JPH04110593U - 水石けん供給装置 - Google Patents

水石けん供給装置

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JPH04110593U JP1547491U JP1547491U JPH04110593U JP H04110593 U JPH04110593 U JP H04110593U JP 1547491 U JP1547491 U JP 1547491U JP 1547491 U JP1547491 U JP 1547491U JP H04110593 U JPH04110593 U JP H04110593U
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 水石けん収容タンク内の圧力が所定圧力以上
となったときにタンク内の空気を抜いてタンクの保護を
図る安全弁を、加圧装置の駆動の度に駆動させて、安全
弁を常に駆動できる状態に維持せしめ安全性及び信頼性
を向上する。 【構成】 水石けんを収容するタンク1と、該タンク1
に連絡して設けた吐出ノズル6と、上記タンク1内を所
定圧力に加圧する加圧装置4と、上記タンク1内が所定
圧力以上になった時にタンク1内の空気を抜く安全弁20
と、上記タンク1内の圧力が所定圧力以下となった時に
上記加圧装置4及び安全弁20へ動作信号を送る制御部17
とで構成する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は水石けん供給装置、詳しくは水石けんを収容するタンク内を加圧装置 で所定圧力に加圧し、開閉弁の操作により吐出ノズルから水石けんを吐出する装 置であって、上記タンク内が所定圧力以上になった時にタンク内の空気を抜く安 全弁を備えたものに関する。 尚、本明細書において水石けんとは粘性を持ち、空気に触れると固化する虞れ のある液状洗浄剤でシャンプー、リンス等をも含むものである。
【0002】
【従来の技術】
従来この種の水石けん供給装置には、実開平2−92789号に示すごとく、 安全弁は備えられているが、該安全弁は加圧装置が何らかの異常により駆動し続 けタンク内を所定圧力以上に加圧した時等の異常発生時にのみタンク内の空気を 抜くために開弁するものであった。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかし、安全弁は上記せる如き異常が発生しない限り閉弁状態が続くため、長 期間にわたって異常が生じなければ水石けん等の付着により上記弁は固着されて しまうことがある。従って、いざ異常が発生した時に安全弁を開こうとしてもう まく開弁作動しないということがあり、その結果タンクの加圧状態が続き、タン ク破裂という好ましくない状態を招く虞れを多分に残していたものであった。
【0004】 本考案は、従来技術の有するこのような問題点に鑑みなされたものであり、そ の目的とするところは、タンク内圧力が所定圧力以上となったときにタンク内の 空気を抜く安全弁を常に駆動できる状態に維持せしめるものとし、安全性および 信頼性を向上することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】 上記目的を達成するために本考案がなした技術的手段は、水石けんを収容する タンクと、該タンクに連絡せしめて設けられる吐出ノズルと、上記タンク内を所 定圧力に加圧する加圧装置と、上記タンク内が所定圧力以上になった時に空気を 抜く安全弁と、上記タンク内の圧力が所定圧力以下となった時に上記加圧装置お よび安全弁へ動作信号を送る制御部とで構成したことである。
【0006】 また安全弁が加圧装置とタンクとを継ぐエアー供給管に設けられてあってもよ いものである。
【0007】
【作用】
上記せる技術的手段により、加圧装置駆動の度に安全弁は駆動される。 また、請求項2にあっては加圧装置駆動の度に安全弁が駆動され、水石けん収 容タンクと加圧装置とを継ぐエアー供給管内を空気が流通すると共に、上記安全 弁は湿気および水石けんの加圧装置内への逆流をさせない。
【0008】
【実施例】
以下、本考案の一実施例を図面に基づいて説明すると、本考案水石けん供給装 置は、水石けんを収容するタンク1と、該タンク1内を加圧する加圧装置4と、 上記タンク1と吐出ノズル6との間に介される水石けん出力管2及びエアー出力 管3とを備え、上記吐出ノズル6から水石けんをムース状に吐出せしめる。
【0009】 水石けん収容タンク1は、そのタンク本体1aの全体形状が円筒形,角筒形ある いは球形等任意であり何等限定はされないものであり、タンク本体1a内は仕切壁 5で二分割される。
【0010】 またタンク1は、上面を開口する本体下部1a′と下面を開口する本体上部1a″ の夫々の開口周縁全周にわたって夫々鍔部22a ,22b を設け、これら鍔部22a , 22b をねじ23で連結することにより本体下部1a′上面を本体上部1a″により被蓋 した箱体形状を呈する。また、図6に示す如く、一方の鍔部22a にはねじ孔23a の内側或いは外側に位置する凹溝22c ,22d を設け、また他方の鍔部22b にはそ の凹溝22c ,22d に嵌入する凸条22e ,22f を設け、さらに凹溝22c ,22d 内に は夫々パッキン24a ,24b を介在させてタンク1内の気密性を保持している。
【0011】 そして、その仕切壁5を境にして二分割した一方の部屋7側の一側面7aの上方 を傾斜状とし、その傾斜面7bに水石けん補給口9を設けると共に、その傾斜面7b の基端7b’より上方の空間をエアー溜り部10とし、さらに上記部屋7の上面7cに エアー供給管4bを連絡し、一方上記部屋7と仕切壁5を境にして反対の部屋8側 の上面8aにエアー出力管3を連絡すると共に安全弁20を設け、そして下面(底面 )に水石けん出力管2を連絡する。
【0012】 仕切壁5は、タンク本体1a内の底面1bから上面1cに至る寸法を有し、かつタン ク本体1aの横幅と略同一幅に形成され、その表面5aに所望な連通孔5b…を所望数 穿設してなり、タンク本体1a内の略中心に一体的に形成あるいは接着剤で配設し 、上記連通孔5b…を介して両部屋7,8が連絡される。
【0013】 そして、上記せる補給口9を設けた部屋7と反対の部屋8の上方(エアー溜り 部10)に向けて圧力センサー13が配設されると共に、底面1bに設けた取付口を介 して水石けんの残量を検出する残量検出部14をタンク本体1a内に向けて立設する 。
【0014】 尚、仕切壁5に設けられる連通孔5b…の数は少ない方が隣りの部屋に与える影 響を少なくできるが、隣りの部屋への侵入速度が遅くなるので補給に時間が掛か ってしまうため、その点を考慮して連通孔5b…の数、位置、そして連通孔5b…の 総面積等を決定する必要がある。
【0015】 図中15は底面1bに穿設した沈殿物掃除用のドレン口を示し、該ドレン口15を中 心に上記底面1bには放射状にリブ16…が設けられ、タンク1が傾斜して取付けら れた場合、前記リブ16…が水石けんの排出(交換)時におけるガイドとなりスム ーズな排出が期待できる。
【0016】 尚、上記リブ16…を設けるにあたりタンク本体1の底面1bは、ドレン口15に向 けて下り傾斜状とする。
【0017】 従って、上記仕切壁5が補強効果を奏して、該タンク1の製造上,耐圧上等に おける強度を向上し、また、タンク1内を仕切壁5を境にして二分割すると共に 、その二分割した一方の部屋7にコンプレッサー4a等に連絡するエアー供給管4b を、他方部屋8に吐出ノズル6へと連絡するエアー出力管3を夫々分離して備え るものとしたため、タンク1内への水石けん供給時あるいは圧搾エアー供給時に 生じるタンク1内の水石けんの泡立ちが仕切壁5によってエアー出力管3を備え た側の部屋8への侵入を防ぎ、結果としてエアー出力管3への泡侵入が有効に防 止できる。
【0018】 更に、上記タンク1のエアー供給管4bを配した部屋7に水石けんの補給口9を 設けるものとしたため、水石けん補給によるタンク1内の水石けん揺動が仕切壁 5により補給口9を配した部屋8のみに抑えられ、エアー出力管3側の部屋8に は直接影響を及ぼさないものとなる。
【0019】 また、本実施例では上記補給口9に設けた補給蓋11上を覆う蓋カバー12の裏面 12b に、制御部17と連係せしめた加圧装置4のシステムスイッチ19を設けて上記 蓋カバー12の開閉作動に連動せしめ、該カバー12の閉蓋時にON、開蓋時にOF F信号を制御部17に送り加圧装置4の駆動調整を図っている。
【0020】 さらに、上記補給蓋11は補給口9の内壁面と密接する程度の挿入筒部11a を設 けると共に、該筒部11a の上面11b の外周縁には鍔部11c を設け、さらに該上面 11b のほぼ中心には横長状の取っ手11d を膨設しており、対する蓋カバー12は補 給口9に補給蓋11を完全に密閉した状態の形状及び深さに凹設した嵌合部12a を 内設しており、該蓋カバー12が完全に閉蓋しない限りシステムスイッチ19はON とはならない構造とし安全性を高めている。
【0021】 安全弁20は、例えば加圧装置4等の故障でタンク1内が所定圧以上に加圧され た時等の異常発生時に開弁してタンク1内の空気を抜き、該タンク1の破裂防止 を図る電磁弁等で、タンク本体1の部屋8の上面8aに独立して設けると共に後述 する制御部17と連係せしめる。
【0022】 尚、図示例に限らずその安全弁20の設置部位はエアー溜り部10の側面8bでもよ く、また他方の部屋7側のエアー溜り部10の側壁に設けてもよく、さらにはタン ク1と吐出ノズル6とを継ぐエアー出力管3の中途部にも二重に設けるものとし てもよく、この場合度々安全弁20が開かれて上記管3内に空気が通過し、管3内 の湿気等の除去が図れるものである。
【0023】 加圧装置4は、所望なコンプレッサー4a等および、該コンプレッサー4aと水石 けん収容タンク1のエアー供給管取付口1dとの間に介されるエアー供給管4bで構 成し、コンプレッサー4aからの圧搾エアーを上記タンク1の空気溜り部10に供給 してタンク1内を加圧する。そしてその加圧作用を利用して水石けんを吐出ノズ ル6へと送ると共に、エアー出力管3を介して圧搾エアーを前記吐出ノズル6へ と送るものであり、上記せる如き蓋カバーの開閉によりコンプレッサー4aのシス テムスイッチ19がON,OFFされる。
【0024】 圧力センサー13は、周知のストレインゲージ又は磁気抵抗素子を用いた圧力ス イッチからなり、制御部17と連係すると共に、水石けん収容タンク1内の絶対圧 力の変化に伴なう電気抵抗の変化を利用して上記タンク1内圧力を電気信号とし て制御部17に発信する。
【0025】 残量検出部14は、リードスイッチタイプの多点検出液面レベルセンサー等で制 御部17と連係せしめており、例えばガイド軸14a に液面レベルの各段階ごとに設 けられたフロートストッパー14b …内を夫々のフロートマグネット14c …が水石 けんの増減に応じて上下動して水石けんの残量を段階ごとに検出し、制御部17に 発信するように構成し、最下位の検出部14′は水石けん出力管2の水石けん取出 し口2aよりも上位に位置せしめる。また図中18は、水石けんの残量を段階ごとに LED表示する残量表示部である。
【0026】 尚、本実施例では図3のようにフロートマグネット14c の移動位置規制をフロ ートストッパー14b の如く枠体でもうけること(枠体内外の連通を水孔14e …と している点)により、タンク1内の液面の波立ちによる影響を受けにくくなる。 また、図中14d …は、フロートマグネット14c の密着防止用の突起である。
【0027】 制御部17は、タンク1内圧力低下時や水石けん補給後等に圧力センサー13から の検出信号を入力し、上記タンク1内の圧力が低側設定圧以下になるとコンプレ ッサー4aを駆動させてタンク1内が高側設定圧となるように圧搾エアーを供給し 、高側設定圧になるとコンプレッサー4aの駆動を停止させて上記タンク1内を所 定圧力に維持させると共に、上記コンプレッサー4aの各駆動の度に安全弁20を所 望時間(約1秒以下)駆動させる。 なお、低側設定圧と高側設定圧との差は、連立する吐出口数によって同時使用 、連続使用に耐えうる値(支障のない値)とすべきである。また高側設定圧は、 タンクの許容できる値(タンクに若干の余裕をもたせた)に設定すべきである。 従って安全弁20は、水石けんの固着による動作不良が防止される。
【0028】 また、制御部17は、水石けん補給時等で補給口9を開放しシステムスイッチ19 がOFFとなった時や、残量検出部14が最下位の検出部14′を検出した時等にコ ンプレッサー4aの駆動を停止せしめると共に、安全弁20を駆動させる。
【0029】 さらに水石けん収容タンク1、および後述する水石けん出力管2、エアー出力 管3、吐出ノズル6等の破損により水石けん,エアーの漏れがあった場合にコン プレッサー4aの駆動を停止せしめて異常表示灯(図示省略)を点灯する等の本考 案の範囲内において考えられる諸機能を付加するのも任意である。
【0030】 尚、制御部17はIC、コンデンサ等で構成され、その外枠を金属部材からなる 箱で覆って形成されノイズ等による制御部17の誤動作や暴走を防いでいる。また 制御部17、コンプレッサー4a等の電気部品を非金属部材(樹脂)からなる絶縁性 カバーで覆い外部の静電気が、直接前記制御部17を覆う箱に入り込むことを防止 することによって、内蔵された電気部品を保護している。
【0031】 図中21は前記水石けんの残量検出部14の最上位の検出部14”を検出すると制御 部17を介して警報を発するブザーである。
【0032】 電源(メインスイッチ)は、AC100 Vでも乾電池でも良く、また両者の併用 でもよいものである。
【0033】 水石けん出力管2は部屋8の底面1bに該部屋8内と連絡すると共に、またエア ー出力管3は部屋8のエアー溜り部10に向けて連絡すると共に、また、夫々中途 部において複数に分岐し、その分岐した夫々の供給管路2a…,3a…の先端を夫々 吐出ノズル6内に連絡する。
【0034】 吐出ノズル6はノズル本体6aの後端に夫々水石けん出力管2、エアー出力管3 の夫々の先端2b,3bを連絡し、シリンダー壁6b内に吐出口6cに連通し水石けんと エアーとの混合部となる流路6dを確保してバネ6eの付勢力に抗する押ボタン6fの 押動で進退するスピンドル6gを挿設し、該スピンドル6gの中途部にシリンダー壁 6bに着座して開閉弁6hを構成する弁部6iとの間の上記流路6dに連通する小孔6jを 介して一体化してある吐出口6c部分に複数枚の撹拌網体6kを装着しており、更に 本実施例ではノズル本体6aの後端側、即ちカウンター等へ挿着する垂直管部分6l 内に逆止弁22,22を夫々備えている。
【0035】 逆止弁22,22は、例えば図示せる如く垂直管部分6l内に設けられている弁室 22a ,22a 内に備えられているもので、球状の弁体22b ,22b と、該弁体22b , 22b が夫々当接して閉弁する漏斗状の弁座22c ,22c とからなり、弁体22b の自 重のみで閉弁するものである。
【0036】 従って、上記せる逆止弁22,22は、バネによって常時閉弁方向へと向勢されて いるものではなく単なる球状の弁体22b ,22b が自重のみで弁座22c ,22c に当 接して閉弁するものとしたため、水石けん収容タンク1内の水石けんが減少し、 該タンク1内が低水圧域となったとしても弁体22b ,22b の押上げ力に支障を来 たすことがなく確実な供給がなせる。
【0037】 尚、上記各網体6k…は図示せる如く所望な間隔をあけたものでも、各網体6k… を重ね合わせたものでもよく、また上記網体6kに代えて、例えば各筒を組み合わ せた整流板や金属片を巻いたもの、あるいは所望な通孔を所望数穿孔せしめた板 体を所望枚数備えたもの等細かい目を有するものであれば限定はされず、網の目 によってムースの状態(きめの細かさ)を選択できるものである。
【0038】 また、吐出口部分6cの径により水石けん吐出時の勢いを選択できる。 上記開閉弁6hは、光電センサ等の人感センサによる手の感知やタッチスイッチ の押圧操作に基づく電気信号により一定時間開弁する電動若しくは電磁式のもの でも、押しボタン6fを押すことにより機械的に作動してボタン6fを押している間 、もしくは一定時間開弁する手動式のものでも良いが、図示例では押しボタン6f 操作による手動式の開閉弁6hを示してある。
【0039】 而して、吐出ノズル6では押しボタン6fを押すと圧縮されたエアーと水石けん が吐出ノズル6内で混合し、かつ網体6kで撹拌されてムース状態で吐出される。
【0040】 また請求項2では、安全弁20をコンプレッサー4aとタンク1とを継ぐエアー供 給管4bに設けるものとし、この場合安全弁20は制御部17と連係した三方電磁弁と するのが好ましい(図2)。
【0041】 従って、上記せる如きエアー供給管4bに設けるものとし、コンプレッサー4aの 駆動の度に所望時間開弁するものとすれば、タンク1内の空気が上記管4b内を通 過して抜かれることとなるため、安全弁20自身の固着防止のみならず、その通過 する空気により管4b内の湿気等が除去でき、さらに上記管4b内に設けたため水石 けん等のコンプレッサー4aへの逆流が防げる。
【0042】 尚、他の構成および作用効果は上記請求項1において説明したものと同一であ るため同一箇所に同一符号を付してその説明は省略する。
【0043】
【考案の効果】
本考案は、水石けんを収容するタンクと、該タンクに連絡せしめて設けられる 吐出ノズルと、上記タンクを所定圧力に加圧する加圧装置と、上記タンク内が所 定圧力以上になった時に空気を抜く安全弁と、上記タンク内の圧力が所定圧力以 下となった時に上記加圧装置および安全弁へ動作信号を送る制御部とからなるも のとしたため、タンク内の異常加圧時にかかわらず、加圧装置の駆動の度に安全 弁は駆動する。
【0044】 従って、水石けんの使用によりタンク内が減圧される度に駆動する加圧装置と 共に安全弁が駆動されるため、安全弁には水石けんが固着してしまうということ がなくなり常に駆動可能状態を維持でき、異常発生時(タンク内過加圧)等のい ざというときに安全弁が作動しないという従来のような不具合はなく安全性およ び信頼性の高いものである。
【0045】 また、請求項2の如く安全弁を加圧装置とタンクとを継ぐエアー供給管に設け れば、上記せる請求項1の効果と共に、安全弁の開弁ごとにエアー供給管内を空 気が通過するためエアー供給管内の湿気等の除去が図れると共に、加圧装置内へ の水石けんの逆流をさせず加圧装置の故障防止が図れ商品的価値も向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案水石けん供給装置の一実施例を示す全体
概略図である。
【図2】請求項2記載の水石けん供給装置の一実施例を
示す全体概略図である。
【図3】図1の(x)−(x)線断面図である。
【図4】残量検出部の一部拡大断面図である。
【図5】吐出ノズルの全体断面図である。
【図6】圧力容器における鍔部の拡大断面図である。
【符号の説明】
1:タンク 4:加圧装置 4b:エアー供給管 6:ノズル 17:制御部 20:安全弁
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 武富 洋次郎 福岡県北九州市小倉北区中島2丁目1番1 号 東陶機器株式会社内 (72)考案者 渡辺 彰 埼玉県大宮市日進町2丁目1910番地 関東 精器株式会社内 (72)考案者 潟上 浩 埼玉県大宮市日進町2丁目1910番地 関東 精器株式会社内

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 水石けんを収容するタンクと、該タンク
    に連絡せしめて設けられる吐出ノズルと、上記タンク内
    を所定圧力に加圧する加圧装置と、上記タンク内が所定
    圧力以上になった時に空気を抜く安全弁と、上記タンク
    内の圧力が所定圧力以下となった時に上記加圧装置およ
    び安全弁へ動作信号を送る制御部とからなることを特徴
    とする水石けん供給装置。
  2. 【請求項2】 安全弁が加圧装置とタンクとを継ぐエア
    ー供給管に設けられたことを特徴とする請求項1記載の
    水石けん供給装置。
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