JPH04112544U - 防水型電話機 - Google Patents
防水型電話機Info
- Publication number
- JPH04112544U JPH04112544U JP9204290U JP9204290U JPH04112544U JP H04112544 U JPH04112544 U JP H04112544U JP 9204290 U JP9204290 U JP 9204290U JP 9204290 U JP9204290 U JP 9204290U JP H04112544 U JPH04112544 U JP H04112544U
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- waterproof membrane
- case
- waterproof
- membrane
- speaker
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
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- 238000012856 packing Methods 0.000 claims description 9
- 239000012779 reinforcing material Substances 0.000 claims description 4
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 description 9
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- 229920005989 resin Polymers 0.000 description 2
- 239000004743 Polypropylene Substances 0.000 description 1
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- 238000004078 waterproofing Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Telephone Set Structure (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
(イ)産業上の利用分野
本考案は、防水型電話機に関する。
本考案は、防水型電話機に関する。
(ロ)従来の技術
近年、コードレス電話の普及には目ざましいも
のがある。このコードレス電話は、電話回線に接
続され、送受話器を有する親機と、この親機と無
線で結ばれる子機とから構成され、通話圏内であ
ればどこからでも通話ができるようにしている。
近年、コードレス電話の普及には目ざましいも
のがある。このコードレス電話は、電話回線に接
続され、送受話器を有する親機と、この親機と無
線で結ばれる子機とから構成され、通話圏内であ
ればどこからでも通話ができるようにしている。
(ハ)考案が解決しようとする課題
ところで、コードレス電話はどこからでも通話
できる、つまり、言い換えれば水気の多い場所か
らでも通話することがある。而して、コードレス
電話の子機は受話、送話側に複数の穴が設けられ
ており、そこから水が入ると、スピーカ或いはマ
イクロフォンが濡れ、通話品質が低下することに
なった。
ところで、コードレス電話はどこからでも通話
できる、つまり、言い換えれば水気の多い場所か
らでも通話することがある。而して、コードレス
電話の子機は受話、送話側に複数の穴が設けられ
ており、そこから水が入ると、スピーカ或いはマ
イクロフォンが濡れ、通話品質が低下することに
なった。
(ニ)課題を解決するための手段
本考案の防水型電話機は、送受話器を構成する
ケースと、このケース内に配設されるスピーカ及
びマイクロフォンと、一方の面に格子状に補強材
が設けられた防水膜と、パッキンとからなり、前
記スピーカ及びマイクロフォンは、前記防水膜、 パッキンを介して前記ケースに固定され、前記防
水膜は、補強材が設けられていない面を前記ケー
スに密着させるものである。
本考案の防水型電話機は、送受話器を構成する
ケースと、このケース内に配設されるスピーカ及
びマイクロフォンと、一方の面に格子状に補強材
が設けられた防水膜と、パッキンとからなり、前
記スピーカ及びマイクロフォンは、前記防水膜、 パッキンを介して前記ケースに固定され、前記防
水膜は、補強材が設けられていない面を前記ケー
スに密着させるものである。
(ホ)作用
本考案の防水型電話機は、上記のように構成し
たものであり、防水膜とパッキンによりスピーカ
及びマイクロフォン側への水の侵入を防止でき、 又ケースと防水膜との間に水が溜ることも防止で
きる。
本考案の防水型電話機は、上記のように構成し
たものであり、防水膜とパッキンによりスピーカ
及びマイクロフォン側への水の侵入を防止でき、 又ケースと防水膜との間に水が溜ることも防止で
きる。
(ヘ)実施例
本考案の実施例を図面に基づいて説明する。第
1図、第2図において、(1)は上ケース(1A)、下
ケース(1B)からなり送受話器を構成するケース本
体で、ここでは受話部(2)だけが示されている。
本考案の実施例を図面に基づいて説明する。第
1図、第2図において、(1)は上ケース(1A)、下
ケース(1B)からなり送受話器を構成するケース本
体で、ここでは受話部(2)だけが示されている。
下ケース(1B)の受話部(2)には収納部(3)が設け
られ、この収納部(3)の載置面(4)は平坦に形成
されている。又この載置面(4)には音伝達用の8
個の孔(5)(5)…が形成されている。(6)はス
ピーカで、防水膜(7)、パッキン(8)を介して載
置面(4)に載置され、そして取付金具(9)により
下ケース(1B)に固定されている。この防水膜(7)
は第3図(a)、(b)のように四ふっ化エチレン樹
脂多孔質膜(平均孔径3μm)(7A)の片面にプリプロ
ピレンからなるネット(7B)を貼付したもので、水
の通過を阻止して空気の通過を許容するものであ
る。ところで、このネット(7B)は直径が0.3mm程
度の線材を格子状に組むことで構成され、多孔質
膜(7A)の補強をなし、この膜(7A)がやぶれないよ
うにすると共に膜(7A)にはりを持たせて組立作業
性を向上させるものである。
られ、この収納部(3)の載置面(4)は平坦に形成
されている。又この載置面(4)には音伝達用の8
個の孔(5)(5)…が形成されている。(6)はス
ピーカで、防水膜(7)、パッキン(8)を介して載
置面(4)に載置され、そして取付金具(9)により
下ケース(1B)に固定されている。この防水膜(7)
は第3図(a)、(b)のように四ふっ化エチレン樹
脂多孔質膜(平均孔径3μm)(7A)の片面にプリプロ
ピレンからなるネット(7B)を貼付したもので、水
の通過を阻止して空気の通過を許容するものであ
る。ところで、このネット(7B)は直径が0.3mm程
度の線材を格子状に組むことで構成され、多孔質
膜(7A)の補強をなし、この膜(7A)がやぶれないよ
うにすると共に膜(7A)にはりを持たせて組立作業
性を向上させるものである。
而して、上記構成では、防水膜(7)のネット(7
B)がない面を載置面(4)に載せ、そしてこの上に
パッキン(8)、スピーカ(6)を載せている。つま
り、パッキン(8)により防水膜(7)に平均加重を
加え、そして防水膜(7)の多少の弾性を利用して
防水膜(7)の平坦な面を載置面に密接し、気密性
を保つようにしている。尚、これは、初めパッキ
ン(8)を載置面(4)に載せ、その上に防水膜(7)
を載せると、パッキン(8)の厚みにより載置面
(4)と防水膜(7)の間に空間ができ、この空間に
孔(5)(5)…を介して水が流入すると排水しにく
いという問題を解決するためになされたものであ
る。
B)がない面を載置面(4)に載せ、そしてこの上に
パッキン(8)、スピーカ(6)を載せている。つま
り、パッキン(8)により防水膜(7)に平均加重を
加え、そして防水膜(7)の多少の弾性を利用して
防水膜(7)の平坦な面を載置面に密接し、気密性
を保つようにしている。尚、これは、初めパッキ
ン(8)を載置面(4)に載せ、その上に防水膜(7)
を載せると、パッキン(8)の厚みにより載置面
(4)と防水膜(7)の間に空間ができ、この空間に
孔(5)(5)…を介して水が流入すると排水しにく
いという問題を解決するためになされたものであ
る。
ところで、前述した音伝達用の孔(5)(5)…の
直径、数は音の伝達特性に深く関係する。ここで
は、直径を1.5mm、数を8個としている。尚、数
を8個にしたのは、それ以上設けると、防水試験
時等に防水膜(7)に水圧がかかり過ぎ、防水膜
(7)をやぶる恐れがあるためである。
直径、数は音の伝達特性に深く関係する。ここで
は、直径を1.5mm、数を8個としている。尚、数
を8個にしたのは、それ以上設けると、防水試験
時等に防水膜(7)に水圧がかかり過ぎ、防水膜
(7)をやぶる恐れがあるためである。
又、前述した防水膜(7)のネット(7B)のピッチ
も音の伝達特性に深く関係する。前述したよう
に、ネット(7B)は防水膜(7)の補強をなすもの
で、作業性及び強度上ピッチが7mm以上のものは
使用できない。ピッチが7mm未満のもので伝達特
性を実験したところ、ピッチが5mmの場合(第5
図)は防水膜(7)を取り付けない場合(第4図)と
略同じ特性となった。尚、ピッチが3mm(第6
図)、1mm(第7図)の場合は防水膜(7)を取り付
けない場合(第4図)に比べ音圧が低下している。
も音の伝達特性に深く関係する。前述したよう
に、ネット(7B)は防水膜(7)の補強をなすもの
で、作業性及び強度上ピッチが7mm以上のものは
使用できない。ピッチが7mm未満のもので伝達特
性を実験したところ、ピッチが5mmの場合(第5
図)は防水膜(7)を取り付けない場合(第4図)と
略同じ特性となった。尚、ピッチが3mm(第6
図)、1mm(第7図)の場合は防水膜(7)を取り付
けない場合(第4図)に比べ音圧が低下している。
よって、直径が0.3mmの線材を使用したネット(7
B)のピッチは5〜6mmが好ましい。
B)のピッチは5〜6mmが好ましい。
尚、上記実施例では、受話部のみについて説明
したが、送話部についても同様にマイクロフォン
に対し上記防水対策が施こされることになる。
したが、送話部についても同様にマイクロフォン
に対し上記防水対策が施こされることになる。
(ト)考案の効果
本考案は上記のように構成したものであり、防
水膜とパッキンによりスピーカ及びマイクロフォ
ン側への水の侵入を防止でき、通話品質を良好に
保つことができる。又、ケースと防水膜との間に
水が溜ることも防止でき、良好な防水型電話機を
提供できる。
本考案は上記のように構成したものであり、防
水膜とパッキンによりスピーカ及びマイクロフォ
ン側への水の侵入を防止でき、通話品質を良好に
保つことができる。又、ケースと防水膜との間に
水が溜ることも防止でき、良好な防水型電話機を
提供できる。
第1図は、本考案の防水型電話機の受話部の断
面図、第2図は、同じく受話部の分解斜視図、第
3図aは、同じく防水膜の平面図、第3図bは、 同じく防水膜の側面図、第4図は、同じく防水膜
を取り付けない場合の受話部の音の伝達特性を示
す図、第5図は同じく5mmピッチのネットを有す
る防水膜を取り付けた場合の受話部の音の伝達特
性を示す図、第6図は同じく3mmピッチのネット
を有する防水膜を取り付けた場合の受話部の音の
伝達特性を示す図、第7図は同じく1mmピッチの
ネットを有する防水膜を取り付けた場合の受話部
の音の伝達特性を示す図である。 1……ケース、6……スピーカ、7……防水
膜、7A……四ふつ化エチレン樹脂多孔質膜、7
B…・ネット、8……パツキン。
面図、第2図は、同じく受話部の分解斜視図、第
3図aは、同じく防水膜の平面図、第3図bは、 同じく防水膜の側面図、第4図は、同じく防水膜
を取り付けない場合の受話部の音の伝達特性を示
す図、第5図は同じく5mmピッチのネットを有す
る防水膜を取り付けた場合の受話部の音の伝達特
性を示す図、第6図は同じく3mmピッチのネット
を有する防水膜を取り付けた場合の受話部の音の
伝達特性を示す図、第7図は同じく1mmピッチの
ネットを有する防水膜を取り付けた場合の受話部
の音の伝達特性を示す図である。 1……ケース、6……スピーカ、7……防水
膜、7A……四ふつ化エチレン樹脂多孔質膜、7
B…・ネット、8……パツキン。
補正 平4.6.1
図面を次のように補正する。
図面を次のように補正する。
Claims (1)
- 送受話器を構成するケースと、このケース内に
配設されるスピーカ及びマイクロフォンと、一方
の面に格子状に補強材が設けられた防水膜と、パ E
ツキンとからなり、前記スピーカ及びマイクロフ
ォンは、前記防水膜、パッキンを介して前記ケー
スに固定され、前記防水膜は、補強材が設けられ
ていない面を前記ケースに密着させることを特徴
する防水型電話機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9204290U JPH04112544U (ja) | 1990-08-31 | 1990-08-31 | 防水型電話機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9204290U JPH04112544U (ja) | 1990-08-31 | 1990-08-31 | 防水型電話機 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04112544U true JPH04112544U (ja) | 1992-09-30 |
Family
ID=31930942
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9204290U Pending JPH04112544U (ja) | 1990-08-31 | 1990-08-31 | 防水型電話機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH04112544U (ja) |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0232261B2 (ja) * | 1978-12-18 | 1990-07-19 | Cutter Lab |
-
1990
- 1990-08-31 JP JP9204290U patent/JPH04112544U/ja active Pending
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0232261B2 (ja) * | 1978-12-18 | 1990-07-19 | Cutter Lab |
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