JPH04116978A - 読み取り装置 - Google Patents

読み取り装置

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Publication number
JPH04116978A
JPH04116978A JP2237850A JP23785090A JPH04116978A JP H04116978 A JPH04116978 A JP H04116978A JP 2237850 A JP2237850 A JP 2237850A JP 23785090 A JP23785090 A JP 23785090A JP H04116978 A JPH04116978 A JP H04116978A
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JP
Japan
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light
photodiode
transparent
electrode
reading device
Prior art date
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Pending
Application number
JP2237850A
Other languages
English (en)
Inventor
Tadashi Oohayashi
只志 大林
Shinichiro Kurata
倉田 愼一郎
Tomoyoshi Yoshiki
智義 善木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kanegafuchi Chemical Industry Co Ltd
Original Assignee
Kanegafuchi Chemical Industry Co Ltd
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Publication date
Application filed by Kanegafuchi Chemical Industry Co Ltd filed Critical Kanegafuchi Chemical Industry Co Ltd
Priority to JP2237850A priority Critical patent/JPH04116978A/ja
Publication of JPH04116978A publication Critical patent/JPH04116978A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野) 本発明は読み取り装置に関し、特にファクシミリやイメ
ージスキャナなどに用いられている密着型イメージセン
サなどの読み取り装置に関する。
〔従来の技術] 原稿と実質的に1対lの読み取り幅を有し、原稿にほぼ
密着して読み取る密着型イメージセンサは、縮小光学系
を必要としないため、それを必要とする装置と比べて装
置の小型化ができるという利点がある。このため近年、
密着型イメージセンサや完全密着型イメージセンサが主
流になりつつある。
従来の密着型イメージセンサは第7図に示すように、照
明源としてLEDアレイ100を用い、このLEDアレ
イ100から発せられた光を原稿102の表面で反射さ
せ、その反射光をロッドレンズアレイ104により導い
て密着型イメージセンサアレイ106の受光部上に画像
を結像させるように構成されている。
一方、完全密着型イメージセンサは第8図に示すように
、基板108上に共通電橋110と光電変換層112と
個別電極114が積層形成された光電変換素子116が
多数−次元に配列形成されていて、またこの基板108
の光電変換素子116と反対側にはLEDアレイ118
が配設されている。この完全密着型イメージセンサには
LEDアレイ118からの光が基板108を通して光電
変換素子116側へ透過させられる照明窓120が備え
られ、これら光1i変換素子116などを保護する絶縁
性透明保護膜122に接して原稿124が送りローラ1
26によって送られるように構成されている。この密着
型イメージセンサにおいては、照明窓120から絶縁性
透明保護膜122を通してLEDアレイ118からの光
が原稿124に照射され、その反射光を充電変換素子1
16により読み取るようにされている。
〔発明が解決しようとする課題〕
上記第7図に示す密着型イメージセンサは縮小光学系を
用いていないがロッドレンズアレイ104を用いている
ため、その高さを約20m5程度必要としてそれ以上、
小型化することができなかった。
しかも、ロッドレンズアレイ104やLEDアレイ10
0など部品の位置決めと組立てが困難であり、製造コス
トが高く付くという問題があった。
一方、第8図に示す完全密着型イメージセンサはロッド
レンズアレイを用いていないため、小型化ができ、また
組立てが容易になる。しかし、個別電極114と駆動用
ICが1対lの対応で使用されるため、tCの数はA4
版のサイズで少なくとも27個必要とする。このため、
低価格化を図るには限界があった。
そこで、本発明者らはこれらの問題を解決するため鋭意
研究を重ねた結果、本発明に至った。
〔課題を解決するための手段〕
本発明に係る読み取り装置の要旨とするところは、透光
性媒体を介して原稿面に接するように一次元に配列させ
られたフォトダイオード群を存する読み取り装置におい
て、(1)光学的に透明な透光性基板と、(2)前記透
光性基板上に一次元に分離して形成された、不透明個別
電極と光電変換層と透明電極が順次積層されて成る複数
のフォトダイオードと、(3)前記フォトダイオードの
ほぼ中央部に形成され、前記透光性基板及びフォトダイ
オードを通して光が透過させられる光入射窓と、(4)
前記フォトダイオードに相対応して一次元に並行して形
成され、前記透光性基板上に形成された共通をなす不透
明共通電極と、該不透明共通電極上に個別に分離された
光電変換層と透明電極が順次積層されて成るブロッキン
グダイオードと、(5)少なくとも前記フォトダイオー
ド及びブロンキングダイオードを覆う透明層間絶縁膜と
、(6)前記透明層間絶縁膜を介して前記フォトダイオ
ードの透明電極とブロンキングダイオードの透明電極と
を接続する接続電極と、(7)層間絶縁膜を介して多層
配線されたマトリックス配線部とを備えて構成されたこ
とにある。
才だ、かかる読み取り装置において、少なくとも前記フ
ォトダイオードの隣接部、又はフォトダイオードの外周
部を光学的に不透明な遮光膜によって覆ったことある。
更に、かかる読み取り装置において、前記遮光膜が電気
的に良導体によって形成されていることにある。
また、かかる読み取り装置におけるフォトダイオードに
形成された光入射窓において、該フォトダイオードを構
成する不透明個別電極に形成される開口部面積が1亥光
電変換層に形成される開口部面積より小さく構成したこ
とにある。
更に、かかる読み取り装置において、前記不透明個別電
極の開口部端部と光電変換層の開口部端部との間隔が5
〜50μm、好ましくは15〜20I!mにしたことに
ある。
(作 用〕 得られた本発明の読み取り装置において、透光性基板の
裏面に配置された光源からの光が個々の光入射窓を通し
て原稿面に照射され、その原稿面で反射させられた反射
光がそれぞれのフォトダイオードによって受光され、バ
イアス電圧が印加されたフォトダイオードに光電変換さ
セられた電気信号が蓄積される。次に、ブロッキングダ
イオードに順バイアス電圧が印加されることによって、
フォトダイオードに蓄積された電気信号がマトリックス
配線部から読み出される。
フォトダイオードの不透明個別電極は透光性基板の裏面
に配設された光源に対して遮光膜として機能し、光源の
光が直接フォトダイオードに入射しないようにされてい
る。また、−次元に分離して形成されたフォトダイオー
ドの隣合う箇所は不透明個別電極によって遮光させられ
ていないため、光源の光が透光性基板を通してフォトダ
イオード側に漏れてしまう、そこで、少なくともフォト
ダイオードの隣接部、あるいは外周部を遮光膜によって
覆うことにより、S/N比を大きくすることができる。
また、フォトダイオードの隣接部や外周部を覆う遮光膜
を電気的良導体によって構成することにより、原稿が接
する透光性媒体に発生した静電気を均一に拡散し、ある
いはアースを遮光膜に接続して静電気を除去し、静電気
による影響を除くことができる。
更に、フォトダイオードに形成された光入射窓において
、不透明個別電極の関口部面積を光電変換層の開口部面
積より小さく形成し、特に、開口部端部の間隔が5〜5
0μm、好ましくは15〜20μmにすることにより、
光入射窓から入射させられた光が開口部側面から充電変
換層内に入射させられるのが防止され、もってS/N比
が向上させられる。
〔実施例] 次に、本発明に係る読み取り装置の実施例を図面に基づ
いて詳しく説明する。
第1図及び第2図において、符号10は透光性基板であ
り、本発明に係る完全密着型イメージセンサにおける読
み取り装置は透光性基板10上にフォトダイオード12
、光入射窓14、ブロッキングダイオード16及びマト
リックス配線部18を備えて構成されている。透光性基
板IOはたとえばガラスや樹脂など、光学的に透明な基
板が用イラレ、特に、完全密着型イメージセンサに用い
られる光源光の波長に対して光学的に透明な材質が選定
されるのが好ましい。
透光性基板10の上には分離された複数のフォトダイオ
ード12が一次元にすなわち直線状に形成されるととも
に、そのフォトダイオード12に相対応して一次元に並
行して複数のブロッキングダイオード1Bが同時に形成
される。先ず、透光性基板10の上にブロック状のフォ
トダイオード12の不透明個別電極20と、ブロッキン
グダイオード16の不透明共通電極22が形成される。
不透明個別電極20と不透明共通電極22はクロムCr
、ニッケルNi5アルミニウムA1、チタンTiなどや
これらの合金が真空蒸着法などによって被着させられた
後、所定のパターン形状にフォトエツチングされて形成
される。その際、光入射窓14になる開口部24が同時
に形成される。また、不透明個別電極20は透光性基板
10を透過させられる光が光入射窓14以外から極力透
過しないようにする遮光膜としても機能させられ、この
ためブロック状に大きく形成されている。
これら不透明個別電極20と不透明共通電極22の上に
はそれぞれアモルファスシリコン系半導体からなる光電
変換層26.28がプラズマCvD法などによって形成
される。アモルファスシリコン系半導体はたとえばアモ
ルファスシリコンaS1、水素化アモルファスシリコン
a−Si:H,水素化アモルファスシリコンカーバイド
a−5IC:H、アモルファスシリコンナイトライドな
どの他、シリコンと炭素、ゲルマニウム、スズなどの他
の元素との合金からなるアモルファスシリコン系半導体
の非晶質あるいは微結晶をpin型、nip型、ni型
、pn型、Mis型、ヘテロ接合型、ホモ接合型、ショ
ットキーバリアー型あるいはこれらを組み合わせた型な
どに、単層又は多層に堆積させて用いられ、特にpin
型、nip型、ni型が好ましく、更に0層が上層に形
成されている型が好ましい。
光電変換層26.28が形成された後、それらの上にI
TOlSnow、rTo/5notなどからなる透明電
極30.32が真空蒸着法やスパッタリング法などによ
って形成されて、フォトダイオード12とブロッキング
ダイオード16が形成される。
光電変換層26.28及び透明電極30.32は所定の
パターン形状にマスク法やフォトエツチング法などの手
法により形成され、また光電変換層26及び透明電極3
0のほぼ中央部である不透明個別電極20に設けられた
開口部24の上には光入射窓I4となる開口部34が形
成される。ここで、不透明個別電極20に形成される開
口部24の面積は光電変換層26に形成される開口部3
4の面積より小さく設定され、特に開口部24の端部と
開口部34の端部との間隔が5〜50μm、好ましくは
15〜20μmになるように開口部24.34が形成さ
れる。
透光性基板10上に光入射窓14を備えたフォトダイオ
ード12とフ゛ロンキングダイオード16が形成された
後、これらを覆うように透明層間絶縁11i!36が被
着させられる。透明層間絶縁l!36にはSiOx、 
SiNx、 TaOxなどが用いられ、フォトダイオー
ド12及びブロッキングダイオード16が絶縁処理され
るとともに、光入射窓14における光の透過が確保され
ている。
透明層間絶縁11W36によって絶縁されたフォトダイ
オード12とブロッキングダイオード16はそれらの所
定の位置にある透明層間絶縁膜36にコンタクトホール
が設けられて、そのコンタクトホールを介してフォトダ
イオード12の透明電極30とブロッキングダイオード
16の透明電極32が接続電極3日によって接続される
。接続電極38ばクロムCr、ニッケルNi、アルミニ
ウムAI。
チタンTiなどやこれらの合金が真空蒸着法やスパッタ
リング法などによって被着させられて形成されている。
一方、フォトダイオード12の不透明個別電極20に一
体的に設けられた取出し電極部406所定の位置にある
透明層間絶縁膜36にコンタクトホールが形成され、そ
のコンタクトホールを介して不透明個別電極20に接続
される配線42が接続電極38と同様にして形成され、
マトリックス配線部18が形成される。
接続電極38及びマトリックス配線部1Bが形成された
後、これらを絶縁するとともにフォトダイオード12な
どを保護し、更に原稿面と接触させられたとき摩耗から
防止するため、図示しない薄ガラス(たとえば厚さ50
μm程度)がエポキシ樹脂など透明な樹脂によって貼着
される。なお、薄ガラスに代えて5iOxSSiNx、
 TaOxなどからなる耐摩耗性保護層が形成されても
良い。
かかる構成の読み取り装置は完全密着型イメージセンサ
に用いられ、透光性基板10の背面に設けられたLED
アレイなどの光源から光が照射される。照射された光は
遮光膜としても機能させられる不透明個別電極20によ
ってほぼ遮光させられとともに、光入射窓14を通して
光がフォトダイオード12側に入射させられる。光入射
窓14は不透明個別電極20に形成された開口部24の
面積が光電変換層26に形成された開口部34の面積よ
り小さくされているため、光入射窓I4を透過させられ
る光が直接光電変換層26に入射させられることはほと
んどなくなり、フォトダイオードI2のS/N比が大き
くなって、読み取りの解像度が向上させられる。特に、
不透明個別電極20に形成された開口部24の端部と光
電変換層26に形成された開口部34の端部の間隔が5
〜50μm、好ましくは15〜20μmに有る時、光入
射窓14における光の漏れを少なくすることができると
ともに、光電変換領域を最大III確保することができ
て好ましい。
一方、フォトダイオード12側の図示しない薄ガラスの
面には送りローラにより原稿が送られてきて、その原稿
の面に光入射窓14から光が照射される。光は原稿の面
で反射させられ、その反射光がフォトダイオード12に
入射させられ、光電変換させられた電気信号がフォトダ
イオード12に蓄積される。他方、一定個数のプロンキ
ングダイオード16は不透明共通電極22によって一つ
にまとめられていて、その一定個数のブロッキングダイ
オード16に不透明共通電極22を介して一つの駆動用
ICから電気信号が送られ、そのブロッキングダイオー
ド16に対応するフォトダイオード12から蓄積された
電気信号が出力され、マトリックス配線部18を介して
外部に出力させられる。
以上、説明したところから明らかなように、ブロッキン
グダイオード16はフォトダイオード12を形成する時
に同時に特段コストを要せずに形成でき、ブロッキング
ダイオード16を用いることにより複数のフォトダイオ
ード12を一つの駆動用fCによって駆動させることが
可能となり、ICの使用個数を減らすことによってコス
トダウンが達成できる。また、光入射窓14の開口部を
不透明個別電極20の開口部24面積を光電変換層26
の開口部34面積より小さくすることによって光の漏れ
を少なくし、S/N比を大きくすることができ、読み取
りの解像度を向上させることが可能になった。
以上、本発明に係る読み取り装置の実施例を詳述したが
、本発明はその他の態様でも実施し得るものである。
たとえば、第3図に示すように、隣接して配設されたフ
ォトダイオード12の隣接部を光学的に不透明な遮光膜
44によって覆うのが好ましい。
遮光M44はクロムやアルミニウムなど金属やその合金
などが用いられ、真空蒸着法などによって形成される。
このように遮光It!44によって隣接するフォトダイ
オード12の隙間から漏れる光を遮断することにより、
S/N比を一層大きくすることができる。
また、第4図に示すように、フォトダイオード12の不
透明個別電極20の外周部に沿って、電気的に良導体か
らなる遮光#46を形成しても良い。なお、遮光膜46
は透明層間絶縁II!36や図示しないエポキシ樹脂な
どの絶縁体によって絶縁されている。このようにフォト
ダイオード12を取り囲む電気的良導体からなる遮光1
1146を設けることによって、前述と同様に光の漏れ
を防止してS/N比を向上させることができるだけでな
く、原稿が読み取り装置の薄ガラスなどの保護膜の表面
を摺接させられることによって生ずる静電気を均一化す
ることができ、大きさの異なる静電気の分布が存在する
ことによって生ずる影響を排除することができる。
更に、かかる遮光#46をアースし、原稿との摩擦によ
って生した静電気を適宜取り除くように構成しても良い
その他、本発明に係る読み取り装置はたとえばマトリッ
クス配線部18に形成される層間絶縁膜は必ずしも透明
である必要はなく、また、光入射窓14の底面に被着さ
せられた透明層間絶縁[36は入射光を減衰させないよ
うに取り除くのが好ましい。
また、ブロッキングダイオードの機能を向上させるため
、光電変換層にni型のアモルファスシリコンを形成す
るのが好ましい、ni型の光電変換層はブロッキングダ
イオードの定電流における立ち上がり電圧がpin型や
nip型の光電変換層に比べて小さくなるため、フォト
ダイオードに蓄積された電荷を速く読み出すことができ
、読み取り速度を改善することが可能となり好ましい。
その他、本発明はその趣旨を逸脱しない範囲内で、当業
者の知識に基づき種々なる改良、修正、変形を加えた態
様で実施し得るものである。
実星■−土 第1図に示すように、透明なガラス基板10の上に遮光
膜を兼ねたフォトダイオード12用の不透明個別電極2
0とブロンキングダイオード16用の不透明共通電極2
2とをクロムCrにて形成した。その電極20.22上
にそれぞれpin型のアモルファスシリコン半導体から
成る光電変換層26.28を1μmの厚みで形成し、更
に[TOから成る透明電極30.32を形成して、それ
ぞれフォトダイオード12とブロッキングダイオードエ
6を形成した。得られたフォトダイオード12とブロッ
キングダイオード16を含むガラス基板10上にSiO
xからなる透明層間絶縁膜36を1μm被着させた後、
それぞれのダイオード12.16にコンタクトホールを
設け、両ダイオード1216をアルミニウムからなる接
続電極3日によって接続するとともに、配線42を形成
した。更に、フォトダイオード12部を保護するため及
び原稿面との接触による耐摩耗を目的としてエポキシ樹
脂を接着剤として50μmの薄ガラスを貼着して読み取
り装置を構成した。
かかる読み取り装置において、フォトダイオード12の
ほぼ中央部に形成された光入射!の大きさは、クロムか
ら成る不透明個別電極20の開口部24は50X110
μmであり、一方、アモルファスクリコン半導体から成
る光電変換層26の開口部34は80X140μmであ
り、両開口部端部の間隔は15μmであった。
得られた読み取り装置について、波長540n+m、1
0001uχの光を黒い紙と白い紙のそれぞれに照射し
て、得られた信号電流に基づいてS/N比を求めた。こ
こで、S/N比は201og(黒/白)dBで表される
。得られた白感度と黒感度をそれぞれ第5図に、S/N
比を第6図に示す。
叉旌土−1 実施例1と同様の条件で読み取り装置を構成した。ただ
し、かかる読み取り装置において、フォトダイオード1
2のほぼ中央部に形成された光入射窓の大きさは、クロ
ムから成る不透明個別電極20の開口部24は実施例1
と同様50X110μmであるのに対して、アモルファ
スシリコン半導体から成る光電変換層26の開口部34
は90×150μmであり、両開口部端部の間隔は20
μmであった。
得られた読み取り装置について、実施例1と同様にして
S/N比を調べた。その結果、第5図及び第6図に示す
ように、光入射窓における遮光膜として機能する不透明
個別電極20による開口部の遮光幅が15μm以上でS
/N比がほぼ一定になることが分かる。
尖隻桝−1 実施例1と同様の条件で読み取り装置を構成した。ただ
し、かかる読み取り装置において、フォトダイ−オード
12のほぼ中央部に形成された光入射窓の大きさは、ク
ロムから成る不透明個別電極20の開口部24は実施例
1と同様50X110μmであるのに対して、アモルフ
ァスシリコン半導体から成る光電変換層26の開口部3
4は70×130μmであり、両開口部端部の間隔は1
0μmであった。
得られた読み取り装置について、実施例1と同様にして
S/N比を調べた。その結果、第5図及び第6図に示す
ように、S/N比が若干劣ることが認められた。
を較拠 実施例1と同様の条件で読み取り装置を構成した。ただ
し、かかる読み取り装置において、フォトダイオード1
2のほぼ中央部に形成された光入射窓の大きさは、クロ
ムから成る不透明個別電極20の開口部24は実施例1
と同様50X110μmであり、一方、アモルファスシ
リコン半導体から成る光電変換層26の開口部34も同
寸法の50X110μmとし、不透明個別電極20によ
る遮光幅を設けなかった。
得られた読み取り装置について、実施例1と同様にして
S/N比を調べた。その結果、第5図及び第6図に示す
ように、S/N比が大幅に劣り、光入射窓14における
遮光幅が小さくなるほど、S/N比が小さくなることが
認められた。
〔発明の効果〕
かかる本発明の読み取り装置は透光性基板上にフォトダ
イオードと、そのフォトダイオードと同一の材料により
相対応してブロッキングダイオードが形成されていて、
一定個数のブロンキングダイオードが不透明共通電極に
より同時に駆動させられるように構成されているため、
一つの駆動用ICによってブロッキングダイオードに相
対応するフォトダイオードを複数駆動させることができ
、使用するICの個数を大幅に減少させることができ、
読み取り装置のコストを下げることが可能になった。ま
た、本発明の読み取り装置はマトリックス配線化されて
いるため、装置の小型化が更に実現できることとなる。
また、光入射窓における不透明個別電極の開口部面積を
光電変換層の開口部面積より小さくしたことによって、
光入射窓において光が直接光電変換層に入射する現象が
抑制され、S/N比を大きくすることができて、読み取
りの解像度を向上させることが可能となった。特に、不
透明個別電極の開口部端部と充電変換層の開口部端部と
の間隔すなわち不透明個別電極による遮光幅が5μm以
上、好ましくは15μm以上あればS/N比が効果的に
改善されることになる。
更に、フォトダイオードの隣接部や外周部に遮光膜を設
けることによって一層光の漏れを防止できて、S/N比
を大きくすることができた。しかも、遮光膜を電気的良
導体により構成することによって、原稿が摺接させられ
ることによって生ずる静電気を均一化し、あるいはアー
スによって取り除くことができ、静電気による影響を除
去することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係る読み取り装置の要部説明平面図で
あり、第2図は第1図に示す読み取り装置の断面説明図
である。第3図及び第4図はいずれも本発明に係る読み
取り装置の他の実施例を示す要部説明平面図である。第
5図は光入射窓における不透明個別電極の端部と光電変
換層の端部の間隔(遮光幅)に対する白と黒の感度を示
す図であり、第6図は上記遮光幅とS/N比との関係を
示す図である。 第7図は従来の密着型イメージセンサを説明するための
斜視図であり、第8図は従来の完全密着型イメージセン
サを説明するための断面説明図である。 10;透光性基板 12;フォトダイオード 14i光入射窓 16;ブロッキングダイオード 18;マトリックス配線部 20;不透明個別電極 22=不透明共通電極 24.34;開口部 26、−28;光電変換層 30 32i透明を極 36;透明層間絶縁膜 38;接続電極 44.46;遮光膜 特許出願人 鐘淵化学工業株式会社 第 因 第 図 U U 濱 図 茅 図 V套汽や晶(micron) 第 図 第 図 第 図

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)透光性媒体を介して原稿面に接するように一次元
    に配列させられたフォトダイオード群を有する読み取り
    装置において、 光学的に透明な透光性基板と、 前記透光性基板上に一次元に分離して形成された、不透
    明個別電極と光電変換層と透明電極が順次積層されて成
    る複数のフォトダイオードと、前記フォトダイオードの
    ほぼ中央部に形成され、前記透光性基板及びフォトダイ
    オードを通して光が透過させられる光入射窓と、 前記フォトダイオードに相対応して一次元に並行して形
    成され、前記透光性基板上に形成された共通をなす不透
    明共通電極と、該不透明共通電極上に個別に分離された
    光電変換層と透明電極が順次積層されて成るブロッキン
    グダイオードと、少なくとも前記フォトダイオード及び
    ブロッキングダイオードを覆う透明層間絶縁膜と、 前記透明層間絶縁膜を介して前記フォトダイオードの透
    明電極とブロッキングダイオードの透明電極とを接続す
    る接続電極と、 層間絶縁膜を介して多層配線されたマトリックス配線部
    と を備えて構成されたことを特徴とする読み取り装置。
  2. (2)少なくとも前記フォトダイオードの隣接部、又は
    フォトダイオードの外周部を光学的に不透明な遮光膜に
    よって覆ったことを特徴とする請求項第1項に記載する
    読み取り装置。
  3. (3)前記遮光膜が電気的に良導体によって形成されて
    いることを特徴とする請求項第2項に記載する読み取り
    装置。
  4. (4)前記フォトダイオードに形成された光入射窓にお
    いて、該フォトダイオードを構成する不透明個別電極に
    形成される開口部面積が該光電変換層に形成される開口
    部面積より小さいことを特徴とする請求項第1項乃至第
    3項のいずれかに記載する読み取り装置。
  5. (5)前記不透明個別電極の開口部端部と光電変換層の
    開口部端部との間隔が5〜50μm、好ましくは15〜
    20μmであることを特徴とする請求項第4項に記載す
    る読み取り装置。
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