JPH039430B2 - - Google Patents

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JPH039430B2
JPH039430B2 JP1233271A JP23327189A JPH039430B2 JP H039430 B2 JPH039430 B2 JP H039430B2 JP 1233271 A JP1233271 A JP 1233271A JP 23327189 A JP23327189 A JP 23327189A JP H039430 B2 JPH039430 B2 JP H039430B2
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JP
Japan
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antenna
transmitting
signal
receiving
receiving antenna
Prior art date
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JP1233271A
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English (en)
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JPH02118480A (ja
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Yoshihide Agari
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Denso Ten Ltd
Original Assignee
Denso Ten Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 発明の技術分野 本発明は、目標物との相対速度や移動方向等を
測定するレーダシステムに関するものである。
技術の背景 目標物とアンテナビームとの間に相対的な動き
があるときは、目標物から反射して受信される受
信波の周波数はドツプラ周波数分だけシフトする
ことになる。又ビームの拡がりのためドツプラ周
波数にも拡がりが生じることになり、異なる周波
数の信号が干渉してミキサ出力信号の振幅が変動
することになる。
第1図はレーダシステムの説明図である。
例えば第1図に示すように、対地速度測定用レ
ーダシステムにおいては、発振器3からFOの信
号を送出し、サーキユレータ2を介してアンテナ
1から目標物である大地に俯角γで電波を放射す
る。尚、Δθはアンテナ1における送受信ビーム
幅である。
対地速度をv、送信波の波長をλとすると、ド
ツプラ周波数は、 (2v/λ)cos(γ+Δθ/2)〜(2v/λ)cos
(γ−Δθ/2) …(1) の間に分布する。
ここで、第1図のシステムにおける振幅及び周
波数が連続的に変化するドツプラ信号f(t)に
ついて、振幅分布を一定として解析すると、 まず、ドツプラ周波数fd(θ)は、送受信ビー
ムΔθがΔθ≪1のとき、 fd(θ)=(2v/λ)cosθ≒ (2v/λ)・(cosγ−sinγ・θ) …(2) (但し、γ−Δθ/2≦θ≦γ+Δθ/2) と変換できる。
従つて、ドツプラ信号f(t)、即ちミキサの出
力はsin{2π・(2v/λ)・cosθ・t}の積として表
わすことができるため、ドツプラ信号f(t)は、 となる。
(3)式によれば、ドツプラ信号f(t)は周波数
{(2v/λ)・sinγ・Δθ}で変動することを示して
おり、従つて送受信ビーム幅Δθが変化すればド
ツプラ信号の振幅変動の同期が変化することがわ
かる。
第2図はミキサの出力信号における振幅変動周
期の変化を表わす説明図である。
第2図は第1図のシステムにおいて送受信ビー
ム幅Δθを変化させた場合のドツプラ信号(ミキ
サ4の出力)の振幅変動周期の変化を表わす実測
データに基づいた説明図であり、第2図aは送受
信ビーム幅Δθを6゜(=0.10)、第2図bはΔθを2゜
(=0.03)とした場合である。
尚、送受信ビーム幅を狭くすると利得が上昇
し、振幅の最大値も大きくなるが、上述の式を用
いた解析ではこの点は省略している。
第3図は送受信アンテナと受信専用アンテナと
の信号振幅による切換えの説明図である。第3図
に示すように、ドツプラ信号振幅が送受信アンテ
ナではa、受信専用アンテナではbであるとする
と、振幅が零となる直前で矢印で示すようにアン
テナの切換えを行うことにより、所定のレベルの
信号を処理できることになる。
従来技術と問題点 従来スペースダイバシテイ方式により送受信ア
ンテナと受信専用アンテナとを設けた場合は、第
4図に示す構成が採用されていた。同図におい
て、5は送受信アンテナ、6は受信専用アンテ
ナ、7は反射板、8はスロツトアンテナ等からな
る励振部、9,13は方向性結合器、10は発振
器、サーキユレータ、ミキサ等からなる送受信
部、11は反射板、12はスロツトアンテナ等か
らなる励振部、14は受信専用のミキサである。
この回路は第5図に示すものとなり、第4図と同
一符号は同一部分を示す。又101は発振器、1
02はサーキユレータ、103はミキサである。
前述の如きレーダシステムを自動車等に搭載す
る場合は、構成が簡単で小型であると共に廉価で
あることが要望されるものである。しかし方向性
結合器9,13やそれらの間を結合する導波管を
必要とし、充分な小型化が達成されていないもの
である。
発明の目的 本発明は、上述の通り、ビーム幅(送受信ビー
ム幅)が異なればドツプラ信号の振幅変動周期も
異なることに着目し、送受信アンテナと受信専用
アンテナとのビーム幅を異ならせることによつ
て、簡単な構成でスペースダイバシテイ受信を実
現することのできるレーダシステムを提供するこ
とを目的とするものである。
発明の実施例 本発明の理解を簡単にするために、まず本発明
の原理について説明すると、上述の通り、ビーム
幅を変えればドツプラ信号の振幅変動周期が変化
するため、スペースダイバシテイ方式と同様に第
1図においてアンテナ1の外に受信専用のアンテ
ナを設け、このアンテナの送受信ビーム幅をアン
テナ1のそれと異ならせることにより、振幅変動
同期の異なるドツプラ信号を得ることができる。
前述の如く、第3図に示すように、ドツプラ信号
振幅変動が送受信アンテナではa、受信専用アン
テナではbであるとすれば、振幅が零となる直前
で矢印で示すようにアンテナ切換えを行うように
すれば、所定のレベルの信号を処理できるように
なるわけである。
以下実施例について詳細に説明する。
第6図は本発明の一実施例の斜視図であり、2
はパラボラ方式についてのものである。同図にお
いて20は反射板、21はスロツトアンテナ等か
らなる送受信アンテナの励振部、22は受信専用
アンテナの励振部、23は発振器、サーキユレー
タ、ミキサ等からなる送受信部、24は受信専用
のミキサである。反射板20は第7図に示すよう
に断面がパラボラの反射板を結合した構成を有
し、励振部21からの送信波の一部が鎖線で示す
ように受信専用の励振部22に入射するように構
成されている。
第8図は回路図を示し、第6図と同一符号は同
一部分を示す。又231は発振器、232はサー
キユレータ、233はミキサである。発振器から
の送信信号はサーキユレータ232からアンテナ
の励振部21に加えられ、反射板により前方にビ
ームが放射され、目標物からの反射波は反射板に
より収束されて励振部21,22に入射され、そ
れと同時に励振部21からの送信波の一部が空間
結合により励振部22に入射されることになり、
受信専用側ではミキサ24により送信波の信号と
受信波の信号との混合によりビート信号が得ら
れ、図示しないプリアンプに加えられる。又励振
部21からサーキユレータ232を介してミキサ
233に受信波の信号と、サーキユレータ232
の逆結合による送信波の信号とが加えられて混合
され、ビート信号が図示しないプリアンプに加え
られる。
第9図は本発明の他の実施例の断面図であり、
1はバラポラ方式についてのものである。第6図
の実施例との相違は、反射板が断面パラボラの1
個の反射板30となつており、励振部31,32
は隣接配置されているが、所謂オフセツト給電形
式となつている。従つて受信専用アンテナの励振
部32には、送受信アンテナの励振部31からの
送信波の一部が反射板30で反射されて入射され
ることになる。
本発明は、前述の各実施例において、送受信ア
ンテナと受信専用アンテナとのビーム幅を異なら
せたものである。即ちビーム幅が相違することに
より、前述のドツプラ信号の振幅変動周期が異な
ることになり、何れかのアンテナを切換選択する
ことによりドツプラ信号の振幅が零になることが
なくなる。このようなビーム幅は励振部のスロツ
トアレイのスロツト数を相違させることにより容
易に変更することができる。
第10図は本発明の実施例のブロツク図であ
り、41は送受信アンテナ、42は受信専用アン
テナ、43は発振器、44はサーキユレータ、4
5,50はミキサ、46,51はプリアンプ、4
7はビート信号のレベルを検出するためのレベル
積分回路、48は積分出力が所定のレベルである
とき送受信アンテナ41により受信した信号を出
力し、所定のレベル以下のときは受信専用アンテ
ナ42で受信した信号を出力するようにゲート回
路54,55を制御する信号を発生する比較回
路、49,52はビート信号をパルス化する波形
整形回路、53はインバータ、56はゲート回路
54,55の何れかの出力信号を次段の信号処理
回路(図示せず)に出力するオア回路である。
ミキサ45,50からは送信信号と受信信号と
の混合によるビート信号が出力され、それぞれプ
リアンプ46,51により振幅される。それらの
増幅出力信号の振幅は、前述のドツプラ信号振幅
として説明したように、異なる同期で変動するも
のであるから、送受信アンテナ41側のビート信
号の振幅をレベル積分回路47と比較回路48と
により検出し、所定のレベル以下になると、受信
専用アンテナ42側のビート信号パルスゲート回
路55を介して出力するように制御する。
発明の効果 以上説明したように、本発明は、送受信アンテ
ナと受信専用アンテナとのビーム幅を異ならせる
ので、送受信アンテナの受信波に基づくドツプラ
信号と受信専用アンテナの受信波に基づくドツプ
ラ信号の振幅変動周期を異ならせることができ、
簡単な構成によつてスペースダイバシテイ方式の
受信を実現することができる。
なお本発明は前述の実施例にのみ限定されるも
のではなく、種々付加変更することができるもの
である。
【図面の簡単な説明】
第1図はレーダシステムの説明図、第2図はミ
キサの出力信号における振幅変動周期の変化を表
わす説明図、第3図は送受信アンテナと受信専用
アンテナとの信号振幅による切換えの説明図、第
4図は従来のスペースダイバシテイ方式による構
成の斜視図、第5図は第4図の回路図、第6図は
本発明の一実施例の斜視図、第7図は第6図の説
明用断面図、第8図は第6図の回路図、第9図は
本発明の他の実施例の断面図、第10図は本発明
の実施例のブロツク図である。 5,41は送受信アンテナ、6,42は受信専
用アンテナ、20,30は反射板、21,31は
送受信アンテナの励振部、22,32は受信専用
アンテナの励振部、23は発振器等を含む送受信
部、24はミキサ、231,43は発振器、4
5,50,233はミキサ、44,232はサー
キユレータである。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 送受信アンテナと受信専用アンテナとを備
    え、該送受信アンテナから送出した送信波と各ア
    ンテナで受信した目標物からの反射波とによる第
    1及び第2のビート信号により該目標物との相対
    速度や移動方向を測定するレーダシステムであつ
    て、 前記送受信アンテナと前記受信専用アンテナの
    ビーム幅を異ならせることによつて、前記第1及
    び第2のビーム信号の振幅変動周期をそれぞれ異
    ならせるようにしたことを特徴とするレーダシス
    テム。
JP1233271A 1989-09-08 1989-09-08 レーダシステム Granted JPH02118480A (ja)

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JP1233271A JPH02118480A (ja) 1989-09-08 1989-09-08 レーダシステム

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JPH02118480A JPH02118480A (ja) 1990-05-02
JPH039430B2 true JPH039430B2 (ja) 1991-02-08

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