JPH0396004A - 電力増幅器 - Google Patents
電力増幅器Info
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- JPH0396004A JPH0396004A JP1232030A JP23203089A JPH0396004A JP H0396004 A JPH0396004 A JP H0396004A JP 1232030 A JP1232030 A JP 1232030A JP 23203089 A JP23203089 A JP 23203089A JP H0396004 A JPH0396004 A JP H0396004A
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Landscapes
- Tone Control, Compression And Expansion, Limiting Amplitude (AREA)
- Control Of Amplification And Gain Control (AREA)
- Amplifiers (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[産業上の利用分野]
本発明は、L I N C (Linear ampl
ifier withNonlinear Compo
nent)方式の電力増幅器に関する。
ifier withNonlinear Compo
nent)方式の電力増幅器に関する。
例えば、ディジタル衛星通信の分野において、送信地球
局で、変調後の信号をアップコンバートしてからハイパ
ワーアンプにて増幅して衛星へ向け送信することが行な
われている。
局で、変調後の信号をアップコンバートしてからハイパ
ワーアンプにて増幅して衛星へ向け送信することが行な
われている。
ところで、近年、かかるハイパワーアンプとして、変調
信号がどのような位相位置にあっても線形増幅しうるよ
うなLINC方式電力増幅器が注目されている。ここで
、LINC方式電力増幅器とは,変調信号を2つの定包
絡線信号に分け、定振幅の段階でC級増幅器で増幅した
後、合或して元の信号を得るタイプの電力増幅器をいう
。
信号がどのような位相位置にあっても線形増幅しうるよ
うなLINC方式電力増幅器が注目されている。ここで
、LINC方式電力増幅器とは,変調信号を2つの定包
絡線信号に分け、定振幅の段階でC級増幅器で増幅した
後、合或して元の信号を得るタイプの電力増幅器をいう
。
[従来の技術]
第5図は従来のLINC方式電力増幅器のブロック図で
あるが、この第5図において、1は演算部で、この演算
部1は、■チャネル信号とQチャネル信号とを相互に直
交するII,Ql信号およびI2,02信号に分解する
演算を行なうものである。但し、このとき、■.x +
Qi2 : I 22+ Q22=K(定数)となる
ように演算する. 2A,2Bは直交変調器で、各直交変調器2A,2Bは
それぞれ上記のIl,Ql信号およびI2,Q2信号を
キャリア周波数で変調するもので、各各直交変調器2A
,2Bは、第6図に示すごとく、キャリア周波数を持つ
信号を発振する発振器21,発振器21からの信号をπ
/2シフトする移相器22,IIまたは■2信号を発振
器21からの信号で変調するミキサ23,QlまたはQ
2信号を移相器22からの信号で変調するミキサ24,
各ミキサ23,24からの信号を合或する合成器25を
そなえて構成されている。
あるが、この第5図において、1は演算部で、この演算
部1は、■チャネル信号とQチャネル信号とを相互に直
交するII,Ql信号およびI2,02信号に分解する
演算を行なうものである。但し、このとき、■.x +
Qi2 : I 22+ Q22=K(定数)となる
ように演算する. 2A,2Bは直交変調器で、各直交変調器2A,2Bは
それぞれ上記のIl,Ql信号およびI2,Q2信号を
キャリア周波数で変調するもので、各各直交変調器2A
,2Bは、第6図に示すごとく、キャリア周波数を持つ
信号を発振する発振器21,発振器21からの信号をπ
/2シフトする移相器22,IIまたは■2信号を発振
器21からの信号で変調するミキサ23,QlまたはQ
2信号を移相器22からの信号で変調するミキサ24,
各ミキサ23,24からの信号を合或する合成器25を
そなえて構成されている。
また、第5図において、3A,3BはC級増幅器で、各
増幅器3A,3Bはダイオード検波器4A,4Bにて検
波された信号をフィードバックしてその増幅率を制御さ
れるようになっている。
増幅器3A,3Bはダイオード検波器4A,4Bにて検
波された信号をフィードバックしてその増幅率を制御さ
れるようになっている。
5は各増幅器3A,3Bからの定包絡線信号A,Bをベ
クトル合成するハイブリッドである。なお、定包絡線信
号A,Bと合成信号Xとの関係を示すと、第7図のよう
になる。
クトル合成するハイブリッドである。なお、定包絡線信
号A,Bと合成信号Xとの関係を示すと、第7図のよう
になる。
このような構成により、■チャネル信号とQチャネル信
号は演算器1にて相互に直交するII,Q1信号,I2
,Q2信号に分解され、更にII,Q1信号が直交変調
器2Aで変調されて増幅器3Aにて増幅されるとともに
,I2,Q2信号が直交変調器2Bで変調されて増幅器
3Bにて増幅されたのち、各増幅器3A,3Bの増幅出
力(定包絡線信号)A,Bがハイブリッド5にてベクト
ル合成されて出力されるようになっている.そして、2
つの定包路線信号A,Bのレベルはダイオード検波器4
A,4Bの検波出力により制御されている。即ち、この
とき,定包絡線信号A,Bは第7図に実線で示すように
同一円上に位置するように、即ち同一振幅となるように
増幅器3A,3Bにてその増幅率を制御されている。
号は演算器1にて相互に直交するII,Q1信号,I2
,Q2信号に分解され、更にII,Q1信号が直交変調
器2Aで変調されて増幅器3Aにて増幅されるとともに
,I2,Q2信号が直交変調器2Bで変調されて増幅器
3Bにて増幅されたのち、各増幅器3A,3Bの増幅出
力(定包絡線信号)A,Bがハイブリッド5にてベクト
ル合成されて出力されるようになっている.そして、2
つの定包路線信号A,Bのレベルはダイオード検波器4
A,4Bの検波出力により制御されている。即ち、この
とき,定包絡線信号A,Bは第7図に実線で示すように
同一円上に位置するように、即ち同一振幅となるように
増幅器3A,3Bにてその増幅率を制御されている。
[発明が解決しようとする課題]
しかしながら、このような従来のLINC方式電力増幅
器では、電力増幅器の出力レベルをダイオード検波フィ
ードバック信号にて制御しているが、ダイオード検波器
の検波特性には、ばらつきがあり、又これは温度によっ
て変化してしまうので、従来のLINC方式電力増幅器
では、2つの定包絡線信号A,Bが第7図に鎖線で示す
ように同一円上に位置しなくなることがあり(符号A′
参照)、これにより、このときの合成信号は第7図に鎖
線(符号X′参照)で示すようになるため、正確なもの
が得られなくなり、その結果、スペクトルも広がってし
まうという問題点がある。
器では、電力増幅器の出力レベルをダイオード検波フィ
ードバック信号にて制御しているが、ダイオード検波器
の検波特性には、ばらつきがあり、又これは温度によっ
て変化してしまうので、従来のLINC方式電力増幅器
では、2つの定包絡線信号A,Bが第7図に鎖線で示す
ように同一円上に位置しなくなることがあり(符号A′
参照)、これにより、このときの合成信号は第7図に鎖
線(符号X′参照)で示すようになるため、正確なもの
が得られなくなり、その結果、スペクトルも広がってし
まうという問題点がある。
本発明は、このような問題点を解決しようとするもので
、2つの定包路線信号が同一円上に位置しうるように、
これらの定包絡線信号レベルを制御できるようにした、
LINC方式電力増幅器を提供することを目的とする。
、2つの定包路線信号が同一円上に位置しうるように、
これらの定包絡線信号レベルを制御できるようにした、
LINC方式電力増幅器を提供することを目的とする。
[課題を解決するための手段]
第1図は本発明の原理ブロック図である。
この第工図に示す本発明のLINC方式電力増幅器も、
演算部1,直交変調器2A,2Bで,入力信号から2つ
の定包絡線信号を作成し、2つの定包絡線信号をそれぞ
れ増幅器3A,3Bで増幅し、これらの増幅器3A,3
Bの出力をハイブリッド5でベクトル合或して入力信号
を増幅した信号を得るものであるが、更にこの第1図に
おいて、7はベクトル差信号作成部で、このベクトル差
信号作成部7は、ハイブリッド6A,6Bで得られた増
幅器3A,3Bからの2つの定包絡線信号について、こ
れらの信号のベクトル差信号を作戒するものである。
演算部1,直交変調器2A,2Bで,入力信号から2つ
の定包絡線信号を作成し、2つの定包絡線信号をそれぞ
れ増幅器3A,3Bで増幅し、これらの増幅器3A,3
Bの出力をハイブリッド5でベクトル合或して入力信号
を増幅した信号を得るものであるが、更にこの第1図に
おいて、7はベクトル差信号作成部で、このベクトル差
信号作成部7は、ハイブリッド6A,6Bで得られた増
幅器3A,3Bからの2つの定包絡線信号について、こ
れらの信号のベクトル差信号を作戒するものである。
8はベクトル合成信号取出部で、このベクトル合成信号
取出部8は、ハイブリッド5からのベクトル合成信号を
取り出すものである. 9は位相差検出部で,この位相差検出部9は、ベクトル
差信号作成部7からのベクトル差信号およびベクトル合
成信号取出部8からのベクトル合成信号より、これらの
ベクトル差信号とベクトル合成信号との間の位相差を検
出するものである。
取出部8は、ハイブリッド5からのベクトル合成信号を
取り出すものである. 9は位相差検出部で,この位相差検出部9は、ベクトル
差信号作成部7からのベクトル差信号およびベクトル合
成信号取出部8からのベクトル合成信号より、これらの
ベクトル差信号とベクトル合成信号との間の位相差を検
出するものである。
10は制御部で、この制御部王0は、位相差検出部9で
求められた位相差が90゜となるよう少なくとも該2つ
の定包絡線信号のいずれか一方の信号の大きさを直交変
調器出力レベル調整器11を用いて制御するものである
。
求められた位相差が90゜となるよう少なくとも該2つ
の定包絡線信号のいずれか一方の信号の大きさを直交変
調器出力レベル調整器11を用いて制御するものである
。
[作 用]
上述の本発明のLINC方式電力増幅器では、ベクトル
差信号作戊部7で、ハイブリッド6A,6Bで得られた
増幅器3A,3Bからの2つの定包絡線信号について、
これらの信号のベクトル差信号を作成するとともに,ベ
クトル合成信号取出部8で、ハイブリッド5からのベク
トル合成信号を取り出し、位相差検出部9で、これらの
ベクトル差信号とベクトル合成信号との間の位相差を検
出し,更に制御部10で、位相差検出部9で求められた
位相差が90’となるよう、即ち2つの定包絡線信号が
同一円上となるよう、少なくとも2つの定包絡線信号の
いずれか一方の信号の大きさを直交変調器出力レベル調
整器1lを用いて制御する。
差信号作戊部7で、ハイブリッド6A,6Bで得られた
増幅器3A,3Bからの2つの定包絡線信号について、
これらの信号のベクトル差信号を作成するとともに,ベ
クトル合成信号取出部8で、ハイブリッド5からのベク
トル合成信号を取り出し、位相差検出部9で、これらの
ベクトル差信号とベクトル合成信号との間の位相差を検
出し,更に制御部10で、位相差検出部9で求められた
位相差が90’となるよう、即ち2つの定包絡線信号が
同一円上となるよう、少なくとも2つの定包絡線信号の
いずれか一方の信号の大きさを直交変調器出力レベル調
整器1lを用いて制御する。
[実施例]
以下、図面を参照して本発明の実施例を説明する。
第2図は本発明の一実施例を示すブロック図で、この第
2図に示すLINC方式電力増幅器は、演算部1と直交
変調器2A,2B (直交変調器2A,2Bの構或は第
6図参照)で、■チャネル信号とQチャネル信号から2
つの定包路線信号を作成し、2つの定包絡線信号をそれ
ぞれC級増幅器3A,3Bで増幅し,これらの増幅器3
A,3Bの出力をハイブリッド5でベクトル合成して変
調信号を増幅した信号を得るものであるが、更にこのL
INC方式電力増幅器は,ハイブリッド6A,6B,1
80゜ハイブリッド12,方向性結合器13,ミキサ1
4,ローバスフィルタ15,演算増幅器16,可変アッ
テネータ17を有している。
2図に示すLINC方式電力増幅器は、演算部1と直交
変調器2A,2B (直交変調器2A,2Bの構或は第
6図参照)で、■チャネル信号とQチャネル信号から2
つの定包路線信号を作成し、2つの定包絡線信号をそれ
ぞれC級増幅器3A,3Bで増幅し,これらの増幅器3
A,3Bの出力をハイブリッド5でベクトル合成して変
調信号を増幅した信号を得るものであるが、更にこのL
INC方式電力増幅器は,ハイブリッド6A,6B,1
80゜ハイブリッド12,方向性結合器13,ミキサ1
4,ローバスフィルタ15,演算増幅器16,可変アッ
テネータ17を有している。
ここで、ハイブリッド6A,6Bは、増幅器3A,3B
から増幅された定包絡線信号A,Bを取り出すもので、
180゜ハイブリッドl2は、ハイブリッド6A,6B
で得られた増幅器3A,3Bからの2つの定包終線信号
A,Bについて,これらの信号のベクトル差信号Yを作
成するものである。すなわち、この180@ハイブリッ
ドl2はベクトル差信号作成部を構或する。
から増幅された定包絡線信号A,Bを取り出すもので、
180゜ハイブリッドl2は、ハイブリッド6A,6B
で得られた増幅器3A,3Bからの2つの定包終線信号
A,Bについて,これらの信号のベクトル差信号Yを作
成するものである。すなわち、この180@ハイブリッ
ドl2はベクトル差信号作成部を構或する。
方向性結合部13は、ハイブリッド5からのベクトル合
成信号Xを取り出すもので、ベクトル合成信号取出部を
構成する。
成信号Xを取り出すもので、ベクトル合成信号取出部を
構成する。
ミキサ14は、1806ハイブリッド12からのベクト
ル差信号Yと方向性結合器13からのベクトル合成信号
Xとを乗算して、これらのベクトル差信号Yとベクトル
合成信号Xとの間の位相差Δθを検出するもので、位相
差検出部を構或する。
ル差信号Yと方向性結合器13からのベクトル合成信号
Xとを乗算して、これらのベクトル差信号Yとベクトル
合成信号Xとの間の位相差Δθを検出するもので、位相
差検出部を構或する。
ローバスフィルタl5はミキサl4からの出力について
低域或分のみを取り出すものである。
低域或分のみを取り出すものである。
演算増幅器16は、オフセット電圧V refが可変で
適当なゲインを有する増幅器で、そのオフセット電圧V
refは位相差Δθにして90’相当の電圧値が設定さ
れており、この演算増幅器工6の出力は、直交変調器2
Aの出力レベルを調整しうる可変アッテネータ17へ入
力されるようになっている。これにより、演算増幅器l
6は,ミキサエ4,ローバスフィルタl5で得られた位
相差Δθが90゜となるよう、少なくとも2つの定包絡
線信号A,Bのいずれか一方の信号Aの大きさを制御す
る制御部を構成する。
適当なゲインを有する増幅器で、そのオフセット電圧V
refは位相差Δθにして90’相当の電圧値が設定さ
れており、この演算増幅器工6の出力は、直交変調器2
Aの出力レベルを調整しうる可変アッテネータ17へ入
力されるようになっている。これにより、演算増幅器l
6は,ミキサエ4,ローバスフィルタl5で得られた位
相差Δθが90゜となるよう、少なくとも2つの定包絡
線信号A,Bのいずれか一方の信号Aの大きさを制御す
る制御部を構成する。
ところで、定包絡線信号A,Bが第3図( a.)に示
すように同一円上にある場合は,正常な場合であるが、
この場合は、ベクトル合成信号又とベクトル差信号Yど
の位相差Δθは90’ となることは明らかである。し
かし、第3図(b)のように,一方の定包路線信号Aの
レベルが大きくなって、A>Bとなると、ベクトル合成
信号又とベクトル差信号Yどの位相差Δθは90”より
小さくなり、逆に第3図(c)のように、一方の定包絡
線信号Aのレベルが小さくなって、A<Bとなると、ベ
クトル合成信号又とベクトル差信号Yどの位相差Δθは
90@より大きくなる。
すように同一円上にある場合は,正常な場合であるが、
この場合は、ベクトル合成信号又とベクトル差信号Yど
の位相差Δθは90’ となることは明らかである。し
かし、第3図(b)のように,一方の定包路線信号Aの
レベルが大きくなって、A>Bとなると、ベクトル合成
信号又とベクトル差信号Yどの位相差Δθは90”より
小さくなり、逆に第3図(c)のように、一方の定包絡
線信号Aのレベルが小さくなって、A<Bとなると、ベ
クトル合成信号又とベクトル差信号Yどの位相差Δθは
90@より大きくなる。
したがって、ベクトル合成信号Xとベクトル差信号Yど
の位相差Δθをミキサ14で検出し、常に90″となる
よう、直交変調器2A,2Bの一方の出力を可変アッテ
ネータ17で制御すれば、2つの定包絡線信号A,Bレ
ベルが常に同一となり、LINC方式電力増幅器の動作
を正常に実現できることがわかる。
の位相差Δθをミキサ14で検出し、常に90″となる
よう、直交変調器2A,2Bの一方の出力を可変アッテ
ネータ17で制御すれば、2つの定包絡線信号A,Bレ
ベルが常に同一となり、LINC方式電力増幅器の動作
を正常に実現できることがわかる。
なお、ベクトル合成信号又とベクトル差信号Yどの位相
差Δθと演算増幅器16の出力電圧■dとの関係例を示
すと、第4図のようになる。
差Δθと演算増幅器16の出力電圧■dとの関係例を示
すと、第4図のようになる。
上述の構成により、1800ハイブリッドエ2で、2つ
の定包絡線信号A,Bのベクトル差信号Yを作戊すると
ともに、方向性結合器13で、ハイブリッド5からのベ
クトル合成信号Xを取り出し、ミキサ14で、これらの
ベクトル差信号Yとベクトル合成信号Xとの間の位相差
Δθを検出し、更に演算増幅器16で、ベクトル合成信
号Xとべクトル差信号Yどの位相差Δθが90゜となる
よう、即ち2つの定包絡線信号A,Bが同一円上となる
よう、定包絡線信号Aの大きさを可変アッテネータエ7
を用いて制御することが行なわれる。
の定包絡線信号A,Bのベクトル差信号Yを作戊すると
ともに、方向性結合器13で、ハイブリッド5からのベ
クトル合成信号Xを取り出し、ミキサ14で、これらの
ベクトル差信号Yとベクトル合成信号Xとの間の位相差
Δθを検出し、更に演算増幅器16で、ベクトル合成信
号Xとべクトル差信号Yどの位相差Δθが90゜となる
よう、即ち2つの定包絡線信号A,Bが同一円上となる
よう、定包絡線信号Aの大きさを可変アッテネータエ7
を用いて制御することが行なわれる。
例えば、一方の定包絡線信号Aのレベルが大きくなって
、A>Bとなると、ベクトル合成信号又とベクトル差信
号Yどの位相差Δθは90″より小さくなるので、第4
図に示すように、演算増幅器l6の出力Vdが小さくな
り、定包絡線信号Aのレベルを小さくする。そして、定
包絡線信号A,Bのレベルが等しくなったところで,演
算増幅器16の出力V,dがOになるので、定包絡線信
号Aのレベルを小さくするのをやめる。逆に,一方の定
包絡線信号Aのレベルが小さくなって、A<Bとなると
、ベクトル合成信号又とベクトル差信号Yどの位相差Δ
θは90’より大きくなるので、第4図に示すように、
演算増幅器16の出力Vdが大きくなり、定包絡線信号
Aのレベルを大きくする。そして、定包絡線信号A,B
のレベルが等しくなったところで,演算増幅器16の出
力VdがOになるので、定包絡線信号Aのレベルを大き
くするのをやめる。
、A>Bとなると、ベクトル合成信号又とベクトル差信
号Yどの位相差Δθは90″より小さくなるので、第4
図に示すように、演算増幅器l6の出力Vdが小さくな
り、定包絡線信号Aのレベルを小さくする。そして、定
包絡線信号A,Bのレベルが等しくなったところで,演
算増幅器16の出力V,dがOになるので、定包絡線信
号Aのレベルを小さくするのをやめる。逆に,一方の定
包絡線信号Aのレベルが小さくなって、A<Bとなると
、ベクトル合成信号又とベクトル差信号Yどの位相差Δ
θは90’より大きくなるので、第4図に示すように、
演算増幅器16の出力Vdが大きくなり、定包絡線信号
Aのレベルを大きくする。そして、定包絡線信号A,B
のレベルが等しくなったところで,演算増幅器16の出
力VdがOになるので、定包絡線信号Aのレベルを大き
くするのをやめる。
このようにして、第3図(a)に示すように、常に2つ
の定包絡線信号A,Bが同一円上となるよう、即ち常に
定包絡線信号A,Bのレベルが同一となるように制御す
ることができるので、LINC方式電力増幅器を正確に
動作させることができるものである。また、増幅器の出
力電力の変化に追従して制御がかかるため、経時変化や
温度に対して安定した動作が可能になる。
の定包絡線信号A,Bが同一円上となるよう、即ち常に
定包絡線信号A,Bのレベルが同一となるように制御す
ることができるので、LINC方式電力増幅器を正確に
動作させることができるものである。また、増幅器の出
力電力の変化に追従して制御がかかるため、経時変化や
温度に対して安定した動作が可能になる。
なお、演算増幅器16の出力に応じて、直交変調器2A
の出力レベルを調整する代わりに、直交変調器2Bの出
力レベルだけあるいは両直交変調器2A,2Bの出力レ
ベルを調整してもよく、更には直交変調器2Aまたは2
Bの入力レベルあるいは両直交変調器2A,2Bの入力
レベルを調整してもよい。
の出力レベルを調整する代わりに、直交変調器2Bの出
力レベルだけあるいは両直交変調器2A,2Bの出力レ
ベルを調整してもよく、更には直交変調器2Aまたは2
Bの入力レベルあるいは両直交変調器2A,2Bの入力
レベルを調整してもよい。
[発明の効果]
以上詳述したように、本発明のLINC方式電力増幅器
によれば、経年変化や温度変化に依存することなく、常
に2つの定包路線信号が同一円上に位置しうるように,
これらの定包絡線信号レベルを制御できるので、LIN
C方式電力増幅器の正確な動作を実現できる利点がある
。
によれば、経年変化や温度変化に依存することなく、常
に2つの定包路線信号が同一円上に位置しうるように,
これらの定包絡線信号レベルを制御できるので、LIN
C方式電力増幅器の正確な動作を実現できる利点がある
。
第工図は本発明の原理ブロック図、
第2図は本発明の一実施例を示すブロック図、第3図(
a)〜(Q)は定包路線信号レベルが変化することによ
りベクトル合成信号とベクトル差信号との位相差が変化
する様子を説明する図、第4図はベクトル合成信号とベ
クトル差信号との位相差と演算増幅器の出力電圧との関
係例を示す図、 第5図は従来例を示すブロック図、 第6図は直交変調器のブロック図、 第7図は定包路線信号レベルが変化することによりベク
トル合成信号が変化する様子を示す図である。 図において、 lは演算器、 2A,2Bは直交変調器、 3A,3BはC級増幅器、 4A,4Bはダイオード検波器、 5.6A,6Bはハイブリッド、 7はベクトル差信号作成部, 8はベクトル合成信号取出部、 9は位相差検出部, 10は制御部、 11は直交変調器出力レベル調整器、 12は180”ハイブリッド、 13は方向性結合器、 14はミキサ、 15はローバスフィルタ、 l6は演算増幅器、 工7は可変アッテネー夕、 21は発振器、 22は移相器、 23,24はミキサ、 25は合成器である。
a)〜(Q)は定包路線信号レベルが変化することによ
りベクトル合成信号とベクトル差信号との位相差が変化
する様子を説明する図、第4図はベクトル合成信号とベ
クトル差信号との位相差と演算増幅器の出力電圧との関
係例を示す図、 第5図は従来例を示すブロック図、 第6図は直交変調器のブロック図、 第7図は定包路線信号レベルが変化することによりベク
トル合成信号が変化する様子を示す図である。 図において、 lは演算器、 2A,2Bは直交変調器、 3A,3BはC級増幅器、 4A,4Bはダイオード検波器、 5.6A,6Bはハイブリッド、 7はベクトル差信号作成部, 8はベクトル合成信号取出部、 9は位相差検出部, 10は制御部、 11は直交変調器出力レベル調整器、 12は180”ハイブリッド、 13は方向性結合器、 14はミキサ、 15はローバスフィルタ、 l6は演算増幅器、 工7は可変アッテネー夕、 21は発振器、 22は移相器、 23,24はミキサ、 25は合成器である。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 入力信号から2つの定包絡線信号を作成し、該2つの定
包絡線信号をそれぞれ増幅器(3A,3B)で増幅し、
これらの増幅器(3A,3B)の出力をベクトル合成し
て該入力信号を増幅した信号を得る電力増幅器において
、 該2つの定包絡線信号のベクトル差信号を作成するベク
トル差信号作成部(7)と、 該ベクトル差信号作成部(7)からのベクトル差信号お
よびベクトル合成信号よりこれらのベクトル差信号とベ
クトル合成信号との間の位相差を検出する位相差検出部
(9)と、 該位相差検出部(9)で求められた位相差が90゜とな
るよう少なくとも該2つの定包絡線信号のいずれか一方
の信号の大きさを制御する制御部(10)とが設けられ
たことを 特徴とする、電力増幅器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1232030A JPH0396004A (ja) | 1989-09-07 | 1989-09-07 | 電力増幅器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1232030A JPH0396004A (ja) | 1989-09-07 | 1989-09-07 | 電力増幅器 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0396004A true JPH0396004A (ja) | 1991-04-22 |
Family
ID=16932868
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1232030A Pending JPH0396004A (ja) | 1989-09-07 | 1989-09-07 | 電力増幅器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0396004A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP0892529A2 (de) * | 1997-07-14 | 1999-01-20 | Robert Bosch Gmbh | Vorverzerrung in PSK-Sendern |
JP2002536902A (ja) * | 1999-02-05 | 2002-10-29 | フジャント インコーポレイテッド | 振幅再構成増幅器用の閉ループ・キャリブレーション |
JP2011024270A (ja) * | 2008-01-30 | 2011-02-03 | Kyocera Corp | 定包絡線信号生成回路、電力増幅装置および通信装置 |
-
1989
- 1989-09-07 JP JP1232030A patent/JPH0396004A/ja active Pending
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP0892529A2 (de) * | 1997-07-14 | 1999-01-20 | Robert Bosch Gmbh | Vorverzerrung in PSK-Sendern |
EP0892529A3 (de) * | 1997-07-14 | 2001-05-30 | Robert Bosch Gmbh | Vorverzerrung in PSK-Sendern |
JP2002536902A (ja) * | 1999-02-05 | 2002-10-29 | フジャント インコーポレイテッド | 振幅再構成増幅器用の閉ループ・キャリブレーション |
JP2011024270A (ja) * | 2008-01-30 | 2011-02-03 | Kyocera Corp | 定包絡線信号生成回路、電力増幅装置および通信装置 |
JP4714790B2 (ja) * | 2008-01-30 | 2011-06-29 | 京セラ株式会社 | 電力増幅装置及び通信装置 |
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