JPH04122219A - 圧力調理器 - Google Patents

圧力調理器

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JPH04122219A
JPH04122219A JP24029790A JP24029790A JPH04122219A JP H04122219 A JPH04122219 A JP H04122219A JP 24029790 A JP24029790 A JP 24029790A JP 24029790 A JP24029790 A JP 24029790A JP H04122219 A JPH04122219 A JP H04122219A
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JP
Japan
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pressure
spool
lid
operating
stopper
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JP24029790A
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Daigo Takamura
高村 大五
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、一般に圧力釜や圧力鍋と称している圧力調理
器、さらに詳しくは密閉、加圧型による比較的小型の圧
力調理器に関するものである。
〔従来の技術〕
一般的な圧力調理器は、従来からよく知られているよう
に、内部が中空状にされて上端を開口部を開閉可能に被
蓋して釜内部を密閉する蓋体とを肩し、釜本体の開口部
外周壁面には所定の角度範囲に亘り任意数の係合鍔が突
設しであると共に蓋体の内周壁面には釜本体の係合鍔と
対応させて係合顎を突設してあり、蓋体な釜本体の所定
の位置に一旦被嵌させ1こ後5.蓋体を釜本体に対して
所定の方向にスライド回動することにより釜本体の係合
鍔に蓋体の係合顎乞係合して蓋体を釜本体てロック固定
し、また、蓋体を上記と逆方向にスライド回動すること
Kより上記ロンジを解除し、闘蓋するようKs成されて
いる。
そして、圧力調理器は、釜内部暑所定の高圧下に保育し
た状態で食物を調理する。つまり、炊く、煮る、茹る、
蒸す、焼くなどの各調理時間が短ρ)(て済み、特に、
通常では調理のために比較的短時間乞必要とするとされ
る、いわゆる硬目の食物原料、例えば、玄米とD)よ(
乾燥されに豆類などについても、これを比較的短時間で
迅速ρ・っ容易に、しρ・も効果的に調理し得ると云う
利点があり、力・つま1こ、−船釣には硬過ぎて食し得
ない魚類の骨部分などについても柔らかく、食し得るよ
うに調理できて、身体の健康維持、必要な栄養分の摂取
に役立つものとして注目され、広く普及している。
また、ここで、この種の圧力調理器の使用に際しては、
前記したように、釜内部の煮炊空間を所定の高い調理圧
下、通常の場合には、高い蒸気圧下に保持して調理をす
るために、その使用時における防爆、ならびに危険防止
、安全性確保などのXSρ・ら、我が国においては、よ
く知られているように、消費生活用製品安全法による法
規制、つまり、いわゆる安全のLめの規格に適合してい
ることを保証するSGマーク(安全保証マーク)の貼付
を義務付けるなどの規制処置がとられている。
ここで、この法規制の主なものには、次のような各点が
ある。すなわち、 (a)釜本体および蓋体のそれぞれ自体、ならびに両者
の閉蓋固定態様に所定の耐圧強度があること。
fb)釜本体に対する蓋体の閉蓋固定が確実になされて
いる力)否かを確認し得ること。
(C)調理時に釜内部の圧力を常時一定に保持する圧力
′p4繋弁、すなわち、調圧弁を有すること。
(d)調理弁が何等かの原因、例えば目詰りなどで作動
不能になっ二とき、この調圧弁に代って調理圧よりも高
い耐圧許容限度内で作動する安全弁を有すること。
fe)調理後の開蓋時に圧力、ここでは蒸気圧の噴出に
よる危険を避ける二め、釜内部の圧力が十分に低下しな
い限り開蓋しないようにすること。
などがある。
〔発明が解決しようとする課題〕
し力・して、従来の圧力調理器の場合には、前記法規制
による各条件を満足させる1こめに、釜本体とこれに被
蓋される蓋体自体、ならびにこれらの両者の係合機構の
態様などに種々の工夫をこらした構成が提案されている
のであるが、従来構成の場合、必ずしも効果的に使用し
得るものがなく、特に、この種の密閉、加圧型からなる
比較的小型の圧力調理器は、未だ市場に提供されていな
い現況にある。
そして、このような比較的小型の圧力調理器が提供され
ていない理由としては、この種の圧力調理器での前記各
条件に対応させるための機構、構成が、従来の場合、比
較的複雑に過ぎて、価格的にも高価につき、大型の圧力
調理器には適するとは云うものの、その小型化が困難で
あることとも相俟って、たとえ小型化の潜在需要があっ
ても、いわゆる、犬は小を兼ねる的な単純な発想のもと
に、製造がより一層容易な大型化上指向している刀)ら
であると考えられる。
また、従来の圧力調理器は、釜本体の係合鍔が設けてな
い箇所に蓋体の係合顎を適合させるように両者の嵌合位
置を合わせ℃蓋体な釜本体に被嵌し、蓋体な所定方向に
回動してロック、固定し、まり、蓋体を上記と反対方向
の所定位置まで回動してロック解除し、開蓋するよう構
成されているため、蓋体の開閉操作及びロックとその解
除操作が煩雑になる問題を有している。
本発明は、上記のような点に鑑みてなされたもので、本
発明の目的の1つは、機構、構成が比較的簡単で、ρ・
つ法規制による各条件に適合する密閉、加圧型による比
較的小屋の圧力調理器を提供することにある。
本発明の目的の他の1つは、蓋体の開閉操作が簡単に行
なえると共に、蓋体の釜本体へのロック及び、その解除
操作をワンタンチで円滑良好に行なえる圧力調理器を提
供することにある。
〔課題を解決するための手段〕
上記目的を達成するために、本願の第1の発明に係る圧
力調理器は、ピ)上端を開口した容器状体の内部被調理
物を受給する煮炊空間を形成し、かつ、容器状体の上端
周縁に密閉用の環状受座部を形成すると共に環状受座部
の上部に係合顎を形成した釜本体と、(ロ)環状受座部
上に係合載置して釜本体の開口部を開閉可能に閉蓋、密
閉する蓋体と、(ハ)蓋体上の中央部に所定の範囲で上
下方向に摺動自在に設けた作動体及び蓋体の上面に摺接
させると共に作動体と係合させて配設した複数枚のロッ
クプレートを備え、作動体を下方へ摺動することに、に
り上記各プレートナ外側方向へ押進して上記各プレート
の先端部を係合顎に係合させ、蓋体な釜本体にロック、
固定する蓋体ロック装置と、に)蓋体ロック装置の作動
体が所定の位置まで下降した時、所定部に係合して作動
体の動きを係止するストッパーと、(ホ)所定の範囲で
上下方向に摺動自在に、カ・つ、ストッパーと関連して
設けた作動スプールを備え、該スプールを下刃へ摺動す
ることVcJリストソバ−の係合を解除するストッパー
解除装置と、(へ)蓋体の下部側にあって、作動スプー
ルの下端に固定して設け1こ圧力隔壁体を備え、該圧力
隔壁体に釜本体の内部圧力を受けさせて作動スプールを
上方へ押圧し、釜本体の内部圧力が所定値よりも低下し
ないと作動スプールの下刃への拗きを阻止するストッパ
ー解除規制装置とを有し、上記蓋体には、使用時に釜本
体の内部圧力を所定圧に調整、維持し、かつ、より以上
の内部圧力を外部に逃逸させる調圧弁装置と、設定され
た内部圧力よりも高い耐圧許容限度範囲内で開弁作動さ
せて、内部圧力を外部に逃逸させる安全弁装置が設けて
あり、また、上記作動体、ロックプレート及び作動スプ
ールは復帰バネにより元の位置へ復動するように構成し
たことを特徴とするものである。
また、本願の矛2の発明の圧力調理器は、蓋体の上面1
(、円筒体の上端に鍔部を形成した把持体を固設し、こ
の把持体内に上記作動体、ストッパー及び作動スプール
を配在したことを特徴とするものである。
また、本願の牙3の発明は、上記作動体を把持体の円筒
体内に上下方向に摺動自在に嵌挿したことを特徴とし、
牙4の発明は、作動体の中心に縦設し―嵌合孔に、下端
を蓋体に固定して設けにスプールガイド管ヲ嵌挿し、こ
のスプールガイド管に上記作動スプールを上下方向に摺
動自在に嵌挿したことを特徴とするものである。
また、本願の牙5の発明の圧力調理器は、上記作動体の
下端部を下方側へ先細のテーパー面に形成すると共に各
ロックプレートの基端には二ち上り片を形成し、この二
ち上り片を上記テーパー面に係合したことを特徴とする
ものである。
さらにまた、本願の矛6の発明の圧力調理器は、上記ス
トッパーは、スプールガイド管側に開口して作動体に横
設した収容孔と、この収容孔内に収容した鋼球と、この
鋼球をスプールガイド管側へ押圧するスプリングとを備
え、上記作動体が所定の位置まで下降した時、スプール
ガイド管に開設した鋼球嵌合孔及び作動スプールの外周
壁面に形成し瓦切欠溝に鋼球が係入して作動体の動きを
係止させるように構成したことを特徴とし1.t−7の
発明の圧力調理器は、ストッパー解除装置は、作動スプ
ールの下降時に作動スプールの外周壁面で鋼球を押動し
て収容孔内へ押し入れてストッパーの係合乞解除させる
ように構成したことを特徴とするものである。
さらに、本願のオ8の発明の圧力調理器は、作動スプー
ルの下端に固定して設けた皿状の受圧板と、この受圧板
の外周縁に装着した環状パツキンとでストッパー解除規
制装置の圧力隔壁体を構成したことを特徴とし、才9の
発明は、作動体とロックプレート及び作動スプールの各
復帰バネとして、コイルスプリングを採用したことを特
徴とするものである。
さらにまた、本願の第10の発明の圧力調理器は、蓋体
の外周下面に形成した周溝内に環状パツキンを嵌着させ
、このパツキンを釜本体の上端部に、自身の弾力ならび
に内部圧力で接圧させるように構成しにことを特徴とし
1,1−11の発明は、蓋体の圧力隔壁体で閉塞可能な
箇所に任意数のエアー抜き用の小孔を開設したことを特
徴とするものである。
〔作 用〕
上記のように構成した本発明に係る圧力調理器は次のよ
うな作用を奏する。
(1)蓋体な釜本体の環状受座部上に載置して閉蓋し、
作動体を下方へ押動すると、各ロックプレートは外側方
向へ押し進められて先端部が係合顎に係合し、この時点
でストッパーが働いて所定部に係合し、作動体の動きt
係止させる。これにより、蓋体は密閉状態を保持して釜
本体にロック、固定される(第1図参照)。
次いで、上記の状態(加熱調理する前の状態)で作製ス
プールを下方へ押動すると、ストツノ(−の係合は解除
されるので、作動体は復帰)(ネの作用で上方へ復帰す
ると共に各ロックプレートも復帰バネの作用で元の位置
まで後退して係合顎との係合は解除される。したがって
、これKより蓋体のロックは解除される(矛2図参照)
このように、単に押すだけの簡単な操作により、蓋体の
ロック及びロック解除を行なうことができる。
(2)被調理材料を釜本体へ容れ、上記のように操作し
て蓋体をロック、固定し、煮炊用レンジなどにより加熱
調理を行なうと、その調理中、釜内部は調圧弁装置によ
って、所定の内部圧力に維持され、また、調圧弁装置が
作動不能にたツ7Lときは安全弁装置が作動して安全性
が補償される。
(3)圧力隔壁体は釜本体の内部圧力を受けて上方へ押
圧されているので、内部圧力が釜本体から抜けきってい
ないとき、即ち、内部圧力が所定値よりも低下していな
いときは、作動スプールを押しても動fJ)ないのでス
トッパーの係合を解除することはできないことになる。
〔実施例〕
以下、本発明に係る圧力調理器の1実施例につき、矛1
図ないし第11図を参照して説明する。
これらの図面は本発明に係る圧力調理器の1実施例を示
すもので、3−1図及び、72図は縦断面図であって、
才1図は蓋体をロックした状態を、ま1こ、矛2図は同
ロックを解除した状態を示すもの、第3図は平面図、矛
4図は第1図の1−1線断面図1.t−5図は蓋体の縦
断面図、矛6図は釜本体の縦断面図、オフ図及び第8図
は作動体の縦断面図及び底面図、第9図は圧力隔壁体を
装着した状態の作動スプールの側面図、矛10図はスツ
ールガイド管の側面図、矛11図は牙10図のn−■線
断面図、矛12図は調圧弁装置の縦断面図、矛13図は
調圧弁装置の重り体の横断面図である。
これら、t−1図ないし、t−13図において、この実
施例の圧力調理器は、上端を開口しに釜本体と、釜本体
Aの上端開口部を開閉可能に閉蓋、密閉する蓋体Bと、
蓋体Bを釜本体Aにロック、固定する蓋体ロック装置C
と所定部に係脱自在に係合して蓋体Bのロック状態を維
持させるストソノ<−Dと、ストッパーDの係合を解除
するストッパー解除装置Eと、釜本体への内部圧力が所
定値よりも低下しないとストッパー解除装置Eの作動を
阻止するようにしたストッパー解除規制装置Fとを有し
、上記蓋体Bには、使用時に釜内部を所定の調理圧に調
整する調圧弁装置Gと調理圧よりも高い耐圧許容限度範
囲内で開弁作動する安全弁装置Hとが設けである。
上記釜本体Aは、有底円筒状をなした容器状体11の内
部に被調理物を受容して煮炊調理する定めの煮炊空間1
2を形成し、力・つ、容器状体11の開口された上端周
縁に密閉用の環状受座部13ヲ形成すると共に受座部1
3の上端に係合顎14乞形成してなっている。この実施
例では、容器状体11の開口上縁を外側に折曲して環状
受座部12を形成し、この受座部12の外周縁を上方へ
折曲して短筒体15を形成し、更に短筒体15の上縁を
内側に折曲して係合顎14を形成して釜本体Ai構成し
である。そして、受座部13と係合顎14の下面との間
隔は、蓋体Bと後述するロックプレートとの合計厚みと
はy同じになるように設定しである。
しかして、釜本体Aは、例えば、米飯に換算するとき、
約0.18 d (約−合〕の炊飯をなし得る程度の、
この種の圧力調理器としては比較的小容量のものであっ
て良く、まに、上記釜本体Aは、例えばステンレスや強
靭なアルミニウムなどの材料を用いて成形加工すると良
い。
上記蓋体Bは、環状受座部13上に係合載置し、釜本体
への開口部を開閉可能に閉蓋して釜内部、つまり上記煮
炊空間12を密閉するよう形成しである。実施例の蓋体
Bは、ステンレス(SUS 304 )等の金属板で成
形加工され、蓋体Bの外周下面に周溝21を形成すると
共に蓋体の上面には周溝21の内側に隣接して環状凹溝
22を形成し、蓋体Bを堅牢に構成しである。そして、
上記周1!21内にシリコンゴム等の環状パッキン23
ヲ歌着させ、こツノ(ッキン23ヲ釜本体Aの上端部、
つまり、釜本体Aの上端内側力・ら受座部13に亘り、
自身の弾力ならびに内部圧力(蒸気圧)で接圧させ、密
閉を確実に保持させるように構成しである。24は蓋体
Bの中心に開設した置挿孔、25はエアー抜き用の小孔
で、小孔25は蓋体Bの後述する圧力隔壁体で閉塞可能
な箇所に任意敷設けである。
しρ・して、調圧弁装置G及び安全弁装置Hは蓋体Bの
環状凹溝22の箇所に装設されている。
ま定、蓋体Bの上面には、円筒体32の上端に鍔部33
ヲ一体形成した把持体31が、円筒体32ヲ同心円状に
配してビス等34で蓋体Bに固定して設けてあり、この
把持体31ハナイロン系その他のプラスチックスで造ら
れている。
上記蓋体ロック装置Cは、蓋体B上の中央部に所定の範
囲で上下方向に摺動自在に設け2作動体41と、蓋体B
の上面に摺接させると共に作動体41と係合させて配設
した複数枚のクサビ効果のロックプレート42を有して
成り、作動体41を下方へ摺動することにより上記各プ
レート42を外側方向へ押進して各プレート42の先端
部ビ釜本体Aの係合顎14にクサビ効果によって係合さ
せ、蓋体Bを釜本体Aにロック、固定するように構成さ
れている。
実施例の作動体41はジュラコン系樹脂その他のプラス
チックスで造られ、上手部を円筒状体43に形成すると
共に下半部を円筒状体43より細径の角筒状体44(実
施例では四角形)に形成し、かつ、角筒状体44の下端
部には下方側へ先細のテーパー面45を形成し1把持体
31の円筒体32内に上下方向に摺動自在に嵌挿されて
いる。ま瓦円筒体32の上部側の内周壁面に係合段部3
5を形成すると共に作動体41の上部側の外周壁面に上
記段部35と対応した係合郡部41−形成し、この段部
46が上記段部35に係合して作動体41の上方への動
きを規制するようにしである。これにより、作動体41
は両段部35と46の係合地点を上下点とし、この位置
から作動体41の下端が蓋体Bの上面に当接するまでの
範囲内で自由に摺動するようになっている。そして、作
動体41はコイルスプリング製の復帰バネ47で上方へ
附勢せしめ、上死点の位置までバネ470作用で復動す
るように構成しである。
次に、実施例の複数枚(ここでは四枚)の各ロックプレ
ート42は、ステンレス(SUS 304 ) eの金
属板で造られ、扇状体480基端に平行中のガイド板4
9を延設すると共にガイド板490基端を上方へ折曲し
て二ち上り片50ヲ形成して成り、上記ガイド板49ヲ
円筒体32の下端に切欠して開設したガイド溝36を通
して円筒体32内に臨ませ、二ち上り片50暑テーパー
面44に係合して蓋体B上に載置し、等間隔で放射状に
、かつ、ガイド溝36ヲガイドとして蓋体上を摺接しな
がら前後方向へ移動自在に配設されている。そして、各
プレート42はコイルスプリング製の復帰バネ51で中
心方向へ押圧させ、二ち上り片50にテーパー面封に押
し付けるように構成しである。これにより、作動体41
ヲ下降すると、各プレート42はテーパー面朝で押圧さ
れて前進し、扇状体48の先端部が係合顎14に係合し
、その状態で後述するようにストッパーDが働いて作動
体41を係止させて蓋体Bを釜本体Aにロック、固定す
るようになる。52は復帰バネ51を安定して固定する
ために、二ち上り片50に取付げたバネ固定体である。
さらに、作動体41の中心には、上下方向に向けて貫通
した嵌合孔53が縦設されていると共に、嵌合孔53に
は下端にネジ部55乞形成したステンレス製等のスプー
ルガイド管り4ヲ嵌挿し、このガイド菅54の下端のネ
ジ部55ヲ蓋体Bの中心の孔24を通して蓋体の下面に
突出し、ナツト等56により蓋体Bに固定しである。し
たがって、作動体41は円筒体32及びガイド管潟の双
7itガイドとして上下方向に摺動するようになってい
る。
ついて、上記ストッパーDは1作動体41が所定の位置
まで下降しπ時、所定部に係合して作動体41の動きを
係止させるように構成するもので、実施例のストッパー
Dは、スプールガイド管54側を開口して作動体41に
横設した収容孔61と、該孔61内に横方向に移動自在
に収容した鋼球62と、該鋼球62乞ガイド管54側へ
押圧するスプリング63と、孔61の一端を閉塞したソ
ケットネジ64ヲ有し、作動体41が下死点の位置、即
ち、作動体41の下端が蓋体Bの上面に当接する位置ま
で下降しπ時、この位置に対応してスプールガイド管5
4に開設した鋼球嵌合孔57及び、後述する作動スプー
ルの外周壁面に形成し;切欠溝に鋼球62が係入して作
動体41をその位置で係止させるように構成しである。
また次に、上記ストッパーDの係合を解除するス)7パ
ー解除装置Eは、下端にネジ部72ヲ形成したステンレ
ス製の作動スプール71’を有し、該スプール71はガ
イド管54に上下方向に摺動自在に嵌挿しであると共に
ネジ部72をガイド管54の下端fJ)も突出させ、該
ネジ部72にストッパー解除規制装置Fの圧力隔壁体8
1ヲ袋ナツト等82で固定して設けである。そして、ス
プール71はコイルスプリング製の復帰バネ73で上方
へ押圧させ、圧力隔壁体81が蓋体Bの下面に当接する
位置までバネnの作用で復動させるように構成しである
。これによりスプール71に上記復動した位置を上死点
として上下方向に摺動自在になっている。また、スプー
ル71には、スプール71が上死点に位置したとき、ガ
イド管54の鋼球嵌合孔57と対応する箇所のスプール
71の外周壁面に鋼球係入用の切欠溝74が凹設されて
いる。
上記により、ストッパーDが働いている状態(矛1図の
状態)で、スプール71を下降すると、切欠溝74に係
入している鋼球62はスプール71の外周壁面によって
、スプリング63に抗して押動され。
収容孔61内に押し入れられて係合は解除されるの一゛
、作動体41はバネ47の作用で上方へ復帰することに
なる。
ついで、ストッパー解除規制装置Fの圧力隔壁体81は
、ステンレス等で成形加工した皿状の受圧板間と、この
受圧板間の外周縁に装着したシリコンゴム製等の環状パ
ツキン84ヲ有し、受圧板83ヲスプール71の下端に
ナツト82で固設して構成されている。上記受圧板83
は、これに釜本体の内部圧力(蒸気圧)を受けさせてス
プール71に抵抗を付与させるもので、可及的に大きく
形成することが肝要である。そして、圧力隔壁体81に
より蓋体Bのエアー抜き用の小孔2El釜内部に対して
閉塞するように構成しである。
上記により、釜本体の内部圧力が十分に低下していない
とき、即ち、蒸気圧が抜けきっていないときは、圧力隔
壁体は蒸気圧を受けて上方へ押し付けられているので、
作動スプール71ヲ押圧しても下降しない定め、ストッ
パーを解除することはできないようになっている。
次に、使用時に釜内部を所定の調理圧、つまり、ここで
は所定の蒸気圧に調整して維持する調圧弁装置Gは、矛
12図に示されているように、蓋体Bの環状凹溝22の
位置に上方から挿入されて、内面側力・らフィルタナツ
ト95による締付けで、シート座金98ヲ介して装着固
定されるノズル体91を上下方向に植設させると共に、
このノズル体91に上方1J)ら着脱自在に嵌着される
弁部材としての重り部材99を有している。
そして、前記ノズル体91には、中心部を上下方向に貫
通するノズル孔92と、その上端部内面の弁座面93と
、外周面の長手方向中程に小径にされz頚部94とが形
成されており、力・つ、フィルタナツト95には、ノズ
ル孔92の延長上にあって導入孔を兼ねる中心孔98と
、局面部側複数箇所から導入孔97とが穿孔されている
また、前記重り部材的は、内部に下面側へ開口する穴部
101を有し、この穴部101の開口端部内局面にスナ
ップリング102 ’e装着すると共に、同穴部101
の上部に所定方向へ偏心開口する噴出孔103.103
ヲ穿孔した重り体100と、耐熱性合成樹脂などで成形
されL摘み体104とこれらの両者を穴部101の内側
を通して結合するねじ部106ヲ有し、かつ、同穴部1
01側に針弁107を突出させた針弁体105とからな
っており、前記重り体100の外周面には、所望の用途
に用いるドライバー羽根108.109.110ヲ、等
角間隔で三方にバランス良く植設してあって、これらの
各部材の総合した重量が、釜内部を所定の圧力、ここで
は所定の蒸気圧に規制する定めの所定重責に等しくなる
ように設定される。
したがって、調圧弁装置Gでは、ノズル体91に上方か
ら重り部材99ヲ、スナップリング102のバネ圧に抗
して嵌着させる二とにより、ノズル体91の弁座面93
に重り部材990針弁107が重力で接圧されて閉弁状
態に維持され、この状態で釜内部が所定の蒸気圧に達す
ると、そのノズル孔91通した蒸気圧により重り部材9
9が幾分か浮き上り気味になって開弁され、同重り部材
99に偏心開口され―噴出孔103.103から、内部
蒸気が外部に逃逸して放出され、常時、内部蒸気圧をは
y一定に保持して炊飯などがなされると共に、その放出
圧により重り部材的か回転することになる。
そして、炊飯などを終了した後にあっては、耐熱性合成
樹脂などで形成されていて、加熱の影響を受は難くされ
ている摘人体104を指先に軽(摘んで、重り体100
、ひいては、重り部材99、および針弁体105 ’k
、スナンプリング102のバネ圧に抗してノズル体91
から取り外すことにより、このノズル体91のノズル孔
92を通して内部蒸気圧を外部へ殆んど放出させること
ができる。
次に、使用時に調整の1こめの蒸気圧よりも高い耐圧許
容限度範囲内の圧力で開弁作動する安全弁装置Hは、前
記調圧弁装置と同様に、蓋体Bの環状凹溝22の位置に
弁本体120をナツト部材121で締付げて固定装置さ
れている。実施例の安全弁装置Hは弁本体120の内部
に設け―針弁なバネで弁座孔に押し付けて、常時、弁路
を閉塞し、釜内部の蒸気圧が調圧弁装置Gで設定され1
こ圧力値よりも高くなったとき(耐圧許容限度範囲内で
)、この蒸気圧で針弁をバネに抗して押動して弁路を開
き、蒸気圧を弁本体に形成した噴出孔122カ・ら外部
へ逃逸させるように構成した、市販のニードル弁方式の
安全弁装置を採用している。
これにより、釜内部の圧力が何んらρ・の異常によって
所定値以上になっ1こときは、この過剰圧力を外部に放
出することになるので、釜自体の爆裂、破壊を防止し又
安全性を確保する。
〔発明の効果〕
本発明は以上説明したようKm成したものである力・ら
次のような効果を奏する。
(1)蓋体な釜本体の環状受座部に単に載置するだけで
閉蓋することができる。
(2)蓋体乞釜本体に閉蓋する場会、従来技術のように
位置な倉わせる必要がないので、蓋体の開閉操作が簡単
に行なえる。
(3)蓋体の釜本体へのロック及びその解除操作は、単
に所定部を押すだけの簡単な操作により迅速かつ、確実
に行なうことができる。
(4)釜本体の内部圧力が所定値よりも低下しないと作
動スプールの下方への動きを阻止するストッパー解除規
制装置を設けであるρ・ら、蒸気圧が釜内部から抜けき
っていないときは、開蓋操作を規制して蒸気の吹き出し
による危険などを確実に回避することができる。
(5)構成が比較的簡単で、力・つ、法規制に、にる各
条件に適合する密閉、加圧型の比較的小型の圧力調理器
を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明に係る圧力調理器の1実施例を示すもので
、才1図及び才2図は縦断面図であって、第1図は蓋体
をロックした状態を、また、第2図は同ロックを解除し
た状態を示すもの、才3図(↓平面図、第4図は第1図
の1−1線断面図、第5図は蓋体の縦断面図1.t−6
図は釜本体の縦断面図、オフ図及び第8図は作動体の縦
断面図及び底面図、図、才11図は>10図のn−n線
断面図、第12図は調圧弁装置の縦断面図、矛13図は
調圧弁装置の重り体の横断面図である。 A・・・・・・釜本体 B・・・・・・蓋体 C・・・・・・蓋体ロック装置 D・・・・・・ストッパー E・・・・・・ストッパー解除装置 F・・・・・・ストッパー解除規制装置G・・・・・・
調圧弁装置 H・・・・・・安全弁装置 工1・・・−・・容器状体 12・・・・・・煮炊空間 13・・・・・・環状受座部 14・・・・・・係合顎 21・・・・・・周溝 23・・・・・・環状パツキン 25・・・−・・エア抜き用の小孔 31・・・・・・把持部 32・・・・・・円)笛体 33・・・・・・鍔部 41・・・・・・作動体 42・・パ・・ロックプレー 45・・・・・・テーパー面 47・・・・・・復帰バネ 50・・・・・・二ち上り片 51・・・・・−復帰バネ 53・・・・・・嵌合孔 54・・・・・・スプールガイ 57・・・・・・鋼球談合孔 61・・・・・・収容孔 62・・・・・・鋼球 田・・・・・・スプリング 71・・・・・・作動スプール 73・・・・・・復帰バネ 74・・・・・・切欠溝 81・・・−・・圧力隔壁体 関・・・・・受圧板 84・・・・・・環状パツキン ト ド管

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、(イ)上端を開口した容器状体の内部に被調理物を
    受容する煮炊空間を形成し、かつ、容器状体の上端周縁
    に密閉用の環状受座部を形成すると共に環状受座部の上
    部に係合顎を形成した釜本体と、(ロ)環状受座部上に
    係合載置して釜本体の開口部を開閉可能に閉蓋、密閉す
    る蓋体と、(ハ)蓋体上の中央部に所定の範囲で上下方
    向に摺動自在に設けた作動体及び蓋体の上面に摺接させ
    ると共に作動体と係合させて配設した複数枚のロックプ
    レートを備え、作動体を下方へ摺動することにより上記
    各プレートを外側方向へ押進して上記各プレートの先端
    部を係合顎に係合させ、蓋体を釜本体にロック、固定す
    る蓋体ロック装置と、(ニ)蓋体ロック装置の作動体が
    所定の位置まで下降した時、所定部に係合して作動体の
    動きを係止するストッパーと、(ホ)所定の範囲で上下
    方向に摺動自在に、かつ、ストッパーと関連して設けた
    作動スプールを備え、該スプールを下方へ摺動すること
    によりストッパーの係合を解除するストッパー解除装置
    と、(ヘ)蓋体の下部側にあって、作動スプールの下端
    に固定して設けた圧力隔壁体を備え、該圧力隔壁体に釜
    本体の内部圧力を受けさせて作動スプールを上方へ押圧
    し、釜本体の内部圧力が所定値よりも低下しないと作動
    スプールの下方への動きを阻止するストッパー解除規制
    装置とを有し、 上記蓋体には、使用時に釜本体の内部圧力を所定圧に調
    整、維持し、かつ、より以上の内部圧力を外部に逃逸さ
    せる調圧弁装置と、設定された内部圧力よりも高い耐圧
    許容限度範囲内で開弁作動されて、内部圧力を外部に逃
    逸させる安全弁装置が設けてあり、 上記作動体、ロックプレート及び作動スプールは、復帰
    バネにより元の位置へ復動するように構成したことを特
    徴とする、 圧力調理器。 2、蓋体の上面には、円筒体の上端に鍔部を形成した把
    持体が固設され、蓋体ロック装置の作動体、ストッパー
    及びストッパー解除装置の作動スプールは把持体内に配
    在されていることを特徴とする請求項1記載の圧力調理
    器。 3、蓋体ロック装置の作動体は、把持体の円筒体内に、
    上下方向に摺動自在に嵌挿されていることを特徴とする
    請求項1又は2記載の圧力調理器。 4、ストッパー解除装置の作動スプールは、上記作動体
    の中心に縦設した嵌合孔に嵌挿すると共に下端を蓋体に
    固定して設けたスプールガイド管に、上下方向に摺動自
    在に嵌挿されていることを特徴とする請求項1、2又は
    3記載の圧力調理器。 5、上記作動体の下端部には下方側へ先細のテーパー面
    が形成されていると共に各ロックプレートの基端には立
    ち上り片が形成されており、該立ち上り片を上記テーパ
    ー面に係合してあることを特徴とする請求項1、2、3
    又は4記載の圧力調理器。 6、ストッパーは、スプールガイド管側を開口して上記
    作動体に横設した収容孔と、該収容孔内に収容した鋼球
    と、該鋼球をスプールガイド管側へ押圧するスプリング
    とを備え、上記作動体が所定の位置まで下降した時、ス
    プールガイド管に開設した鋼球嵌合孔及び作動スプール
    の外周壁面に形成した切欠溝に鋼球が係入して作動体の
    動きを係止させるように構成したことを特徴とする請求
    項1、2、3、4又は5記載の圧力調理器。 7、ストッパー解除装置は、作動スプールの下降時に作
    動スプールの外周壁面で鋼球を押動して上記収容孔内へ
    押し入れてストッパーの係合を解除させるように構成し
    てあることを特徴とする請求項1、2、3、4、5又は
    6記載の圧力調理器。 8、ストッパー解除規制装置の圧力隔壁体は、作動スプ
    ールの下端に固定して設けた皿状の受圧板と、該受圧板
    の外周縁に装着した環状パッキンとで構成されているこ
    とを特徴とする請求項1、2、3、4、5、6又は7記
    載の圧力調理器。 9、上記作動体、ロックプレート及び作動スプールの各
    復帰バネはコイルスプリングで構成されていることを特
    徴とする設求項1、2、3、4、5、6、7又は8記載
    の圧力調理器。 10、蓋体の外周下面に形成した周溝内に環状パッキン
    を嵌着させ、該パッキンを釜本体の上端部に自身の弾力
    ならびに内部圧力で接圧させるように構成したことを特
    徴とする請求項1、2、3、4、5、6、7、8又は9
    記載の圧力調理器。 11、蓋体には、圧力隔壁体で閉塞可能な任意数のエア
    ー抜き用の小孔が開設されていることを特徴とする請求
    項1、2、3、4、5、6、7、8、9又は10記載の
    圧力調理器。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN101803862A (zh) * 2010-04-06 2010-08-18 广东新宝电器股份有限公司 电压力锅的排汽装置
JP2014530711A (ja) * 2012-04-05 2014-11-20 ハッピーコール カンパニーリミテッド 真空可能な鍋用蓋及びこれを用いた鍋

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CN101803862A (zh) * 2010-04-06 2010-08-18 广东新宝电器股份有限公司 电压力锅的排汽装置
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