JPH04120195A - 生分解性エンジンオイル - Google Patents

生分解性エンジンオイル

Info

Publication number
JPH04120195A
JPH04120195A JP23708690A JP23708690A JPH04120195A JP H04120195 A JPH04120195 A JP H04120195A JP 23708690 A JP23708690 A JP 23708690A JP 23708690 A JP23708690 A JP 23708690A JP H04120195 A JPH04120195 A JP H04120195A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
engine oil
engine
oil
test
weight
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP23708690A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroshi Ando
浩 安藤
Toshio Shindo
新藤 敏夫
Norihiko Kagiwatari
鍵渡 徳彦
Takao Matsumoto
孝夫 松本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Showa Shell Sekiyu KK
Original Assignee
Showa Shell Sekiyu KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Showa Shell Sekiyu KK filed Critical Showa Shell Sekiyu KK
Priority to JP23708690A priority Critical patent/JPH04120195A/ja
Publication of JPH04120195A publication Critical patent/JPH04120195A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F02COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
    • F02BINTERNAL-COMBUSTION PISTON ENGINES; COMBUSTION ENGINES IN GENERAL
    • F02B61/00Adaptations of engines for driving vehicles or for driving propellers; Combinations of engines with gearing
    • F02B61/04Adaptations of engines for driving vehicles or for driving propellers; Combinations of engines with gearing for driving propellers
    • F02B61/045Adaptations of engines for driving vehicles or for driving propellers; Combinations of engines with gearing for driving propellers for marine engines

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Ocean & Marine Engineering (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Combustion & Propulsion (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Lubricants (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上皇程且分丘 本発明は船外機用エンジンオイルに関するものであり、
と(に2サイクルエンジンオイルに関するものである。
の ゛ しよ゛と る 近年、海のレジャーが益々盛んになるに従ってレジャー
人口も急増の一途をたどりつつある。このような情勢下
では水の汚染、とくに海水、湖水河川などの汚染、水汚
染による海洋、水中生物、とくに魚貝類、藻類にあたえ
る影響などが問題になりつつある。
かかる場合、無公害船外機用エンジンオイルの開発が2
、務である。
無公害船外機用エンジンオイル(以下単にエンジンオイ
ルという)は次の条件をみたしていなければならない。
(イ)船外機用エンジンオイルの国際規格N、M、M、
A。
(国際舟艇製造者協会)の規格TC−W及びTC−Wn
” (1988年制定)に合格していること、 (I7)  ’“生分解性パの評価基準はIC0NIA
 (国際船舶工業協会)の評価基準に基づいて67%以
上の生分解率を有すること。
また、生分解性を測定する方法にはヨーロッパの権威あ
る規格としてのC,E、C,(欧州規格諮問委員会)が
ある、この方法ではエンジンオイルと必要栄養源と水と
を混合し、これを培地として活性汚泥を植菌して、数週
間培養する。生分解性の高いオイルは菌が増殖し、オイ
ル分は分解、減少する。
本発明のエンジンオイルは、合成エステルを主成分とす
る2−サイクルエンジンオイルであり、添加剤の配合に
より2サイクルアウトボードエンジンオイルの規格TC
−WIITMに合格すると同時にポリオールエステルを
ベースとしているため鉱油より格段と優れた生分解性で
あり、海水、湖水に排気とともに排出された場合に水質
を汚染することが少なく、環境保全に役立つ。
i   ”′ るための 本発明のエンジンオイルはオイルの重量基準で、ポリオ
ールエステル50〜90重量%、好ましくは60〜75
重量%、石油系溶剤5〜30重量%、好ましくは15〜
20重量%、添加剤5〜20重量%、好ましくは9〜1
1重量%からなる生分解性エンジンオイルである。
ポリオールエステルは次の特性を有するものを使用した
動粘度 100℃Mn”/s  13−17.6  A
STM D 445動粘度 40°CIIIm”/s 
 88−138  ASTM D 445粘度指数V、
1.    140−146  ASTM D 227
0引火点 ”C300−320ASTM D 92流動
点 ”C−25−−30ASTM D 97酸価mgK
OH/g  O,5−0,I ASTM D 664石
油系溶剤は自己混和性の点から5〜30重量%、とくに
15〜20重量%が好ましい。
添加剤は本発明のエンジンオイルをTC−W及びT C
−W n TMの規格に合格するように調整するための
もので、上記範囲で添加することが望ましい。
本発明のエンジンオイルは粘度40°C138〜428
t/Sである。
本発明のエンジンオイルは燃料/オイル混合比100:
1まで低オイル混合仕様でも使用するこできる。
本発明のエンジンオイルのガスクロマトグラフィー分析
結果は第1図に示した。
ガスクロマトグラフィー分析の使用カラムはメチルシリ
コン80/100、キャリアーガスはヘリウムガスであ
った。
1隻■ 次に実施例により本発明のエンジンオイルがTC−WI
G”の規格に合格し、しかもICOMIAの生分解性の
評価基準において生分解性をもつバイオデグレーダブル
オイルとして認定される得ることを明らかにした。
(1)拭且凪衷 試料としてポリオールエステル72.0重量%、添加剤
10.0重量%、石油系溶剤(シェルソルベント)18
.0重量%のものを使用した。ポリオールエステルは次
の特性を有する。
動粘度  100°C,m”/s  13動粘度  4
0°C,mn”/s  88粘度指数 V、1.   
  146 引火点  ”C300 流動点  ’C−25 酸価 tag KOH/g   0.5潤滑性(摩耗ニ
ジリンダ−、ピストン、リングおよびベアリングの摩耗
)、点火プラグの汚れ、早期点火、ピストンリングの付
着物、ピストンの光沢、燃焼室の付着物、排気口の閉塞
、耐錆性、混和性、流動性、決過性の諸項目について試
験した。
点火プラグ温度の上昇によって起るトルクの低下を測定
して評価した。
使用エンジンは空冷式単気筒ヤマハCE50Sエンジン
で次の仕様である。
排気93. OCU 1n(49cc) 、シリンダー
孔1.57in(40mm) 、ストローク1.54i
n (39,2mm)、圧縮比7.2:1゜ エンジンの運転条件 回転数(r、p、m、) : 4000±30、エンジ
ン負荷:ワイドオープンスロットル(W、0. T、 
) 点火プラグガスケット温度:170°C±1.1°C燃
料/オイル比:150 : 1 点火プラグ温度が予じめ定められた温度に達したとき冷
却用空気の送入を止め、トルクの低下を点火プラグ温度
の上昇に従って記録した。点火プラグ温度が350°C
になったとき、冷却用空気の送入を開始した。
上記方法を、試験試料と比較試料との各々について交互
に少なくとも5回繰返した。結果はASTME178規
格に従って分析し、その結果を第1表に示した。
男−一」ニーー表 比較試料   本発明の試料 2.87 2.49 4.08 3.13 5.60 4.05 認定基準はトルク低下の平均値がNMMA比較試料(オ
イル) kg3738と同等またはそれ以下であること
である。
従って本発明のエンジンオイルの潤滑性はTC−WI[
TM試験に合格していることが明らかである。
1−二11性(ピストンの光沢、ピストンリングの付着
物、エンジンの付着物) 使用エンジンはアウトボードマリンジョンソンJ40E
CC型アウトボードエンジンであり、その仕様は次の通
りである。
2−ストロークサイクルループ装填 2−シリンダー直
列、シリンダー孔3.187in(80,95B+1)
、ストローク2.820in (71,63mm) 、
排気量44.99 CU、in (737cc) 、燃
料/オイル比100:1、鋳鉄製スリーブシリンダー、
水冷式二重キャブレータ−仕様。
試験にはニューテストエンシフ0MCパーツNα433
334を仕様し、試験毎に新しいピストン、リング、ベ
アリング、スパークプラグ、ガスケットを使用した。
2J」C4二 仕上げ    20−40ミクロインチビス ンとシi
ン − の トップリングランド   0.021−0.0241n
(0,53−0,61mm) 下部リンググローブ   0.016−0.0191n
(0,41−0,48mm) ピストンリング端    0.007−0.0171n
(0,18−0,43mm) 圧   縮   比     (7,00:1) (7
,20:1)負荷はワイドオーブンスロットル(W、O
,T、)試験条件で4500±10Or、p、mに設定
した。
エンジンはキャブレーク−人口空気が排気による稀釈を
防ぐように設計されたベンチシーション付1700ガロ
ン試験タンクを用いて運転した。
NMMA比較試料Nα9373Bは本発明のエンジンオ
イルと同時に試験しなければならない。
2時間のならし運転は燃料/オイル比50:1、低負荷
の条件でおこなった。
1最りとfi(r、p、m、)  詩−」胆■a試験は
全試験時間98時間おこない、燃料/オイル比100:
1で55分W、O,T、、5分アイドルサイクルを行な
い、7時間運転後毎に1時間ソータ時間をとっておこな
った。
W、O,T、時は次の条件でおこなった。
エンジン回転数(r、p、m、) W、0.T、  4
500±100冷媒の出口温度    −F     
170±5燃料の流量   1bs/hr  21.5
±0.5イグニシヨンタイミング     21” B
TDC試験後、エンジンを分解して評価した。
認定基準は、規定で定められた許容範囲内かまたは比較
試料の特性よりすぐれていなければならない。
ピストン付着物およびピストンリング付着物は共に比較
試料の平均値の0.6以下、スパークプラグ汚れおよび
ブレイグニションは比較試料より1回以上多く起らない
こと、排出口の閉塞は付着物により閉塞された排出口の
面積が比較試料の10%以上でないこと、また、エンジ
ン全体の状態、すなわち、ピストンスカート、ベアリン
グ、ベアリングジャーナルの状態が比較試料と同等また
はそれ以上であること、燃焼室の付着物も比較試料以上
でないことである。
その結果は第2表に示した。第2表より、本発明のエン
ジンオイルの一般特性はTC−WUTM試験に合格して
いることが明らかになった。
ピストンスカート クラウンランド セカンドランド アンダークラウン 平    均 スパー  −グ・。
二に土久二2ユヱ 肌辺コM*i+酊p 9.8   9.7   9.8 7.5    B、2   7.9 9.0   8.8   9.2 9.1   8.8   8.3 ナシ ナシ ナシ ナシ 8.8 ナシ ナシ ナシ ナシ 9.7 8.2 9.0 8.2 C′   ゛よび゛− 試験は高出力水冷式2−サイクルエンジンを使用してお
こなった。
認定基準は、耐錆性については比較試料以上にさびが付
着しないこと、混和性、流動性については5AEJI5
36の等級3に適合していること、が過性については流
動性の低下が比較試料の20%以下であることである。
その結果は第3表に示した。
(III)注U鼾 試yび蒼り上 鉱油、試験試料(オイル)および菌培養物(都市汚水処
理プラントからの汚水)を含む試験フラスコと菌無添加
のブランク試験用フラスコとを共に25°C1暗所で3
回培養試験した。培養後、フラスコ内容物は超音波によ
り撹拌し、酸性にした後四塩化炭素で抽出した。次に抽
出物はIRスペクトル分析し、波数2930cm−’に
おけるCI(3−CL結合の最大吸収を測定した。
生分解性は試験用フラスコとブランク試験用フラスコと
に残存した残油量の差を%で表わした。
生分解性の試験はCEC−L−33−T−82規定に従
って7日及び21日問おこなった。従来品の生分解率は
15%程度であったが、本発明品は85%以上であった
本発明のエンジンオイルは高生分解率のオイルであるこ
とがわかった。
木主所Ω四来 (1)高い生分解性(85%以上)を有する。
(2)本発明のエンジンオイルは優れた潤滑性により油
膜切れを起さず、ピストン焼付、ピストンリング付着な
どのトラブルからエンジンを保護し、エンジンの信転性
を高めた。
(3)添加剤の配合により燃焼室内の堆積物が少なく、
点火ブラッグの汚損を防ぎ、エンジン内部をきれいにす
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明のエンジンオイルのガスクロマトグラフ
ィー線図である。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)エンジンオイルの重量基準で、ポリオールエステ
    ル50〜90重量%、石油系溶剤5〜30重量%および
    添加剤5〜20重量%からなる生分解性エンジンオイル
  2. (2)生分解性試験による生分解率が67%以上である
    請求項(1)記載の生分解性エンジンオイル。
JP23708690A 1990-09-10 1990-09-10 生分解性エンジンオイル Pending JPH04120195A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP23708690A JPH04120195A (ja) 1990-09-10 1990-09-10 生分解性エンジンオイル

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP23708690A JPH04120195A (ja) 1990-09-10 1990-09-10 生分解性エンジンオイル

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH04120195A true JPH04120195A (ja) 1992-04-21

Family

ID=17010206

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP23708690A Pending JPH04120195A (ja) 1990-09-10 1990-09-10 生分解性エンジンオイル

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH04120195A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5658863A (en) * 1994-12-08 1997-08-19 Exxon Chemical Patents Inc. Biodegradable branched synthetic ester base stocks and lubricants formed therefrom
US5728658A (en) * 1996-05-21 1998-03-17 Exxon Chemical Patents Inc Biodegradable synthetic ester base stocks formed from branched oxo acids
US6828287B1 (en) 1992-08-28 2004-12-07 Cognis Corporation Biodegradable two-cycle engine oil compositions and ester base stocks

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6828287B1 (en) 1992-08-28 2004-12-07 Cognis Corporation Biodegradable two-cycle engine oil compositions and ester base stocks
US5658863A (en) * 1994-12-08 1997-08-19 Exxon Chemical Patents Inc. Biodegradable branched synthetic ester base stocks and lubricants formed therefrom
US5681800A (en) * 1994-12-08 1997-10-28 Exxon Chemical Patents Inc. Biodegradable branched synthetic ester base stocks and lubricants formed therefrom
US5767047A (en) * 1994-12-08 1998-06-16 Exxon Chemical Patents, Inc Biodegradable branched synthetic ester base stocks and lubricants formed therefrom
US5817607A (en) * 1994-12-08 1998-10-06 Exxon Chemical Patents Inc. Biodegradable branched synthetic ester base stocks and lubricants formed therefrom
US5728658A (en) * 1996-05-21 1998-03-17 Exxon Chemical Patents Inc Biodegradable synthetic ester base stocks formed from branched oxo acids

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US20080153726A1 (en) Method and system for operating two-and four-stroke engines using low sulfur fuels
US3953179A (en) Lubricating compositions
Sivasankaran et al. Jojoba-oil-based two-stroke gasoline engine lubricant
CN108865300A (zh) 一种燃油系统多效免拆清洗剂
WO1996026995A1 (en) Lubricating oil compositions
US4420407A (en) Method of lubricating upper cylinder of marine diesel engine
CN102268315B (zh) 船用油组合物及其用途
JPH04120195A (ja) 生分解性エンジンオイル
CN103289795A (zh) 船用发动机油组合物及其用途
Diesel The diesel oil-engine, and its industrial importance, particularly for Great Britain
CN1076718A (zh) 有银轴承部件的内燃机润滑油组合物
CN114507558A (zh) 一种全合成抗燃滚动润滑的军舰专用内燃机油及其制备方法
Kenbeek et al. Development of high dilution, low pollution out‐board oils
Purwanto et al. Analysis of Diesel Engine Components Durability on Fishing Vessel Fueled with Biodiesel (B30)
Souillard et al. Polyisobutylene, a new synthetic material for lubrication
SU667579A1 (ru) Многофункциональна присадка к дизельным топливам
Kenbeek et al. High‐performance ester‐based two‐stroke engine oils
Javadova et al. Developing lubricating compositions for lokomotive and industrial diesel engines on the basis of regenerated products
Rosen Engine Temperature as Affecting Lubrication and Ring-Sticking
Barton et al. Advantages of Synthetic Automotive Engine Lubricants
RU2027742C1 (ru) Композиционная смесь для очистки рабочих поверхностей камеры сгорания и газовыхлопного тракта двигателей внутреннего сгорания от нагаров и способ их очистки
US20080312114A1 (en) Composition and Methods for Improved Lubrication, Pour Point, and Fuel Performance
Zakaria Tribology, Performance and Emissions of a Two-Stroke-Cycle Engine Using Bio-Based Lubrican
Kagaya et al. A New Challenge for High-Performance Two-Cycle Engine Oils, Part-II: Biodegradable Oil
LAMB Further developments in the burning of boiler fuels in marine diesel engines