JPH0380310A - マニピュレータ制御装置 - Google Patents

マニピュレータ制御装置

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JPH0380310A
JPH0380310A JP21705989A JP21705989A JPH0380310A JP H0380310 A JPH0380310 A JP H0380310A JP 21705989 A JP21705989 A JP 21705989A JP 21705989 A JP21705989 A JP 21705989A JP H0380310 A JPH0380310 A JP H0380310A
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JP
Japan
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force
manipulator
frequency
speed command
calculation unit
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Application number
JP21705989A
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Inventor
Akihiko Yabuki
彰彦 矢吹
Yutaka Yoshida
豊 吉田
Yasuyuki Nakada
康之 中田
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Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔概要〕 マニピュレータ制御装置の改良に関し、マニピュレータ
の共振状態を十分に除去できるようにすることを目的と
し、 ノッチ・フィルタ演算部からの速度指令信号に基ツいて
マニピュレータを作動させる関節サーボ部と、マニピュ
レータが受ける力を検出する力検出器と、マニピュレー
タの現位置を検出する位置検出部と、検出された力及び
位置並びに目標とする力及び位置に基づいて速度指令信
号を発生する力&位置制御演算部と、力&位置制御演算
部からの速度指令信号が入力されるノッチ・フィルタ演
算部と、力&位置制御演算部から出力される速度指令信
号系列に対してFFT演算を行うFFT演算部と、FF
T演算の結果に基づいて速度指令信号の主周波数成分を
検出し当該主周波数成分がマニピュレータが追従可能な
低域周波数を外れた場合には当該主周波数成分を減衰さ
せるノッチ・フィルタの係数を算出する定数算出部とを
有することを構成としている。
〔産業上の利用分野〕
本発明は、速度指令信号に基づいてマニピュレータを作
動させる操作部と、マニピュレータが受ける力を検出す
る力検出器と、マニピュレータの現位置を検出する位置
検出部と、検出された力及び位置並びに目標とする力及
び位置に基づいて速度指令信号を発生する力&位置制御
演算部とを備えたマニピュレータ制御装置の改良に関す
る。
〔従来の技術〕
従来、この種の制御装置として、対象物の表面に沿って
加工、パリ取り、拭き取り等の倣い動作をするハンド部
を備えたマニピュレータに用いる制御装置がある。
第8図は従来の制御装置の例を示すブロック図である。
同図において、1はコントローラ、2は力検出器、3は
パワー・アンプ、4はマニピュレータ、5はエンコーダ
、6は力9位置指令値、9はホスト・コンピュータ、1
0は関節サーボ演算部、11は位置算出部、12は力検
出演算部、13は力&位置制御演算部、14はノッチ・
フィルタ演算部、17は力覚センサをそれぞれ示してい
る。
制御装置は、速度指令信号に基づいてマニピュレータ4
の操作を行う関節サーボ演算部10と、マニピュレータ
4のハンド部(図示せず)の現在位置を検出する位置算
出部11と、ハンド部が受ける力の検出を行う力検出器
2と、力&位置制御演算部13とを有している。位置算
出部11は、エンコーダ5から出力されたパルスをカウ
ンタすることによりマニピュレータの関節角を求め、こ
の関節角を基準座標系上の位置に変換するものである。
力&位置制御演算部■3は、力制御演算部と位置制御演
算部を有しており、位置制御演算部は位置算出部11が
算出した位置Pg、マニピュレータ4の目標位置P0及
び対象物の形状などによって定められた位置パラメータ
に基づいてマニピュレータ4の位置制御方向(移動方向
)の速度指令信号を発し、力制御演算部は力検出演算部
12が検出した力F8.目標とするハンド部の押付力F
o (以下、設定力と言う)及び対象物の形状などによ
って定められた力制御パラメータに基づいて速度指令信
号を発する。位置制御演算部から出力される速度指令信
号と力制御演算部から出力される速度指令信号の和が、
力&位置制御演算部13から出力される速度指令信号U
となる。上記力検出器2は、力覚センサ17と力検出演
算部12とを備えている。この力覚センサ17は、例え
ば外力によって撓む弾性梁の歪を歪ゲージで検出するも
ので、マニピュレータ4の手首部とハンド部との間に装
着されたおり、ハンド部の一作用点にかかる力及びモー
メントを検出するものである力検出演算部12は、ハン
ド座標系上の力をロボット基準座標系上の力に変換する
ものである。
位置&力制御演算部13から関節サーボ演算部10へ速
度指令信号が発信されると、関節サーボ演算部10は速
度指令信号に基づいて目標位置を更新し、目標位置と現
在位置の差に応じた操作量Vをパワー・アンプ3に与え
、パワー・アンプ3の出力がマニピュレータ4のモータ
に与えられる。
そして、常に上記設定力F0がハンド部に与えられるよ
うに、力検出器2でハンド部に作用する力を検出し、こ
の検出に基づいて力&位置制御演算部13から対応した
速度指令信号を送出(フィードバック制御)している。
ところで、上記力検出器2においては、対象物に対する
ハンド部の押付力だけではなく、ハンド部の重さや慣性
力、対象物とのwe力、マニピュレータを伝播する振動
(例えばマニピュレータ4の減速器が発生する振動)に
起因するノイズも検出してしまう。特に、マニピュレー
タ4を伝播してきた振動は、マニピュレータの固有振動
数を含んでいるので、上記フィードバック制御を行うと
、固有振動数に対応した速度指令信号が発信され、その
ためマニピュレータ4が直ちに共振してしまう。
そこで、共振を防ぐための有効な手段として、この固有
周波数に関する速度指令信号を与えないために、ノッチ
・フィルタ14によって速度指令信号から固有周波数成
分を除去する方法がある。
従来においては、予め振動解析で求めておいたマニピュ
レータの固有振動数をノッチ・フィルタ14のノツチ底
周波数fc (第3図参照)に設定している。即ち、ホ
スト・コンピュータ9から予め設定した特性のフィルタ
・パラメータa、、a。
a2がコントローラ1に転送されている。
〔発明が解決しようとする課題〕 ノッチ・フィルタは、連続系の伝達関数G (s)が以
下で与えられるものである。
なお、ωc−2πfCであり、Sはラプラス演算子であ
る。また、ζは減衰係数であり、fcが除去したい周波
数(ノツチ底周波数とする)である。
伝達関数G (S)のボード線図は第3図に示すように
なり、fCが除去したい周波数から外れると、除去効果
が得られないことがわかる。従来の制御装置においては
、固有振動数を予めサーボ解析等によって求めておき、
これをfcとするのであるが、マニピュレータの使用状
態によって必ずしも固有振動数がその値と一致しない。
即ち、ハンドを取り替えることによるイナーシャの変化
や長期使用による閏iff剛性の変化(ギヤ与圧やギヤ
の摩耗などによる)、更には多関節型マニピュレータに
おいては姿勢変化と言ったことによって、マニピュレー
タの固有振動数が解析結果と一致しない場合があり、且
つ一定値でない場合がある。このような場合、速度指令
信号の中の固有振動数成分をカットすることができない
ので、マニピュレータの共振状態を充分に除去できない
と言う問題があった。
本発明は、この点に鑑みて創作されたものであって、マ
ニピュレータの固有振動数の推定のずれ又は変動が生じ
ても、速度指令信号の中の固有振動数成分をカットし、
マニピュレータの共振状態を十分に除去できるようにな
ったマニピヱレータ制御装置を提供することを目的とし
ている。
〔課題を解決するための手段〕
第1図(a)は本発明の請求項(1)の発明を示す図で
ある。請求項(1)のマニピュレータ制御装置は、マニ
ピュレータ4と、マニピュレータ4が受ける力を検出す
る力検出器2と、マニピュレータ4の現在位置を検出す
る位置検出部21と、これら検出された力及び位置並び
に目標とする力及び位置に基づいて速度指令信号を発す
る力&位置制御演算部13と、力&位置制御演算部13
から出力される速度指令信号の時系列を格納するメモリ
部7と、上記速度指令信号に対して高速フーリエ変換演
算を行う高速フーリエ変換演算部15と、高速フーリエ
変換の結果得られる周波数スペクトルのピーク周波数を
検出し当該周波数がマニピュレータ4が追従可能な低域
周波数を外れたものである場合に当該周波数成分を減衰
させるノッチ・フィルタの離散形演算式の係数を算出す
る定数算出部16と、力&位置制御演算部13の出力す
る速度指令信号の中から上記係数で指定される周波数成
分を減衰させるノッチ・フィルタ演算部14と、ノッチ
・フィルタ演算部14から出力される速度指令信号に基
づいてマニピュレータ4を作動させる関節サーボ部20
とを具備している。
第1図cb>は本発明の請求項(2)の発明を示す図で
ある。請求項(2)の発明は、請求項(1)の発明に長
さ設定部18を追加したものである。
〔作用〕
第1図(a)において、力検出器2はマニピュレータ4
に働く力を検出し、位置検出部21はマニピュレータ4
の先端位置を検出する。力&位置制御演算部13は、検
出された力および位置並びに目標とする力及び位置に基
づいて速度指令信号を出力する。この速度指令信号は、
メモリ部7に格納されると共に、ノッチ・フィルタ演算
部14に送られる。メモリ部7に、N個の速度指令信号
が格納されると、FFT(高速フーリエ変換)演算部1
5は、メモリ部7の速度指令信号列をもとにFFT演算
を行う、定数算出部16は、高速フーリエ変換の結果得
られる周波数スペクトルのピーク周波数を検出し、当該
周波数がマニピュレータ4が追従可能な低域周波数を外
れたものである場合に当該周波数成分を減衰させるノッ
チ・フィルタの離散形演算式の係数を算出し、算出した
係数をノッチ・フィルタ演算部14に送る。ノッチ・フ
ィルタ演算部14は、力&位置制御演算部13から出力
される速度指令信号の中から上記係数で指定される特定
周波数成分を除去する。ノッチ・フィルタ演算部14か
ら出力される特定周波数成分が除去された速度指令信号
は関節サーボ部20に入力され、この値に応じてマニピ
ュレータ4のモータがサーボ制御される。
第1図rb>においては、メモリ部7に格納される速度
指令信号の個数Nは長さ設定部18によって決定される
。長さ設定部18は、設定したノッチ・フィルタ演算部
14によって所望の減衰が得られる周波数幅を周波数精
度とした高速フーリエ変換演算が行なえるように、標本
値系列(速度指令信号系列)の長さNを決定する。
〔実施例〕
第2図は本発明の1実施例の機能ブロック図である。同
図において、1はコントローラ、2は力検出器、3はパ
ワー・アンプ、4はマニピュレータ、5はエンコーダ、
6は力2位置指令値、7はデータ・メモリ・ボード、8
はフィルタ設定用プロセッサ、10は関節サーボ演算部
、11は位置算出部、12は力検出演算部、13は力&
位置制御演算部、14はノッチ・フィルタ演算部、15
はFFT演算部(高速フーリエ変換演算部)、16は定
数算出部、17は力覚センサ、18はN設定部をそれぞ
れ示している。
第2図に示すように、本発明の実施例においては、第8
図の従来例にデータ・メモリ・ボード7とフィルタ設定
用プロセッサ8が追加されている。
ファイル設定用プロセッサ8は、FFT演算部15と、
定数算出部16と、N設定部18とを有している。
データ・メモリ・ボード7は速度指令信号の時系列u0
.・・・uN−1を格納するものである。FFT演算部
15は、データ・メモリ・ボード7に格納された速度指
令信号の時系列uo+ ・・・u)i−14もとにFF
T演箕を行う。定数算出部16は、FFT演算結果に基
づいて動作時の速度指令信号C主周波数成分を検出し、
その主周波数成分がマニピュレータの追従可能な低域周
波数を外れたもCであった場合、その主周波数成分を減
衰させるノッチ・フィルタのパラメータan +  a
t r  at 4算出する。N設定部18は、データ
・メモリ・4−ドアに格納される速度指令信号の標本値
系列C長さを決定する。
第2図において、サーボ演算部10よりマニピュレータ
4が作動させられると、力検出演算部12によりマニピ
ュレータ4が現在受けているカカ検出され、位置算出部
11によりマニピュレータ4の現在位置が検出される。
力&位置制御演算@□13は、これら検出された力及び
位置並びに自社とする力及び位置に基づいて速度指令信
号を発づる。この力&位置制御演算部13におけるアル
:リズムは、力と位置のハイブリッド制御もしり番;コ
ンプライアンス制御として公知である。
力&位置制御演算部13から出力された速度指令信号は
、ノッチ・フィルタ演算部14とデータ・メモリ・ボー
ド7へ送られる。データ・メモリ・ボード7は、FFT
演算に必要なN個(後述する)の標本値データをサンプ
リング順に格納し、N個目を格納した時点でSETフラ
グを立てると同時に、以後のデータはFFT演算部15
におけるFFT演算の終了を告げるRESETフラグが
立つまで受は付けない。FFT演算によって入力信号列
の周波数スペクトルが得られ、その最大値を示す周波数
f!を上記速度指令信号の現時点での主周波数と見做す
ところで、rえは必ずしもマニピュレータの固有振動数
ではないが、速度指令信号として実際にマニピュレータ
が追従できる帯域は低く (せいぜい20Hz)、その
最大値をf、とすれば、f。
以上の周波数成分を速度指令信号から除去しても差し支
えない。
前記速度指令信号の標本値系列の長さN(即ち、メモリ
に格納する個数)は、以下の要領でN設定部18で決定
される。
ノツチ底周波数ω。に設定したノッチ・フィルタにスレ
ッシュホールド・ゲインCthとなる周波数は、第4図
に示すように、 ω/ω、−f/fc=X、、xz であり、フィルタ入力の主周波数成分f、がx+ <f
i /fc<Xt ・・・(2) であれば、fiの成分はノツチ底周波数をrcに設定し
たノッチ・フィルタによって十分に減衰されていると見
做す。
ここで、FFTによって周波数分析したときの周波数精
度Δfは、第5図に示すように、fcに対して、 at −(xz −1) fc−(3)で与えることに
する。一方、前記標本値系列のサンプリング周期を11
とすると、ΔrとNとの間に次式が成立する。
Δf−t、/N            ・・・(4)
したがって、(3)、 (4)式より、N−f −/ 
CXt   1 ) f c・・・(5)となる、(5
)式においてL =f、としたときのNが十分な値であ
り、即ち、 N=f−/ (Xi   1)ft       ”・
(6)となる。
定数算出部16では、最も大きいスペクトルを示す周波
数r長を検出して、f、がfL以上であり且つ既設のフ
ィルタ周波数rcと異なる場合に、flの値をf+の値
に更新し、ノッチ・フィルタ演算部14で実行するパラ
メータaO+  at 1 82を次の(8)式によっ
て算出する。
(1)式をディジタル化するために、双線形変換を施す
と、以下の弐が得られる。
Yk−as um +a+ um−+ +aOuk−2
−a、Y、、+atYk−。
・・・(7) ここで、Yll、 Ym−+ 、 Yk−□はフィルタ
の出力、uk uk m−z は入力である。
また、 n (ご。
+4) α a +  −(”i;f”e ”   4 )    
    =(8)α 3、=     (44ζγ。十12)α である。ここで、 α=4+4ζωゎ+ωc2 ω、−2πrc t−ωcT であり、Tはサンプル周期である。
ノッチ・フィルタ演算部14は、(7)式を実行する。
なお、添字に、に−1,に−2はそれぞれ現時点、一つ
前、2つ前のUおよびYを示す。
以上のフィルタにより、マニピュレータの共振状態を十
分に除去できる。
第6図は本発明を実施するための装置のハードウェア構
成例を示す図である。同図において、1はコントローラ
、2は力検出器、3はパワー・アンプ、4はマニピュレ
ータ、5はエンコーダ、6はホスト・コンピュータ、7
はデータ・メモリ・ボード、8はフィルタ設定用プロセ
ッサをそれぞれ示している。
コントローラ1は、CPU、メモリ及びIloで構成さ
れ、力&位置制御演算部13.関節サーボ演算部10お
よυノッチ・フィルタ演算部14の各演算を行う。力検
出器2は、力覚センサ17および力検出演算部12で構
成され、検出値はIloを通してコントローラ1に取り
込まれる。
マニピュレータ4は、コントローラlのIloより出力
された指令電圧を受けたパワー・アンプ3によって駆動
される。また、マニピュレータ4の関節変位は、エンコ
ーダ5の出力を■/○を通してコントローラ1に取り込
むことによって検出され、位置算出部11によってマニ
ピュレータ4(即ち、ハンドの先端)の位置に換算され
る。
ホスト・コンピュータ6は、力と位置の目標値を生威し
、バスを通してコントローラlに送る。
データ・メモリ・ボード7は、メモリとカウンタで構成
され、後述するRESETフラグがバスから送られて来
ると、カウンタがクリアされ、コントローラ1からの速
度指令信号をメモリに格納する。そして、データがN個
(即ち、カウンタの値がN)になった時にSETフラグ
を立て、且つコントローラからの速度指令信号を受は付
けない。
フィルタ設定用プロセッサ8は、CPUおよびメモリで
構成され、FFT演算部15.定数算出部16およびN
設定部18の演算を行う。
N設定部18は、コントローラ1のサーボ周期をrsと
したとき、ftおよびζを定数として(5)弐よりNを
算出し、データ・メモリ・ボード7にフルカウント値の
参照値を与え、FFT演算部15に標本値系列の長さN
を与える。
FFT演算部15は、SETフラグを確認した後、デー
タ・メモリ・ボード7のメモリをアクセスしてN個の速
度指令信号列を取り込み、FFT演算を行い、周波数ス
ペクトルを算出する。また、FFT演算終了とともにS
ETフラグを立てる。
定数算出部16は、前記周波数スペクトルのピ一りとな
る周波数fiを検出し、ノッチ・フィルタのノツチ底周
波数fcを変更するか否かを判定する。即ち、 fi>ft且つft ≠fc であれば、fcの値をfiの値に変更し、前記(8)式
によって、コントローラ1のフィルタ演算部14で参照
されるパラメータaOr  a ) r  a zを求
め、コントローラ1のメモリにバスを通じて転送する。
第7図はフィルタ設定用プロセッサの処理フローを示す
■ N−f、/ (X、−1)f、の計算を行う。
■ SETフラグがオンか否かを調べる。Yesのとき
は■に進む。
■ メモリをアクセスし、UO+ ・・・、U□1に対
してFFT演算を行う。
■ データ・メモリ・ボード7ヘリセツト信号を送る。
■ ピーク周波数f正を検出する。
■ (ft >fc ) n (ft ”f−)か否か
を調ベる。Yesのときは■に進む。
■ fc=f□とする。
■ a6.al、azを算出する。
■ a6 +  al 、azをコントローラ1のメモ
リに転送する。
〔発明の効果〕
以上の説明から明らかなように、本発明によれば、マニ
ピュレータの固有振動数の推定ずれや変動が生じても、
マニピュレータの固有振動数に関する速度指令信号をカ
ットし、マニピュレータの共振状態を常に十分に除去す
ることが出来る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の原理説明図、第2図は本発明の1実施
例の機能ブロック図、第3図はノッチ・フィルタのボー
ド線図例を示す図、第4図はゲインがGいとなる周波数
を示す図、第5図はFFTによって周波数分析したとき
の周波数精度を示す図、第6図は本発明のハードウェア
構成例を示す図、第7図はフィルタ設定用プロセッサの
処理を示す図、第8図は制御装置の従来例を示すブロッ
ク図であ。 1・・・コントローラ、2・・・力検出器、3・・・パ
ワー・アンプ、4・・・マニピュレータ、5・・・エン
コーダ、6・・・力1位置指令値、7・・・データ・メ
モリ・ボード、8・・・フィルタ設定用プロセッサ、1
o・・・関節サーボ演算部、11・・・位置算出部、1
2・・・力検出演算部、13・・・力&位置制御演算部
、14・・・ノッチ・フィルタ演算部、15・・・FF
T演算部、16・・・定数算出部、17・・・力覚セン
サ、18・・・N設定部。 特許出廓人    富士通株式会社

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)マニピュレータ(4)と、 マニピュレータ(4)が受ける力を検出する力検出器(
    2)と、 マニピュレータ(4)の現在位置を検出する位置検出部
    (21)と、 これら検出された力及び位置並びに目標とする力及び位
    置に基づいて速度指令信号を発する力&位置制御演算部
    (13)と、 力&位置制御演算部(13)をから出力される速度指令
    信号の時系列を格納するメモリ部(7)と、上記速度指
    令信号に対して高速フーリエ変換演算を行う高速フーリ
    エ変換演算部(15)と、高速フーリエ変換の結果得ら
    れる周波数スペクトルのピーク周波数を検出し、当該周
    波数がマニピュレータ(4)が追従可能な低域周波数を
    外れたものである場合に、その周波数成分を減衰させる
    ノッチ・フィルタの離散形演算式の係数を算出する定数
    算出部(16)と、 力&位置制御演算部(13)の出力する速度指令信号の
    中から、上記係数で指定される周波数成分を減衰させる
    ノッチ・フィルタ演算部(14)と、ノッチ・フィルタ
    演算部(14)から出力される速度指令信号に基づいて
    マニピュレータ(4)を作動させる関節サーボ部(20
    )と を具備することを特徴とするマニピュレータ制御装置。
  2. (2)マニピュレータ(4)と、 マニピュレータ(4)が受ける力を検出する力検出器(
    2)と、 マニピュレータ(4)の現在位置を検出する位置検出部
    (21)と、 これら検出された力及び位置並びに目標とする力及び位
    置に基づいて速度指令信号を発する力&位置制御演算部
    (13)と、 力&位置制御演算部(13)から出力される速度指令信
    号のN個の標本値系列を格納するメモリ部(7)と、メ
    モリ部(7)の標本値系列データに対して高速フーリエ
    変換演算を行う高速フーリエ変換演算部(15)と、 設定したノッチ・フィルタ演算部(14)によって所望
    の減衰が得られる周波数幅を周波数精度とした高速フー
    リエ変換演算が行なえるように、上記標本値系列の長さ
    Nを決定する長さ設定部(18)と、高速フーリエ変換
    の結果得られる周波数スペクトルのピーク周波数を検出
    し、当該周波数がマニピュレータ(4)が追従可能な低
    域周波数を外れたものである場合に、その周波数成分を
    減衰させるノッチ・フィルタの離散形演算式の係数を算
    出する定数算出部(16)と、 力&位置制御演算部(13)の出力する速度指令信号の
    中から、上記係数で指定される周波数成分を減衰させる
    ノッチ・フィルタ演算部(14)と、ノッチ・フィルタ
    演算部(14)から出力される速度指令信号に基づいて
    マニピュレータ(4)を作動させる関節サーボ部(20
    )と を具備することを特徴とするマニピュレータ制御装置。
JP21705989A 1989-08-23 1989-08-23 マニピュレータ制御装置 Pending JPH0380310A (ja)

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JP (1) JPH0380310A (ja)

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