JPH04126337A - 進行波管電子ビーム集束用磁気回路 - Google Patents

進行波管電子ビーム集束用磁気回路

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JPH04126337A
JPH04126337A JP24678090A JP24678090A JPH04126337A JP H04126337 A JPH04126337 A JP H04126337A JP 24678090 A JP24678090 A JP 24678090A JP 24678090 A JP24678090 A JP 24678090A JP H04126337 A JPH04126337 A JP H04126337A
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JP
Japan
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magnetic
electron beam
pole
beam path
path
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Pending
Application number
JP24678090A
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English (en)
Inventor
Masao Kato
加藤 雅雄
Susumu Atsukawa
厚川 進
Nobuo Ishizu
石津 信雄
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UCHU TSUSHIN KISO GIJUTSU KENKYUSHO KK
Original Assignee
UCHU TSUSHIN KISO GIJUTSU KENKYUSHO KK
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 「産業上の利用分野J この発明は進行波管においてその電子ビームを集束する
ため電子ビームの周囲に電子ビームと平行し、電子ビー
ムに沿って周期的に向きが変化している磁界を発生する
進行波管電子ビーム集束用磁気回路に関する。
「従来の技術」 進行波管の概念構成を第5図に示す、アノード11によ
り引出されたカソード12の電子は集束電極(ウェーネ
ルト)13で集束されアノード11の中心孔を通過し、
結合空胴14が順次配列された遅波回路15に通され、
ここで入力信号の電波と電子との相互作用で入力信号が
増幅されて出力されると共に遅波回路15を通過した電
子ビームはコレクタ電極16.17に捕捉される。遅波
回路15の外周には軸方向に着磁されたリング状永久磁
石18が同一磁極を対向させて管軸方向に配列され、隣
接磁石18間に磁極19が介在され、磁極19が遅波回
路15の空胴14の外周に延長され、隣接磁極19間を
通る磁束21が、第6図に示すように電子ビームの通路
22を通るようにされ、電子ビームと平行した磁界が、
向きを交互に逆向きとして管軸に沿って配列形成され、
カソード12からコレクタ電極16.17へ向って走行
する電子ビーム23が発散しないようにされている。
この第5図に示した電子ビーム集束用磁気回路では電子
ビーム通路22と磁極19とが離れているため、電子ビ
ーム通路22に達する磁束が少ない、また外側周囲が長
く、ここでの磁束漏洩も大きく、磁石体積が大きな磁気
回路となる。
第7図A、Bに示すように結合空胴14の隔壁を磁極1
9で構成したものもある。第7図Aは結合空胴の隔壁の
1つ置きを磁極19とし、第7回Bは各隔壁を磁極19
とした場合である。この構成においては磁極19により
、電子ビーム通路22の近くまで磁束を導びき、かつ管
軸近傍が突出構造になっていることから、電子ビーム通
路付近が最も強い磁界となり、第5図に示したものより
も高効率となり、磁石動作点の選定も第5図に示したも
のより自由になる。
[発明が解決しようとする課題」 結合空胴14の隔壁には第7図に点線で示すように結合
孔24が形成されているが、入・出回路との電気的イン
ピーダンス整合のため、結合孔24の中心仰角(電子ビ
ーム通路22を中心とした結合孔24の角度範囲)が6
0−180’と大きく変化しており、このため隔壁磁極
19の断面積が大きく変わり、設計、構成が複雑化し、
最適化が困難である。
空胴隔壁磁極19の平行部分の磁気ポテンシャルが最高
レベルであり、空胴的全般にわたって均一な漏洩磁束2
5が発生し、それだけ効率が悪い。
磁石18の高さ寸法が空胴隔壁の間隔で制限され、磁石
動作点の自由な設定が困難で最適化が難かしい。
「課題を解決するための手段」 この発明によれば電子ビーム通路とほぼ平行して延長さ
れた板状の第1〜第4永久磁石が遅波回路構成用結合空
胴の外側に配される。これら第1〜第4永久磁石は、電
子ビーム通路と垂直な面を、電子ビーム道路を中心に4
等分した領域の1つづつに分離されて位置しており、そ
れぞれ厚み方向に着磁されており、対向する第1、第2
永久磁石はその内側がそれぞれN極とされ、対向する第
3゜第4永久磁石はその内側がそれぞれS極とされ、第
1永久磁石のstiと第3永久磁石のNiとが第1外部
磁路で連結され、第2永久磁石のS極と第4永久磁石の
N極とが第2外部磁路で連結され、第1永久磁石のN極
と第2永久磁石のN極とが第1内部磁路で連結され、第
3永久磁石のS極と第4永久磁石のS極とが第2内部磁
路で連結され、第1内部磁路に、複数の第1磁極板が、
電子ビーム通路に沿って配列して連結され、これら第1
磁極板はその板面が電子ビーム通路とほぼ直角で、電子
ビーム通路をわずか越えるまで延長されており、第2内
部磁路に、複数の第2磁極板が電子ビーム通路に沿って
配列して連結され、これら第2磁極板はその板面が電子
ビーム通路とほぼ直角で、電子ビーム通路をわずか越え
るまで延長されており、第1磁極板と第2磁極板とは交
互に位置し、かつ結合空胴の隔壁の一部をそれぞれ構成
し、電子ビーム通路をほぼ中心とする貫通孔がそれぞれ
形成されている。
「実施例」 第1図乃至第3図にこの発明の実施例を示す。
遅波回路を構成する結合空胴14の外周壁26の外側に
おいて、電子ビーム通路22とほぼ平行して延長してい
る4本の板状永久磁石27.2B。
29.31が配される。電子ビーム通路22と垂直な面
を、電子ビーム通路22を中心として4等分する4つの
領域の各1つに永久磁石27.282931が1つづつ
配されている。この例では電子ビーム通路22を中心と
する方形の4つの角に永久磁石27.2B、29.31
が位置している場合である。また永久磁石27.28の
板面を互いに対向させ、永久磁石29.31の板面を互
いに対向させた場合である。
永久磁石27.2B、29.31はそれぞれ厚み方向に
着磁されており、対向する永久磁石27゜28の内側は
それぞれN極とされ、対向する永久磁石29.31の内
側はそれぞれS極とされている。永久磁石27のS極と
永久磁石29のN極とが外部磁路32で連結され、永久
磁石28のS極と永久磁石31のN極とが外部磁路33
で連結されている。永久磁石27のN極と永久磁石2日
のN極とが内部磁路34で連結され、永久磁石29のS
極と永久磁石31のS極とが内部iff!35で連結さ
れている。外部磁路32.3’3はそれぞれ永久磁石2
7.28,29.31の各全長にわたって連結された場
合であり、内部磁路34.35はそれぞれ永久磁石27
.2B、29.31に沿った部分と、これら間を間隔を
おいて連結する部分とからなり、つまり内部磁路34,
35にはそれぞれ永久磁石の延長方向において方形開口
36゜37が配列形成されている。
内部磁路34と連結された磁極板38が電子ビーム通路
22をわずか越えるまで延長され、磁極板38の板面は
電子ビーム通路22と直角であり、磁極板38の複数が
、間隔をおいて電子ビーム通路22に沿って設けられる
。各磁極板38には電子ビーム通路22上にこれを中心
とする貫通孔39が形成されている。その各貫通孔39
の周縁部は両側に突出してそれぞれリング状突部が形成
されている。内部Mi路35と連結された磁極板41が
電子ビーム通路22をわずか越えるまで延長され、磁極
板41の板面は電子ビーム通路22と直角であり、この
磁極板41の複数が間隔をおいて電子ビーム通路22に
沿って設けられる。各磁極板41には電子ビーム通路2
2上にこれを中心とする貫通孔42が形成されている。
その各貫通孔42の周縁部は両側に突出してそれぞれリ
ング状突部が形成されている。
電子ビーム通路22に沿って磁極板38と磁極板41と
が交互に位置され、かつ各磁極板38゜41はそれぞれ
結合空胴14の隔壁の一部を構成している。この例では
第4図に示すように円形の空胴隔壁43のうち扇状の磁
極板41がその貫通孔42を円形隔壁43の中心に位置
してその隔壁43の一部が構成され、円形隔壁43の残
りの部分が銅板など非磁性金属板44で構成される。こ
の非磁性金属板44の部分に結合孔24が形成される。
磁極板41と非磁性金属板44とは気密にロー付けられ
る。磁極板38も同様にして隔壁の一部を構成する。i
ff極板38は内部MIIIi34の連結部に位置させ
、磁極板41は内部磁路35の連結部に位置させる。こ
のような磁極板と非磁性金属板とよりなる隔壁が円筒状
外周壁26の両端面に気密にロー付けされて結合空胴1
4が構成される。
この構成によれば磁極板38ばN極となり、磁極板41
はS極となり、これら磁極板38.41は電子ビーム通
路22付近でのみ互いに対向し、これら対向した部分の
距離が他の部分間よりも短かく、電子ビーム通路22に
沿った磁界が発生し、この磁界の方向は電子ビーム通路
22に沿って磁極板ごとに逆となり、電子ビーム通路2
2はこれに沿った周期磁界が得られる。
磁極板38.41は扇形としなくてもよいが、両磁極板
間の対向部分をなるべく小さくすることが好ましい、永
久磁石27.28の板面を対向させなくてもよい、同様
に永久磁石29.31の板面を対向させなくてもよい、
内部磁路34,35にそれぞれ開口36.37を設けな
くてもよい。
隣接する磁極板3.8.41間に、1乃至複数の結合空
胴の隔壁を設けてもよい。上述した構成の周期磁気回路
を、進行波管の管軸に沿って複数配置し、各周期磁気回
路の磁束密度を異ならせてもよい、この場合外部磁路は
共通としてもよい。
「発明の効果」 以上述べたようにこの発明においては異なる磁極が対向
している部分、つまり磁極板38と41とが対向してい
る部分は、主として電子ビーム通路付近のみであり、こ
れら間で有効磁界を発生し、これ以外の磁極板38と4
1との間の漏洩磁束はほとんどない、このため、第7図
に示した従来のものよりも更に5〜10倍も磁石利用効
率が良いものとすることができる。
各永久磁石27.2B、29.31において、それぞれ
同一量の磁束がN極より出てS極に入るとすると、外部
磁路32,33をそれぞれ通る磁束に対し、内部磁路3
4,35を通る磁束は永久磁石27.28の両方のN極
からの磁束が通るため、2倍となり、つまり、内部磁路
34,35と外部値!32.33との間の磁気ポテンシ
ャルは内部磁路34,35間の磁気ポテンシャル差の半
分であり、このため内部磁路と外部磁路との間の磁束漏
洩は非常に少なく、それだけ磁極板3841間を有効磁
束が通ることになる。
これらの点から小型軽量にすることができ、衛星搭載用
に適する。
永久磁石27.28,29.31の縦、横、長さの寸法
の選定が自由であるから、使用磁石材料における磁石動
作点の設定を最適化でき、環境、寿命に対し高信転、高
安定な磁気特性を確保できる。
これらの点から高価な拾出MHI石の使用量を大幅に低
減でき、低価格にすることができる。
結合孔は隔壁の非磁性金属板の部分に構成するため、結
合孔の磁気回路への影響を完全に分離でき、設計、製造
が容易になり、高効率磁気回路の実現を可能にし、かつ
歩留りの向上、品質の安定化が可能になる。
第2回において上側はN極の磁極板38のみであり、下
側はS極の、磁極板41のみであるため、磁極板38.
41間に管軸に対し上下方向で傾斜した偏向磁界の影響
が問題となるが、これは前記実施例のように開口36.
37を設けることにより、実質的に解決することができ
る。
このように開口36.37を設ける場合は、この開口3
6.37を通じて空胴外周壁26と外部のヒートシンク
との間に銅などの熱良導体を介在させて、遅波回路で発
生する熱を容易に外部へ逃すことができる。
熱に影響を受は易い磁石を空胴外riI壁より離すこと
ができ、熱に対し安定な特性を確保できる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の実施例の一部を示し、第2図のAA
線、第3図のBB線断面図、第2図は第1図のCC線、
第3図のDD線断面図、第3図は第1図の上面図、第4
図は空胴隔壁の例を示す正面図、第5図は進行波管の概
念図、第6図は第5図中の磁気回路の上半の一部を示す
拡大断面図、第7図は従来の磁気回路の他の例の一部を
示す断面図である。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)進行波管の電子ビーム通路とほぼ平行して延長さ
    れた板状の第1〜第4永久磁石が、上記進行波管の遅波
    回路構成用結合空胴の外側において、上記電子ビーム通
    路と垂直な面を、その電子ビーム通路を中心に4等分す
    る領域に分離して配され、これら第1〜第4永久磁石は
    それぞれ厚味方向に着磁されており、対向する第1、第
    2永久磁石はその内側がそれぞれN極とされ、対向する
    第3、第4永久磁石はその内側がそれぞれS極とされ、
    上記第1永久磁石のS極と上記第3永久磁石のN極とが
    第1外部磁路で連結され、上記第2永久磁石のS極と上
    記第4永久磁石のN極とが第2外部磁路が連結され、 上記第1永久磁石のN極と上記第2永久磁石のN極とが
    第1内部磁路で連結され、上記第3永久磁石のS極と上
    記第4永久磁石のS極とが第2内部磁路で連結され、 上記第1内部磁路と連結され、板面が上記電子ビーム通
    路とほぼ直角でその電子ビーム通路をわずか越える位置
    まで延長された第1磁極板の複数が、上記電子ビーム通
    路に沿って設けられ、上記第2内部磁路と連結され、板
    面が上記電子ビーム通路とほぼ直角でその電子ビーム通
    路をわずか越える位置まで延長された第2磁極板の複数
    が、上記電子ビーム通路に沿って設けられ、 上記第1磁極板と上記第2磁極板とは交互に位置し、か
    つ上記結合空胴の隔壁の一部をそれぞれ構成し、また上
    記電子ビーム通路をほぼ中心とする貫通孔がそれぞれ形
    成されている、 ことを特徴とする進行波管電子ビーム集束用磁気回路。
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