JPH0385173A - 医療用灌流システム - Google Patents

医療用灌流システム

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JPH0385173A
JPH0385173A JP1223484A JP22348489A JPH0385173A JP H0385173 A JPH0385173 A JP H0385173A JP 1223484 A JP1223484 A JP 1223484A JP 22348489 A JP22348489 A JP 22348489A JP H0385173 A JPH0385173 A JP H0385173A
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Tomohisa Sakurai
友尚 桜井
Sakae Takehata
榮 竹端
Kazuo Sonobe
園部 和夫
Hiroki Hibino
浩樹 日比野
Yutaka Takahashi
豊 高橋
Akira Murata
晃 村田
Nobuyuki Sakamoto
坂本 信之
Yoshihiro Kosaka
小坂 芳広
Koichi Matsui
孝一 松井
Shiyouichi Ieoka
昇一 家岡
Shoichi Gotanda
正一 五反田
Kazutada Kobayashi
一任 小林
Koji Koda
幸田 好司
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は送水量とか吸引量をファジィ推論手段によって
制御した医療用灌流システムに関する。
[従来技術] 内視鏡等の医療機器で治療処置とか観察等を行う場合、
生理的食塩水等の液体を潅流させることが一般的に行わ
れる。
例えばUSSパチン1358936号の超音波メス装置
では送水手段と吸引手段が分かれて独立している。一般
的な医療用吸引ポンプは、多くあるが、細かな精度で制
御することを必要としないから、術者の大まかな設定で
使用していた。
又、前立腺切除術では、ぼう胱内を非電解質液で潅流す
ることが行われるが、従来は第11図に示すように潅流
する液を入れたボトル91の高さhを変化させて、送水
圧を調整していた。この調整も大まかな設定で、術者の
経験にて設定使用されている。
又、送水、吸引は医療機器においては数多く、PA’t
な用途で使用される。
例えば超音波結石破壊装置、電気水圧、結石破壊装置、
レーザ結石破壊装置により、ぼう胱、尿管、腎臓等の結
石破壊が行われる際に使用される。
又、超音波メス装置による切除にも送水、吸弓が行われ
るし、電気メスによる前立腺切除とか送水、吸引が行わ
れる。又、内視鏡観察の場合にも視野確保のために送水
が、異物除去のために吸弓が用いられる。
〔発明が解決しようとする問題点〕
上述のように、多くの医療機器において、送水、吸引が
行われるが、それぞれの医療機器に最適の送水量、吸引
量に設定することは熟練した術者でないと難しい。
又、最適の制御状態に設定できないと、的確な診断とか
処置を行うことが難しくなるという問題があり、最適の
送水量、吸引量等に設定できるシステムが望まれる状況
にある。
本発明は上述した点にかんがみてなされたもので、送水
、吸引を行う多くの医、療機器で使用でき、且つ最適な
い゛しはこれに近い条件に設定できる医療用灌流システ
ムを提供することを目的とする。
[問題点を解決する手段及び作用] 本発明では、第1図の基本構成図に示すように、メンバ
シップ関数が記憶されたICカード1とかキーボード2
等により、メンバシップ関数をメンバシップ入力手段3
に入力され、このメンバシップ入力手段3の出力は、フ
ァジィ推論を行うファジィ推論部4に入力され、制御規
則を規定できる。
又、必要に応じ、患者状態情報入力手段5による血圧、
脈迫、体温等の患者情報がファジィ推論部4に入力され
る。
一方、送水容器等から送水手段6を介して、患者に送水
される送水量は、第1の検知手段7により、圧力、送水
量がファジィ推論部4に入力される。上記送水手段6に
よる送水量は、コントローラ8を介してファジィ推論部
4の出力で制御可能である。
又、患者から吸引手段9で吸引された水(液体〉は、排
水容器(送水容器と同づの場合もある。)に導かれると
共に、第2の検知手段10により、その圧力、吸引量、
温度、にごり等が検知され、ファジィ推論部4に入力さ
れる。吸引手段9による吸引量は、コントローラ11を
介してファジィ推論部4の出力でtill H可能であ
る。
上記ファジィ推論手段4は、送水量、吸引量とか、患者
情報等により、メンバシップ関数から、医療処置あるい
は医療機器が異る場合にも、常に患者に適した送水量、
吸引量をファジィ推論にて求め、コントローラ8.11
を介して送水手段6、吸引手段9による送水量及び吸引
量を制御する。
尚、必要に応じタイマ12を用いて送水量等を時間的に
可変制御できる。又、ファジィ推論の結果等をデイスプ
レィ13に表示することもできる。
〔実施例J 以下、図面を参照して本発明を具体的に説明する。
第2図ないし第10図は1実施例に係り、第2図は1実
施例の全体構成図、第3図は電気メス装置による切除の
様子を示す説明図、第4図はメンバシップ切換・入力手
段の具体例を示すブロック図、第5図はメンバシップ関
数を設定する具体例を示す説明図、第6図は電気メス装
置の場合に対するメンバシップ関数による制御ルールの
代表例を示す説明図、第7図はファジィ推論の概要を説
明する説明図、第8図は吸引制御を行わない場合のメン
バシップ関数による制御ルールの代表例を示す説明図、
第9図は1実施例を胆石溶解に用いた様子を示す説明図
、第10図は第9図の場合におけるメンバシップ関数に
よる制御ルールの1例を示す説明図である。
この発明の1実施例を説明する前に、第7図を参照して
ファジィ推論の概要を説明する。ファジィ推論とは、人
間が日常の中で使用するあいまいな言葉で表現したファ
ジィ・ルール(ファジィ推論四則)を用いた推論である
。ファジィ・ルールは「if A=BIG and B
=NORHAL then X=SHALLJのように
記述できる。第7図で、A、Bは入力変数、Xは出力変
数である。ルールが成立するための条件を出いた部分子
 :f A=BIG and B=NORHAL Jを
前件部、その結論部分子X=sHALL Jを後件部と
いう。
ファジィ推論では各入力変数をO〜1の値に′I!L換
して演算するが、この変換を定義するのがメンバシップ
関数(前件部メンバシップ関数)である。
メンバシップ関数はファジィ・ルールで扱う命題(BI
G、 140RHAL、 5HALL等)毎に定義され
ている。
メンバシップ関数を参照して入力変数が各命題を満足す
る度合いを計算する。前件部に命題が複数ある場合は、
そのうらの最小値を求める。これを最小値(MIN)演
粋という。次に、各ルール毎のメンバシップ値を合成す
る。これは、各ルールの後件部を比べ、その最大値をと
り新しいメンバシップ関数を作ることにより行われる。
これを最大値(MAX)演算という。この合成されたメ
ンバシップ関数の重心値が推論結果(出力伯〉となりこ
れに基づいて、後段の制御が行われる。
第7図の推論方式は代表的な例であるが、他にもいくつ
かの推論方式が提案されている。ここでは、第7図の推
論方式に従って説明するが、この発明は他の推論方式を
採用した場合でも適応可能て゛ある。
上記ファジィ推論を行う1実施例の医療用灌流システム
21の全体構成を第2図に示す。
例えば第6図に示すような制御ルールを表わすメンバシ
ップ関数を決定する情報が書込まれたICカード22は
入力手段23の読取り装置で読取られ、メンバシップ設
定手段24に送られてメンバシップ関数が設定される。
このメンバシップ関数はファジィ推論を行うファジィ推
論部25に入力される。又、キーボード26によって、
ICカード22によって決定されるメンバシップ関数を
腹圧したり、追加したりできるようになっている。
又、入力手段23は、ファジィ推論部25に対し、用途
等に応じてファジィ推論に用いる入力情報を出力できる
ようにしである。
又、患者状態情報手段27は、血圧、脈迫、体温等の患
者状態情報をファジィ推論部25に出力し、患者状態に
適したファジィ推論を行うこともできるようにしである
一方、送水タンク28からの潅流水(液)は、送水ポン
プ29により、送水路31を経て、患者側に送水される
。例えば、第3図に示すような電気メス装置32ではレ
ゼクトスコープ33の送水チューブ34aと接続され、
この送水チコー734を介してぼう胱35内に送水し、
前立腺36の切除処置を行うのに利用される。
上記送水路31による送水圧は圧力センサ37によって
検知され、ファジィ推論部25に入力され、送水状態検
知が行われる。
又、送水ポンプ29による送水量もファジィ推論部25
に入力される。
上記送水ポンプ29はコントローラ38を介してファジ
ィIll論部25の出力で送水部の制御を行うことがで
きる。患者側に送水された潅流水は、吸引路41を通り
、にごりセンサ42、温度センサ43を経て吸引ポンプ
44で吸引され、この吸引ポンプ44から排水タンク4
5(排水タンク45でなく送水タンク28の場合もある
。)に導かれる。第3図の場合には、吸引路41は吸引
チューブ34bに接続され、ぼう胱35内の水が吸引さ
れる。
上記吸引ポンプ44による吸引量はファジィ推論部25
に送られる。又、この吸引ポンプ44は、コントローラ
46を介してファジィ推論部25の出力で吸引量を制御
できるようにしである。
さらに、上記吸引路41には圧力センサ47が接続され
、吸引圧力はファジィ推論部25に入力され、吸引状態
検知に用いられる。
上記ファジィ推論部25はタイマ48とも接続され、フ
ァジィ推論による制御を時間的に可変することもできる
又、ファジィ推論部25は、外部出力手段49から超音
波装置等の外部装同に制御信号を出力することもできる
。さらにファジィ推論部25は、メンバシップ関数の表
示等を行うアイスプレイ50と接続されている。
第4図はメンバシップ切換・入力手段をより具体的に示
す。
各ICカード22a、22b、・・・は患者別あるいは
手技あるいは用途別にそれれぞれ異るメンバシップ関数
を設定する情報が書込まれており、読取手段51によっ
て、メンバシップのコード(eX、送水圧0001.送
水部0010.・・・〉と、第5図(a) 、 (b)
に示すようなメンバシップ関数を決定する中心位@X、
幅あるいは斜線の角[yのデータX、yが読み取られ、
メンバシップ設定手段24によって、メンバシップ関数
が決定され、ファジィ推論部25に入力される。このメ
ンバシップ関数は、キーボード26によって、修正した
り、さらにメンバシップ関数を追加したりすることがで
きる。又、ファジィ推論部25が入力すべき入力情報と
か、出力すべき出力情報等を決定することもできる。
ファジィ推論部25は、メンバシップ設定手段24とか
キーボード26等によるファジィ制御に関連する情報か
らファジィ制御を行えるか否かを判断する制御可否判断
部52を有し、少くともメンバシップ不足あるいはメン
バシップ不当の場合にはメンバシップ表示回路53を介
してメンバシップ設定手段24によるメンバシップ関数
と共に、メンバシップ不足あるいは不当をデイスプレィ
50に表示する。
メンバシップ不足あるいはメンバシップ不当でない場合
にも、その旨を表示するようにしても良いことは明らか
である。
キーボード26によって、メンバシップ関数を修正した
り、追加したりする場合には、例えば第5図(a)又は
(b)に示すように、中心位置Xと幅あるいは傾斜角度
yを入力することにより行うことができる。
第2図に示す医療用灌流システム21は、ICカード2
3あるいはキーボード26によって、メンバシップ関数
の種類とかその数及び関数形等を変えられるようにして
、種々の医療機器に適したII allを行えるように
している。
次に代表的な制御項目を簡単に説明する。
(1)電気メス装置による前立腺切除の場合(第3図参
照〉 (a3内圧制御:ある程度、ぼう胱を膨らませるが、破
裂させない圧力に制御す る (b)視界確保:吸引水がある程度にごったら、潅流を
多くする (C)送水量 :普通は送水量を少めにする(電気メス
シンドロームを低減する) (2)m音波メスによる前立腺切除の場合(a)内圧t
I11御、(b)視界確保、(c) 送水FA ハ(1
>の電気メスと同様に制御を行えば良い。さらに、((
1)吸引水温度監視:超音波振動により、温度が高くな
ったら送水量を 増し、上昇を抑える (3)子宮内レゼクトスコープによるポリープ等切除の
場合 (a)内圧υItll : (1)の電気メスの場合と
は一般に異る (b)視界確保、(C)送水量のM御は(1)の電気メ
スの場合と同様で良い。
(4)内視鏡12察の場合 (a)内圧制御、(b)視界確保の制御は(1〉の場合
と同様で良い。
(C)送水1:(1)の場合より多めで良い。
このように、使用す医療機器に応じて制御項目のレベル
とか制御項目の種類を変えることにより、種々の医療機
器で適切に使用できる潅流装置を実現できることになる
例えば、第3図に示す電気メス装置32で使用する場合
の制御項目及び制御ルールの概要を第6図に示す。
前件部としては同図(a) 、 (b) 、 (c)に
示すように送水圧、送水量、にごり(度)であり、これ
らの値に応じて同図(d) 、 (e)に示すように送
水ポンプ、吸引ポンプの動作能ツノを制御する。
又、第6図では5つの制御ルールR1〜R5が示しであ
る。
例えば制御ルールR1では、送水圧が高く、且つ送水量
が大きく、且つにこりか小さいならば、送水ポンプの送
水能力を小さくし、吸引ポンプの吸引能力を大きくする
ようにする。
上記制御ルールR1〜R5の場合、例えば第6図に示す
ように送水圧がXl、送水量がx2、にごりが×3の場
合には、ファジィ推論部25によって、同図(d) 、
 (e)に示す斜線部分が最小値演算で求められる。さ
らに最小値演算で求められた斜線部分から第6図(d’
)、 (e“)に示すように最大値演算が行われ、さら
にそれらの重心x4.x5が求められ、これら重心X4
.X5で送水ポンプ29の送水能力及び吸引ポンプ44
の吸引能力の制御が行われる。この場合には送水ポンプ
29はやや小さい送水能力に、吸引ポンプ44はほぼ中
程の吸引能力となるようにコン1−ローラ38.46を
介して制御する。
第6図では送水圧、送水量、にごりの3つの入力情報に
よって、送水ポンプ29及び吸引ポンプ44を制御して
いるが、前述したように愚老情報によって、より適切に
制御するようにすることもできる。
従って、経験の少い術者が処置を行う場合にも、ICカ
ード22によってメンバシップ関数を設定するのみでも
、その医療機器に十分に適した潅流を行うことができ、
潅流が不十分のために適切な処置を行えない等の不都合
を解消できる。
また、経験を積んだ術者が使用することにより、ICカ
ード22による情報をキーボードによる入力で修正して
、その修正した情報でICカード22の情報を更新する
ことによって、ICカード22によるメンバシップ情報
をより適切ならのに改善することができるので、潅流シ
ステムの制御機能を次第に向上さ徨ることもできる。
又、上記1実施例ではファジィ推論手段を用いて潅流制
御を行うようにしているので、通常のコンピュータによ
る制御よりも小規模の装置で適切な制御を行うことがで
きる。
つまり、通常のコンピュータによる制御方法では、「も
しも〜ならば」に相当する前件部が複数あると、結論部
分の後件部に各前件部が独立的に影響を及ぼすため、条
件に完全に適合する場合と、適合する場合からかなりず
れた場合でも、設定した範囲内にあれば同一の制御結果
となってしまう場合が一般的である。
これに対し、ファジィ推論手段では、第6図からも分る
ように、前件部の条件の良く適合する場合にはその後件
部が制御結果に寄与する割合が大きく、前件部の条件に
適合する割合が小さいと、その後件部が結果に占める割
合が小さくなるというようにして、基本的な制御ルール
を重み付けしたような制御結果が導かれることになる。
このため、得られる制御結果は最適値に近いものとなる
通常の]ンビュータ制御によっても、前件部の条件に適
合する割合に応じて制御結果を得るように制御すること
も可能であるが、それを実現するためには膨大な演算船
となり、装置自体が人がかりになってしまったり、非常
に高速のコンピュータを使用しなければ実現できないの
に対し、ファジィ推論手段によれば、小規模で且つ短時
間で制till結果が得られるので、装置の構成が簡単
且つ小型化できる利点も有る。
上記説明では送水及び吸引を行う場合について説明した
が、内腔を膨らませる必要がない場合で、内腔を送水で
充満する場合には、送水制御のみで、たれ流づようにし
ても良い。
このような場合には、送水量の設定、圧力の設定は、術
者の経験から例えば送水量は10 ij! /mn程度
、圧力tよ800 m1g程度とキーボード26により
入力し、第8図に示すように送水量と圧力だけの制御で
ファジィ推論するという11を、ICカード(例えば関
節用ICカード〉等で設定するようにしても良い。
第9図は胆石溶解を行うのに1実施例の潅流システム2
1を適用した様子を示す。
超音波装置61は体外のアプリケータ62によって、凹
面状の超音波出田部から超音波を出射する。この出躬部
から出射された超音波は円錐状に集音されて胆石がたま
った胆のう63に照射される。
上記胆のう63には、カテーテル64を介して(医療用
〉層流システム21から胆石溶解液の送液及び吸引が行
われる。尚、胆のう63の近くに肝臓65がある。
胆のう63内の胆石は、潅流システム21による胆石溶
解液を循環させることにより、溶解されるが、体外から
の超音波の照射により、溶解が促進される。
潅流システム21は、送液圧、送液量、吸引量、温度を
パラメータとし、外部出力手段49を経て超音波装置6
1に超音波出射徂をコントロールする1ill II+
信号を出力し、このコントロールにより潅流通及び温度
を適正なレベルに保持する制御を行う。
例えば第10図は送液圧、送液量、温度の各レベルを検
知して、送液ポンプ及び超音波出躬徂(音圧)を制御す
る制御ルールの1例を示している。
尚、第10図では吸引h1を示してないが、例えば圧力
が高い場合には吸引量を大きくするように、圧力が小さ
い場合には吸引量を小さくするように制御ずれば良い。
尚、メンバシップ関数を設定するための入力手段として
は、ICカード、キーボードの他に、モデム等を介して
、遠隔入力できるようにしても良い。又、患者情報の人
力手段としても、患者固有の情報をICカードで入力で
きない場合、患者情報を保管(保心)している病院等か
らモデム等を介して入力できるようにしても良い。
[発明の効果] 以上述べたように本発明によれば、送水及び吸引手段を
制御する制御規則を設定するメンバシップ関数の入力手
段と、該メンバシップ関数により、ファジィ推論を行う
ファジィ推論手段とを設けて、送水及び吸引手段を制御
するようにしているので、用途、患者、手技等に応じて
適切な送水及び吸弓の制御を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の基本的構成図、第2図ないし第10図
は1実施例に係り、第2図は1実施例の全体構成図、第
3図は電気メス装置による切除の様子を示す説明図、第
4図はメンバシップ切換・入力手段の具体例を示すブロ
ック図、第5図はメンバシップ関数を決定する具体例を
示す説明図、第6図は電気メス装はの場合に対するメン
バシップ関数による制御ルールの代表例を示す説明図、
第7図はファジィ推論の概要を説明する説明図、第8図
は吸引制御を行わない場合のメンバシップ関数による制
御ルールの代表例を示す説明図、第9図は1実施例を胆
石溶解に用いた様子を示す説明図、第10図は第9図の
場合におけるメンバシップ関数による制御ルールの1例
を示す説明図、第11図は従来例における送水圧の制御
方法を示す説明図である。 1・・・ICカード    2・・・キーボード3・・
・メンバシップ入力手段 4・・・ファジィ推論部  6・・・送水手段7.10
・・・検知手段  8.11・・・コント【コーラ9・
・・吸引手段 第4図 25 3 第 図 (0) (b) 第 図 1 第 1 図 第 8 図 (0) 大木量 (b) 圧力 第10図 送水圧 纏J便l 温度(環51次) (C) E〉ブ ノ)・ 人 藍立ボソア 壱五

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 送水及び吸引を行う送水・吸引手段と、送水状態、吸引
    状態を検知する状態検知手段と、制御規則を規定するメ
    ンバシップ関数を入力する入力手段と、前記状態検知手
    段の出力情報により、前記メンバシップ関数を用いてフ
    ァジィ推論を行うファジィ推論手段と、前記ファジィ推
    論手段の出力に基づいて前記送水・吸引手段の送水量及
    び吸引量を制御する制御手段とを設けたことを特徴とす
    る医療用灌流システム。
JP1223484A 1989-08-30 1989-08-30 医療用灌流システム Pending JPH0385173A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0497159A1 (de) * 1991-01-31 1992-08-05 Fresenius AG Vorrichtung zur Spülung von Körpergefässen eines Patienten
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