JPH04125059U - 電気半田ごて - Google Patents

電気半田ごて

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Publication number
JPH04125059U
JPH04125059U JP5455491U JP5455491U JPH04125059U JP H04125059 U JPH04125059 U JP H04125059U JP 5455491 U JP5455491 U JP 5455491U JP 5455491 U JP5455491 U JP 5455491U JP H04125059 U JPH04125059 U JP H04125059U
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JP
Japan
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soldering iron
electric soldering
solder
suction pump
main body
Prior art date
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Pending
Application number
JP5455491U
Other languages
English (en)
Inventor
清近 前田
Original Assignee
サンハヤト株式会社
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Publication date
Application filed by サンハヤト株式会社 filed Critical サンハヤト株式会社
Priority to JP5455491U priority Critical patent/JPH04125059U/ja
Publication of JPH04125059U publication Critical patent/JPH04125059U/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 電気半田ごて本体と溶かした半田を吸い取る
吸引ポンプとを一体化し、もって半田の熱処理と溶かし
た半田の吸い取りとを一台でこなすことができるように
する。 【構成】 電気半田ごて本体1の握り柄部2を樋状にし
て、この握り柄部2に吸引ポンプ8を嵌め込んでセット
することができるようにする。また、電気半田ごて本体
1のこて先チップ3は、半田吸い取り用の小孔4を設け
ると共に、吸い取った半田を吸引ポンプ8の吸引口12
に導くパイプ5を設ける。一方、吸引ポンプ8はロック
解除ボタン16によってロックを解除し、シリンダ9内
のピストン10が緊縮コイルばね11によって元の位置
に復帰するように構成する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は電気半田ごてに関し、更に詳細には、半田の熱処理と吸い取りを一台 でこなすことができるようになした電気半田ごてに係わる。
【0002】
【従来の技術】
プリント基板のランドのうち、不要なランドを除去するような場合には、先ず 電気半田ごてを用いてランドの半田を溶かし、次いで溶かした半田を吸い取り装 置によって吸い取るという二段の作業が必要である。
【0003】 このような場合に、従来は電気半田ごてと、溶かした半田の吸い取り装置とが 別体であるから、斯かる作業を一人で行なおうとすると、二つの装置を一々持ち 替えながら行なわなければならない。
【0004】 しかし、このように一々持ち替えて行なおうとすると、面倒なばかりでなく、 余程手際よく行なわないと、一旦溶けた半田が吸い取り装置によって吸い取る迄 の僅かの間に再び硬化し始め、きれいに除去することができない等の問題がある 。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】
本考案は上記の点に鑑みなされたものであって、電気半田ごて本体と溶かした 半田を吸い取る吸引ポンプとを一体化し、もって半田の熱処理と溶かした半田の 吸い取りとを一台でこなすことができると共に、熱処理と吸い取りとを片手操作 で簡単に行なうことができ、且つまた溶かした半田を瞬時に吸い取ることができ るようになした電気半田ごてを提供せんとするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】
然して、本考案の要旨とするところは、電気半田ごて本体と、該電気半田ごて 本体の握り柄部に嵌め込んでセットする吸引ポンプとからなり、前記電気半田ご て本体は、その握り柄部を樋状に形成する一方、こて先チップには小孔を穿設す ると共にその後部に吸い取った半田を後記吸引ポンプの吸引口に導くためのパイ プを設け、また、前記吸引ポンプは、シリンダ内のピストンを緊縮コイルばねを もって常時吸引口と反対側に位置するように附勢すると共に、ピストン軸のシリ ンダから突出する端部に押圧ボタンを設け、更にシリンダの前記吸引口と反対側 の壁部に、前記ピストン軸と直交するように摺動するロック解除ボタンを設け、 該ロック解除ボタンの操作によってピストンのロックを解除するようにしてなる ことを特徴とする電気半田ごてにある。
【0007】
【作用】
次に本考案の作用について説明する。 先ず、吸引ポンプを電気半田ごて本体にセットし、その後吸引ポンプのピスト ンをロックされるまで押し下げる。次に、電源プラグをAC100Vコンセント に挿入し、こて先のチップがよく温まってから半田の熱処理を行なう。除去しよ うとする半田部分にこて先のチップを当て、ソフトタッチで円を描くようにこれ を動かすと、半田が溶ける。そしてこの状態になったときロック解除ボタンを押 すと、ピストンが内装したコイルばねの作用によって急激にシリンダ内を元の位 置に復帰し、もって吸引ポンプによって溶けた半田が吸い取られるものである。
【0008】
【実施例】
以下、本考案の実施例について、図面を参照しつつ説明する。 図1は一部切欠して示した正面図、図2は斜視図、図3は図2中A部分の拡大 図、図4はこて先チップの斜視図、図5は吸引ポンプを電気半田ごて本体にセッ トする前の状態の斜視図、図6はロック状態のロック解除ボタンとピストン軸の 部分拡大図である。
【0009】 図中、1は電気半田ごて本体である。また、該電気半田ごて本体1は、その握 り柄部2を樋状として、後記吸引ポンプを嵌着することができるようになしてい る。
【0010】 また、該電気半田ごて本体1のこて先チップ3は、溶けた半田を吸い取るため の小孔4を穿設すると共に、後部には先端が握り柄部2に突出するパイプ5を一 体的に形成している。また、該電気半田ごて本体1がヒーター部6によってこて 先チップ3を加熱するものであることは従来品と同様である。
【0011】 7は前記電気半田ごて本体1の握り柄部2の前記パイプ5の突出部に固着し、 該パイプ5と後記吸引ポンプの吸引口とを接続する有底円筒状のゴムパッキンで ある。 8は溶けた半田を吸い取るための吸引ポンプであり、前記電気半田ごて本体1 の樋状の握り柄部2に嵌め込んでセットするものである。また、該吸引ポンプ8 は、シリンダ9内のピストン10を緊縮コイルばね11の作用によって常時吸引 口12と反対側に位置するように附勢している。
【0012】 13はピストン10の軸であり、シリンダ9から突出した先端部には押圧ボタ ン14を固着し、また該押圧ボタン14の近傍には後記ロック解除ボタンの係止 部が係合する切欠部15を設けている。
【0013】 16はロック解除ボタンである。該ロック解除ボタン16はシリンダ9の前記 吸引口12と反対側の壁部に、前記ピストン軸13と直交して摺動するように設 けると共に、拡圧コイルばね17をもって常時外方に突出するよう附勢している 。且つまた、該ロック解除ボタン16は前記ピストン軸13を遊挿する孔18を 設けると共に該孔18に前記ピストン軸13の切欠部15に係合する係止部19 を形成している。
【0014】 また、その他図中20は電源コード、21は付属の針金であり、前記こて先チ ップ3の小孔4の詰まりを防止するためのものである。
【0015】 次に、本実施例の作用について簡単に説明する。 先ず、吸引口12をパイプ5の突出端に一致させて、吸引ポンプ8を電気半田 ごて本体1の握り柄部2にセットする。然る後に押圧ボタン14を押して、ピス トン10がロックされるまで押し込む。その後電源を入れてヒーター部6によっ てこて先チップ3を加熱し、除去しようとする半田部分にこて先チップ3を当て てこれを溶かす。そして半田が溶けたらロック解除ボタン16を押すと、該ロッ ク解除ボタン16の係止部19がピストン軸13の切欠部15から外れてロック が解除され、ピストン10が緊縮コイルばね11の作用によって元の位置に復帰 するものである。そしてまた、これによってこて先チップ3の小孔4から吸い取 られた半田は、パイプ5を通って吸引ポンプ8のシリンダ9内に吸い取られるも のである。
【0016】
【考案の効果】
本考案は上記の如き構成、作用であり、電気半田ごて本体と溶かした半田を吸 い取る吸引ポンプとを一体化したものであるから、半田の熱処理と溶かした半田 の吸い取りとを一台でこなすことができるものである。また、吸引ポンプは電気 半田ごて本体の握り柄部に嵌め込んでセットするものであり、且つ吸引ポンプの 作動はロック解除ボタンを押すことによって行なうものであるから、片手で全て の作業を行なうことができ、きわめて能率的である。また、半田が溶けたときに 瞬時に吸い取ってしまうことができるから、残らずきれいに半田を除去すること ができるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】一部切欠して示した本考案の実施例の正面図で
ある。
【図2】本考案の実施例の斜視図である。
【図3】図2中A部分の拡大図である。
【図4】こて先チップの斜視図である。
【図5】吸引ポンプを電気半田ごて本体にセットする前
の状態の斜視図である。
【図6】ロック状態のロック解除ボタンとピストン軸の
部分拡大図である。
【符号の説明】
1 電気半田ごて本体 2 握り柄部 3 こて先チップ 4 こて先チップ3の小孔 5 パイプ 6 ヒーター部 7 有底円筒状のゴムパッキン 8 吸引ポンプ 9 シリンダ 10 ピストン 11 緊縮コイルばね 12 吸引口 13 ピストン軸 14 押圧ボタン 15 切欠部 16 ロック解除ボタン 17 拡圧コイルばね 18 ロック解除ボタンの孔 19 係止部

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電気半田ごて本体と、該電気半田ごて本
    体の握り柄部に嵌め込んでセットする吸引ポンプとから
    なり、前記電気半田ごて本体は、その握り柄部を樋状に
    形成する一方、こて先チップには小孔を穿設すると共に
    その後部に吸い取った半田を後記吸引ポンプの吸引口に
    導くためのパイプを設け、また、前記吸引ポンプは、シ
    リンダ内のピストンを緊縮コイルばねをもって常時吸引
    口と反対側に位置するように附勢すると共に、ピストン
    軸のシリンダから突出する端部に押圧ボタンを設け、更
    にシリンダの前記吸引口と反対側の壁部に、前記ピスト
    ン軸と直交するように摺動するロック解除ボタンを設
    け、該ロック解除ボタンの操作によってピストンのロッ
    クを解除するようにしてなることを特徴とする電気半田
    ごて。
JP5455491U 1991-04-16 1991-04-16 電気半田ごて Pending JPH04125059U (ja)

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JP5455491U JPH04125059U (ja) 1991-04-16 1991-04-16 電気半田ごて

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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5386A (en) * 1976-06-22 1978-01-05 Philips Nv Threshold effect integrated logical circuit
JPS57162482A (en) * 1981-03-31 1982-10-06 Fujitsu Ltd Semiconductor luminous device and manufacture thereof

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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