装着時のイメージを予め確認できる。

実施例 以下、本発明の一実施例を図面に基つき説明する。

第１図は本発明のジャケットおよびズボンの採寸方法を
行う撮影システムの構成図である。この撮影システムは
、被着者１を照らす左右一対の照明装置２と、この照明
装置２により照らされた被着者１を撮像するテレビカメ
ラ３と、このテレビカメラ３に接続されたコンピュータ
装置からなる画像処理装置４と、撮像画像を表示するデ
イスプレィ装置５と、複数の入カキ−を有するリモート
コントロ−ル 景用幕体ｌＯとから構成され、リモートコントロール 処理装置４へ入力されるようになっている。

また、所定箇所には複数寸法種類のサンプルジャケット
７およびサンプルズボン１１か阜備されており、各ザン
プルジャケッｌ−　７には、第２図に示すように、脚位
置から下方に延びる基準線８を示すひもが左右に縫い付
けられている。

次に、ジャケットの採寸方法について説明する。

ます、顧客なとの被着者ｌに、この被着者１の体型と最
も近いサンプルジャケット７を被着してもらい、この被
着状態を照明装置２で照射しなから背景用幕体１０を背
にした状態てテレビカメラ３て撮像する。撮像時、例え
は、デイスプレィ装置５の略中央部に十字形の目印用ラ
インを表示させて、このラインを目印に、被着者ｌを中
心位置王立姿勢で撮像する。撮像された画像は画像処理
装置４に被着画像として取り込まれ、この被着画像はデ
イスプレィ装置５に表示される。

ここで、被着両像が取り込まれた際、画像処理装置４に
より被着画像における基準線８の座標位置か検出され、
この基準線８の垂直線に対する傾斜角度か」二半身の前
後への屈曲具合としてｊＪｊ算される。例えは、この傾
斜角度か第２図に示すように００〜±４°である場合１
は正体、４°〜１２０の場合（下方側か開き気味となる
場合）■は屈身、−４°〜−１２°の場合（］二力価か
開き気味となる場合）■は反身と判断されて」−半身の
前後への屈曲具合か算出される。これと同時に、画像処
理装置４により被着画像における肩部の上端点ａと下端
点すとの座標位置か検出され、これらの上端点ａと下端
点すとを結ぶ線の水平線に対する傾斜角度θも演算され
る。例えは、この傾斜角度θが０°〜ｌＯ°の場合は強
度のいかり肩、１００〜１５°の場合は弱度のいかり肩
、１５°〜２０°の場合は正体、２０°〜２５°の場合
は弱度のさがり肩、２５°〜３５°の場合は強度のさが
り肩と判断されて肩部の傾斜具合か算出される。

また、被着者１が予め選択した生地のサンプルをテレビ
カメラ３て撮像して画像処理装置４に取り込み、被着画
像のサンプルジャケット７上に上記生地の柄を画像処理
装置４により合成し、この合成被着画像をデイスプレィ
装置５に表示させる。

そして、被着者ｌの要望に応じてスタイル様式（ビジネ
スタイプのシングル・ダブルやソフトタイプのシングル
・ダブルなど）を４分割画面なとで表示させなから選択
してもらい、選択様式のものをディスプレイ装置５全面
に表示するとともに、上衣丈、袖丈、肩−１襟の大きさ
などにおける何れかの変更点も、リモートコントロール
装置６から入力し、修正画像をデイスプレィ装置５に表
示させる（第２図における仮想線部分は襟を大きくした
例を示す）。これにより、被着者１の要望に沿ったほぼ
仕上がり状態に近いジャケットの修正画像がデイスプレ
ィ装置５に表示されることとな　　　　□す、被着者１
はこの修正画像を見ることによりジャケット装着時のイ
メージを予め確認することかできる。

被着者ｌの最終確認を得た段階で、デイスプレィ装置５
上の修正画像に対応したスタイル様式や上衣丈、袖丈、
肩幅、襟の大きさなどにおける何れかの変更点のデータ
を画像処理装置４により演算させて印字装置９により印
字させる。この際、被着者ｌの上半身の前後への屈曲具
合および肩部の傾斜具合も同時に印字され、これにより
、ジャケットの採寸作業に必要なデータが全て印字出力
される。

なお、上記実施例においては、各サンプルジャケット７
に、脚位置から下方に延びる基準線８を示すひもを左右
に縫い付けることにより、上半身の前後への屈曲具合を
算出したが、基準線８を設けずに基準線８の上端点およ
び下端点に相当する２つの点を設ける構成としたり、さ
らには、２つの点を上下ではなく、所定位置関係に設け
る構成としでも、上半身の前後への屈曲具合を算出する
ことが可能である。また、上記実施例では入力装置とし
てリモートコントロ−ル 場合を示したが、画像処理装置４に直接接続したキーボ
ードなどから入力するようにしてもよい。

さらに、ズボンの採寸方法について説明する。

まず、顧客などの被着者１に、この被着者１の体型と最
も近いサンプルズボン１１を被着してもらい、この被着
状態を照明装置２で照射しなからテレビカメラ３で撮像
する。撮像された画像は画像処理装置４に被着画像とし
て取り込まれ、この被着画像はデイスプレィ装置５に表
示される。

また、被着者ｌか予め選択した生地のサンプルをテレビ
カメラ３て撮像して画像処理装置４に取り込み、被着画
像のサンプルズボン１１上に上記生地の柄を画像処理装
置４により合成し、この合成被着画像をデイスプレィ装
置５に表示させる。

そして、この合成被着画像を見ながら、股上、股下、ヒ
ップ回り、ワタリ幅、ヒザ幅、裾幅などにおける何れか
の変更点をリモートコントロール装置６から入力し、修
正画像をデイスプレィ装置５に表示させる（第３図にお
ける仮想線部分は股下寸法を小さくした例を示す）。こ
れにより、被着者ｌの要望に沿ったほぼ仕上がり状態に
近いズボンの修正画像かデイスプレィ装置５に表示され
ることとなり、被着者ｌはこの修正画像を見ることによ
りズボン装着時のイメージを予め確認することができる
。

なお、これと同時に、画像処理装置４により側面視被着
画像におけるヒップの後端点Ｃとベルト位置の点ｄとの
水平方向距離ｅまたは両点を結ぶ線の傾斜角度からヒッ
プの突出具合などを算出することも可能である。

最後に、被着者ｌの最終確認を得た段階で、デイスプレ
ィ装置５上の修正画像に対応した股上、股下、ヒップ回
り、ワタリ幅、ヒザ幅、裾幅などなどにおける何れかの
変更点のデータを画像処理装置４により演算させて印字
装置９により印字させる。この際、被着者１のヒップの
突出具合なとも同時に印字され、これにより、ズボンの
採寸作業に必要なデータか全て印字出力される。

なお、上記実施例においては紳士用のシャケラ１〜やズ
ボンの採寸方法に適用した例を図示したか、女性用のソ
ヤケットやズボンの採寸方法にも適用できることは勿論
である。

発明の効果 以上のように、本発明によれば、被着者の被着した状態
を撮像装置により撮像し、画像処理装置により被着画像
として取り込んで、この被着画像を表示装置に表示させ
なから、画像処理」二でジャケットのスタイル様式、上
衣丈、袖丈、肩幅、襟の大きさなどやズボンの股上、股
下、ヒップ回り、ワタリ幅、ヒサ幅、裾幅なとを修正、
確認するようにしたので、一般の販売員なとてもジャケ
ットおよびズボンの採寸を容易にかつ無接触で行うこと
かできる。また、画像処理装置にて被着画像における所
定点の位置関係から被着者の体型に対応するデータを印
字するようにしたので、誰でも容易に被着者の体型を把
握できなから、必要なデータを記録することかできる。

これにより、たとえ未熟な販売員てもイージーオーダー
の採寸を正確かつ非接触で行え、この種の業界の人手不
足を解消することができる。しかも被着者としての顧客
は予め画像処理装置の表示装置にて自分の被着状態を見
て確認できるため、仕」二かったオーダー商品が顧客の
イメージと一致しないという従来の不具合は防止される
とともに若年層なとの顧客も安心して発注できて顧客の
拡大も図れる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の実施例に係るジャケットおよ　−びズ
ボンの採寸方法を行う撮影システムの構成図、第２図は
ジャケットの採寸方法に使用されるサンプルジャケット
の正面図、第３図はズボンの採寸方法に使用されるサン
プルズボンの側面図である。 ■・・・被着者、２・・・照明装置、３・・・テレビカ
メラ（撮像装置）、４・・・画像処理装置、５・・・デ
イスプレィ装置（表示装置）、６・・・リモートコン１
〜ロール装置（入力装置）、７・・・サンプルジャケッ
ト、８・・・基準線、９・・・印字装置、１１・・・サ
ンプルズボン。 第２図 ゛　　　　ａ 第３図

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、複数寸法種類のサンプルジャケットの中から被着者
   の体型に近いサンプルジャケットを被着させ、このサン
   プルジャケットを被着した状態を撮像装置により撮像し
   て画像処理装置により被着画像として取り込むとともに
   この被着画像を表示装置に表示させ、スタイル様式、上
   衣丈、袖丈、肩幅、襟の大きさなどにおける何れかの変
   更点を、前記画像処理装置に接続した入力装置から入力
   して修正画像を表示装置に表示させ、修正画像に対応す
   るデータを印字装置により印字させることを特徴とする
   ジャケットの採寸方法。 ２、複数寸法種類の各サンプルジャケットに所定の相対
   位置関係を有する複数の撮像用基準点をそれぞれに設け
   、これらの複数寸法種類のサンプルジャケットの中から
   被着者の体型に近いサンプルジャケットを被着させ、こ
   のサンプルジャケットを被着した状態を撮像装置により
   撮像して画像処理装置により被着画像として取り込み、
   画像処理装置により被着画像における前記複数の撮像用
   基準点の座標位置を検出してこれらの座標を結ぶ線の傾
   き角度から被着者上半身の前後への屈曲具合を算出し、
   この屈曲具合に対応するデータを印字装置により印字さ
   せることを特徴とするジャケットの採寸方法。 ３、複数寸法種類のサンプルジャケットの中から被着者
   の体型に近いサンプルジャケットを被着させ、このサン
   プルジャケットを被着した状態を撮像装置により撮像し
   て画像処理装置により被着画像として取り込み、画像処
   理装置により被着画像における肩部の上端点と下端点と
   の座標位置を検出してこれらの座標を結ぶ線の傾き角度
   から被着者肩部の傾斜具合を算出し、この傾斜具合に対
   応するデータを印字装置により印字させることを特徴と
   するジャケットの採寸方法。 ４、複数寸法種類のサンプルズボンの中から被着者の体
   型に近いサンプルズボンを被着させ、このサンプルズボ
   ンを被着した状態を撮像装置により撮像して画像処理装
   置により被着画像として取り込むとともにこの被着画像
   を表示装置に表示させ、股上、股下、ヒップ回り、ワタ
   リ幅、ヒザ幅、裾幅などにおける何れかの変更点を、前
   記画像処理装置に接続した入力装置から入力して修正画
   像を表示装置に表示させ、修正画像に対応するデータを
   印字装置により印字させることを特徴とするズボンの採
   寸方法。