JPH04101338U - 圧力スイツチ - Google Patents

圧力スイツチ

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JPH04101338U
JPH04101338U JP1370091U JP1370091U JPH04101338U JP H04101338 U JPH04101338 U JP H04101338U JP 1370091 U JP1370091 U JP 1370091U JP 1370091 U JP1370091 U JP 1370091U JP H04101338 U JPH04101338 U JP H04101338U
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JP
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pressure
diaphragm
film
pressure switch
laminated
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JP1370091U
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English (en)
Inventor
敏治 晨
和宏 梅田
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ワコー電子株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 高圧・高温下でも十分な耐久性を確保するこ
とができる構造を備えた隔膜式の圧力スイッチを提供す
る。 【構成】圧力検出部のダイヤフラム4は、複数枚の樹脂
製フィルム9が積層状に重ねられるとともに、これら樹
脂製フィルム9,9間に該フィルムよりも柔軟性を有す
る柔軟層10が介装されており、これにより、作動圧力
によるダイヤフラム4の変形時の応力が分散し、高圧・
高温下でも十分な耐久性を確保する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は、液体などの圧力が所定の値に達したときに電気設定を開閉する圧 力スイッチに関し、さらに詳細には、自動車ブレーキの倍力機構の油圧など比較 的高い圧力で作動する圧力スイッチに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
自動車の液圧回路、例えばエアコンディショナの冷却液回路に使用される圧力 スイッチは、圧力検出部にダイヤフラムが用いられた隔膜式のもので、該ダイヤ フラムが上記冷却液の液圧を受けて変形し、この受けた圧力を他の部品に伝え、 最終的に電気スイッチを作動させるように構成されている。
【0003】 また、上記ダイヤフラムは合成樹脂フィルム製のもので、具体的には図8(a) に示すように、極薄の樹脂製フィルムaが1枚または複数枚積層された構造とさ れていた。なお、圧力媒体が樹脂製フィルムaを劣化させる場合には、図8(b) に示すように、上記樹脂製フィルムaに耐薬品性保護皮膜bをコーティングした フィルムを使用していた。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、このような構造では以下に述べるような問題があり、その改良 が要望されていた。
【0005】 すなわち、上記ダイヤフラムは、圧力スイッチが使用されるシステムの圧力の 上昇・下降により繰り返し変形するため、その耐久性維持が重要であるところ、 エアコンディショナの冷却液の圧力のように比較的低い圧力(50kg/cm 2 以下 )で作動する場合は、樹脂製フィルムaのみからなるものでも十分な耐久性(5 0万回〜100万回の変形に耐え得る)を確保することができた。
【0006】 しかし、近年、圧力スイッチが使用されるシステムの圧力が高くなる傾向にあ り、これに伴ってダイヤフラムに加わる圧力も大きくなり、十分な耐久性を確保 できなくなってきていた。例えば、自動車ブレーキの倍力機構の油圧ポンプのス イッチとして使用される圧力スイッチの場合、作動圧力である油圧回路の油圧が 100kg/cm 2 以上と高く、かつ圧油の温度も120°Cと比較的高温であるた め、上記のような樹脂製フィルムのみからなるダイヤフラムでは10万回以下の 変形で破損してしまい、実用に供し得なくなっていた。
【0007】 本考案は、かかる従来の問題点に鑑みてなされたものであって、高圧・高温下 でも十分な耐久性を確保することができる構造を備えた圧力スイッチの提供を目 的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため、本考案の圧力スイッチは、圧力検出部にダイヤフラ ムが用いられた隔膜式のもので、該ダイヤフラムは、複数枚の樹脂製フィルムが 積層状に重ねられるとともに、これら樹脂製フィルム間に該フィルムよりも柔軟 性を有する柔軟層が介装されていることを特徴とする。
【0009】 前記樹脂製フィルムと柔軟層の積層状態は、単に重ね合わせるだけの非固定的 な単純積層、または相互に固定的な接着積層、あるいはこれら両者の組み合わせ である。
【0010】 前記樹脂製フィルムとしてはポリイミドフィルム等が用いられ、前記柔軟層と してはゴム層や柔軟性接着剤層等が用いられる。
【0011】
【作用】
ダイヤフラムを、複数枚の樹脂製フィルムと中間層からなる多層化し、該中間 層を樹脂製フィルムより柔軟性の高い材質の柔軟層とすることにより、作動圧力 によるダイヤフラムの変形時の応力を分散させて、その耐久性の向上を図る。
【0012】
【実施例】
以下、本考案に係る実施例を図面に基づいて説明する。
【0013】実施例1 本考案に係る圧力スイッチを図1に示し、該圧力スイッチは、具体的には自動 車ブレーキの倍力機構に使用されるもので、ハウジング1内に圧力検出部Aとス イッチ部Bを備えてなり、これら両者A,Bは中蓋2によって区画されている。
【0014】 圧力検出部Aは、圧力室3、ダイヤフラム4、ストッパ5、ガイド板6および 作動ディスク7を主要部として備えている。圧力室3は、上記ハウジング1の上 部に設けられ、圧力導入路3aを介して上記倍力機構の油圧回路(図示省略)に 連通可能とされている。30は圧力導入路3aを油圧回路の所定箇所に連結する ための雄ねじ部、31はこの雄ねじ部30を螺進退操作するための六角頭部であ る。
【0015】 ダイヤフラム4は、上記圧力室3内に導入される油圧Pをガイド板6に伝達す るためのもので、上記圧力室3とスイッチ部Bのスイッチ室8を隔絶している。 該ダイヤフラム4は、図2(a) に示すように、2枚の樹脂製フィルム9,9の間 に柔軟層10が介装されてなる積層構造とされ、各層の積層状態は単に重ね合わ せられる非固定的な単純積層とされている。
【0016】 上記樹脂製フィルム9は、具体的にはポリイミドフィルムであって、一例とし ては、カプトン(商品名:東レ・デュポン株式会社製)やユーピレックス(商品 名:宇部興産株式会社製)などの市販品が使用可能である。なお、該樹脂製フィ ルム9の材質が圧力媒体により劣化する場合には、少なくともダイヤフラム4の 圧力室側表面4aとなる面に、図2(b) または図2(c) に示すような耐薬品性処 理を施される。
【0017】 つまり、図2(b) においては、上記圧力室側表面4aとなる樹脂製フィルム9 の面に、テフロン等の耐薬品性保護皮膜40がコーティングされている。また図 2(c) においては、上記圧力室側表面4aとなる樹脂製フィルム9の面に、テフ ロン等の耐薬品性に優れるフィルム41が単純積層または接着積層されている。
【0018】 柔軟層10は、樹脂製フィルム9よりも柔軟性の高い材質からなり、具体的に はシリコンゴムのようなゴム層が使用されている。なお、このゴム層に代えて柔 軟性の高いフィルムを柔軟層10として使用してもよい。
【0019】 32は圧力室3の内面とダイヤフラム4との間に密着状に介装されたOリング であって、上記圧力室3内の圧油がスイッチ室8側へ洩れるのを防止している。 ストッパ5は、上記ダイヤフラム4の裏面4b側を支持するもので、その中心 部分にダイヤフラム4の中央変形部11の変形(矢符X方向)を許容するための 孔部5aが設けられている。
【0020】 ガイド板6は、上記ダイヤフラム4の中央変形部11の変形量(油圧変化量) を作動ディスク7に伝達するためのもので、中蓋2の円筒凹部2a内で矢符X方 向へ摺動可能に装着されている。該ガイド板6の表面側中央部には凸部6aが設 けられ、これが上記ダイヤフラム4の中央変形部11に当接されている。また、 ガイド板6の裏面側には、環状リブ6bが設けられている。
【0021】 作動ディスク7は、スイッチ部Bのガイドピン12を作動させるためのもので あって、上記中蓋2の円筒凹部2a内の底部に着座されている。該作動ディスク 7は矢符X方向に弾性変形可能で、その断面形状は図示のごとく圧力室3側へ膨 出状とされている。
【0022】 上記ガイドピン12は、上記圧力検出部Aとスイッチ部Bを連係するためのも のであって、上記中蓋2の中央貫通孔2bに矢符X方向へ往復動可能に保持され ている。
【0023】 スイッチ部Bは、上記スイッチ室8内に収納されるスイッチ15を備える。こ のスイッチ15は、固定金具16と可動金具17からなり、上記ガイドピン12 によりON−OFF開閉動作される。これら両金具は、上記ハウジング1に嵌合 固定されるベース18に取り付けられており、固定金具16は、固定接点16a を備えるとともに、接続端子19aに電気的に接続されている。
【0024】 また、可動金具17はバネ性を有し、その先端部に上記固定接点16aに弾発 的に当接する可動接点17aを備えるとともに、接続端子19bに電気的に接続 されている。これら一対の接続端子19a,19bは、図示しないが、リード線 を介して上記倍力機構の油圧ポンプの電気回路に接続される。
【0025】 しかして、以上のように構成された圧力スイッチにおいて、圧力検出部Aには 自動車ブレーキの倍力機構の油圧回路の油圧Pが常時作用し、この油圧Pが所定 の値に達すると、ダイヤフラム4の中央変形部11が矢符X方向へ変形する。す ると、この変形に伴って、ガイド板6を介して作動ディスク7も変形し、ガイド ピン12が矢符X方向へ移動する。これにより、可動金具17が弾性的に変形さ れて、可動接点17aは固定接点16aから離隔し、油圧ポンプの電気回路が開 かれる。
【0026】 一方、油圧Pが所定値以下になると、再び、ダイヤフラム4の中央変形部11 が元の位置に弾性復帰し、これにより、上記可動金具17も上記ガイドピン12 を押しながら弾性復帰して、可動接点17aは固定接点16aに当接し、油圧ポ ンプの電気回路が閉じられる。
【0027】 これらの動作が常時繰り返され、上記油圧が所定値に維持されるべく油圧ポン プが作動制御される。
【0028】 実施例2 本例は図3に示し、実施例1のダイヤフラムの構造を若干変更したもので、樹 脂製フィルム9,9の間に柔軟層10が介在され、これらが柔軟性接着剤20に より接着された接着積層構造とされたものである。この柔軟性接着剤20として は、シリコン系接着剤やウレタン系接着剤が好適に使用される。
【0029】 なお、樹脂製フィルム9が圧力媒体により劣化する場合は、実施例1と同様の 保護皮膜や保護フィルムが設けられる。また、その他の構造は実施例1と同様で ある。
【0030】 実施例3 本例は図4に示し、これも実施例1のダイヤフラムの構造を若干変更したも ので、樹脂製フィルム9,9が柔軟層10にて接着された接着積層構造とされた ものである。この柔軟層10としては、シリコン系接着剤やウレタン系接着剤ま たはシリコンゴム等のゴム系接着剤が好適に使用される。
【0031】 なお、樹脂製フィルム9が圧力媒体により劣化する場合は、実施例1と同様の 保護皮膜や保護フィルムが設けられる。また、その他の構造は実施例1と同様で ある。
【0032】 実施例4 本例は図5に示し、これもダイヤフラムの構造を変更したもので、樹脂製フ ィルム9,9を2枚使用し、これら樹脂製フィルムの中央部つまりダイヤフラム 4の中央変形部11のみに、上記柔軟層10が介装されたものである。
【0033】 なお、樹脂製フィルム9が圧力媒体により劣化する場合は、実施例1と同様の 保護皮膜や保護フィルムが設けられる。また、その他の構造は実施例1と同様で ある。
【0034】 実施例5 本例は図6に示し、実施例4のダイヤフラムの構造を若干変更したもので、 上記柔軟層10の周囲部分に、ワッシャ21が介装されたものである。
【0035】 なお、樹脂製フィルム9が圧力媒体により劣化する場合は、実施例1と同様の 保護皮膜や保護フィルムが設けられる。また、その他の構造は実施例1と同様で ある。
【0036】 次に、本考案に係る圧力スイッチのダイヤフラムの耐久性を調べるために行っ た試験結果について説明する。
【0037】 A,試験方法 下記の各試料1〜13をダイヤフラム4として装着した圧力スイッチ(図1) を用いて、これに120°Cの温度にて作動圧力130kg/cm 2 を作用させ、上 記ダイヤフラムの破損までの変形回数を測定した。なお、圧力媒体はブレーキ液 を使用した。
【0038】 B.試料 試料1(従来品):カプトン300Hフィルム(厚さ75μm )が、2枚単純 積層されたもの。 試料2(従来品):カプトン(厚さ75μm )の両面にテフロン(厚さ25μ m )をコーティングされてなるカプトン500Fフィルム(厚さ125μm )が 、2枚単純積層されたもの。
【0039】 試料3(従来品):カプトン300Hフィルム(厚さ75μm )が、2枚単純 積層されるとともに、この積層フィルムの作動圧側にテフロン(厚さ50μm ) が単純積層されたもの。 試料4(従来品):ユーピレックスSフィルム(厚さ75μm )が、2枚単純 積層されたもの。
【0040】 試料5(本考案品):カプトン300Hフィルム(厚さ75μm )とシリコン ゴム(0.1mm)がシリコン系接着剤(厚さ50μm )にて貼り合わされるとと もに、このシリコンゴムにカプトン300Hフィルム(厚さ75μm )が単純積 層されたもの。つまり、試料1に本考案を実施したもの。
【0041】 試料6(本考案品):2枚のカプトン300Hフィルム(厚さ75μm )が、 シリコン系接着剤(厚さ25μm )にて貼り合わされるとともに、この積層フィ ルムの作動圧側にテフロン(厚さ50μm )が単純積層されたもの。つまり、試 料3に本考案を実施したもの。
【0042】 試料7(本考案品):2枚のカプトン300Hフィルム(厚さ75μm )が、 シリコン系接着剤(厚さ50μm )にて貼り合わされるとともに、この積層フィ ルムの作動圧側にテフロン(厚さ50μm )が単純積層されたもの。つまり、試 料3に本考案を実施したもの。
【0043】 試料8(本考案品):2枚のカプトン300Hフィルム(厚さ75μm )が、 ウレタン系接着剤(厚さ50μm )にて貼り合わされるとともに、この積層フィ ルムの作動圧側にテフロン(厚さ50μm )が単純積層されたもの。つまり、試 料3に本考案を実施したもの。
【0044】 試料9(本考案品):3枚のカプトン200Hフィルム(厚さ50μm )がシ リコン系接着剤(厚さ25μm )にて貼り合わされるとともに、この作動圧側に テフロン(厚さ50μm )が単純積層されたもの。つまり、試料3のフィルム厚 み・枚数を変え、本考案を実施したもの。
【0045】 試料10(本考案品):2枚のユーピレックスSフィルム(厚さ75μm )の 間にシリコンゴム(0.1mm)が介装され、これらが単純積層されたもの。つま り、試料4に本考案を実施したもの。
【0046】 試料11(本考案品):ユーピレックスSフィルム(厚さ75μm )とシリコ ンゴム(0.1mm)がシリコン系接着剤(厚さ50μm )にて貼り合わされると ともに、このシリコンゴムにユーピレックスSフィルム(厚さ75μm )が単純 積層されたもの。つまり、試料4に本考案を実施したもの。
【0047】 試料12(本考案品):2枚のユーピレックスSフィルム(厚さ75μm )の 間にシリコンゴム(0.15mm)が介装され、これらが接着積層されたもの。つ まり、試料4に本考案を実施したもの。 試料13(本考案品):2枚のユーピレックスSフィルム(厚さ50μm )が シリコン系接着剤(厚さ50μm )にて貼り合わされたもの。つまり、試料4の フィルムの厚みを変え、本考案を実施したもの。
【0048】 C,試験結果 試験結果を図7に示す。ここに図中の回数は、各試料についてそれぞれ複数回 の耐久試験を行って、その耐久回数の平均値をとってものである。 この試験結果から、従来品(試料1〜4)は、いずれも変形回数が10万回よ り少ない回数で破損してしまい、実用に供しえないことが判明した(合格ライン は20万回)。
【0049】 特に、ダイヤフラム4がカプトンで、保護皮膜や保護フィルムのテフロンがな い試料1では、上記カプトンが、本試験に圧力媒体として使用したブレーキ液に より劣化してしまい、他のテフロンのあるカプトンを使用した試料2,3や、材 質の違うユーピレックスを使用した試料4と比べて、耐久性が極端に悪かった。
【0050】 これに対して、本考案品(試料5〜13)では、試料1と同様に、保護皮膜も 保護フィルムもないカプトンを使用した試料5でも、破損までの変形回数が合格 ラインの20万回となっている。
【0051】 さらには、カプトンにて保護フィルムを設けた試料7,8,9や、ユーピレッ クスの試料10,11,12,13では、ほとんどが50万回前後の変形回数と なっており、従来品と比べ耐久性が大幅に向上し、十分に実用に供しうることが 判明した。
【0052】 なお、本考案に係る圧力スイッチは図示例の自動車ブレーキの倍力機構の他、 他の同様な機構や装置にも適用可能なことはもちろんである。
【0053】 また、ダイヤフラム4の具体的構造も、図示例に限定されない。例えば、各樹 脂製フィルム9と柔軟層10の積層状態は、図示のような単純積層と接着積層の いずれか一方に限られず、これらの組み合わせであってもよいし、樹脂製フィル ム9の保護のための皮膜やフィルムを追加してもよい。さらに、樹脂製フィルム 9は全て同一のものでなくてもよい。
【0054】
【考案の効果】
以上詳述したように、本考案によれば、複数枚の樹脂製フィルムが積層状に重 ねられるとともに、これら樹脂製フィルム間に該フィルムよりも柔軟性を有する 柔軟層が介装されているから、作動圧力によるダイヤフラムの変形時の応力が分 散され、比較的低圧下(50kg/cm 2 以下)ではもちろんのこと、高温・高圧下 (120°C,130kg/cm 2 程度)での使用においても、十分な耐久性を確保 することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係る圧力スイッチの内部構造を示す縦
断面図である。
【図2】図2(a),(b) および(c) はそれぞれ、同圧力ス
イッチの圧力検出部に使用される実施例1のダイヤフラ
ムの積層構造を示す拡大断面図である。
【図3】同圧力スイッチの圧力検出部に使用される実施
例2のダイヤフラムの積層構造を示す拡大断面図であ
る。
【図4】同圧力スイッチの圧力検出部に使用される実施
例3のダイヤフラムの積層構造を示す拡大断面図であ
る。
【図5】同圧力スイッチの圧力検出部に使用される実施
例4のダイヤフラムの積層構造を示す拡大断面図であ
る。
【図6】同圧力スイッチの圧力検出部に使用される実施
例5のダイヤフラムの積層構造を示す拡大断面図であ
る。
【図7】本考案に係る圧力スイッチのダイヤフラムと従
来のダイヤフラムとを比較して行った耐久性試験結果を
示すグラフである。
【図8】図8(a) および(b) はそれぞれ、従来の圧力ス
イッチのダイヤフラムの積層構造を示す拡大断面図であ
る。
【符号の説明】
A 圧力検出部 B スイッチ部 1 ハウジング 3 圧力室 4 ダイヤフラム 5 ストッパ 6 ガイド板 7 作動ディスク 8 スイッチ室 9 樹脂製フィルム 10 柔軟層 15 スイッチ機構 20 柔軟性接着剤

Claims (7)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 圧力検出部にダイヤフラムが用いられた
    隔膜式のもので、該ダイヤフラムは、複数枚の樹脂製フ
    ィルムが積層状に重ねられるとともに、これら樹脂製フ
    ィルム間に該フィルムよりも柔軟性を有する柔軟層が介
    装されていることを特徴とする圧力スイッチ。
  2. 【請求項2】 前記樹脂製フィルムと柔軟層の積層状態
    が単純積層である請求項1記載の圧力スイッチ。
  3. 【請求項3】 前記樹脂製フィルムと柔軟層の積層状態
    が接着積層である請求項1記載の圧力スイッチ。
  4. 【請求項4】 前記樹脂製フィルムと柔軟層の積層状態
    が単純積層と接着積層の組み合わせである請求項1記載
    の圧力スイッチ。
  5. 【請求項5】 前記樹脂製フィルムがポリイミドフィル
    ムである請求項1記載の圧力スイッチ。
  6. 【請求項6】 前記柔軟層がゴム層である請求項1記載
    の圧力スイッチ。
  7. 【請求項7】 前記柔軟層が柔軟性接着剤層である請求
    項1記載の圧力スイッチ。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017535033A (ja) * 2014-10-22 2017-11-24 レル ピーター 火薬式駆動装置

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JPH01283726A (ja) * 1988-05-11 1989-11-15 Fuji Koki Seisakusho:Kk 感圧スイッチ

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