JPH0410816B2 - - Google Patents

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JPH0410816B2
JPH0410816B2 JP62252946A JP25294687A JPH0410816B2 JP H0410816 B2 JPH0410816 B2 JP H0410816B2 JP 62252946 A JP62252946 A JP 62252946A JP 25294687 A JP25294687 A JP 25294687A JP H0410816 B2 JPH0410816 B2 JP H0410816B2
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grip
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muscle strength
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spring
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JP62252946A
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【発明の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 本発明は測定荷重更正済の正確なロードセルを
使用した、握り心地或いは引つ張り心地の良好な
握力、背筋力の精密筋力測定装置に関するもので
ある。
「従来の技術」 従来、この種握力、背筋力の筋力測定計にはば
ねの弾力を利用した機械式或いはデジタル式のも
のがあり、該測定計ではばねの強さを繰り返し応
力が作用するものとして測定限界荷重の2〜3倍
程度に設定している。
また、実開昭60−153104号公報のように起歪柱
にストレインゲージを貼り付けたものも開示され
るが、個々のストレインゲージの起歪柱への貼り
付け方法或いは方向等により計測値にばらつきが
生じ、該ばらつきをなくすために一定方向に応力
がかかるよう等に種々の調整が必要であつた。
さらに、ロードセルを使用した握力計、背筋力
計の測定計においては、該測定計の本体に不動状
にロードセルの一端を固定し、該ロードセルの他
端に連結した把持部を引つ張り、ロードセルで該
引つ張り力を検出し、筋力を測定装置がある。
「発明が解決しようとする問題点」 従来の機械式或いはデジタル式の筋力測定計で
は介在されたばねが強力なものであるため、通常
の筋力を有するものが測定をしても握力計、背筋
力計の把持部の変位が少なく、測定応力が微妙・
円滑に変化する感触を敏感に得ることができず、
把持部を握つた或いは引つ張つた手応えが明瞭に
なく、力いつぱい握つた或いは引つ張つたという
充足感がなく、中途で力を抜き、反動を付けて握
つたり、引つ張つたりすることが多く、正確な筋
力測定が行えないという欠点がある。
また、実開昭60−153104号公報では精密な筋力
測定に適さず、前記調整に手間どり、生産性が悪
い等の大なる欠点を有する。
さらに、ロードセルの一端を握力計、背筋力計
の測定計の本体に不動状に固定したものでは、ロ
ードセルの他端に連結した把持部を握つたり、引
つ張つても、該把持部の変位が殆どないため、測
定応力が微妙・円滑に変化する感触が得られず、
把持部を握つた或いは引つ張つた手応えが感じら
れず、力いつぱい筋力を発揮して測定したという
充足感がはつきりとなく、前記同様の欠点があ
り、ぎくしやくとした引つ掛かり抵抗のため故障
と間違われ、反動を付けて握つたり、引つ張つた
り乱暴に取り扱われる欠点を存したものである。
そこで本発明は測定荷重更正済の正確なロード
セルを使用し、従来の機械式或いはデジタル式の
この種筋力測定計にもなかつた、ロードセル他端
の把持部を握つたり、引つ張つた微妙なまでの手
応えが感じられ、握り心地或いは引つ張り心地が
良好で、いかにも筋力測定をしたという充足感が
明瞭に得られ、ぎくしやくとした引つ掛かり抵抗
がなく、故障と間違われたりすることの全くない
円滑高精度な精密筋力測定装置を提供することを
目的とするものである。
「問題点を解決するための手段」 前記目的を達成するために、本発明は測定荷重
更正済の正確なロードセルの一端の固定部を握
力、背筋力の測定計の本体にばねを介して可動状
に取付け、ロードセルの他端の可動部を握力計の
内握り、背筋力計のハンドル等の把持部とジヨイ
ントで連結したものである。
「作用」 握力、背筋力の測定計1の把持部5を握つた
り、引つ張ることにより、本体2にばね3を介し
て可動状に取付けた測定荷重量更正済のロードセ
ル4の可動部7、固定部6間が握力、背筋力に応
じて引つ張られ、ロードセル4は固定部6と可動
部7とが一体となつて把持部5と共にばね3の弾
力に抗して変位し、ロードセル4の固定部6と可
動部7間には把持部5を引つ張る力(作用)と、
該引つ張る力と同じ大きさの逆向きのばねの弾力
(反作用)とがかかるから、ロードセル4は従来
の本体2に固定部6を固定された状態と同様にな
り、ロードセル4は把持部5を握る或いは引つ張
る力を検出するものである。
「実施例」 今、ここに本発明の実施例を示した添付図面に
ついて詳説する。
実施例 1 本実施例のものは第1図〜第3図に示すもの
で、1は本発明の握力を測定する測定計である。
2は該測定計1の枠状の本体で、アルミニウム合
金等の軽量の材料で作製し、第1図に示すように
本体2の下端両側方に本体2より巾広な支柱8,
8を平行に突設し、該支柱8,8の下端に外握り
9をねじ止め等し、外鐙10としたものである。
3は圧縮コイルばねで、100Kgの荷重で密着する
程度の強度を有するもので、第1図に示すように
100Kg位まで測定可能の測定荷重更正済の正確な
ロードセル4の一端の固定部6を前記本体2の上
内面に添接し、該固定部6に下端を取付け、その
上端を本体2上面に穿設した貫通孔2aに挿通し
て突出した案内棒11の上端より挿入したもの
で、案内棒11の上方より該ばね3の上端にばね
受け12を挿嵌し、ナツト13,13を案内棒1
1上端より挿着し、該ばね受け12と本体2上面
との間にばね3を締め付け、握力測定時にロード
セル4がばね3の弾力に抗して下降するよう可動
状に取付けるものである。14はロードセル4の
他端の可動部7に一端を固着した第1図に示すよ
うなジヨイントである。15は把持部5を構成す
る外鐙10内に挿嵌し、摺動する内鐙で、下端に
内握り16を成形し、両側に突設した案内突起1
7,17を前記外鐙10の支柱8,8内面に穿設
した溝18,18に嵌入して外鐙10内を安定に
摺動させるものである。19は連結杆で、ロード
セル4の可動部7と内鐙15とを連結するもの
で、先端部にねじ19aを刻設し、基部を内鐙1
5上面に回動自在に挿嵌して軸支し、基端に握り
幅調整つまみ20を固定して付設し、該先端部を
前記本体2下面に穿設した貫通孔2bに挿通し、
前記ジヨイント14の他端に穿設した該ねじ19
aに噛合するねじ孔14a内に挿嵌し、該つまみ
20を回して該ねじ19aをねじ孔14a内に挿
抜することにより、外握り9と内握り16間の握
り幅を調整自在とするものである。21は前記本
体2の一側面上方に穿設した長孔で、ロードセル
4の下方への変位に合わせ、ロードセル4と外部
の電源、表示計、記録計(いずれも図示せず)と
を連結するリード線22を本体2より支障なく取
り出すためのものである。23は切欠部で、第2
図に示すように長孔21の上部を正面方向に切欠
して成形したもので、ロードセル4を本体2内に
挿嵌する際に、該リード線22を長孔21に挿入
するためのものである。22aはリード線22の
基部に設けた補強部である。
次にこれを使用するに当たつては、握り幅調整
つまみ20を回して外握り9と内握り16間の握
り幅を調整し、外握り9と内握り16とを力いつ
ぱい握ると、連結杆19、ジヨイント14を介し
てロードセル4の可動部7が握力に応じて引き下
げられ、ロードセル4は固定部6を介して圧縮コ
イルばね3の弾力に抗して案内棒11を牽引し、
第3図に示すように下方に変位するものである。
実施例 2 本実施例のものは第4図〜第6に示すもので、
1は本発明の背筋力を測定する測定計である。2
は枠状本体で、踏台24にユニバーサルジヨイン
ト24aを介して回動自在に軸支する、該測定計
1下端に延長連設した脚25a,25aの先端を
相互に連結した底板25を固定したもので、鋼鉄
等で作製したものである。3は圧縮コイルばね
で、300Kgの荷重で密着する程度の強度を有する
もので、第4図に示すように300Kg位まで測定可
能の前記同様のロードセル4の一端の固定部6を
下にして前記本体2の下内面に添接し、上部が前
記本体2下面に穿設した貫通孔2cに挿通し、そ
の上端部を前記固定部6に固着して下端部を脚2
5a,25a間に突出した案内棒26の下端より
挿入したもので、案内棒26の下方より該ばね3
の下端にばね受け27を挿嵌し、ナツト28,2
8を案内棒26下端より挿着し、該ばね受け27
と本体2下面との間にばね3を締め付け、背筋力
に応じてロードセル4をばね3の弾力に抗して上
昇するよう可動状に取付けるものである。14は
ロードセル4の他端の可動部7に一端を固定した
実施例1と同様のジヨイントである。29は把持
部5を構成するハンドルで、把持棒29aの中間
にチエーン29bの基部を連結して成り、該チエ
ーン29bの先端部を該ロードセル4の他端の可
動部7に固定したジヨイント14に、枠体2上面
の貫通孔2dを挿通して挿嵌固着したフツク30
に掛けてチエーン29bの長さを調整し、上体の
傾斜角度を調節するものである。21は実施例1
と同様の長孔で、ロードセル4の上方への変位に
合わせて、ロードセル4のリード線22を本件2
から取り出すためのものである。23は前記同様
の切欠部で、第5図に示すように長孔21の下部
を正面方向に切欠した成形したものである。22
aは前記同様のリード線22基部の補強部であ
る。
次に、これを使用するに当たつては、ハンドル
29の把持棒29a中間に連結したチエンーン2
9bを、長さを調整してロードセル4の可動部7
に固定したフツク30に掛け、踏台24に足を乗
せ、膝を伸ばしたまま、上体を起こすようにハン
ドル29の把持棒29aを引くと、チエーン29
b、フツク30を介してロードセル4の可動部7
が背筋力に応じて引き上げられ、ロードセル4は
該可動部7と固定部6とが一体となつたまま圧縮
コイルばね3の弾力に抗して案内棒26を牽引
し、第6図に示すよう上方に変位するものであ
る。
「発明の効果」 本発明は以上のような構成を有するから、把持
部5を構成する内鐙15の内握り16またはハン
ドル29の把持棒29aを引くと、ロードセルは
圧縮コイルばね3の弾力に抗して握力または背筋
力に応じて下方または上方に変位し、圧縮コイル
ばね3の強さを前記のように握力または背筋力測
定に適するように適宜設定しておけば、筋力測定
の際に測定応力が円滑に変化する感触を敏感に感
んじることができ、把持部5を握つた或いは引つ
張つた手応えが感じられ、握り心地或いは引つ張
り心地が良好で、筋力を測定した充足感がある。
そのため故障と間違われたりすることなく、乱暴
に取り扱われることがない。
【図面の簡単な説明】
添付図面は本発明実施例を示したもので、第1
図〜第3図は実施例1のもので、第1図は正面
図、第2図は側面図、第3図は内鐙の内握りを引
つ張つた状態の正面図、第4図〜第6図は実施例
2のもので、第4図は要部正面図、第5図はハン
ドルを省略した側面図、第6図はハンドルの把持
棒を引つ張つた状態のハンドルを省略した正面図
である。 1……測定計、2……本体、2a,2b,2
c,2d……貫通孔、3……ばね、4……ロード
セル、5……把持部、6……固定部、7……可動
部、8……支柱、9……外握り、10……外鐙、
11……案内棒、12……ばね受け、13……ナ
ツト、14……ジヨイント、14a……ねじ孔、
15……内鐙、16……内握り、17……案内突
起、18……溝、19……連結杆、19a……ね
じ、20……握り幅調整つまみ、21……長孔、
22……リード線、22a……補強部、23……
切欠部、24……踏台、24a……ユニバーサル
ジヨイント、25……底板、25a……脚、26
……案内棒、27……ばね受け、28……ナツ
ト、29……ハンドル、29a……把持棒、29
b……チエーン、30……フツク。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 握力、背筋力の測定計の本体にばねを介して
    その固定部を可動状に取付けたロードセルを設
    け、該ロードセルの可動部と該測定計の把持部と
    を連結するジヨイントを設けたことを特徴とする
    精密筋力測定装置。
JP62252946A 1987-10-07 1987-10-07 精密筋力測定装置 Granted JPH0194826A (ja)

Priority Applications (1)

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JP62252946A JPH0194826A (ja) 1987-10-07 1987-10-07 精密筋力測定装置

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JP62252946A JPH0194826A (ja) 1987-10-07 1987-10-07 精密筋力測定装置

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JPH0194826A JPH0194826A (ja) 1989-04-13
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JP62252946A Granted JPH0194826A (ja) 1987-10-07 1987-10-07 精密筋力測定装置

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KR100417108B1 (ko) * 2002-02-18 2004-02-05 김종관 자동 운동 부하 설정방법 및 이를 이용한 근력운동장치
KR100466666B1 (ko) * 2002-11-15 2005-01-15 주식회사 코디소프트 체력건강정보의 측정이 가능한 헬스운동장비용 손잡이 구조
FR2988838B1 (fr) * 2012-03-30 2014-12-05 Ass Inst De Myologie Systeme de mesure d'une force de prehension palmaire
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