JPH04120451U - 浮遊性藻類の培養装置 - Google Patents

浮遊性藻類の培養装置

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JPH04120451U
JPH04120451U JP1991033827U JP3382791U JPH04120451U JP H04120451 U JPH04120451 U JP H04120451U JP 1991033827 U JP1991033827 U JP 1991033827U JP 3382791 U JP3382791 U JP 3382791U JP H04120451 U JPH04120451 U JP H04120451U
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英樹 佐竹
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株式会社フジタ
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    • Y02ATECHNOLOGIES FOR ADAPTATION TO CLIMATE CHANGE
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  • Farming Of Fish And Shellfish (AREA)
  • Hydroponics (AREA)
  • Apparatus Associated With Microorganisms And Enzymes (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【構成】 浮遊性藻類の培養槽の底部に培養液供給口を
設け、培養槽内の培養液液面位置に樋状体を水平に固定
し且つ該樋状体を培養液排出口に接続して、過剰の培養
槽内培養液を藻体とともに樋状体上縁部より溢流させる
ようにした。 【効果】 みずから浮上する浮遊性藻類の性質と槽底か
らの培養液補給による液面上昇により、濃縮された藻体
が樋状体に流れ込んで自動的に藻体濃縮が行われるの
で、凝集剤や遠心分離機を使用せずに藻体を収穫するこ
とができる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、浮遊性藻類の培養と収穫を自動的に行うことを可能にした培養装置 に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
ミクロキスティス(Mcrocystis)種、アナベナ(Anabena)種などの浮遊性藻 類を人工的に培養する場合、増殖した藻類を培養液から分離して収穫する作業は 、これらの藻類がきわめて微細なためきわめて煩雑であり、時間と経費を必要と する。 従来、浮遊性藻類の大量培養における藻体の収穫は、一定の水準まで藻体濃度 が高まった培養液を回収してそこから凝集法、遠心分離法、起泡浮遊法などの方 法により藻体を濃縮することにより行われている。しかしながら、これら従来の 藻体濃縮方法は、凝集剤や機械力を必要とし、かつ操作としても複雑で多くの人 手を要するものであった。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
そこで本考案は、高価な凝集剤や機械力に頼ることなく浮遊性藻類を従来より も簡単に収穫することを可能にしようとするものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成することに成功した本考案は、培養槽底部に培養液供給口を設 け、培養槽内の培養液液面位置に樋状体を水平に固定し且つ該樋状体を培養液排 出口に接続して、過剰の培養槽内培養液を藻体とともに樋状体上縁部より溢流さ せるようにしたことを特徴とする浮遊性藻類の培養装置を提供するものである。
【0005】
【作用】
本考案の培養装置による浮遊性藻類の培養においては、培養槽底部の培養液供 給口から間欠的または連続的に培養液を供給しながら培養を行う。供給された培 養液とほぼ等量の培養液は、増殖した藻体を含んだまま樋状体上縁部より樋状体 の中に溢流し、樋状体を流れて培養液排出口に出るが、浮遊性藻類は自然に液面 に浮上する性質があるため溢流して排出される培養液には高度に濃縮された藻体 が含まれている。したがって、これを採取することにより、そのまま魚類の飼料 等に利用可能な藻体濃縮液を収穫することができる。
【0006】
【実施例】
図示した実施例は培養槽1と照明装置2をフレーム3に支持させて一つのユニ ットにまとめた小型培養装置であって、照明装置2による側面からの照明を受け られるよう、培養槽1は透明プラスチックで作られている。培養槽1は底部に培 養液供給口4を有し、そこに、図示してない培養液供給装置からの培養液供給管 5が連結されている。なお、培養槽1の底板6は、培養液供給口4に向かって緩 い傾斜面になっている。 培養液の排出口7は培養槽1の上部側面にあるが、それは培養槽1内に直接に は開口しておらず、培養槽1内の樋状体8の一端に連結されていて、収穫される 藻体の取出し口を兼ねている。樋状体8は、その上縁部8aを水平にし且つ予定 される培養液液面Lの位置に合わせて、培養槽1内に固定されている。
【0007】 この培養装置で浮遊性藻類の培養を行うときは、培養槽1に種となる藻体を入 れ、培養液供給口4から供給した培養液で培養槽1を満たし、照明装置2を点灯 して培養を開始する。増殖した浮遊性藻類は、比重差により自然に浮上して液面 L付近に集まる。増殖し浮上した藻体が十分蓄積されたならば、以後は間欠的に 、または少量ずつ連続的に、培養液を培養液供給口4から補給する。培養槽底板 6が上述のような傾斜面になっていることにより、培養槽1内には上方向に、き わめて遅いが全体にわたって一様な培養液の流れが生じる。培養液補給により培 養槽1内液面が上昇すると、培養液の一部が上縁部8aを越えて樋状体8に流入 しようとするが、上述のように液面には藻体が蓄積されているので、流入するの は主として藻体になる。
【0008】 上述の原理により、藻類の増殖量を考慮して培養液補給量を適当に選ぶならば 、浮上して高度に濃縮された藻体を樋状体8に溢流させて自動的に分取すること ができる。 樋状体8に流れ込んだ藻体濃縮液は、樋状体8内を流れて培養液排出口7から 培養槽1外に出る。この濃縮液は、そのまま利用するか、さらに別の手段により 濃縮する。
【0009】
【考案の効果】
本考案の培養装置は、上述のように培養槽底部に培養液供給口を設け、培養槽 内の培養液液面位置に樋状体を水平に固定し且つ該樋状体を培養液排出口に接続 しただけの簡単なものであるが、みずから浮上する浮遊性藻類の性質と槽底から の培養液補給による液面上昇を利用して自動的に藻体濃縮を行うものであるから 、この装置を用いることにより、藻体の収穫に凝集剤や高価な遠心分離機を使用 する必要がなくなるだけでなく、藻類の培養において最も煩雑な工程である藻体 分離工程が事実上不要になって顕著な省力化効果が達成される。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本考案の実施例を示す側面図。
【図2】 図1の実施例における培養槽1の斜視図(透
視図)。
【符号の説明】
1:培養槽 2:照明装置
4:培養液供給口 7:培養液排出口 8:樋状体

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 培養槽底部に培養液供給口を設け、培養
    槽内の培養液液面位置に樋状体を水平に固定し且つ該樋
    状体を培養液排出口に接続して、過剰の培養槽内培養液
    を藻体とともに樋状体上縁部より溢流させるようにした
    ことを特徴とする浮遊性藻類の培養装置。
JP1991033827U 1991-04-16 1991-04-16 浮遊性藻類の培養装置 Expired - Lifetime JP2507523Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP1991033827U JP2507523Y2 (ja) 1991-04-16 1991-04-16 浮遊性藻類の培養装置

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JPH04120451U true JPH04120451U (ja) 1992-10-28
JP2507523Y2 JP2507523Y2 (ja) 1996-08-14

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ID=31916391

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012191895A (ja) * 2011-03-17 2012-10-11 Ihi Corp 培養装置
JPWO2018038228A1 (ja) * 2016-08-26 2019-06-24 株式会社Ihi 細胞培養装置及び細胞培養方法

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2012191895A (ja) * 2011-03-17 2012-10-11 Ihi Corp 培養装置
JPWO2018038228A1 (ja) * 2016-08-26 2019-06-24 株式会社Ihi 細胞培養装置及び細胞培養方法

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JP2507523Y2 (ja) 1996-08-14

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