JPH0381810A - ラップトップ型パーソナルコンピュータ - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［発明の目的］ （産業上の利用分野） 本発明は、太陽電池（ソーラーセル）から電源供給を行
なうラップトップ型パーソナルコンピュータに関する。

（従来の技術） 従来、ラップトップ型パーソナルコンピュータの電源と
しては、商用交流電源（８５Ｖ〜２４０ｖ）、内蔵のバ
ッテリィ、ＡＣアダプタ等が使用されている。

現在、半導体技術の急速な進歩によりＩＣの消費電流は
著しく小さくなってきている。また、表示デバイスや外
部記憶装置の消費電流も小さくなってきている。

そして、電卓のようにソーラーセルから電源供給を行な
う電子機器が実用化されている。

（発明が解決しようとする課題） しかし、従来のラップトップ型パーソナルコンピュータ
にソーラーセルのみを電源供給の手段として用いると、
容易にデータが失われてしまうという問題があった。こ
れは電卓等においてはそれほど大きな問題とならないが
、パーソナルコンピュータでは重大な問題である。

［発明の構成］ （課題を解決するための手段） 本発明は、ソーラーセルを電源供給の手段として用いる
ことのできるラップトップ型パーソナルコンピュータを
提供することを目的とする。

上記目的を達成する本発明のラップトップ型パーソナル
コンピュータは、電源供給の手段としてバッテリィを内
蔵し、かつ電源供給と前記バッテリィの充電の手段とし
てソーラーセルを備え、前記ソーラーセルの電力が所定
値より大きい場合ソーラーセルの電力を電源と前記バッ
テリィの充電に供給し、所定値より小さい場合前記バッ
テリィの電力を電源として供給する制御回路を備えるこ
とを特徴とする。

（作用） 使用時において、前記ソーラーセルの電力が所定値より
大きい場合前記バッテリィを充電し、所定値より小さい
場合前記バッテリィによって動作を継続し、未使用時に
おいて、前記ソーラーセルの電力を前記バッテリィの充
電のために供給する。この構成により、ソーラーセルを
電源供給の手段として使用し、かつ電卓のように容易に
データが失われてしまうことのないラー′ツブトップ型
パーソナルコンピュータを実現する。

（実施例） 以下、本発明の実施例について図面を参照して詳細に説
明する。

第１図に本発明の一実施例に係るラップトップ型パーソ
ナルコンピュータの外観図を示す。図において、１は筺
体、２は筺体１の上面に設けられたソーラーセルである
。このソーラーセル２は、受けた光を電気エネルギーに
変換し電源供給を行なうものであり、筺体１に対し固定
されている。

また、上記ラップトップ型パーソナルコンピュータには
、携帯して使用するためのバッテリィが内蔵され、かつ
ＡＣアダプタを接続できるようになっている。

ここで、本実施例のラップトップ型パーソナルコンピュ
ータにおける電源供給部の構成を第３図のブロック図に
示す。

ＡＣアダプタ２１は、商用交流電圧を直流の充電電圧に
変換する。このＡＣアダプタ２１は、ＡＣアダプタプラ
グ２８によって充電制御回路２３に着脱可能に接続され
る。なお、２７はＡＣコードセットであり、ＡＣアダプ
タ２１に商用交流電源を供給する。ソーラーセル２は、
上記ＡＣアダプタ２１と並列的に充電制御回路２３に接
続されている。充電制御回路２３は、ＡＣアダプタ２１
とソーラーセル２の双方あるいは一方から供給される電
力のバッテリィ２４とＤＣ−ＤＣコンバータ２５への供
給を制御する。バッテリィ２４は、充電制御回路２３か
ら充電電流の供給を受は同時にＤＣ−ＤＣコンバータ２
５へ電源電流の供給を行なう。ＤＣ−ＤＣコンバータ２
５は、バッテリィ２４または充電制御回路２３からの電
源供給を受け、それをラップトップ型パーソナルコンピ
ュータで使用する各種電圧２６に変換する。この各種電
圧２６としては、例えば＋５Ｖ、＋１２Ｖ。

−１２Ｖ、−２２Ｖ等の電圧値が使用される。

次に、上述したラップトップ型パーソナルコンピュータ
における電源供給の動作を説明する。

ＡＣアダプタ２１を取り外した通常の状態での使用にお
いては、ソーラーセル２によって光エネルギーから変換
された電気エネルギーは、充電制御回路２３を経由して
バッテリィ２４とＤＣ−ＤＣコンバータ２５に供給され
る。ＤＣ−ＤＣコンバータ２５は、供給された電気エネ
ルギーを各種電圧２６に変換して出力する。また、各種
電圧２６はラップトップ型パーソナルコンピュータ内部
で供給される。

ソーラーセル２で発生する電気エネルギーが所定値以上
の場合、ソーラーセル２からの電気エネルギーは充電制
御回路２３によってＤＣ−ＤＣコンバータ２５と共にバ
ッテリィ２４にも供給され、バッテリィ２４が充電され
る。ソーラーセル２で発生する電気エネルギーが所定値
以下の場合、バッテリィ２４は放電状態となり、ＤＣ−
ＤＣコンバータ２５を介して駆動電力を供給する。

未使用時においては、ＤＣ−ＤＣコンバータ２５に供給
する電気エネルギーが不要なので、ソーラーセル２から
の電気エネルギーは常時バッテリィ２４に供給され充電
がなされる。

ラップトップ型パーソナルコンピュータの使用時、未使
用時のいずれの場合も、ソーラーセル２から発生する電
気エネルギーが不足している場合はその不足を補うため
ＡＣアダプタ２１を接続して電力を供給する。ＡＣアダ
プタ２１からの電気エネルギーは、ソーラーセル２と同
様に充電制御回路２３を介してＤＣ−ＤＣコンバータ２
５とバッテリィ２４に供給される。

この構成により、ソーラーセル２を電源供給の手段とし
て使用し、かつ電卓のように容易にデータが失われてし
まうことのないラップトップ型パーソナルコンピュータ
を実現することができる。

第２図（ａ）、（ｂ）に他の実施例を示す。第１図の実
施例がソーラーセル２を筒体１の上面に固定して設けた
のに対し、この実施例では筺体１１に回動可能に設けら
れた表示パネル１２の背面側にソーラーセル１５を取り
付けて構成しである。

ソーラーセル１５は表示パネル１２とほぼ同じ大きさの
パネル型に形成してあり、ヒンジ１３，１４によって角
度の調整が可能なように取り付けられている。また、ソ
ーラーセル１５で発生した電気エネルギーはヒンジ１３
，１４を介して内部に供給される。電源供給部分の構成
は第３図と同様であり、かつその動作も同じである。

未使用時の表示パネル１２を格納した状態では、第２図
（ａ）に示すようにソーラーセル１５を表示パネル１５
の背面に重ねる。この状態で、ソーラーセル２からの電
気エネルギーは常時バッテリィ２４に供給され充電がな
されるのは言うまでもない。また、このとき光源の向き
に合わせてソーラーセル１５の受光面の角度を調整する
ことができる。

使用時の表示パネル１２を開いた状態では、ソーラーセ
ル１５を表示パネル１２の背面から起こして受光可能な
状態とする。このときも光源の向きに合わせてソーラー
セル１５の受光面の角度を調整する。

なお、ソーラーセルを筺体に対して取り外し可能に設け
ることもできる。

［発明の効果コ 以上説明したように本発明によれば、ソーラーセルの使
用により電気代が大幅に削減される。

また、十分な光量が確保できるところでは、半永久的に
連続使用が可能になり、可搬性が向上する。パソコンを
使用しない時は自動的に充電がなされる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例によるラップトップ型パーソ
ナルコンピュータの外１１１図、第２図は本発明の他の
実施例によるラップトップ型パーソナルコンピュータの
外観図、第３図は電源供給部の構成を示すブロック図で
ある。 １・・・筺体、２，１５・・・ソーラーセル、４．１２
・・・表示パネル、１３．１４・・・ヒンジ、２１・・
・ＡＣアダプタ、２３・・・充電制御回路、２４・・・
バッテリィ、２５・・・ＤＣ−ＤＣコンバータ。

Claims (3)

【特許請求の範囲】
1. （１）電源供給の手段としてバッテリィを内蔵し、かつ
   電源供給と前記バッテリィの充電の手段としてソーラー
   セルを備え、 前記ソーラーセルの電力が所定値より大きい場合ソーラ
   ーセルの電力を電源と前記バッテリィの充電に供給し、
   所定値より小さい場合前記バッテリィの電力を電源とし
   て供給する制御回路を備えることを特徴とするラップト
   ップ型パーソナルコンピュータ。
2. （２）ソーラーセルの電力の不足分を補うＡＣアダプタ
   を備えたことを特徴とする請求項第１項に記載のラップ
   トップ型パーソナルコンピュータ。
3. （３）ソーラーセルは、ヒンジを介して筺体に取り付け
   られており、前記ソーラーセルの受光面の角度を調整可
   能としたことを特徴とする請求項第１項または第２項に
   記載のラップトップ型パーソナルコンピュータ。