JPH04120480U - 釣り用浮き - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【目的】 トップと軸と軸に嵌着するボディーとで成る
釣り用浮きに関し、大小いくつものボディーを釣り場に
携帯しなければならない不便を解消すると共に、浮きの
バランスをとるために必要な、ボディーを上下動させて
適正な位置に設定する操作を、容易、精密におこなえる
ようにする。 【構成】 ボディー３を上部４と下部５と１個以上の中
間部６、７とに分割し、軸２におねじ部８を形成すると
共に、ボディー３の前記分割各部のすべてに、又は少な
くとも上部４及び下部５に、前記おねじ部８と螺合する
めねじ９を貫設したことを特徴とする。

Description

【考案の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】

本考案は魚釣り用の浮きに関するものである。

【０００２】

【従来の技術】

従来、トップと軸と該軸に嵌着するボディーとで成る釣り用浮きにおいては、 おもりを変えるような場合、ボディーを適当な大きさのものに差し替える必要が あるため、大小いくつものボディーを釣り場に携帯しなければならない不便があ った。

【０００３】 また、この種の浮きにおいては、風の有無、波の高低等、釣り場の状況に応じ 、浮きのバランスをとるためにボディーを上下に移動させる必要があるが、軸と ボディーは螺合でないストレートの嵌合であるため、ボディーを適正な位置に設 定するのに困難があった。

【０００４】

【考案が解決しようとする課題】

従来技術の前記の問題点にかんがみ、本考案は、大小いくつものボディーを釣 り場に携帯しなければならない不便を解消すると共に、浮きのバランスをとるた めに必要な、ボディーを上下動させて適正な位置に設定する操作を、容易、精密 におこなえるようにすることを課題とする。

【０００５】

【課題を解消するための手段】

前記の課題を解決するために採用した手段を例示の図を用いて述べると、本考 案は、トップ１と、その下方に接続する軸２と、該軸に嵌着するボディー３とで 成る浮きにおいて、ボディー３を上部４と下部５と１個以上の中間部６、７とに 分割し、軸２におねじ部８を形成すると共に、ボディー３の前記分割各部のすべ てに、又は少なくとも上部４及び下部５に、前記おねじ部８と螺合するめねじ９ を貫設したことを特徴とする釣り用浮きに係る。

【０００６】

【作用】

ボディー３は上部４と下部５と１個以上の中間部６、７とに分割されているか ら、中間部６、７を取りはずしボディーを上部４と下部５のみで構成させると、 該ボディーは最小の形態となる。上部４と下部５との間に中間部を１個以上介在 させることにより、中間部の個数又は大きさに応じて、ボディー３を大きくする ことができる。

【０００７】 軸２におねじ部８を形成すると共に、ボディー３の分割各部のすべてに、又は 少なくとも上部４及び下部５に、前記おねじ部８と螺合するめねじ９を貫設した から、ボディー３を軸２に螺着することができる。

【０００８】

【考案の効果】

本考案は次の効果を奏する。

【０００９】 （１） ボディーを上部、下部、及び１個以上の中間部に分割したから、中間部 の個数を変えることにより、１個のボディーをいくつかのボディーに使い分ける ことができる。したがって、本考案によれば、従来いくつものボディーを釣り場 に携帯しなければならなかった不便がほぼ解消された。

【００１０】 （２） 本考案はボディーを軸に螺着することにしたから、浮きのバランスをと るために必要な、ボディーを上下動させて適正な位置に設定する操作を、容易、 精密におこなうことができる。この場合、分割されたボディー各部のうち、少な くとも上部及び下部が軸に螺着しているから、ねじがゆるんでボディーが設定さ れた位置からずれるようなおそれはない。

【図面の簡単な説明】

【図１】本考案の１実施例を示す立面図である。

【図２】図１におけるボディー螺着部の縦断面拡大図で
ある。

【符号の説明】

１………トップ、２………軸、３………ボディー、４…
……ボディー上部、５……ボディー下部、６、７……ボ
ディー中間部、８……おねじ部、９……めねじ。

Claims (1)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 【請求項１】 トップ１と、その下方に接続する軸２
   と、該軸に嵌着するボディー３とで成る浮きにおいて、
   ボディー３を上部４と下部５と１個以上の中間部６、７
   とに分割し、軸２におねじ部８を形成すると共に、ボデ
   ィー３の前記分割各部のすべてに、又は少なくとも上部
   ４及び下部５に、前記おねじ部８と螺合するめねじ９を
   貫設したことを特徴とする釣り用浮き。