JPH04102736A - ダッシュポット - Google Patents

ダッシュポット

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JPH04102736A
JPH04102736A JP22166890A JP22166890A JPH04102736A JP H04102736 A JPH04102736 A JP H04102736A JP 22166890 A JP22166890 A JP 22166890A JP 22166890 A JP22166890 A JP 22166890A JP H04102736 A JPH04102736 A JP H04102736A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
piston
chamber
cylinder
piston rod
cylinder tube
Prior art date
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Pending
Application number
JP22166890A
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English (en)
Inventor
Takao Shindo
新藤 孝男
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Carburetor Co Ltd
Original Assignee
Nippon Carburetor Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は被制御機器の動作速度を低下させ力や位置が急
激に変化するのを防止するために用いられるダッシュポ
ットに関するものである。
(従来の技術) 被制御機器の動作速度を流体の絞り効果によって低下さ
せ力や位置が急激に変化するのを防止するダッシュボッ
トには空気式のものと液体式のものとがあり、空気式の
ものは被制御機器の緩衝部材として一般にダイヤフラム
が用いられ液体式のものはダイヤフラムまたはピストン
が用いられていることは周知である。
この内で、空気式のものは例えば実公昭51−3905
9号公報、特公昭551130898号公報にも提示さ
れているように大気を使用し簡便に設置できるので、自
動車エンジンの吸気絞り弁の閉弁速度制御などに広く利
用されているが、かなり大径であることを避けられず、
ストロークを大きくすると更に大径となるので設置場所
に制約を受けるばかりか、ダイヤフラムに初期歪みがあ
るために動作開始点のばらつきが大きい、という不利な
点がある。
一方、空気式および液体式であってピストン形のものは
ダイヤフラムに比べて小径化が容易で設置場所の制約が
少ない利点があるが、ピストンを金属で作り逆止弁を設
置するのが普通でありピストンとシリンダ筒との摺動抵
抗を適正にするためにそれらの寸法精度を高める必要が
あり加工が厄介であるばかりか、実際に組立てたとき寸
法誤差による摺動抵抗を補正し一定の動作特性となるよ
うにするにはピストンの再切削加工などを要し容易でな
い。
(発明が解決しようとする課題) 本発明が解決しようとする課題は、従来のダッシュボッ
トが大形で設置場所に制約がある、動作特性が不安定で
信頼性に欠けやすい、ピストンの加工が厄介である、と
いう点である。
即ち、本発明は小径で設置場所の制約を受けることが少
ないコンパクトな構成のダッシュポットであって、特に
ピストンとシリンダ筒との摺動抵抗がほぼ一定で安定し
た動作特性がきわめて容易に得られるようにしたもので
ある。
(課題を解決するための手段) 前記課題を解決するために、本発明は内部を前後二つの
空間に区画した仕切壁を有するシリンダ筒と、前方の空
間を縦断して仕切壁を貫通し後方の空間に挿入されたピ
ストン杆と、ピストン杆に装着されて後方の空間を前記
仕切壁側の第−室と反対側の第二室とに区画したピスト
ンと、ピストンを仕切壁の方へ押す戻しばねと、第−室
と第二室とを連通した連通路および絞り通路と、連通路
を開閉してピストンの第二室方向への動作速度を低下さ
せる逆止弁とを具えさせた。そして、ピストンは少なく
とも外側周縁部が弾性を有しシリンダ筒に手で回転可能
な圧接状態で内接している構成とした。
また、前記に加えてピストンの前後両面を挾んでピスト
ン杆に装着固定されたピストンストッパとピストンリテ
ーナとを具えさせた。そして、ピストンは弾性材料で作
られていてシリンダ筒に手で回転可能な圧接状態で内接
している構成とした。
尚、これらにおいてピストンを外側周縁に第二室へ向か
って大径となる筒状周縁部を有する形状とし、この筒状
周縁部がシリンダ筒に内接している構成とするのがよい
(作用) 不作動状態でピストンは仕切壁によって移動が阻止され
る位置に戻しばねで押されており、作動開始点を一定と
する。被制御機器がピストン杆を押すと逆止弁が閉じて
第二室から第−室への流体の移動を制限することによっ
て動作速度を低下させる。
また、組立て時にピストン杆を手で回してピストンとシ
リンダ筒との圧接状態を検査することにより、摺動抵抗
を一定範囲に収めて動作特性のばらつきをなくす。
(実施例) 図面を参照して本発明の詳細な説明する。
はぼ中央部に仕切壁2を有しこの仕切壁2によって内部
が前後二つの空間に区画されているとともに両端を開放
したシリンダ筒1に前方の開放端から前方の空間を縦断
し仕切壁2の通孔3を貫通してピストン杆4が挿入され
ており、このピストン杆4は前記開放端に固定した案内
部材5の案内孔6に嵌装し、通孔3と案内孔6とによっ
て直線往復動するように支持されている。案内部材5は
硬質の合成樹脂で作られていて、シリンダ筒1の端部の
段部1aに嵌込まれ外側のかしめ部1bによって押え固
定されたフランジ部7と外側方へ延びるカラ一部8とを
有している。
また、シリンダ筒1から突出しているピストン杆4の先
端に環状溝10を有する小径部9が形成されており、ピ
ストン杆4よりも大径の硬質の合成樹脂製のキャップ1
1が環状溝10に係合して小径部9に装着されていると
ともに、ピストン杆4の突出部分はピストン杆4の先端
部およびカラ一部8の小径部8aに両端を嵌装固定した
蛇腹状のダストカバー12によって包まれている。
シリンダ筒1の前方の空間即ち仕切壁2と案内部材5と
の間の内部は段部1cによって仕切壁2側が小径のバッ
キング室13とされており、U・リングからなるバッキ
ング14がピストン杆4を囲んで圧入されているととも
に、ピストン杆4に緩く嵌装したばね受15のカラー部
16が差込まれてバッキング14の端面と少し離れてい
る。ばね受15のフランジ部17は案内部材5側の大径
部分に位置していて案内部材5のフランジ部7との間に
装入した圧縮コイルばねからなる押しばね18によって
段部1cに接する方向の力を受けている。
シリンダ筒1の後方の開放端は0・リング19を有する
プラグ20が段部1dに係合して外側のかしめ部1eに
よって押え固定されることにより気密に封鎖されている
。シリンダ筒1の後方の空間即ち仕切壁2とプラグ20
との間の内部は均一径であり、この部分に突出したピス
トン杆4に装着したピストン23によって仕切壁2側の
第−室21とプラグ20側の第二室22とに区画されて
いる。
即ち、ピストン杆4の仕切壁2がら後方の空間へ突出し
ている部分に止め輪24が装着固定され、その先端側に
椀状のピストンストッパ25、ピストン23、°ピスト
ンリテーナ26が順にピストン杆4に嵌装されている。
ピストン23は合成ゴム、合成樹脂または皮革で作られ
、ピストンストッパ25とピストンリテーナ26とに挾
まれた円板形の本体部23aとその外側周縁から第二室
22へ向って大径となりシリンダ筒1に内接した弾性あ
る筒状周縁部23bとから形成されており、筒状周縁部
23bは手で回転可能な程度にシリンダ筒1に内接して
いる。ピストンリテーナ26は硬質の合成樹脂で作られ
、ピストン杆4に嵌装される先端部分の内側周面に金属
製のスリーブ27がインサート成形法によって埋込み固
定され、このスリーブ27がピストン杆4に圧入されて
いることによってピストンストッパ25、ピストン23
を止め輪24に押付は固定している。
ピストンリテーナ26はピストン23の本体部23aに
重ねられたフランジ部28とピストン杆4の後方へ延び
る筒部29と後端の底部30とからなり、底部30に流
体出入口31を有している。ピストン杆4は後端面と第
−室21に臨む外側周面とに開口した連通路32を有し
ているとともに、スリーブ27の正大個所よりも後方の
小径部分に連通路32をピストン杆4とピストンリテー
ナ26とに囲まれた弁室34に連通させるオリフィスか
らなる絞り通路33を有している。また、弁室34には
連通路32を開閉するボールからなる弁体35が装入さ
れており、流体出入口31、連通路32の端部の弁座3
6、弁室34、弁体35は逆止弁37を構成している。
更に、フランジ部28とプラグ20との間には圧縮コイ
ルばねからなる戻しばね38が圧入されている。
尚、シリンダ筒1の外側周面には取付は用のねじ39が
設けられている。
このように構成した本実施例は、不作動状態で第1図に
示したように戻しばね38のばね荷重によってピストン
ストッパ25が仕切壁2に衝って第−室21の容積を最
小とする位置までピストン23が移動し、ピストン杆4
の先端はシリンダ筒1から最も大きく突出している。
被制御機器がキャップ11に接してピストン杆4を後退
させるようになると、第−室21が拡大し第二室22が
縮小してその内圧が高まるため弁体35が連通路32を
閉鎖し、第二室22の流体が絞り通路33より連通路3
2を経て第−室21に少しずつ導入され、被制御機器の
動作速度を低下する。被制御機器が離れると戻しばね3
8のばね荷重でピストン23、ピストン杆4が前進し第
−室21を縮小してその内圧を高めるため弁体35が連
通路32を開放し、第−室21の流体を第二室22に抵
抗なく移動させてピストン杆4を不作動位置に戻す。
本発明はピストン23のシリンダ筒1への内接状態を手
で回すことができる程度としたことを特徴としている。
即ち、ピストン23をピストン杆4に装着してシリンダ
筒1に組込んだとき、ピストン杆4を手で回して回転に
要する力を調べることによってピストン23のシリンダ
筒1への圧接力を知ることができ、例えば回転不可能ま
たは著しく大きな力を要するときはそれよりも小径のピ
ストン23に交換することによって動作特性のばらつき
がない一定性能のダッシュポットとすることができる。
この場合、ピストン23は中心部分を金属で作り外側周
縁部分を合成ゴムなどの弾性材料で作ってもよいが、全
体を弾性材料で作れば安価であり且つ高精度の切削加工
などを要しないという有利さがある。また、前後をピス
トンストソバ25、ピストンリテーナ26で挟んだとき
は弾性あるピストン23を強固に固定しておくことがで
きる。
更に、ピストン23の筒状周縁部23bはシリンダ筒1
への接触状態を良好とするほかに、第一室21の方へ移
動するとき第一室21の圧力によって収縮し隙間を作っ
て第二室22への流体の移動量を増大し、不作動位置へ
の復帰を迅速ならしめることができる。
また、ピストン23更にピストンストッパ24、ピスト
ンリテーナ26をピストン杆4と別部品としたことによ
ってピストン杆4にこれらを形成するための切削加工等
を不要とし、且つこれらを嵌装するだけでピストン部を
形成できて製造面で有利である。
尚、本実施例の構成によると第一に、ピストン杆4の先
端を小径部9とし合成樹脂製のキャップ11を装着した
ので、例えばバッキング14その他を前方の空間に装入
してからキャップ11を未装着のピストン杆4を後方の
空間から挿入することにより、組立てが容易になるとと
もにバッキング14をピストン杆4に引掛けて傷付ける
などの不都合がなく、また、キャンプ11が被制御機器
に接するので摩耗が軽減されるという利点がある。
第二に、第一室21と第二室22とに封入されている流
体が温度上昇により膨張して全体の圧力が上昇したとき
、或いは戻しばね38のばね荷重で第一室21の圧力が
上昇したとき、バッキング14がばね受15に接するま
で移動し更に押しばね18を圧縮して移動し圧力上昇を
吸収することができ、バッキング14の耐圧性、気密性
を損わない。
第三に、ピストン杆4とピストンリテーナ26とによっ
て弁体35を内蔵した弁室34を形成したので逆止弁3
7がコンパクトな構成となり、殊にピストンリテーナ2
6を合成樹脂で作ったことにより軽量化が計れるという
利点がある。
(発明の効果) 本発明のダッシュポットはシリンダ・ピストン形である
から小径で設置場所の制約を受けることが少ない。また
、流体が液体であっても封入液量が少ないため高温時の
気泡発生が殆んどなく、特性を変動させる心配が少なく
、更にピストン杆は仕切壁で支持され安定よく動作する
ものである。
殊に本発明によると、ピストンをピストン杆と別体に作
るとともに少なくとも外側周縁部に弾性をもたせたので
ピストン部を安価且つ簡便に形成できるばかりか、ピス
トンとシリンダ筒との寸法精度を高めなくても弾性によ
って圧接しピストン機能を発揮させることができる。そ
して、ピストンの圧接状態は手で回すことができる程度
であるので、組込んだときの検査が簡単な目安で行なえ
るとともに、摺動抵抗を必要によりピストン交換を行な
うだけで適正な一定範囲とし、動作特性のばらつきをな
くし被制御機器を適正に制御するものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施例を示す縦断面図、第2図は第1
図の拡大部分図である。 1・・・シリンダ筒、2・・・仕切壁、4・・・ピスト
ン杆、21・・・第一室、22・・・第二室、23・・
・ビストン、 25・・・ピストンストッパ、 26・・・ピスト ンリテーナ、 32・・・連通路、 33・・・絞り通路、 37・・・逆止弁、 38・・・戻しばね、

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、内部を前後二つの空間に区画した仕切壁を有するシ
    リンダ筒と、前記前方の空間を縦断して前記仕切壁を貫
    通し前記後方の空間に挿入されたピストン杆と、前記ピ
    ストン杆に装着されて前記後方の空間を前記仕切壁側の
    第一室と反対側の第二室とに区画したピストンと、前記
    ピストンを前記仕切壁の方へ押す戻しばねと、前記第一
    室と第二室とを連通した連通路および絞り通路と、前記
    連通路を開閉して前記ピストンの第二室方向への動作速
    度を低下させる逆止弁とを具え、前記ピストンは少なく
    とも外側周縁部が弾性を有し前記シリンダ筒に手で回転
    可能な圧接状態で内接していることを特徴とするダッシ
    ュポット。 2、請求項1記載の構成に加えて、ピストンの前後両面
    を挟んでピストン杆に装着固定されたピストンストッパ
    とピストンリテーナとを具え、前記ピストンは弾性材料
    で作られていて前記シリンダ筒に手で回転可能な圧接状
    態で内接していることを特徴とするダッシュポット。 3、ピストンは外側周縁に第二室へ向かって大径となる
    筒状周縁部を有し、前記筒状周縁部がシリンダ筒に内接
    している請求項1、2いずれか記載のダッシュポット。
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