JPH04116770A - ベクトルデータ処理装置 - Google Patents

ベクトルデータ処理装置

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JPH04116770A
JPH04116770A JP23735790A JP23735790A JPH04116770A JP H04116770 A JPH04116770 A JP H04116770A JP 23735790 A JP23735790 A JP 23735790A JP 23735790 A JP23735790 A JP 23735790A JP H04116770 A JPH04116770 A JP H04116770A
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JP23735790A
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Itaru Okano
格 岡野
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NEC Computertechno Ltd
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NEC Computertechno Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はベクトルデータ処理装置に関し、特にベクトル
マスクに複数の情報を保持しマスク付きベクトル演算時
にベクトルマスク中の1つもしくは複数の情報を参照す
ることが可能なベクトルデータ処理装置に関する。
〔従来の技術〕
従来、マスク付きベクトル演算装置は以下の手順でベク
トル演算が実行される。
まず、ベクトル演算の条件を示すベクトルデータが、演
算有効の条件を満たすかどうかをチエツクし、各ベクト
ル要素対応に条件を満たすものは“1″を、満たさない
ものは0″を割りつけたベクトルデータ長に相当するビ
ット数のマスクデータを求め、生成したマスクデータを
マスクデータレジスタに格納する。次に、ベクトル演算
を実行するが、ベクトルデータとともに先に生成したマ
スクデータも入力し、マスクデータが無効を示す演算に
ついては演算結果を無効にしている。
以上述べたように、従来のマスク付きベクトル演算は、
上述の演算の有効・無効の条件に従ってマスクデータを
生成し、ここで生成したマスクデータをもとにベクトル
演算を実行するという過程を必要とする。通常、マスク
データの生成とベクトル演算とは別々の命令により実行
されるが、ベクトル演算はマスクデータの生成に引き続
きチエイニングが可能なケースが多いのでマスクデータ
の生成の実行時間はベクトル演算の実行時間に隠れてし
まい、性能上はとんど問題にならない。
また、ベクトル演算の条件を示すベクトルデータが複数
組存在する場合には、さらにマスクデータ生成とベクト
ル演算との間に、マスクデータの生成によって生成され
た複数組のマスクデータの対応する要素間がマスクコー
ド演算を行ないその結果をマスクデータレジスタに格納
するという処理が必要となる。
〔発明が解決しようとする課題〕
上述した従来のベクトルデータ処理装置は、演算有効条
件が直前の命令の実行結果の影響を受ける場合と演算の
条件を示すベクトルデータに対して複数の演算有効条件
が存在する場合には、マスクデータ生成がネックとなり
演算器が空いているにもかかわらず性能が低下してしま
うという欠点がある。さらに、ベクトル演算の条件を示
すベクトルデータが演算例外を示している状態で演算を
続行する場合には、演算例外は他のベクトル演算条件と
は明らかに異なるため、別の処理を行なわなければなら
ないが、前述した従来のベクトルデータ処理では、演算
例外については何ら考慮されていないという欠点がある
〔課題を解決するための手段〕
本発明のベクトルデータ処理装置の第1の発明は、ベク
トルデータを入力し少なくとも零要素の判別を含むデー
タの大小に応じてnビット(n≧2の自然数)のマスク
コードを出力するデータ比較手段と、前記マスクコード
を格納するベクトルマスクレジスタとを有し、マスク付
きベクトル演算時にはベクトルデータとともに前記ベク
トルマスクレジスタの内容を参照するベクトルデータ処
理装置において、プログラムコード中に演算が有効とな
るマスクコードのタイプを指定して構成される。
本発明のベクトルデータ処理装置の第2の発明は、ベク
トルデータを入力し少なくとも零要素及び演算例外の判
別を含むデータの大小に応じてnビット(n≧2の自然
数)のマスクコードを出力するデータ比較手段と、前記
マスクコードを格納するベクトルマスクレジスタとを有
し、前記ベクトルマスクレジスタに格納されるマスクデ
ータはデータの大小を示す情報と、演算例外を示す情報
とを含み、マスク付きベクトル演算時にはベクトルデー
タとともに前記ベクトルマスクレジスタの内容を参照す
るベクトルデータ処理装置において、前記マスクデータ
中の情報が演算例外を示す時には演算か無効になりそれ
以外の時にはプログラムコード中に演算が有効とするマ
スクコードのタイプを指定して構成される。
本発明のベクトルデータ処理装置の第3の発明は、ベク
トルデータレジスタと、前記ベクトルデータレジスタと
対をなすベクトルマスクレジスタと、ベクトルデータを
入力し少なくとも零要素の判別を含むデータの大小に応
じてnビット(n≧2の自然数)のマスクコードを出力
するデータ比較手段とを有し、前記ベクトルデータレジ
スタにデータを格納する際に前記データ比較手段にも前
記データと同一データを供給する手段と、前記データ比
較手段から出力されたマスクコードを前記ベクトルマス
クレジスタに格納する手段をさらに有し、マスク付きベ
クトル演算時にはベクトルデータレジスタからデータを
読出すとともに前記ベクトルマスクレジスタからも内容
を読出し、マスク付きベクトル演算を行なうベクトルデ
ータ処理装置において、プログラムコード中に演算が有
効となるマスクコードのタイプを指定して構成される。
本発明のベクトルデータ処理装置の第4の発明は、ベク
トルデータを入力し少なくとも零要素の判別を含むデー
タの大小に応じてnビット(n≧2の自然数)のマスク
コートを出力するデータ比較手段と、前記マスクコード
を格納する複数のベクトルマスクレジスタとを有し、マ
スク付きベクトル演算時にはベクトルデータとともに前
記複数のベクトルマスクレジスタのうちの1つを参照す
るペクト9レデータ処理装置において、前記複数値のベ
クトルマスクレジスタのうちの2つのベクトルマスクレ
ジスタの内容を読出す手段と、前記読出し手段により読
み出されたマスクコードの対応する要素間で演算を施す
マスクコード演算手段と、前記複数のベクトルマスクレ
ジスタのうちの1つを指定して前記マスクコード演算手
段の出力を書込む手段とを有して構成される。
〔実施例〕
次に、本発明について図面を参照して説明する。
第1図は本発明の第1の実施例の構成を示すブロック図
、第2図(a)〜(c)はベクトルデータのデータ形式
を示す説明図、第3図はマスクコードの内容を示す説明
図、第4図はマスクコードの生成論理を示す説明図、第
5図はマスク付きベクトル演算処理器の構成を示す回路
図、第6図はマスクデータ比較器の論理を示す説明図、
第7図はリーディング0計数器の説明図、第8図は本発
明の第2の実施例の構成を示すブロック図、第9図はマ
スク演算処理器の構成を示すブロック図、第10図(a
)および(b)は条件コード判定器の論理を示す説明図
、第11図はマスク付きベクトル演算命令の演算有効条
件が直前の命令の実行結果の影響を受ける場合のタイム
チャート、第12図はマスク付きベクトル演算の条件と
なるベクトルデータに対して異なる演算有効条件が複数
存在する場合のタイムチャートである。
まず、第1図を見るに、ベクトルデータレジスタ12は
複数ワードから成るレジスタ群で、1サイクルあたり1
ワードの読出し及び書込みが独立して行なえるレジスタ
である。読出し及び書込みのワードを指すアドレスポイ
ンタ及びその制御手段の構成は、一般に知られるベクト
ルレジスタの構成と同等である、また本発明と直接関係
ないため説明を省略する。ベクトルデータレジスタト2
に対する書込みデータは、主記憶からのロードデータ及
び演算器からのデータをセレクタ7・8で選択して書込
む。セレクタ7・8は、書込み制御信号が有効となった
側の書込みデータ及び書込み制御信号を選択する。主記
憶及び演算器からの書込み制御信号は同時に有効になら
ないよう図示しない制御回路によって制御されている。
そして、始めに主記憶のベクトルデータをベクトルデー
タレジスタ1に書込む際の動作を説明する。主記憶から
のデータが信号線20を通じて転送されてくるのと同時
に書込み制御信号21が有効になる。セレクタ7は、書
込み制御信号21が有効になるのを受けて、信号線23
に書込み制御信号21の内容を、また信号線24に信号
線20の内容を出力する。書込みデータ及び書込み制御
信号は、信号線23及び信号線24を通じてベクトルデ
ータレジスタ1に供給され、図示しない制御回路によっ
てベクトルデータレジスタ1に書込まれる。以上の動作
によって、主記憶上のベクトルデータが、ベクトルデー
タレジスタ1に書込まれる。
次に、ベクトルデータからベクトルマスクデータを達成
する動作について説明する。ベクトルデータレジスタ1
に書込まれたデータの形式は、第2図(a)〜(C)に
示す3通りの形式がある。
第2図(a)に示すデータ形式は、固定小数点データ形
式で、最上位ビットが符号ビット、1〜63ビツトが2
の補数表記の固定小数点データである。
第2図(b)に示すデータ形式は、浮動小数点データ形
式−1で、最上位ビットが符号ビットS、1〜7ビツト
が指数部E、8〜63ビットが仮数部Mであり、(−1
) 5X 16’−64XMの数値を表現する。第2図
(C)に示すデータ形式は、浮動小数点データ形式−2
で、最上位ビットか符号ビットS、1〜15ビットが指
数部E16〜63ビットが仮数部Mであり、(−1)5
X 2 ”63” X Mの数値を表現する。但し、指
数部の1〜2がともに“1″である時には、数値が浮動
小数点オーバーフローを起こしたことを示している。
以上説明した形式のベクトルデータは、ベクトルデータ
レジスタ1から読出され、信号線27を通じて比較器4
に供給される。比較器4では、入力したベクトルデータ
をOと比較し、比較結果をマスクデータとして出力する
。マスクデータの形式は第3図に示すように、2ビツト
のマスクコードから成り、マスクコードの00,01.
10゜OOは、それぞれへクトルデータの正、0.負。
例外を表現する。
第4図には、ベクトルデータを入力にして、マスクデー
タを出力する比較器4の論理の一例を記述している。マ
スクコードの生成論理は入力となるベクトルデータのデ
ータ形式により異なっており、比較器4は第4図に示す
マスクコードを含むマスクデータを、信号線2つを通じ
てベクトルマスクレジスタ3に出力する。ベクトルマス
クレジスタ3は、信号線2つを通じてマスクデータを入
力すると、図示しない制御回路によって、順次レジスタ
に書込んでいく。
次に、マスク付きベクトル演算処理器6の動作について
説明する。
マスク付きベクトル演算処理器6ては、マスクデータが
条件を満たす場合にのみ、対応するエントリのデータの
演算か有効になる。第1の実施例では、マスクデータが
条件を満たすエントリのデータのみをベクトルデータレ
ジスタ12から3売出し、他のエントリはスキップする
機能が実現されている。ベクトルデータレジスタト2か
ら読出されたベクトルデータは、信号線27・28を通
して演算器5に供給される。演算結果は信号線30を通
じてセレクタ7・8に供給される。
同時にベクトルマスクレジスタ3から読出されたマスク
データは、信号線31を通じてマスク付きベクトル演算
処理器6に供給される。マスク付きベクトル演算処理器
6では、信号線31を通じてマスクデータを、また信号
線32を通じてマスクコード指定を入力する。なお、マ
スクコードとは、マスク付きベクトル演算を行なう際に
参照するベクトルマスクであって、1要素のベクトルマ
スク内に複数の情報から成るコードを有するものである
第5図にマスク付きベクトル演算処理器6の精成を示す
フロック図を示す。
マスク付きベクトル演算処理器6は、同時に8つのマス
クデータ3−1〜3−8を読出し、マスク演算指定と比
較する。すなわち、比較器50〜57は信号線31−1
〜31−8からマスクデータを現在読出し中の最新エン
トリを先頭に合計8ユニット分入力し、信号線32から
入力される、マスク付きベクトル演算命令中て指定され
るマスク演算指定と比較する。比較器50〜57の論理
を第6図に示す。マスク演算指定は第6図に示すように
、6通りで、それぞれのマスク演算指定の条件を満たす
マスクコードか示されている。
条件が成立した場合には、信号線70〜77から1″か
出力され、リーディング0計数器58に供給される。
リーディング0計数器58では、信号線70〜77を通
じて比較器50〜57から比較結果を入力する。リーデ
ィングO計数器58の論理を第7図に示す。第7図中、
ビットOは信号線70からの入力、ビット1は信号線7
1からの入力に相当し、以下順次同様にビット7に至る
まで信号線77からの入力に相当する。ここで、ビット
Oが現在読出し中の最新エントリの比較結果を示す(ビ
ット0が1のとき条件成立)、ビット1はその次のエン
トリ、ビット2はさらにその次、というような順番にな
っている。ビット0(すなわち現在読出し中の最新エン
トリ)が0の場合、書き込み指示は、信号線80を通じ
てOが出力される。ビットOが1の場合は、書き込み指
示を信号線80を通じて1が出力される。さらにマスク
データ読出しアドレス増分指定が計算される。これは、
ビットOを除くビット1〜7中で最上位にある“1″の
ビット位置を計算するものて、マスクデータの読出しア
ドレス及びベクトルデータレジスタの読出しアドレスに
加えることによりこの最上位にある“1′″のビットに
相当するエントリをビットOの位置まで呼び出すことが
てきる。ビット1〜7のすべてが“0′′の場合は、ビ
ット8に相当するエントリが最新のエントリとなるよう
、アドレス増分指定には’ +8 ”が出力される。
以上の動作により、条件に適合しないエントリは読み出
されることなくスキップされるので、マスク付きベクト
ル演算を高速に処理することができる。マスクデータ読
出しアドレス増分指定は信号線81から図示しない制御
回路に対して出力され、読出しアドレスポインタに加算
される。書き込み指示は信号線80からアンドゲート5
9・60に出力され、ここで書き込みベクトルレジスタ
指定信号78〜79に応じてベクトルレジスタ1又は2
又は1と2の両方に対する書き込み制御信号として信号
線33・34から出力される。
再び第1図に戻って、マスク付ベクトル演算処理器から
信号線33・34を通じて出力された書き込み制御信号
はセレクタ7・8に供給される。
セレクタ7・8は以前に説明した通り、書き込み制御信
号が有効となる側のベクトルデータ及び書き込み制御信
号を出力する。すなわち、この場合、演算器からの出力
のうちマスクコードがマスク演算指定に適合するエント
リに相当する出力のみが、ベクトルデータレジスタト2
に書込まれる。マスクデータがマスク演算指定に適合せ
ず、ベクトルレジスタ読出しアドレスかスキップされた
場合には、図示しない制御回路によってベクトルレジス
タ書込みアドレスも自動的にスキップする。
次に、第8図を参照して本発明の第2の実施例について
説明する。
第8図において、ベクトルレジスタ101,102は第
1図の1,2に相当する。以下同様に、ベクトルマスク
レジスタ10:3,104は第1図の3,4に、演算器
105は第1図の5に、選択器107,108は第1図
の7,8に、マスク付きベクトル演算処理器106は第
1図の6に、それぞれ相当するため、この部分の詳細な
説明は省略する。
まず、始めに主記憶のベクトルデータをベクトルデータ
レジスタ101に書込む際の動作を説明する。
主記憶からのデータか信号線120を通じて転送されて
くると同時に、書込み制御信号121が有効になる。セ
レクタ107は、書込み制御信号121が有効になるの
を受けて、信号線123に信号線121の内容を、また
信号線124に信号線120の内容を出力する。書込み
データ及び書込み制御信号は信号線123及び信号線1
24を通じてベクトルデータレジスタ101に供給され
、図示しない制御回路によってベクトルデータレジスタ
に書込まれる。これと同時に書込みデータは信号線12
4を通じて比較器110に供給される。
比較器110ては、書込みデータの大小に応じてマスク
コードが生成される。書込みデータの形式及びマスクデ
ータの生成論理については、第2図及び第4図と同様で
あるので、ここでは説明を省略する。
比較器110で生成されたマスクコードは信号線138
を通じて選択器112に供給される。選択器112では
信号線137及び信号線138から入力されるマスクコ
ードを有効なタイミングで信号線140に出力するよう
、図示しない制御回路によって制御されている。選択器
112から出力されたマスクコードは信号線140を通
じてベクトルマスクレジスタ103に供給される。ベク
トルマスクレジスタ103では、信号線140を通じて
マスクコードを入力すると、図示しない制御回路によっ
て順次、レジスタに書込んでいく。
次に、マスク付きベクトル演算処理器の動作について説
明する。マスク付きベクトル演算では、マスクデータが
条件を満たす場合にのみ、対応するエントリのデータの
演算が有効になる。第2の実施例では、マスクデータが
条件を満たすエントリのデータのみをベクトルデータレ
ジスタから読み出し、他のエントリはスキップする機能
が実現されている。ベクトルデータレジスタ101・1
02から読出されたベクトルデータは、信号線127・
128を通じて演算器105に供給される。演算結果は
信号線130を通じてセレクタ107・108に供給さ
れる。
同時に、ベクトルマスクレジスタ103・104から読
出されたマスクデータは、信号線131132を通じて
選択器114に供給される。選択器114では、信号線
131・132を通じて供給されたマスクデータのうち
、命令コード中で指定されたベクトルマスクレジスタの
出力を図示しない制御回路によって選択し、マスク付き
ベクトル演算処理器106に供給する。これ以降の動作
については、第1図のマスク付きベクトル演算処理器6
と同様なので、説明を省略する。
次に、ベクトルマスクレジスタ間のマスクコード演算に
ついて説明スる。
2ビット以上のマスクコード間で演算を行なう場合、各
種の方式が考えられるが、第2の実施例では、マスクコ
ードが条件を満たすが否がの判定結果を再びマスクコー
ドとして出力する方式について説明する。
ベクトルマスクレジスタ10B・104がら読出された
マスクコードは、信号線131・132を通じてマスク
演算処理器109に供給される。
マスク演算処理器109では、信号線131・132を
通じてマスクコードを入力するとともに、信号線135
を通じてマスク演算指定コードを入力する。
第9図は、マスク演算処理器109の構成を示すブロッ
ク図である。
第9図において、2つのマスクコードが信号線131・
132から入力され、それぞれレジスタ150・151
にセットされる。また、マスク演算指定が信号線135
がら入力され、レジスタ152にセットされる。マスク
演算指定コードは2つの部分より成り、それぞれ2つの
マスクコードに対応している。
レジスタ150にセットされてマスクコード及びレジス
タ152にセットされたマスク演算指定の一部が、それ
ぞれ信号線160及び162を通じて、条件コード判定
器154に入力される。条件コード判定器154の論理
を第10図(a>に示す。
第9図で示すように、マスク演算指定−Aに適合するマ
スクコードが入力された時に限り°“o″が出力され、
それ以外のマスクコードが入力されると′1”が出力さ
れるよう構成されている。再び第9図に戻って、条件コ
ード判定器154の出力は信号線164を通じて出力さ
れ、レジスタ153にセットされる。マスクコード−B
についても、同様の構成により、条件コードの判定結果
がレジスタ153にセットされる。このレジスタ153
にセットされた値が新たなマスクコードとして、信号線
137から出力される。
再び第8図に戻って、マスク演算処理器109から出力
されたマスクコードは、信号線137を通じて選択器1
12・113に供給される。ここで、選択器112は図
示しない制御回路により信号線137から入力されるマ
スクコートを選択し、信号線140・141を通じてベ
クトルマスクレジスタ103・104に出力する。ベク
トルマスクレジスタ103・104は信号線104・1
41を通してマスクコードを入力すると、図示しない制
御回路によって順次レジスタに書込んでいく。
次に、第11図および第12図を用いて本発明と従来の
技術についての比較を述べる。
第11図は、マスク付きベクトル演算命令の演算有効条
件が直前の演算命令の実行結果の影響を受ける場合であ
る。従来の技術によるベクトル演算器では、マスクデー
タ生成命令の発行時に演算有効条件が確定していなけれ
ばならないため、マスクデータ生成命令は直前の命令の
実行終了後でなければ発行できない。
第1の方法は本発明の第1および第2のいずれかの実施
例のベクトル演算器にも適用でき、演算有効条件はマス
ク付きベクトル命令の発行時に確定していればよく、マ
スクデータ生成命令は直前の命令とは無関係に発行でき
る。このため、マスクデータ生成命令の1要素分の演算
実行時間だけ高速化が計れる。
第2の方法も第1の方法と同様にベクトル演算器では、
第12図に見るようにマスク付きベクトル演算の条件と
なるデータ1組に対して複数組の異なる演算条件付きベ
クトル命令を実行する場合である。従来例では、異なる
演算条件ごとにマスクデータを生成する必要があるため
、マスクデータにチエイニングされるマスク付きベクト
ル演算命令も、マスクデータ生成命令の演算実行時間の
影響を受け、演算有効条件を満たさないデータが連続し
ても、読出しアドレスをスキップすることができないが
、第2の実施例の、ベクトル演算器では、マスクデータ
の生成は最初の1回のみでよく、2回目以降のマスク付
きベクトル演算命令はマスクデータ生成命令の影響を受
けず、演算有効条件を満たさないデータが連続した場合
は、読み出しアドレスをスキップし、マスク付きベクト
ル演算を高速化することが可能となる。
〔発明の効果〕
以上説明したように本発明は、ベクトルマスクに複数の
情報を保持できるようにし、マスクデータの生成時には
ベクトル演算の条件となるデータからデータの大小に応
じてマスクデータを無条件にくあらゆる演算条件を網羅
できるよう複数の情報を含むマスクデータを)生成し、
マスク付きベクトル演算時には前記複数の情報を含むマ
スクデ−夕から、条件に適合する要素のみを演算有効と
することにより、ベクトル演算を高速に実行することか
できるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の第1の実施例の構成を示すブロック図
、第2図(a)〜(C)はベクトルデータのデータ形式
を示す説明図、第3図はマスクコードの内容を示す説明
図、第4図はマスクコードの生成論理を示す説明図、第
5図はマスク付きベクトル演算処理器の構成を示す回路
図、第6図はマスクデータ比較器の論理を示す説明図、
第7図はリーディング0計数器の説明図、第8図は本発
明の第2の実施例の構成を示すブロック図、第9図はマ
スク演算処理器の構成を示すブロック図、第10図(a
)および(b)は条件コード判定器の論理を示す説明図
、第11図はマスク付きベクトル演算命令の演算有効条
件が直前の命令の実行結果の影響を受ける場合のタイム
チャート、第12図はマスク付きベクトル演算の条件と
なるベクトルデータに対して異なる演算有効条件が複数
個存在する場合のタイムチャートである。 1・2・101・102・・・ベクトルデータレジスタ
、3・103・104・・・ベクトルマスクレジスタ、
4・50〜57・110・111・・・比較器、5・1
05・・・演算器、6・106・・・マスク付きベクト
ル演算処理器、7・8・107・108・112〜11
4・・・セレクタ、58・・・リーディングO計数器、
59・60・・・アンドゲート、109・・・マスク演
算処理器、150〜153・・・レジスタ、154・1
55・・・条件コード判定器。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、ベクトルデータを入力し少なくとも零要素の判別を
    含むデータの大小に応じてnビット(n≧2の自然数)
    のマスクコードを出力するデータ比較手段と、前記マス
    クコードを格納するベクトルマスクレジスタとを有し、
    マスク付きベクトル演算時にはベクトルデータとともに
    前記ベクトルマスクレジスタの内容を参照するベクトル
    データ処理装置において、プログラムコード中に演算が
    有効となるマスクコードのタイプを指定して成ることを
    特徴とするベクトルデータ処理装置。 2、ベクトルデータを入力し少なくとも零要素及び演算
    例外の判別を含むデータの大小に応じてnビット(n≧
    2の自然数)のマスクコードを出力するデータ比較手段
    と、前記マスクコードを格納するベクトルマスクレジス
    タとを有し、前記ベクトルマスクレジスタに格納される
    マスクデータはデータの大小を示す情報と、演算例外を
    示す情報とを含み、マスク付きベクトル演算時にはベク
    トルデータとともに前記ベクトルマスクレジスタの内容
    を参照するベクトルデータ処理装置において、前記マス
    クデータ中の情報が演算例外を示す時には演算が無効に
    なりそれ以外の時にはプログラムコード中に演算が有効
    とするマスクコードのタイプを指定して成ることを特徴
    とするベクトルデータ処理装置。 3、ベクトルデータレジスタと、前記ベクトルデータレ
    ジスタと対をなすベクトルマスクレジスタと、ベクトル
    データを入力し少なくとも零要素の判別を含むデータの
    大小に応じてnビット(n≧2の自然数)のマスクコー
    ドを出力するデータ比較手段とを有し、前記ベクトルデ
    ータレジスタにデータを格納する際に前記データ比較手
    段にも前記データと同一データを供給する手段と、前記
    データ比較手段から出力されたマスクコードを前記ベク
    トルマスクレジスタに格納する手段をさらに有し、マス
    ク付きベクトル演算時にはベクトルデータレジスタから
    データを読出すとともに前記ベクトルマスクレジスタか
    らも内容を読出し、マスク付きベクトル演算を行なうベ
    クトルデータ処理装置において、プログラムコード中に
    演算が有効となるマスクコードのタイプを指定して成る
    ことを特徴とするベクトルデータ処理装置。 4、ベクトルデータを入力し少なくとも零要素の判別を
    含むデータの大小に応じてnビット(n≧2の自然数)
    のマスクコードを出力するデータ比較手段と、前記マス
    クコードを格納する複数のベクトルマスクレジスタとを
    有し、マスク付きベクトル演算時にはベクトルデータと
    ともに前記複数のベクトルマスクレジスタのうちの1つ
    を参照するベクトルデータ処理装置において、前記複数
    値のベクトルマスクレジスタのうちの2つのベクトルマ
    スクレジスタの内容を読出す読出し手段と、前記読出し
    手段により読み出されたマスクコードの対応する要素間
    で演算を施すマスクコード演算手段と、前記複数のベク
    トルマスクレジスタのうちの1つを指定して前記マスク
    コード演算手段の出力を書込む手段とを有して成ること
    を特徴とするベクトルデータ処理装置。 5、前記ベクトル演算器において、演算が有効となるべ
    きマスクコードのタイプはプログラムで変更可能なレジ
    スタによって指定されることを特徴とする請求項1記載
    のベクトルデータ処理装置。 6、前記ベクトルマスクレジスタ読出し手段により読出
    されるのは1つのベクトルマスクレジスタであり、前記
    マスクコード演算手段では1つのベクトルマスクレジス
    タの内容に対して演算を施して成ることを特徴とする請
    求項2ないし4記載のベクトルデータ処理装置。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013210738A (ja) * 2012-03-30 2013-10-10 Nec Computertechno Ltd ベクトル処理装置、ベクトル演算処理装置の制御方法

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