JPH04114243U - 湿度発信器 - Google Patents

湿度発信器

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JPH04114243U
JPH04114243U JP1991025647U JP2564791U JPH04114243U JP H04114243 U JPH04114243 U JP H04114243U JP 1991025647 U JP1991025647 U JP 1991025647U JP 2564791 U JP2564791 U JP 2564791U JP H04114243 U JPH04114243 U JP H04114243U
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JP
Japan
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humidity
communication cable
line
constant current
cable
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JP1991025647U
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JP2543335Y2 (ja
Inventor
和正 岩田
正義 山▲さき▼
正道 畑中
Original Assignee
株式会社 スズキ技研
日本電信電話株式会社
光和建設株式会社
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 通信ケーブルの接続点内に湿度測定手段を設
置して遠隔で湿度を測定監視し、湿度が高くなれば接続
部を解体して乾燥剤の入れ替えや増量を行えるようにし
た。 【構成】 通信ケーブル線路4の接続点内に設置され同
ケーブル線路4内の湿度を測定する湿度センサ11と、
この湿度センサ11にて測定した湿度データを定電流に
変換する定電流変換回路14と、監視装置2からの呼出
しに呼応して上記定電流を監視装置2に接続した通信ケ
ーブル線路4の監視線5に重畳させる手段とを備える。
これにより、通信ケーブル線路4の接続点の湿度を監視
装置2にて知ることができるようにした。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は湿度発信器に関し、特にガス入り通信ケーブル線路にガスを封入して ある状況で、ケーブル内の湿度を監視するために発信器を設置し、その湿度を電 話局等に設置してある遠隔監視システムにおいて知ることのできるようにした湿 度発信器に関する。
【0002】
【従来の技術】
一般に、通信ケーブルは多数の心線で構成されており、この心線を絶縁するに は当初、紙が使用されていたが、現在はプラスチックを使用している。そして、 通信ケーブルの老朽化に伴って紙絶縁心線ケーブルは計画的にプラスチック絶縁 心線ケーブルに置き換えられつつあるが、その設備は膨大であるため、大半は紙 絶縁心線ケーブルを使用しているのが現状である。
【0003】 また、ケーブルの保守面では、回線の絶縁障害や時々断障害が発生し、ケーブ ルの一部を取り替える工事も日常的に行われており、これに使用するケーブルは 当然のことながらプラスチック絶縁心線ケーブルとなっている。このプラスチッ ク絶縁心線ケーブルの製造工程では、複数の心線が発泡プラスチック材料によっ てコーティングされた後、これらを撚り合わせ、集合およびシース工程を経てケ ーブルとして完成する。このとき、心線の周囲には通常の空気が入り込んでおり 、ケーブル内に含まれる空気は製造方法や製造時期によって湿度が多くなること もある。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
ところで、回線障害等で紙絶縁心線ケーブルの一部がプラスチック絶縁心線ケ ーブルに置き換えられた場合、次のような問題の生ずることが判明している。 すなわち、通信ケーブルには浸水等による回線障害を未然に防止するため、電 話局より乾燥空気を圧送しているものの、ケーブルの一部に空気の漏洩が生ずる ことがあり、乾燥空気の流動が発生する。この漏洩点がプラスチック絶縁心線ケ ーブルと紙絶縁心線ケーブルとの接続点以降に存在する場合、電話局から送られ た乾燥空気は湿度の高い空気に変化して漏洩点より大気に放出される。
【0005】 この漏洩量が比較的多い場合には、混入する水蒸気量は一定のため、相対湿度 はさほど上昇せずにケーブル外に放出される。しかし、漏洩量が比較的少ない場 合は相対湿度が上昇し、紙絶縁心線ケーブルとの最初の接続部で絶縁紙、綿テー プ等に吸湿され、その湿度で絶縁低下した紙絶縁心線等が電流により腐食、或い は絶縁紙が炭化する現象が起こり、その結果絶縁不良等の障害が発生する問題点 があった。
【0006】 これらの問題点を解決するために、上記接続点からガスを採取し、このガスの 相対湿度が50%以上ならば、解体点検して乾燥剤の増量や交換を行っているもの の、この方策ではガスを採取して相対湿度を測定しなければならないため、多く の時間と労力がかかる問題点がある。
【0007】 そこで、本考案は上記事情を考慮してなされたもので、その目的とするところ は、通信ケーブルの接続点内に湿度測定手段を設置して遠隔で湿度を測定監視し 、湿度が高くなれば接続部を解体して乾燥剤の入れ替えや増量を行えるようにし た湿度発信器を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上記の目的を達成するために、本考案にあっては、通信ケーブルの接続点内に 設置され同ケーブル内の湿度を測定する湿度測定手段と、この湿度測定手段にて 測定した湿度データを定電流に変換する変換手段と、遠隔監視システムからの呼 出しに呼応して上記定電流を同遠隔監視システムに接続した上記通信ケーブルの 監視線に重畳させる手段とを備えたことを特徴とする。
【0009】
【作用】 上記の構成を有する本考案においては、通信ケーブルの接続点内の湿度を湿度 測定手段で測定し、この湿度データを定電流に変換し、遠隔監視システムからの 呼出しに呼応して定電流を遠隔監視システムに接続した通信ケーブルの監視線に 重畳させることによって、通信ケーブルの接続点の湿度を監視装置で知ることが できるようにした。
【0010】
【実施例】
以下、本考案の一実施例を第1図および第2図に基づいて説明する。第1図に おいて、電話局1には監視装置(遠隔監視システム)2および乾燥空気供給装置 3が設置されており、この乾燥空気供給装置3からは図示しない減圧弁により適 当な圧力に減圧してガス入り通信ケーブル線路4に乾燥空気を矢印方向に供給し ている。また、監視装置2には通信ケーブル線路4の監視線(給電線と信号線) 5が接続され、この監視線5に圧力発信器6が多数接続されている。圧力発信器 6は通信ケーブル線路4内のガス圧力を電話局1の監視装置2に送信することに より、監視装置2で通信ケーブル線路4内のガス圧力を知ることができるように なっている。 通信ケーブル線路4は第1図においてL1が紙絶縁心線ケーブルを、L2がプ ラスチック絶縁心線ケーブルをそれぞれ示しており、その接続部の監視線5に湿 度発信器10が接続されている。
【0011】 湿度発信器10は、第2図に示すように湿度測定手段としての湿度センサ11 を有し、この湿度センサ11は感湿高分子材料を用いたインピーダンス変化形で あって、交流信号で駆動する。この湿度センサ11にて測定した湿度データは増 幅回路12で増幅される。ここで、湿度センサ11のセンサ出力は湿度に対して 直線的に変化しないので、線形化回路である直線補正・温度補正回路13により 直線化を行うとともに、温度補正を行って電圧として出力される。この直線化お よび温度補正された出力は定電流変換回路14により定電流出力に変換される。
【0012】 また、湿度発信器10は電話局1内に設置されている監視装置2に監視線(給 電線と信号線)5を通して接続されており、これらの監視線5には最大23個の湿 度発信器10および圧力発信器6が接続可能である。そして、電話局1内の監視 装置2は呼出し周波数を変えることで複数の湿度発信器10および圧力発信器6 を呼び出している。 ここで、固定周波数を有する湿度発信器10は、定電圧回路15を経て周波数 識別回路16で監視装置2の呼出し周波数を非同期で識別しており、自己の呼出 し周波数を受信すると、スイッチング回路17を介してその時点の湿度データを 定電流変換回路14により定電流に変換して監視線(給電線と信号線)5に重畳 して監視装置2に返す。なお、駆動回路18は湿度センサ11を作動させるため の回路である。
【0013】 このように本実施例によれば、通信ケーブル線路4において紙絶縁心線ケーブ ルL1とプラスチック絶縁心線ケーブルL2との最初の接続点の湿度を電話局1 内で知ることができる。そして、接続部の湿度が高くなれば、その部分を解体し 、乾燥剤の入れ替えや増量を行うようにする。
【0014】
【考案の効果】
以上説明したように、本考案によれば、通信ケーブル線路内の接続点の湿度を 遠隔監視システム内において居ながらにして知ることができるので、時間と労力 を大幅に削減可能となる。これにより、工事の際に封入した乾燥剤の吸着の進行 による能力の低下等が湿度の上昇として的確に把握することが可能となり、回線 異常の発生を未然に防止することができる。
【0015】 また、本考案に係る湿度発信器を応用すれば、遠隔点の湿度、人の出入りの不 可能な点の湿度を測定し、所望の場所に湿度情報を送ることができるという効果 を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係る湿度発信器の一実施例を示す概略
説明図である。
【図2】第1図の湿度発信器を示すブロック図である。
【符号の説明】
1 電話局 2 監視装置(遠隔監視システム) 3 乾燥空気供給装置 4 通信ケーブル線路 5 監視線 6 圧力発信器 10 湿度発信器 11 湿度センサ(湿度測定手段) 12 増幅回路 13 直線補正・温度補正回路 14 定電流変換回路 15 定電圧回路 16 周波数識別回路 17 スイッチング回路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 山▲さき▼ 正義 広島県広島市中区土橋町2番35号 光和建 設株式会社内 (72)考案者 畑中 正道 千葉県市川市田尻1丁目11番5号 株式会 社スズキ技研市川工場内

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】通信ケーブルの接続点内に設置され同ケー
    ブル内の湿度を測定する湿度測定手段と、この湿度測定
    手段にて測定した湿度データを定電流に変換する変換手
    段と、遠隔監視システムからの呼出しに呼応して上記定
    電流を同遠隔監視システムに接続した上記通信ケーブル
    の監視線に重畳させる手段とを備えたことを特徴とする
    湿度発信器。
JP1991025647U 1991-03-26 1991-03-26 湿度発信器 Expired - Lifetime JP2543335Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1991025647U JP2543335Y2 (ja) 1991-03-26 1991-03-26 湿度発信器

Applications Claiming Priority (1)

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JP1991025647U JP2543335Y2 (ja) 1991-03-26 1991-03-26 湿度発信器

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH04114243U true JPH04114243U (ja) 1992-10-07
JP2543335Y2 JP2543335Y2 (ja) 1997-08-06

Family

ID=31910334

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1991025647U Expired - Lifetime JP2543335Y2 (ja) 1991-03-26 1991-03-26 湿度発信器

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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS59175234A (ja) * 1983-03-25 1984-10-04 Nec Corp 端末間通信における温湿度表示方式
JPS6323837U (ja) * 1986-07-30 1988-02-17

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS59175234A (ja) * 1983-03-25 1984-10-04 Nec Corp 端末間通信における温湿度表示方式
JPS6323837U (ja) * 1986-07-30 1988-02-17

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