JPH04103041U - 無線装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【目的】 スピーディな運用を可能にした無線装置を実
現する。 【構成】 無線機を使用するときはアンテナ２を筐体１
の外に引き出し、所定の位置にセットする。この時、ア
ンテナ２の凸部３が電源スイッチ４を押圧するから、電
源が「入」の状態になる。

Description

【考案の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】

この考案は携帯型に好適な無線装置に関する。

【０００２】

【従来技術】

アンテナを筐体内に格納可能にした携帯型の無線機では、使用に際し、まず、 アンテナを引き出して所定の位置にセットし、その後電源スイッチを投入するよ うにしていた。

【０００３】

【考案が解決しようとする課題】

上記のように構成していたため、操作性が悪く、特に、スピーディな運用をす ることができないという欠点があった。

【０００４】 この考案は上記した点に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは 、迅速な運用を可能にした無線装置を提供することにある。

【０００５】

【課題を解決するための手段】

この考案の無線装置は、アンテナを筐体内に格納可能にした無線装置において 、前記アンテナの端部に凸部を設けると共に筐体内に電源スイッチを設け、前記 アンテナを所定の位置にセットすると前記凸部は前記電源スイッチを押圧せしめ るように構成したものである。

【０００６】

【実施例】

この考案に係る無線装置の実施例を図１及び図２に基づき説明する。

【０００７】 図中、１は携帯型の無線機の筐体、２は筐体１内に格納可能にしたアンテナ、 ３はアンテナ２の端部に設けたスイッチ押圧用の凸部、４は凸部３で押圧される 無線機の電源スイッチである。

【０００８】 このように構成した無線機において、無線機を使用しない状態には、図２のよ うにアンテナ２を筐体１内に格納しておく。

【０００９】 この状態では電源スイッチ４はアンテナ２の凸部３で押圧されていないから、 電源は「切」の状態である。

【００１０】 次に、無線機を使用するときにはアンテナ２を筐体１の外に引き出すと共に所 定の位置にセットする。

【００１１】 このとき、アンテナ２の凸部３が電源スイッチ４を押圧するから、電源が「入 」の状態になる（図１）。

【００１２】

【考案の効果】

この考案に係る無線装置によれば、上述のように構成したので、アンテナを所 定の位置にセットすると装置の電源が入る。

【００１３】 このため、スピーディな運用が可能になる。

【図面の簡単な説明】

【図１】この考案の実施例を示すアンテナを引き出した
状態の断面図である。

【図２】同アンテナを格納した状態を示す断面図であ
る。

【符号の説明】

１ 筐体 ２ アンテナ ３ 凸部 ４ 電源スイッチ

Claims (1)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 【請求項１】 アンテナを筐体内に格納可能にした無線
   装置において、前記アンテナの端部に凸部を設けると共
   に筐体内に電源スイッチを設け、前記アンテナを所定の
   位置にセットすると前記凸部は前記電源スイッチを押圧
   せしめるように構成したことを特徴とする無線装置。