JPH04125520U - 軽量溝型鋼用切断工具 - Google Patents

軽量溝型鋼用切断工具

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Publication number
JPH04125520U
JPH04125520U JP4135991U JP4135991U JPH04125520U JP H04125520 U JPH04125520 U JP H04125520U JP 4135991 U JP4135991 U JP 4135991U JP 4135991 U JP4135991 U JP 4135991U JP H04125520 U JPH04125520 U JP H04125520U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
channel steel
lightweight
die
cutting tool
steel
Prior art date
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Pending
Application number
JP4135991U
Other languages
English (en)
Inventor
弘 六波羅
誠治 野瀬
一希 桜井
Original Assignee
株式会社ブレスト工業研究所
株式会社小桜建装
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Filing date
Publication date
Application filed by 株式会社ブレスト工業研究所, 株式会社小桜建装 filed Critical 株式会社ブレスト工業研究所
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Abstract

(57)【要約】 【目的】軽量溝型鋼相互をタッピングネジ等で連結でき
るように、現場でプレス加工が可能な軽量溝型鋼用切断
工具の提供を目的とする。 【構成】軽量溝型鋼Pの板面P2に複数個の連結孔を開
穿する穿孔部を設け、軽量溝型鋼Pの溝側板P1を切断
して他の軽量溝型鋼の開口部分に嵌合する形状にする型
取部を設けたダイ10を形成する。そして、このダイ1
0を固定基盤4上に固定すると共に、軽量溝型鋼Pを嵌
入支持するサポート体30をダイ10の側面に設ける。
また、ダイ10に対応するポンチ20を操作ハンドル2
の先端部分で上下動自在に設ける。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は、天井下地部材としての野縁受け材として使用される軽量溝型鋼を 現場において加工するもので、特に、野縁受け材相互をネジ止めする連結孔を開 穿すると同時に、野縁受け材の端部に野縁材を直接連結できる形状に加工するこ とが可能な軽量溝型鋼用切断工具に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、下がり壁を施工して段違いの天井を形成するには、図6に示す如く、水 平な野縁受け材から、下がり壁を保持する野縁受け材Aを懸吊し、更に、この下 がり壁用の野縁受け材から段違い天井用の野縁受け材Bを連結する。そして、こ れらの野縁受け材A,Bに連結した野縁材Nを介して下がり壁や段違い天井の指 定仕上げ材Sを取付けるものである。
【0003】 一方、軽量溝型鋼を切断する工具として、実公昭60-24502号公報に記載された 軽量溝型鋼用切断工具が周知のものである。この切断用工具は、所定の基盤上に 固定したセット室に溝型鋼を嵌入保持し、操作用のハンドル先端に設けた切断刃 によって、溝型鋼の形状を崩さずに切断する工具である。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
ところが、従来の下がり壁の施工では、下がり壁を保持する野縁受け材Aと、 段違いの天井を保持する野縁受け材Bとを連結する際に、これらの野縁受け材A ,B相互を溶接するものである。したがって、下がり壁施工の作業能率が悪く、 工期の遅延を招く一因になっていた。しかも、コスト高で溶接箇所から錆が生じ る虞もある外、正確な角度に連結するための微調整が出来ない不都合があった。 一方、室内環境の多様化に伴なって、垂直な下がり壁の施工に止まらず、下がり 壁に俯角や仰角を付ける施工も増加する傾向にある。しかしながら、従来の溶接 手段を用いた施工では、このような下がり壁の角度を現場の状況によって任意に 調整することができないものである。そこで、溶接手段を用いなくても、野縁受 け材を連結できるように加工できる工具の提供が望まれていた。
【0005】 しかしながら、従来の軽量溝型鋼用切断工具では、溝型鋼を所定の長さに切断 することはできても、野縁受け材を形成する溝型鋼相互を連結できるように加工 することは不可能である。
【0006】 そこでこの考案は、上述の課題を解決するために案出されたもので、野縁受け 材相互を現場で加工することで、溶接手段から生じる種々の不都合を解消すると 共に、角度調整自在に連結することが可能になり、しかも、この野縁受け材の端 部に野縁材を直接連結することができる軽量溝型鋼用切断工具の提供を目的とす る。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上述の目的を達成すべくこの考案は、軽量溝型鋼Pの端部をプレス加工にて所 定形状に形成する切断工具を改良するものである。この切断工具において、軽量 溝型鋼Pの板面P2に複数個の連結孔P3を開穿する穿孔部11を設け、軽量溝 型鋼Pの溝側板P1を切断して軽量溝型鋼Pの開口部分に嵌合する形状に形成す る型取部12を設けたダイ10を形成する。そして、このダイ10を固定基盤4 上に固定すると共に、軽量溝型鋼Pを嵌入支持するサポート体30をダイ10の 側面に設ける。また、ダイ10に対応するポンチ20を操作ハンドル2の先端部 分で上下動自在に設けた事を課題解消のための手段とする。
【0008】
【作用】
すなわち、この考案によると、サポート体30に嵌入支持された軽量溝型鋼P の先端は、穿孔部11と型取部12とを設けたダイ10上にセットされる。そし て、操作ハンドル2の先端に上下動自在に設けられたポンチ20による押圧力で 連結孔P3が開穿されると同時に、軽量溝型鋼Pの溝側板P1が切断されて、軽 量溝型鋼Pの開口部分に嵌合する形状に形成されるものである。
【0009】
【実施例】
以下、図面を参照して、この考案の実施例を詳細に説明する。 図に示す符号Pは、天井下地部材としての野縁受け材や野縁材として使用され る軽量溝型鋼を示す。この考案は、この軽量溝型鋼Pの端部をプレス加工するも のである。
【0010】 この考案切断工具のダイ10は固定基盤4上に固定されている。すなわち、こ のダイ10は、作業面上に接地固定する略コ字形の支持フレーム1上に載置固定 されており、支持フレーム1の支持台1A上に、固定基盤4とダイホルダ40と を順次介してダイ10が固定されている(図1参照)。
【0011】 一方、ポンチ20は操作ハンドル2の先端部分に上下動自在に設けられている 。この操作ハンドル2は、シャンク50を介してポンチ20を連結するもので、 このシャンク50は、支持フレーム1の上部に設けられた支持腕1Cにサポート されている。また、操作ハンドル2は、支持フレーム1の支持台1Aと支持腕1 Cとを連結する支柱1Bに、一対の連結アーム3を介して揺動自在に連結される 。また、支持フレーム1は、作業面上への接地固定を確実にするために、操作ハ ンドル2と同様の長さを有する固定杆5を支持台1Aに連結している。
【0012】 前記ダイ10は、軽量溝型鋼Pの板面P2に複数個の連結孔P3を開穿する穿 孔部11と、軽量溝型鋼Pの溝側板P1を切断して軽量溝型鋼Pの開口部分に嵌 合する形状に形成する型取部12とを設けている(図2参照)。図示のダイ10 は、矩形状を象る4箇所の穿孔部11と、この穿孔部11の中央に設けた1個の 穿孔部11との計5箇所の穿孔部11を設けている。また、型取部12は、軽量 溝型鋼Pの両サイドの溝側板P1を切除して板面P2のみを残すと共に、この板 面P2の先端部分を、平面略扇形状に加工する。
【0013】 ダイ10側面には、軽量溝型鋼Pを嵌入支持するサポート体30を設けている 。このサポート体30は、軽量溝型鋼Pの先端部分をダイ10の上面まで誘導す るもので、ダイ10の反対側面には、軽量溝型鋼Pの挿入位置を規制するストッ パー60を設けている(図2参照)。図示例では、ダイ10の側面に、サポート 体30と同形状のサポート部13を一体に設け、このサポート部13にサポート 体30の端部を連結したものである(図4参照)。また、サポート体30の上端 部からダイ10の上方に至る固定板31を設けている。この固定板31は、ダイ 10上にセットした軽量溝型鋼Pの上下の動きをサポート体30の先端部分で規 制するものである。そして、この固定板31のには、ダイ10上に位置するスト リッパ70を一体に設けている。
【0014】 ポンチ20は、前記ダイ10に対応するもので、図示例では、穿孔部11に対 応する5本の丸ポンチ21と、型取部12に対応する形状の縁切りポンチ22を ポンチホルダ80に連結している(図2参照)。
【0015】
【考案の効果】
この考案は、上述の如く構成したことにより、当初の目的を達成する。 すなわち、この切断工具においてプレス加工された軽量溝型鋼P端部は、その 溝側板P1が切除され、板面P2のみになると共に、この板面P2に連結孔P3 が開穿されるから、軽量溝型鋼Pの加工された端部相互を重ねて、タッピングネ ジ等によるネジ止めが可能になる。この結果、従来の溶接手段は不要になり、溶 接手段から生じる種々の不都合は解消された。
【0016】 また、軽量溝型鋼P相互を軸止可能になったので、角度調整自在に連結するこ ともできる。
【0017】 更に、板面P2端部は、野縁材等に使用する軽量溝型鋼Pの開口部分に嵌合す る形状に形成されるから、野縁受け材に直接野縁材を連結することができる。こ の結果、下がり壁等の施工工事を極めて効率良く行えるものとなった。
【0018】 以上説明したように、この考案によると、野縁受け材相互を現場で加工するこ とで、溶接手段から生じる種々の不都合を解消すると共に、角度調整自在に連結 することが可能になり、しかも、この野縁受け材端部に直接野縁材を連結するこ とができるなどといった実用上有益な種々の効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案切断工具の全体を示す斜視図。
【図2】ダイ部分を示す平断面図。
【図3】ポンチ部分を示す底面図。
【図4】ダイ部分を示す縦断面図
【図5】加工した軽量溝型鋼の施工例を示す正面図。
【図6】従来の施工例を示す正面図。
【符号の説明】
A 野縁受け材 B 野縁受け材
C 野縁受け材 N 野縁材 S 仕上げ材 P 軽量溝型鋼 P1 溝側板
P2 板面 P3 連結孔 1 支持フレーム 1A 支持台
1B 支柱 1C 支持腕 2 操作ハンドル 3 連結アーム
4 固定基盤 5 固定杆 10 ダイ 11 穿孔部
12 型取部 13 サポート部 20 ポンチ 21 丸ポンチ
22 縁切りポンチ 30 サポート体 40 ダイホルダ 50 シャンク 60 ストッパー 70 ストリッパ 80 ポンチホルダ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 桜井 一希 神奈川県横浜市旭区市沢町778番地の6 株式会社小桜建装内

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 軽量溝型鋼の端部をプレス加工にて所定
    形状に形成する切断工具において、溝型鋼の板面に複数
    個の連結孔を開穿する穿孔部を有し、溝型鋼の溝側板を
    切断して溝型鋼の開口部分に嵌合する形状に形成する型
    取部を形成したダイを固定基盤上に固定し、軽量溝型鋼
    を嵌入支持するサポート体をダイの側面に設け、ダイに
    対応するポンチを操作ハンドルの先端部分で上下動自在
    に設けた事を特徴とする軽量溝型鋼用切断工具。
JP4135991U 1991-05-08 1991-05-08 軽量溝型鋼用切断工具 Pending JPH04125520U (ja)

Priority Applications (1)

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JP4135991U JPH04125520U (ja) 1991-05-08 1991-05-08 軽量溝型鋼用切断工具

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JPH04125520U true JPH04125520U (ja) 1992-11-16

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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5232085B2 (ja) * 1972-02-24 1977-08-19
JPS6024502U (ja) * 1983-07-26 1985-02-19 ナショナル住宅産業株式会社 切断搬送装置

Patent Citations (2)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 19950620