JPH039509Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH039509Y2 JPH039509Y2 JP15070883U JP15070883U JPH039509Y2 JP H039509 Y2 JPH039509 Y2 JP H039509Y2 JP 15070883 U JP15070883 U JP 15070883U JP 15070883 U JP15070883 U JP 15070883U JP H039509 Y2 JPH039509 Y2 JP H039509Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- seat post
- seat
- seat tube
- saddle
- lock pawl
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- 230000001105 regulatory effect Effects 0.000 claims description 26
- 210000000078 claw Anatomy 0.000 claims description 5
- 230000003247 decreasing effect Effects 0.000 description 1
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、自転車用サドルの支持装置に関す
る。
る。
一般に自転車に乗る際には、乗員の身長に応じ
てサドルの高さを適正位置に調整する必要があ
る。
てサドルの高さを適正位置に調整する必要があ
る。
そこで従来ではシートチユーブの上端に縦方向
の切割りを形成して、この切割り部位に締付ボル
トを螺着する一方、上端にサドルを支持してなる
シートポストを前記シートチユーブに挿嵌し、所
望の位置で前記締付ボルトを螺締してサドルを任
意の高さに調整固定するごとくしている。
の切割りを形成して、この切割り部位に締付ボル
トを螺着する一方、上端にサドルを支持してなる
シートポストを前記シートチユーブに挿嵌し、所
望の位置で前記締付ボルトを螺締してサドルを任
意の高さに調整固定するごとくしている。
ところが以上の構造のものではサドルの高さを
調整するのにその都度前記締付ボルトを螺緩した
上でシートポストをシートチユーブに対してスラ
イド調整し、再度前記締付ボルトを螺締しなけれ
ばならず、全体としてその調整に手間を要すると
いう問題があるし、又、前記締付ボルトの締付け
が確実に行なわれないと、サドルに腰かけた際不
用意に前記サドルが下降するなどの問題があつ
た。
調整するのにその都度前記締付ボルトを螺緩した
上でシートポストをシートチユーブに対してスラ
イド調整し、再度前記締付ボルトを螺締しなけれ
ばならず、全体としてその調整に手間を要すると
いう問題があるし、又、前記締付ボルトの締付け
が確実に行なわれないと、サドルに腰かけた際不
用意に前記サドルが下降するなどの問題があつ
た。
本考案は、このような実情に鑑みて考案したも
ので、目的とするところは、サドルの高さをワン
タツチで調整できしかも調整した位置で確実に固
定することの出来るサドルの支持装置を提供せん
とするにある。
ので、目的とするところは、サドルの高さをワン
タツチで調整できしかも調整した位置で確実に固
定することの出来るサドルの支持装置を提供せん
とするにある。
而して本考案は上端にサドルを支持したシート
ポストをシートチユーブにスライド自由に挿嵌
し、前記サドルを高さ調整可能に支持する支持装
置であつて、前記シートポスト若しくはシートチ
ユーブのいずれか一方に複数の係合部を設け、他
方に、前記シートポストがシートチユーブに収納
される方向にのみ前記係合部に係合するロツク爪
を揺動可能に枢支して、該ロツク爪を前記係合部
と係合する方向に付勢させると共に、前記ロツク
爪の前記係合部への係合を解除する規制体を、前
記シートポストに対し、該シートポストを前記シ
ートチユーブに対するスライド方向と同方向に往
復動可能に取付けて、前記シートポストが前記シ
ートチユーブ内に収納される方向と同方向への前
記規制体の前記シートポストに対する往動によ
り、前記ロツク爪の前記係合部との係合を解除
し、前記シートポストが前記シートチユーブから
引き出される方向と同方向への前記規制体の前記
シートポストに対する復動により、前記ロツク爪
の前記係合部への係合を許容可能としたことを特
徴とするものである。
ポストをシートチユーブにスライド自由に挿嵌
し、前記サドルを高さ調整可能に支持する支持装
置であつて、前記シートポスト若しくはシートチ
ユーブのいずれか一方に複数の係合部を設け、他
方に、前記シートポストがシートチユーブに収納
される方向にのみ前記係合部に係合するロツク爪
を揺動可能に枢支して、該ロツク爪を前記係合部
と係合する方向に付勢させると共に、前記ロツク
爪の前記係合部への係合を解除する規制体を、前
記シートポストに対し、該シートポストを前記シ
ートチユーブに対するスライド方向と同方向に往
復動可能に取付けて、前記シートポストが前記シ
ートチユーブ内に収納される方向と同方向への前
記規制体の前記シートポストに対する往動によ
り、前記ロツク爪の前記係合部との係合を解除
し、前記シートポストが前記シートチユーブから
引き出される方向と同方向への前記規制体の前記
シートポストに対する復動により、前記ロツク爪
の前記係合部への係合を許容可能としたことを特
徴とするものである。
以下本考案の実施例を図面に基づいて説明す
る。
る。
図において1は自転車の車体フレームを構成す
るシートチユーブ、10は同じくトツプチユーブ
であつて、該シートチユーブ1の上端部と前記ト
ツプチユーブ10の後端部とをラツグ11を介し
て接続している。
るシートチユーブ、10は同じくトツプチユーブ
であつて、該シートチユーブ1の上端部と前記ト
ツプチユーブ10の後端部とをラツグ11を介し
て接続している。
又、2は上端にサドル20を組付けてなるシー
トポストであつて、このシートポスト2を前記シ
ートチユーブ1にスライド自由に挿嵌するととも
に、本考案にかかる高さ調整装置を介して前記サ
ドル20の高さを調整する如くしたのである。
トポストであつて、このシートポスト2を前記シ
ートチユーブ1にスライド自由に挿嵌するととも
に、本考案にかかる高さ調整装置を介して前記サ
ドル20の高さを調整する如くしたのである。
而して図に示す高さ調整装置は、基本的には複
数の係合部3,3……を備えたロツクプレート4
と、前記係合部3に係合するロツク爪5と、該ロ
ツク爪5を揺動可能に支持する支持体6、及び前
記ロツク爪5の係合部3への係合を規制する規制
体7とから成り、その構造を次に説明する。
数の係合部3,3……を備えたロツクプレート4
と、前記係合部3に係合するロツク爪5と、該ロ
ツク爪5を揺動可能に支持する支持体6、及び前
記ロツク爪5の係合部3への係合を規制する規制
体7とから成り、その構造を次に説明する。
前記ロツクプレート4は短冊状を呈し、その長
さ方向に沿つて角孔からなる複数の係合部3,3
……を所定間隔あけて形成するとともに、該ロツ
クプレート4の長さ方向一端に固定片41を設
け、この固定片41を、前記シートチユーブ1内
にビス42,42止めすることで、該ロツクプレ
ート4を前記シートチユーブ1内に立設する如く
している。
さ方向に沿つて角孔からなる複数の係合部3,3
……を所定間隔あけて形成するとともに、該ロツ
クプレート4の長さ方向一端に固定片41を設
け、この固定片41を、前記シートチユーブ1内
にビス42,42止めすることで、該ロツクプレ
ート4を前記シートチユーブ1内に立設する如く
している。
又、前記支持体6は、前記シートポスト2への
固定片61と、この固定片61の両側端から前記
ロツクプレート4に対接するごとく平行に延びる
一対の支持片62a,62bとを備え、前記固定
片61を、前記シートポスト2の内壁にビス6
0,60を介して着脱可能に固定している。
固定片61と、この固定片61の両側端から前記
ロツクプレート4に対接するごとく平行に延びる
一対の支持片62a,62bとを備え、前記固定
片61を、前記シートポスト2の内壁にビス6
0,60を介して着脱可能に固定している。
そして前記支持体6の両支持片62a,62b
間に枢軸63を軸架して、該枢軸63に前記ロツ
ク爪5を揺動可能に枢支する一方、該枢軸63に
遊挿したコイルスプリング50の一端を、前記支
持片の一方62aに設けた係止部64に、他端を
前記ロツク爪5にそれぞれ係止し、該スプリング
50の弾発力により前記ロツク爪5を、前記ロツ
クプレート4の係合部3に対して常時係合する方
向(第1図時計回転方向)に揺動付勢させてい
る。
間に枢軸63を軸架して、該枢軸63に前記ロツ
ク爪5を揺動可能に枢支する一方、該枢軸63に
遊挿したコイルスプリング50の一端を、前記支
持片の一方62aに設けた係止部64に、他端を
前記ロツク爪5にそれぞれ係止し、該スプリング
50の弾発力により前記ロツク爪5を、前記ロツ
クプレート4の係合部3に対して常時係合する方
向(第1図時計回転方向)に揺動付勢させてい
る。
又、前記ロツク爪5は、前記シートポスト2が
シートチユーブ1内に収納される方向に対しての
み前記係合部3……に係合して該ロツク爪5に設
けたストツパ面51の前記固定片61への当接に
より、前記係合関係が離脱しないように成す一
方、前記シートポスト2がシートチユーブ1から
引き出される方向に対しては、前記スプリング5
0に抗しながら揺動して前記係合部3との係合が
離脱される如く成している。
シートチユーブ1内に収納される方向に対しての
み前記係合部3……に係合して該ロツク爪5に設
けたストツパ面51の前記固定片61への当接に
より、前記係合関係が離脱しないように成す一
方、前記シートポスト2がシートチユーブ1から
引き出される方向に対しては、前記スプリング5
0に抗しながら揺動して前記係合部3との係合が
離脱される如く成している。
一方、前記規制体7を前記支持体6に、前記シ
ートポスト2の前記シートチユーブ1に対するス
ライド方向と同方向に往復動可能に取付けて、前
記シートポスト2が前記シートチユーブ1内に収
納される方向と同方向への前記規制体7の往動に
より、前記ロツク爪5の前記係合部3との係合を
解除し、前記シートポスト2が前記シートチユー
ブ1から引き出される方向と同方向への前記規制
体7の復動により、前記ロツク爪5の前記係合部
3への係合を許容可能としている。
ートポスト2の前記シートチユーブ1に対するス
ライド方向と同方向に往復動可能に取付けて、前
記シートポスト2が前記シートチユーブ1内に収
納される方向と同方向への前記規制体7の往動に
より、前記ロツク爪5の前記係合部3との係合を
解除し、前記シートポスト2が前記シートチユー
ブ1から引き出される方向と同方向への前記規制
体7の復動により、前記ロツク爪5の前記係合部
3への係合を許容可能としている。
具体的には、前記規制体7に長孔71を形成
し、この長孔71を介して該規制体7を前記枢軸
63に所定ストローク往復動可能に取付けると共
に、この規制体7の前記ロツクプレート4側端部
に、前記ロツク爪5を受止める受止片72を一体
形成し、前記規制体7の往動により、前記受止片
72で前記ロツク爪5を受止めて該ロツク爪5と
係合部3との係合を解除するごとく成す一方、前
記規制体7の復動により前記受止片72をロツク
爪5から離脱させて、該ロツク爪51を前記係合
部3に対し係合する方向へ付勢させるごとく成し
ている。
し、この長孔71を介して該規制体7を前記枢軸
63に所定ストローク往復動可能に取付けると共
に、この規制体7の前記ロツクプレート4側端部
に、前記ロツク爪5を受止める受止片72を一体
形成し、前記規制体7の往動により、前記受止片
72で前記ロツク爪5を受止めて該ロツク爪5と
係合部3との係合を解除するごとく成す一方、前
記規制体7の復動により前記受止片72をロツク
爪5から離脱させて、該ロツク爪51を前記係合
部3に対し係合する方向へ付勢させるごとく成し
ている。
又、図に示す実施例では、一端が前記規制体7
と連結し他端が前記シートポスト2の外部に延び
る操作ロツド8を前記シートポスト2内に配設
し、前記規制体7の往復動を、前記操作ロツド8
を介して外部から制御する如くしている。
と連結し他端が前記シートポスト2の外部に延び
る操作ロツド8を前記シートポスト2内に配設
し、前記規制体7の往復動を、前記操作ロツド8
を介して外部から制御する如くしている。
具体的には前記支持体6の一方の支持片62b
と前記シートポスト2とにそれぞれ長孔65,2
1を形成するとともに、前記規制体7に前記支持
片62bの長孔65と対向する嵌合孔73を形成
する。
と前記シートポスト2とにそれぞれ長孔65,2
1を形成するとともに、前記規制体7に前記支持
片62bの長孔65と対向する嵌合孔73を形成
する。
一方、前記操作ロツド8を前記シートポスト2
内に配置してその両端を相反する方向に屈曲し、
その屈曲部の一方81を前記支持片62bの長孔
65から前記規制体7の嵌合孔73に挿嵌すると
ともに、他方の屈曲部82をワツシヤ83を介し
てシートポスト2の長孔21から外方に突出さ
せ、その突出部位に操作つまみ84を螺着するの
である。
内に配置してその両端を相反する方向に屈曲し、
その屈曲部の一方81を前記支持片62bの長孔
65から前記規制体7の嵌合孔73に挿嵌すると
ともに、他方の屈曲部82をワツシヤ83を介し
てシートポスト2の長孔21から外方に突出さ
せ、その突出部位に操作つまみ84を螺着するの
である。
又、図に示す実施例では、前記操作レバー8に
おける一方の屈曲部81を前記嵌合孔73からロ
ツク爪5側に突出させ、前記操作ロツド8の操作
による規制体7の復動時前記係合部3に係合した
ロツク爪5に前記屈曲部81を当接させて、該ロ
ツク爪5が不用意に揺動するのを阻止するごとく
成している。
おける一方の屈曲部81を前記嵌合孔73からロ
ツク爪5側に突出させ、前記操作ロツド8の操作
による規制体7の復動時前記係合部3に係合した
ロツク爪5に前記屈曲部81を当接させて、該ロ
ツク爪5が不用意に揺動するのを阻止するごとく
成している。
本考案は以上の構成から成り、前記サドル20
の高さを、乗員にあわせて第1図の状態から高く
したりあるいは低くする場合には、ロツク爪5と
係合部3とのクリアランスSに見合うわずかな量
丈前記シートポスト2をシートチユーブ1に対し
て引き抜いた上で、前記操作ロツド8の操作ノブ
84を第3図X1方向に移動させれば、前記操作
ロツド8の屈曲部の一方8に連結している前記規
制体7が所定ストローク往動するのであつて、こ
れに伴ない前記ロツク爪5が第2図に示す如く規
制体7の受止片72で受止められて前記係合部3
との係合が解除されるのである。
の高さを、乗員にあわせて第1図の状態から高く
したりあるいは低くする場合には、ロツク爪5と
係合部3とのクリアランスSに見合うわずかな量
丈前記シートポスト2をシートチユーブ1に対し
て引き抜いた上で、前記操作ロツド8の操作ノブ
84を第3図X1方向に移動させれば、前記操作
ロツド8の屈曲部の一方8に連結している前記規
制体7が所定ストローク往動するのであつて、こ
れに伴ない前記ロツク爪5が第2図に示す如く規
制体7の受止片72で受止められて前記係合部3
との係合が解除されるのである。
そのため前記シートポスト2はシートチユーブ
1に対し引出し方向及び収納方向のいずれの方向
にもスライド自由となる。
1に対し引出し方向及び収納方向のいずれの方向
にもスライド自由となる。
そこで前記シートポスト2をシートチユーブ1
に対して所望の方向、例えばサドル20を高くし
たい場合には引出し方向に所定量スライドさせた
後、再度前記操作ロツド8の操作ノブ84を第3
図X2方向に移動させると、前記規制体7が所定
ストローク復動し、これに伴ない該規制体7の受
止片72がロツク爪5から離脱するので該ロツク
爪5はスプリング50の弾発力により前記係合部
3に係合する方向に付勢する。
に対して所望の方向、例えばサドル20を高くし
たい場合には引出し方向に所定量スライドさせた
後、再度前記操作ロツド8の操作ノブ84を第3
図X2方向に移動させると、前記規制体7が所定
ストローク復動し、これに伴ない該規制体7の受
止片72がロツク爪5から離脱するので該ロツク
爪5はスプリング50の弾発力により前記係合部
3に係合する方向に付勢する。
この時前記ロツク爪5が係合部3と対応する位
置に位置する時には、直ちに該ロツク爪5が前記
係合部3に係合するし、又ロツク爪5の位置が係
合部3よりも多少ずれている場合には、前記シー
トポスト2をシートチユーブ1に対して引き出し
方向若しくは収納方向にわずかにスライドさせれ
ば、前記ロツク爪5は係合部3と対応する位置に
来て、該係合部3に係合し、これによりサドル2
0を所望の高さに調整することができる。
置に位置する時には、直ちに該ロツク爪5が前記
係合部3に係合するし、又ロツク爪5の位置が係
合部3よりも多少ずれている場合には、前記シー
トポスト2をシートチユーブ1に対して引き出し
方向若しくは収納方向にわずかにスライドさせれ
ば、前記ロツク爪5は係合部3と対応する位置に
来て、該係合部3に係合し、これによりサドル2
0を所望の高さに調整することができる。
尚、前記規制体7の復動に伴ない、前記操作ロ
ツド8の一方の屈曲部81が前記ロツク爪5に当
接して該ロツク爪5が不用意に揺動しなくなるの
で、例えばサドルを上方に持上げた場合でも、シ
ートポスト2がシートチユーブ1に対して勝手に
引き出される方向にスライドする虞れがない。
ツド8の一方の屈曲部81が前記ロツク爪5に当
接して該ロツク爪5が不用意に揺動しなくなるの
で、例えばサドルを上方に持上げた場合でも、シ
ートポスト2がシートチユーブ1に対して勝手に
引き出される方向にスライドする虞れがない。
以上の如く本考案によれば、シートポスト若し
くはシートチユーブのいずれか一方に複数の係合
部を設け、他方に、前記シートポストがシートチ
ユーブに収納される方向にのみ前記係合部に係合
するロツク爪を揺動可能に枢支して、該ロツク爪
を前記係合部と係合する方向に付勢させると共
に、前記ロツク爪の前記係合部への係合を解除す
る規制体を、前記シートポストに対し、該シート
ポストを前記シートチユーブに対するスライド方
向と同方向に往復動可能に取付けて、前記シート
ポストが前記シートチユーブ内に収納される方向
と同方向への前記規制体の前記シートポストに対
する往動により、前記ロツク爪の前記係合部との
係合を解除し、前記シートポストが前記シートチ
ユーブから引き出される方向と同方向への前記規
制体の前記シートポストに対する復動により、前
記ロツク爪の前記係合部への係合を許容可能とし
たから、シートポストをシートチユーブに対して
適宜スライドさせるだけの極めて簡単な操作で即
座にサドルの高さを調整できるし、しかも前記サ
ドルを所望の高さに、確実に支持することが出来
るに至つたのである。
くはシートチユーブのいずれか一方に複数の係合
部を設け、他方に、前記シートポストがシートチ
ユーブに収納される方向にのみ前記係合部に係合
するロツク爪を揺動可能に枢支して、該ロツク爪
を前記係合部と係合する方向に付勢させると共
に、前記ロツク爪の前記係合部への係合を解除す
る規制体を、前記シートポストに対し、該シート
ポストを前記シートチユーブに対するスライド方
向と同方向に往復動可能に取付けて、前記シート
ポストが前記シートチユーブ内に収納される方向
と同方向への前記規制体の前記シートポストに対
する往動により、前記ロツク爪の前記係合部との
係合を解除し、前記シートポストが前記シートチ
ユーブから引き出される方向と同方向への前記規
制体の前記シートポストに対する復動により、前
記ロツク爪の前記係合部への係合を許容可能とし
たから、シートポストをシートチユーブに対して
適宜スライドさせるだけの極めて簡単な操作で即
座にサドルの高さを調整できるし、しかも前記サ
ドルを所望の高さに、確実に支持することが出来
るに至つたのである。
第1図は本考案の1実施例を示す一部切欠側面
図、第2図は規制体を往動させた状態での一部切
欠側面図、第3図は要部の拡大縦断面図である。 1……シートチユーブ、2……シートポスト、
20……サドル、3……係合部、5……ロツク
爪、7……規制体。
図、第2図は規制体を往動させた状態での一部切
欠側面図、第3図は要部の拡大縦断面図である。 1……シートチユーブ、2……シートポスト、
20……サドル、3……係合部、5……ロツク
爪、7……規制体。
Claims (1)
- 上端にサドルを支持したシートポストをシート
チユーブにスライド自由に挿嵌し、前記サドルを
高さ調整可能に支持する支持装置であつて、前記
シートポスト若しくはシートチユーブのいずれか
一方に複数の係合部を設け、他方に、前記シート
ポストがシートチユーブに収納される方向にのみ
前記係合部に係合するロツク爪を揺動可能に枢支
して、該ロツク爪を前記係合部と係合する方向に
付勢させると共に、前記ロツク爪の前記係合部へ
の係合を解除する規制体を、前記シートポストに
対し、該シートポストを前記シートチユーブに対
するスライド方向と同方向に往復動可能に取付け
て、前記シートポストが前記シートチユーブ内に
収納される方向と同方向への前記規制体の前記シ
ートポストに対する往動により、前記ロツク爪の
前記係合部との係合を解除し、前記シートポスト
が前記シートチユーブから引き出される方向と同
方向への前記規制体の前記シートポストに対する
復動により、前記ロツク爪の前記係合部への係合
を許容可能としたことを特徴とする自転車用サド
ルの支持装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15070883U JPS6057493U (ja) | 1983-09-28 | 1983-09-28 | 自転車用サドルの支持装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15070883U JPS6057493U (ja) | 1983-09-28 | 1983-09-28 | 自転車用サドルの支持装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6057493U JPS6057493U (ja) | 1985-04-22 |
JPH039509Y2 true JPH039509Y2 (ja) | 1991-03-08 |
Family
ID=30334180
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP15070883U Granted JPS6057493U (ja) | 1983-09-28 | 1983-09-28 | 自転車用サドルの支持装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6057493U (ja) |
-
1983
- 1983-09-28 JP JP15070883U patent/JPS6057493U/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6057493U (ja) | 1985-04-22 |
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