JPH038817B2 - - Google Patents

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JPH038817B2
JPH038817B2 JP59502423A JP50242384A JPH038817B2 JP H038817 B2 JPH038817 B2 JP H038817B2 JP 59502423 A JP59502423 A JP 59502423A JP 50242384 A JP50242384 A JP 50242384A JP H038817 B2 JPH038817 B2 JP H038817B2
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JP
Japan
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starch
film
eaa
water
films
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JP59502423A
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English (en)
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JPS60501645A (ja
Inventor
Fueritsukusu Eichi Otei
Richaado Pii Uesutohotsufu
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
US Department of Energy
US Department of Commerce
Original Assignee
US Department of Energy
US Department of Commerce
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Publication date
Application filed by US Department of Energy, US Department of Commerce filed Critical US Department of Energy
Publication of JPS60501645A publication Critical patent/JPS60501645A/ja
Publication of JPH038817B2 publication Critical patent/JPH038817B2/ja
Granted legal-status Critical Current

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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B01PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES OR APPARATUS IN GENERAL
    • B01DSEPARATION
    • B01D67/00Processes specially adapted for manufacturing semi-permeable membranes for separation processes or apparatus
    • B01D67/0002Organic membrane manufacture
    • B01D67/0009Organic membrane manufacture by phase separation, sol-gel transition, evaporation or solvent quenching
    • B01D67/0011Casting solutions therefor
    • B01D67/00113Pretreatment of the casting solutions, e.g. thermal treatment or ageing
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B01PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES OR APPARATUS IN GENERAL
    • B01DSEPARATION
    • B01D71/00Semi-permeable membranes for separation processes or apparatus characterised by the material; Manufacturing processes specially adapted therefor
    • B01D71/06Organic material
    • B01D71/08Polysaccharides
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08LCOMPOSITIONS OF MACROMOLECULAR COMPOUNDS
    • C08L3/00Compositions of starch, amylose or amylopectin or of their derivatives or degradation products
    • C08L3/02Starch; Degradation products thereof, e.g. dextrin

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  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Manufacturing & Machinery (AREA)
  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Medicinal Chemistry (AREA)
  • Polymers & Plastics (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Thermal Sciences (AREA)
  • Dispersion Chemistry (AREA)
  • Manufacture Of Macromolecular Shaped Articles (AREA)

Description

請求の範囲 1 次の段階よりなることを特徴とする半透性フ
イルムの製造方法: (a) 澱粉材料(SM)、エチレンアクリル酸共重
合体(EAA)および強アルカリよりなる混合
物を可塑化母材に変換する段階。ここにおい
て、SM:EAAの比は乾燥重量基準で20:80な
いし60:40の範囲内であり、また前記強アルカ
リは全てのEAAを実質上中和するのに十分な
量存在し、さらに可塑化母材中の澱粉材料は高
ゲル化されている;そして (b) 前記母材をフイルムに成形する段階。 2 前記澱粉材料が非変性澱粉および小麦粉より
なる群から選択されたものであることを特徴とす
る請求の範囲第1項記載の方法。 3 前記澱粉材料が澱粉グラフト共重合体である
ことを特徴とする請求の範囲第1項記載の方法。 4 SM:EAAの比が乾燥重量基準で30:70ない
し50:50の範囲内であることを特徴とする請求の
範囲第1項記載の方法。 5 前記強アルカリが水酸化ナトリウムであるこ
とを特徴とする請求の範囲第1項記載の方法。 6 段階(a)において前記混合物を可塑化母材に変
換する条件が前記澱粉材料のゲル化を行なうのに
十分であることを特徴とする請求の範囲第5項記
載の方法。 7 成形の前に、可塑化母材の含水量が母材の乾
燥重量を基準として約2−10%の範囲内に調節さ
れ、そして該母材が押出吹込成形によつてフイル
ムに成形されることを特徴とする請求の範囲第1
項記載の方法。 8 段階(a)の混合物がさらに浸出可能な添加剤を
含有してなることを特徴とする請求の範囲第1項
記載の方法。 9 前記の浸出可能添加剤が水溶性であり、フイ
ルムを使用の前に予備浸漬することによりフイル
ムから浸出されることを特徴とする請求の範囲第
8項記載の方法。 10 前記の浸出可能添加剤が尿素であることを
特徴とする請求の範囲第9項記載の方法。 11 高ゲル化澱粉材料(SM)およびエチレン
アクリル酸共重合体(EAA)のナトリウム若し
くはカリウム塩の乾燥複合物よりなり、SM:
EAA共重合体塩の比は乾燥重量基準で20:80な
いし60:40の範囲内にあることを特徴とする半透
性フイルム組成物。 12 前記澱粉材料が非変性澱粉および小麦粉よ
りなる群から選択されたものであることを特徴と
する請求の範囲第11項記載の組成物。 13 前記澱粉材料が澱粉グラフト共重合体であ
ることを特徴とする請求の範囲第11項記載の組
成物。 14 SM:EAA共重合体塩の比が乾燥重量基準
で30:70ないし50:50部であることを特徴とする
請求の範囲第11項記載の組成物。 15 さらに浸出可能な添加剤を含有してなるこ
とを特徴とする請求の範囲第11項記載の組成
物。 16 前記の浸出可能添加剤が水溶性であること
を特徴とする請求の範囲第11項記載の組成物。 発明の背景 発明の分野 セルロース基質のフイルムは半透膜として卓越
しているが、一方澱粉基質のフイルムは長期の水
暴露に耐えるように利用できていない。澱粉およ
びセルロースはD−グルコース単位より構成され
る重合体である。これらの分子は重量においてか
つグルコース単位が一緒になつて結合される方法
においてのみ相違する。セルロースは6000ないし
8000個の1.4−結合したβ−D−グルコース単位
よりなる線状多糖である。この1.4−β−結合の
ため、これらの鎖状分子は線状結晶またはマイク
ロフイブリルを形成するようにお互いに並んで整
列することができる。これらの構造特性は強い水
素結合、フイルム形成能力、および水中での高い
ゲル化抵抗性に寄与する。これに対照して、ごく
普通の澱粉は400ないし1000個の1.4−結合したα
−D−グルコース単位よりなる線状多糖(アミロ
ース)を17ないし27%含有しそして残りの組成は
10000ないし40000個の1.4−および1.6−結合した
α−D−グルコース結合を有する枝分れ分子(ア
ミロペクチン)である。1.4−α−結合のため、
アミロース分子は1渦巻につき6個のグルコース
単位を有する渦巻あるいは螺旋形状を装う。澱粉
は熱湯中で直ちに分散して固有粘度特性およびフ
イルム形成性を具えた澱粉ペーストを形成する。
しかし、そのようなフイルムは乾燥の際大変脆く
なりかつ水に対して大変鋭敏である。本発明は透
析膜として潜在的な用途を有する耐久半透性フイ
ルムが得られる一定の澱粉基質の配合物に関す
る。 従来技術の説明 米国特許第4337181号において、オテイ
(Otey)等は耐水性であるが生分解性である柔難
な澱粉基質フイルムの製法を教示している。この
フイルムは水分散性のエチレンアクリル酸
(EAA)共重合体および澱粉材料の複合物を押出
吹込成形、普通の押出成形またはモールデイング
の方法によつて成形することにより形成される。
結果として得られる生産物は農業におけるマル
チ、並びに使い捨ての包装や袋材料としての実用
が開示されている。この方法において、ゲル化澱
粉およびEAAは可塑化母材中で結合されており、
その上EAAの酸性部部分はアンモニアまたはア
ミンで少なくとも部分的に中和されている。その
母材を押出吹込成形することができるのは中和お
よび含水量の調節の効きめによる。この過程によ
つて製造されたフイルムは透過性が観察されてい
ない。 発明の要旨 今驚くことに、上記のオテイ等の配合物のよう
な澱粉−EAA配合物をアンモニアやアミンの代
わりに強アルカリで中和すると、半透性を有する
フイルムを製造することができることが見い出さ
れた。この成果は高ゲル化澱粉、EAA、および
全てのEAAを実質上中和するのに十分な強アル
カリの混合物を可塑化母材に変換することによつ
て成し遂げられる。その後この母材は当業者にお
いて公知の方法によつてフイルムに成形される。 この発見に従つて、本発明の目的は透析膜とし
て有用な澱粉含有の半透性フイルムを製造するこ
とにある。 また本発明の目的は透析条件での崩壊に耐える
高透明の澱粉基質フイルムを製造することにあ
る。 本発明の別の目的は配合物成分を制御すること
により本発明のフイルムの透過能を所定の分子サ
イズにすることにある。 本発明の他の目的および利点は下記の開示から
容易に明白となるであろう。
【発明の詳細な説明】
本発明に従つて作られたもののような“フイル
ム”は高分子工業(高分子科学及び工学百科事典
(Encyclopediaof Polymer Science and
Techno logy)、ジヨーンウイリーアンド サン
ズ インコーポレイテツド(John Wiley&Sons
Inc.)、1967年、第6巻、第764頁)により“幅お
よび広さに関して相対的に薄くかつ0.010in.
(0.0254mm)の最大厚さを有する成形プラスチツ
ク”として定義されている。自己支持フイルムは
その自重を支持することができるものを表わす。
この出願において使用されるような“均質フイル
ム”は破れ、引き裂き、穴、泡および筋が実質上
無いフイルムに当たる。 “半透膜”は一定の物質は通過するが一方他の
ものは保留されるそのフイルムを表わす。典型的
には、そのような膜が半透性であるのは分子レベ
ルにおいてである。 “複合物”はここにおいてホクトン ミフリン
カンパニー(Houghton Mifflin Company)
により発行された、アメリカ伝来の英語辞典
(The American Heritage Dictionary of the
Engligh Langnage)ニユー カレツジ エデイ
シヨン(New College Edition)第27頁に従つ
て定義され、“二種またはそれ以上の異なる、構
成上の補足物質、特に…重合体がいずれの個々の
成分に存在しない構造的なあるいは機能的な特性
を生ずるように結合する複合材料”を意味する。 本発明の澱粉基質フイルムはとうもろこし、小
麦、米、じやがいも、およびタピオカのような穀
物または根菜類よりのいずれの非変性澱粉から、
澱粉のアミロースおよびアミロペクチン成分か
ら、部分的な解重合澱粉および誘導澱粉のような
変性澱粉生成物から、そして澱粉グラフト共重合
体からも製造される。明細書および請求の範囲に
おいて使用される“澱粉材料”という語句はここ
において全ての澱粉、小麦粉澱粉、澱粉成分、お
よび上記の他の澱粉生成物を含むと定義される。
本発明の生成物に関しての“澱粉基質”という語
句は澱粉材料を含有するという広い意味に使用さ
れる。 本発明の澱粉基質フイルムの製造において、澱
粉材料は成形段階のときまでに高ゲル化されてい
なければならない。“高”ゲル化により、全ての
あるいは実質的に全ての澱粉粒子が水中にて滑ら
かな粘稠分散液を形成する程に十分に膨潤し粉砕
されていることが意味される。ゲル化は水または
水溶液の存在下で約60℃の温度に加熱するような
公知の手順により行われる。強アルカリの存在が
この過程を促進することは公知である。ゲル化は
澱粉材料をさらに以下に記載されるEAAに添加
する前または後のいずれにおいて遂行してもよ
い。 EAA共重合体は開示フイルムを製造する目的
のために澱粉と相溶するように十分なカルボキシ
ル官能価を有していなければならない。アクリル
酸成分によつて供されるカルボキシル側基が澱粉
のヒドロキシル基と会合し、これによつて澱粉お
よびEAAの相溶性および複合物生成に寄与する
と思われる。このカルボキシル基は同時に共重合
体の水分散性に寄与する。本発明者は、仮に
EAAが水分散性であるならば、それはまた澱粉
と十分に相溶することを経験により見い出した。 好ましいEAAは約20重量%のアクリル酸およ
び約80重量%のエチレンよりなる混合物を共重合
することにより製造された生成物である。しか
し、重合されたアクリル酸およびエチレンの割合
がいくらか異なるEAA共重合体もまた、水分散
性となるのに十分な数のカルボキシル基を含むな
らば満足な澱粉基質フイルムを与えると理解すべ
きである。 本発明において好んで使用される強アルカリは
水酸化ナトリウムである。水酸化カリウムもまた
有効ではあるが。フイルム組成物に添加される量
は、EAA中の酸当量につき少なくとも1当量に
等しいだけ当初から存在する限り広範囲に亘つて
変化してもよい。通常、アルカリ添加の水準は澱
粉−EAA配合物の乾燥重量を基準として約2な
いし8重料%でよい。そのアルカリのカチオン
は、フイルムを浸漬し再乾燥する際に観察される
重量変化により証明されるように酸と共に塩を形
成すると思われる。中和に要する量より過剰量の
アルカリの添加は澱粉が十分な程度のゲル化に達
することを確実にする。 乾燥重量基準として、澱粉:EAA比は少なく
とも20:80でなければならず、また約60:40を越
えるべきでない。この範囲は好ましくは約30:70
ないし約50:50である。20:80以下の比では、最
小の分子についてさえフイルムの透過度が無意味
なものになる。この水準では、痕跡量の尿素(分
子量60)のみが通過することができることを本発
明者は見い出した。澱粉:EAA比が60:40に接
近すると、崩壊および引裂抵抗が相当に低下し、
フイルムが半透明になり、そして他の物理特性が
相当に劣化する。指摘された比内において、その
割合は、フイルムの透過度を所望の最終用途に合
うように変化してもよい。また透過度は澱粉材料
タイプの選択によつて調節してもよい。 仮に澱粉が予めゲル化されているならば、出発
混合物に添加するときの含水量は、EAAの分散
を許すのに十分な湿気が系において利用できるな
らば特に臨界的には規定されない。もし添加澱粉
が粒状であるならば、部分あるいは完全ゲル化を
与えるのに十分な湿気が準備されなければならな
い。どちらにしても、配合物成分の初期混合の
間、全固形分を基準として少なくとも10−20%の
水が存在すべきである。さらに過剰の湿気はその
後の加工操作の間に気化によつて組成物より除去
される。 本発明の好ましい実施例においては、澱粉は強
アルカリの存在下で混合操作の間にゲル化され
る。この混合物は澱粉をゲル化しかつ同時に
EAAを溶融するのに十分な程に加熱され、可塑
化母材の生成という結果になる。20%アクリル酸
および80%エチレンよりなる上記のEAA共重合
体を用いて、その母材は60℃程の低い温度で完成
することができる。その操作は95゜−130℃で一層
たやすく行われるが。 半透性フイルムへの母材の成形は押出吹込成形
により最も迅速に達成される。“押出吹込成形”
という語句は当業者において大変公知でありそし
てこれは管状押出品あるいは“バルブ”を内側お
よび外側の冷却空気流によつて最終の形体に成形
することに関し、内側の流れれがダイ隙間の数倍
サイズにまでバルブの膨張を引き起こすことにお
いて普通の押出成形と相違する。この技術によつ
て製造されたフイルムは一般に“インフレートフ
イルム”と呼ばれている。本発明の可塑化配合物
を吹込成形装置内に連続供給することによつて、
均質な、連続インフレートフイルムを容易に得る
ことができる。 吹込成形直前およびその後のフイルム配合物の
含水量は約2ないし10重量%の範囲内にそして好
ましくは5ないし8%に維持されなければならな
い。この範囲外の含水量を有する組成物は均一な
連続フイルムを生じない。 125゜−145℃の温度での混合という二次段階は
含水量を適当な水準に調節するのに適する。配合
物はその温度で容易に吹込成形されるので、更な
る温度調節は不要である。当然、ゲル化、混合、
湿度低減、およびフイルム吹込成形は全て加熱、
混合、ガス抜きおよび押出吹込成形能力を有する
市販の装置を使用しての一連の操作にて行われる
であろう。 またフイルムは可塑化母材がそれれらに応じて
製造されるならば普通の押出成形、混練、および
注型を含む他の公知の方法によつてもまた形成す
ることができると思われる。典型的には、普通の
押出成形の配合および製造段階は上述したものと
実質的に同一となろう。注型においては、EAA、
澱粉、およびアルカリは水中に澱粉の重量の約5
−15倍の量に分散される。高剪断ブレンダーでの
処理は分散を促進する。加熱したとき、結果物の
分散液は容易に注型されかつ適当な方法により乾
燥される薄肉の可塑化母材に変換される。混練の
ためには、含水量をゲル化に要する最小水準に保
つことが得策である。成分の配合はゴム粉砕機の
ような通常の粉砕機を通してなされ、そして結果
として得られる可塑化母材は薄肉シートまたはフ
イルムに圧延される。 上記の手順のどれにより製造された生成物も、
ゲル化澱粉およびEAA塩の柔軟な複合物である。
いずれの特殊な理論に結び付けることを求めずと
も、EAAが、ゲル化澱粉の分子と会合しそして
これを加熱母材中にて存在するのを同じく膨張さ
れた可撓状態に保つと思われる。本フイルムは透
明である。 異種分子の相対拡散速度により示されるよう
に、当該フイルムは当業者にとつて公知の種々の
用途に有用な半透性を有する。上記のオテイ等の
加工により製造されたフイルムについてその性質
が無いことは強アルカリを配合物に組み入れるこ
との重大さを確定する。 フイルムは透析膜としての利用のためそれを水
中あるいは他の適当な水溶液中で条件調節するこ
とにより製造される。浸漬の間に、フイルムは相
当量の水を吸収し、膨張および過剰アルカリの浸
出を惹き起こす。透析試験セルに水の存在下で取
付けられたとき、その膨張膜は数週間の間外観上
明らかな歪みや変化が無く安定のままである傾向
にある。 添加剤は複合物内にその性質を変えるように製
造の間にあるいは使用時に混合してもよい。前述
したように、当該フイルムは固有の透過特性のた
めに澱粉およびEAAの相対割合を調節すること
によつて、または澱粉材料の特殊な選択によつて
製造することができる。また状態調節の間に浸出
される水溶性添加剤の混合によつて透過性を高め
ることもできる。多くの常用の可塑剤および当業
者により決定される他の抽出可能な物質はこの目
的のために適する。しかし、膜からの抽出が透過
特性を変える原理は現在のところ解明されていな
い。 次の実施例は本発明をさらに説明するが特許請
求の範囲によつて定義される本発明の範囲を制限
するように解釈すべきでない。 ここにおいて示された全てのパーセントは別途
指摘しない限り“重量部”を表わす。 実施例 1−3 A フイルム製造 仕上げた配合物中に50%固形分を備える量の
水に溶解された空気乾燥とうもろこし澱粉(11
%水分)および水酸化ナトリウムの混合物を蒸
気加熱式リードコ(Readco)混合機(機種:
l−qt.lab,リードスタンダード デイビジヨ
ン,キヤピトル プロダクツコーポレイシヨン
(Read Standard Div.,Capitol Products
Corp.)製)内にて2−5分間95゜−100℃で澱
粉がゲル化するまで混練した。EAAペレツト
(品番:2375.33,ダウ ケミカル カンパニー
(DoW Chemical Co.)製)を加熱および混合
が続いている間に添加した。混合物を合計約45
分間撹拌、加熱した後、結果として生ずる可塑
化母材をプラベンダー プラスチ−コーダー
(Brabender Plasti−Cordr)(機種:PL−
V300,シー.ダブリユー.プラベンダー イ
ンストルメンツ インコポレイテイツド(C.
W.Brabender Instuments,Inc.)製,サウス
ハツケンザツク,ニユージヤージー(South
Hackensack,NJ.)に付属された押出ヘツド
を用いて押出加工した。押出機のスクリユーは
直径3/4インチ(1.91cm)長さ9インチ(22.86
cm)ありそして圧縮比2:1を有する。ダイは
直径1/32インチ(0.08cm)の24個の円孔を有し
てなる。この押出加工を通常1回または2回以
上押出物を含水量が約5ないし10%になるまで
繰り返す。続いてこの押出物を、ダイが加熱さ
れた1/2インチ(1.27cm)のインフレーシヨン
フイルムダイに交換されたことを除いて同一の
押出機に通してフイルムに吹込成形した。バレ
ルおよびダイイの温度は105゜−110℃の範囲で
あつた。澱粉の水準が増大するので、押出吹込
成形が増々一層困難となり約60%で装置の限界
に達した。 B 半透性分析 回転する透析セルは“プレキシグラス”
(Plexiglas)より次のように構成された:セル
の各半体は0.6cm厚さの“プレキシグラス”
(Plexiglas)アクリル円板(直径13cm)に直径
9.4cmの丸孔を切り設けることにより作られ、
そして続いてこの円板を厚さ1.3cmの同径の
“プレキシグラス”(Plexiglas)円板に積層し
た。“プレキシグラス”(Plexiglas)ロツド
(直径3.5cm、長さ3cm)がモータチヤツクを付
けるために各半体の外側端部にのり付けされ
た。2個の充填孔が各仕切り室の端部に180゜離
れて穿設されそしてそこにO−リングと嵌合す
るねじ込みプラグを備えた。4インチのOリン
グを各仕切り室の表面に機械加工された溝に嵌
め込み、2個の半体間に圧縮された膜をシール
した。 各仕切り室の最大有効容積は45cm3でありそし
て大型O−リング(直径100mm)を横切つて接
触して測定された暴露フイルムの面積は78.5cm2
であつた。膜の全測定面積が測定透過度(Pp
を計算するのに使用された。たとえセルが部分
的にのみ充填されたとしても、拡散過程は溶液
の薄肉フイルムがセルの回転の間溶液の上方に
て弧状に運ばれることにより明らかに続く。 空気乾燥フイルム試験片の厚さは9個所で測
定され平均厚さとして報告された。さらにその
フイルムは水中に数時間浸漬され、そして濡れ
ている間、2個のセル半体間に圧締された。続
いてセルをモーターチヤツクに取付けそしてそ
の完成組立体をセル回転の軸が水平となるよう
に位置決めした。秤量注射器が約34cm2の水を一
方の側(B)に導入しかつ同量の溶液を他方の側(A)
に導入するのに使用された。充填孔を直ちに栓
で塞ぎそしてモータを始動させた。容積Aおよ
びBは本質的に等しいので、Ppは次の方程式に
より算出される: Po=Vln(ΔCp/ΔC)/2At 式中、ΔCp/ΔCは最初のと時間tでのとの
濃度差の比を表わし、Aは輸送が起きる膜の面
積(78.5cm2)を表わし、そしてVはセルの各々
側における液体の体積(約34cm3)を表わす。各
溶質の初期濃度Cpは1.5重量%であつた。 膜を介して溶質の拡散速度は尿素および糖の
個々の試験のために比色分析によつて追跡され
た。塩化ナトリウム濃度はバリアン テクトロ
ン AA120(Varian TechtronAA120)分光光
度計でのナトリウムの原子吸光分析によつて測
定された。各々の試験溶質の拡散率は別個に決
定された。その結果を以下の第1表に示す。 実施例 4 とうもろこし澱粉をNaOH水溶液中にて90℃
でゲル化し、凍結乾燥し、そしてさらに50%固形
分を有する配合物を得るようにEAAおよび追加
水と共に混和したことを除いて実施例1−3の手
順を繰り返した。糖およびアラニンの拡散率はそ
の混合溶液[各々1.5重量%]を試験セルのA側
に導入することにより同時に測定された。各試験
の終了のときセルより取出された溶液はHPLCに
よつて分析された。その結果を第1表に示す。 実施例 5−6 水溶性添加剤(実施例5では20%エチレングリ
コール,実施例6では2%グリセロールおよび6
%グリコーールグリコシド)を配合のときに混合
物に混和させ、かつ実施例5では水を固形分77%
を有するようにNaOHと共に添加したことを除
いて実施例1−3の手順を繰り返した。糖および
アラニンの拡散率は実施例4のように同時に測定
された。その結果を第1表に示す。 実施例 7−10 ヒドロキシエチル澱粉(商標名“アマイゾ
742デー”(Amaizo 742D)で販売された変性と
うもろこし澱粉,アメリカン メイズ プロダク
ツ カンパニー(American Maize Products
Cp.)製)を非変性とうもろこし澱粉の代りに取
替えたことを除いて実施例1の手順を繰り返し
た。実施例8−10においては、各種水準のスクロ
ースを配合のときに混合物に混和した。糖および
アラニンの拡散率は実施例4のように同時に測定
された。その結果を第1表に示す。 実施例 11−16 澱粉グラフト共重合体を非変性とうもろこし澱
粉の代りに取替えたことを除いて実施例1の手順
を繰り返した。その共重合体はポリマー レター
(Polym,Lett.)第6巻第599−602頁(1968年)
に報告された手順により、メチル メタクリレー
ト,メチル アクリレートまたはアクリロニトリ
ルのいずれかをとうもろこし澱粉にグラフトさせ
ることにより製造した。糖およびアラニンの拡散
率は実施例4のように同時に測定された。この結
果を第1表に示す。 実施例 17−19 比較のため、水酸化アンモニウムとしてのアン
モニアをNaOHの代りに所定量取替えたことを
除いて実施例1の手順を繰り返した。先の実施例
において5p.p.h.に混和されたNaOHに関して、
NH3のモル量は実施例17にあつては100%以上、
実施例18および19にあつては50%以上とした。実
施例19において、澱粉材料は実施例7−10で使用
されたヒドロキシエチル澱粉とした。拡散率の測
定は、実施例17および18にあつては各試験溶質の
濃度が2重量%であることを除いて、実施例4の
ように行われた。 実施例 20 乾燥基準での配合が40%澱粉、20%水溶性スク
ロース、40%EAAおよび5p.p.h.NaOHであり、
かつ7.65%エタノールの拡散率がガスクロマトグ
ラフイーによつて測定分析されるところの実施例
1−3の手順を繰り返した。拡散率の結果は、塩
化ナトリウムPp=14.4×10-6cm/sec,尿素Pp
26..7×10-6cm/sec,そしてエタノールPp=17.9
×10-6cm/secであつた。 実施例 21 乾燥基準での配合が40%澱粉、15%尿素、45%
EAA、そして5p.p.h.NaOHであるところの実施
例1−3の手順を繰り返した。結果として得られ
るフイルムはとりわけ柔軟で、均質でかつ透明で
あつた。拡散率の結果は、塩化ナトリウムPp
13.5×10-6cm/sec,そして尿素Pp=24×10-6cm/
secであつた。 実施例 22 実施例2,3および6に従つて製造されたフイ
ルムに、インストロン試験機を使用した湿潤およ
び乾燥引測定を行つた。30片の0635cm×10cmのス
トリツプを各フイルムより切り取つた。そのうち
の10片は乾燥引張および伸びの測定に使用し、そ
して他の20片は4時間水中に浸漬しその後紙タオ
ルで軽く吸い取ることによつて過剰水を除去し
た。浸漬ストリツプのうちの10片は湿潤引張およ
び伸びの測定に使用した。浸漬の効果は残りの10
片のストリツプより決定した。全てのフイルムは
膨張して重量増加によつて示されるように相当量
の水を吸収した。湿潤試料を乾燥した後、それら
を再び重量測定した。重量損失はEAA中の20%
アクリル酸を中和するのに要する量より過剰であ
つた水酸化ナトリウム、およびグリセロール並び
にグリコール グリコシド(実施例6)が4時間
以内に抽出されることを示す。それらの結果を下
記の第2表に示す。 以上の詳細な説明は単に例示として与えられて
おり本発明の精神および範囲から外れない限り変
型や変更をそこに行つてもよいことは当然であ
る。
【表】
【表】
【表】
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