JPH04116805A

JPH04116805A - 電気機器

Info

Publication number: JPH04116805A
Application number: JP23443990A
Authority: JP
Inventors: Kaoru Miyasako; 宮迫　薫
Original assignee: Toshiba Corp
Current assignee: Toshiba Corp
Priority date: 1990-09-06
Filing date: 1990-09-06
Publication date: 1992-04-17

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】〔発明の目的〕（産業上の利用分野）本発明は、電気機器に係り、特にタンク内に複数の電気
機器本体を収納する構成の組立方法を改良した構造に関
するものである。

（従来の技術）周知のように大形の電気機器は、輸送上の制限や据付場
所の条件から、複数に分割して別々に輸送し、現地で組
立を行うが、タンク内に電気機器本体（以下、中味とい
う）を収納する構成の電気機器の場合、タンクと中味を
分割し、さらに中味とタンクを別々に輸送して現地で組
立を行っている。このため、組立の際、分割された中味
を摺動方式でタンク内に収納している。

第７図は、本体タンク１ａと、この本体タンクｌａ内に
複数の電気本体２ａ、２ｂ・・・を収納する電気機器の
現地における組立方法を示し、第１番目の中味２ａを本
体タンクｌａ内に引込んで固定し、その中味２ａを利用
し滑車３を介して牽引器４ａにより、輸送用タンク５ａ
から本体タンクｌａ内へ第２番目の中味２ｂの引込みを
行っていた。

（発明が解決しようとする課題）しかしながら、上記した従来の引込み方式では滑車３を
使用するため、滑車３の潤滑油が中味２ａ、２ｂ・・・
に混入する恐れがあり、また、滑車３の摺動部から発生
する塵埃に対する防塵対策が困難になる等の問題があっ
た。

さらに、１個ごとに中味を引込み、完全にこの中味を固
定してから次の引込みを行う準備を行うため、組立の所
要時間が長くなり、工期も多く要していた。その間に中
味の吸湿による品質の低下が問題となっていた。

本発明は、上記した問題点を解消すべくなされたもので
、その目的とするところは、滑車を使用しない連結引込
み方式により、防塵・防油化による品質の向上と、迅速
容易な組立による工期の短縮を図った電気機器を提供す
ることにある。

〔発明の構成〕

（Ｉｌｉ題を解決するための手段）本発明は、タンクに複数の電気機器本体を横方向から引
込んで収納する電気機器において、複数の電気機器本体
は、隣接する相互のものを機械的に連結可能な連結部を
設けるようにしたものである。

（作用）タンク内に複数の電気機器本体を横方向から引込んで収
納するとき、隣接する電気機器本体を機械的に連結して
引込み方向前側の電気機器本体を牽引器等で引込むこと
により、後側の電気機器本体を同時に引込むことができ
、組立工期１組立費を大幅に短縮、低減し、また、防塵
、防油と吸湿を大幅に減少することができる。

（実施例）以下、本発明の一実施例を図面を参照して説明る。第１
図は、本発明の一実施例を示す正面図である。

同図において、１は本体タンクで、内部の下部に支持台
７が設けられている。２ａ、　２ｂ、　２ｃは、この本
体タンク１の内部に収納され、支持台７に固定された中
味であり、この中味２ａ、　２ｂ、　２ｃの下部には、
それぞれ引込み方向前側に引き耳８ａ、　８ｃ。

８ｅ、引込み方向後側に引き耳８ｂ、　８ｄ、　８ｆが
設けられている。なお、中味２ａ、　２ｂ、　２ｃと外
部とを接続するケーブルは、図示していない。

次に５以上のように構成された電気機器の組立方法を第
２図を参照して説明する。同図において、中味２ａは、
第１番目に本体タンク１内に引込まれた中味であり、中
味２ｂは、第２番目に本体タンク１内に引込まれる中味
を示し、符号９は、停止位置における輸送用タンク５と
本体タンク１の間に設けた架台を示す。

まず、中味２ａを本体タンク１内に引込む場合には、中
味２ａの引込方向前側の引き耳８ａに直接または金具１
０を介して牽引器４を連結し、この牽引器４により中味
２ａを輸送用タンク５から本体タンク１へ引込み、この
中味２ａ全体が本体タンク１内に入った位置で止めてお
く０次に、中味２ｂを本体タンク１内に引込む場合には
、既に本体タンク１内に引込まれた中味２ａの引込方向
後側の引き耳８ｂと、中味２ｂの引込み方向前側の引き
耳８Ｃを連結器１１と連結ビン１２ａ、　１２ｂ、　１
２ｃを介して連結する。ここで、連結器１１は、第３図
および第４図に示すように前側連結器１１ａと後側連結
器１１ｂで構成され、前側連結器１１ａには、後側連結
器１１ｂ側に連結ピン１２ｂを挿入する孔が２箇所設け
られているので、この孔の選択により中味２ａと２ｂの
間隔を調整できる。このようにして中味２ａと２ｂを連
結した後、牽引器４で中味２ａをさらに本体タンク１内
に引込むことにより、輸送用タンク５から中味２ｂを本
体タンク１内に引込むことができ、この中味２ｂ全体が
本体タン°り１内に入った位置で止めておく。同じ要領
で中味２ｃを本体タンク１内八りｊ込み、中味２ａ。

２ｂ、　２ｃを所定の位置で支持台７に固定し、牽引器
４を外す。この後、内部における導体の接続その他所要
の組立を行い、本体タンク１の開口部をカバーで閉塞す
る。

以上のように構成することにより、中味を本体タンクに
収納する際、３個の中味を略同時に引込むことができ、
組立期間２組立費等を大幅に短縮。

低減することができる。また、従来の滑車に代えて連結
器を使用するので、収納が容易となるのみでなく、潤滑
油が混入したり滑車の摺動部からの塵埃混入が防止でき
品質管理が容易となる。

なお、以上説明した実施例は、隣接する中味を連結器で
連結した本体タンク内に引込むようにしたが、隣接する
中味を直接連結するようにしてもよい。第５図および第
６図は、この実施例を示し、それぞれの引き耳を直接連
結している。すなわち、中味２ｂの引込み方向前側の引
き耳８ｃを、中味２ａの引込み方向後側の引き耳８ｂに
対し平面で見た位置を内側となるように配置し、相互の
引き耳８ｂ、　８ｃを連結ピン１２で連結する。一方、
中味２ｂと２０の連結は、中味２ｂの引込み方向側の引
き耳と中味２Ｃの引込み方向前側の引き耳を、第４図お
よび第５図に示すような関係位置に設けるようにすれば
よい。

以上のように引き耳を直接連結するようにしても、上記
した実施例と同様の効果を得ることができる。

また、連結器は、第３図および第４図に示すように前側
連結器１１ａと後側連結器１１ｂに分割せず。

一体のものとしてもよく、さらに、以上の各実施例は、
本体タンク１に収納する中味を３個としたが、これに限
定されるものでなく、２個以上であれば同様に実施でき
ることはいうまでもない。

〔発明の効果〕

以上説明したように本発明によれば、複数の中味を本体
タンクへ容易に収納することができ、組立工期９組立費
の大幅な短縮、低減と、本体タンク内における防塵、防
油を可能にすると共に吸湿を大幅に減少させて品質の向
上を図かる電気機器を提供することができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例を示す正面図、第２図は本発
明の一実施例の組立方法を示す説明図、第３図は本発明
の一実施例の要部を示す正面図、第４図は第３図の平面
図、第５図は本発明の他の実施例の要部を示す正面図、
第６図は第５図の平面図、第７図は従来の本体タンクに
複数の中味を収納する電気機器の組立方法を示す説明図
である。１・・・本体タンク、　　　２ａ、　２ｂ、　２ｃ・・
・中味４・・・牽引器、　　　　　５・・・輸送用タン
ク８ａ、　８ｂ、　８ｃ、　８ｄ、　８ｅ、　８ｆ−引
き耳１１・・・連結器代理人　弁理士　猪　股　祥　晃（ほか１名）羊　１　
図箒　３ｆｆＪ箒　２　図￥；４　菌茅回華６圓箒凹

Claims

【特許請求の範囲】

タンクに複数の電気機器本体を横方向から引込んで収納
する電気機器において、前記電気機器本体は、隣接する
相互のものを機械的に連結可能な連結部を設けているこ
とを特徴とする電気機器。