JPH04119484A - 三次元形状線画表示方法及びその装置 - Google Patents

三次元形状線画表示方法及びその装置

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JPH04119484A
JPH04119484A JP2239066A JP23906690A JPH04119484A JP H04119484 A JPH04119484 A JP H04119484A JP 2239066 A JP2239066 A JP 2239066A JP 23906690 A JP23906690 A JP 23906690A JP H04119484 A JPH04119484 A JP H04119484A
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JP2239066A
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Tomotoshi Ishida
智利 石田
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Hitachi Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は三次元形状を表示するCADシステムに係り、
特に、機械設計を行うに好適な三次元CADシステムと
その表示方法に関する。
〔従来の技術〕
CADシステム等の三次元形状を表示するシステムでは
、1組の三次元形状を任意の方向から見て判断を行なっ
たり、操作を行なったりする。これは、設計対象物を実
際に作ることなく出来上がりを予想して判断したり、ま
た、そのための形状情報を作成する等の目的のためであ
る。また、工作機械やロボットに動作司令を与えるため
に、素材、工具9部品、腕等を画面上に任意の方向で表
示することもある。
更に別の例として、各種書類に添付する三次元表示図の
作成を支援するシステムがある。このシステムでは、三
次元的に形状を入力し、それを編集して必要な書類を作
る。
このようなシステムにおいて、三次元形状を人間にとっ
て判断しやすい形態で表示する必要がある。
従来より、三次元形状を表示する方法は各種存在する。
最も基本的な第1の方法は、形状を複数の線として表現
し、それを指定された方向に投影して表示する方法であ
る。
例えば第2図に示す立方体を、前方(Z軸の方向)から
見るように表示させると第3図のように表示され、斜め
から見るように表示させると第4図のように表示される
。この例では、第2図に示す立方体のデータは、例えば
以下のように表現されている。
直線201 :(0,O,O)−(10,0,0)直線
202:(0,O,O)−(0,10,O)また、第5
図の様に線画で示される円柱を、前方から見るように表
示させると第6図のように表示され、横方向(X軸の方
向)から見るように表示させると第7図のように表示さ
れ、斜めから見るように表示させると第8図のうよに表
示される。
この例では、円柱を線のみで表現するために、2つの円
501と2本の直線502によって表現している。さら
に直線の数を増やして円柱に近付ける場合、第9図、第
10図、第1−1図のように表示される。
この方法において、線な1本づつ入力するのは煩雑なの
で、直方体入力2円柱入力等といった操作手段が用意さ
れていて、その処理の中で複数の線を自動的に作成する
方法も存在し、その方法が通常使用されることが多い。
第2の方法は、サーフェスモデルやソリッドモデルを用
いる方法である。すなわち、線のみでなく、面の情報も
あらかじめ用意しておき、各線について、その線よりも
手前にいずれかの面が存在するか否か、また、面の輪郭
がどのような線になるかを計算して形態を決め、表示す
る方法である。
この方法の場合、例えば第2図の立方体は、第コー2図
または第13図のように表示することが可能である。ま
た、第5図の円柱は、第14図または第1−5図のよう
に表示することが可能である。
この方法については、例えば、雑誌Computer 
Ajded Desjgn Vol、21 No、9中
のS、M、Maghrabi andJ 、 G 、 
Griffiths著作Removal of hid
den 1jnes byrecursive 5ub
dj、vi、5ionに詳細が記述されている。
第3の方法は、ソリッドモデルを用いる方法である。す
なわち、線の情報1面の情報と、線と隣接する面の位置
関係の情報をあらかじめ用意しておき、線の表示におい
て、線の両側の面が表示上前を向いているか後ろを向い
ているかを計算して、両方後ろを向いている場合、隠れ
る線と見なすという方法である。この方法では、形状に
凹部があった場合、本来見えない線が見えると判断され
ることがある。しかし、処理は簡単であり、簡易隠線処
理方法として利用されることがある。
〔発明が解決しようとする課題〕
従来の方法では、人間が容易に判断できる形態で表示で
きず、また、データやその処理が複雑になるという問題
がある。
前述した第1の方法の場合、人間の判断が困難である。
例えば、第4図の表示では、第16図の(a)なのか同
図(b)なのか判断することは不可能である。また、第
7図では円柱に見えないし、第9図では円柱がいくつあ
るのか判断できない。
人間が逐次見える線と影に隠れる線を区別して線を1本
づつ入力または編集することは可能であるが、多大の時
間を要する。
前述した第2の方法の場合、データ及びその処理が非常
に複雑になる。また、第3の方法の場合、表示処理は単
純であるが、データが非常に複雑になり、それに伴って
データ作成処理が非常に複雑になる。
本発明の目的は、このような問題点を解決し、簡単なデ
ータ、簡単な処理で、人間が把握しやすい形態で三次元
形状を線画として表示する方法及び装置を提供すること
にある。
〔課題を解決するための手段〕
上記目的は、形状を表現する線のデータに、表示するか
隠線とみるかの算出ができる付属情報を付加し、その付
属情報を用いて表示形態を決定することにより、達成さ
れる。
より具体的には、表示対象の線の情報に、その線に隣接
する面、またはその線の乗っている面の法線方向の情報
を付加し、その情報と表示方向の情報とによって線の表
示形態を決定し、表示するか否かを決めることにより、
達成される。
〔作用〕
線の情報と付属情報(例えば線に隣接する2面の法線方
向の情報)のみを用いてこの線が三次元形状の表側の線
であるか、輪郭線であるか、それとも裏側の隠線である
かを判断するので、データの形式が単純となり、またそ
の処理も簡単となる。
〔実施例〕
以下、本発明の好適な実施例を図面を参照して説明する
本発明の第1実施例は、機械設計用の三次元CADシス
テムである。このCADシステムは、第1図に示すよう
に、入力装置101と、演算装置102と、記憶装置1
.03と、出力装置104を備え、対話的に機械の形状
が定義でき、それが画面に表示されるようになっている
ユーザが立方体作成コマンドを選択し必要なパラメータ
を与えると、システムでは自動的に直線のデータを作成
する。この直線のデータには、端点の座標値に加えて、
元の形状において両側の面がどちらを向いていたかを表
わす情報が付加される。すなわち、第2図の場合におい
て以下のようなデータである。
直線201: 両端点(0,O,O)−(10,O,O)両方向(0,
−1,O)、(0,O,−1,)直線202: 両端点(0,O,O)−(0,10,O)両方向(−0
,O,O)、(0,O,−1)ここで、面方向の面とは
、直線202の場合はこの直線を境界とする面つまりy
−z面とx −y面であり、y−z面の外側方向は(〜
x)、xy面の外側方向は(−2)のため、夫々の面方
向は、X成分、2成分がrtVrとなる。
表示処理においては、この面方向データを参照し、視線
方向との関係で表示形態を決定する。例えば、視線方向
ベクトルと面方向ベクトルの内積を計算し、2面ともr
r O11以上の場合、両方の面が後ろを向いている部
分の線であるため表示しない。一方のみが0”以上の場
合、一方の面は前を向いており、もう一方の面は後ろを
向いているので輪郭に相当する部分の線であり、表示す
る。
両方とも負の場合、両方の面が前を向いていて線はその
面の境界なので表示する。
この結果、非常に簡単な計算で、第12図と同一の図を
表示することができる。また、両方が“O”以上の場合
に破線として表示すると、第13図の図を表示すること
ができる。
この方法は、ソリッドモデルで行なわれる簡易隠線処理
の方法と原理的に同じである。従来は必ずソリッドモデ
ルのデータが必要であったが、本実施例では、表示に必
要な部分のみをワイヤフレームモデルに付加したもので
ある。この結果、単純なデータで高機能の表示を行なう
ことが可能になる。
ユーザが円柱作成コマンドを選択し必要なパラメータを
与えると、システムでは自動的に円と直線のデータを作
成する。円柱の場合、直線は円筒面の途中に位置する線
なので、この直線には、円筒面をn角柱に近似した場合
の両側の面の方向データを付加しておく。すなわち、こ
のn角柱を上から見ると第17図になり、170]に相
当する直線には面1702及び面1703の向きの情報
つまり1704及び1705を付加しておく。また、こ
の直線には、面の途中の直線であるという情報も付加し
ておく。
表示処理において、直線は、面方向データを参照し、視
線方向との関係で表示形態を決定する。
円柱の母線のような面の途中に位置する直線は、輪郭と
なる場合のみ表示するのが適当なので、視線方向と面の
方向の内積の一方がtr O11以上で他方が負の場合
のみ表示することにする。このような処理を行なうと、
1組の形状のデータを元に、前、横、斜めから見た図と
して第18図、第19図、第20図に示す図が表示可能
となる。この第20図において、輪郭線は正確に輪郭部
分でないこともあるが、人間の画像把握には問題ない。
また、近似したn角柱のnを大きくすると、表示上の輪
郭線が真の輪郭線に近付く。
ただし、用途によっては、輪郭線に相当しない位置の面
補間線を輪郭線と異なる形態で表示することも考えられ
る。例えば、認識は可能であるが目立たないようにする
ために、バックグラウンドの色と近い色で表示するとか
、細い線で表示するとかである。また更に、前向きの線
と後ろ向きの線を異なる形態で表示することも可能であ
る。
また、機械設計用のCADの場合には、形状に用いる角
度として30度、45度、60度といった値が多用され
るので、15度単位に区切り、すなわち24角柱に近似
すると、はとんどの場合に正確な輪郭線が表示されるこ
とになる。
更に、円の部分を複数の直線で近似し、各直線に立方体
の場合の直線と同様の情報を設定すれば、第14図また
は第15図のように表示することができる。また別の方
法としては、円上の複数位置の隣接面の法線方向を記録
しておき、円を分割して各部分において表示形態を決定
する方法も有り得る。この場合、法線方向は途中を補間
することが考えられる。
現在使われている多くのCADシステムでは、形状情報
の操作部分と、表示処理部分とは、内部的に分離してい
る。すなわち、形状操作部分では。
例えばソリッドモデルを扱っていても、表示部分には線
の情報のみを送って表示を行なうとか、面の情報と線の
情報の両方を送って表示を行なう等、使い分けることが
普通である。この使い分けは、特定の形状の線のみを送
り、その他の形状については面の情報と線の情報を送る
といったことも行なわれる。形状操作部分と表示処理部
分の間をグラフィック・インタフェースと呼ぶこともあ
る。
本実施例では、入力された形状情報から直接表示用の線
の情報のみを作成しているが、本発明はこの方式に限定
されるものではない。すなわち、形状操作部分と表示処
理部分を分離し、形状操作部分ではソリッドモデル等の
複雑なデータを扱い、表示部分に送るデータについての
み、線の情報とその線の隠線消去表示のための情報とす
ることも可能である。
尚、上述した実施例は、静止画について説明したが、例
えば画面中の三次元形状の線画を回転させる場合、その
隠れる部分の線は上述と同様に隠線処理することで、線
画の回転が非常に見やすくなる。
欣に以上説明した代表的な処理の詳細を、フローチャー
トを用いて説明する。
第21図は、立方体作成コマンド中の形状データ作成部
分の処理を示すものである。立方体作成コマンドが入力
されると、まず立方体の1辺の長さの入力処理が行なわ
れる(2101)。
次に、立方体の各稜線に相当する直線が面境界直線とし
て生成される(2103)。その時、各直線には、両端
点の座標値とともに稜線の両側の面の法線方向ベクトル
の値が生成され、保存され]6 る。すなわち、立方体を作成するコマンド処理において
は、処理装置は12本の直線が立方体を構成しているこ
とがわかっているので、各直線の両側の面の情報が生成
できるのである。しかし、データとして保存するのは、
直線の両端点の座標と隠線消去表示のための2つの方向
ベクトルの値であって、面の情報は保存しない。
以上で立方体の形状データを作成する部分は終了する。
実際には、表示処理がこの後に行なわれるが、これはす
べての形状について共通なので、後で説明する。
第22図は、立方体作成コマンド中の形状データ作成部
分の処理を示すものである。円柱作成コマンドが入力さ
れると、まず円柱の半径、高さ。
多角柱近似のための分割数(n)の入力処理が行なわれ
る( 2201. )。
次に、円柱を近似した角柱の各分割部分を処理するため
に、パラメータjを“O”に設定する(2202)。そ
して、以下の処理をする毎にj。
= i + 1− (2209) L、ていき、このi
がnと等しくなるまで行なう(2203)。
まず、回転体の処理なので、あらかじめ必要な角度を計
算しておく。すなわち、母線の位置を表わす角度e (
2204)、角柱に近似した場合の母線の隣接面の中心
の角度νI+ 92 (2205)を計算しておく。
次に、円柱の」二の円の処理が行なわれる(2206)
。すなわち、高さがHて、角度が町からν2の間の直線
である。この直線の隣接面の法線方向ベクトルは、上方
向ベクトルと、’I+ ’2の中央であるθの位置の円
筒面の法線方向ベクi・ルとなる。
同様にして円柱の下の面の処理が行なわれる(2207
)。
次に、母線の処理が行なわれる(2208)。
母線は、0の位置に存在し、その近似した場合の隣接面
の法線方向ベクトルは、元の円筒面のヤヤ2の位置の法
線方向ベクトルと同一である。
最後にパラメータiを「+1−」シて(2209)ルー
プ内の処理を終了し、ループの終了条件判定(2203
)に進む。
円柱の場合も、立方体の場合と同様に、作成された線に
は立体や面の情報は含まれておらず、各線には両端位置
と2つのバク1〜ルが記録されているのみである。
第23図は、以上の処理で作成された線の表示処理内容
を示すものである。この処理は、記録された線の種類(
面境界直線か面補間直線か)と両端の座標値、2つのバ
ク1〜ルと、表示方向の情報のみを用いて行なわれる。
本実施例は、これだけの情報によって隠線消去表示が可
能であることを示すために情報を限定しているのであっ
て、本発明は、その他の情報を利用することを制限する
ものではない。すなわち、線の色情報、太さ情報等を別
途用意し、利用することもできる。また、表示形態を変
更することも可能である。本実施例では、円を直線で補
間し、隠線は全く表示しない方法を説明しているが、曲
線を曲線のまま扱い、隠線を破線で表示し、色を変えて
表示する等の方法も有り得る。
表示処理は、記録された各線について独立に行なう。従
って、未処理の線が存在する間(230]−)、以下の
処理を行なう。
先ず、最初に1本の線を取り出す(2302)。
次に、この線に記録された第1のバク1−ルと視線方向
ベクトルの内積を計算する(2303)。
次に、同様に第2のベクトルと視線方向ベクトルの内積
を計算する(2304)。そして、内積の値が両方とも
正の場合、この線の隣接2面は両方とも後ろを向いてい
るので、この線の表示を行なわず次の線の処理に進む(
2305)。
内積の値のうち一方が正の場合、この線の隣接2面のう
ち一方は前を向いており、一方は後ろを向いているので
、この線は輪郭線に相当する。従って、線の表示処理に
進む(2306)。
それ以外の場合は、内積の値が両方共にLL OII以
下であり、隣接2面は両方前を向いていることになる。
この場合、この線が面境界線ならば表示を行ない、両補
間線ならば表示しないことにする(2307)。
最後に、線の実際の表示処理を行なう(23゜8)。1
本の線の表示処理が終了すると、次の線の処理に進む。
次に本発明の第2実施例を説明する。この第2の実施例
は、第1実施例の面補間線の処理方法を変えたものであ
る。
すなわち、面境界線の処理は全く同一にして、両補間線
のみ記録するベクトルを1つにする方法である。ここで
は、円柱を例に、第1.実施例と異なる部分のみ説明す
る。
円柱の母線に相当する線を作成する場合、本実施例では
、その線の位置における面の法線方向ベクトルを記録す
ることにする。すなわち、第1実施例において、各面補
間線に第17図に示すような2組の方向ベクトルを用い
ていたのを、各補間線に第24図のように1組の方向ベ
クトルを用いることにする。
両補間線の表示処理においては、第1実施例では2つの
内積を計算し、その値の一方が正の場合のみ輪郭線とし
て表示していた。これに対し第2実施例では、1つの内
積を計算し、その値の絶対値が十分に小さい場合のみ輪
郭線としで表示することにしている。これは、内積の値
は、真の輪郭線の場合は“0″、視線方向と同一または
逆向きの場合rr i I+または111+1となり、
その間が連続的に変化することを利用したものである。
すなわち、絶対値がtJsさい場合、その線は輪郭線に
近い位置の線であるので表示することにする。この場合
の判定の基準値(スレショルド値)は、円筒面に挿入す
る母線の数nまたは母線の間の角度(0=360°/ 
n )によって決めるのが適切である。すなわち、等分
割して作成した母線が本来の1つの輪郭線ごとに1本の
み表示される値とするのである。この値は、以下の計算
によって求めることができる。
(1)視線方向のベクトルと線に記録されたベクトルの
間の角度が(90°−f172)と(90゜+(1/2
)の間の場合のみ表示することにする。
(2)このlの場合、2つのベクトルの内積の絶対値は
、cos(90’ −〇/2)、すなわち、sin(0
/2)となる。
(3)従って、内積の絶対値がsin (θ/2)以下
の場合のみ輪郭線として表示することにすればよい。
次に、本発明の第3実施例について説明する。
この第3実施例は、書類等に挿入する簡単な三次元の図
の作成支援システムに関する。
各種の書類には、説明のために三次元的な図を挿入する
ことがある。このような場合に使用する図は、一般に、
隠線消去された図が望まれる。しかし、このような図を
描くことのできるシステムでは、複雑なデータ構造を有
し、複雑な処理を行なう必要がある。
しかるに本発明実施例を利用することにより、以下のよ
うなシステムが可能となる。すなわち、第1実施例と同
様に、立方体2円柱等を組み合わせて必要な形状を入力
する手段を用意する。システムは、この処理の中で、隠
線処理の可能な線の情報を作成し記録する。また、編集
のため、最初に入力した立方体9円柱等の単位で移動2
回転させる手段を用意し、使用者は、目的の形状が得ら
れるまで変更を施す。そして、変更の度にその時の形状
を参照する。
この段階では、例えば第25図のような図を作成する。
目的の形状が得られると、次に、これを線単位に修正し
て目的の図に編集を行なう。すなわち、線を1本づつ、
または、領域を指定して編集を進め、第26図に示す図
に編集する。このように、本発明実施例の方法では、全
自動で第26図までの図を得ることはできないが、使用
者が簡単な操作を行なうことによって、目的の図を作成
することができる。また、簡単な処理システムでは、第
27図の図を作成し、それを編集して第26図を作成す
る。第26図の編集は、第25図から編集する方が、第
27図から編集するよりも容易である。
〔発明の効果〕
本発明によれば、簡単なデータと簡単な処理によって、
人間の把握が容易な形態で三次元形状を線画で表示する
ことができるようになる。
【図面の簡単な説明】 第1図は本発明の一実施例に係るCADシステムのハー
ドウェア構成図、第2図は立方体の形状説明図、第3図
は立方体の正面図、第4図は立方体の斜視図、第5図は
円柱の形状説明図、第6図は母線2本の円柱の正面図、
第7図は母線2本の円柱の側面図、第8図は母線2本の
円柱の斜視図、第9図は母線8本の円柱の正面図、第1
0図は母線8本の円柱の側面図、第11図は母線8本の
円柱の斜視図、第12図は隠線消去表示した立方体の斜
視図、第13図は隠線を破線にして表示した立方体の斜
視図、第14図は隠線消去表示した円柱の斜視図、第1
5図は隠線を破線にして表示した円柱の斜視図、第16
図は立方体の2通りの解釈の説明図、第17図は円柱の
角柱近似とベクトル生成法の説明図、第18図は輪郭線
処理を行なって表示した円柱の正面図、第19図は輪郭
線処理を行なって表示した円柱の側面図、第20図は輪
郭線処理を行なって表示した円柱の斜視図、第21図は
立方体作成コマンドのデータ作成処理の説明図、第22
図は円柱作成コマンドのデータ作成処理の説明図、第2
3図は形状の表示処理の説明図、第24図は第2実施例
における法線方向ベクトル生成法の説明図、第25図は
第2実施例の方法で作成した一例図、第26図は最終的
な目的とする一例図、第27図は第2実施例を使用しな
い場合の下絵例の図である。 101・・入力装置、102・・・演算装置、103・
・・記憶装置、104・・・出力装置、201,202
・・・立方体を構成する直線、501・・・円柱を構成
する円、502・・・円柱を構成する円筒面、1701
・・・角柱近似した円柱の母線、1702.1703・
・・角柱近似した円柱の側面、1704.1705・・
線に付加する近似隣接2面の法線方向、2401・・・
円柱の母線、2402・・・母線上の円筒面の法線方向
ベクトル。 代理人弁理士 秋 本  正  実 7一 第17図 第18 図 第19 図 第20図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、三次元形状を線画として画面に表示する方法におい
    て、該三次元形状の線画のうち裏側となる線を消して表
    示することを特徴とする三次元形状線画表示方法。 2、三次元形状を線画として画面に表示する方法におい
    て、該三次元形状の線画のうち表側となる線を実線で表
    示し裏側となる線を実線以外の線で表示することを特徴
    とする三次元形状線画表示方法。 3、線画で表現した三次元形状を画面中で回転させなが
    ら表示する方法において、三次元形状の裏側になる線に
    対して常に隠線処理を施して該三次元形状を回転させ表
    示することを特徴とする三次元形状線画表示方法。 4、請求項3において、隠線処理は隠線処理した線を全
    く表示しないか或いは該線を実線以外の線で表示するこ
    とを特徴とする三次元形状線画表示方法。 5、円柱を多角柱の線画として画面に表示する方法にお
    いて、該円柱の側面に引く線のうち輪郭線に最も近い線
    のみを表示することを特徴とする三次元形状線画表示方
    法。 6、三次元形状を線画として画面に表示する装置におい
    て、該三次元形状の線画のうち裏側となる線の表示を消
    去する手段を備えることを特徴とする三次元形状線画表
    示装置。 7、三次元形状を線画として画面に表示する装置におい
    て、該三次元形状の線画のうち表側となる線を実線で表
    示し裏側となる線を実線以外の線で表示する手段を備え
    ることを特徴とする三次元形状線画表示装置。 8、線画で表現した三次元形状を画面中で回転させなが
    ら表示する装置において、該三次元形状を回転させ表示
    するに当り三次元形状の裏側になる線に対して常に隠線
    処理を施手段を備えることを特徴とする三次元形状線画
    表示装置。 9、請求項8において、隠線処理を施す手段は、隠線処
    理した線を全く表示しないか或いは該線を実線以外の線
    で表示する手段を備えることを特徴とする三次元形状線
    画表示装置。 10、円柱を多角柱の線画として画面に表示する装置に
    おいて、該円柱の側面に引く線のうち輪郭線に最も近い
    線のみを表示する手段を備えることを特徴とする三次元
    形状線画表示装置。 11、三次元形状を線画で表現する複数の線情報を入力
    する手段と、各線の情報に隠線処理用の属性情報を付加
    する手段と、前記線の情報と前記属性情報のみを用いて
    隠線処理を行なう手段と、隠線処理した三次元形状を線
    画で表示する表示手段とを備えることを特徴とする三次
    元形状線画表示装置。 12、三次元形状の面の境界に相当する線の情報を入力
    する手段と、該面の途中に位置する線の情報を入力する
    手段と、該面の途中に位置する線の情報に輪郭線処理用
    の属性情報を付加する手段と、輪郭線とそれ以外の線を
    判別する手段と、輪郭線とそれ以外の線とを区別化して
    表示する表示手段とを備えることを特徴とする三次元形
    状線画表示装置。 13、三次元形状を線画として表現する複数の線の情報
    を入力する手段と、各線の情報にその線に隣接する2つ
    の面の法線方向情報を付加する手段と、各線を示すベク
    トルと当該線に隣接する2つの面の法線方向ベクトルと
    の内積からその線画隠線であるか否かを判定する手段と
    、該判定の結果により各線を表示することで三次元形状
    を線画で表示する手段とを備えることを特徴とする三次
    元形状線画表示方法。 14、三次元形状の面の境界に相当する線の情報を入力
    する手段と、三次元形状の面の途中に位置する線(以下
    、途中線という。)の情報を入力する手段と、前記の面
    を前記途中線を境界とする2平面に近似させる手段と、
    前記途中線の情報に前記近似させた2平面の法線方向の
    情報を付加する手段と、前記途中線の情報と該2法線方
    向情報とから該途中線を隠線とするか否かを判定する手
    段と、該判定の結果により各線を表示して三次元形状を
    線画として表示する手段とを備えることを特徴とする三
    次元形状線画表示装置。 15、三次元形状の面の境界に相当する線の情報を入力
    する手段と、三次元形状の面の途中に位置する線の情報
    を入力する手段と、前記途中線の情報に当該途中線の位
    置における面の法線方向の情報を付加する手段と、線を
    表示する方向と該線に付属する面の法線方向の情報とか
    ら該線の表示形態を決定する手段と、該決定に基づいて
    線を表示し三次元形状を線画として表示する手段とを備
    えることを特徴とする三次元形状線画表示装置。 16、三次元形状を線画として表示する方法において、
    線の間の面の情報は持たずに線及びその付属情報のみで
    該線が三次元形状の表側の見える部分の線であるか裏側
    の見えない部分の線であるかを判断し表示或いは消去す
    ることを特徴とする三次元形状線画表示方法。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012221203A (ja) * 2011-04-08 2012-11-12 Daikin Ind Ltd 製図装置および方法、並びにプログラム
US9432658B2 (en) 2011-06-20 2016-08-30 Panasonic Intellectual Property Corporation Of America Image display device

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