JPH04119189A - リップ開度測定装置 - Google Patents

リップ開度測定装置

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Publication number
JPH04119189A
JPH04119189A JP23938190A JP23938190A JPH04119189A JP H04119189 A JPH04119189 A JP H04119189A JP 23938190 A JP23938190 A JP 23938190A JP 23938190 A JP23938190 A JP 23938190A JP H04119189 A JPH04119189 A JP H04119189A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
transmitter
ultrasonic
receiver
raw material
apron
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP23938190A
Other languages
English (en)
Inventor
Akira Eguchi
晃 江口
Seiichi Wakayama
精一 若山
Tokuo Fujita
藤田 得生
Koji Hattori
幸治 服部
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
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Publication date
Application filed by Mitsubishi Heavy Industries Ltd filed Critical Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Priority to JP23938190A priority Critical patent/JPH04119189A/ja
Publication of JPH04119189A publication Critical patent/JPH04119189A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は抄紙機のスライスリップの開度測定装置に関す
るものである。
(従来の技術) 従来抄紙機ヘッドボックスの上リップ全体のの開度測定
は、ロークリエンコーダやポテンショによって角度とし
て測定され、リップ先端部の変位は、リップ先端部を操
作するマイクロジヤツキ等の変位量を、ダイヤルゲージ
や差動トランスなどによって測定して求められていた。
しかし原料流路の開度を直接測定する手段はなかった。
(発明が解決しようとする解題) 第7図に示すように、従来抄紙機のヘッドボックスの開
度すは、ジヤツキ20を伸縮させてスライスルーフ2を
支点22のまわりに回転させることで変更していた。こ
のときジヤツキ20の伸縮の量はポテンショ21にて検
知し、幾何学演算により求めていた。さらに開度すの微
調整は、機械の幅方向に等間隔で複数設けられたロッド
4をマイクロジヤツキ等を操作することによって上下さ
せ、リップ1を上下させることによって行われていた。
このときリップ1部の変位は、同リップ1部を操作する
マイクロジヤツキ等の変位量をダイヤルゲージ7や差動
トランスなどによって測定して求めていた。スライスル
ーフ2が回転することにより開度aが変化するが、リッ
プ1はスライスルーフ2の回転とは独立心ごスライド出
来るので、開度すは開度aとは無限係に調整できる。
一方へッドボソクスは、原料が流れている七きと、いな
いときで、開度すが僅かに変化することが知られている
。これは原料の圧力がへノドボックスのスライスルーフ
2全体を押し広けようとし、機械的なガタ分だけ変化す
るためである。この変化量は、前記説明の通り構造的に
マイクロジヤツキ等の変位にも、ポテンシヨの変位にも
現れないので、測定することが出来ない。またヘッドボ
ックスは、幅方向の温度分布等により熱変形することも
知られているが、この変形量の幅方向の分布、即ち変形
プロファイルも従来は測定する手段がなかった。
本発明は前記従来の課題を解決するために提案されたも
のである。
(課題を解決するための手段) このため本発明は、抄紙機のヘッドボックスムこおいて
、スライスルーフの上面及び/又はエプロン下面に配設
された1個以上の超音波送信器と同受信器、又は超音波
送受信器と、同送信器と同送受信器の各々に高周波イン
パルスを与える送信器と、前記受信器又は送受信器が受
けた超音波反射エコーの信号と、前記送信器からの信号
から伝播距離を演算する手段からなるもので、これを課
題解決のための手段とするものである。
(作用) 超音波送受信器から出た超音波は、スライスルーフに対
して斜めに入射し、スライスルーフの下面に到達すると
、そこで一部は反射されるが、一部は原料中に入ってい
く。このとき超音波の進む方向は、ci/sinθi 
=co/sinθ0を満足する方向へ屈折する。ここで
ciはスライスルーフ中の音速、coは原料中の音速で
ある。原料中を伝播した波は、エプロンの上面に到達す
ると再び反射と透過が起こるが、反射して送受信器の方
へ戻る波の一部は、これまでの経路と逆の経路を通って
超音波送受信器に戻る。よってこの伝播時間を測定する
ことによって、スライスルーフとエプロン間の距離を測
定することができる。ここでエプロンへの入射角が90
°になるよう、スライスルーフへの入射角を決めること
により、反射エコーの強さを最大とし、S/Nの良い測
定を可能にしている。また集束型超音波送受信器の焦点
面が、スライスルーフの下面になるように配置すること
により、スライスルーフの角度に関わりなく、超音波の
スライスルーフからの放出点を一定にすることが可能と
なり、常に放出点を通りエプロンに対し垂直な距離を測
定することができ、これがためにリップ部での開度変化
量が容易に換算できる。なお、スライスルーフの角度は
、数度の範囲で変化させて使われるが、集束型超音波送
受信器から放出される超音波は広がるので、エプロンへ
の入射角度が90°から少しずれても対応できる。
(実施例) 以下本発明を図面の実施例について説明すると、第1図
は本発明の第1実施例を示す。この実施例は基準リップ
角度=6°の場合についての実施例である。このとき超
音波送受信器IOの取付は面17の切込み角度は24″
になる。第6図にこのときの測定結果を示す。試験条件
は、原料流度:0.9%、タルク:0.9%、流速10
m/Sである。
さて第1図に示すように、リップ1先端近くのスライス
ルーフ2の上面に配設された超音波送受信器10は、周
期的に高周波インパルスを発生する送信器13において
発生された電気的インパルスを超音波インパルスに変換
せしめ、スライスルーフ2に対して斜めに入射する。入
射された超音波は、スライスルーフ2の下面に達すると
一部は反射するが、一部は原料中に透過する。原料中に
入った超音波はエプロン3上面に達すると、再びその一
部が反射され、一部がエプロン3を透過する。このエプ
ロン3の上面で反射された超音波の一部は、同じ経路を
たどってスライスルーフ2の上面に戻る。この反射波は
、超音波送受信器10で電圧に変換され、受信器14で
増幅され、トラベリングタイムを測定演算する装置15
で送信波が送られてから、反射エコーが戻ってくるまで
の時間が測定される。原料中の温度を測定する装置11
によって求められた原料温度によって補正された伝播速
度と、トラへリングタイムを使って演算された伝播距離
から、スライスルーフ2中の伝播距離を差し引く演算装
置16によって、原料流路の開度が演算され表示される
第2図は第2実施例を示す。これは幅方向に複数の超音
波送受信器10を複数個設置し、幅方向の開度プロファ
イルを測定出来るようにした例である。第2図において
それぞれの超音波送受信器10が基準開度のとき、エプ
ロン3に垂直に入射するようスライスルーフ2の上面に
取付けられているのは、第1実施例と同様である。
また各送受信器に送信信号を送る装置と、エプロンから
の反射エコーの伝播時間を演算する装置12と、この伝
播時間よりリップ開度を演算する装置とは共通であり、
切り替えSWによって各超音波送受信器を切り換えて測
定するようになっている。
第3図に第3実施例を示す。これは超音波送信器30と
受信器31をスライスルーフ2の上面とエプロン3の下
面にそれぞれ設置した例である。
なお、送信器30と受信機31を逆に設置しても同じこ
とである。
第4図は第4実施例を示す。これは超音波送受信器10
をエプロン3の下面に設置した例である。
第5図に示す用に超音波送受信器10からでた超音波は
、スライスルーフ2に対して斜めに入射し、スライスル
ーフ2の下面に到達すると、そこで一部は反射されるが
、一部は原料中に入っていく。このとき超音波の進む方
向は、ci/sinθi =co/sinθ0を満足す
る方向へ屈折する。
ここでciはスライスルーフ中の音速、COは原料中の
音速である。原料中を伝播した波は、エプロン3の上面
に到達すると再び反射と透過が起こるが、反射して送受
信器10の方へ戻る波の一部は、これまでの経路と逆の
経路を通って超音波送受信器に戻る。よってこの伝播時
間を測定することによって、スライスルーフ2とエプロ
ン3間の距離を測定することができる。ここでエプロン
3への入射角が90″になるよう、スライスルーフ2へ
の入射角を決めることにより、反射エコーの強さを最大
とし、S/Hの良い測定を可能にしている。また集束型
超音波送受信器の焦点面が、スライスルーフ2の下粘性
流体継手装置になるように配置することにより、スライ
スルーフ2の角度に関わりなく、超音波のスライスルー
フ2からの放出点を一定にすることが可能となり、常に
放出点を通りエプロン3に対し垂直な距離を測定するこ
とができ、これがためにリップ部での開度変化量が容易
に換算できる。なお、スライスルーフ2の角度は、数度
の範囲で変化させて使われるが、集束型超音波送受信器
から放出される超音波は広がるので、エプロン3への入
射角度が90°から少しずれても対応できる。
(発明の効果) 以上詳細に説明した如く本発明は構成されているので、
抄紙機ヘッドボックスの流路の開度及び幅方向の開度プ
ロファイルを精度良く測定することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図、第2図、第3図及び第4図は本発明の第1〜第
4実施例に係るリップ開度測定装置のブロック図、第5
図は超音波送受信器の取付は条件を示す説明図、第6図
はテーパゲージによる測定値と超音波センサ測定値との
関係を示す線図、第7図は従来の抄紙機ヘッドボックス
のリップ開度測定装置の側面図である。 図の主要部分の説明 ・−・−スライスルーフ 3 ・ 一超音波送受信器 11 ・−送信器     14 測定演算装置  16 エプロン 温度測定装置 受信器 演算装置 超音波送信器 受信器 実用新案登録出願人

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1.  抄紙機のヘッドボックスにおいて、スライスルーフの
    上面及び/又はエプロン下面に配設された1個以上の超
    音波送信器と同受信器、又は超音波送受信器と、同送信
    器と同送受信器の各々に高周波インパルスを与える送信
    器と、前記受信器又は送受信器が受けた超音波反射エコ
    ーの信号と、前記送信器からの信号から伝播距離を演算
    する手段からなることを特徴とするリップ開度測定装置
JP23938190A 1990-09-10 1990-09-10 リップ開度測定装置 Pending JPH04119189A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP23938190A JPH04119189A (ja) 1990-09-10 1990-09-10 リップ開度測定装置

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JP23938190A JPH04119189A (ja) 1990-09-10 1990-09-10 リップ開度測定装置

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Publication Number Publication Date
JPH04119189A true JPH04119189A (ja) 1992-04-20

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ID=17043938

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JP23938190A Pending JPH04119189A (ja) 1990-09-10 1990-09-10 リップ開度測定装置

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5760416A (en) * 1995-10-11 1998-06-02 Konica Corporation Radiographic image information reading apparatus

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH01156589A (ja) * 1987-12-09 1989-06-20 Mitsubishi Heavy Ind Ltd スライスリップ自動矯正装置

Patent Citations (1)

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