JPH04105815A - 返り無しトリム装置および返り無しトリミング方法 - Google Patents

返り無しトリム装置および返り無しトリミング方法

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Publication number
JPH04105815A
JPH04105815A JP22608590A JP22608590A JPH04105815A JP H04105815 A JPH04105815 A JP H04105815A JP 22608590 A JP22608590 A JP 22608590A JP 22608590 A JP22608590 A JP 22608590A JP H04105815 A JPH04105815 A JP H04105815A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
metal material
trimmer
cut
cutting
trimming
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP22608590A
Other languages
English (en)
Inventor
Osamu Yoshioka
修 吉岡
Koji Omori
大森 宏次
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
JFE Engineering Corp
Original Assignee
NKK Corp
Nippon Kokan Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by NKK Corp, Nippon Kokan Ltd filed Critical NKK Corp
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Publication of JPH04105815A publication Critical patent/JPH04105815A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は金属材のエツジ部を切断する際に、金属材エツ
ジ部に返りが発生しない金属材のトリム装置および金属
材のトリミング方法に関する。
[従来の技術] 金属材のエツジ部をトリマーの刃物により1回で切断し
ようとすると、金属材の切断面に返りが発生する。返り
の発生しない金属材エツジ部の切断方法としては、第5
図(a)〜(C)に示す方法がある。この方法は、第5
図(a)のように刃物21a(上刃)および21b(下
刃)をマイナスラップ(H)にセットしたトリマーによ
り、金属材22の切り捨て部23をアップカットして、
第5図(b)の状態にした後、第5図(c)のように上
下1対のマツシャーロール24で圧下して、金属材22
と切り捨て部23との境界部25に脆性破壊を発生させ
て、金属材22と切り捨て部23とを分離させる方法で
ある。すなわち、金属材22の一番最後に切断されるエ
ツジ部26は脆性破面となるため返りが発生しないので
ある。
[発明が解決しようとする課題] しかしながら、従来の返りの発生しない金属材のトリミ
ング方法においては、第5図(a)に示すように上刃2
1aと下刃21bのギャップGを、金属材の板厚や鋼種
により細かく調整しないと、完全に切断できないことが
多く、非常に不安定な操業を強いられるという問題点が
あった。
この発明は、従来技術の上記のような問題点を解消し、
金属材のトリミングが返りの発生なしに、しかも安定し
て行なえる金属材のトリム装置およびトリミング方法を
提供することを目的としている。
[課題を解決するための手段] この発明に係る返り無しトリム装置は、金属材の丸刃ト
リマーを金属材の進行方向に複数組配置し、該複数組の
丸刃トリマーの金属材の進行方向と直交する方向の上下
刃物の配置を交互に逆に配置してなる返り無しトリム装
置である。
また、この発明に係る第1の返り無しトリミング方法は
、刃物を板厚の1/10〜4/10のマイナスラップに
セットした第1トリマーで金属材の切り捨て部をアップ
カットした後、刃物をプラスラップにセットした第2の
トリマーで前記切り捨て部をダウンカットする返り無し
トリミング方法である。
さらには、この発明に係る第2の返り無しトリミング方
法は、刃物を板厚の1/10〜4/10のマイナスラッ
プにセットした第1トリマーで金属材の切り捨て部をタ
ウンカットした後、刃物をプラスラップにセットした第
2のトリマーで前記切り捨て部をアップカットする返り
無しトリミング方法である。
[作用] この発明に係る返り無しトリム装置は、金属材の丸刃ト
リマーを金属材の進行方向に複数組配置し、該複数組の
丸刃トリマーの金属材の進行方向と直交する方向の上下
刃物の配置を交互に逆に配置している。このように刃物
配置を交互に逆に配置しているのは、返り無しトリミン
グを行なう際に、最初のトリマーで途中まで切り下げた
金属材の切り捨て部を、次のトリマーで最初のトリマー
のときとは反対方向に十分に切り下げてやることができ
るからであり、この配置により金属材の返り無しトリミ
ングが確実に行なえる。
また、この発明に係る第1の返り無しトリミング方法に
おいては、刃物を板厚の1/10〜4/10のマイナス
ラップにセットした第1のトリマーで金属材の切り捨て
部をアップカットした後、刃物をプラスラップにセット
した第2のトリマーで前記切り捨て部をダウンカットす
るようにしているので、金属材本体から切り捨て部を確
実に分離できるだけの押し込み力を切り捨て部に付与す
ることができるので、板厚や鋼種が変わっても、同一の
刃物のギャップで返り無し切断を実現することができる
。なお、第1のトリマーのラップ代を板厚の1/10〜
4/10のマイナスラップにしたのは、ラップ代が板厚
の4/10を超えるマイナスラップでは第2のトリマー
で切り捨て部を完全に切り離すことができず、またラッ
プ代が板厚の1/10未満のマイナスラップでは、第1
のトリマーで切り捨て部が切断され返りが発生するから
である。
さらには、この発明に係る第2の返り無しトリミング方
法においては、第1の返り無しトリミング方法とは逆方
向にカットしているだけで、切断の機構は第1の返り無
しトリミング方法と同じであるので、同じような効果が
得られる。
[実施例] 本発明の1実施例の返り無しトリム装置を、第1図およ
び第2図により説明する。第1図に示すように、本発明
の1実施例の返り無しトリム装置においては、第1の丸
刃トリマー1と第2の丸刃トリマー2を、金属材3の進
行方向に隣り合って直列に配置している。そして、金属
材3の進行方向と直交する方向の上下刃物の配置を、第
1のトリマー1では第2図(a>のように上刃1aが内
側で下刃1bが外側、第2のトリマー2では第2図(b
)のように上刃2aが外側で下刃2bが内側となるよう
に配置するか、第1のトリマー1では第3図(a>のよ
うに上刃1aが外側で下刃1bが内側、第2のトリマー
2ては第3図(b)のように上刃2aが内側で下刃2b
が外側となるように配置している。
次に、本発明の第1の返り無しトリミング方法の1実施
例を、第4図(a)〜(d)により説明する。第4図(
a)〜(d)は、本発明の第1の返り無しトリミング方
法の1実施例の手順を示す説明図である。第4図<a>
に示すように、上刃1aおよび下刃1bを、板厚tの1
/10〜4/10のマイナスラップR,にセットした第
1トリマーで金属材3の切り捨て部4をアップカットし
て、第4図(b)のように金属材3に切り捨て部4が半
分接続している状態にした後、上刃2aおよび下刃2b
を板厚の1/2のプラスラップR2にセットした第2の
トリマーで前記切り捨て部4を第4図(c)のようにダ
ウンカットし、最終的には第4図(d)のように切り捨
て部4が金属材3より下方まで切り下げられるようにす
る。
上述のようにして金属材のエツジ部を切断すると、第1
のトリマーで切り残された金属材3と切り捨て部4の境
界部5に、第2のトリマーで切断されるときに脆性破壊
が発生する。そして、その部分は脆性破面になるだけで
あり、返りは発生しない。また第2のトリマーで十分に
切り下げているので、刃物間のギャップを板厚や鋼種か
かわる毎に変更しなくても確実に切断することができる
なお、第1のトリマーの刃物のギャップG1は板厚の1
/10、第2のトリマーの刃物のギャップG2は板厚の
115として切断するのが最も確実に切断できる。1: なお、本発明の第2の返り無しトリミング方法の1実施
例は、第1の返り無しトリミング方法の1実施例におけ
る第1および第2のトリマーの刃物の上下を、逆にした
ものであるので、特に詳細な説明は行なわないが、本発
明の第1の返り無しトリミング方法の場合と同様な効果
がある。
[発明、の効果] 本発明により、金属材のトリミングが返りの発生なしに
、かつギャップ調整することなしに行なえる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の返り無しトリム装置の配置状況を示す
平面図、第2図および第3図は第1のトリマーおよび第
2のトリマーの上下刃物の関係を示す正面図、第4図は
本発明の第1の返り無し1〜リミング方法の1実施例の
手順を示す説明図、第5図は従来の返りなし金属材トリ
ミング方法を示す説明図である。 1・・第1のトリマー、1a・・第1のトリマーの上刃
、1b 第1のトリマーの下刃、2・第2のトリマー、
2a・第2のトリマーの上刃、2b ・第2のトリマー
の下刃、3 金属材、4・・・金属材の切り捨て部、5
・・・境界部。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)金属材の丸刃トリマーを金属材の進行方向に複数
    組配置し、該複数組の丸刃トリマーの金属材の進行方向
    と直交する方向の上下刃物の配置を交互に逆に配置して
    なる返り無しトリム装置。
  2. (2)刃物を板厚の1/10〜4/10のマイナスラッ
    プにセットした第1のトリマーで金属材の切り捨て部を
    アップカットした後、刃物をプラスラップにセットした
    第2のトリマーで前記切り捨て部をダウンカットするこ
    とを特徴とする返り無しトリミング方法。
  3. (3)刃物を板厚の1/10〜4/10のマイナスラッ
    プにセットした第1のトリマーで金属材の切り捨て部を
    ダウンカットした後、刃物をプラスラップにセットした
    第2のトリマーで前記切り捨て部をアップカットするこ
    とを特徴とする返り無しトリミング方法。
JP22608590A 1990-08-28 1990-08-28 返り無しトリム装置および返り無しトリミング方法 Pending JPH04105815A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH06126606A (ja) * 1992-10-12 1994-05-10 Sanyo Seisakusho:Kk スプロケットのバリ取り方法
CN110576214A (zh) * 2019-09-17 2019-12-17 攀钢集团西昌钢钒有限公司 一种切边质量控制方法

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