JP2004520127A - スノーボード結合具用支持部材及びスノーボード結合具 - Google Patents
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Abstract
スノーボード結合具用支持部材(1)は、結合具の基部がスノーボード(2)に関して隆起しうるように、スノーボード(2)の上面と結合具の基部の底面の間に介挿されている支持板(7)を備え、支持部材(1)は、スノーボード(2)に関する支持板(7)の移動方向及び/又は回転方向の調節を許容しうる調節手段と、この調節を可能又は不可能にするように使用者が操作しうる操作手段(9)とを備えている。
Description
【技術分野】
【0001】
本発明は、スノーボード結合具用支持部材及びスノーボード結合具に関する。
【背景技術】
【0002】
公知のように、スノーボードは、木又はガラス繊維強化プラスチックで全体的に構成されているボードを備えている。また、ボードには、使用者が履く軟らかい又は強固なスノーブーツの各々を受容しうる二つの結合具が嵌合されている。
【0003】
スノーボードのスタイル及び使用者の要望に依って、ボード上に結合具を位置決めすること及び配向することは非常に重要である。
【0004】
このため、結合具を所望位置で固定するねじ手段を受容しうる複数の穴をボード上に形成する。
【0005】
さらに、いくつかのタイプの結合具は、角度方向に調節しうるように、結合具に形成された、歯付きリングナットと係合する冠歯車を有する。結合具をボードに固定するねじ手段を受容するように、(3つから5つの)穴が冠歯車に形成されている。
【0006】
従来技術のこれらのタイプの結合具は、とりわけ、ボード上の位置を調節するのに難しく扱いにくいことによる欠点がある。
【0007】
実際、使用者がボード上の結合具の位置を変えたい時、つまり、使用者が結合具をボードの先端又は尾部に向けて移動させたい時、使用者は、四つのねじを緩め、結合具を移動させ、ねじを再び締めて結合具をボード上の新しい位置に固定しなければならない。
【0008】
使用者が結合具をボードに関して回転させたい場合にも同じことが当てはまる。この場合には、実際、使用者はねじを緩め、冠歯車を歯付きリングナットから外し、これらの要素を互いに関して回転させ、冠歯車をリングナットと再び係合させ、ねじをボードに固定しなければならない。
【0009】
結合具のボードに関する移動及び回転の両方の操作は、いくらか複雑であり、かなり時間がかかり、また、ねじを緩める又は締めるドライバー又はスパナなどの適切な工具を使用しなければならないということが明白である。
【0010】
さらに、従来技術の結合具はボードに直接的に取り付けられているということで他の欠点もある。
【0011】
実際、従来の結合具を有するスノーボード上において、使用者は重心を低くし続け、それゆえ、回転する時にスノーボードの一方の縁を他方の縁へ切り換えるのが難しい。さらに、使用者の重量はボード上で一様に分布されておらず、結果的に安定性を欠く。
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0012】
本発明の目的は、ボード上の結合具の位置決めの調節のための操作を簡単にすることができる、スノーボード用の結合具用支持部材及び結合具を提供することにより、従来技術の欠点をなくすことである。
【0013】
本発明の別の目的は、実用的で汎用的で使用が簡単であるスノーボード用の結合具用支持部材及び結合具を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0014】
これらの目的は、添付した独立請求項1において記載された特徴を有する本発明により実現される。
【0015】
本発明の有利な実施例は従属請求項から明らかである。
【0016】
本発明によるスノーボード結合具用支持部材は、ボード上に一体に取り付けられているトラックを有する。冠歯車を支持するスライドが摺動可能にトラック上に取り付けられている。襟部を有する突起部が冠歯車上に取り付けられている。トラック及びスライドの両方は歯プロファイルを有しうる。
【0017】
冠歯車を受容しうる歯付座部と、冠歯車の突起部がそこから出る中央穴とを有する板が、スライドに取り付けられている。把持具が板上に取り付けられている。把持具が突起部の襟部を把持する時に把持具はそれと係合し、スライドを上昇させたまま保持し、冠歯車は、歯付座部と係合し、板の回転を阻止し、スライドの歯プロファイルがトラックの歯プロファイルと係合し、トラック上でスライドが移動するのを防ぐ。
【0018】
把持具は使用者操作レバーによって操作される。使用者がレバーを操作して把持具の把持を解放する時、冠歯車が歯付座部から外れ、その結果、支持板がスライドに関して回転することができ、同時に、スライドの歯プロファイルがトラックの歯プロファイルから外れ、その結果、スライドがトラックに関して支持板と一体に移動することができる。
【0019】
従来のタイプのスノーボードの結合具を支持板上に取り付けることができる。あるいは、支持板は、二つの側壁と、これら側壁とスノーボードのブーツの踵を包囲する後壁とを備えている実質的な結合具として構成することができる。ブーツをしっかりと覆う固定フックを有するストリップが壁に当てられている。
【0020】
本発明による結合具用支持部材及びスノーボード結合具の利点は明らかである。
【0021】
実際、レバー又は他の機構を操作する一つのムーブメントを有するこのタイプの支持部材は、結合具の移動方向及び回転方向を同時に調節することができる。これらの調節は、ブーツを結合具から取り外すことなく、また、ねじを緩める工具を使用することなく行われる。
【0022】
本発明の支持部材により、使用者の重心を上げ、使用中に一方の縁部から別の縁部に移行するのが即時的で反応的になる。
【0023】
さらに、本発明の支持部材により、使用者のブーツの踵及びつま先は上がったままであり、雪上のスノーボードが傾く時に生じる問題をかなりなくす。
【0024】
さらに、支持板は有利的には結合具の基部よりも広く、それゆえ、使用者の重量全体を、前部及び後部の両方において、ボードのブレードに直接的に分布させ、スノーボードをしている間により安定させることができる。
【0025】
さらに、シムを介挿することにより、支持板を特定の傾斜でボード上に取り付けることができ、カンティングとして機能する。衝撃を吸収してボードの振動を低減するゴム製のシムは支持板の下に位置決めされうる。
【0026】
本発明のさらなる特徴は、添付図面に示される、単なる例示的で非制限実施例を参照することにより、以下の詳細な説明によってより明らかとなるであろう。
【発明を実施するための最良の形態】
【0027】
本発明の支持部材は、図4において参照番号1で全体的に示され、かつ参照番号2で示されているスノーボード上に組み付けられており、添付図面を参照して記載されている。
【0028】
図1に示すように、支持部材1は、下側中央部30とこの中央部30に関して隆起した二つの側部31とを備えたトラック3を備えている。
【0029】
トラック3をボード2の上面上に固定するねじ手段を受容しうる穴32が中央部30にある。特に、四対の一穴32及び二対の二穴32´とが設けられている。二穴32´は、隣接した二つの一穴で構成されている。各対の穴は、第一の隆起した側部31近傍の第一穴と、第二の隆起した側部近傍の第二穴とを有する。これら穴32、32´は、互いからほぼ等距離である。
【0030】
止め具として機能するように上方に突出している二つの当接面34が中央部30の両端部にある。
【0031】
トラック3の側部31は、鋸歯状プロファイル33を底面において有する。
【0032】
スライド4はトラック3上に摺動可能に取り付けられている。スライド4は、下方に折られた側フラップ40を有する矩形板42で構成されている。このように、側フラップ40の断面は、トラック3の側部31を受容しうる間隙部41を有する、ほぼC字形状である。
【0033】
側フラップ40の底部は、上方に面している鋸歯状プロファイル43を有している。この鋸歯状プロファイル43は、トラック3の側部31の鋸歯状プロファイル33と係合する。このように、トラック3の側部31がスライド4の側部の間隙部41の内側にあるように、スライド4がトラック3上に位置決めされ、スライドはトラック上で摺動しうる。一方、スライド4が上方に上げられる時、スライドの側部の鋸歯状プロファイル43は、トラックの側部の鋸歯状プロファイル33と係合し、スライド4の移動が阻止される。
【0034】
冠歯車44は、中央においてスライド4上に取り付けられている。上方に向けて直径が増大しているほぼ切頭円錐形状の突起部50が、冠歯車44上に取り付けられている。突起部50は、外側に向けて突出している襟部51において終わっている。
【0035】
二つのばね45が冠歯車44と並んでスライド4上に設けられている。各ばね45は、スライド4及び自由部47と一体の固定部46を有する。上方に面している中央のベローズ部48が固定部46と自由部47の間にある。
【0036】
図1Aを参照して、トラック3及びスライド4の組立体の変形実施例を示している。この場合、トラック3は、鋸歯状プロファイル33を有する代りに、側部31の上面において、ほぼ半球形状凹状を有する複数の座部35を有する。
【0037】
したがって、スライド4は、鋸歯状プロファイル43及び板ばね45を有しない。その代り、スライド4の矩形板42の四つの角部近傍において、半球形状座部35内に正確に嵌合する四つの球部材53の通過を許容しうる四つの円形貫通穴52が設けられている。
【0038】
このように、球状キャップの一部分は各座部35内に嵌合し、球状キャップの別の部分はスライド4の矩形板42から上方に突出しうる。
【0039】
図2に示す目盛り付きインジケータ6は、トラック3上に取り付けられているスライド4周りで、テーブル2上に位置決めされている。目盛り付きインジケータ6は、スライド4及びトラック3を受容するために矩形状の中央穴60を有するディスク形状板で構成されている。0から360°まで及んでいる目盛り61が目盛り付きインジケータ6の周面上に設けられている。
【0040】
図2に示すように、ボード2の幅とほぼ等しいかボード2の幅よりもわずかに小さい幅のほぼ楕円形状を有する支持板7が目盛り付きインジケータ6上に位置決めされている。
【0041】
支持板7は中央穴71を有する。支持板7が切頭円錐形状突起部50周りで回転自由であるように、突起部50は中央穴71を通過しうる。
【0042】
図3に示すように、支持板7は、底面において、中央穴71周りにおいて、外歯プロファイルによって区画されているドーナツ形状の窪んだ座部77を有する。座部77は冠歯車44の直径とほぼ等しい外径を有し、座部77の外歯プロファイル78は冠歯車44の歯プロファイルと係合する。
【0043】
支持板7は、目盛り付きインジケータ6をボード2と接触するようになるようにインジケータ6を横で包囲する、クォータームーン形状の側スペーサ又はシム76をさらに有する。
【0044】
支持板7がスライド4上に位置決めされる時、ばね45の中央部48が支持板7の底面と接触するようになり、ばね45の中央部48により支持板7の底面がスライド4に関して隆起されたままに保たれ、冠歯車44は支持板7の歯付き座部77の歯プロファイル78と係合せず、支持板7は突起部50周りで回転自由である。この状況において、さらに、支持板7の重量によりスライド4を下方に押し、それゆえ、スライド4の鋸歯プロファイル43はトラック3の鋸歯プロファイル33と係合せず、その結果、スライド4は、トラック3の上方で移動することができ、トラック3と共に支持板7を運搬している。図1Aの変形例の場合、球部材53は、スライドのトラック52の座部35内で回転自由であり、スライド4はトラック3に沿って移動することができる。
【0045】
図2を参照すると、Uの最低部分が穴を備えている、ほぼU字形状の窪んだ座部70が支持板7の上面に設けられている。穴71の後方にU字形状座部70の端部において回動穴72が設けられており、その一方で、結合具の固定のための固定ねじを受容しうる他の穴75が支持板7上に設けられている。
【0046】
支持板7は、Uの最低部分の反対の位置においてU字形状座部の二等分線に沿って配置された突起部73を有する。突起部73は、板7の平面と平行な貫通穴74を有する。
【0047】
ほぼナットクラッカー形状の把持装置8は、支持板7の座部70内で受容されている。把持装置8は、座部70のピン座部72内に係合するピン81によってそれらの端部で回動させられる二つのレバー80を備えている。
【0048】
厚さを最小化するために、把持装置は、U字形状座部70内で形成されている各穴内の各ピンによってヒンジ留めされた、別個の二つのレバーを有してもよい。
【0049】
各レバー80は、鈍角を有する外側プロファイルを有する。各レバー80は、レバー80が回動する端部近傍において半円形内側プロファイル83を有する。各レバー80は、レバー80が回動させられる端部と反対の端部において、レバーのピン81の軸線と直角な軸線を持つ貫通穴82を有する筒状ブロックを有する。
【0050】
把持装置8が支持板の座部70内に収納される時、レバー8の半円形状プロファイル83は、突起部50を包囲し、突起部50の襟部51の下にあるままである。レバー80の筒状端ブロックの穴82は、支持板7の端部73の穴74とほぼ同軸のままである。
【0051】
操縦装置9が把持装置8に設けられている。操縦装置9は、把持装置のレバー80の穴82と支持板の端部73の穴74に挿入されるステム90を有する。
【0052】
ロックナット91がステム90の一端において固定されている。ステム90の他端は、ステム90の軸線と直角な軸線を有するピン93によって、使用者が操作しうる操作レバー92と一体のカム94へヒンジ留めされている。
【0053】
本発明によるスノーボード結合具用支持部材1の操作について図4を参照して以下に記載する。
【0054】
使用者が支持板7を固定したい時、使用者は、操作レバー92を手で操作して支持板7を固定位置に移動させる。固定位置では、操作レバー92のカム94が把持装置のレバー80の端ブロックを押してレバー80の二つの端部を一緒にする。その結果、レバー80の半円形プロファイル83は、突起部50の円錐形状面を把持して上昇させる機能を有している。
【0055】
その結果、スライド4はばね45の作用に抗して上昇させられる。したがって、スライド4の歯プロファイル43がトラック3の歯プロファイル33と係合してトラック3上のスライド4の移動が阻止され、冠歯車44の歯プロファイルが支持板7の座部77の歯プロファイル78と係合して突起部50周りの支持板7の回転が阻止される。明らかに、図1Aの変形例において、球部材53は、球状座部35の内側で支持板7によって押圧され、球部材の回転及びスライド4のトラック3に沿った移動が阻止される。
【0056】
使用者が支持板7の位置を調節しなければならない時、使用者は非固定位置に操作レバー92を操作する。操作装置9のカム94は把持装置のレバー8の筒状ブロックの端部において作用し、把持装置が突起部50を把持するのを解放する。その結果、ばね45の作用によって、支持板7がスライド4に関して上昇させられ、それゆえ、冠歯車44は、歯付き座部77から外れ、支持板7が突起部50回りに回転することができるようになる。
【0057】
さらに、支持板7の重量によってスライド4を下方に押し、その結果、スライド4の鋸歯状プロファイル43がトラック3の鋸歯状プロファイル33から外れ、それにより、トラック3上のスライド4の移動と、スライド4が移動する時に、スライドと一体のままである支持板7の移動も可能である。明らかに、図1Aの変形例では、この状況において、球部材53は、支持板7によって押圧されず、座部内において回転自由であり、トラック3に関してスライド4が移動しうる。
【0058】
本発明の実施例について、公知のタイプのスノーボード結合具が嵌合しうる支持部材1を参照して説明してきた。しかしながら、本発明は、従来の基部の代りに、前述のような支持部材を有するタイプのスノーボード結合具にも及んでいる。
【0059】
実際には、支持板7は二つの側壁及び踵片も有しうる。使用者のブーツを覆うための固定フックを有するストリップが側壁に固定され、踵スポイラーが踵片に接続されている。
【0060】
当業者の能力の範囲内で本発明を、添付した特許請求の範囲によって記載した発明の範囲から逸脱することなく多く変形及び修正しうる。
【図面の簡単な説明】
【0061】
【図1】離して示されているスノーボードと、本発明の支持部材の一部を形成しているいくつかの要素とを示している分解斜視図である。
【図1A】本発明の支持部材のトラック及びスライドの組立体の変形実施例を示している分解斜視図である。
【図2】本発明の支持部材の一部を形成している他の要素の分解斜視図である。
【図3】下から見た図2に示されている支持板の平面図である。
【図4】離して示されているボード上に取り付けられている、本発明の支持部材の全体的な斜視図である。
【0001】
本発明は、スノーボード結合具用支持部材及びスノーボード結合具に関する。
【背景技術】
【0002】
公知のように、スノーボードは、木又はガラス繊維強化プラスチックで全体的に構成されているボードを備えている。また、ボードには、使用者が履く軟らかい又は強固なスノーブーツの各々を受容しうる二つの結合具が嵌合されている。
【0003】
スノーボードのスタイル及び使用者の要望に依って、ボード上に結合具を位置決めすること及び配向することは非常に重要である。
【0004】
このため、結合具を所望位置で固定するねじ手段を受容しうる複数の穴をボード上に形成する。
【0005】
さらに、いくつかのタイプの結合具は、角度方向に調節しうるように、結合具に形成された、歯付きリングナットと係合する冠歯車を有する。結合具をボードに固定するねじ手段を受容するように、(3つから5つの)穴が冠歯車に形成されている。
【0006】
従来技術のこれらのタイプの結合具は、とりわけ、ボード上の位置を調節するのに難しく扱いにくいことによる欠点がある。
【0007】
実際、使用者がボード上の結合具の位置を変えたい時、つまり、使用者が結合具をボードの先端又は尾部に向けて移動させたい時、使用者は、四つのねじを緩め、結合具を移動させ、ねじを再び締めて結合具をボード上の新しい位置に固定しなければならない。
【0008】
使用者が結合具をボードに関して回転させたい場合にも同じことが当てはまる。この場合には、実際、使用者はねじを緩め、冠歯車を歯付きリングナットから外し、これらの要素を互いに関して回転させ、冠歯車をリングナットと再び係合させ、ねじをボードに固定しなければならない。
【0009】
結合具のボードに関する移動及び回転の両方の操作は、いくらか複雑であり、かなり時間がかかり、また、ねじを緩める又は締めるドライバー又はスパナなどの適切な工具を使用しなければならないということが明白である。
【0010】
さらに、従来技術の結合具はボードに直接的に取り付けられているということで他の欠点もある。
【0011】
実際、従来の結合具を有するスノーボード上において、使用者は重心を低くし続け、それゆえ、回転する時にスノーボードの一方の縁を他方の縁へ切り換えるのが難しい。さらに、使用者の重量はボード上で一様に分布されておらず、結果的に安定性を欠く。
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0012】
本発明の目的は、ボード上の結合具の位置決めの調節のための操作を簡単にすることができる、スノーボード用の結合具用支持部材及び結合具を提供することにより、従来技術の欠点をなくすことである。
【0013】
本発明の別の目的は、実用的で汎用的で使用が簡単であるスノーボード用の結合具用支持部材及び結合具を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0014】
これらの目的は、添付した独立請求項1において記載された特徴を有する本発明により実現される。
【0015】
本発明の有利な実施例は従属請求項から明らかである。
【0016】
本発明によるスノーボード結合具用支持部材は、ボード上に一体に取り付けられているトラックを有する。冠歯車を支持するスライドが摺動可能にトラック上に取り付けられている。襟部を有する突起部が冠歯車上に取り付けられている。トラック及びスライドの両方は歯プロファイルを有しうる。
【0017】
冠歯車を受容しうる歯付座部と、冠歯車の突起部がそこから出る中央穴とを有する板が、スライドに取り付けられている。把持具が板上に取り付けられている。把持具が突起部の襟部を把持する時に把持具はそれと係合し、スライドを上昇させたまま保持し、冠歯車は、歯付座部と係合し、板の回転を阻止し、スライドの歯プロファイルがトラックの歯プロファイルと係合し、トラック上でスライドが移動するのを防ぐ。
【0018】
把持具は使用者操作レバーによって操作される。使用者がレバーを操作して把持具の把持を解放する時、冠歯車が歯付座部から外れ、その結果、支持板がスライドに関して回転することができ、同時に、スライドの歯プロファイルがトラックの歯プロファイルから外れ、その結果、スライドがトラックに関して支持板と一体に移動することができる。
【0019】
従来のタイプのスノーボードの結合具を支持板上に取り付けることができる。あるいは、支持板は、二つの側壁と、これら側壁とスノーボードのブーツの踵を包囲する後壁とを備えている実質的な結合具として構成することができる。ブーツをしっかりと覆う固定フックを有するストリップが壁に当てられている。
【0020】
本発明による結合具用支持部材及びスノーボード結合具の利点は明らかである。
【0021】
実際、レバー又は他の機構を操作する一つのムーブメントを有するこのタイプの支持部材は、結合具の移動方向及び回転方向を同時に調節することができる。これらの調節は、ブーツを結合具から取り外すことなく、また、ねじを緩める工具を使用することなく行われる。
【0022】
本発明の支持部材により、使用者の重心を上げ、使用中に一方の縁部から別の縁部に移行するのが即時的で反応的になる。
【0023】
さらに、本発明の支持部材により、使用者のブーツの踵及びつま先は上がったままであり、雪上のスノーボードが傾く時に生じる問題をかなりなくす。
【0024】
さらに、支持板は有利的には結合具の基部よりも広く、それゆえ、使用者の重量全体を、前部及び後部の両方において、ボードのブレードに直接的に分布させ、スノーボードをしている間により安定させることができる。
【0025】
さらに、シムを介挿することにより、支持板を特定の傾斜でボード上に取り付けることができ、カンティングとして機能する。衝撃を吸収してボードの振動を低減するゴム製のシムは支持板の下に位置決めされうる。
【0026】
本発明のさらなる特徴は、添付図面に示される、単なる例示的で非制限実施例を参照することにより、以下の詳細な説明によってより明らかとなるであろう。
【発明を実施するための最良の形態】
【0027】
本発明の支持部材は、図4において参照番号1で全体的に示され、かつ参照番号2で示されているスノーボード上に組み付けられており、添付図面を参照して記載されている。
【0028】
図1に示すように、支持部材1は、下側中央部30とこの中央部30に関して隆起した二つの側部31とを備えたトラック3を備えている。
【0029】
トラック3をボード2の上面上に固定するねじ手段を受容しうる穴32が中央部30にある。特に、四対の一穴32及び二対の二穴32´とが設けられている。二穴32´は、隣接した二つの一穴で構成されている。各対の穴は、第一の隆起した側部31近傍の第一穴と、第二の隆起した側部近傍の第二穴とを有する。これら穴32、32´は、互いからほぼ等距離である。
【0030】
止め具として機能するように上方に突出している二つの当接面34が中央部30の両端部にある。
【0031】
トラック3の側部31は、鋸歯状プロファイル33を底面において有する。
【0032】
スライド4はトラック3上に摺動可能に取り付けられている。スライド4は、下方に折られた側フラップ40を有する矩形板42で構成されている。このように、側フラップ40の断面は、トラック3の側部31を受容しうる間隙部41を有する、ほぼC字形状である。
【0033】
側フラップ40の底部は、上方に面している鋸歯状プロファイル43を有している。この鋸歯状プロファイル43は、トラック3の側部31の鋸歯状プロファイル33と係合する。このように、トラック3の側部31がスライド4の側部の間隙部41の内側にあるように、スライド4がトラック3上に位置決めされ、スライドはトラック上で摺動しうる。一方、スライド4が上方に上げられる時、スライドの側部の鋸歯状プロファイル43は、トラックの側部の鋸歯状プロファイル33と係合し、スライド4の移動が阻止される。
【0034】
冠歯車44は、中央においてスライド4上に取り付けられている。上方に向けて直径が増大しているほぼ切頭円錐形状の突起部50が、冠歯車44上に取り付けられている。突起部50は、外側に向けて突出している襟部51において終わっている。
【0035】
二つのばね45が冠歯車44と並んでスライド4上に設けられている。各ばね45は、スライド4及び自由部47と一体の固定部46を有する。上方に面している中央のベローズ部48が固定部46と自由部47の間にある。
【0036】
図1Aを参照して、トラック3及びスライド4の組立体の変形実施例を示している。この場合、トラック3は、鋸歯状プロファイル33を有する代りに、側部31の上面において、ほぼ半球形状凹状を有する複数の座部35を有する。
【0037】
したがって、スライド4は、鋸歯状プロファイル43及び板ばね45を有しない。その代り、スライド4の矩形板42の四つの角部近傍において、半球形状座部35内に正確に嵌合する四つの球部材53の通過を許容しうる四つの円形貫通穴52が設けられている。
【0038】
このように、球状キャップの一部分は各座部35内に嵌合し、球状キャップの別の部分はスライド4の矩形板42から上方に突出しうる。
【0039】
図2に示す目盛り付きインジケータ6は、トラック3上に取り付けられているスライド4周りで、テーブル2上に位置決めされている。目盛り付きインジケータ6は、スライド4及びトラック3を受容するために矩形状の中央穴60を有するディスク形状板で構成されている。0から360°まで及んでいる目盛り61が目盛り付きインジケータ6の周面上に設けられている。
【0040】
図2に示すように、ボード2の幅とほぼ等しいかボード2の幅よりもわずかに小さい幅のほぼ楕円形状を有する支持板7が目盛り付きインジケータ6上に位置決めされている。
【0041】
支持板7は中央穴71を有する。支持板7が切頭円錐形状突起部50周りで回転自由であるように、突起部50は中央穴71を通過しうる。
【0042】
図3に示すように、支持板7は、底面において、中央穴71周りにおいて、外歯プロファイルによって区画されているドーナツ形状の窪んだ座部77を有する。座部77は冠歯車44の直径とほぼ等しい外径を有し、座部77の外歯プロファイル78は冠歯車44の歯プロファイルと係合する。
【0043】
支持板7は、目盛り付きインジケータ6をボード2と接触するようになるようにインジケータ6を横で包囲する、クォータームーン形状の側スペーサ又はシム76をさらに有する。
【0044】
支持板7がスライド4上に位置決めされる時、ばね45の中央部48が支持板7の底面と接触するようになり、ばね45の中央部48により支持板7の底面がスライド4に関して隆起されたままに保たれ、冠歯車44は支持板7の歯付き座部77の歯プロファイル78と係合せず、支持板7は突起部50周りで回転自由である。この状況において、さらに、支持板7の重量によりスライド4を下方に押し、それゆえ、スライド4の鋸歯プロファイル43はトラック3の鋸歯プロファイル33と係合せず、その結果、スライド4は、トラック3の上方で移動することができ、トラック3と共に支持板7を運搬している。図1Aの変形例の場合、球部材53は、スライドのトラック52の座部35内で回転自由であり、スライド4はトラック3に沿って移動することができる。
【0045】
図2を参照すると、Uの最低部分が穴を備えている、ほぼU字形状の窪んだ座部70が支持板7の上面に設けられている。穴71の後方にU字形状座部70の端部において回動穴72が設けられており、その一方で、結合具の固定のための固定ねじを受容しうる他の穴75が支持板7上に設けられている。
【0046】
支持板7は、Uの最低部分の反対の位置においてU字形状座部の二等分線に沿って配置された突起部73を有する。突起部73は、板7の平面と平行な貫通穴74を有する。
【0047】
ほぼナットクラッカー形状の把持装置8は、支持板7の座部70内で受容されている。把持装置8は、座部70のピン座部72内に係合するピン81によってそれらの端部で回動させられる二つのレバー80を備えている。
【0048】
厚さを最小化するために、把持装置は、U字形状座部70内で形成されている各穴内の各ピンによってヒンジ留めされた、別個の二つのレバーを有してもよい。
【0049】
各レバー80は、鈍角を有する外側プロファイルを有する。各レバー80は、レバー80が回動する端部近傍において半円形内側プロファイル83を有する。各レバー80は、レバー80が回動させられる端部と反対の端部において、レバーのピン81の軸線と直角な軸線を持つ貫通穴82を有する筒状ブロックを有する。
【0050】
把持装置8が支持板の座部70内に収納される時、レバー8の半円形状プロファイル83は、突起部50を包囲し、突起部50の襟部51の下にあるままである。レバー80の筒状端ブロックの穴82は、支持板7の端部73の穴74とほぼ同軸のままである。
【0051】
操縦装置9が把持装置8に設けられている。操縦装置9は、把持装置のレバー80の穴82と支持板の端部73の穴74に挿入されるステム90を有する。
【0052】
ロックナット91がステム90の一端において固定されている。ステム90の他端は、ステム90の軸線と直角な軸線を有するピン93によって、使用者が操作しうる操作レバー92と一体のカム94へヒンジ留めされている。
【0053】
本発明によるスノーボード結合具用支持部材1の操作について図4を参照して以下に記載する。
【0054】
使用者が支持板7を固定したい時、使用者は、操作レバー92を手で操作して支持板7を固定位置に移動させる。固定位置では、操作レバー92のカム94が把持装置のレバー80の端ブロックを押してレバー80の二つの端部を一緒にする。その結果、レバー80の半円形プロファイル83は、突起部50の円錐形状面を把持して上昇させる機能を有している。
【0055】
その結果、スライド4はばね45の作用に抗して上昇させられる。したがって、スライド4の歯プロファイル43がトラック3の歯プロファイル33と係合してトラック3上のスライド4の移動が阻止され、冠歯車44の歯プロファイルが支持板7の座部77の歯プロファイル78と係合して突起部50周りの支持板7の回転が阻止される。明らかに、図1Aの変形例において、球部材53は、球状座部35の内側で支持板7によって押圧され、球部材の回転及びスライド4のトラック3に沿った移動が阻止される。
【0056】
使用者が支持板7の位置を調節しなければならない時、使用者は非固定位置に操作レバー92を操作する。操作装置9のカム94は把持装置のレバー8の筒状ブロックの端部において作用し、把持装置が突起部50を把持するのを解放する。その結果、ばね45の作用によって、支持板7がスライド4に関して上昇させられ、それゆえ、冠歯車44は、歯付き座部77から外れ、支持板7が突起部50回りに回転することができるようになる。
【0057】
さらに、支持板7の重量によってスライド4を下方に押し、その結果、スライド4の鋸歯状プロファイル43がトラック3の鋸歯状プロファイル33から外れ、それにより、トラック3上のスライド4の移動と、スライド4が移動する時に、スライドと一体のままである支持板7の移動も可能である。明らかに、図1Aの変形例では、この状況において、球部材53は、支持板7によって押圧されず、座部内において回転自由であり、トラック3に関してスライド4が移動しうる。
【0058】
本発明の実施例について、公知のタイプのスノーボード結合具が嵌合しうる支持部材1を参照して説明してきた。しかしながら、本発明は、従来の基部の代りに、前述のような支持部材を有するタイプのスノーボード結合具にも及んでいる。
【0059】
実際には、支持板7は二つの側壁及び踵片も有しうる。使用者のブーツを覆うための固定フックを有するストリップが側壁に固定され、踵スポイラーが踵片に接続されている。
【0060】
当業者の能力の範囲内で本発明を、添付した特許請求の範囲によって記載した発明の範囲から逸脱することなく多く変形及び修正しうる。
【図面の簡単な説明】
【0061】
【図1】離して示されているスノーボードと、本発明の支持部材の一部を形成しているいくつかの要素とを示している分解斜視図である。
【図1A】本発明の支持部材のトラック及びスライドの組立体の変形実施例を示している分解斜視図である。
【図2】本発明の支持部材の一部を形成している他の要素の分解斜視図である。
【図3】下から見た図2に示されている支持板の平面図である。
【図4】離して示されているボード上に取り付けられている、本発明の支持部材の全体的な斜視図である。
Claims (18)
- スノーボード結合具の基部がスノーボード(2)に関して隆起しうるように、前記スノーボード(2)の上面と前記結合具の基部の底面との間で介挿されている支持板(7)を備えていることを特徴とするスノーボード結合具用支持部材(1)。
- 前記支持板(7)の前記ボード(2)に関して移動方向及び/又は回転方向に調節しうる調節手段と、前記調節手段を使用可能にする又は使用不能にするように使用者が操作しうる操作手段とを備えていることを特徴とする請求項1に記載の支持部材。
- 前記移動方向の調節手段は、
前記スノーボード(2)上に一体に取り付けられているトラック(3)と、
前記トラック上に摺動可能に取り付けられており、かつスライド(4)が移動する時に前記支持板(7)と一体であるスライド(4)と、
前記操作手段(9)で操作しうる移動阻止手段とを備えていることを特徴とする請求項2に記載の支持部材。 - 前記移動阻止手段は、前記トラック(3)上に設けられている鋸歯状プロファイル(33)と、前記スライド(4)上に設けられている係合鋸歯状プロファイル(43)とを備えていることを特徴とする請求項3に記載の支持部材。
- 前記移動阻止手段は、前記トラック上に設けられているほぼ半球形状の窪んだ複数の座部(35)と、前記トラック(3)の前記窪んだ座部(35)内に係合するように前記スライド(4)の穴(52)内に配置された複数の球部材(53)とを備えていることを特徴とする請求項3に記載の支持部材。
- 前記回転方向の調節手段は、
前記支持板が筒状突起部(50)に関して回転しうるように、前記スノーボード(2)又は前記スライド(4)と一体であり、かつ前記支持板(7)の穴(71)内に係合する筒状突起部(50)と、
前記操作手段(9)によって操作しうる回転阻止手段とを備えていることを特徴とする請求項2〜5のいずれか1項に記載の支持部材。 - 前記回転阻止手段は、前記支持板(7)の下面に形成されている歯付き座部(77)内に係合されうる、前記スライド(4)と一体の冠歯車(44)を備えていることを特徴とする請求項6に記載の支持部材。
- 調節できない固定位置と、移動方向及び回転方向の調節ができる非固定位置に前記支持板(7)を移動させるように、前記操作手段(9)は前記支持板(7)及び/又は前記スライド(4)に作用することを特徴とする請求項2〜7のいずれか1項に記載の支持部材。
- 前記操作手段(9)は、前記使用者が操作することができ、かつ前記支持板(7)及び/又は前記スライド(4)を固定できるように前記支持板(7)を下げる又は前記スライド(4)を上げるように、前記突起部(50)のネックを把持しうる把持装置(8)に作用するレバー(92)を備えていることを特徴とする請求項8に記載の支持部材。
- 前記把持装置(8)は、前記支持板(7)内で回動させられる二つのレバー(80)を備えていることを特徴とする請求項9に記載の支持部材。
- 前記ばね手段(45)は、前記支持板(7)を前記スライド(4)から離すように前記スライド(4)と前記支持板(7)の間で介挿されていることを特徴とする請求項3〜10のいずれか1項に記載の支持部材。
- 前記スノーボードと一体の目盛り付きインジケータ(6)は、前記スノーボード(2)に関する前記支持板(7)の回転方向の調節を示すように、前記スノーボード(2)と前記支持板(7)の間に配置されていることを特徴とする請求項1〜11のいずれか1項に記載の支持部材。
- 軟らかい材料からなるシム(76)は、前記スノーボード(2)の衝撃及び振動を減衰させるように、前記スノーボード(2)と前記支持板(7)の間で介挿されていることを特徴とする請求項1〜12のいずれか1項に記載の支持部材。
- 前記結合具用のカンティングとして作用するように、前記支持板(17)は傾斜位置で前記スノーボード(2)上に取り付けられていることを特徴とする請求項1〜13のいずれか1項に記載の支持部材。
- 前記支持板(7)はスノーボード結合具として構成されていることを特徴とする請求項1〜14のいずれか1項に記載の支持部材。
- スノーボード結合具の基部は、請求項1〜15のいずれか1項に記載の支持部材(1)を備えているスノーボード結合具。
- 請求項1〜15のいずれか1項に記載の支持部材を備えたスノーボード。
- 請求項16に記載の結合具を備えたスノーボード。
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