JPH04117559U - 散布装置 - Google Patents

散布装置

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JPH04117559U
JPH04117559U JP1903891U JP1903891U JPH04117559U JP H04117559 U JPH04117559 U JP H04117559U JP 1903891 U JP1903891 U JP 1903891U JP 1903891 U JP1903891 U JP 1903891U JP H04117559 U JPH04117559 U JP H04117559U
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JP
Japan
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water supply
water
supply pipe
injection pump
pipe
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Pending
Application number
JP1903891U
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English (en)
Inventor
信介 鹿取
重 池田
Original Assignee
新栄総業株式会社
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 給水パイプに散水用スプリンクラ−を接続し
た散水装置を利用して薬液、液肥を自動的に散布する。 【構成】 給水パイプ4に流量計7を設けこの流量計7
に制御装置8を介して注入ポンプ11を接続し、この注入
ポンプ11の吸液口13に薬液、液肥などの原液5の供給パ
イプ14を接続すると共に前記注入ポンプ14の排液口12を
前記給水パイプ4に接続する。 【効果】 薬液、液肥5を所定比で水に混合できると共
にこれをスプリンクラ−2により自動的に散布すること
ができる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、ゴルフ場、畑或いは公園などに設けられる散布装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、ゴルフ場のグリ−ンには複数のスプリンクラ−が配設され、このスプリ ンクラ−には給水路が接続されており、そして給水路に設けた弁を乾燥時などに 開くことによりスプリンクラ−より散水して芝生に給水している。同様に畑或い は公園などにおいてはスプリンクラ−などにより散水して農作物、芝生等に給水 している。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
前記従来技術においては、スプリンクラ−から散水して芝生などに給水を行う というものであるが、この様な散水装置が従来設置されているにも拘らず、例え ば薬液、液肥などの散布には予め所定の濃度に薄めた液を散水車を利用して散布 したり、或いは散布器を作業者が担いで散布することなどが行われており、その 作業は人手に頼ったものであった。
【0004】 本考案は前記問題点を解決して薬液、液肥などの散布を自動化することを目的 とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本考案は、給水路に散水用ノズルを接続し、前記給水路に流量計を設け、この 流量計に制御装置を介して注入ポンプを接続し、この注入ポンプの吸液口に薬液 、液肥などの原液供給路を接続すると共に前記注入ポンプの排液口を前記給水路 に接続した散布装置である。
【0006】
【作用】 前記構成により、流量計により流量を測定しこの流量に対して所定比の原液を 給水路に供給することによって、薬液、液肥などの原液を所定の濃度でノズルか ら自動的に散布することができる。
【0007】
【実施例】
次に本考案の一実施例を添付図を参照して説明する。
【0008】 図3の概略図に示すようにゴルフ場のグリ−ンには芝生1を囲むようにノズル たるスプリンクラ−2が複数環状に配設されており、これらのスプリンクラ−2 は連通パイプ3によって接続されている。前記連通パイプ3には給水路たる給水 パイプ4が接続されてスプリンクラ−2から散水して芝生1に給水できるように なっている。
【0009】 図1及び図2に示すように前記給水パイプ4の途中には薬液、液肥などの原液 5を所定の濃度となるように給水パイプ4に注入するための注入装置6が設けら れている。この注入装置6には前記給水パイプ4の途中に流量計7が設けられて おり、この流量計7は例えば1リットルの水が流れると1パルスの信号を制御装 置8に出力するようになっているパルス発信器(図示せず)を備えている。また 前記給水パイプ4における前記流量計7の前記連通パイプ3側には前記原液5を 前記給水パイプ4に注入するための注入パイプ9の一端が逆止弁状の注入弁10を 介して接続され、この注入パイプ9の他端は注入ポンプ11の排液口12に接続され ている。また前記注入ポンプ11の吸液口13には原液供給路たる吸液パイプ14を介 して前記原液5を収容したタンク等の容器15が接続されている。尚、前記制御装 置8と注入ポンプ11には信号ケ−ブル8A及び電源ケ−ブ8Bが接続されており 、また前記注入ポンプ11は比率がダイアル(図示せず)などによって水と前記原 液5の比率を調整できるようになっている。したがって前記流量計7からのパル ス信号により応動して前記注入ポンプ11が作動して例えば1リットルの水に対し て1ccの原液5を混合した混合液を供給できるようになっている。さらに前記 注入パイプ9一端の連通パイプ3側の給水パイプ4には水と原液5を混合するた めのバッファタンク16が設けられている。一方前記給水パイプ4の給水源17側に は電磁開閉弁18が設けられており、この電磁開閉弁18の駆動部19は前記制御装置 8に接続されている。さらに前記バッファタンク16の連通パイプ3側、前記電磁 開閉弁18の給水源17側には第1及び第2の手動開閉弁20、21が設けられている。
【0010】 さらに前記第1の手動開閉弁20の連通パイプ3側と前記第2の手動開閉弁21の 給水源17側の間にはバイパスパイプ22が接続されているとともに、このバイパス パイプ22の途中には第3の手動開閉弁23が設けられている。
【0011】 尚、図中24は操作盤であり、運転表示ランプ25、過負荷表示ランプ26、散布・ 散水切り換えスイッチ27及び電源スイッチ28が設けられている。
【0012】 次に前記構成の作用を説明する。
【0013】 薬液などの原液5を散布する場合には、まず原液5を予め容器15に収容してお き、また第1及び第2の手動開閉弁20、21を開くと共に第3の手動開閉弁23を閉 じる。そして給水源17から水を流すと共にスイッチ27、28を操作することによっ て、電磁開閉弁18が開いて流量計7が流量を測定する。この測定流量に応じて注 入ポンプ11が前記のように作動して一定の比率で原液5が圧送され注入弁10を通 って給水パイプ4に注入される。この注入された原液5はバッファタンク16内で 均一に混合された後、連通パイプ3を通ってスプリンクラ−2より芝生1に散布 できる。
【0014】 一方、散水する場合には散布・散水切り換えスイッチ27を切り換えることによ って電磁開閉弁18が開いて給水パイプ4を通った水がそのままスプリンクラ−2 より芝生1に散水したり、また第1及び第2の手動開閉弁20、21を閉じ第3の手 動開閉弁23を開いてバイパスパイプ22を通した水をスプリンクラ−2より芝生1 に散水することができる。
【0015】 以上のように前記実施例においては、給水パイプ4に流量計7を設け、この流 量計7に制御装置8を介して注入ポンプ11を接続し、この注入ポンプ11の吸液口 13に薬液、液肥などの原液5の供給パイプ14を接続すると共に前記注入ポンプ11 の排液口12を前記給水パイプ4に接続したことにより、前記原液5を所定比で水 に混合すると共にこれをスプリンクラ−2により自動的に散布することができ、 。薬液、液肥などの原液5の散布を無人化できると共に、ゴルファ−がいない夜 間などでも散布することができる。
【0016】 さらに給水パイプ4、スプリンクラ−2が既設であってもこれらを何等改造す ることなく前記装置を設置することにより原液5の自動散布を行うことができる 。
【0017】 尚、本考案は前記実施例に限定されるものではなく、例えば流量計からアナロ グ信号を出力しこれを比を調節可能な比例制御器を介して注入ポンプに入力、制 御して原液を一定比率で散布してもよいなど制御方法は各種の変形が可能であり 、またノズルはスプリンクラ−に限定されず例えばパイプに孔を穿設したような ものでもよいなど各種の変形が可能である。さらに制御装置にタイマを設けて自 動的に散布ができるようにしてもよいなど各種の変形が可能である。
【0018】
【考案の効果】
本考案は、給水路に散水用ノズルを接続し、前記給水路に流量計を設け、この 流量計に制御装置を介して注入ポンプを接続し、この注入ポンプの吸液口に薬液 、液肥などの原液供給路を接続すると共に前記注入ポンプの排液口を前記給水路 に接続したものであり、薬液、液肥などの混合水の散布を自動化することができ る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例を示す概略説明図である。
【図2】本考案の一実施例を示す正面図である。
【図3】本考案の一実施例を示す概略斜視図である。
【符号の説明】
2 スプリンクラ−(散水用ノズル) 4 給水パイプ(給水路) 5 原液 7 流量計 8 制御装置 11 注入ポンプ 12 排液口 13 吸液口 14 吸液パイプ(原液供給路)

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 給水路に散水用ノズルを接続し、前記給
    水路に流量計を設け、この流量計に制御装置を介して注
    入ポンプを接続し、この注入ポンプの吸液口に薬液、液
    肥などの原液供給路を接続すると共に前記注入ポンプの
    排液口を前記給水路に接続したことを特徴とする散布装
    置。
JP1903891U 1991-03-27 1991-03-27 散布装置 Pending JPH04117559U (ja)

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JP1903891U JPH04117559U (ja) 1991-03-27 1991-03-27 散布装置

Applications Claiming Priority (1)

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JP1903891U JPH04117559U (ja) 1991-03-27 1991-03-27 散布装置

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JPH04117559U true JPH04117559U (ja) 1992-10-21

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ID=31905398

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JP1903891U Pending JPH04117559U (ja) 1991-03-27 1991-03-27 散布装置

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Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5080642A (ja) * 1973-11-19 1975-06-30
JPS57129619A (en) * 1981-01-31 1982-08-11 Mitsubishi Mining & Cement Co Multipurpose field irrigation apparatus
JPS61153171A (ja) * 1984-12-26 1986-07-11 Toyo Green Kk グリーンの散水方法
JPS62155013A (ja) * 1985-12-27 1987-07-10 協和種苗株式会社 植物栽培養液等の稀釈配分装置

Patent Citations (4)

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