JPH0385180A - 顔用マスク - Google Patents

顔用マスク

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JPH0385180A
JPH0385180A JP1210536A JP21053689A JPH0385180A JP H0385180 A JPH0385180 A JP H0385180A JP 1210536 A JP1210536 A JP 1210536A JP 21053689 A JP21053689 A JP 21053689A JP H0385180 A JPH0385180 A JP H0385180A
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mask
user
facial mask
porous
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H Lemelson Jerome
ジェーロームエイチ.レメルソン
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  • Disinfection, Sterilisation Or Deodorisation Of Air (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 技術分野 本発明は使用者の吸気及び/又は吐気によって運ばれる
バクテリア及びビールスを殺菌する顔用マスクに関する
。特に、構造において多孔性でありマスクの外側及び中
央層において配置され更にマスクの外側面に付着される
多孔シート材内に殺菌性の化学物質例えばクエン酸を含
んだ顔用マスクに関する。
従来技術 従来、医療従事者によって多種類のマスクが用いられて
おり、場合によっては患者に対して用いられて病気の拡
散を防止している。かかるマスクはフィルタータイプペ
ーパー又は通気性のある不織材等の多孔紙からなり、例
えば米国特許第2,012.505号、第3.220.
409号、第4,038,979号及び第4,148,
958号に開示されている。従来のマスクはマスクを形
成する多孔材の各セルの壁において顕微鏡的なバクテリ
アを捕えることを狙っている。
しかしながら、長時間の使用の後はかかるマスクは使用
者のクシャミや咳によって生ずる霧状液体や塵粒子によ
って運ばれるビールス等の病原菌を通過させてしまう。
発明の概要 本発明の第1の目的は塵もしくは体液の霧状粒子によっ
て運ばれる病原体の拡散を防止する顔用マスクを提供す
ることである。特に、本発明は液滴状、液状又は固体粒
子状又はそれらの組合せの形によって1又はそれ以上の
化学物質をマスクの表面に含浸又は噴霧させるかマスク
の外側表面に固着される多孔材状にコーティングする。
好ましい態様において殺菌性化学物質はマスクの外側表
面及び内側表面の間の中央部分に配置され当該殺菌剤が
使用者の皮膚に接触することを防止しあるいはマスクの
使用前には保持されている。
殺菌剤が液体の場合は当該殺菌剤はマスクの外側表面に
噴霧、又はコーティング等によって付着せしめられて当
該殺菌剤の蒸発を防ぐような密閉容器にマスクをパッケ
ージする。場合によってはマスクの外側表面に殺菌剤が
コーティングされた場合は無孔プラスチックフィルムを
コーティングしてマスクを使用する時はそのフィルムを
剥ぎ取るようにすることもできる。
他の態様においては殺菌剤がプラスチック微小球体の如
き破裂自在の微小カプセルに配置される。
かかるカプセルはマスクを形成する多孔シート材の外側
及び/又は内側層に保持される。かかる破裂自在のカプ
セルは手によって破裂せしめられる等して破壊されその
際殺菌剤がマスク内に浸透してマスクの孔に侵入するバ
クテリア及びビールスを殺菌する。
従って、本発明の目的はマスクを通過する病原体を破壊
することの出来る新規かつ改良された医療マスクを提供
することである。
本発明の他の目的は医療用の低コスト顔用マスクであっ
て、使用者の口及び鼻を通る空気の少なくとも一部が通
過する部分にコーティング若しくは含浸せしめられた化
学物質を含み、該化学物質はマスクを通過するバクテリ
ア及びビールスのような病原体を破壊する。
本発明の他の目的は医療用として特に有用であり、皮膚
を刺激する可能性のある化学物質を含む殺菌剤の拡散を
防止しており、マスクの一部に当該化学物質が含浸せし
められて使用者の皮膚に当該化学物質が流出することを
防止した顔用マスクを提供することである。
本発明の他の目的は使用中においてマスク中のいずれの
方向においても病原体が通過することを防止し、殺菌剤
としてはクエン酸の如き弱酸を用い、かかる酸がマスク
の外に流出して使用者や取扱者の皮膚に達することを防
止した医療用マスクを提供することである。
本発明の他の目的はシート状多孔材によって形成され、
微小セル内に保持された又はマスクのセル内に保持され
た殺菌剤を有し、かかる微小セルは破裂自在であって破
裂によってマスクの隙間すなわちセル内にその内容を放
出して使用者の呼吸によってマスク内を通過する病原体
を破壊するようになされた顔用マスクを提供することで
ある。
本発明の他の目的は軽量多孔シート材によって形成され
使用者の鼻及び口を被いその口及び鼻に対応する中央部
においてコーティング又は含浸において殺菌剤を含む病
原体拡散防止医療マスクを提供することである。
本発明の他の目的は通過する空気から細菌を濾過すると
共にマスク内においてこのバクテリアを殺菌する作用を
なす使い捨て型顔用マスクを提供することである。
本発明の他の目的は、呼吸時又は咳をしている時にマス
クを通過する塵、水滴、唾岐等に含まれるレトロビール
ス等のビールスを破壊することのできる使い捨て型顔用
マスクを提供することである。
本発明の他の目的は使用者によって又は使用者に対して
病原体が拡散することを防止するものであって、殺菌剤
が外側壁正面の外側層において保持されて使用者の顔の
皮膚、手の皮膚等に接触することを防止した改良顔用マ
スクを提供することである。
本発明の他の目的は、風邪のビールスの拡散の防止に有
用な顔用マスクを提供することである。
本発明の他の目的は化学物質又は生物学的物質の形の殺
菌剤を含み呼気や体液、塵等のマスクに侵入して補足さ
れた粒子に担持される細菌及びビールスを破壊する顔用
マスクを提供することである。
本発明の他の目的は病原体破壊剤を含むフィルタ素子を
有し、該病原体破壊剤は該フィルタ素子の隙間又は開口
セル内に保持されており、マスクが用いられている間マ
スク内で揮発してマスクを通過する空気に保持される病
原体を殺菌したり非活性化したりするようになされた顔
用マスクを提供することである。
本発明の他の目的は固体粒子状の殺菌剤を含むフィルタ
素子等を有し、該固体粒子は結晶又はフィルタ素子のセ
ル又は繊維に保持された微小流体の形状であり病原体を
含む塵及び気体粒子を受けて病原体を殺菌するようにな
された顔用マスクを提供することである。
本発明の他の目的はマスク使用の際に揮発してマスクフ
ィルタの隙間及び/又はセルに充満する殺菌剤を保持す
るフィルタ素子を有し通過する病原体を殺菌若しくは非
活性化せしめる顔用マスクを提供することである。
本発明の他の目的は固体形状若しくはカプセル内に保持
された状態においてマスク内に保持されて使用者の呼吸
器の反応の結果放出される化学的殺菌剤を有する顔用マ
スクを提供することである。
本発明の他の目的はフィルター素子の少なくとも一部内
に固定された微小中空マスクに加わる圧力によって該中
空体が破裂して放出される液状殺菌剤を含む顔用マスク
を提供することである。
本発明の他の目的は使用者の呼吸気の通過する多孔性顔
用マスクであって微小カプセル内に保持される殺菌液を
含み、当該殺菌液は使用者の熱及び呼吸による液粒によ
って該殺菌液を緩かに放出するようになされた顔用マス
クを提供することである。
本発明の目的は殺菌剤を含むシート状フィルタ材及び多
孔プラスチック樹脂のフィルムからなる顔用マスクを提
供することである。
本発明の他の目的はシート状フィルタ材からなり、鼻孔
及び口を経て伸長するストリップ状プラスチックフィル
ムからなり、該フィルタ材及び/又はプラスチックスト
リップは該フィルタ材から該ストリップが剥離された時
に放出される殺菌剤を含むカプセルを含む顔用マスクを
提供することである。
本発明の他の目的はカプセル内に保持されるか又は固体
コーティングの形で又はマスク材のセル内に保持された
殺菌剤を有し、当該殺菌剤は噴霧により又は滴下によっ
て与えられる水によって固体状態から活性化状態になる
殺菌剤を有する顔用マスクを提供することを目的とする
本発明の他の目的はマスク使用時において使用者の口及
び鼻にわたって延在するフィルタ材を有する顔用マスク
であって、該フィルタ材は弱酸または抗生物質等の生物
学的薬剤からなる殺菌剤を使用者の呼吸気が通過する部
分に有する顔用マスクを提供することである。
実施例 第1図において、顔用マスク10は適当な多孔部材から
なる基体すなわちマスクベース11を有する。該多孔部
材はガーゼ、プラスチック、含浸ガーゼ、開口セル発泡
プラスチック、不織繊維部材、多孔紙等の材料からなり
、成形自在であり使用者の口及び顔に対応した形状に成
形せしめられる。
参照符12はマスクベース11の中央部を指しマスク使
用者の鼻孔及び口に対応している。中央部12はその全
て若しくはその一部が使用者の呼吸の際マスクを通過す
るバクテリア及び/又はビールスを殺菌する化学物質又
は生物学的物質によって含浸又はコーティングされてい
る。例えば中央部12の繊維又はセル構造に含浸若しく
はコーティングされる物質としてクエン酸、酢酸等の酸
性化合物が用いられてレトロウィルス、結核菌等の細菌
又はビールス等の病原体を殺菌せしめる。
参照符13は多孔性ティッシュベーパー、ガーゼ又はプ
ラスチックであってマスクベース11の構成材の外側層
に接着又は積層され又は中央部12に対応する1又はそ
れ以上の層内に配置される多孔材の含浸若しくはその一
部となる化学物質をさす。参照符14及び15はマスク
の側端部を指し、マスクは孔16及び17を含み1つの
弾性ゴムバンド18を有する。ゴムバンド18は孔16
及び17を介してマスク側端部14及び15に固着され
使用者の顔面にマスクをぴったりと保持する。
第1図において、顔用マスク10は多孔紙、開口セル発
泡プラスチック、不織多孔材、織布又はガーゼ又はプラ
スチック含浸ガーゼ又はそれらの積層からなるプラスチ
ック含浸ガーゼ又はそれらの積層からなるプラスチック
材からなる適当な多孔物質シートからなるマスクベース
11を有する。
このシート状のマスクベース11はリムIIAを含むカ
ップ状態に成形され、リムIIAはマスクの側端部14
及び15にファスナ16及び17によって固着せしめら
れて弾性バンド18が使用者の口及び鼻のまわりに付勢
された時使用者の顔に当接しかつ適応するようになって
おり、使用者の口及び鼻を経た呼吸気はマスクの孔を通
過する。
参照符12はマスクベース11の中央部をさし、このマ
スクベース11はマスク使用者の鼻及び口に対応しある
程度の広がりを有する。中央部12は全面的に若しくは
少なくとも一部において化学物質及び/又は生物学的薬
剤によって含浸またはコーティングされあるいは使用中
においてマスクを通過するバクテリア及び/又はビール
スを殺菌する薬剤の被覆シートを有する。クエン酸、酢
酸又は他の化学物質又は生物学的薬剤を含浸又はコーテ
イング材として用いることができ、該含浸又はコーテイ
ング材はマスクベース11の繊維又はセルに保持される
。該繊維又は微小カプセルは生物分解性であり、又は抑
圧時に薬剤を放出しマスクを通過する病原体を殺菌せし
める。クエン酸は、例えば、レトロウィルス、結核菌等
のバクテリア又はビールスを殺菌するのに有効である。
参照符11Bは顔面に当接する薬剤含有部12を囲む帯
状表面部をさし、該帯状表面部11Bは薬剤含有部12
に含まれる薬剤によって含浸又はコーティングされる必
要はない。もしマスクベース11の全体がかかる薬剤を
含む場合は部分12Bの内壁面は環状の無孔プラスチッ
クフィルムによって積層せしめられ化学物質が使用者の
顔面に接触するのを防止する。
第2図において、中央部12のマスクベース11は複数
の平行リブ12Rを有し、平行リブ12Rはマスクをよ
ぎって伸長し、そのカップ状形状を保持するに必要な剛
性を与える。プラスチック又は金属のストリップのよう
な補強素子(図示せず)を例えばゴムバンド18を固定
する固定部材16及び17によって固定することも可能
である。
第3図において、マスク10の第1の構成例が示されて
おり、この構成においては中央部12は表面層部12A
を有し、この表面層部12Aはマスクの鼻及び口部に適
合し、上記した如き殺菌剤13が含浸されており、この
殺菌剤は使用者の皮膚に係合するマスクベースの内側部
12Bには含浸しておらずその一部をなすものでもない
。その結果、使用者の顔面は殺菌剤13に接することが
なく、従って通常はこの含浸剤によって使用者の皮膚が
おかされることはない。殺菌剤13はマスクベース12
の外側表面上に噴霧又は滴下又はスクリーン印刷によっ
て含浸することができる。
第4図において殺菌剤13は多孔部材からなるシート2
0に含浸せしめられる。この多孔部材は例えばティッシ
ュペーパー及びガーゼ又は発泡プラスチックの積層、多
孔プラスチック層又はその積層、加圧結合された不織布
又は繊維からなるフィルタ型部材、開口セル発泡プラス
チックの薄膜又はそれらの積層からなる。
第4図はかかる多孔シート20がマスクベース11の中
央部12の外側表面12Sに積層して接合されて使用者
の鼻及び口に対応している様子を示す。かかる接合はマ
スク部20及び12を共にシールすべく加熱する型の間
に熱及び圧力を加えることによって為され、あるいは機
械的固着手段によってスポット状に接着させるこεもで
きる。
第5図は、マスクの第3の構成例を示しており、多孔マ
スクベース11の中央部12は互いに結合し、微小カプ
セル22を含む多数の繊維21Fを含む多孔繊維材21
からなっており、微小カプセル22は上記した液状殺菌
剤を保持している。マスクに対して圧力及び/又は熱が
加えられた時、微小カプセル22は破裂若しくは溶融し
て周囲の繊維質にその内溶液を放出する。微小カプセル
22は多孔繊維材21の繊維又はセル壁に固着して、マ
スクベースの外側層21Aを形成して微小カプセルの壁
の破裂又は溶融によって内溶液が放出されても使用者の
顔面の皮膚に該内溶液すなわち化学的又は生物学的殺菌
剤が接触することはない。
第5図においてマスク構造は微小中空体を含む多孔又は
繊維部材の単一シートからなり、マスク構造はさらにそ
の内壁面23に固着し、または外側表面′24にコーテ
ィング又は積層された多孔プラスチックフィルムを有す
ることもある。上記した如く、かかる多孔プラスチック
フィルムはマスクの前面をコーティングすることもでき
るが、中央部に対応する部分のみをコーティングするこ
ともできる。換言すれば、微小カプセルが中央部12の
みに配置されたならば保護フィルムは中央部12のみに
亘って配置され微小カプセルから放出された液体が顔及
び/又は手の皮膚に接触することを防止し、そうでなけ
れば、微小カプセル及びフィルムはマスク全体に亘って
延在する。
第6図においては、既述した構造を有するマスク30が
示されており、マスク30はセル又は繊維32をコーテ
ィングする固体又は液体の殺菌剤によって含浸された中
央多孔部31を有し、該セル又は繊維32はセル又は繊
維の間隙に保持される接着剤によって固着される破裂自
在または溶融自在の微小カプセルを形成する。中央多孔
部31の内側及び外側表面に積層またはコーティングさ
れた多孔プラスチック層34A及び34Bは殺菌剤が繊
維の間隙又は微小カプセルから放出された時顔面又は手
の皮膚を保護する。
第7図において、第3図に示したマスク構造の変形例が
示されており、この変形例においては殺菌剤が単一多孔
マスク材に含浸せしめられる代りに殺菌剤の表面に噴霧
等によって与えられ、殺菌剤は反対側の表面に達するこ
とがない。参照符37及び38によって示される2枚の
多孔性フィルタ形ペーパー又はプラスチックはマスクの
マスクベース36を形成し、熱シール又は接着剤3つに
よって互いに積層され、好ましくはマスクベースの外側
リムの表面に配置されるか又はマスクの境界に複数のス
ポット状に配置されてマスク内を流れる空気流を邪魔し
ないようになっている。外側シート38はその外側表面
において殺菌剤によってコーティングされるか又は該殺
菌剤が含浸されるか又は微小カプセルを含んでいる。該
微小カプセルはそのセル又は繊維に既述した如く固着し
、又はマスクベース36を構成する内側及び外側シート
37及び38の間の境界36Aに沿って配列される。内
側及び外側シート37及び38の境界に微小カプセル又
は殺菌剤が位置する場合、微小カプセルあるいは殺菌剤
はマスクベースを押圧して殺菌剤を放出せしめる手や指
の皮膚に接触することがない。場合によっては殺菌剤は
空気に曝された時又は吐気の熱によって僅かに熱せられ
た時、昇華し又はマスクの通過する呼吸気の水滴及び/
又は熱によって活性化されて気化する固体物質であり、
昇華又は気化によって殺菌力を発揮してマスクを通過し
又は殺菌剤を含む繊維又はセル壁に付着する病原体を殺
菌する。
破裂自在又は溶融自在の微小中空体に液体を保持し、薬
剤及び殺菌剤を保持し呼吸気内の水滴等の液滴及び/又
は熱によって該薬剤を放出する固体又は多孔材を形成す
る技術は種々知られている。
種々の合成樹脂及び天然樹脂から液体を保持する破裂自
在のカプセルを形成する遠心キャスティング法がサウス
ウエスト・リサーチ・インスティテユート(South
west Re5earch In5t1tute)社
及びその他によって開発された。約lOOミクロンない
し1o、ooo ミクロン又はそれ以上の微小カプセル
が第5図のフィルタ部材2、、第6図のマスク30の部
分31又は第6図の多孔シート37及び38の間の境界
のセル又は隙間に保持される。粒径が1ミクロン以下な
いし数ミクロン程度の殺菌剤、例えばクエン酸の結晶、
又は天然又は合成ワックス、グリセリルモノステアート
、ショウノウ、サリチル酸メチル等の低沸点又は昇華点
を常圧下において有し、体温又は呼吸気温の範囲すなわ
ち90°FないしloO’Fの範囲において気化する揮
発性剤の混合物の粒子がフィルタマスク材のセルに保持
せしめられて所定深さにコーティング及び含浸せしめら
れ、あるいは第6図のサンドイッチ構造又は第7図の2
層積層をなす層の間に配置される。さらに別のマスク構
造においては殺菌剤を含む又は殺菌剤として作用する揮
発性物質の液滴がマスクのフィルタ部の外側表面の分離
部に噴霧又は静電的に供給される。該分離は第6図の3
5A又は35Bの如き多孔プラスチック被覆シート又は
フィルタ材の間の境界36Aである。上記した如く、液
状又は結晶状又は粒子状の殺菌剤は大なる泡状コンテナ
に又は熱シールプラスチックフィルムからなるコンテナ
内に保持することも可能であり、この場合該コンテナは
、マスク使用直前にマスクフィルタ素子の表面すなわち
層の間又は多孔被覆シートの間に固着されマスクベース
の外側表面に固着又は除去自在にシールされた被覆シー
ト又はその一部はピンによって穿孔され、歯によって切
り裂かれ指の圧力によって破裂せしめられマスクベース
から剥離自在なフィルムを除去することによって切り裂
かれる。
上記した揮発性カプセル又はマトリックス材が用いられ
て殺菌剤が緩やかに放出される場合、ポリエチレン、ポ
リプロピレン、エチレンビニルアセテートコポリマ等か
らなる開口多孔プラスチック材のマトリックス材が用い
られ、このマトリックス材はクエン酸等の液体殺菌剤の
内容物を呼吸気の熱が圧力を生じた場合セル又は1また
はそれ以上のレーザ穿孔による孔を介して緩やかに放出
する。殺菌剤が固体揮発剤の場合その揮発気体はマスク
フィルタ材の間隙又はセル内に緩やかに放出されて病原
体を殺菌する。
液体又は固体殺菌性化学物質の代りに液状又は揮発性剤
によって保持された状態あるいは上述した状態にあり、
アンチボディオティクス(antlbodiotics
 ) 、抗体、ファージ等の又はこれらの組み合せの生
物学的薬剤を用いて緩かに放出しマスクセル璧に保持す
ることも可能であり、この場合、生物学的薬剤のみなら
ず他の殺菌剤を用いて殺菌機能をなすこともできる。
殺菌剤をカプセル又は固体状態から解放するのを制御す
るために水溶性カプセルを用いることができる。この水
溶性カプセルはマスク又は水溶性物質を含む部分に水が
与えられた峙溶融してマスクの中央部12又は51を満
たす。
本発明の他の実施例においては記述した化学的又は生物
学的薬剤を固体昇華性化学物質によって置換することも
できる。この固体昇華性化学物質はマスク使用中におい
て昇華又は気化して呼気が当該薬剤を吸入せしめて病気
の治療となる。この場合の病気としては風邪やビールス
性疾患等の呼吸気の通過する喉、気管及び肺等に関する
疾患である。かかる放出医薬は抗生物質、アンチセプテ
ツク(antjseptlc) 、抗バクテリア又はビ
ールス破壊医薬等でありマスク内に保持されて放出され
る充血緩和剤、抗アレルギー等の薬剤である。
他の実施例においてはマスクフィルタ材は色変化をなし
又は非可視状態から華氏状態になる反応物質を含む。こ
の反応物質はマスクフィルタ素子のセル内に増殖するバ
クテリア又はビールス等の病原体を受けると化学反応を
おこして視覚的変化を起こして検査及び治療に利用でき
る。マスクは、さらに、そのセル又は隙間において病原
体を増殖又は集める手段を含み、マ入7が用いられた後
のテストに利用することができる。
上記した如く液状又は固体状の昇華自在な形の殺菌剤及
び/又は抗生物質及び抗ビールス生物学的薬剤、充血緩
和剤等の吸入薬剤を保持する微小中空体を含む多孔壁は
上述したマスク構造のセル、隙間、境界又は表面に形成
することができ、液体状及び/又は気体状態にてマスク
セル及びマスク通過空気によって定まる体積に緩やかに
放出される。かかる微小カプセルは米国特許第3.97
7.992号に開示された技術によって形成され、この
技術はカプセルの内容物の放出ルートを形成する顕微鏡
的通路を有するカプセルを形成する。該通路は、好まし
くは、カプセルが保持されているマスクのフィルタ部に
マスクが用いられてマスクを通る呼吸気内の液滴及び温
度に曝され又は使用者により与えられた水、破裂したカ
プセルから放出された溶媒又は水の如き液体に曝された
時、又は呼吸気内の湿気がカプセル剤又はカプセル近傍
の材質を軟化せしめた時液体又は気体を通過せしめる。
上述した如くマスクフィルタ剤の表面又はマスクの外側
表面を被覆し、又はマスクセルにコーティングされ、あ
るいは含浸された殺菌剤の結晶又は粒子を被覆するため
に用いられる多孔フィルムは米国特許第3,059,3
79号及びその他の米国特許に開示された技術によって
形成できる。昇華性又は溶融性固体カプセル材を用いる
に加えて、ポリオレフィン等の結晶ポリマからなり上述
した薬剤及び医薬を含むカプセルを米国特許第3,42
3.389号の教示に従って形成できる。
液体殺菌剤を含む非破壊有孔カプセルと該有孔カプセル
の内容物が浸透作用又は破壊されたカプセルから放出さ
れた液体によって無孔コーティングを溶融することによ
って有孔カプセルの内容物を放出させる溶媒を保持した
破壊可能カプセルの混合物をマスクフィルタ材の表面又
はセルに用いることもできる。
第8及び9図においては、2つのフレーム素子42及び
43からなり、多孔かつシート状の該フレームによって
支持された中央部50を有するフレーム部41を含むマ
スクアセンブリ40が示されている。多孔材50のリム
部は上記した如く形成され好ましくはフレーム素子42
及び43の間に伸長し摩擦、熱シーリング又は接着剤に
よって第9図に示す如くフレーム素子が組み合わされた
時にこれらのフレーム素子間に保持される。かかるフレ
ーム素子は射出成形により形成されフレーム素子42及
び43はその間にマスクベース50を挾持し、該フレー
ム素子の摩擦がフレームをマスクベース50に保持せし
め、フレーム素子42及び43が互いに圧接されまたは
熱シールされて結合した時中央マスクベース部50のリ
ム部51がフレーム素子の間に固定される。
参照符45及び47はマスクの最縁部のフレーム41の
各端部を示し、各端部45及び47は孔46及び48を
有し、ゴムバンドの一端を受は入れて、該ゴムバンドは
マスクフレームに結合してマスクアセンブリを保持する
。フレーム41は単一モールディングによって形成され
、多孔マスクベース50の縁を収納し、多孔マスクベー
ス50はフレーム41に結合する。又は、フレーム41
は2つの環状素子からなり摩擦的に組みあわさってマス
クベース50を保持すると共にフレーム素子42及び4
3が分離された時新しいフィルタ素子を置換することを
可能とし古いマスクベースを取り外して新しいマスクベ
ースの縁をフレーム素子によって挾持する。
マスク40の変形例においては、フレーム41の外郭形
状が図示された如くであり、フィルタ材を支持するフレ
ーム41の縁部は円形であり、従ってマスクフレームの
縁部と共にフィルタはねじ状ネックがモールドされディ
スク状のフィルタ素子を取り外し自在に保持する円形環
状キャップを受は入れる。
以下の如き変形が可能である。
、、 1以上の大型カプセル又は気泡状コンテナ(第5
図及び第6図の微小中空体22及び32より大きい)が
マスクのフィルタ材内において用いることができ、該コ
ンテナは第7図のマスクフィルタ材又はベースシート3
6の境界39の如き層間に配置され、又はマスクの中央
部12又は51の外側表面に結合されて、カプセル又は
コンテナが指によって押圧され又はピンによって穿孔さ
れた時にクエン酸その他の殺菌材の液体を放出する。
かかるカプセルから流出する液体はマスクの中央部に侵
入し長時間そこに滞留し、使用者の呼吸気の存在下にお
いて長時間使用者を病原体から保護し病原体を殺菌する
2、 第8図のフレーム41は殺菌剤を保持する小タン
クを有し、該小タンクからマスク使用の際重力によって
又はその小タンクに形成された微小孔を経て液体を流出
せしめる指の圧力によって流出する。
【図面の簡単な説明】
第1図は病原体の拡散を防止するに用いる顔用マスクの
前面を示す正面図、第2図は第1図のマスクの一部拡大
図、第3図は第1図の顔用マスクの化学薬剤を含浸せし
めた1の構成例を示す断面図、第4図は化学薬剤をコー
ティングして他の構成とした第1図の顔用マスクの断面
図、第5図は内側及び外側層の間に化学的又は生物学的
殺菌剤を保持する構成とした顔用マスクの断面図、第6
図は殺菌剤が含浸せしめられた多孔材からなり、内側表
面が使用者の皮膚へ殺菌剤が達するのを防止する多孔プ
ラスチックフィルムによってコーティングされた構成の
顔用マスクの断面図、第7図は2つの多孔層の積層から
なり多孔層間に殺菌剤が配置された構成の顔用マスクの
断面図、第8図はフレームを有する顔用マスクの正面図
、第9図は第8図の顔用マスクの断面図である。 主要部分の符号の説明 0・・・・・・顔用マスク ド・・・・・マスクベース 6.17・・・・・・孔 8・・・・・・ゴムバンド 0・・・・・・マスクアセンブリ ト・・・・・フレーム素子 0・・・・・・多孔材

Claims (25)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)顔用マスクであって、シート状部材からなり、使
    用者の鼻及び口を被うように使用者の顔の一部に配置さ
    れるマスクベースと、前記マスクベースの中央部に設け
    られて該中央部を通過する病原菌を死滅させる殺菌部と
    からなり、前記マスクベースは積層された複数の多孔質
    層からなり、前記殺菌部は前記中央部の表裏面部の間に
    配置されて、取扱者及び/又は使用者の皮膚に接触しな
    いようになされた顔用マスク。
  2. (2)前記多孔質層は同一の多孔質材からなっているこ
    とを特徴とする請求項1記載の顔用マスク。
  3. (3)前記多孔質層は、不織布からなることを特徴とす
    る請求項1記載の顔用マスク。
  4. (4)使用者の鼻及び口の表面の部分に適用する表面部
    を形成するマスクベースを有する顔用マスクであって、 前記表面部が顔に適合するように使用する使用者の鼻及
    び口に直接配置される中央部を有し、前記マスクベース
    はシート状の多孔フィルタ材からなり、 前記中央部は使用者の呼吸の際に前記中央部のフィルタ
    材を通過する粒子によって担持される病原体を殺菌する
    薬剤手段を含み、 前記薬剤手段は前記中央部のフィルタ材の中に配置され
    使用者の顔に適合する前記表面部から離れており、前記
    薬剤手段が使用者の皮膚に接触するのを防止しているこ
    とを特徴とする顔用マスク。
  5. (5)前記マスクベースは前記中央部が使用者の鼻及び
    口から離れるように形成されていることを特徴とする請
    求項4記載の顔用マスク。
  6. (6)前記シート状多孔フィルタ材の外側部分に前記薬
    剤手段を有することを特徴とする請求項4記載の顔用マ
    スク。
  7. (7)前記薬剤手段を含む前記中央部が保護膜によって
    被覆されて前記薬剤手段が取扱者の皮膚に接触するのを
    防止したことを特徴とする請求項6記載の顔用マスク。
  8. (8)前記薬剤手段は固体粒子状であることを特徴とす
    る請求項4記載の顔用マスク。
  9. (9)前記薬剤手段は揮発性固体材であって、使用者の
    吐気が前記多孔中央部を通過する際に揮発することを特
    徴とする請求項4記載の顔用マスク。
  10. (10)前記薬剤手段は前記中央部を形成する多孔フィ
    ルタ材に含浸した液体であり、前記液体はクエン酸及び
    硼酸等の弱酸から選ばれることを特徴とする請求項4記
    載の顔用マスク。
  11. (11)前記薬剤手段は前記多孔フィルタ材に固定され
    たカプセル手段によって保持された液体であることを特
    徴とする請求項4記載の顔用マスク。
  12. (12)前記カプセル手段は前記液体を含む多数の微小
    カプセルからなり、前記微小カプセルは前記多孔フィル
    タ材に固定され、指圧によって破裂自在であり、指圧に
    よって前記フィルタ材が押圧された時前記液体内容を放
    出して前記液体が中央部の少なくとも一部を含浸して湿
    らせて中央部を通過する病原体を殺菌することを特徴と
    する顔用マスク。
  13. (13)前記カプセル手段は前記多孔中央部を通過する
    吐気によって揮発する材料からなることを特徴とする請
    求項11記載の顔用マスク。
  14. (14)前記カプセル手段は使用者の吐気の熱によって
    揮発することを特徴とする請求項11記載の顔用マスク
  15. (15)使用者の吐気が前記中央部を通過して接すると
    前記薬剤を解放するカプセル手段を更に有することを特
    徴とする請求項4記載の顔用マスク。
  16. (16)前記薬剤手段はカプセル手段によって保持され
    た液体であり、前記カプセル手段は指圧によって破裂せ
    しめられたときに中の液体を放出する破裂自在カプセル
    からなり、、カプセルの破裂の際前記液体は前記多孔フ
    ィルタ材の中央部の中に進入することを特徴とする請求
    項4記載の顔用マスク。
  17. (17)多孔シート材からなり表面部を有し使用者の口
    及び鼻の周りの表面と共に閉塞空間を形成する中央部を
    有するマスクベースを有し、 前記マスクベースは使用者の顔に合致するように凹んで
    形成され、前記マスクベースの表面に結合した可撓性バ
    ンドであって使用者の頭の周りに係合せしめられた時に
    マスクを保持する可撓性バンドを有し、使用者の皮膚に
    接することなく使用中において病原菌を殺菌する病原菌
    殺菌部を前記中央部内に有し、前記殺菌部は使用者の呼
    吸中においてゴミ粒子に担持されて前記中央部を通過す
    る病原菌を殺菌することを特徴とする顔用マスク。
  18. (18)前記殺菌剤は前記多孔シート剤の中に層状に配
    置され、前記多孔シート剤が前記殺菌剤の使用者の皮膚
    への接触を防止することを特徴とする請求項17記載の
    顔用マスク。
  19. (19)前記殺菌剤は前記多孔シート材の外側表面にコ
    ーティングによって配置され前記シート材の残りの部分
    によって使用者の顔の皮膚に接触することを防止したこ
    とを特徴とする請求項17記載の顔用マスク。
  20. (20)前記殺菌剤は前記中央部の表面以外の部分に配
    置されていることを特徴とする請求項17記載の顔用マ
    スク。
  21. (21)前記殺菌剤は前記中央部の中にのみ配置されて
    いることを特徴とする請求項17記載の顔用マスク。
  22. (22)使用者の鼻及び口の周りに適合しシート状多孔
    フィルタ材からなるマスクベースを有し、前記マスクベ
    ースの中央部は使用者の呼吸の間にフィルタ材を通過す
    る粒子に担持される病原体を殺菌する殺菌剤を含み、前
    記殺菌剤は使用者の皮膚に接触しないようになされたこ
    とを特徴とする顔用マスク。
  23. (23)前記シート状多孔フィルタ材は複数層からなる
    ことを特徴とする請求項22記載の顔用マスク。
  24. (24)前記薬剤手段は前記使用者の皮膚から遠い方の
    層に位置することを特徴とする請求項23記載の顔用マ
    スク。
  25. (25)前記薬剤手段は前記中央部にのみ存在すること
    を特徴とする請求項22記載の顔用マスク。
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