JPH0410915Y2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPH0410915Y2 JPH0410915Y2 JP13116287U JP13116287U JPH0410915Y2 JP H0410915 Y2 JPH0410915 Y2 JP H0410915Y2 JP 13116287 U JP13116287 U JP 13116287U JP 13116287 U JP13116287 U JP 13116287U JP H0410915 Y2 JPH0410915 Y2 JP H0410915Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- ring
- fitting
- water
- plate member
- outer ring
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 claims description 32
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 claims description 12
- 239000002184 metal Substances 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Nozzles (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
産業上の利用分野
この考案は、シヤワーヘツドの吐水板部材に関
し、さらに詳しくは、外周面に多数の凹溝を有す
る複数の異径リングが同心状に密に嵌め合わさ
れ、内側のリングの凹溝とその外側のリングの内
周面とから通水路が形成されている吐水板部材に
関する。
し、さらに詳しくは、外周面に多数の凹溝を有す
る複数の異径リングが同心状に密に嵌め合わさ
れ、内側のリングの凹溝とその外側のリングの内
周面とから通水路が形成されている吐水板部材に
関する。
従来技術およびその問題点
従来、この種の吐水板部材は、第３図に示すよ
うに、外周面に多数の凹溝３１，３２，３３を有
する３つの異径リング３４，３５，３６よりな
り、これらが同心状にかつ密に嵌め合わされ、か
つ内側のリングの凹溝とその外側のリングの内周
面とから通水路３７が形成されたものであつた。
またこの構造では最内側のリングを除いて各リン
グの内側後端に内方突環状のストツパ３８，３９
がそれぞれ設けられ、これによつて内側のリング
が外側のリングに対して所定の位置にセツトせら
れていた。
うに、外周面に多数の凹溝３１，３２，３３を有
する３つの異径リング３４，３５，３６よりな
り、これらが同心状にかつ密に嵌め合わされ、か
つ内側のリングの凹溝とその外側のリングの内周
面とから通水路３７が形成されたものであつた。
またこの構造では最内側のリングを除いて各リン
グの内側後端に内方突環状のストツパ３８，３９
がそれぞれ設けられ、これによつて内側のリング
が外側のリングに対して所定の位置にセツトせら
れていた。
しかし、この構造では、上記ストツパ３８，３
９によつてシヤワーヘツドの給水室４０からの水
の流れがじやまされ、そのため通水路３７から出
る主流が乱れて、整然としたシヤワー吐水流が形
成できないという問題があつた。
９によつてシヤワーヘツドの給水室４０からの水
の流れがじやまされ、そのため通水路３７から出
る主流が乱れて、整然としたシヤワー吐水流が形
成できないという問題があつた。
この考案は上記の実情に鑑み、整然としたシヤ
ワー吐水流を形成することのできるシヤワーヘツ
ドの吐水板部材を提供することを目的とする。
ワー吐水流を形成することのできるシヤワーヘツ
ドの吐水板部材を提供することを目的とする。
問題点の解決手段
この考案による吐水板部材は、外周面に軸方向
に多数の凹溝６を有する複数の異径リング２，
３，４が同心状に密に嵌め合わされ、内側のリン
グの凹溝６とその外側のリングの内周面とから通
水路７が形成されている吐水板部材５において、
リングの外周面の後部に嵌合凹部８が設けられる
とともに、リングの内周面の後部に嵌合突部９が
設けられ、内側のリングの凹部８と外側のリング
の突部９との嵌合により、内側のリングが外側の
リングに対して所定の位置にセツトされているも
のである。
に多数の凹溝６を有する複数の異径リング２，
３，４が同心状に密に嵌め合わされ、内側のリン
グの凹溝６とその外側のリングの内周面とから通
水路７が形成されている吐水板部材５において、
リングの外周面の後部に嵌合凹部８が設けられる
とともに、リングの内周面の後部に嵌合突部９が
設けられ、内側のリングの凹部８と外側のリング
の突部９との嵌合により、内側のリングが外側の
リングに対して所定の位置にセツトされているも
のである。
この明細書全体を通して、前後関係について
は、シヤワー吐水方向すなわち第１図の下方を前
方と称し、逆方向を後方と称することとする。
は、シヤワー吐水方向すなわち第１図の下方を前
方と称し、逆方向を後方と称することとする。
実施例
つぎに、この考案の実施例について図面を基に
具体的に説明する。
具体的に説明する。
第１図および第２図において、シヤワーヘツド
本体１の先端部の正面には、３つの異径リング
２，３，４よりなる吐水板部材５が設けられてい
る。これらリング２，３，４は、半径方向に所要
の厚みを有し、各リングの内外両周面はテーパ状
になされている。そしてこれらリング２，３，４
は同心状にかつ密に嵌め合わされて、吐水板部材
５を構成している。リング２，３，４の各外周面
には軸方向に多数の凹溝６が形成されており、内
側のリングの凹溝６とその外側のリングの内周面
とから通水路７が形成されている。また最内側の
リング４には軸方向に貫通状に多数の通水路１５
が設けられている。さらに最外側のリング２の凹
溝６とその外側の金属環１０の内側面とからも通
水路１６が形成されている。
本体１の先端部の正面には、３つの異径リング
２，３，４よりなる吐水板部材５が設けられてい
る。これらリング２，３，４は、半径方向に所要
の厚みを有し、各リングの内外両周面はテーパ状
になされている。そしてこれらリング２，３，４
は同心状にかつ密に嵌め合わされて、吐水板部材
５を構成している。リング２，３，４の各外周面
には軸方向に多数の凹溝６が形成されており、内
側のリングの凹溝６とその外側のリングの内周面
とから通水路７が形成されている。また最内側の
リング４には軸方向に貫通状に多数の通水路１５
が設けられている。さらに最外側のリング２の凹
溝６とその外側の金属環１０の内側面とからも通
水路１６が形成されている。
最外側のリング２以外のリング３，４の各外周
面には、幅の中間部から後端面にかけて軸方向に
３つの嵌合凹溝８が等間隔で設けられている。ま
た最内側のリング４以外のリング２，３の内周面
には、幅の中間部から後端面にかけて軸方向に３
つの嵌合突条９が等間隔で設けられている。そし
て内側のリングの凹溝９とその外側のリングの突
条８との嵌合により、内側のリングが外側のリン
グに対して所定の位置にセツトされている。
面には、幅の中間部から後端面にかけて軸方向に
３つの嵌合凹溝８が等間隔で設けられている。ま
た最内側のリング４以外のリング２，３の内周面
には、幅の中間部から後端面にかけて軸方向に３
つの嵌合突条９が等間隔で設けられている。そし
て内側のリングの凹溝９とその外側のリングの突
条８との嵌合により、内側のリングが外側のリン
グに対して所定の位置にセツトされている。
こうしてセツトされたリング２，３，４よりな
る吐水板部材５が、シヤワーヘツド本体１の開口
部の金属環１０内に配置されている。そして吐水
板部材５は、最内側のリング４の中央孔１１にビ
ス１２を通してシヤワーヘツド本体１の隆起部１
３のねじ孔にねじ込むことによつて、シヤワーヘ
ツド本体１に固定せられている。このビス止めの
際、嵌合突条９はストツパの役目を果たし、内側
のリングが外側のリングに対して局部的に不均等
に嵌り込むのを阻止している。
る吐水板部材５が、シヤワーヘツド本体１の開口
部の金属環１０内に配置されている。そして吐水
板部材５は、最内側のリング４の中央孔１１にビ
ス１２を通してシヤワーヘツド本体１の隆起部１
３のねじ孔にねじ込むことによつて、シヤワーヘ
ツド本体１に固定せられている。このビス止めの
際、嵌合突条９はストツパの役目を果たし、内側
のリングが外側のリングに対して局部的に不均等
に嵌り込むのを阻止している。
考案の効果
この考案によれば、リングの外周面の後部に嵌
合凹部８が設けられるとともに、リングの内周面
の後部には嵌合突部９が設けられ、内側のリング
の凹部８と外側のリングの突部９との嵌合によ
り、内側のリングが外側のリングに対して所定の
位置にセツトされているので、シヤワーヘツドの
給水室１４内の水は、通水路７を経て吐水板部材
５からシヤワー吐水される。
合凹部８が設けられるとともに、リングの内周面
の後部には嵌合突部９が設けられ、内側のリング
の凹部８と外側のリングの突部９との嵌合によ
り、内側のリングが外側のリングに対して所定の
位置にセツトされているので、シヤワーヘツドの
給水室１４内の水は、通水路７を経て吐水板部材
５からシヤワー吐水される。
したがつて、本書冒頭で説明したようなシヤワ
ー吐水流の乱れをなくして、整然としたシヤワー
吐水流を形成することができる。
ー吐水流の乱れをなくして、整然としたシヤワー
吐水流を形成することができる。
第１図はこの考案の実施例を示すシヤワーヘツ
ドの横断面図、第２図はシヤワーヘツドの先端部
の正面図、第３図は従来品を示す第１図相当の横
断面図である。 １……シヤワーヘツド本体、２，３，４……リ
ング、５……吐水板部材、６……凹溝、７……通
水路、８……嵌合凹溝（嵌合凹部）、９……嵌合
突条（嵌合突部）。
ドの横断面図、第２図はシヤワーヘツドの先端部
の正面図、第３図は従来品を示す第１図相当の横
断面図である。 １……シヤワーヘツド本体、２，３，４……リ
ング、５……吐水板部材、６……凹溝、７……通
水路、８……嵌合凹溝（嵌合凹部）、９……嵌合
突条（嵌合突部）。
Claims (1)
- 外周面に軸方向に多数の凹溝６を有する複数の
異径リング２，３，４が同心状に密に嵌め合わさ
れ、内側のリングの凹溝６とその外側のリングの
内周面とから通水路７が形成されている吐水板部
材５において、リングの外周面の後部に嵌合凹部
８が設けられるとともに、リングの内周面の後部
に嵌合突部９が設けられ、内側のリングの凹部８
と外側のリングの突部９との嵌合により、内側の
リングが外側のリングに対して所定の位置にセツ
トされている、シヤワーヘツドの吐水板部材。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP13116287U JPH0410915Y2 (ja) | 1987-08-27 | 1987-08-27 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP13116287U JPH0410915Y2 (ja) | 1987-08-27 | 1987-08-27 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6436055U JPS6436055U (ja) | 1989-03-06 |
| JPH0410915Y2 true JPH0410915Y2 (ja) | 1992-03-18 |
Family
ID=31386972
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP13116287U Expired JPH0410915Y2 (ja) | 1987-08-27 | 1987-08-27 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0410915Y2 (ja) |
-
1987
- 1987-08-27 JP JP13116287U patent/JPH0410915Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6436055U (ja) | 1989-03-06 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JPH0410915Y2 (ja) | ||
| US4706889A (en) | Spray-shower with nozzles, particularly flat fan nozzles | |
| US10208881B2 (en) | Water-saving sheet and water-saving device having the same | |
| JPH0247487U (ja) | ||
| JPS593882Y2 (ja) | 押出機クロスヘツド | |
| JPH0344295Y2 (ja) | ||
| JPH03112176U (ja) | ||
| JPS605194Y2 (ja) | 樹脂製の配管用接続接手 | |
| JPS63145093U (ja) | ||
| JPH03117507U (ja) | ||
| JPS61106718U (ja) | ||
| JPS6185820U (ja) | ||
| JPS6018312U (ja) | パイプの接続用係止装置 | |
| JPH0251471U (ja) | ||
| JPH0311212U (ja) | ||
| JPS61136272U (ja) | ||
| JPS6218487U (ja) | ||
| JPH0484994U (ja) | ||
| JPS6164520U (ja) | ||
| JPS59146687U (ja) | 自在水栓 | |
| JPS6065248U (ja) | スクイズ容器 | |
| JPH0456287U (ja) | ||
| JPS59146656U (ja) | ちよう形弁 | |
| JPH03112186U (ja) | ||
| JP2000240867A (ja) | 水道用管継手 |