JPH0379505A - 粉塵飛散防止方法 - Google Patents

粉塵飛散防止方法

Info

Publication number
JPH0379505A
JPH0379505A JP21180889A JP21180889A JPH0379505A JP H0379505 A JPH0379505 A JP H0379505A JP 21180889 A JP21180889 A JP 21180889A JP 21180889 A JP21180889 A JP 21180889A JP H0379505 A JPH0379505 A JP H0379505A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
dust
wind speed
watering
water
data
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP21180889A
Other languages
English (en)
Inventor
Hironobu Yamashita
山下 博信
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Steel Corp
Original Assignee
Sumitomo Metal Industries Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sumitomo Metal Industries Ltd filed Critical Sumitomo Metal Industries Ltd
Priority to JP21180889A priority Critical patent/JPH0379505A/ja
Publication of JPH0379505A publication Critical patent/JPH0379505A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Auxiliary Methods And Devices For Loading And Unloading (AREA)
  • Spray Control Apparatus (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、工場、ヤード等から飛散する粉塵の発生を防
止するため、気象情報等に基づき効果的に措置をする方
法、すなわち、気象条件にあわせて適正な散水により粉
塵飛散を防止する方法に関するものである。
(従来の技術) 工場建屋、ヤード等から飛散する粉塵によって引起こさ
れる粉塵公害の対策として、散水法が従来から採用され
ている(特開昭57−9603号公報)。
第1図に原料ヤード地区における従来の散水例を示す、
ヤード1には、粉体2が山積みされて貯蔵される。これ
らの貯蔵物はベルトコンベア施設3により搬送されバン
カホッパ4に一時貯えられたりまたは混合されたのち、
後方目的地に運ばれる。また同地区内には、空地5や道
路6があり、若干の粉塵が堆積された状況になっている
このような原料ヤード地区の場合、@7により発塵飛散
する粉体2の積山8を防塵するため、まタヘルトコンベ
ア施設3やバンカホッパ4に堆積した粉塵を防塵するた
め、さらに空地5や道路6に堆積した粉塵の吹き上げを
防止するため、それぞれの周辺にはスプリンクラ−、レ
インガン等の散水設備9〜11が配置されている。
ヤード外で粉塵公害を起こすような気象環境の下では、
貯水槽12から給水して散水設備9〜11を動作させて
、粉体2やベルトコンベア3、バンカホッパ4、空地5
、道路6に堆積した粉塵に水を付加して粘着力を高め防
塵する対策がとられている。
(発明が解決しようとする課題) さて、第2図に風速ど発塵量の関係の概念的例を示す、
第2図に示すようにある風速以上になると、発塵量が急
激に増加する。同様の関係は第3図C4> 、(El)
に示す通りであり、風速と風塵量とには一定の相関がみ
られる。
よってこの対策として従来は風速がある基準を越えたと
き、第4図(イ〉に示すように各散水装置で一斉に散水
を行い第4図(D)に示すような発塵減少効果を期待し
ていた。しかし、従来例の散水法による防塵対策では原
料ヤード地区を一つの散水対象としているため、散水に
用いる水量が多くなる欠点があった。発塵しやすい時期
は、通常大気が乾燥している時期と一致し、同時に渇水
期と重なることが多く、水資源が貴重なことにも鑑み、
水の有効活用が必要である。
この対策として、特開昭57−9603号公報に開示さ
れているように粉塵計を設置したより効率的な散水法が
提案されているが、この場合においては散水対象に散水
順序の重みづけを行い、ある基準を越えた場合に、この
順序に従い散水を行うものである。
しかし、現実には風速のレベルにより主要粉塵発生源が
変化しているため、十分な効果が得られなかった。
本発明の目的は、前記の問題点を解決し現状より少ない
水量で十分な粉塵効果が得られる方法を提供することで
ある。
(課題を解決するための手段) 前記目的を達成するため、本発明は、散水対象を少なく
とも風速を含む気象条件のレベルに応じて数段階に分け
て散水を行う粉塵対策基準と風向・風速・降水量等少な
くとも風速を含む気象データとを計算機に入力し、比較
演算処理を行い、前記気象データと粉塵対策基準とが一
敗したとき、原料ヤード地区内に設置した散水装置から
散水対象の粉ね体に散水することにより少量の水で効果
的に253m公害を防止するものである。
すなわち、本発明は、複数の粉塵発生源を少なくとも風
速を含む気象条件に応じて段階付けすること、段階付け
された各粉塵発生源にそれぞれ散水装置を設けること、
少なくとも風速を含む気象データを測定すること、測定
された気象データを予め設定された区分にしたがってレ
ベル分けを行うこと、およびこのようにしてレベル分け
された気象データに応じて決定される各段階の粉塵発生
源の散水装置を作動させることを特徴とする、粉!!飛
散防止方法である。
すなわち、第6図において粉塵対策基準記憶部13をも
つ電子計算1!!114に少なくとも風速を含む気象デ
ータ15をオンラインあるいはハンドで入力し、気象デ
ータ記憶部16に格納後、比較演算処理部17で演算処
理を行い、複数の散水対象についてそれぞれ予め設定記
憶された粉塵対策基準に当てはまるとき制御装W、18
へ制御指示出力を行う。制御装置18は散水装719〜
21を制御し、上記基準に応じ該当散水対象における各
散水装置19〜21での散水開始、停止を行う。
(作用) 図面により本発明の構成の要点を説明する。
第7図に石炭表面湿分と発!!量の関係を概念的に示す
。すなわち、表面湿分が少ない乾燥した状態では、第8
図(a)のように表面の微粉が飛散するが、表面湿分が
ある値以上になると、飛散粉塵は激減し、第8図(b)
のように同し風速の風が吹いてもほとんど粉塵の飛散は
なくなる。したがって、表面湿分等の変化、つまり気象
条件によっては粉塵発生の風速は異なるから、これらを
風速毎に予め整理しておいて基準化しζおく必要がある
さて、第9図には乾燥条件下等のように一定気象条件下
での風速と発塵量およびそれぞれの条件における主要粉
塵発生源の例を示す。
すなわち、例えば、乾燥条件下にあって風速5〜7鋤/
sではコンベアラインやバンカホッパ等高所建造物に堆
積した粉塵、あるいはこれらから漏れ出る粉塵の飛散が
主体であり、ヤー・ド粉体や、空地、道路からの粉!!
飛散量は少ない。
風速8〜10m/sになると、今度は空地や道路に堆積
した微粉粉体の二次飛散が主要飛散物となる。
さらに風速がlOm/sを越えるとヤード積山粉体表面
からの粉![飛散が始まり、これらが主要飛散物となる
従来は、この対策として、第4図(4) 、(Ij)に
示すように風速5−73以上となった時点で、原料ヤー
ド地区内の散水装置により一斉に散水を実施し発塵減少
効果を期待していた。
しかし、これではまだ粉塵飛散量の少ない場所への散水
をも一斉に行うため、過剰の対策となっていた。
また、同じ風速でも表面湿分等の気象条件によって粉塵
飛散は大きく影響される。
よって、本発明では、気象条件にもとずいて風速と粉塵
発生との相関を予め求め、これによって散水対象を段階
付けておき、そのときどきの気象データ、特に風速によ
って粉塵発生のみられる散水対象を検索して、該当する
散水対象の散水装置を制御するのである。気象データの
うちでは風速が最も重要な因子であるため、これだけで
制御することも可能であり、例えば第5図(イ) 、(
+1)に示すようにまず散水装置fcを、さらに風速が
大きくなったときには散水装置Bを、そしてさらに風速
が上がたときは散水装置Cというように、風速に応じて
散水対象を拡げていくのである。したがって風速のレベ
ルに応じてその風速における主要粉塵発生源に対しての
み選択的に散水を行うことにより、散水量の低減を図り
、なおかつ十分な発塵減少効果も可能としたものである
。第5図(ff)参照。
(実施例〉 以下、本発明の粉I!!!飛散防止方法の実施状況を第
10図のフローチャートに従って説明する。
測定された風速を入力すると、本例では5 misで散
水装置Cの散水起動・停止が判断され、次いで風速8m
/sで散水装置Bの散水起動・停止が判断され、最後に
風速LOm/sで散水装置Aの散水起動・停止が判断さ
れる。これは1時間に1回、そのときの風速を入力する
ことによって行われる。
そして、その都度、各散水装置の散水起動・停止を行う
は界風速は気象条件を考慮して変更するようにしてもよ
い。粒塵対策基準をそのつと変更するものである。
なお、本例では説明の便のため、風速だけを考えている
が、すでに述べたように他の気象条件によっては同一風
速でも発塵状況は全く異なるため、常にそれらの因子も
考慮しなければならないのは当然である。
まず、第1表に示すようにあらかじめ事前調査を実施し
、これに基づいて求められた発塵防止アクション対策基
準を第6図の電子計X機14の粉塵対策基準記憶部13
に記憶させる。
一方、オンラインまたはハンド人力により少なくとも風
速を含む気象データ15が気象データ記憶部16に格納
される。
第1表 この状況で比較演算処理部17は例えば、1時間に1回
、粉塵対策記憶部13と気象データ記憶部16のデータ
を比較し、この結果を制御装置18に出力し、これによ
り散水装置A (19)、B (20)、C(21)を
制御する。
第10図のフローチャートにしたがって散水装置A、B
SCを制mしたときの結果を第2表にまとめて示す。
第2表 (注〉○: 散水、 ×:停止 第2表で時刻3の時、第10図のフローチャートのPl
では風速が6s/sであるため、YESとなり、P2で
散水装置cを散水すると、P4ではNoとなり、P6で
散水装置B停止、P7でもNOとなり、P9で散水装置
A停止となる。これらの命令がPIOで制御装置への出
力となり、制御装置18により散水装置A (19)、
散水装置B (20)、散水装置(21)をコントロー
ルする。
上述の気象データ等に降雨計や粉塵計、気象予測データ
を加え、更に詳細な対策基準を設けることが可能なこと
はもちろんである。
(発明の効果) 以上説明したところより明らかなように、第3図(イ)
に示す風速条件の下で、同(I+)に示す発塵が発生す
る時に、従来は第4図(イ)に示すような散水を実施し
同(III)に示す効果を上げていたが、本発明を実施
することにより、第5図(イ)に示すように従来よりず
っと少ない散水量で同(ロ)に示すように今迄と同様な
発塵防止が奏され貴重な水資源の有効活用が可能となり
、本発明は産業上きわめて有用であることが分かる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、原料ヤードにおける粉塵防止のための散水装
置の配置を示す鳥敵図、 第2図は、風速と粉塵発生量との概念的関係図、第3図
(イ) 、(U)は、時間経過と風速、粉塵量との関係
図、 第4図(イ)、(TJ)は、従来の散水量と発塵抑制量
との関係図、 第5図(V) 、(v)は、本発明の散水量と発塵抑制
量との関係図、 第6図は、本発明に用いるコンピュータの演算部の#l
明図、 第7図は、表面湿分と発塵量の概念的関係図、第8図(
a)、(ロ)は原料の乾湿状況と発塵状態の説明図、 第9図は、風速と発塵量との関係図、および第10図は
、本発明の実施態様のフローチャートである。 1:ヤード       2:粉体 3:ベルトコンベア施設 4:バンカホッパ5:空地 
       6:道路 7:風向        87積山

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)複数の粉塵発生源を少なくとも風速を含む気象条
    件に応じて段階付けすること、段階付けされた各粉塵発
    生源にそれぞれ散水装置を設けること、少なくとも風速
    を含む気象データを測定すること、測定された気象デー
    タを予め設定された区分にしたがってレベル分けを行う
    こと、およびこのようにしてレベル分けされた気象デー
    タに応じて決定される各段階の粉塵発生源の散水装置を
    作動させることを特徴とする粉塵飛散防止方法。
  2. (2)粉塵発生源の表面湿潤の程度に応じて、気象デー
    タレベルと段階付けされた粉塵発生源との対応を決定す
    る請求項1記載の粉塵飛散防止方法。
JP21180889A 1989-08-17 1989-08-17 粉塵飛散防止方法 Pending JPH0379505A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP21180889A JPH0379505A (ja) 1989-08-17 1989-08-17 粉塵飛散防止方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP21180889A JPH0379505A (ja) 1989-08-17 1989-08-17 粉塵飛散防止方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0379505A true JPH0379505A (ja) 1991-04-04

Family

ID=16611942

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP21180889A Pending JPH0379505A (ja) 1989-08-17 1989-08-17 粉塵飛散防止方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0379505A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011122343A (ja) * 2009-12-10 2011-06-23 Chubu Electric Power Co Inc 風塵の発生防止方法
JP2017109851A (ja) * 2015-12-17 2017-06-22 Jfeスチール株式会社 原料ヤードの発じん防止方法

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011122343A (ja) * 2009-12-10 2011-06-23 Chubu Electric Power Co Inc 風塵の発生防止方法
JP2017109851A (ja) * 2015-12-17 2017-06-22 Jfeスチール株式会社 原料ヤードの発じん防止方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
Nickling et al. Emission of fine-grained particulates from desert soils
Hagen et al. Analytical solutions and sensitivity analyses for sediment transport in WEPS
EP1282773A1 (de) Windernergieanlage mit partikelsensor
Cornelis et al. The ICE wind tunnel for wind and water interaction research
Lee et al. Evaluation of the global aerosol microphysical ModelE2-TOMAS model against satellite and ground-based observations
JPH0379505A (ja) 粉塵飛散防止方法
Lutman et al. Comparison between the predictions of a Gaussian plume model and a Lagrangian particle dispersion model for annual average calculations of long-range dispersion of radionuclides
DE102005007471A1 (de) Schattenabschaltung für Windkraftanlagen
Chaulya et al. Modelling for air quality estimation for a planned coal washery to control air pollution
Mitchell Jr A comparison of short-term dispersion estimates resulting from various atmospheric stability classification methods
Erpul et al. Wind effects on sediment transport by raindrop‐impacted shallow flow: a wind‐tunnel study
KR102202446B1 (ko) 비산 먼지 발생 영향 인자 실시간 측정 자료를 이용한 살수 시스템
Zhukova et al. Reduction of pollutant concentrations under adverse weather conditions with optical dynamic measurement systems
Scott Measuring the erosivity of the wind
JPH0275510A (ja) 粉塵飛散防止方法
Aleshkov et al. Experimental investigations of snow bank formation during milling and rotary snow blower operation
Parnell The generation and propagation of noise from large coal mines, and how it is managed in NSW
CN114723585A (zh) 工地扬尘监管系统和方法
JPS60223704A (ja) 粉粒体運搬における粉塵飛散防止方法
JPS6139244B2 (ja)
Moskovaya et al. Assessment of efficiency of windbreak and dust suppression walls for coal terminals
JPS61243707A (ja) 撒水制御方法
JP6354071B2 (ja) 原料ヤードの発じん防止方法
JPH01236105A (ja) ばら物原料ヤードにおける散水制御方法
Robe et al. Real-time SO2 Forecasting System with Combined ETA Analysis and CALPUFF Modeling