JPH04104436A - 陰極線管及びその実装方法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔４既要］ 陰極線管に係り、とくに画像中心を表示した陰極線管に
関し、 エスカッションとの中心合わせが容易にできることを目
的とし、 画像中心を示す基線を、取付フランジを含むフェース側
面に表示した構成とし、その基線は偏向ヨークの調整後
に調整された画像の中心に合わせマーキングするもので
あり、その基線を基準に陰極線管とエスカッションとの
中心合ねせを行ない取着するように構成する。

（産業上の利用分野］ 本発明は陰極線管に係り、とくに画像中心を表示した陰
極線管に関する。

陰極線管（以下、ＣＲＴと称する）を利用したデイスプ
レィ装置やテレビジョン受信機などにおいては、静止画
像のためその表示がニスカンジョン（前面枠）に対し傾
いたり中心ずれしていると見苦しくなる。そのため、基
準パターンの画像を表示し、それを基準にエスカッショ
ンへの取付位置の調整を行うが、その調整が容易にでき
るＣ／ＲＴが要望されている。

〔従来の技術〕

従来のＣＲＴは、ガラスバルブのフェース内面、即ち蛍
光面に中心を示すマークを表示し、画像位置の調整に利
用している。

即ち、別工程でこのマークを基準に水平偏向及び垂直偏
向の調整を行った後、キャビネットに組み込む。キャビ
ネットに組み込む際は、先ずＣＲＴに取り付けた取イ」
フランジにエスカッションを取着した後、ニスカンジョ
ンをキャビネットに嵌め込み組み立てる。

ニスカンジョンにＣＲＴの取付フランジをねじ止めする
際は相互の中心合わせを行う。中心合わせは蛍光面のマ
ークが内面にあって見にくいことから一旦、エスカッシ
ョンに取付フランジを仮止めしておき、ＣＲＴを試験回
路に接続し基準パターンの画像を表示し、その画像がエ
スカッションに嵌めたマスクの縦横の中心線を合うよう
に位置調整し、エスカッションを正式にねし止め固定し
ている。

［発明が解決しようとする課題］ しかしながら、このような上記ＣＲＴ構造によれば、エ
スカッションにＣＲＴの取イ」フランジを取着する際、
先に調整した画像が蛍光面のマークに合ってない場合が
あって（マークが内面にあって見にくいため）再調整を
必要とする問題や画像を見ながら中心合わせをするのは
作業が面倒で煩わしいといった問題があった。

上記問題点に鑑み、本発明はエスカッションとの中心合
わせが容易にできるＣＲＴを提供することを目的とする
。

〔課題を解決するための手段〕

上記目的を達成するために、本発明のＣＲＴにおいては
、画像中心を示す基線を、取付フランジを含むフェース
側面に表示した構成とし、その基線は偏向ヨークの調整
後に調整された画像の中心に合わせマーキングするもの
であり、その基線を基準に陰極線管とエスカッションと
の中心合わせを行ない取着するように構成する。

〔作用〕

画像中心を示す基線が取付フランジを含むフェース側面
に表示しであるため、ガラス内面のマークより見易く基
準パターンの画像を表示しなくても側面の基線とエスカ
ッションの中心基線とを直視し容易に合わせることがで
きる。また、基線は画像中心に合わせマーキングしであ
るため画像中心とエスカッション中心とのずれがない。

〔実施例〕

以下図面に示した実施例に基づいて本発明の要旨を詳細
に説明する。

第１図の側面図に示すように、ＣＲＴｌは画像中心を示
す基線２を取付フランジ３を含むフェース側面１ａ（ガ
ラスバルブのスカート面）に表示する。図示する基線２
は通常、水平方向だけでよいが垂直方向、あるいは両方
にあってもよい。

この基線２は従来と同じ、偏向ヨーク４の調整工程にお
いて蛍光面の内面に付されたマーク（図示路）を基準に
水平偏向及び垂直偏向の調整をした後、その位置調整し
た画像の中心に合わせ例えば、捺印によりマーキングす
る。

一方、エスカッション５は第２図（ａ）、　（ｂ）の背
面図及び側面図に示すように、枠左右に水平方向の中心
リブ５ａと枠四隅に取付ねじ孔５ｂを備える。

ＣＲＴＩをエスカッション５に取着する際は第３図の側
面図に示すように、ＣＲＴｌの基線２とエスカッション
５の中心リブ５ａとを合わせた後、ねじ締め固定する。

この新しい基線は、ガラス内面（蛍光面）でなく外側面
にあってエスカッションの中心リブと共に近接状態で直
視することができるため基線を正確、容易に合わせるこ
とができる。しかも、ＣＲＴを試験回路にわざわざ接続
する手間も省け、画像を見る必要もなくエスカッション
に速やかに取着することができる。

〔発明の効果〕

以上、詳述したように本発明によれば、ＣＲＴの外側面
に表示した基線は見易いため正確、容易に中心金ね廿を
行うことができ、ＣＲＴのエスカノソヨ１ンへの実装に
おいて、作業性を大幅に向トし組立コスＩ・を引き下げ
るとともに、見易い画面のデイスプレィ装置などを提供
することができるといった産業±極めて有用な効果を発
揮する。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明による一実施例の側面図、第２図（ａ）
、　（ｂ）はエスカツシヨンの背面図及び（，１！！１
面Ｍ、 第３図は第１図の実装状態を示す側面図、である。 図において、 １はＣＩ’ｌ’Ｔ（陰極線管）、 １ａばフェース側面（スカート面）、 ２は基線、 ３は取付フランジ、 ４は偏向ヨーク ＠。 蔵置 べ二

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 〔１〕画像中心を示す基線（２）を、取付フランジ（３
   ）を含むフェース側面（１ａ）に表示備えたことを特徴
   とする陰極線管。 〔２〕請求項１記載の基線（２）は偏向ヨーク（４）の
   調整後に調整された画像の中心に合わせマーキングした
   ことを特徴とする陰極線管。 〔３〕請求項１記載の基線（２）を基準にエスカッショ
   ン（５）との中心合わせを行ない取着することを特徴と
   する陰極線管の実装方法。