JPH04122872A - 音源方向識別方法及び装置 - Google Patents

音源方向識別方法及び装置

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JPH04122872A
JPH04122872A JP24275990A JP24275990A JPH04122872A JP H04122872 A JPH04122872 A JP H04122872A JP 24275990 A JP24275990 A JP 24275990A JP 24275990 A JP24275990 A JP 24275990A JP H04122872 A JPH04122872 A JP H04122872A
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JP
Japan
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bidirectional
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JP24275990A
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English (en)
Inventor
Akira Morita
盛田 章
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Japan Broadcasting Corp
Original Assignee
Nippon Hoso Kyokai NHK
Japan Broadcasting Corp
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  • Measurement Of Velocity Or Position Using Acoustic Or Ultrasonic Waves (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [発明の目的] (産業上の利用分野) この発明は、音源方向を自動識別するための音源方向識
別方法およびこの方法を使用する音源方向識別装置に関
する。
(発明の概要) この発明は、マイクロホンにより収音して音源方向を自
動的に識別するための音源方向識別方法およびその方法
を使用する音源方向識別装置に関するもので、両指向性
マイクロホンと全指向性マイクロホンを組み合わせ、そ
れらの指向性の違いを利用することにより、到来してく
る音波から音源の方向を実時間で判定するようにしたも
のである。
(従来の技術) 従来、音源方向を自動的に識別する音源方向識別方法と
しては、次のようなものが知られている。
その1つは、挟角度指向性マイクロホン(例えば、ライ
ンマイクロホン、放物面形集音器など)を用いて音源を
選択する方法である。
別の1つは、直線配列あるいは円形配列した多数のマイ
クロホンを用いるクロススペクトル法、複合複素正弦波
モデルなどを適用し、音源方向を推定する方法である(
例えば、上田、安倍、城戸。
「直線配列マイクロホンにCC3Mを適用しり音波到来
方向の推定実験」、日本音響学会講演論文集、昭和59
年10月」。) さらに別の1つは、インテンシテイφベクトル(粒子速
度X音圧の時間平均)を測定し、音源方向を推定する方
法である。
(発明が解決しようとする課題) しかしながら、このような従来の音源方向識別方法では
、次のような問題点があった。
挟角度指向性マイクロホンによる方法は、マイクロホン
としては比較的狭い収音範囲(角度)に入った音を他の
音と区別して収音しようとするもので、音源方向を探る
ものではなく、仮にこれを用いて音源方向を探し得たと
しても、音源方向探査としては広範囲の音源を拾ってし
まい、識別が困難である。
また配列マイクロホンを用いる方法は、演算処理などに
時間を要し、実時間で音源方向を識別することは困難で
ある。
さらにインテンシテイ・ベクトルによる方法は、−度に
1方向の成分しか測定できないために、定常的な音の分
析には有効であるが、反面、過渡的な音の推定が困難で
ある。また、測定に時間を要するものでもある。
この発明は、このような従来の問題点に鑑みてなされた
もので、どの方向がら来る音波も実時間でその方向を識
別することができる音源方向識別方法及び装置を提供す
ることを目的とする。
[発明の構成] (課題を解決するための手段) この発明の音源方向識別方法は、指向性パターンの中心
を一致させ、正面感度の等しい両指向性マイクロホンの
出力と全指向性マイクロホンの出力との比を取り、この
比の値をあらかじめ設定した比較値と比較し、前記比の
値が比較値よりも小さくなった場合に、音源方向を前記
両指向性マイクロホンの感度の最低の方向と判定するも
のである。
またこの発明の音源方向識別装置は、互いの中心が一致
するように配設された両指向性マイクロホンおよび全指
向性マイクロホンと、 前記各マイクロホンからの出力をA/D変換して両指向
性パターンおよび全指向性パターン信号を出力するA/
D変換手段と、 前記A/D変換手段の出力のうち、前記両指向性パター
ンの出力に対して両指向性パターンの主軸を含む所定の
平面内で所定角度ずつ回転させる演算処理を行う主軸回
転演算手段と、 前記主軸回転演算手段の出力と、前記A/D変換手段の
出力のうちの前記全指向性パターンの出力に対するもの
と比を取り、この比の値をあらかじめ設定されている比
較値と比較する比較手段と、前記比較手段の比較結果と
して、前記比の値が前記比較値よりも大きい場合には前
記主軸回転演算手段に回転指令を出力し、前記比の値が
前記比較値よりも小さくなった場合には、この時の主軸
を90°回転し、その主軸の方向を音源方向と判定して
出力する音源方向判定手段と、 前記両指向性パターンと前記全指向性パターンとの出力
の極性を比較し、同極性であれば主軸方向で両指向性パ
ターンの中棒性側に、逆極性であれば両指向性パターン
の一極性側に音源が存在すると判定する音源位置判定手
段とを備えたものである。
(作用) この発明の音源識別装置では、両指向性マイクロホンと
全指向性マイクロボンがらの各々の出力を、A/D変換
手段によりA/D変換して両指向性パターンと全指向性
パターン信号とを得る。
そして、主軸回転演算手段により、A/D変換手段の出
力のうちの両指向性パターンの出力に対して両指向性パ
ターンの主軸を含む所定の平面内で所定角度ずつ回転さ
せる演算処理を行い、さらに比較手段において、前記主
軸回転演算手段の出力と、前記A/D変換手段の出力の
うちの全指向性パターンの出力との比を取り、この比の
値をあらかしめ設定されている比較値と比較する。
さらに、音源方向判定手段により、この比較手段の比較
結果に対して、前記比の値が前記比較値よりも大きい場
合には前記主軸回転演算手段に回転指令を出力して両指
向性パターンの所定角度ずつ回転させ、再度その出力を
比較手段において比較値と比較させるようにし、前記比
の値が前記比較値よりも小さくなった場合には、この時
の主軸を90°回転し、その主軸の方向を音源方向と判
定して出力する。
そして、音源方向判定手段が音源方向を判定できた時に
は、音源位置判定手段により前記両指向性パターンと全
指向性パターンとの出力の極性を比較し、同極性であれ
ば主軸方向で両指向性パターンの中棒性側に、逆極性で
あれば両指向性パターンの一極性側に音源が存在すると
判定する。
(実施例) 以下、この発明の実施例を図に基づいて詳説する。
第1図はこの発明の音源方向識別方法の原理を示してお
り、第2図はその音源識別処理のフローチャートである
第1図の原理説明図および第2図のフローチャートを参
照して、音源方向の識別処理手順を説明すると、まず、
両指向性パターン1を水平面内で回転させ、次いで、回
転させながら両指向性マイクロホンと全指向性マイクロ
ホンの出方の比を取る(ステップSl、S2)。
次いで、この比の値をあらかじめ定められた比較値L(
−a/b)と比較しくステップS3)、比の値が比較値
以下の場合には、両指向性パターンlの主軸2に対して
±90@の方向に音源3があると判定する(ステップS
4)。
そして、音源方向が判定された時には、両指向性パター
ン1の主軸2を+90@回転させ、両指向性パターン1
と全指向性マイクロホンの出方である全指向性パターン
4との極性を比較し、同極性であれば主軸方向で両指向
性パターン1の中棒性側に、逆極性であれば主軸方向で
両指向性パターンの一極性側に音源3が存在すると判定
する(ステップ85〜S8)。
次に、この発明の音源方向識別装置の実施例について、
第3図ないし第7図に基づいて説明する。
第3図ないし第5図に示すように、音源方向識別装置は
、両指向性マイクロホンと全指向性マイクロホンとで構
成される受音部11と、この受音部11の信号をディジ
タル処理して音源方向の識別処理を行なう信号処理部1
2とから構成されている。
モして受音部11は、識別精度を上げるために両指向性
パターンと全指向性パターンの中心を一致させることが
必要であり、そのために、第4図および第5図に詳しい
ように、1つの円周上に等間隔ずつ離れて配置された全
指向性マイクロホンユニット13〜16と、中央の原点
に配置されたさらに1つの全指向性マイクロホンユニッ
ト17により構成されている。
すなわち、両指向性パターン信号を、中心を挾んで相対
する2個の全指向性マイクロホンユニットの対、つまり
全指向性マイクロホンユニット13.14の対、および
全指向性マイクロホンユニット15.16の対それぞれ
におけるマイクロホンユニットの出力の差分として得る
ために、差分器18.19により全指向性マイクロホン
出力ツ)13.14間、全指向性マイクロホンユニット
15.16間の出力の差を取り、これを両指向性パター
ン信号A、Bとして信号処理部12に与えるようにして
いる。
また、全指向性パターンCを得るために、原点に位置す
る全指向性マイクロホンユニット17からの出力が信号
処理部12に与えられるようにしている。
ここで、1つの対を成す全指向性マイクロホンユニット
13.14から差分器18を介して出力される信号Aは
X軸を主軸とし、原点を中心とする両指向性パターンで
あり、他の1つの対を成す全指向性マイクロホンユニッ
ト15.16から差分器19を介して出力される信号B
はY軸を主軸とし、原点を中心とする両指向性パターン
である。
そして、原点上の全指向性マイクロホンユニット17か
らの出力信号Cも原点を中心とする全指向性パターンで
あり、こうして、すべての指向性パターンA、B、Cの
中心が一致するようにしである。
また主軸をそれぞれ直交するX軸、Y軸とする両指向性
パターンA、Bを用いているのは、音波の到来方向を探
すため、水平面内で両指向性パターンを電子的に回転さ
せるためである。
信号処理部12は、第5図に詳しいように、受音部11
からの信号のA/D変換を行うA/D変換部20と、こ
のA/D変換部20の出力のうち両指向性パターン信号
の主軸の回転処理を行うための回転処理演算部21と、
両指向性パターンと全指向性パターンの比を求める比値
演算部22と、この比値演算部22の求めた比の値を所
定の比較値と比較する比較部23とを備えている。また
、この比較部23の比較結果から音源方向を判定するた
めの音源方向判定部24と、この音源方向判定部24が
音源方向を判定した時に、さらに音源位置を判定するた
めの音源位置判定[25を備えている。
次に、上記の構成の音源方向識別装置の動作について説
明する。
音源からの音波を受音部11の各全指向性マイクロホン
ユニット13〜17が受音し、両指向性マイクロホンを
構成する全指向性マイクロホンユニット13.14の組
、全指向性マイクロボンユニット15.16の組それぞ
れにおいて、マイクロホン出力の差分を差分器18.1
9で求め、これを直交する2つの両指向性パターンA、
Bとして信号処理部12のA/D変換部2oに入力する
また全指向性マイクロホンユニット17の出力は直接A
/D変換部2oに入力される。
信号処理部12では、そのA/D変換部2oに両指向性
マイクロホンからの両指向性パターン出力A、Bと全指
向性マイクロホン17がらの全指向性パターン出力Cが
入力される。そして、A/D変換部20では、これらの
各入力をA/D変換し、ディジタル信号にして回転処理
演算部21に与える。
回転処理演算部21では両指向性パターンA。
Bを電子的に回転させるために、次の処理を行う。
つまり、第6図のように、それぞれの指向性パターンA
、BをX軸を始線とする極座標で表わすと、X軸を主軸
とする両指向性パターンAはCOSθ、Y軸を主軸とす
る両指向性パターンBはsinθとなり、任意の方向φ
を主軸とするパターンは、COS (φ−θ) −co
sφcosθ+sinφsinθ−mαeO8θ+βs
inθ ただし、C1−eO8φ、β−5inφとなる。
この式が示すように、角度φに応じたα、βを、中心が
一致し、主軸が直交した2個の両指向性マイクロホンの
それぞれの指向性パターン出力A。
Bに掛けて足し合わせることにより、電子的に両指向性
パターンを回転させることができるのである。
そこで、回転処理演算部21では、A/D変換部20か
らのディジタル入力値A、Bに対して(αA+βB)を
演算し、主軸がX軸に対してφ°の両指向性マイクロホ
ンの出力りを得る。
次に、比値演算部22で、このD値と、これと同時刻の
全指向性マイクロホンの全指向性パターン出力Cとの間
の比、 K−D/C を求めて、これを比較部23に与え、ここで、K値をあ
らかじめ設定されている比較値L(−a/b)と比較す
る。
そして、音源方向判定部24では、比較部23の比較結
果がK<Lであれば、音源方向を(φ±90°)の方向
と判定する。しかしながら、この比較部23の比較結果
がそれ以外の場合には、主軸の角度を1ステツプだけ回
転させる指令を前記回転処理演算部21に与え、再び、
新たな回転角φに対して同じ処理を繰り返す。
なおここで、比較値りは第1図に示すように識別範囲(
開き角度δ″)を決定するものであり、このようにして
判定に比を用いることにより、受音部11での音圧レベ
ルが変動しても識別範囲(δ°)は変化せず、一定の範
囲(δ0)の音波の音源方向を識別することができるよ
うになるのである。
第7図は比較値りと識別範囲δとの関係を示しており、
Lの値は両指向性パターンの回転ステップに応じて適当
な値に設定する。また、第7図からδの小さい範囲を使
うと、識別感度が良いことが分かる。すなわち、両指向
性パターンの感度の低い部分(つまり、ヌル)を判定に
用いることにより識別感度が良くなることが分かる。
音源方向判定部24で(φ±90°)の方向に音源があ
ると判定した時に、音源位置判定部25により、音源の
方向が(φ+90°)の方向にあるか、もしくは(φ−
90)°の方向にあるかを判定する。
次に、この音源位置判定部25の詳しい動作について説
明すると、まず、両指向性パターンを回転し、主軸をη
−φ+901とする。
次に、その出力と同時刻の全指向性マイクロホンの全指
向性パターンの出力Cとの極性を比較する。そして、こ
れが同極性であれば、両指向性パターンの主軸上で中棒
性側(η″)に音源が存在し、逆極性ならば、両指向性
パターンの主軸上で一極性側(η”−180°)と判定
する。
こうして、互いの中心が一致するように配設された両指
向性マイクロホンおよび全指向性マイクロホンそれぞれ
からの両指向性パターン出力A。
Bと、全指向性パターン出力Cとを信号処理し、これら
の出力のうち、両指向性パターンの出力A。
Bより合成された両指向性パターンをその主軸を含む所
定の平面内で所定角度ずつ回転させ、この主軸回転演算
処理出力りと全指向性パターンの出力Cとの比を取り、
この比の値をあらかじめ設定されている比較値と比較す
る。そして、比較結果として、比の値が比較値よりも小
さくなった場合に、この時の主軸を90°回転し、その
主軸の方向を音源方向と判定し、さらに、両指向性パタ
ーンDと全指向性パターンの出力Cの極性を比較し、同
極性であれば主軸方向で両指向性パターンの+極性側に
、逆極性であれば両指向性パターンの一極性側に音源が
存在することを判定するのである。
次に、この発明の他の実施例を第8図に基づいて説明す
る。
第8図は3次元空間の音源方向の識別に適用した実施例
を示しており、基本的な識別方式は第3図ないし第6図
の第1実施例と同様であるので、この実施例の特徴部分
についてのみ、以下に説明する。
この実施例の装置は、第3図の第1実施例と同様の受音
部11と信号処理部12とから構成されている。そして
、受音部11には、3次元空間の音源方向識別の特徴と
して、X軸、Y軸それぞれに両指向性マイクロホンを構
成するためにそれぞれ1対の全指向性マイクロホン13
,14;15゜16を配置すると共に、さらにZ軸にも
両指向性マイクロホンを構成するために1対の全指向性
マイクロホン26.27を配置しである。
そして、音源方向の識別に際しては、まずXY平面上で
両指向性パターンを回転させ、第2実施例と同様の識別
操作を行い、音源がP(−φ±90°)方向にあると判
定した段階で、次の操作に移る。
次のステップではP軸を仮想し、X軸を主軸とする両指
向性パターンAとY軸を主軸とする両指向性パターンB
とで合成したP軸を新たに主軸とする両指向性パターン
Eと、Z軸を主軸とした両指向性パターンFとをPZ平
面上で回転させ、このPZ平面上で、第1実施例のXY
平面上で行なった操作と同様な識別操作を行い、音源方
向を判定するのである。
[発明の効果] 以上のようにこの発明によれば、音源方向の識別に両指
向性マイクロホンの感度の低い部分、つまりヌルを利用
するので、良好な音源方向の識別ができる。また、両指
向性マイクロホンと正面感度が等しく、指向性パターン
の中心が一致した全指向性マイクロホンとの出力の比を
利用することにより音圧レベルが変動しても識別範囲が
一定に保てるようにしているために、識別率が音圧レベ
ルの変動に影響されにくく、さらに識別範囲の自由な設
定が可能である。
さらに、両指向性パターンを回転させながら音源方向の
判定を行うため、どの方向から到来する音波に対しても
その音源を識別すること力(でき、簡単な操作であるた
めに実時間処理も可能である。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の音源方向識別方法の一実施例の原理
を示す説明図、第2図は上記実施例の音源識別動作を示
すフローチャート、第3図(よこの発明の音源識別装置
の一実施例のプロ・ツク図、第4図は上記実施例の受音
部の正面図、第5図(よ上記実施例の詳しい内部構成を
示すプロ・ツク図、第6図は上記実施例の動作を示す説
明図、第7図番よ上記実施例の動作特性を示すグラフ、
第8図番よこの発明の音源方向識別装置の他の実施例を
示す説明図である。 1・・・両指向性パターン 2・・・主軸301.音源
       4・・・全指向性パターン11・・・受
音部     12・・・信号処理部13〜17・・・
全指向性マイクロホン18.19・・・差分器  20
・・・A/D変換部21・・・回転処理演算部 23・・・比較部 25・・・音源位置判定部 22・・・比値演算部 24・・・音源方向判定部

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)指向性パターンの中心を一致させ、正面感度の等
    しい両指向性マイクロホンの出力と全指向性マイクロホ
    ンの出力との比を取り、この比の値をあらかじめ設定し
    た比較値と比較し、前記比の値が比較値よりも小さくな
    った場合に、音源方向を前記両指向性マイクロホンの感
    度の低い方向と判定することを特徴とする音源方向識別
    方法。
  2. (2)互いの中心が一致するように配設された両指向性
    マイクロホンおよび全指向性マイクロホンと、 前記各マイクロホンからの出力をA/D変換して両指向
    性パターンおよび全指向性パターン信号を出力するA/
    D変換手段と、 前記A/D変換手段の出力のうち、前記両指向性パター
    ンの出力に対して両指向性パターンの主軸を含む所定の
    平面内で所定角度ずつ回転させる演算処理を行う主軸回
    転演算手段と、 前記主軸回転演算手段の出力と、前記A/D変換手段の
    出力のうちの前記全指向性パターンの出力に対するもの
    との比を取り、この比の値をあらかじめ設定されている
    比較値と比較する比較手段と、 前記比較手段の比較結果として、前記比の値が前記比較
    値よりも大きい場合には前記主軸回転演算手段に回転指
    令を出力し、前記比の値が前記比較値よりも小さくなっ
    た場合には、この時の主軸を90°回転し、その主軸の
    方向を音源方向と判定して出力する音源方向判定手段と
    、 前記両指向性パターンと全指向性パターンの出力との極
    性を比較し、同極性であれば主軸方向で両指向性パター
    ンの+極性側に、逆極性であれば両指向性パターンの−
    極性側に音源が存在すると判定する音源位置判定手段と
    を備えて成る音源方向識別装置。
JP24275990A 1990-09-14 1990-09-14 音源方向識別方法及び装置 Pending JPH04122872A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003333680A (ja) * 2002-05-10 2003-11-21 Kenwood Corp マイクロホン装置および音源方向判定装置
JP2007121045A (ja) * 2005-10-26 2007-05-17 Matsushita Electric Works Ltd 超音波物体検知装置
JP2012147337A (ja) * 2011-01-13 2012-08-02 Yamaha Corp 定位解析装置および音響処理装置
JP2020030202A (ja) * 2018-08-21 2020-02-27 三星電子株式会社Samsung Electronics Co.,Ltd. 音方向探知センサ、及びそれを含む電子装置

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