JPH0555878U - 流れ川万能ウキ - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【目的】 ウキのボデー側面に金属製の方向舵を設定し
て、水流に対して方向安定性を確立させ、更にウキが寝
たとき、その方向舵がボデーの下側に位置して、垂直方
向安定性を維持するようにした。魚信を見るトップは、
ボデー上部に角度を変えて２本の芯を設定して交換式と
して、ボデーの傾斜に対応して魚信を確認できるように
したので、より多くの釣果を期待できる釣具を提供す
る。 【構成】 ボデー（１）の側面に金属製の方向舵（２）
を設定して、芯（３・４）を頂上に垂直に一ケ所と方向
舵（２）の斜め反対側に一ケ所を設定して、トップを交
換式で取り付けることを特徴とする。

Description

【考案の詳細な説明】 この実用新案は、方向舵をつけ、かつトップ位置交換式とした、へら鮒つり用 ウキに関するものである。

従来の立ちウキは棒状であったから、水流が強いときはウキが寝てしまいボデ ーの上部の魚信を見る部分が水面下に入って、機能を果たさないという欠点があ った。

本考案は、その欠点を除くためになされたもので、これを図面について説明す ると、ボデー（１）を軽量木材などで円筒形に作り、その側面に金属製方向舵（ ２）を固定して取り付け、そのボデー（１）の頂上に芯（３．４）を垂直に１本 と、方向舵（２）の反対側へ斜めに１本設定して、中空トップ（５）を交換式で 取り付ける。

また、下部には竹足（６）を垂直に設定する。

本考案は、このような構造であるから、流れ川で強い流れになってウキが寝る ときは、（図２）のようにトップ（５）を方向舵（２）の反対側の斜めに立つ芯 （４）に取り付けてやる。

こうすることにより、ウキは方向舵（２）が下になって寝るのでトップは水面 上で斜めに立っていることになり、魚信が確認できる。

なお、本考案のボデーは軽量木材のほか、硬質発砲スチロールなど軽くて硬い ものがよい。

方向舵の材料は鉛板、銅板など扱いやすく重いものがよい。

【図面の簡単な説明】

【図１】 本考案の斜視図である。

【図２】 本考案の使用中の斜視図である。

【符号の説明】

（１）はボデー （２）は方向舵 （３）は頂上の芯 （４）は斜めの芯 （５）はトップ （６）は竹足

Claims (1)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 【請求項１】 円筒形の軽量木材のボデーの側面に金属
   製の方向舵を設定して、そのボデーの頂上に芯を１本
   と、金属製の方向舵の反対側へ斜めに１本設定して、ト
   ップを交換式で取り付ける。下部には竹足を垂直に設定
   した、へら鮒つり用ウキである。