JPH0379336B2 - - Google Patents

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JPH0379336B2
JPH0379336B2 JP58203632A JP20363283A JPH0379336B2 JP H0379336 B2 JPH0379336 B2 JP H0379336B2 JP 58203632 A JP58203632 A JP 58203632A JP 20363283 A JP20363283 A JP 20363283A JP H0379336 B2 JPH0379336 B2 JP H0379336B2
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JP
Japan
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acid
group
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sodium salt
amino
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JP58203632A
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Yoshinobu Arai
Masaaki Toda
Tsumoru Myamoto
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Ono Pharmaceutical Co Ltd
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Ono Pharmaceutical Co Ltd
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Publication date
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  • Pharmaceuticals Containing Other Organic And Inorganic Compounds (AREA)
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は新規なカルボキサミド誘導体に関す
る。 さらに詳しく言えば、ロイコトリエンに対する
拮抗作用、ホスホリパーゼ阻害作用、さらに5α
−リダクターゼ阻害作用を有する新規なカルボキ
サミド誘導体に関する。 プロスタグランジン(Prostaglandin,以下PG
と略記する。)研究の領域において、ここ数年の
間に相ついでいくつかの重大な発見が行なわれ
た。そのためPG研究開発の流れにも近年大きな
変化が見られる。新しく発見され、または新たに
構造決定されたPGフアミリーの中で、特に強力
かつユニークな生物活性をもつたものとしてPG
エンドパーオキサイド(PG endoperoxides、す
なわちPGG2及びPGH2)、トロンボキサンA2
(Thromboxane A2、以下TXA2と略記する。)、
プロスタサイクリン(Prostacyclin、すなわち
PGI2)およびロイコトリエンC、DおよびE(以
下、それぞれLTC、LTDおよびLTEと略記す
る。)などがあげられる。これらの化合物に加え、
これまでにすでによく知られていた各種PGを含
むPGフアミリーのすべては、アラキドン酸を共
通の母体として生体内で生合成されるため、アラ
キドン酸に始まる代謝経路の全体はアラキドン酸
カスケード(Arachidonate cascade)と呼ばれ
ている。各経路の詳しい説明や各生成物の薬理的
性質については、医学のあゆみ、114,378
(1980)、同114,462(1980)、同,114,866
(1980)、同,114,929(1980)、現代医療,12
909(1980)、同,12,1029(1980)、同,12,1065
(1980)、同,12,1105(1980)などに記載されて
いる。 アラキドン酸カスケードは、アラキドン酸にシ
クロオキシゲナーゼが作用してPGG2、さらに
PGH2を経て各種PG、例えばプロスタグランジ
ンF2〓(以下PGF2〓と略記する。)、プロスタグラン
ジンE2(以下PGE2と略記する。)、PGI2、TXA2
等に至る経路とアラキドン酸にリポキシゲナーゼ
が作用してハイドロパーオキシエイコサテトラエ
ノイツクアシツド
(hydroperoxyeicosatetraenoic acid,以下
HPETEと略記する。)を経てハイドロキシエイ
コサテトラエノイツクアシツド
(hydroxyeicosatetraenoic acid,以下HETEと
略記する。)あるいはロイコトリエンに至る経路
とに大別される。 前者の経路については、すでによく知られてい
るのでここで詳細に述べることは避ける。詳細に
ついては鹿取信ら編、プロスタグランジン
(1978),講談社発行を参照されたい。 後者の経路については図式に示される経路に
より各種化合物が生成されることが知られてい
る。 アラキドン酸は良く知られている経路、すなわ
ちPGエンドパーオキサイドを経る経路で代謝さ
れるほか、リポキシゲナーゼによつて全く別の経
路に入つて代謝される。すなわちアラキドン酸に
リポキシゲナーゼ、例えば5−リポキシゲナー
ゼ、12−リポキシゲナーゼあるいは15−リポキシ
ゲナーゼが作用して、それぞれ5−HPETE、12
−HPETEあるいは15−HPETEが生成される。 これらのHPETEは、パーオキシダーゼにより
過酸化水素基が水酸基に変換されて、5−
HETE、12−HETEあるいは15−HETEに変換
される。また、これらのHPETEのうち、5−
HPETEは脱水されることによつてLTA4に変換
される。 さらに、LTA4は酵素的にロイコトリエンB4
(以下、LTB4と略記する。)に、またグルタチオ
ン−S−トランスフエラーゼにより、LTC4に変
換される。 そして、LTC4はγ−グルタミルトランスペプ
チダーゼによりLTD4に変換される。LTD4はさ
らにLTE4に代謝されることが最近明らかとなつ
ている〔Biochem.Biophys.Res.Commun.,91
1266(1979)及びProstaglandins,19(5),645
(1980)参照〕。 一方、SRSについて述べると、SRSとはSlow
Reacting Substanceの省略であり、この名称は
Feldbergらがコブラ毒の肺灌流またはコブラ毒
を卵黄とインキユベーシヨンした時に遊離する物
質に対して用いたもので、この物質は摘出モルモ
ツト回腸を緩徐に収縮し、その作用は長時間持続
することが報告されている〔J.Physiol.,94,187
(1938)参照〕。 さらにKellawayらは感作モルモツト肺の灌流
時に抗原を感作させるとSRS−A(Slow
Reacting Substance of Anaphylaxis)が遊離
することを示し、SRS−Aとアレルギー反応との
関係をはじめて示した〔Quant.J.Exp.Physiol.,
30,121(1940)参照〕。またBrocklehurstは特異
抗原のわかつている気管支喘息患者の手術によつ
て摘出した肺切片に抗原を作用させるとヒスタミ
ンとSRS−Aが遊離し、気管支筋を強く収縮し、
この収縮は抗ヒスタミン剤によつて緩解されない
のでSRS−Aは喘息発作時における重要な気管支
収縮物質(bronchoconstrictor)であることを示
唆した〔Progr.Allergy,,539(1962)参照〕。
その後、人の肺組織片から得られたSRS−Aは正
常な人の気管支筋輪を収縮させる〔Int.Arch.
Allergy Appl.Immunol.,38,217(1970)参照〕、
ラツトのSRS−Aをモルモツトに静注すると肺気
道抵抗の増強が認められる〔J.Clin.Invest.,53
1679(1974)参照〕、SRS−Aをモルモツト、ラツ
ト、サルの皮内に注射すると血管の透過性を亢進
させる〔Advances in Immunology,10,105
(1969)、J.Allergy Clin.Immunol.,621,371
(1978)、Prostaglandins,19(5),779(1980)
等参照〕など多くの報告がある。 上記のようにSRSは免疫反応が関与して遊離し
てくるものをSRS−A、カルシウムイオノフア
(calcium ionophore)処理など免疫反応によら
ないで遊離してくるものをSRSと2種類区別され
ているが、両者の間には多くの類似点があり同一
の物質である可能性が強いと考えられている。 また、さらにLTC4およびLTD4はSRSあるい
はSRS−Aと同一の物質であることが明らかとな
り、そのためにこれらロイコトリエンの薬理性質
はSRSまたはSRS−Aの薬理的性質と置き換えて
考えることができる。〔Proc.Natl.Acad.Sci.
USA,76,4275(1979)、Biochem.Biophys.Res.
Commun.,91,1266(1979)、Proc.Natl.Acad.
Sci.USA,77,2014(1980)、Nature,285,104
(1980)参照〕。 このような多くの研究結果に基づいて、現在で
はアラキドン酸からLTA4を経て生合成される各
種ロイコトリエン(LTC4、LTD4やLTE4および
今後さらに新しく構造決定されるかも知れないロ
イコトリエン)は、アレルギー性の気管および気
管支または肺の疾患、アレルギー性シヨツクある
いはアレルギー性の各種炎症の発現に関与する重
要な因子と考えられている。 従つて、これらのロイコトリエンを抑制するこ
とにより人間を含めた哺乳動物、特に人間におけ
るアレルギー性の気管・気管支の疾患、例えば喘
息、アレルギー性の肺の疾患、アレルギー性のシ
ヨツク、アレルギー性の各種疾患の予防および/
または治療に有効である。 また、アラキドン酸はホスホリパーゼ
(phospholipase)の作用によつて、リン脂質より
遊離されるが、詳しく見ると図式に示すように
2つの経路、すなわち(1)ホスフアチジル コリン
(phosphatidyl choline)にホスホリパーゼA2
作用する経路と(2)ホスフアチジル イノシトール
(phosphatidyl inositol)にホスホリパーゼCが
作用して1,2−ジグリセライド(1,2−
diglyceride)が生成され、これにさらにジグリ
セライドリパーゼ(diglyceridelipase)、次いで
モノグリセライドリパーゼ
(monoglyceridelipase)が作用して遊離される
経路が一般的に考えられている〔化学と生物
21,154(1983)参照〕。 遊離されたアラキドン酸は、さらに2つの経路
すなわち(1)シクロオキシゲナーゼ
(cyclooxygenase)代謝経路により、プロスタグ
ランジン(PG)やトロンボキサンA2(TXA2)な
どの生理活性物質に代謝されるか、または(2)リポ
キシゲナーゼ(lipoxygenase)代謝経路により、
SRS−A(Slow Reacting Substances of
Anaphylaxis)、ヒドロキシエイコサテトラエン
酸(HETE)やロイコトリエンB4(Loukotriene
B4)などの生理活性物質に代謝されることが知
られている〔化学と生物 21154(1983)参照〕。 これらの代謝物は、例えばTXA2は強力な血小
板凝集および血管収縮作用を持つ物質であるこ
と、SRS−Aは喘息のケミカル メデイエーター
(chemical mediator)であること、LTB4は、痛
風などの炎症のケミカル メデイエーターである
こと、またPGは炎症における血管拡張作用、発
痛作用、発熱作用、白血球遊送作用を持つケミカ
ルメデイエーターであることが知られている〔代
謝20317(1983)、The Lancet 1122(1982)、鹿取
信ら編プロスタグランジン(1978)講談社参照〕。 このようにしてアラキドン酸は生体内で生理的
に重要な役割を果たすケミカルメデイエーターに
交換代謝されるが、これらメデイエーターのバラ
ンスが崩れることにより数々の症病が引き起こさ
れる。 本発明者らは、ロイコトリエンに拮抗する化合
物、またはホスホリパーゼ(ホスホリパーゼA2
および/またはホスホリパーゼC)を阻害する化
合物を見出すため、幅広い研究を行なつた結果、
後述の一般式()で示されるカルボキサミドが
その目的を達成することを見出し、本発明を完成
した。 本発明化合物はホスホリパーゼを強力に阻害
し、リン脂質からアラキドン酸の遊離を抑制する
ため人間を含めた哺乳動物、特に人間におけるア
ラキドン酸代謝物、例えばTXA2、PG、ロイコ
トリエンに起因する症病の予防および/または治
療に有効である。 対象となる症病の例としては、前記したロイコ
トリエンに起因するアレルギー性の各種疾患およ
び血栓症、例えば脳や冠動脈の内皮や内膜の損傷
に起因する血栓症、炎症、例えば関節炎、リウマ
チなどが挙げられる〔循環科学 ,484(1983)
および薬局34,167(1983)参照〕。 さらに本発明化合物には、前述したロイコトリ
エン拮抗剤、ホスホリパーゼ阻害剤としての用途
の他に、下記のような5α−リダクターゼ阻害作
用も見出されている。 5α−リダクターゼは小胞体および核酸中に存
在し、標的組織に摂取されたテストステロンを活
性型の5α−ジヒドロテストステロンに変換する
作用を有するが、この活性型の5α−ジヒドロテ
ストステロンは細胞内の受容体と結合することに
より細胞増殖を引き起こし、この作用が亢進する
と前立腺肥大症、脱毛症あるいは座瘡の発病をも
たらすとされている。 例えば、前立腺肥大症について述べると、従来
は薬物療法として女性ホルモンであるエストロゲ
ン剤や抗男性ホルモン作用を有するゲスターゲン
剤が用いられてきた。しかし、いずれも本来のホ
ルモン作用が副作用として残るため充分な治療が
なされているとは言い難かつた。 本発明化合物は、もちろんホルモン特有の作用
を有さず、しかも5αリダクターゼを強力に阻害
し、5α−ジヒドロテストステロンの増加を抑え
て、細胞増殖を抑制するため、人間を含めた哺乳
動物、特に人間の前立腺肥大症、脱毛症および座
瘡を有効に予防および/または治療しうるもので
ある。 本発明は、一般式 〔式中、R1は()炭素数5〜15の直鎖また
は分枝鎖のアルキル基またはアルコキシ基を表わ
すか、()炭素数5〜15の直鎖または分枝鎖の
アルケニル基またはアルケニルオキシ基であつ
て、ベンゼン環の2位または3位に結合している
ことを表わすかまたは()炭素数13〜15の直鎖
または分枝鎖アルケニル基または炭素数5〜15の
直鎖または分枝鎖アルケニルオキシ基であつてベ
ンゼン環の4位に結合していることを表わし、
R2は水素原子またはメチル基を表わし、R3は水
酸基、カルボキシル基、カルボキシメチル基、カ
ルボキシメトキシ基、炭素数2〜6の直鎖または
分枝鎖のアルコキシカルボニル基、または炭素数
3〜7の直鎖または分枝鎖のアルコキシカルボニ
ルメチル基またはアルコキシカルボニルメトキシ
基を表わし、Xは−CH=または窒素原子を表わ
し、nは0、1または2を表わし、記号〓は二重
結合(またはZ)または単結合を表わす。〕 で示されるカルボキサミド誘導体、その非毒性塩
およびその酸付加塩に関する。 一般式()中、R1が表わす炭素数5〜15の
アルキル基またはアルコキシ基中の直鎖または分
枝鎖のアルキル基としては、ペンチル基、ヘキシ
ル基、ペプチル基、オクチル基、ノニル基、デシ
ル基、ウンデシル基、ドデシル基、トリデシル
基、テトラデシル基、およびペンタデシル基およ
びそれらの異性体が挙げられ、R1として好まし
い基としては、n−ペンチル基、イソペンチル
基、n−ヘプチル基、n−デシル基、n−ペンチ
ルオキシ基およびn−オクチルオキシ基が挙げら
れる。 一般式()中、R1が表わす炭素数5〜15の
アルケニル基またはアルケニルオキシ基中の直鎖
または分枝鎖のアルケニル基としては、ペンテニ
ル基、ペンタジエニル基、ヘキセニル基、ヘキサ
ジエニル基、ヘキサトリエニル基、ヘプテニル
基、ヘプタジエニル基、ヘプタトリエニル基、オ
クテニル基、オクタジエニル基、オクタトリエニ
ル基、オクタテトラエニル基、ノネニル基、ノナ
ジエニル基、ノナトリエニル基、ノナテトラエニ
ル基、デセニル基、デカジエニル基、デカトリエ
ニル基、デカテトラエニル基、デカペンタエニル
基、ウンデセニル基、ウンデカジエニル基、ウン
デカトリエニル基、ウンデカテトラエニル基、ウ
ンデカペンタエニル基、ドデセニル基、ドデカジ
エニル基、ドデカトリエニル基、ドデカテトラエ
ニル基、ドデカペンタエニル基、ドデカヘキサエ
ニル基、トリデセニル基、トリデカジエニル基、
トリデカトリエニル基、トリデカテトラエニル
基、トリデカペンタエニル基、トリデカヘキサエ
ニル基、テトラデセニル基、テトラデカジエニル
基、テトラデカトリエニル基、テトラデカテトラ
エニル基、テトラデカペンタエニル基、テトラデ
カヘキサエニル基、テトラデカヘプタエニル基、
ペンタデセニル基、ペンタデカジエニル基、ペン
タデカトリエニル基、ペンタデカテトラエニル
基、ペンタデカペンタエニル基、ペンタデカヘキ
サエニル基、ペンタデカヘプタエニル基およびそ
の異性体が挙げられ、R1として好ましい基とし
ては、1−デセニル基、1−デセニルオキシ基、
1−トリデセニル基および1−トリデセニルオキ
シ基が挙げられる。 一般式()中、R3が表わす炭素数3〜7の
直鎖または分枝鎖のアルコキシカルボニルメチル
基またはアルコキシカルボニルメトキシ基中のア
ルコキシ基および炭素数2〜6の直鎖または分枝
鎖のアルコキシカルボニル基中のアルコキシ基と
しては、メトキシ基、エトキシ基、プロピルオキ
シ基、ブトキシ基、ペンチルオキシ基およびその
異性体が挙げられ、好ましくはメトキシ基および
エトキシ基である。R3として好ましい基として
は、水酸基、カルボキシ基、カルボキシメチル
基、カルボキシメトキシ基、メトキシカルボニル
基、メトキシカルボニルメチル基、メトキシカル
ボニルメトキシ基、エトキシカルボニル基、エト
キシカルボニルメチル基、エトキシカルボニルメ
トキシ基が挙げられる。 一般式()で示される本発明化合物には、異
性体の存在が考えられ、特に、記号〓が二重結合
を表わす場合、この二重結合のまたはによ
り、また記号〓が単結合を表わし、R2がメチル
基を表わす場合、このメチル基が結合している炭
素は不斉炭素となり、異性体が存在する。またさ
らに、一般式()中の各置換基が分枝鎖のアル
キルまたはアルキレン基、また二重結合を含むさ
いにはさらに異性体が生じうる。本発明はこれら
のすべての異性体およびそれらの混合物をも包含
するものである。 本発明化合物に構造が近い化合物を含む特許出
願が何件かなされているが、これらの特許出願か
ら本願発明が容易にできるものではない。例えば
特開昭50−135047号明細書中実施例2に記載され
ている化合物である式 や特開昭49−93335号明細書中に化合物番号49と
して記載されている化合物である式 で示される化合物が本願発明の目的の一つである
ロイコトリエンに拮抗することを示唆する記載は
何もない。さらにこれらの化合物を本明細書に記
載されているLTD4拮抗作用およびホスホリパー
ゼA2阻害作用を測定する系に供した際、式(A)
で示される化合物はLTD4拮抗作用を示すID50
が30μMであり、ホスホリパーゼ阻害作用を示す
IC50値が100μMであり、又式(B)で示される化
合物は、とちらに対しても何らの活性を示さなか
つた。 しかるに、本発明化合物である式 で示される化合物および式 で示される化合物は、おのおのLTD4拮抗作用の
IC50値が14μMおよび16μM、ホスホリパーゼA2
阻害作用のIC50値が22μMおよび54μMという活性
を示し、本発明者らは本発明において、R1に相
当する炭素鎖の長さにより、LTD4拮抗作用なら
びにホスホリパーゼ阻害作用が容易に類推するこ
とができない程、強くなることもあわせて明らか
にした。 また、本発明者等は先に特開昭57−106651号明
細書において、本発明化合物に類似の化合物を開
示し、目的としてロイコトリエン生合成阻害を挙
げているが、作用機序として5−リポキシゲナー
ゼを選択的に阻害することにより、目的を達して
いる。一方、本発明はロイコトリエン自体に拮抗
する作用を発明の骨子としており、これらは本質
的に異なつた作用である。 また、さらにこれら3件の出願には、本発明の
様なホスホリパーゼ阻害剤、5α−リダクターゼ
阻害剤としての用途は記述されておらず、抗血栓
剤、前立腺肥大症、脱毛症、座瘡に対する予防や
治療としての用途は本発明においてはじめて見出
されたものであり、本願発明はこれらの先行技術
から容易に類推することのできない発明である。 一般式()で示される化合物は一般式 〔式中のすべての記号は前記と同じ意味を表わ
す。〕 で示される酸クロライドと一般式 〔式中、すべての記号は前記と同じ意味を表わ
す。〕 で示されるアミンを反応させることにより製造す
ることができる。 この反応は公知の反応であり、例えば不活性有
機溶媒、例えば塩化メチレン、クロロホルム、テ
トラヒドロフラン中、三級アミン、例えばトリエ
チルアミン、ピリジン等の存在下、−20℃〜40℃
の温度で行なわれる。好適には、塩化メチレン
中、トリエチルアミンの存在下、0℃〜室温で行
われる。 一般式()で示される化合物は公知の化合物
であり、例えば記号Xが−CH=を、R3が2−カ
ルボキシル基を表わす化合物はアントラニル酸と
して市販されており、又記号Xが窒素原子を表わ
し環窒素から数えての3位にカルボキシル基が
R3として置換されている化合物は2−アミノニ
コチン酸として市販されている。 一般式()で示される化合物は、一般式 〔式中、すべての記号は前記と同じ意味を表わ
す。〕 で示されるカルボン酸を酸クロライドに変換する
ことにより製造される。 カルボン酸を酸クロライドに変換する反応はよ
く知られており、不活性有機溶媒、例えば塩化メ
チレン、テトラヒドロフラン中、または無溶媒で
チオニルクロライド、オギザリルクロライド等を
用いて、−40℃〜30℃の温度で行われる。好適に
は、無溶媒でオギザリルクロライドを用い、室温
で行われる。 一般式()で示されるカルボン酸はそれ自身
公知であるか(例えばp−アミル桂皮酸は市販さ
れている。)、または公知の方法により製造するこ
とができるが、その一例を次に図式に挙げる。 図式中、各記号の意味は下記の通りであり、
これ以外の記号は前記と同じ意味を表わす。 R1a−炭素数5−15の直鎖または分枝鎖のアル
キル基、アルコキシ基またはアルケニ
ル基。 R1b−炭素数5−15の直鎖または分枝鎖のアル
コキシ基またはアルケニルオキシ基。 R1c−炭素数5−15の直鎖または分枝鎖のアル
ケニル基またはアルケニルオキシ基。 R1d−炭素数5−15の直鎖または分枝鎖のアル
キル基、アルコキシ基、アルケニル基
またはアルケニルオキシ基。 R1e−炭素数5−15の直鎖または分枝鎖のアル
キル基またはアルコキシ基。 R1f−炭素数5−15の直鎖また分枝鎖のアルケ
ニル基またはアルケニルオキシ基。 R4−炭素数2−14の直鎖または分枝鎖のホル
ミルアルキル基またはホルミル基。 R5−炭素数1−14の直鎖または分枝鎖のヒド
ロキシアルキル基または水酸基。 図式中、各反応はすべて公知の反応であるが
簡単に説明すると、工程(a)および(n)はホルミル化
の反応で、例えばトリフルオロ酢酸中、ヘキサメ
チレンテトラミンを用いて、50℃〜還流温度で行
われる。 工程(b)、(j)および(o)は、Wittig反応であり、例
えば不活性有機溶媒(エチルエーテル、テトラヒ
ドロフラン、クロロホルム、ベンゼン等)中、相
当するWittig試薬を用いて、−78℃〜室温で反応
させることにより行われる。この反応を用いた場
合、生成物はn=1または2のものを得ることが
できる。 工程(c)、(k)および(p)はパーキン反応またはデブ
ナー反応であり、例えばピペリジンの存在下、ピ
リジンを溶媒として、マロン酸またはマロン酸エ
ステルを用いて100℃〜還流温度で反応させるこ
とにより行われる。この反応を用いた場合、生成
物はn=1のものであり、R2は水素原子である。 工程(d)、(l)および(q)は、酸化反応であり、例え
ばジヨーンズ酸化、コリンズ酸化、スワン酸化の
手法により、−20℃〜40℃の温度で行われる。こ
の反応を用いた場合、生成物はn=0のものを得
ることができる。 工程(e)および(u)は水酸基をアルコキシ基または
アルケニルオキシ基に変換する反応で、例えば不
活性有機溶媒(エチルエーテル、テトラヒドロフ
ラン等)中、場合によりジメチルホルムアミドや
ヘキサメチルホスフアアミド等の存在下、無水条
件で水素化ナトリウムまたは炭酸カリウムのよう
な塩基の存在下、相当するアルキルブロマイドま
たはアルケニルブロマイドを用いて、40℃〜還流
温度で行われる。 工程(f)はケン化反応で、例えば水と混和しうる
有機溶媒(テトラヒドロフラン、メタノール、エ
タノール等)中、水酸化カリウム、水酸化ナトリ
ウムまたは水酸化リチウム等のアルカリの水溶液
を用いて、0℃〜40℃の温度で行われる。 工程(g)および(t)はWittig反応で、前述の工程
(b)、(j)および(o)と同様にして行なわれる。 工程(h)は還元反応であり、不活性有機溶媒(ト
ルエン、ベンゼン、エチルエーテル、テトラヒド
ロフラン等)中、ジイソブチルアルミニウムハイ
ドライドを用いて−78℃の温度で反応させるか、
またはリチウムアルミニウムハイドライドを用い
て0℃〜還流温度で反応させることにより行われ
る。 工程(i)および(s)は、酸化反応で、不活性有機溶
媒(塩化メチレン、ジメチルスルホキサイド等)
中、三級アミン(トリエチルアミン、ピリジン
等)の存在下、オギザリルクロライドを用いて、
0℃〜40℃で行われる。 工程(m)および(r)は還元反応で、水素雰囲気下、
有機溶媒(メタノール、エタノール、テトラヒド
ロフラン等)中、触媒(パラジウム−炭素、パラ
ジウム、白金黒、ニツケル等)の存在下、0℃〜
40℃で反応させることにより行われる。 なお、一般式()で示されるカルボキサミド
のうち、一般式 〔式中、R1gは炭素数5〜15の直鎖または分枝
鎖のアルキル基またはアルコキシ基を表わし、そ
の他のすべての記号は、前記と同じ意味を表わ
す。〕 で示される化合物は一般式 [式中、R1h炭素数5〜15の直鎖または分枝鎖
アルケニル基またはアルケニルオキシ基を表わ
し、その他のすべての記号は前記と同じ意味を表
わす。] で示される化合物を還元反応に対し、R1h中の二
重結合およびR2が結合している二重結合を還元
し、おのおのエチレン基に変換することによつて
も製造することができる。 この還元は公知の反応であり、例えば水素雰囲
気下、有機溶媒(メタノール、エタノール、テト
ラヒドロフラン等)中、触媒(パラジウム−炭
素、パラジウム、白金黒、ニツケル等)の存在
下、0℃−40℃で反応させることにより行われ
る。 またさらに、一般式()で示される化合物の
うち一般式 〔式中、R3aはカルボキシ基、カルボキシメチ
ル基またはカルボキシメトキシ基を表わし、その
他の記号は前記と同じ意味を表わす。〕 で示される化合物は、一般式 〔式中、R3bは炭素数2〜6の直鎖または分枝
鎖のアルコキシカルボニル基、炭素数3〜7の直
鎖または分枝鎖のアルコキシカルボニルメチル
基、または炭素数3〜7の直鎖または分枝鎖のア
ルコキシカルボニルメトキシ基を表わし、その他
の記号は前記と同じ意味を表わす。〕 で示される化合物をケン化反応に付すことによつ
ても得ることができる。 ケン化反応は公知の反応であり、例えば水と混
和しうる溶媒、例えばメタノール、エタノール、
テトラヒドロフラン中、アルカリ物質、例えば、
水酸化ナトリウム、水酸化カリウム、水酸化リチ
ウムなどの水溶液を用いて、0℃〜50℃の温度好
ましくは室温で行われる。 もちろん、一般式(c)で示される化合物は、
一般式(b)で示される化合物をエステル化す
ることによつても得ることができる。 エステル化反応は公知の反応であり、例えば相
当するアルカノール中、酸、例えばp−トルエン
スルホン酸、塩酸の存在下、0℃から40℃、好ま
しくは室温で行われる。もちろん、溶媒として反
応に関与しないテトラヒドロフラン、塩化メチレ
ンの様なものを用いてもよい。又酸として塩化水
素ガスを用いてもよい。 また、さらに一般式()で示される化合物
中、R3がアルコキシカルボニルメトキシ基また
はカルボキシメトキシ基を表わす化合物は、R3
が水酸基を表わす化合物を前述の図式中の工程(e)
と同様の反応(ただし、アルキルブロマイドにか
えて、相当するアルコキシカルボニルメチルブロ
マイドを用い、必要によりヨウ化ナトリウムなど
のヨウ化物をくわえる。)に付し、必要により、
ケン化反応に付すことによつても得ることができ
る。 反応生成物は、通常の精製手段、例えば常圧下
または減圧下における蒸留、シリカゲルまたはケ
イ酸マグネシウムを用いた高速液体クロマトグラ
フイー、薄層クロマトグラフイー、あるいはカラ
ムクロマトグラフイまたは再結晶等の方法により
精製することができる。精製は各反応ごとに行な
つてもよいし、いくつかの反応の終了後に行なつ
てもよい。 本発明化合物は、前述した様にロイコトリエン
拮抗作用、ホスホリパーゼ阻害作用および5α−
リダクターゼ阻害作用を有するが、例えば実験室
の実験では、次に示す様な作用を示した。 本発明化合物は、LTD4に対し、下表に示され
る様な拮抗作用を示した。 【表】 本発明化合物は、ホスホリパーゼA2に対し、
下表の様な阻害作用を示した。 【表】 【表】 本発明化合物は、5α−リダクダーゼに対し、
下表の様な阻害作用を示した。 【表】 濃度での値を示す。
本発明化合物のLTD4に対する拮抗作用は以下
の実験方法により測定した。 体重300〜400gの雄性モルモツトより摘出した
回腸(3cm)を、37℃、Tyrode液、酸素(95%)
−二酸化炭素(5%)の混合ガス通気のマグヌス
管に懸垂し、約30分間安定させたのち、LTD4
10-9g/ml濃度で加え、この時の収縮に対して本
発明化合物の濃度を変えて加え収縮高を測定し
て、これよりIC50値を算出した。 本発明化合物のホスホリパーゼA2に対する阻
害作用は、Shakir法の変法により、基質として
L−β−〔1−14C〕−アラキドニル−α′−ステア
ロイル−ホスフアチジルコリンを、酵素にはモル
モツトの肺から得たホスホリパーゼA2を用いて
測定した〔Anal.Biochem.,114,67(1981)参
照〕。 本発明化合物の5α−リダクダーゼに対する阻
害作用は、J.Shimazakiらの方法を参考にしてラ
ツトの前立腺の核フラクシヨンから得た5α−リ
ダクターゼを用いて行なつた。5α−リダクター
ゼの活性測定は、0.09M Hepes(pH7.4)、0.22M
シヨ糖、5×10-3M NADPH、5μM〔4−14C〕
テストロン、5α−リダクターゼおよび本発明化
合物の混合液を用いて、反応を37℃で60分間行な
つた。反応停止はクロロホルム−メタノール(1/
2)で行ない、遠心分離したのち、上清をシリカ
ゲル薄層プレートにスポツトし、クロロホルム−
メタノール−酢酸(99.2:0.6:0.2)を用いて分
離し、生成したジヒドロテストステロンの放射活
性をTLCスキヤナーを用いて測定、酵素活性阻
害を算出した〔Endocrinol,Japon.,18,179
(1971)参照。〕 塩および酸付加塩は非毒性であることが好まし
い。ここで非毒性の塩、酸付加塩とは動物の組織
に対して比較的無害であり、しかも治療に必要な
量を用いたとき、一般式()で示される化合物
の有効な薬理的性質がそのアニオンまたはカチオ
ンにより生じた副作用によつて損なわれないよう
なアニオンまたはカチオンからなる塩を意味す
る。 又、塩および酸付加塩は水溶性であることが好
ましい。 適当な塩としては、例えばナトリウム又はカリ
ウムの如きアルカリ金属の塩、カルシウム又はマ
グネシウムの如きアルカル土類金属の塩、アンモ
ニウム塩及び薬学的に許容される(非毒性の)ア
ミン塩が含まれる。カルボン酸とそのような塩を
形成する適当なアミンはよく知られており、例え
ば理論上アンモニアの1個あるいはそれ以上の水
素原子を他の基に置き換えて得られるアミンが含
まれる。その基は1個以上の水素原子が置換され
ているときは同じでも異なつてもよいが、例えば
炭素数1〜6のアルキル基、炭素数1〜3のヒド
ロキシアルキル基から選ばれる。適当な非毒性ア
ミン塩としては、テトラメチルアンモニウムの如
きテトラアルキルアンモニウムの塩、及びメチル
アミン塩、ジメチルアミン塩、シクロペンチルア
ミン塩、ベンジルアミン塩、フエネチルアミン
塩、ピペリジン塩、モノエタノールアミン塩、ジ
エタノールアミン塩、リジン塩、アルギニン塩の
如き有機アミン塩が挙げられる。 適当な酸付加塩としては、例えば塩酸塩、臭化
水素酸塩、ヨウ化水素酸塩、硫酸塩、リン酸塩、
硝酸塩の如き無機酸塩、又は酢酸塩、乳酸塩、酒
石酸塩、安息香酸塩、クエン酸塩、メタンスルホ
ン酸塩、エタンスルホン酸塩、ベンゼンスルホン
酸塩、トルエンスルホン酸塩、イセチオン酸塩の
如き有機酸塩が挙げられる。 一般式()で示されるカルボキサミンの塩
は、一般式()で示される酸を公知の方法、例
えば適当な溶媒中で適当な塩基、例えばアルカリ
金属またはアルカル土類金属の水酸化物あるいは
炭酸塩または有機アミンと反応させることにより
得られる。 一般式()で示されるカルボキサミンの酸付
加塩は、一般式()で示される化合物を公知の
方法、例えば適当な溶媒中で、適当な酸、例えば
塩酸、臭化水素酸、ヨウ化水素酸、硫酸、リン
酸、硝酸のような無機酸、または酢酸、乳酸、酒
石酸、安息香酸、クエン酸、メタンスルホン酸、
エタンスルホン酸、ベンゼンスルホン酸、トルエ
ンスルホン酸、イセチオン酸のような有機酸と反
応させることにより得られる。 人間を含めた哺乳動物、特に人間において、ロ
イコトリエンを抑制することにより、アレルギー
性の気管・気管支の疾患、例えば喘息、アレルギ
ー性の肺の疾患、アレルギー性のシヨツク、アレ
ルギー性の各種疾患の予防および/または治療に
有効であり、また、ホスホリパーゼ(ホスホリパ
ーゼA2および/またはホスホリパーゼC)を阻
害することにより上記ロイコトリエンをも含めた
アラキドン酸代謝物に起因する疾患、例えば血栓
症、例えば脳や冠動脈の内皮や内膜の損傷による
血栓症、各種の炎症、例えば関節炎、リウマチの
予防および/または治療に有効である。さらに
5α−リダクターゼを阻害することは前立腺肥大
症、脱毛症、座瘡の予防および/または治療に有
効である。 一般式()で示されるカルボキサミドまたは
それらの非毒性の塩または酸付加塩を前記の目的
で(ロイコトリエン拮抗剤、ホスホリパーゼ阻害
剤または5α−シダクターゼ阻害剤として)用い
るには、各々につき、通常全身的あるいは局所的
に経口または非経口で投与される。投与量は年
令、体重、症状、治療効果、投与方法、処理時間
等により異なるが、通常成人ひとり当り、各々に
つき1回に1mg〜1g、好ましくは20mg〜200mgの
範囲で、1日1回から数回経口投与されるか、ま
たは成人ひとり当り、各々につき1回に100μg
〜100mg、好ましくは1mg〜10mgの範囲で、1日
1回から数回非経口投与される。もちろん前記し
たような投与量は種々の条件で変動するので、上
記投与範囲より少ない量で十分な場合もあるし、
また範囲を越えて投与する必要のある場合もあ
る。 経口投与のための固体組成物としては、錠剤、
散剤、顆粒剤等が含まれる。このような固体組成
物においては、ひとつまたはそれ以上の活性物質
が、少なくともひとつの不活性な希釈剤、例えば
乳糖、マンニトール、ブドウ糖、ヒドロキシプロ
ピルセルロース、微結晶セルロース、デンプン、
ポリビニルピロリドン、メタケイ酸アルミン酸マ
グネシウムと混合される。組成物は、常法に従つ
て、不活性な希釈剤以外の添加物、例えばステア
リン酸マグネシウムのような潤滑剤や繊維素グル
コン酸カルシウムのような崩壊剤を含有していて
もよい。錠剤または丸剤は必要により白糖、ゼラ
チン、ヒドロキシプロピルセルロース、ヒドロキ
シプロピルメチルセルロースフタレートなどの胃
溶性あるいは腸溶性物質のフイルムで被膜しても
よいし、また2以上の層で被膜してもよい。さら
にゼラチンのような吸収されうる物質のカプセル
も包含される。 経口投与のための液体組成物は、薬剤的に許容
される乳濁剤、溶液剤、懸濁剤、シロツプ剤、エ
リキシル剤等を含み、一般的に用いられる不活性
な希釈剤、例えば精製水、エタノールを含む。こ
の組成物は不活性な希釈剤以外に湿潤剤、懸濁剤
のような補助剤、甘味剤、風味剤、芳香剤、防腐
剤を含有していてもよい。 経口投与のためにその他の組成物としては、ひ
とつまたはそれ以上の活性物質を含み、それ自体
公知の方法により処方されるスプレー剤が含まれ
る。 非経口投与のための注射剤としては、無菌の水
性または非水性の溶液剤、懸濁剤、乳濁剤を包含
する。水性の溶液剤、懸濁剤としては例えば注射
用蒸留水及び生理食塩水が含まれる。非水溶性の
溶液剤、懸濁剤としては、例えばプロピレングリ
コール、ポリエチレングリコール、オリーブ油の
ような植物油、エタノールのようなアルコール
類、ポリソルベート80、アラビアゴム、アルギン
酸ナトリウム等がある。このような組成物は、さ
らに防腐剤、湿潤剤、乳化剤、分散剤のような補
助剤を含んでもよい。これらは例えばバクテリア
保留フイルターを通す過、殺菌剤の配合または
照射によつて無菌化される。これらはまた無菌の
固体組成物を製造し、使用前に無菌水または無菌
の注射用溶媒に溶解して使用することもできる。 非経口投与のためのその他の組成物としては、
ひとつまたはそれ以上の活性物質を含み、それ自
体公知の方法により処方される、外用液剤、軟コ
ウのような塗布剤、直腸内投与のための坐剤及び
膣内投与のためのペツサリー等が含まれる。 一般式()で示される本発明化合物中、好ま
しい化合物としては、 N−(p−アミルシンナモイル)アントラニル酸、 N−(p−イソペンチルシンナモイル)アントラ
ニル酸、 N−(p−ヘプチルシンナモイル)アントラニル
酸、 N−(p−デシルシンナモイル)アントラニル酸、 N−〔p−(1−トリデセニル)シンナモイル〕ア
ントラニル酸、 N−〔m−(1−デセニル)シンナモイル〕アント
ラニル酸、 N−(m−デシルシンナモイル)アントラニル酸、 N−(p−ペンチルオキシシンナモイル)アント
ラニル酸、 N−(p−オクチルオキシシンナモイル)アント
ラニル酸、 N−(p−アミル−2−メチルシンナモイル)ア
ントラニル酸、 N−(p−イソペンチル−2−メチルシンナモイ
ル)アントラニル酸、 N−(p−ヘプチル−2−メチルシンナモイル)
アントラニル酸、 N−(p−デシル−2−メチルシンナモイル)ア
ントラニル酸、 N−〔p−(1−トリデセニル)−2−メチルシン
ナモイル〕アントラニル酸、 N−〔m−(1−デセニル)−2−メチルシンナモ
イル〕アントラニル酸、 N−(m−デシル−2−メチルシンナモイル)ア
ントラニル酸、 N−(p−ペンチルオキシ−2−メチルシンナモ
イル)アントラニル酸、 N−(p−オクチルオキシ−2−メチルシンナモ
イル)アントラニル酸、 m−〔N−(p−アミルシンナモイル)アミノ〕安
息香酸、 m−〔N−(p−イソペンチルシンナモイル)アミ
ノ〕安息香酸、 m−〔N−(p−ヘプチルシンナモイル)アミノ〕
安息香酸、 m−〔N−(p−デシルシンナモイル)アミノ〕安
息香酸、 m−〔N−〔p−(1−トリデセニル)シンナモイ
ル〕アミノ〕安息香酸、 m−〔N−〔m−(1−デセニル)シンナモイル〕
アミノ〕安息香酸、 m−〔N−(m−デシルシンナモイル)アミノ〕安
息香酸、 m−〔N−(p−ペンチルオキシシンナモイル)ア
ミノ〕安息香酸、 m−〔N−(p−オクチルオキシシンナモイル)ア
ミノ〕安息香酸、 m−〔N−(p−アミル−2−メチルシンナモイ
ル)アミノ〕安息香酸、 m−〔N−(p−イソペンチル−2−メチルシンナ
モイル)アミノ〕安息香酸、 m−〔N−(p−ヘプチル−2−メチルシンナモイ
ル)アミノ〕安息香酸、 m−〔N−(p−デシル−2−メチルシンナモイ
ル)アミノ〕安息香酸、 m−〔N−〔p−(1−トリデセニル)−2−メチル
シンナモイル〕アミノ〕安息香酸、 m−〔N−〔m−(1−デセニル)−2−メチルシン
ナモイル〕アミノ〕安息香酸、 m−〔N−(m−デシル−2−メチルシンナモイ
ル)アミノ〕安息香酸、 m−〔N−(p−ペンチルオキシ−2−メチルシン
ナモイル)アミノ〕安息香酸、 m−〔N−(p−オクチルオキシ−2−メチルシン
ナモイル)アミノ〕安息香酸、 o−〔N−(p−アミルシンナモイル)アミノ〕フ
エニル酢酸、 o−〔N−(p−イソペンチルシンナモイル)アミ
ノ〕フエニル酢酸、 o−〔N−(p−ヘプチルシンナモイル)アミノ〕
フエニル酢酸、 o−〔N−(p−デシルシンナモイル)アミノ〕フ
エニル酢酸、 o−〔N−〔p−(1−トリデセニル)シンナモイ
ル〕アミノ〕フエニル酢酸、 o−〔N−〔m−(1−デセニル)シンナモイル〕
アミノ〕フエニル酢酸、 o−〔N−(m−デシルシンナモイル)アミノ〕フ
エニル酢酸、 o−〔N−(p−ペンチルオキシシンナモイル)ア
ミノ〕フエニル酢酸、 o−〔N−(p−オクチルオキシシンナモイル)ア
ミノ〕フエニル酢酸、 o−〔N−(p−アミル−2−メチルシンナモイ
ル)アミノ〕フエニル酢酸、 o−〔N−(p−イソペンチル−2−メチルシンナ
モイル)アミノ〕フエニル酢酸、 o−〔N−(p−ヘプチル−2−メチルシンナモイ
ル)アミノ〕フエニル酢酸、 o−〔N−(p−デシル−2−メチルシンナモイ
ル)アミノ〕フエニル酢酸、 o−〔N−〔p−(1−トリデセニル)−2−メチル
シンナモイル〕アミノ〕フエニル酢酸、 o−〔N−〔m−(1−デセニル)−2−メチルシン
ナモイル〕アミノ〕フエニル酢酸、 o−〔N−(m−デシル−2−メチルシンナモイ
ル)アミノ〕フエニル酢酸、 o−〔N−(p−ペンチルオキシ−2−メチルシン
ナモイル)アミノ〕フエニル酢酸、 o−〔N−(p−オクチルオキシ−2−メチルシン
ナモイル)アミノ〕フエニル酢酸、 N−〔5−(p−アミルフエニル)ペンタ−2,4
−ジエノイル〕アントラニル酸、 N−〔5−(p−イソペンチルフエニル)ペンタ−
2,4−ジエノイル〕アントラニル酸、 N−〔5−(p−ヘプチルフエニル)ペンタ−2,
4−ジエノイル〕アントラニル酸、 N−〔5−(p−デシルフエニル)ペンタ−2,4
−ジエノイル〕アントラニル酸、 N−〔5−〔p−(1−トリデセニル)フエニル〕
ペンタ〕−2,4−ジエノイル〕アントラニル酸、 N−〔5−〔m−(1−デセニル)フエニル〕ペン
タ−2,4−ジエノイル〕アントラニル酸、 N−〔5−(m−デシルフエニル)ペンタ−2,4
−ジエノイル〕アントラニル酸、 N−〔5−(p−ペンチルオキシフエニル)ペンタ
−2,4−ジエノイル〕アントラニル酸、 N−〔5−(p−オクチルオキシフエニル)ペンタ
−2,4−ジエノイル〕アントラニル酸、 N−〔5−(p−アミルフエニル)−2−メチルペ
ンタ−2,4−ジエノイル〕アントラニル酸、 N−〔5−(p−イソペンチルフエニル)−2−メ
チルペンタ−2,4−ジエノイル〕アントラニル
酸、 N−〔5−(p−ヘプリツフエニル)−2−メチル
ペンタ−2,4−ジエノイル〕アントラニル酸、 N−〔5−(p−デシルフエニル)−2−メチルペ
ンタ−2,4−ジエノイル〕アントラニル酸、 N−〔5−〔p−(1−トリデセニル)フエニル−
2−メチルペンタ−2,4−ジエノイル〕アント
ラニル酸、 N−〔5−〔m−(1−デセニル)フエニル−2−
メチルペンタ−2,4−ジエノイル〕アントラニ
ル酸、 N−〔5−(m−デシルフエニル)−2−メチルペ
ンタ−2,4−ジエノイル〕アントラニル酸、 N−〔5−(p−ペンチルオキシフエニル)−2−
メチルペンタ−2,4−ジエノイル〕アントラニ
ル酸、 N−〔5−(p−オクチルオキシフエニル)−2−
メチルペンタ−2,4−ジエノイル〕アントラニ
ル酸、 o−〔N−(p−アミルシンナモイル)アミノ〕フ
エノキシ酢酸、 o−〔N−(p−イソペンチルシンナモイル)アミ
ノ〕フエノキシ酢酸、 o−〔N−(p−ヘプチルシンナモイル)アミノ〕
フエノキシ酢酸、 o−〔N−(p−デシルシンナモイル)アミノ〕フ
エノキシ酢酸、 o−〔N−〔p−(1−トリデセニル)シンナモイ
ル〕アミノ〕フエノキシ酢酸、 o−〔N−〔m−(1−デセニル)シンナモイル〕
アミノ〕フエノキシ酢酸、 o−〔N−(m−デシルシンナモイル)アミノ〕フ
エノキシ酢酸、 o−〔N−(p−ペンチルオキシシンナモイル)ア
ミノ〕フエノキシ酢酸、 o−〔N−(p−オクチルオキシシンナモイル)ア
ミノ〕フエノキシ酢酸、 o−〔N−(p−アミル−2−メチルシンナモイ
ル)アミノ〕フエノキシ酢酸、 o−〔N−(p−イソペンチル−2−メチルシンナ
モイル)アミノ〕フエノキシ酢酸、 o−〔N−(p−ヘプチル−2−メチルシンナモイ
ル)アミノ〕フエノキシ酢酸、 o−〔N−(p−デシル−2−メチルシンナモイ
ル)アミノ〕フエノキシ酢酸、 o−〔N−〔p−(1−トリデセニル)−2−メチル
シンナモイル〕アミノ〕フエノキシ酢酸、 o−〔N−〔m−(1−デセニル)−2−メチルシン
ナモイル〕アミノ〕フエノキシ酢酸、 o−〔N−(m−デシル−2−メチルシンナモイ
ル〕アミノ〕フエノキシ酢酸、 o−〔N−(p−ペンチルオキシ−2−メチルシン
ナモイル)アミノ〕フエノキシ酢酸、 o−〔N−(p−オクチルオキシ−2−メチルシン
ナモイル)アミノ〕フエノキシ酢酸、 N−(p−アミルベンゾイル)アントラニル酸、 N−(p−イソペンチルベンゾイル)アントラニ
ル酸、 N−(p−ヘプチルベンゾイル)アントラニル酸、 N−(p−デシルベンゾイル)アントラニル酸、 N−〔p−(1−トリデセニル)ベンゾイル〕アン
トラニル酸、 N−〔m−(1−デセニル)ベンゾイル〕アントラ
ニル酸、 N−(m−デシルベンゾイル)アントラニル酸、 N−(p−ペンチルオキシベンゾイル)アントラ
ニル酸、 N−(p−オクチルオキシベンゾイル)アントラ
ニル酸、 2−〔N−(p−アミルシンナモイル)アミノ〕ニ
コチン酸、 2−〔N−(p−デシルシンナモイル)アミノ〕ニ
コチン酸、 2−〔N−〔m−(1−デセニル)シンナモイル〕
アミノ〕ニコチン酸、 2−〔N−(p−ペンチルオキシシンナモイル)ア
ミノ〕ニコチン酸、 2−〔N−(p−アミル−2−メチルシンナモイ
ル)アミノ〕ニコチン酸、 2−〔N−(p−デシル−2−メチルシンナモイ
ル)アミノ〕ニコチン酸、 2−〔N−〔m−(1−デセニル)−2−メチルシン
ナモイル〕アミノ〕ニコチン酸、 2−〔N−(p−ペンチルオキシ−2−メチルシン
ナモイル)アミノ〕ニコチン酸、 N−〔3−(p−アミルフエニル)プロピオニル〕
アントラニル酸、 N−〔3−(p−デシルフエニル)プロピオニル〕
アントラニル酸、 N−〔3−(p−アミルフエニル)−2−メチルプ
ロピオニル〕アントラニル酸および N−〔3−(p−デシルフエニル)−2−メチルプ
ロピオニル〕アントラニル酸 および上記の酸の相当するメチルエステル、エ
チルエステル、および非毒性塩、およびこれらの
非毒性酸付加塩、および o−〔N−(p−アミルシンナモイル)アミノ〕フ
エノール、 o−〔N−(p−イソペンチルシンナモイル)アミ
ノ〕フエノール、 o−〔N−(p−ヘプチルシンナモイル)アミノ〕
フエノール、 o−〔N−(p−デシルシンナモイル)アミノ〕フ
エノール、 o−〔N−〔p−(1−トリデセニル)シンナモイ
ル)アミノ〕フエノール、 o−〔N−〔m−(1−デセニル)シンナモイル)
アミノ〕フエノール、 o−〔N−(m−デシルシンナモイル)アミノ〕フ
エノール、 o−〔N−(p−ペンチルオキシシンナモイル)ア
ミノ〕フエノール、 o−〔N−(p−オクチルオキシシンナモイル)ア
ミノ〕フエノール、 o−〔N−(p−アミル−2−メチルシンナモイ
ル)アミノ〕フエノール、 o−〔N−(p−イソペンチル−2−メチルシンナ
モイル)アミノ〕フエノール、 o−〔N−(p−ヘプチル−2−メチルシンナモイ
ル)アミノ〕フエノール、 o−〔N−(p−デシル−2−メチルシンナモイ
ル)アミノ〕フエノール、 o−〔N−〔p−(1−トリデセニル)−2−メチル
シンナモイル)アミノ〕フエノール、 o−〔N−〔m−(1−デセニル)−2−メチルシン
ナモイル〕アミノ〕フエノール、 o−〔N−(m−デシル−2−メチルシンナモイ
ル)アミノ〕フエノール、 o−〔N−(p−ペンチルオキシ−2−メチルシン
ナモイル)アミノ〕フエノール、 o−〔N−(p−オクチルオキシ−2−メチルシン
ナモイル)アミノ〕フエノール、 2−〔N−(p−アミルシンナモイル)アミノ〕−
3−ヒドロキシピリジン、 2−〔N−(p−デシルシンナモイル)アミノ〕−
3−ヒドロキシピリジン、 2−〔N−〔m−(1−デセニル)シンナモイル〕
アミノ〕−3−ヒドロキシピリジン、 2−〔N−(p−ペンチルオキシシンナモイル)ア
ミノ〕−3−ヒドロキシピリジン、 2−〔N−(p−アミル−2−メチルシンナモイ
ル)アミノ〕−3−ヒドロキシピリジン、 2−〔N−(p−デシル−2−メチルシンナモイ
ル)アミノ〕−3−ヒドロキシピリジン、 2−〔N−〔m−(1−デセニル)−2−メチルシン
ナモイル〕アミノ〕−3−ヒドロキシピリジン、 2−〔N−(p−ペンチルオキシ−2−メチルシン
ナモイル)アミノ〕−3−ヒドロキシピリジン、 2−〔N−(p−アミルシンナモイル)アミノ−6
−ヒドロキシピリジン、 2−〔N−(p−デシルシンナモイル)アミノ〕−
6−ヒドロキシピリジン、 2−〔N−〔m−(1−デセニル)シンナモイル〕
アミノ〕−6−ヒドロキシピリジン、 2−〔N−(p−ペンチルオキシシンナモイル)ア
ミノ〕−6−ヒドロキシピリジン、 2−〔N−(p−アミル−2−メチルシンナモイ
ル)アミノ〕−6−ヒドロキシピリジン、 2−〔N−(p−デシル−2−メチルシンナモイ
ル)アミノ〕−6−ヒドロキシピリジン、 2−〔N−〔m−(1−デセニル)−2−メチルシン
ナモイル〕アミノ〕−6−ヒドロキシピリジン、 および 2−〔N−(p−ペンチルオキシ−2−メチルシン
ナモイル)アミノ〕−6−ヒドロキシピリジン、 および上記化合物の酸付加塩が挙げられる。 以下、参考例および実施例により本発明を詳述
するが、本発明はこれらの実施例に限定されるも
のではない。なお参考例および実施例中の
「bp」、「TLC」、「IR」、「NMR」および「MS」
の記号は、おのおの「沸点」、「薄層クロマトグラ
フイ」、「赤外吸収スペクトル」、「核磁気共鳴スペ
クトル」および「質量分析」を表わし、クロマト
グラフイによる分離の箇所の記載されている溶媒
の割合は、体積比を示し、「TLC」のカツコ内の
溶媒は展開溶媒を示し、「IR」は特別の記載が無
い場合はKBγ錠剤法で測定し、「NMR」は特別
の記載が無い場合は重クロロホルム(CDCl3)溶
液で測定している。 参考例 1 p−アミルベンズアルデヒド ヘキサメチレンテトラミン21gをトリフルオロ
酢酸200mlに溶解し、アミルベンゼン150mlを加
え、90℃で一晩かくはんした。反応液を減圧濃縮
し、氷水50mlを加え30分間かくはんし、炭酸水素
ナトリウム水溶液、酢酸エチルを加えて分液し
た。有機層を水、飽和食塩水で洗浄し無水硫酸マ
グネシウムで乾燥し、減圧濃縮して減圧蒸留によ
り精製し下記の物性値を有する標題化合物13gを
得た。 bp:147℃/12mmHg。 MS:m/Z=176(M+)、147、133、120、
119。 NMR:δ=9.93(s,1H)、7.76(d,2H)、
7.29(d,2H)、7.63(t,2H)、1.4〜1.7(m,
2H)、0.85(m,3H)。 参考例 1(a) p−イソペンチルベンズアルデヒド イソペンチルベンゼン132gを用いて、参考例
1と同様の操作により、下記の物性値を有する標
題化合物79gを得た。 MS:m/Z=176(M+)、133、131、120、92、
91。 NMR:δ=9.98(s,1H)、7.8(d,2H)、
7.34(d,2H)、2.7(m,2H)、1.54(m,
2H)、0.96(d,6H)。 参考例 1(b) p−ヘプチルベンズアミド ヘプチルベンゼン130gを用いて、参考例1と
同様の操作により、下記の物性値を有する標題化
合物65gを得た。 bp:115℃/5mmHg。 MS:m/Z=204(M+)、175、161、120、92、
91。 NMR:δ=9.96(s,1H)、7.78(d,2H)、
7.31(d,2H)、2.65(t,2H)、1.4〜1.7(m,
2H)、1.27(m,8H)、0.84(m,3H)。 参考例 1(c) p−デシルベンズアルデヒド デシルベンゼン134gを用いて、参考例1と同
様の操作により、下記の物性値を有する標題化合
物65gを得た。 TLC:Rf=0.53(シクロヘキサン:酢酸エチル
=1:9)。 NMR:δ=9.76(s,1H)、7.4(dd,4H)、2.7
(t,2H)、0.88(m,3H)。 参考例 2 p−アミル桂皮酸 参考例1で製造した化合物5.88gをクロロホル
ム150mlに溶かし、メトキシカルボニルメチリデ
ントリフエニル ホスホラン16.7gを加え1時間
半還流した。室温まで冷却後、減圧濃縮し残留物
をシリカゲルカラムクロマトグラフイ(塩化メチ
レン:シクロヘキサン=2:3)で精製した。得
られた化合物をテトラヒドロフラン(70ml)−メ
タノール(30ml)の混合液に溶かし、2規定水酸
化カリウム水溶液50mlを加え、室温で一昼夜かく
はんし、水500mlを加え、酢酸エチルで抽出した。
抽出液を水、飽和食塩水で洗浄し、無水硫酸マグ
ネシウムで乾燥し、減圧濃縮し下記の物性値を有
する標題化合物6.44gを得た。 MS:m/Z=218(M+、175、161、144、115。 NMR:δ=8.50(s,1H)、7.78(d,1H)、
7.47(d,2H)、7.21(d,2H)、6.40(d,
1H)、2.63(t,2H)、1.40〜1.80(m,2H)、
1.10〜1.45(m,4H)、0.88(t,3H)。 参考例 2(a) p−アミル−2メチル桂皮酸 参考例1で製造した化合物2gおよび1−エト
キシカルボニルエチリデン トリフエニル ホス
ホラン4gを用いて、参考例2と同様の操作によ
り下記の物性値を有する標題化合物1.7gを得た。 MS:m/Z=232(M+)、175、129、115。 NMR:δ=7.83(q,1H)、7.40(d,2H)、
7.24(d,2H)、2.63(t,2H)、2.15(d,
3H)、1.5−1.8(m,2H)、1.2−1.4(m,
4H)、0.88(t,3H)。 参考例 3 5−(p−アミルフエニル)ペンタ−2,4−
ジエン酸 ジイソプロピルアミン0.18mlを無水テトラヒド
ロフラン1.0mlに溶かし、−78℃で1.5Mブチルリ
チウム0.80mlをゆつくり加え、同温度で15分間か
くはんした。次に無水テトラヒドロフラン1.0ml
に溶かしたメトキシカルボニルプロプ−2−エニ
ル ジエトキシホスフインオキサイド354mgを−
78℃でゆつくり加え、同温度で30分間かくはんし
た。参考例1で製造した化合物176mgを無水テト
ラヒドロフラン1.5mlに溶かした溶液を−78℃で
これに滴下し、同温度で1時間かくはんし、0℃
まで昇温後、氷−1規定塩酸の中に注ぎ、酢酸エ
チルで抽出した。抽出液を水、飽和炭酸水素ナト
リウム溶液、飽和食塩水で順次洗浄し、無水硫酸
マグネシウムで乾燥し、減圧濃縮した。残留物を
シリカゲルカラムクロマトグラフイ(塩化メチレ
ン:シクロヘキサン=2:3)で精製し、下記の
物性値を有する標題化合物217mgを得た。 TLC:R=0.45(ベンゼン)。 MS:m/Z=258(M+)、243、227、201、
199、141、129、115、71。 NMR:δ=7.05〜7.60(m,5H)、6.60〜7.05
(m,2H)、5.95(d,1H)、3.74(s,3H)、
2.60(t,2H)、1.40〜1.80(m,2H)、1.10〜
1.50(m,4H)、0.87(t,3H)。 参考例 4 p−アミル安息香酸 参考例1で製造した化合物1.33gをアセトン25
mlに溶かし、水冷下、ジヨーンズ試薬8mlを加
え、室温で30分間かくはんした。反応後イソプロ
パノールを加え、ろ過し、ろ液を無水硫酸ナトリ
ウムで乾燥し、減圧濃縮した。残留物を、シリカ
ゲルカラムクロマトグラフイ(メタノール:クロ
ロホルム=3:97)で精製し、下記の物性値を有
する標題化合物1.19を得た。 TLC:R=0.60(クロロホルム:メタノール=
9.1)。 IR:ν(cm-1)=3400、2300、1680、1610、
1570、1420、1310、1280。 MS:m/Z=192(M+)、135。 NMR:δ=12.45(m,1H)、8.1−7.2(dd,
4H)、2.68(t,2H)、1.9〜1.48(m,2H)、
1.87〜1.15(m,4H)、0.89(m,3H)。 参考例 4(a) P−デシル安息香酸 参考例1(c)で製造した化合物1.6gを用いて、参
考例4と同様の操作により、下記の物性値を有す
る標題化合物1.52gを得た。 TLC:R=0.52(クロロホルム:メタノール=
9:1)。 IR:ν(cm-1)=3400〜2200、1680、1610、
1575、1470、1420、1320、1290。 MS:m/Z=262(M+)、136。 NMR:δ=11.5(m,1H)、8.05−7.20(dd,
4H),2.19(t,2H)。0.88(m,3H)。 参考例 5 p−イソペンチル桂皮酸 参考例1(a)で製造した化合物2.7gをピリジン15
mlに溶かし、ピペリジン1mlおよびマロン酸3.4g
を加え、120℃に加熱し、4時間反応した。反応
液を室温まで冷却し、水を加え、塩酸で酸性に調
整してろ過した。n−ヘキサン−ベンゼンの混合
液を用いた再結晶により精製し、下記の物性値を
有する標題化合物2.9gを得た。 MS:m/Z=218(M+)、151、144、115。 NMR:δ=7.80(d,1H)、7.22(d,2H)、
7.48(d,2H)、6.40(d,1H)、2.63(t,
2H)、1.4−1.8(m,3H)、0.92(t,6H)。 参考例 5(a) p−ヘプチル桂皮酸 参考例1(b)で製造した化合物8.7gを用いて参考
例5と同様の操作により、下記の物性値を有する
標題化合物9.0gを得た。 MS:m/Z=246(M+)、161、144、115。 NMR:δ=7.80(d,1H)、6.41(d,1H)、
2.63(t,2H)、1.4−1.7(m,2H)、1.3(m,
8H)、0.86(m,3H)。 参考例 5(b) p−デシル桂皮酸 参考例1(c)で製造した化合物1.3gを用いて、参
考例5と同様の操作により、下記の物性値を有す
る標題化合物1.20gを得た。 TLC:R=0.55(クロロホルム:メタノール=
1:9)。 IR:ν(cm-1)=3400〜2300、1680、1620、
1605、1460、1425、1310、1290、1225、
1180、980。 MS:m/Z=288(M+)、161。 NMR:δ=7.74(d,1H)、7.33(q,4H)、
6.39(d,1H)、2.63(t,2H)、0.87(m,
3H)。 参考例 6 p−ヒドロキシ桂皮酸メチルエステル p−ヒドロキシ桂皮酸25gをメタノール200ml
に溶解し、氷冷下塩化水素ガスを30分間ふきこん
だのち、減圧濃縮した。残留物をシリカゲルカラ
ムクロマトグラフイ(シクロヘキサン:酢酸エチ
ル=10:1)で精製することにより、下記の物性
値を有する標題化合物26gを得た。 MS:m/Z=178(M+)、147、119、91。 NMR:δ=6.88〜7.42(dd,4H)、6.3〜7.85
(g,2H)、3.8(s,3H)。 参考例 7 p−ペンチルオキシ桂皮酸メチルエステル 水素化ナトリウム1.04gを無水テトラヒドロフ
ラン15mlに懸濁させ、氷浴で冷却した液に、p−
ヒドロキシ桂皮酸メチルエステル4.45g(参考例6
で製造した。)を無水テトラヒドロフラン10mlに
溶かした溶液を滴下したのち、無水ジメチルホル
ムアミド10mlを加えた。この溶液にペンチルブロ
マイド4.53gを無水テトラヒドロフラン10mlに溶
かした溶液を加え、4時間還流した。反応後、エ
ーテル50mlおよび水50mlを加え、有機層を水、飽
和食塩水で順次洗浄し、無水硫酸マグネシウムで
乾燥後、減圧濃縮し、下記の物性値を有する標題
化合物4.4gを得た。 MS:m/Z=248(M+)、217、178、147、
109。 NMR:δ=6.9〜7.49(dd,4H)、6.3〜7.66
(q,2H)、3.98(t,2H)、3.78(s,3H)
1.6〜1.9(m,2H)、1.2〜1.6(m,4H)0.92
(t,3H)。 参考例 7(a) p−オクチルオキシ桂皮酸メチルエステル 参考例6で製造した化合物4.5gを用いて、参考
例7と同様の操作により、下記の物性値を有する
標題化合物3.1gを得た。 MS:m/Z=290(M+)、178、147、109。 NMR:δ=7.17(dd,4H)、7.07(q,2H)、
3.96(t,2H)、3.77(s,3H)、1.6〜1.9(m,
2H)、1.2〜1.6(m,10H)、0.87(t,3H)。 参考例 8 p−ペンチルオキシ桂皮酸 p−ペンチルオキシ桂皮酸メチルエステル(参
考例7で製造した。)4.4gをテトラヒドロフラン
30mlおよびメタノール30mlの混合液に溶解し、4
規定水酸化カリウム水溶液15mlを加え、4時間室
温でかくはんした。反応後水、エーテルおよび濃
塩酸5mlを加え、エーテル層を水、飽和食塩水で
順次洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥して減圧
濃縮した。残留物をベンゼンを用いた再結晶によ
り精製し、下記の物性値を有する標題化合物
3.86gを得た。 MS:m/Z=234(M+)、217、164、147。 NMR:δ=6.9〜7.5(dd,4H)、6.3〜7.76(q,
1H)、3.99(t,2H)、1.6〜1.9(m,2H)、
1.2〜1.6(m,4H)、0.92(t,3H)。 参考例 8(a) p−オクチルオキシ桂皮酸 参考例7(a)で製造した化合物3.1gを用いて、参
考例8と同様の操作により、下記の物性値を有す
る標題化合物3.0gを得た。 MS:m/Z=276(M+)、258、164、147。 NMR:δ=7.2(dd,4H)、7.0(q,2H)、3.98
(t,2H)、1.6〜1.9(m,2H)、1.2〜1.6(m,
10H)、0.87(t,3H)。 参考例 9 p−(1−トリデセニル)安息香酸メチルエス
テル アルゴンガス雰囲気中、ドデシルトリフエニル
ホスホニウム ブロマイド8.65gを無水テトラヒ
ドロフラン60mlに懸濁し、−78℃に冷却した液に、
1.5規定n−ブチルリチウム(n−ヘキサン)溶
液8.23mlをゆつくり加え、同温度で5分間かくは
んし、これにp−ホルミル安息香酸メチルエステ
ル1.48gを無水テトラヒドロフラン10mlに溶かし
た溶液をゆつくり加え、同温度で1時間30分間、
0℃で30分間かくはんした。反応液を塩化アンモ
ニウム水溶液に注ぎ、酢酸エチルで抽出し減圧濃
縮した。残留物を酢酸エチル−シクロヘキサン
(5:1)で懸濁し、ろ過し、減圧濃縮した。残
留物をシリカゲルカラムクロマトグラフイ(酢酸
エチル:シクロヘキサン=1:20)で精製し、下
記の物性値を有する標題化合物2.95gを得た。 TLC:R=0.40(酢酸エチル:シクロヘキサン
=1:10)。 MS:m/Z=316(M+)、285、257、162、 131、115、91。 NMR:δ=8.00(d,2H)、7.32(d,2H)、
6.44(d,1H)、5.76(dt,1H)、3.90(s,
3H)、2.30(m,2H)、1.05〜1.80(m,18H)、
0.88(t,3H)。 参考例 10 p−(1−デセニル)ベンジルアルコール アルゴンガス雰囲気中、参考例9で製造した化
合物、2.91gを無水トルエン60mlに溶解し、−78℃
に冷却した溶液に、1.76モル/lのジイソブチル
アルミニウム ハイドライド(トルエン)溶液
8.90mlをゆつくり加え、同温度で5分間、0℃で
20分間かくはんした。反応液を−20℃に冷却後、
メタノール次いで水4mlをはげしくかくはんしな
がら滴下し、反応を止め、さらに室温で30分間は
げしくかくはんした。反応液をろ過し、ろ液を減
圧濃縮した。残留物にトルエンを加え、共沸によ
り水を除去し、減圧乾固し、下記の物性値を有す
る標題化合物2.54gを得た。 TLC:R=0.27及び0.33(酢酸エチル:シクロ
ヘキサン=1:3)。 MS:m/Z=288(M+)、270、257、 134、129、117、105、91。 NMR:δ=7.28(s,4H)、6.40(d,1H)、
5.66(dt,1H)、4.63(s,2H)、2.30(m,
2H)、2.00(s,1H)、1.05〜1.70(m,18H)、
0.88(t,3H)。 参考例 11 p−(1−トリデセニル)ベンズアルデヒド オキサリルクロライド1.05mlを塩化メチレン15
mlに溶解し、アルゴンガス雰囲気下、−78℃で、
ジメチルスルホキサイド1.42mlと塩化メチレン5
mlの混合液を、ゆつくり加え、同温度で20分間か
くはんした。これに、参考例10で製造した化合物
2.54gを塩化メチレン10mlに溶かした液を−78℃
で滴下し、同温度で30分間かくはんした。さら
に、トリエチルアミン6.3mlを同温度で滴下し、
5分間かくはん後、室温まで昇温し、5分間かく
はんし、水に注いだ。塩化メチレンで抽出し、抽
出液を飽和食塩水で洗浄し、無水硫酸マグネシウ
ムで乾燥し、減圧濃縮した。残留物をシリカゲル
カラムクロマトグラフイ(塩化メチレン:シクロ
ヘキサン=1:3)で精製し下記の物性値を有す
る標題化合物2.48gを得た。 TLC:R=0.35(酢酸エチル:シクロヘキサン
=1:3)。 MS:m/Z=286(M+)、268、257、132、
117、91。 NMR:δ=9.98(s,1H)、7.84(d,2H)、
7.42(d,2H)、6.44(d,1H)、5.80(dt,
1H)、2.30(m,2H)、1.05〜1.70(m,18H)、
0.88(t,3H)。 参考例 12 p−(1−トリデセニル)桂皮酸メチルエステ
参考例11で製造した化合物2.48gを、塩化メチ
レン30mlに溶かし、メトキシカルボニルメチリデ
ントリフエニルホスホラン2.9gを加え、2時間還
流した。反応後、室温まで冷却し、減圧濃縮し
た。残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフイ
ー(塩化メチレン:シクロヘキサン=2:3)で
精製し、下記の物性値を有する標題化合物3.42g
を得た。 TLC:R=0.45及び0.55(ベンゼン)。 MS:m/Z=342(M+)、311、201、188、
169、 157、141、115。 NMR:δ=7.69(d,1H)、7.49(d,2H)、 7.28(d,2H)、6.42(d,1H)、 6.39(d,1H)、5.72(dt,1H)、 3.80(s,3H)、2.30(m,2H)、 1.05〜1.70(m,18H)、0.88(t, 3H)。 参考例 13 p−(1−トリデセニル)桂皮酸 参考例12で製造した化合物2.81gをメタノール
(15ml)−テトラヒドロフラン(7ml)の混合液に
溶かし、1規定水酸化リチウム水溶液22.5mlを加
え、室温で一昼夜かくはんした。反応後水150ml
を加え、1規定塩酸で中和ののち酢酸エチルで抽
出した。抽出液を水、飽和食塩水で順次洗浄し、
無水硫酸マグネシウムで乾燥し、減圧濃縮し、下
記の物性値を有する標題化合物2.24gを得た。 TLC:R=0.40(酢酸エチル:シクロヘキサン
=1:1)。 MS:m/Z=328(M+)、311、300、187、
174、 169、161、141、128、115、91。 NMR:δ=7.68(d,1H)、7.51(d,2H)、 7.30(d,2H)、6.41(d,1H)、 6.39(d,1H)、5.72(dt,1H)、 4.37(s,1H)、2.30(m,2H)、 1.05〜1.65(m,18H)、0.86(t, 3H)。 参考例 14 3−ヒドロキシメチルベンゾニトリル 3−シアノ安息香酸3gをテトラヒドロフラン
5mlに溶解した溶液を氷冷し、クロロ酢酸エチル
2.43gを滴下し、20分間かくはんした。これに水
素化ホウ素ナトリウム2.26gを加え、30分間かく
はんし、水を加え、酢酸エチルで抽出した。抽出
液を無水硫酸ナトリウムで乾燥後、減圧濃縮し、
残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフイ(酢
酸エチル:n−ヘキサン=3:7)で精製し、下
記の物性値を有する標題化合物1.7gを得た。 IR(液膜法):ν(cm-1)=3400、2230。 NMR:ν=4.53(s,4H)、7.50(m,4H)。 参考例 15 3−(2−テトラヒドロピラニルオキシ メチ
ル)ベンゾニトリル 参考例14で製造した化合物1.7gを塩化メチレン
30mlに溶解し、氷冷した。これにジヒドロピラン
2.14gおよびp−トルエンスルホン酸触媒量を加
え、反応させた。反応後、トリエチルアミンを加
えて、水洗し、無水硫酸ナトリウムで乾燥し、減
圧濃縮した。残留物をシリカゲルカラムクロマト
グラフイ(酢酸エチル:n−ヘキサン=2:8)
で精製し、下記の物性値を有する標題化合物2.0g
を得た。 IR(液膜法):ν(cm-1)=2230。 参考例 16 3−(2−テトラヒドロピラニルオキシメチル)
ベンズアルデヒド 参考例15で製造した化合物2.7gをトルエン10ml
に溶解し、これを−78℃に冷却し、ジイソブチル
アミニウムハイドライド5.47mlを加えたのち、0
℃に昇温し、10分間かくはん後、−78℃でメタノ
ールを加えた。これに水を加えろ過し、酢酸エチ
ルで希釈し、沈澱を酒石酸水溶液で洗浄し、ろ液
と合わせ水洗し、無水硫酸ナトリウムで乾燥し、
減圧濃縮した。残留物をシリカゲルカラムクロマ
トグラフイ(酢酸エチル:n−3ヘキサン=1:
9)で精製し、下記の物性値を有する標題化合物
2.56gを得た。 IR(液膜法):ν(cm-1)=1730。 NMR:δ=9.60(s,1H)。 参考例 17 1−〔3−(2−テトラヒドロピラニルオキシメ
チル)フエニル〕デカ−1−エン 室温でトリフエニルノニルホスフインブロマイ
ド6.60gを調製し、ヘキサメチルホスフアアミド
2mlを加えたのち、参考例16で製造した化合物
2.56gを一度に加え、室温で3時間反応させた。
反応後、水を加え、酢酸エチルで抽出し、無水硫
酸ナトリウムで乾燥後、減圧濃縮した。残留物を
シリカゲルカラムクロマトグラフイ(酢酸エチ
ル:n−ヘキサン=1:9)で精製し、下記の物
性値を有する標題化合物2.87gを得た。 NMR:δ=7.05(m,4H)、6.26(d,1H)、 5.50(dt,1H)、4.55(q,2H)。 参考例 18 1−(3−ヒドロキシメチルフエニル)デカ−
1−エン 参考例17で製造した化合物2.87gをメタノール
40mlに溶解し、p−トルエンスルホン酸1滴を加
え、室温で2時間かくはんした。反応液にトリエ
チルアミンを加え、減圧濃縮し、残留物を酢酸エ
チルに溶解し水洗し、無水硫酸マグネシウムで乾
燥後シリカゲルカラムクロマトグラフイ(酢酸エ
チル:n−ヘキサン=1:9)で精製し下記の物
性値を有する標題化合物2.1gを得た。 NMR:δ=7.05(m,4H)、6.3(d,1H)、 5.50(dt,1H)、4.42(s,2H)。 参考例 19 3−(1−デセニル)ベンズアルデヒド 参考例18で製造した化合物2.1g、ジメチルスル
ホキシド1.34g、トリエチルアミン4.9mlおよび塩
化メチレン50mlの混合液を氷冷し、オキサリルク
ロライド1.64gを滴下し、1時間放置した。反応
液を水洗し、無水硫酸ナトリウムで乾燥し、シリ
カゲルカラムクロマトグラフイ(酢酸エチル:n
−ヘキサン=5:95)で精製し、下記の物性値を
有する標題化合物1.84gを得た。 IR:ν(cm-1)=1725。 MS:m/Z=244(M+)。 NMR:δ=9.81(s,1H)、7.1〜7.7(m,
4H)、 6.33(d,1H)、5.65(dt,1H)。 参考例 20 3−(1−デセニル)桂皮酸メチルエステル 参考例19で製造した化合物500mg、メトキシカ
ルボニルメチリデントリフエニルホスホラン
1.26gおよびベンゼン20mlの混合液を室温で15時
間かくはんし、減圧濃縮した。残留物をシリカゲ
ルカラムクロマトグラフイ(酢酸エチル:n−ヘ
キサン=1:9)で精製し、下記の物性値を有す
る標題化合物550mgを得た。 IR:ν(cm-1)=1690、1640。 MS:m/Z=300(M+)、258、243。 NMR:δ=7.7〜7.1(m,5H)、6.3(d,1H)、 6.29(d,1H)、5.7(dt,1H)、 3.6(s,3H)。 参考例 21 3−(1−デセニル)桂皮酸 参考例20で製造した化合物300mg、1規定水酸
化ナトリウム水溶液3mlおよびメタノール5mlの
混合液を3時間還流した。反応後減圧濃縮し1規
定塩酸で酸性とし、酢酸エチルで抽出し、無水硫
酸マグネシウムで乾燥し減圧濃縮した。残留物と
シリカゲルカラムクロマトグラフイ(酢酸エチ
ル:n−ヘキサン=3:7)で精製し、下記の物
性値を有する標題化合物300mgを得た。 MS:m/Z=286(M+)。 NMR:δ=10.0(s,1H)、7.66(d,1H)、 7.2(m,4H)、6.35(d,1H)、6.30 (d,1H)、5.6(dt,1H)、2.3(m, 2H)。 参考例 22 1−(3−ヒドロキシメチルフエニル)デカン 参考例18で製造した化合物100mg、10%パラジ
ウム−炭素10mg、メタノール5mlの混合物を水素
雰囲気下、室温で4時間かくはんした。反応液を
ろ過し、減圧濃縮し、下記の物性値を有する標題
化合物92mgを得た。 MS:m/Z=288。 参考例 23 3−デシルベンズアルデヒド 参考例22で製造した化合物92mgを用いて、参考
例19同様の操作により、下記の物性値を有する標
題化合物80mgを得た。 IR:ν(cm-1)=1700。 NMR:δ=9.7(s,1H)、7.7(m,2H)、 7.3(m,2H)、2.5(bt,2H)。 参考例 24 3−デシル桂皮酸メチルエステル 参考例23で製造した化合物80mgを用いて、参考
例20と同様の操作により、下記の物性値を有する
標題化合物90mgを得た。 IR:ν(cm-1)=1690、1640。 MS:m/Z=298(M+)。 NMR:δ=7.7〜7.1(m,5H)、6.3(d,1H)、 2.3(m,2H)。 参考例 25 3−デシル桂皮酸 参考例24で製造した化合物90mgを用いて、参考
例21と同様の操作により、下記の物性値を有する
標題化合物85mgを得た。 NMR:δ=10.5(s,1H)、7.65(d,1H)、
7.2 (m,4H)、6.33(d,1H)、2.3(m,2H)。 参考例 26 3−(1−デセニル)安息香酸 参考例19で製造した化合物500mgをアセトン20
mlに溶解し、−20℃に冷却し、ジヨーンズ試薬を
滴下した。TLCで反応を確認し、未反応物がな
くなつたところでイソプロピルアルコールを加え
た。酢酸エチルで抽出し、無水硫酸ナトリウムで
乾燥し、減圧濃縮し、シリカゲルカラムクロマト
グラフイー(酢酸エチル:n−ヘキサン=3:
7)で精製し、下記の物性値を有する標題化合物
210mgを得た。 IR:ν(cm-1)=3400〜2800、1690。 MS:m/Z=260(M+)。 NMR:δ=7.3〜8.0(m,4H)、6.35(d,
1H)、 5.65(d,1H)。 参考例 26(a) m−デシル安息香酸 参考例23で製造した化合物20mgを用いて、参考
例26と同様の操作により、下記の物性値を有する
標題化合物16mgを得た。 IR:ν(cm-1)=3400〜2700、1700 MS:m/Z=262(M+)。 NMR:δ=11.5(m,1H)、7.7(m,2H)、
7.25(m,2H)、2.6(m,2H)、2.25(m,
16H)、0.90(m,3H)。 実施例 1 N−(p−アミルシンナモイル)アントラニル
酸およびそのナトリウム塩 p−アミル桂皮酸(参考例2で製造した。)218
mgにオキサリルクロライド1mlを加え、室温で1
時間かくはんしたのち、減圧濃縮した。 アントラニル酸137mgとトリエチルアミン303mg
を塩化メチレン2mlに溶解した液に上記の濃縮物
を氷冷下、滴下し、室温で1時間かくはんしたの
ち、1規定塩酸3mlを加え、酢酸エチルで抽出し
た。抽出液を無水硫酸ナトリウムで乾燥後、減圧
濃縮した。濃縮物をシリカゲルカラムクロマトグ
ラフイ(塩化メチレン:エーテル=5:1)を用
い精製し、メタノール−n−ヘキサンの混合液を
用いて再結晶し、下記の物性値を有する標題化合
物(酸)125mgを得た。 TLC:R=0.3(塩化メチレン:エーテル=
2:1)。 MS:m/Z=337(M+)、319、201。 IR:ν(cm-1):1695、1665、1605、1580、 1515、1450。 NMR:δ=8.92(dd,1H)、8.17(dd,1H)、 7.77(d,1H)、7.65(dt,1H)、 7.51(d,2H)、7.21(d,2H)、 7.14(dt.1H)、6.57(d,1H)。 上記の酸をメタノール中に懸濁し、1規定水酸
化ナトリウム水溶液当量を滴下し、減圧濃縮する
ことにより相当するナトリウム塩(淡黄色の結
晶)を得た。 実施例1(a)−1(t) 実施例1と同様の操作により相当する出発物質
から下記の化合物を得た。 実施例 1(a) N−(p−デシルシンナモイル)アントラニル
酸およびそのナトリウム塩 出発物質:p−デシル桂皮酸233mg(参考例5(b)
で製造した。)。 精製法:シリカゲルカラムクロマトグラフイ(塩
化メチレン:エーテル=5:1)。 収量〔酸〕:145mg。 TLC〔酸〕:Rf=0.3(塩化メチレン:エーテル=
3:1)。 IR〔塩〕:ν(cm-1)=1670、1620、1590、 1510、1440、1380。 MS〔酸〕:m/Z=407(M+)、389、271。 NMR〔酸〕:δ=8.92(dd,1H)、8.17(dd,1H)、 7.77(d,1H)、7.65(dt,1H)、 7.51(d,2H)、7.21(d,2H)、 7.14(dt,1H)、6.57(d,1H)。 塩の形状:淡黄色結晶。 実施例 1(b) N−(p−アミルベンゾイル)アントラニル酸
およびそのナトリウム塩 出発物質:p−アミル安息香酸 100mg(参考例
4で製造した。)。 精製法:プレパラテイブTLC(酢酸エチル:n−
ヘキサン=1:1)。 収量〔酸〕:29mg TLC〔酸〕:R=0.3(酢酸エチル:n−ヘキサン
=1:1)。 IR〔酸〕:ν(cm-1)=1690、1650、1610、1585。 MS〔酸〕:m/Z=311(M+)、293、175。 NMR〔酸〕:δ=8.86(dd,1H)、8.14(dd,1H)、 7.94(d,2H)、7.59(dt,1H)、 7.29(d,2H)、7.12(dt,1H)。 塩の形状:うす茶色結晶。 実施例 1(c) N−(p−デシルベンゾイル)アントラニル酸
およびそのナトリウム塩 出発物質:p−デシル安息香酸 236mg(参考例
4(a)で製造した。)。 精製法:プレパラテイブTLC(酢酸エチル:n−
ヘキサン=1:1)。 収量〔酸〕:40mg。 TLC〔酸〕:R=0.3(酢酸エチル:n−ヘキサン
=1:1)。 IR:ν(cm-1)=1690、1650、1610、1590。 MS〔酸〕:m/Z=381(M+)、363、245。 NMR〔酸〕:δ=8.98(dd,1H)、8.17(dd,1H)、 7.96(d,2H)、7.67(dt,1H)、 7.32(d,2H)、7.16(dt,1H)。 塩の形状:淡黄色結晶。 実施例 1(d) N−〔m−(1−デセニル)ベンゾイル〕アント
ラニル酸およびそのナトリウム塩 出発物質:m−(1−デセニル安息香酸 103mg
(参考例26で製造した。)。 精製法:プレパラテイブTLC(酢酸エチル:n−
ヘキサン=1:1)。 収量〔酸〕:10mg。 TLC〔酸〕:R=0.3(酢酸エチル:n−ヘキサン
=1:1)。 IR〔酸〕:ν(cm-1)=1680、1665、1610、1590、 1530、1450。 MS〔酸〕:m/Z=379(M+)、361、334、267、 243。 NMR〔酸〕:δ=8.97(dd,1H)、8.67(dd,1H)、 7.8−8.05(m,2H)、7.67(dt, 1H)、7.2−7.6(m,2H)、7.37 (dt,1H)、6.47(d,1H)、 5.77(dt,1H)。 塩の形状:茶色結晶。 実施例 1(e) N−(m−デシルベンゾイル)アントラニル酸
およびそのナトリウム塩 出発物質:m−デシル安息香酸 69mg(参考例26
(a)で製造した。)。 精製法:プレパラテイブTLC(酢酸エチル:n−
ヘキサン=1:2)。 収量〔酸〕:5mg。 TLC〔酸〕:R=0.3(酢酸エチル:n−ヘキサン
=1:1)。 IT〔酸〕(液膜法):ν(cm-1)=1680、1610、 1590、1530。 MS〔酸〕:m/Z=381、363、301、245。 NMR〔酸〕:δ=8.95(dd,1H)、8.15(dd,1H)、 7.75−7.95(m,2H)、7.64(dt, 1H)、7.30−7.50(m,2H)、 7.13(dt,1H)。 塩の形状:淡黄色結晶。 実施例 1(f) N−〔m−(1−デセニル)シンナモイル〕アン
トラニル酸およびそのナトリウム塩 出発物質:m−(1−デセニル)桂皮酸 130mg
(参考例21で製造した。)。 精製法:プレパラテイブTLC2回展開(酢酸エチ
ル:n−ヘキサン=1:2)。 収量〔酸〕:42mg。 TLC〔酸〕:Rf=0.3(酢酸エチル:n−ヘキサン
=1:1)。 IR〔酸〕(液膜法):ν(cm-1)=1680、1605。 MS〔酸〕:m/Z=405、387、269。 NMR〔酸〕:δ=8.89(d,1H)、8.14(dd,1H)、 7.76(d,1H)、7.62(dt,1H)、 7.2−7.5(m,4H)、7.13(t,1H)、 6.58(d,1H)、6.40(d,1H)。 塩の形状:淡黄色結晶。 実施例 1(g) N−(m−デシルシンナモイル)アントラニル
酸およびそのナトリウム塩 出発物質:m−デシル桂皮酸 105mg(参考例25
で製造した。)。 精製法:再結晶法(酢酸エチル−n−ヘキサン)。 収量〔酸〕:60mg。 TLC〔酸〕:Rf=0.4(酢酸エチル:n−ヘキサン
=1:1)。 IR〔酸〕(液膜法):ν(cm-1)=1680、1605、 1590。 MS〔酸〕:m/Z=407、389、271。 NMR〔酸〕:δ=8.88(d,1H)、8.11(dd,1H)、 7.72(d,1H)、7.61(dt,1H)、 7.2−7.5(m,4H)、7.11(t,1H)、 6.58(d,1H)。 塩の形状:白色結晶。 実施例 1(h) N−(p−アミル−2−メチルシンナモイル)
アントラニル酸およびそのナトリウム塩 出発物質:p−アミル−2−メチル桂皮酸230mg
(参考例2(a)で製造した。)。 精製法:再結晶法(n−ヘキサン:酢酸エチル=
10:1)。 収量〔酸〕:254mg。 TLC〔酸〕:Rf=0.3(酢酸エチル:n−ヘキサン
=2:1)。 IR〔酸〕:ν(cm-1)=1660、1610、1600、 1580、1520。 MS〔酸〕:m/Z=351、333、215、187、145。 NMR〔酸〕:δ=8.80(d,1H)、8.08(dd,1H)、 7.56(dt,1H)、7.54(s,1H)、 7.1−7.4(m,4H)、7.07(t,1H)、 2.23(d,1H)。 塩の形状:白色結晶。 実施例 1(i) N−〔p−(トリデセニル)シンナモイル〕アン
トラニル酸およびそのナトリウム塩 出発物質:p−(1−トリデセニル)桂皮酸188mg
(参考例13で製造した。)。 精製法:シリカゲルカラムクロマトグラフイ (酢酸エチル:シクロヘキサン=1:3→
2:1)。 収量〔酸〕:105mg。 TLC〔酸〕:Rf=0.20(酢酸エチル:シクロヘキサ
ン=1:1)。 IR〔酸〕:ν(cm-1)=2940、2860、1685、1625、 1605、1585、1520、1450、 1400、1220、835、755、655、 520。 MS〔酸〕:m/Z=447、429、311、169、157、 141、137、129、115。 NMR〔酸〕(CD3OD):δ=8.61(d,1H)、8.08
(d, 1H)、7.50−7.70(m,3H)、7.25 −7.50(m,2H)、7.06(t,1H)、 6.72(d,1H)、6.3−6.50(m,1.5 H)、5.72(dt,0.5H)、2.15−2.42 (m,2H)、1.15−1.60(m,18H)、 0.90(t,3H)。 塩の形状:茶色固体。 実施例 1(j) N−(p−イソペンチルシンナモイル)アント
ラニル酸およびそのナトリウム塩 出発物質:p−イソペンチル桂皮酸 267mg(参
考例5で製造した。)。 精製法:再結晶法(酢酸エチル:n−ヘキサン=
1:10)。 収量〔酸〕:215mg TLC〔酸〕:Rf=0.6(酢酸エチル:n−ヘキサン
=2:1)。 IR〔酸〕:ν(cm-1)=1680、1620、1600、 1580、1510。 MS〔酸〕:m/Z=337、319、201、137、131。 NMR〔酸〕:δ=8.91(d,1H)、8.18(dd,1H)、 7.77(d,1H)、7.64(dt,1H)、 7.2−7.6(m,4H)、7.14(t,1H)、 6.57(d,1H)。 塩の形状:白色結晶。 実施例 1(k) N−(p−ペンチルオキシシンナモイル)アン
トラニル酸 およびそのナトリウム塩 出発物質:p−ペンチルオキシ桂皮酸 290mg
(参考例8で製造した。)。 精製法:再結晶法(クロロホルム−n−ヘキサ
ン)。 収量〔酸〕:269mg TLC〔酸〕:Rf=0.40(酢酸エチル)。 IR〔酸〕:ν(cm-1)=1660、1600、1580、 1525、1510。 MS〔酸〕:m/Z=353(M+)、335、264、217、 208、147。 NMR〔酸〕:δ=8.90(d,1H)、8.15(d,1H)、 7.72(d,2H)、7.62(dt,1H)、 7.45−7.60(m,2H)、7.12(t, 1H)、6.80−6.95(m,2H)、6.46 (d,1H)、3.96(t,2H)。 塩の形状:淡黄色固体。 実施例 1(l) N−(p−オクチルオキシシンナモイル)アン
トラニル酸 およびそのナトリウム塩 出発物質:p−オクチルオキシ桂皮酸 285mg
(参考例8(a)で製造した。)。 精製法:再結晶法(メタノール−n−ヘキサン)。 収量〔酸〕:210mg。 TLC〔酸〕:Rf=0.40(酢酸エチル)。 IR〔塩〕ν(cm-1)=1660、1600、1590、 1505。 MS〔酸〕m/Z=395(M+)、377、259、147。 NMR〔酸〕(CDCl3+CD3OD):δ=8.81(d,
1H)、 8.10(d,1H)、7.68(d,1H)、 7.56(dt,1H)、7.09(t,1H)、 7.45−7.60(m,2H)、6.85−7.00 (m,2H)、6.47(d,1H)、3.98 (t,2H)。 塩の形状:淡黄色固体。 実施例 1(m) N−(p−アミルシンナモイル)アントラニル
酸メチルエステル 出発物質:p−アミル桂皮酸 130mg(参考例2
で製造した。)およびアントラニル酸メチルエス
テル90mg。 精製法:シリカゲルカラムクロマトグラフイ(酢
酸エチル:n−ヘキサン=1:20)。 収量:89mg。 TLC:Rf=0.70(酢酸エチル:n−ヘキサン=
1:4)。 IR:ν(cm-1)=1680、1620、1600、1580、 1520。 MS:m/Z=351、336、320、201、151、 131。 NMR:δ=8.87(d,1H)、8.05(d,1H)、 7.74(d,1H)、7.58(t,1H)、 7.2−7.55(m,4H)、7.08(t,1H)、 6.57(d,1H)、3.95(s,3H)。 実施例 1(n) o−〔N−(p−アミルシンナモイル)アミノ〕
フエニル酢酸 およびそのナトリウム塩 出発物質:p−アミル桂皮酸 146mg(参考例2
で製造した。)およびo−アミノフエニル酢酸
101mg。 精製法:シリカゲルカラムクロマトグラフイ(酢
酸エチル:n−ヘキサン=1:2)。 収量〔酸〕:95mg。 TLC〔酸〕:Rf=0.30(酢酸エチル)。 IR〔酸〕:ν(cm-1)=1690、1650、1615。 MS〔酸〕:m/Z=351、333、307、201、151、 131。 NMR〔酸〕:δ=7.90(s,1H)、7.74(d,1H)、 7.1−7.6(m,8H)、6.60(d,1H)、 3.65(s,2H)。 塩の形状:淡黄色固体。 実施例 1(o) m−〔N−(p−アミルシンナモイル)アミノ〕
安息香酸 およびそのナトリウム塩 出発物質:p−アミル桂皮酸 125mg(参考例2
で製造した。)およびm−アミノ安息香酸79mg。 収量〔塩〕:52mg。 TLC〔塩〕:Rf=0.30(酢酸エチル:n−ヘキサン
=1:1)。 IR〔塩〕:ν(cm-1)=1680、1650、1620、 1585、1535。 MS〔塩〕:m/Z=337(M+)、201、131。 NMR〔塩〕(CD3OD):δ=7.80−8.20(m,2H)、
7.40− 7.89(m,4H)、7.20−7.40(m, 3H)、6.74(d,1H)。 塩の形状:淡黄色固体。 実施例 1(p) N−(p−ヘプチルシンナモイル)アントラニ
ル酸およびそのナトリウム塩 出発物質:p−ヘプチル桂皮酸 224mg(参考例
5(a)で製造した。)。 精製法:シリカゲルカラムクロマトグラフイー
(酢酸エチル:n−ヘキサン=1:10)。 収量〔酸〕:160mg。 TLC〔酸〕:Rf=0.20(酢酸エチル:n−ヘキサン
=1:1)。 IR〔塩〕:ν(cm-1)=1605、1585、1500、 1435、1380。 MS〔酸〕:m/Z=365、347、219、144、137、 131。 NMR〔酸〕:δ=8.88(d,1H)、8.15(dt,1H)、 7.62(dt,1H)、7.1−7.6(m,4H) 7.12(t,1H)、6.56(d,1H)。 塩の形状:白色固体。 実施例 1(q) o−〔N−(p−アミルシンナモイル)アミノ〕
フエノール 出発物質:p−アミル桂皮酸 308mg(参考例2
で製造した。)およびo−アミノフエノール 162
mg。 精製法:シリカゲルカラムクロマトグラフイ(酢
酸エチル:n−ヘキサン=1:4)。 収量:69mg。 TLC:Rf=0.60(酢酸エチル:n−ヘキサン=
1:2)。 IR:ν(cm-1)=1650、1620、1600。 MS:m/Z=309(M+)、201、131。 NMR:δ=9.33(s,1H)、7.77(d,1H)、7.76 (s,1H)、7.00−7.50(m,7H)、 6.85(dt,1H)、6.57(d,1H)。 実施例 1(r) 2−〔N−(p−アミルシンナモイル)アミノ〕
ニコチン酸 およびそのナトリウム塩 出発物質:p−デシル桂皮酸 110mg(参考例2
で製造した。)および2−アミノニコチン酸77mg。 精製法:シリカゲルカラムクロマトグラフイ(酢
酸エチル:n−ヘキサン=1:2)。 収量〔酸〕:52mg。 TLC〔酸〕:Rf=0.10(酢酸エチル)、 IR〔酸〕:ν(cm-1)=1680、1630、1600、1550 MS〔酸〕:m/Z=338(M+)、319、310、291、 201。 NMR〔塩〕(CD3OD):δ=8.43(dd,1H)、8.40 (m,1H)、7.72(d,1H)、7.50− 7.60(m,2H)、7.20−7.30(m,2 H)、7.12(dd,1H)、6.78(d, 1H)。 塩の形状:淡黄色固体。 実施例 1(s) 2−〔N−(p−アミルシンナモイル)アミノ〕
3−ヒドロキシピリジン 出発物質:p−アミノ桂皮酸 625mg(参考例2
で製造した。)および2−アミノ−3−ヒドロキ
シピリジン100mg。 精製法:シリカゲルカラムクロマトグラフイ(酢
酸エチル:シクロヘキサン=1:2)。 収量:80mg。 TLC:Rf=0.22(酢酸エチル:シクロヘキサン=
1:1)。 IR:ν(cm-1)=3520、3440、3290、3130、 2920、2850、1775、1630− 1650、1605、1565、1515、 1475、1450、1415、1370、 1305、1205、1180、1145、 1100、960、845、825、810、 755、555、500。 MS:m/Z=310(M+)、266、253、201、 173、157、144、131、115、 110、103。 NME:δ=7.95(dd,1H)、7.86(d,1H)、 7.48(d,2H)、7.37(dd,1H)、 7.22(d,2H)、6.69(dd,1H)、 6.57(d,1H)、4.65(s,2H)、 2.64(t,2H)、1.62(m,2H)、1.20 −1.50(m,4H)、0.90(t,3H)。 実施例 1(t) 2−〔N−(p−アミルシンナモイル)アミノ〕
−6−ヒドロキシピリジン 出発物質:p−アミル桂皮酸 654mg(参考例2
で製造した。)および2−アミノ−6−ヒドロキ
シピリジン 110mg。 精製法:シリカゲルカラムクロマトグラフイ(酢
酸エチル:シクロヘキサン=1:3)。 収量:164mg。 TLC:Rf=0.25(酢酸エチル:シクロヘキサン=
1:2) IR:ν(cm-1)=3435、3320、3310、2930、 2855、1710、1640、1605、 1550、1480、1435、1250、 1195、1175、1125、1055、 1000、975、910、815、795、 765、620、505。 MS:m/Z=310(M+)、282、265、253、 225、201、173、157、144、 131、115、110、103。 NMR:δ=7.86(d,1H)、7.52(t,1H)、 7.48(d,2H)、7.21(d,2H)、 6.56(d,1H)、6.49(d,1H)、 6.39(d,1H)、4.52(s,2H)、 2.64(t,2H)、1.83(m,2H)、 1.20−1.50(m,4H)、0.90(t, 3H)。 実施例 2 N−〔5−(p−アミルフエニル)ペンタ−2,
4−ジエノイル〕アントラニル酸メチルエステ
5−(p−ペプチルフエニル)ペンタ−2,4
−ジエン酸(参考例3で製造した。)110mgにオキ
サリルクロライド1.4mlを加え、室温で30分間か
くはんしたのち、減圧濃縮した。得られた黄色固
体を無水塩化メチレン2mlに溶解し、これに無水
塩化メチレン3mlとトリエチルアミン0.11mlに溶
解したアントラニル酸メチルエステル121mgを0
℃で滴下し、同温度で30分間、さらに室温で1時
間かくはんした。 これに1規定塩酸20mlを加えて、酢酸エチルで
抽出した。抽出物を1規定塩酸、水、炭酸水素ナ
トリウム水溶液、飽和食塩水で洗浄し、無水硫酸
マグネシウムで乾燥し、減圧濃縮した。残留物を
シリカゲルカラムクロマトグラフイ(クロロホル
ム:シクロヘキサン=1:1)で精製し、さらに
n−ヘキサンで洗浄し、下記の物性値を有する標
題化合物90mgを得た。 MS:m/Z=377(M+)、362、346、319、242、 227、170、161、141、115。 NMR:δ=11.24(s,1H)、8.86(d,1H)、 8.02(dd,1H)、7.00−7.70(m,7H)、 6.80=7.00(m,2H)、6.15(d,1H)、 3.92(s,3H)、2.60(t,2H)、 1.10−1.80(m,6H)、0.88(t,3H)。 実施例 3 N−〔5−(p−アミルフエニル)ペンタ−2,
4−ジエノイル〕アントラニル酸およびそのナ
トリウム塩 実施例2で製造したメチルエステル89mgをテト
ラヒドロフラン2mlとメタノール3mlに溶解し、
2規定水酸化カリウム水溶液0.35mlを加え、室温
で3日間かくはんした。これに1規定塩酸1mlを
加え、酢酸エチルで抽出した。抽出物を水、飽和
食塩水で洗浄し、無水硫酸マグネシウムで乾燥
し、減圧濃縮した。濃縮物をn−ヘキサンで洗浄
し、下記物性値を有する標題化合物〔酸〕79mgを
得た。さらに、この酸76mgをメタノール2mlに溶
解し、1規定水酸化ナトリウム水溶液0.21mlを加
え、減圧濃縮し、相当するナトリウム塩(黄色)
78mgを得た。 TLC〔酸〕:Rf=0.30(酢酸エチル:シクロヘキ
サン=2:1)。 IR〔酸〕:ν(cm-1)=3010、2920、2850、 1675、1645、1600、1520、1480 1445、1415、1385、1280、1210 1160、1135、995、830、800、 755、695、650、530。 MS〔酸〕:m/Z=363(M+)、345、306、288、 274、242、227、198、170、161、 157、141、129、115。 NMR〔塩〕(CD3OD):δ=8.59(d,1H)、
8.08 (d,1H)、7.30−7.55(m,4H)、 7.16(d,2H)、6.85−7.12(m,3H)、 6.25(d,1H)、2.60(t,2H)、1.62 (m,2H)、1.33(m,4H)、0.90(t, 3H)。 実施例 4 o−〔N−(p−アミルシンナモイル)アミノ〕
フエノキシ酢酸エチルエステル o−〔Nー(p−アミルシンナモイル)アミノ〕
フエノール(実施例1(q)で製造した。)180mgをメ
チルエチルケトン10mlに溶解し、ヨウ化ナトリウ
ム90mg、炭酸カリウム100mg、2−ブロモ酢酸エ
チル67μlを加えて、2日間還流しろ過した。ろ液
を減圧濃縮し、残さをシリカゲルカラムクロマト
グラフイ(クロロホルム:n−ヘキサン=6:
1)で精製し、下記の物性値を有する標題化合物
140mgを得た。 MS:m/Z=395(M+)、350、338、309、201 195、131、115、43。 NMR:δ=8.70(s,1H)、8.56(dd,1H)、 7.76(d,1H)、7.49(d,2H)、7.19 (d,2H)、6.80−7.15(m,3H)、 6.64(d,1H)、4.68(s,2H)、4.27 (q,2H)、2.62(t,2H)、1.60(m, 4H)、0.88(t,3H)。 実施例 5 o−〔N−(p−アミルシンナモイル)アミノ〕
フエノキシ酢酸およびそのナトリウム塩 実施例4で製造したエチルエステル140mgをメ
タノール(2ml)−テトラヒドロフラン(2ml)
の混合液に溶解し、1規定水酸化ナトリウム1.06
mlを加え、40℃で一昼夜かくはんした。これに1
規定塩酸1.5mlを加え、酢酸エチルで抽出した。
抽出液を水、飽和食塩水で洗浄し、無水硫酸マグ
ネシウムで乾燥し、減圧濃縮した残さをシリカゲ
ルカラムクロマトグラフイ(酢酸エチル:n−ヘ
キサン:1:1→酢酸エチル)で精製し、下記の
物性値を有する標題化合物(酸)87mgを得た。淡
黄色固体。さらに酸85mgをメタノール5mlに溶解
し、1規定水酸化ナトリウム水溶液0.23mlを加え
減圧濃縮し、乾燥して相当するナトリウム塩を得
た。 TLC〔酸〕:Rf=0.20(酢酸エチル:メタノール
=5:1)。 IR〔酸〕:ν(cm-1)=3360、2930、2860、 1740、1655、1605、1590、1530 1480、1450、1350、1250、1190 1120、1070、980、745。 MS〔酸〕:m/Z=367(M+)、349、323、310、 292、282、276、259、201、167、 144、131、115、43。 NMR〔酸〕(CD3OD):δ=8.28(d,1H)、
7.62 (d,1H)、7.53(d,2H)、7.21(d, 2H)、7.00(d,1H)、6.88−7.12(m, 3H)、4.45(s,2H)、2.63(t,2H)、 1.63(m,2H)、1.25−1.45(m,4H)、 0.90(t,3H)。 実施例 6 N−〔3−(p−デシルフエニル)プロピオニ
ル〕アントラニル酸およびナトリウム塩 実施例1(a)で製造した化合物500mgをメタノー
ル(10ml)−酢酸エチル(1ml)の混合溶液に溶
解し、水素雰囲気下、10%−パラジウム−炭素を
用いて、室温で2時間接触還元を行なつたのち、
ろ過し、ろ液を減圧濃縮した。残留物をメタノー
ル10mlに溶解し、これに2規定水酸化ナトリウム
水溶液3.6mlを加えて、室温で5時間かくはんし
た。希塩酸でPH3に調整後、酢酸エチルで抽出し
た。抽出液を減圧濃縮し、得られた白色固体をシ
リカゲルカラムクロマトグラフイ(酢酸エチル:
n−ヘキサン=1:2)で精製して、下記の物性
値を有する標題化合物〔酸〕200mgを得た。 TLC:Rf=0.30(酢酸エチル:n−ヘキサン=
1:1)。 IR:ν(cm-1)=1690、1670、1600、1580、 1520。 MS:m/Z=409、391、365、244。 NMR:δ=8.74(d,1H)、8.08(dd,1H)、 7.58(dt,1H)、7.05−7.2(m,5H)。 実施例 7 N−(p−アミルシンナモイル)アントラニル
酸5g繊維素グルコン酸カルシウム(崩壊剤)200
mgステアリン酸マグネシウム(潤滑剤)100mgお
よび微結晶セルロース5.7gを常法により混合し、
打錠して、1錠中に50mgの活性成分を有する錠剤
100錠を得た。
[Detailed description of the invention] The present invention relates to novel carboxamide derivatives.
Ru. More specifically, against leukotrienes
Antagonism, phospholipase inhibition, and 5α
- Novel carboxyl compound with reductase inhibitory effect
Concerning samide derivatives. Prostaglandin (PG)
It is abbreviated as ) In the field of research, in recent years
Several important discoveries were made one after the other.
Ta. Therefore, the flow of PG research and development has been greatly affected in recent years.
You can see the changes. newly discovered or new
Particularly powerful among the structurally determined PG families
PG as a substance with unique biological activity.
Endoperoxides (PG endoperoxides)
Nawachi PGG2and PGH2), thromboxane A2
(Thromboxane A2, hereafter TXA2It is abbreviated as ),
Prostacyclin (i.e.
P.G.I.2) and leukotrienes C, D and E (hereinafter
Below, abbreviated as LTC, LTD and LTE, respectively.
Ru. ) etc. In addition to these compounds,
Including various PGs that were already well known.
All members of the PG family share arachidonic acid.
Because it is biosynthesized in the body as a parent body of
The entire metabolic pathway that starts with chydonic acid is arachidonic acid.
It is called cascade (Arachidonate cascade).
ing. Detailed explanation of each pathway and pharmacological characteristics of each product
Regarding the nature, the history of medicine,114,378
(1980), same114, 462 (1980), same.114,866
(1980), same.114, 929 (1980), Modern Medicine,12
909 (1980), same.12, 1029 (1980), same.12,1065
(1980), same.12, 1105 (1980), etc.
There is. The arachidonic acid cascade is synchronized with arachidonic acid.
Clooxygenase acts to produce PGG2,moreover
PGH2Various PGs, such as prostagrange
F2〓(Hereafter referred to as PGF2Abbreviated as 〓. ), prostagran
Jin E2(hereinafter referred to as PGE2It is abbreviated as ), P.G.I.2,TXA2
Lipoxygenase to arachidonic acid with a pathway leading to etc.
acts on hydroperoxyeicosatetrae
neutsukashid
(hydroperoxyeicosatetraenoic acid, hereafter
Abbreviated as HPETE. ) via hydroxyray
Kosatetra Enoitsuku Assist
(hydroxyeicosatetraenoic acid, hereinafter referred to as HETE)
Abbreviated. ) or the route leading to leukotrienes
It is broadly divided into. The former route is already well known.
Therefore, we will not discuss it in detail here. In detail
Edited by Nobuo Katori et al., Prostaglandin
(1978), published by Kodansha. For the latter route, follow the route shown in the diagram.
It is known that various compounds are produced by
Ru. Arachidonic acid is a well-known pathway, i.e.
It is metabolized via the PG endoperoxide pathway.
In addition, a completely different process is caused by lipoxygenase.
enters the tract and is metabolized. In other words, arachidonic acid
Lipoxygenase, e.g. 5-lipoxygenase
12-lipoxygenase or 15-lipoxygenase
Genase acts to produce 5-HPETE and 12-HPETE, respectively.
−HPETE or 15−HPETE is generated. These HPETEs are processed by peroxidase.
Hydrogen peroxide group is converted to hydroxyl group, and 5-
Convert to HETE, 12−HETE or 15−HETE
be done. Also, among these HPETEs, 5-
HPETE is LTA by being dehydratedFourConversion to
be done. In addition, L.T.A.Fouris enzymatically leukotriene BFour
(hereinafter referred to as LTBFourIt is abbreviated as ), also glutachio
LTC by N-S-transferaseFourchanged to
will be replaced. And LTCFouris γ-glutamyl transpep
LTD by tidaseFouris converted to LTDFourHasasa
more LTEFourIt has recently become clear that it is metabolized to
[Biochem.Biophys.Res.Commun.,91
1266 (1979) and Prostaglandins,19(5), 645
(1980)]. On the other hand, when talking about SRS, SRS is Slow
This name is an abbreviation for Reacting Substance.
Pulmonary perfusion of cobra venom or cobra venom by Feldberg et al.
What is liberated when incubating with egg yolk
This substance was used to treat isolated guinea pigs.
Slowly contracts the ileum and its effect lasts for a long time
It has been reported that [J.Physiol.,94,187
(1938)]. Furthermore, Kellaway et al. perfused sensitized guinea pig lungs.
Sometimes, when sensitized with antigen, SRS-A (Slow
Reacting Substance of Anaphylaxis) is released
The relationship between SRS-A and allergic reactions was shown to be
showed the relationship for the first time [Quant.J.Exp.Physiol.,
30, 121 (1940)]. Brocklehurst is also unique.
Surgery for bronchial asthma patients with known antigens
When antigens are applied to lung sections taken out by
and SRS-A are released, strongly contracting the bronchial muscles,
This contraction is not relieved by antihistamines
Therefore, SRS-A plays an important role in the bronchus during asthma attacks.
Indicates that it is a bronchoconstrictor.
[Progr.Allergy,6, 539 (1962)].
Subsequently, SRS-A obtained from a piece of human lung tissue was found to be positive.
Contract the bronchial muscle rings of a normal person [Int.Arch.
Allergy Appl. Immunol.38, 217 (1970)],
When rat SRS-A is intravenously injected into guinea pigs, lung
An increase in road resistance was observed [J.Clin.Invest.,53
1679 (1974)], SRS-A
When injected intradermally into monkeys, it increases vascular permeability.
[Advances in Immunology,Ten,105
(1969), J. Allergy Clin. Immunol.621,371
(1978), Prostaglandins,19(5), 779 (1980)
There are many reports such as As mentioned above, SRS is released due to immune reaction.
SRS-A, calcium ionophore
(calcium ionophore) treatment, etc.
Two types are distinguished: SRS and those that are released without
However, there are many similarities between the two and they are identical.
It is thought that there is a strong possibility that it is a substance of Also, further LTCFourand LTD.Fouris SRS or
It is clear that the substance is the same as SRS-A.
Therefore, the pharmacological properties of these leukotrienes are
is replaced with the pharmacological properties of SRS or SRS-A.
I can think about it. [Proc.Natl.Acad.Sci.
USA,76, 4275 (1979), Biochem.Biophys.Res.
Commun.91, 1266 (1979), Proc. Natl. Acad.
Sci.USA,77, 2014 (1980), Nature,285,104
(1980)]. Based on the results of many such studies, currently
is LTA from arachidonic acidFourEach biosynthesized
Seed leukotrienes (LTC)Four,LTDFouror LTEFourand
Further new structures may be determined in the future.
Ikotriene) is an allergic tracheal and respiratory
Diseases of the ducts or lungs, allergic shots
or serious diseases that are involved in the development of various types of allergic inflammation.
It is considered an important factor. Therefore, it is important to suppress these leukotrienes.
In mammals including humans, especially humans,
Allergic tracheal and bronchial diseases such as asthma.
Breath, allergic lung disease, allergic symptoms
prevention and/or prevention of various allergic diseases
or effective for treatment. In addition, arachidonic acid is a phospholipase
Due to the action of (phospholipase), phospholipids
However, if you look closely, as shown in the diagram,
Two pathways, namely (1) phosphatidyl choline;
(phosphatidyl choline) to phospholipase A2but
Pathway of action and (2) phosphatidyl inositol
(phosphatidyl inositol) contains phospholipase C.
1,2-diglyceride (1,2-
diglyceride) is generated, which is further added to diglyceride.
ceride lipase (diglyceridelipase), then
monoglyceride lipase
(monoglyceridelipase) is released by the action of
pathways are generally considered [chemistry and biology]
21, 154 (1983)]. The liberated arachidonic acid can be further processed by two routes.
Namely (1) cyclooxygenase
(cyclooxygenase) metabolic pathway
Landin (PG) and thromboxane A2(TXA2) na
(2) which bioactive substances are metabolized to
Due to the lipoxygenase metabolic pathway,
SRS-A (Slow Reacting Substances of
Anaphylaxis), hydroxyeicosatetraene
acid (HETE) and leukotriene BFour(Loukotriene
BFour) is known to be metabolized into physiologically active substances such as
[See Chemistry and Biology 21154 (1983)]. These metabolites are e.g. TXA2is a strong blood small
It is a substance that has plate aggregation and vasoconstriction effects.
and SRS-A is a chemical mediator of asthma.
(chemical mediator), LTBFourHa, pain
It is a chemical mediator of inflammation such as wind.
In addition, PG has a vasodilatory effect in inflammation,
A chemical that has pain, fever, and white blood cell migration effects.
It is known to be a lumediator.
Xie 20317 (1983), The Lancet 1122 (1982), Katori
See Shin et al., ed. Prostaglandin (1978) Kodansha]. In this way, arachidonic acid is physiologically
As a chemical mediator that plays an important role in
Although these mediators are exchange metabolized,
A number of diseases are caused by the collapse of the
It will be done. The inventors have discovered compounds that antagonize leukotrienes.
substance, or phospholipase (phospholipase A2
and/or a compound that inhibits phospholipase C)
As a result of extensive research to find compounds,
The carboxamide represented by the general formula () below is
Discovered that the purpose could be achieved and completed the invention
did. The compound of the present invention strongly inhibits phospholipase
and inhibits the release of arachidonic acid from phospholipids.
Therefore, mammals including humans, especially humans,
Rachidonic acid metabolites, e.g. TXA2, PG, Royco
Prevention and/or treatment of diseases caused by triene
It is effective for therapy. Examples of target diseases include the above-mentioned leuco
Various allergic diseases caused by triene
and thrombosis, such as damage to the endothelium or lining of the brain or coronary arteries.
Thrombosis, inflammation caused by, e.g. arthritis, rheumatism
[Circulation science]3, 484 (1983)
and pharmacy34, 167 (1983)]. Furthermore, the compound of the present invention includes the above-mentioned leukotrium
Use as an ene antagonist and phospholipase inhibitor
In addition, 5α-reductase inhibitors such as
It has also been found useful. 5α-reductase is located in the endoplasmic reticulum and in nucleic acids.
It activates the ingested testosterone in the target tissue.
Converts to sexual form of 5α-dihydrotestosterone
This active form of 5α-dihydrote
Stesterone binds to receptors inside cells
This effect is enhanced by causing more cell proliferation.
and the onset of benign prostatic hyperplasia, alopecia, or acne.
It is said to bring For example, when talking about benign prostatic hyperplasia,
Estrogen, a female hormone, is used as drug therapy.
gestagen, which has anti-androgenic effects and anti-androgen effects.
agents have been used. However, both are original
Sufficient treatment is required because the Lumon effect remains as a side effect.
It was hard to say that anything was done. Of course, the compounds of the present invention have hormone-specific effects.
Strongly inhibits 5α-reductase
and suppresses the increase in 5α-dihydrotestosterone.
In order to suppress cell proliferation, mammals including humans
benign prostatic hyperplasia, alopecia and loci in animals, especially humans
Can effectively prevent and/or treat acne
be. The present invention is based on the general formula [In the formula, R1() Straight chain with 5 to 15 carbon atoms or
represents a branched alkyl group or alkoxy group.
watermelon, () straight chain or branched chain with 5 to 15 carbon atoms
Alkenyl group or alkenyloxy group
and is bonded to the 2nd or 3rd position of the benzene ring.
or () straight chain with 13 to 15 carbon atoms
or branched alkenyl group or having 5 to 15 carbon atoms
A straight or branched alkenyloxy group with base
It represents that it is bonded to the 4th position of the ring,
R2represents a hydrogen atom or a methyl group, R3is water
Acid group, carboxyl group, carboxymethyl group, carbon
Ruboxymethoxy group, straight chain having 2 to 6 carbon atoms or
Branched alkoxycarbonyl group or number of carbon atoms
3 to 7 linear or branched alkoxycarbonyl
methyl group or alkoxycarbonylmethoxy
represents a group, and X represents -CH= or a nitrogen atom.
, n represents 0, 1 or 2, and the symbol 〓 is double
Join (Eor Z) or a single bond. ] Carboxamide derivatives represented by and their non-toxic salts
and its acid addition salts. In the general formula (), R1represents a carbon number of 5 to 15
Straight chain or branched in alkyl or alkoxy groups
Branched chain alkyl groups include pentyl group and hexy group.
group, peptyl group, octyl group, nonyl group, decyl group, peptyl group, octyl group,
Ru group, undecyl group, dodecyl group, tridecyl group
groups, tetradecyl groups, and pentadecyl groups and
and their isomers, R1preferred as
Examples of groups include n-pentyl group and isopentyl group.
group, n-heptyl group, n-decyl group, n-pentyl group
and n-octyloxy groups.
It will be done. In the general formula (), R1represents a carbon number of 5 to 15
Straight chain in alkenyl or alkenyloxy groups
Or as a branched alkenyl group, pentene
group, pentadienyl group, hexenyl group, hexa
dienyl group, hexatrienyl group, heptenyl group
group, heptadienyl group, heptatrienyl group,
Ctenyl group, octadienyl group, octatrienyl group
group, octatetraenyl group, nonenyl group, nona
dienyl group, nonatrienyl group, nonatetraenyl group
group, decenyl group, decadienyl group, decatrier group
Nyl group, decatetraenyl group, decapentaenyl group
group, undecenyl group, undecadienyl group,
decatrienyl group, undecatetraenyl group,
Ndecapentenyl group, dodecenyl group, dodecadi
enyl group, dodecatrienyl group, dodecatetrae
Nyl group, dodecapentenyl group, dodecahexae
Nyl group, tridecenyl group, tridecadienyl group,
tridecatrienyl group, tridecatetraenyl
group, tridecapentenyl group, tridecahexae
Nyl group, tetradecenyl group, tetradecadienyl
group, tetradecatrienyl group, tetradecatetra
enyl group, tetradecapentenyl group, tetradecapentenyl group
Cahexaenyl group, tetradecaheptaenyl group,
pentadecenyl group, pentadecadienyl group, pen
Tadecatrienyl group, pentadecatetraenyl group
group, pentadecapentenyl group, pentadecahex
saenyl group, pentadecaheptaenyl group and their
The isomers of R1as a preferred base
1-decenyl group, 1-decenyloxy group,
1-tridecenyl group and 1-tridecenyloxy
An example is a cy group. In the general formula (), R3has 3 to 7 carbon atoms
Straight or branched chain alkoxycarbonylmethyl
group or alkoxycarbonylmethoxy group.
Straight chain or branched chain with a lucoxy group and 2 to 6 carbon atoms
The alkoxy group in the alkoxycarbonyl group of the chain and
methoxy group, ethoxy group, propyloxy group
cy group, butoxy group, pentyloxy group and their
isomers, preferably methoxy groups and
It is an ethoxy group. R3as a preferred group
is hydroxyl group, carboxy group, carboxymethyl
group, carboxymethoxy group, methoxycarbonyl
group, methoxycarbonylmethyl group, methoxycal
Bonylmethoxy group, ethoxycarbonyl group, etho
Oxycarbonylmethyl group, ethoxycarbonylmethyl group
Examples include toxy groups. The compound of the present invention represented by the general formula () has different
The existence of sexual bodies is considered, especially when the symbol 〓 is a double bond.
, this double bondEorZYo
, and the symbol 〓 represents a single bond, and R2is methyl
When representing a group, the carbon to which this methyl group is bonded
The element is an asymmetric carbon, and isomers exist. Matasa
Furthermore, each substituent in general formula () is a branched chain alkali.
Kyl or alkylene groups, as well as groups containing double bonds.
Further isomers may occur. The present invention
Also includes all isomers of and mixtures thereof.
It is something to do. Patent publications containing compounds with structures similar to the compounds of the present invention
Several patent applications have been filed, but are these patent applications?
Therefore, the present invention cannot be easily achieved. for example
Described in Example 2 of JP-A-50-135047
is a compound with a formula and compound number 49 in the specification of JP-A-49-93335.
The formula is a compound written as The compound represented by is one of the objects of the present invention.
Statements suggesting that it antagonizes leukotrienes
there is nothing. Further, these compounds are described herein.
Listed LTDFourAntagonism and phospholipers
Ze A2When subjected to a system for measuring the inhibitory effect, the formula (A)
The compound shown is LTDFourID showing antagonistic action50value
is 30 μM and exhibits phospholipase inhibitory effect.
I C50The value is 100 μM, and the value is expressed by formula (B).
The compound did not show any activity against either.
Ivy. However, the compound of the present invention has the formula Compound and formula represented by The compounds shown are each LTDFourantagonistic
I C50Values 14 μM and 16 μM, phospholipase A2
IC of inhibitory action50Activity with values 22μM and 54μM
In the present invention, the present inventors have shown that R1phase
Depending on the length of the corresponding carbon chain, LTDFourIf there is an antagonistic effect
and phospholipase inhibitory effects can be easily inferred.
It is also clear that the more you can't do it, the stronger you become.
I made it. In addition, the present inventors previously disclosed Japanese Patent Application Laid-open No. 57-106651.
In the specification, compounds similar to the compounds of the present invention are disclosed.
The aim is to inhibit leukotriene biosynthesis.
However, the mechanism of action is 5-lipoxygener.
By selectively inhibiting the
There is. On the other hand, the present invention is antagonizing leukotriene itself.
The gist of the invention is the action of
They have different effects. In addition, these three applications further include
similar phospholipase inhibitors, 5α-reductase
No use as an inhibitor has been described, and antithrombotic
drugs, prophylaxis against benign prostatic hyperplasia, alopecia, and acne.
The therapeutic use was discovered for the first time in the present invention.
The present invention is based on these prior art.
This is an invention that cannot be easily inferred from the above. The compound represented by the general formula () is the general formula [All symbols in the formula have the same meanings as above.
vinegar. ] Acid chloride and general formula shown by [In the formula, all symbols have the same meaning as above.
vinegar. ] It is produced by reacting the amine shown by
can be done. This reaction is a known reaction, for example, inert
organic solvents, such as methylene chloride, chloroform,
In trahydrofuran, tertiary amines, e.g.
-20°C to 40°C in the presence of thylamine, pyridine, etc.
It is carried out at a temperature of Preferably methylene chloride
medium, in the presence of triethylamine, at 0°C to room temperature.
be exposed. The compound represented by the general formula () is a known compound
For example, the symbol X is −CH=, R3is 2-ka
Compounds expressing a ruboxy group are anthranilic acid and
It is commercially available as
A carboxyl group is located at the 3rd position counting from the ring nitrogen.
R3Compounds substituted as 2-aminoni
It is commercially available as cotinic acid. A compound represented by the general formula () is a compound represented by the general formula [In the formula, all symbols have the same meaning as above.
vinegar. ] Convert the carboxylic acid shown to acid chloride
Manufactured by The reaction that converts carboxylic acid to acid chloride is
It is well known that inert organic solvents, such as chlorinated
in tyrene, tetrahydrofuran or without solvent
Thionyl chloride, oxalyl chloride, etc.
It is carried out at a temperature of -40°C to 30°C. suitably
was carried out using oxalyl chloride without solvent at room temperature.
It will be held in The carboxylic acid represented by the general formula () is itself
Is it known (e.g. p-amylcinnamic acid is commercially available?
It is. ), or manufactured by a known method.
An example is shown diagrammatically below. The meaning of each symbol in the diagram is as follows.
Other symbols have the same meanings as above. R1a- Straight or branched chain alkali having 5-15 carbon atoms
Kyl group, alkoxy group or alkenyl group
le group. R1b- Straight or branched chain alkali having 5-15 carbon atoms
Koxy group or alkenyloxy group. R1c- Straight or branched chain alkali having 5-15 carbon atoms
Kenyl or alkenyloxy group. R1d- Straight or branched chain alkali having 5-15 carbon atoms
Kyl group, alkoxy group, alkenyl group
or an alkenyloxy group. R1e- Straight or branched chain alkali having 5-15 carbon atoms
Kill group or alkoxy group. R1f- Straight chain or branched alkenes having 5 to 15 carbon atoms
Nyl or alkenyloxy group. RFour- Straight chain or branched chain hormones having 2-14 carbon atoms
Milalkyl or formyl group. RFive- Straight chain or branched chain hydrogen having 1 to 14 carbon atoms
loxyalkyl group or hydroxyl group. All reactions in the diagram are known reactions.
Briefly, steps (a) and (n) are formylation
For example, in trifluoroacetic acid, hexame
Performed using tylenetetramine at 50°C to reflux temperature.
be exposed. Steps (b), (j) and (o) are Wittig reactions, e.g.
For example, inert organic solvents (ethyl ether, tetrahedron)
Dorofuran, chloroform, benzene, etc.), phase
React at -78℃ to room temperature using the corresponding Wittig reagent.
This is done by letting When using this reaction
In this case, the product with n=1 or 2 can be obtained.
can. Steps (c), (k) and (p) are based on the Perkin reaction or Deb
For example, in the presence of piperidine,
Malonic acid or malonic acid ester using lysine as a solvent
The reaction can be carried out at 100℃ to reflux temperature using Stell.
This is done by When this reaction is used, the production
The object is n=1, and R2is a hydrogen atom. Steps (d), (l) and (q) are oxidation reactions, e.g.
Bagillons oxidation, Collins oxidation, Swan oxidation
Depending on the technique, it is carried out at temperatures between -20°C and 40°C. child
When using the reaction, the product n=0 is obtained.
can be done. Steps (e) and (u) replace the hydroxyl group with an alkoxy group or
A reaction that converts into an alkenyloxy group, for example, an unaltered
Active organic solvents (ethyl ether, tetrahydrofu
in dimethylformamide or
In the presence of hexamethylphosphamide, etc., anhydrous
such as sodium hydride or potassium carbonate
In the presence of a base, the corresponding alkyl bromide or
or alkenyl bromide at 40°C to reflux.
It is done at temperature. Step (f) is a saponification reaction, e.g.
Organic solvents (tetrahydrofuran, methanol,
(tanol, etc.), potassium hydroxide, sodium hydroxide
aqueous solution of alkali such as aluminum or lithium hydroxide
It is carried out at a temperature of 0°C to 40°C. Steps (g) and (t) are Wittig reactions, and the steps described above
It is carried out similarly to (b), (j) and (o). Step (h) is a reduction reaction, using an inert organic solvent (to
Luene, benzene, ethyl ether, tetrahydride
Lofuran, etc.), diisobutylaluminum high
The reaction is carried out at a temperature of -78℃ using a dryide, or
or using lithium aluminum hydride
The reaction is carried out at 0°C to reflux temperature.
Ru. Steps (i) and (s) are oxidation reactions in which an inert organic solvent is
Medium (methylene chloride, dimethyl sulfoxide, etc.)
Medium and tertiary amines (triethylamine, pyridine
etc.) using oxalyl chloride,
It is carried out at 0°C to 40°C. Steps (m) and (r) are reduction reactions in a hydrogen atmosphere,
Organic solvents (methanol, ethanol, tetrahydride
Lofuran, etc.) in catalysts (palladium-carbon, para
0℃~
This is done by reacting at 40°C. In addition, the carboxamide represented by the general formula ()
Of these, the general formula [In the formula, R1gis a straight or branched chain with 5 to 15 carbon atoms
represents an alkyl or alkoxy group in the chain;
All other symbols have the same meaning as above.
vinegar. ] The compound represented by has the general formula [In the formula, R1hStraight chain or branched chain with 5 to 15 carbon atoms
represents an alkenyl group or an alkenyloxy group.
and all other symbols have the same meaning as above.
Was. ] For the reduction reaction of the compound represented by R1hmiddle two
Heavy bonds and R2reduces the double bond bound to
and by converting each into an ethylene group.
can also be manufactured. This reduction is a known reaction, for example in a hydrogen atmosphere.
under air, organic solvents (methanol, ethanol, tetol)
catalyst (palladium-charcoal) in a catalyst (palladium-charcoal)
presence of metal, palladium, platinum black, nickel, etc.)
This is done by reacting at 0°C to 40°C.
Ru. Furthermore, the compound represented by the general formula ()
General formula [In the formula, R3ais carboxy group, carboxymethylene
represents a group or a carboxymethoxy group, and its
Other symbols have the same meanings as above. ] The compound represented by has the general formula [In the formula, R3bis a straight chain or branched chain with 2 to 6 carbon atoms
Alkoxycarbonyl group in chain, straight carbon number 3-7
Chain or branched alkoxycarbonylmethyl
group, or a linear or branched chain atom having 3 to 7 carbon atoms.
Represents a lucoxycarbonylmethoxy group, and other
The symbol represents the same meaning as above. ] By subjecting the compound represented by to a saponification reaction,
You can also get it. Saponification reaction is a well-known reaction, for example, when mixed with water.
compatible solvents, such as methanol, ethanol,
In tetrahydrofuran, an alkaline substance, e.g.
Sodium hydroxide, potassium hydroxide, lithium hydroxide
Using an aqueous solution such as
Preferably, it is carried out at room temperature. Of course, the general formula (c) is the compound shown by
General formula (b) to esterify the compound shown in
It can also be obtained by Esterification reaction is a well-known reaction, for example, phase
acid, such as p-toluene, in the appropriate alkanol.
In the presence of sulfonic acid or hydrochloric acid, from 0°C to 40°C, preferably
or at room temperature. Of course, as a solvent
Tetrahydrofuran, methylene chloride that does not participate in the reaction
You may also use something like Also chloride water as acid
An elementary gas may also be used. Furthermore, a compound represented by the general formula ()
Medium, R3is an alkoxycarbonylmethoxy group or
represents a carboxymethoxy group, R3
represents a hydroxyl group in step (e) in the above scheme.
Similar reaction (however, for alkyl bromide)
Then, the corresponding alkoxycarbonyl methyl bromine
If necessary, use sodium iodide etc.
of iodide. ), and if necessary,
It can also be obtained by subjecting it to a saponification reaction.
Ru. The reaction product can be purified by conventional purification means, e.g. under normal pressure.
or distillation under reduced pressure, silica gel or
High performance liquid chromatography using magnesium icate
chromatography, thin layer chromatography, or color
By methods such as muchromatography or recrystallization
Can be purified. Purification is performed for each reaction.
It can be carried out after several reactions have finished.
It's okay. As mentioned above, the compound of the present invention contains leukotrienes.
antagonism, phospholipase inhibition and 5α-
Although it has a reductase inhibitory effect, for example, in the laboratory
In the experiment, the following effects were shown. The compound of the present invention is LTDFourIn contrast, as shown in the table below
It showed an antagonistic effect. 【table】 The compound of the present invention is a phospholipase A2For,
It showed inhibitory effects as shown in the table below. 【table】 【table】 The compound of the present invention has the following properties against 5α-reductase:
It showed inhibitory effects as shown in the table below. 【table】 Shows the value in concentration.
LTD of the compound of the present inventionFourThe antagonistic effect on
It was measured using the experimental method. Extracted from male guinea pig weighing 300-400g
Ileum (3 cm), 37°C, Tyrode's solution, oxygen (95%)
- Magnus aeration of mixed gas of carbon dioxide (5%)
After hanging in the tube and stabilizing for about 30 minutes, LTDFourof
Ten-9g/ml concentration, and the main amount for the contraction at this time.
Add the invented compound at different concentrations and measure the shrinkage height.
So, from now on, IC50The value was calculated. Phospholipase A of the compound of the present invention2hindrance to
The harmful effects can be detected by using a modification of the Shakir method as a substrate.
L-β-[1-14C]-arachidonyl-α'-stear
loyl-phosphatidylcholine for enzymes.
Phospholipase A obtained from Motuto lungs2Using
Measured [see Anal.Biochem., 114, 67 (1981)]
Light]. The inhibition of 5α-reductase by the compounds of the present invention
Harmful effects were evaluated based on the method of J. Shimazaki et al.
5α-results obtained from the nuclear fraction of the prostate gland of Tutu.
This was done using ductase. 5α-reductor
0.09M Hepes (pH7.4), 0.22M
Cane sugar, 5 x 10-3M NADPH, 5 μM [4-14C]
Testolone, 5α-reductase and the invention
The reaction was carried out at 37°C for 60 min using a mixture of compounds.
Ivy. To stop the reaction, chloroform-methanol (1/
2), and after centrifugation, transfer the supernatant to silica.
Spotted on a gel thin layer plate and chloroform-
Minute using methanol-acetic acid (99.2:0.6:0.2)
radioactivity of dihydrotestosterone produced
Measurement of enzyme activity inhibition using a TLC scanner
calculated the harm [Endocrinol, Japan., 18, 179]
(1971). ] Salts and acid addition salts are preferably non-toxic.
stomach. Non-toxic salts and acid addition salts are animal tissues.
relatively harmless and necessary for treatment.
A compound represented by the general formula () when using the amount
The effective pharmacological properties of
to ensure that it is not impaired by the side effects caused by the treatment.
means a salt consisting of an anion or a cation.
Ru. Also, it is preferable that the salts and acid addition salts are water-soluble.
Delicious. Suitable salts include, for example, sodium or potassium salts.
salts of alkali metals such as umum, calcium or
Salts of alkaline earth metals such as gnesium, ammonia
salts and pharmaceutically acceptable (non-toxic)
Contains min salt. carboxylic acids and their salts
Suitable amines to form are well known, e.g.
Theoretically, one or more pieces of water in ammonia
Contains amines obtained by replacing elementary atoms with other groups.
will be included. The group has one or more hydrogen atoms substituted.
They can be the same or different when
Alkyl group having 1 to 6 carbon atoms, hydrogen having 1 to 3 carbon atoms
selected from loxyalkyl groups. suitable non-toxic a
Examples of amine salts include tetramethylammonium.
salts of tetraalkylammonium and methyl
Amine salt, dimethylamine salt, cyclopentyl amine salt
Min salt, benzylamine salt, phenethylamine
salt, piperidine salt, monoethanolamine salt, di-
Ethanolamine salt, lysine salt, arginine salt
Examples include organic amine salts such as Suitable acid addition salts include, for example, hydrochloride, bromide
Hydrogenates, Hydroiodides, Sulfates, Phosphates,
Inorganic acid salts such as nitrates, or acetates, lactates, alcohol
phosphate, benzoate, citrate, methanesulfonate
phosphate, ethanesulfonate, benzenesulfone
acid salt, toluenesulfonate, isethionate.
Examples include organic acid salts such as Carboxamine salt represented by general formula ()
The acid represented by the general formula () can be prepared by a known method, e.g.
For example, a suitable base, e.g. an alkali, in a suitable solvent.
Metal or alkaline earth metal hydroxides or
By reacting with carbonates or organic amines
can get. Acidification of carboxamine represented by general formula ()
Salting is carried out by adding a compound represented by the general formula () to a known compound.
method, e.g. in a suitable solvent, a suitable acid, e.g.
Hydrochloric acid, hydrobromic acid, hydroiodic acid, sulfuric acid, phosphorus
acids, inorganic acids such as nitric acid, or acetic acid, lactic acid, alcohol
Tartaric acid, benzoic acid, citric acid, methanesulfonic acid,
Ethanesulfonic acid, benzenesulfonic acid, toluene
Reacts with organic acids such as sulfonic acid and isethionic acid.
It can be obtained by making it correspond. In mammals including humans, especially humans,
Allergy by suppressing icotriene
Sexual tracheal and bronchial diseases, such as asthma and allergies
–-related lung diseases, allergic shots,
For the prevention and/or treatment of various diseases related to
It is also effective against phospholipase (phospholipase).
-ze A2and/or inhibit phospholipase C).
Including the above leukotrienes by harming
Diseases caused by arachidonic acid metabolites, such as thrombosis
disease, such as damage to the endothelium or intima of the brain or coronary arteries.
Thrombosis, various inflammations such as arthritis, rheumatism
Effective for prevention and/or treatment. moreover
Inhibiting 5α-reductase can inhibit prostate hyperplasia
Useful for the prevention and/or treatment of acne, alopecia, and acne.
It is effective. A carboxamide represented by the general formula () or
Their non-toxic salts or acid addition salts for the above purposes.
(leukotriene antagonist, phospholipase inhibitor
(as a 5α-sidactase inhibitor)
For each, usually systemic or local
Administered orally or parenterally. Dosage is yearly
Age, weight, symptoms, therapeutic effects, administration method, processing time
It varies depending on the situation, but usually per adult, each
1mg to 1g, preferably 20mg to 200mg at a time
It is administered orally, ranging from once to several times a day, or
or 100 μg of each at a time per adult.
~100mg, preferably in the range of 1mg to 10mg, per day
It is administered parenterally in one to several doses. Of course as mentioned above
The above dosages vary depending on various conditions, so
In some cases, doses lower than the above dosage range may be sufficient;
There may also be cases where it is necessary to administer doses beyond the range.
Ru. Solid compositions for oral administration include tablets,
Includes powders, granules, etc. Such a solid composition
In products, one or more active substances
but at least one inert diluent, e.g.
Lactose, mannitol, glucose, hydroxypro
pill cellulose, microcrystalline cellulose, starch,
Polyvinylpyrrolidone, aluminum metasilicate
Mixed with gnesium. The composition is prepared according to conventional methods.
Additives other than inert diluents, e.g.
Lubricants such as magnesium phosphate and cellulose glue
Contains disintegrants such as calcium conate
Good too. Tablets or pills may be added with white sugar or gelatin if necessary.
Chin, Hydroxypropyl cellulose, Hydroxylene
Stomachs such as cipropyl methylcellulose phthalate
Even if coated with a film of soluble or enteric-coated substances
Alternatively, it may be coated with two or more layers. Sara
capsules of absorbable substances such as gelatin
is also included. Liquid compositions for oral administration are pharmaceutically acceptable
Emulsions, solutions, suspensions, syrups, etc.
Commonly used inert substances, including lixir agents, etc.
diluents such as purified water and ethanol. child
The composition contains wetting agents and suspending agents in addition to inert diluents.
Adjuvants such as sweeteners, flavoring agents, aromatics, and preservatives
It may contain an agent. Other compositions for oral administration include
Contains one or more active substances and as such
Contains sprays formulated by known methods.
Ru. For injections for parenteral administration, sterile water
Including aqueous or non-aqueous solutions, suspensions, and emulsions.
do. Examples of aqueous solutions and suspensions include injections.
Includes distilled water and physiological saline. water insoluble
Solutions and suspensions include, for example, propylene glycol.
Coal, polyethylene glycol, olive oil
vegetable oils such as, alcohols such as ethanol
Polysorbate 80, Gum Arabic, Algin
There are sodium chloride, etc. Such a composition is
In addition, supplements such as preservatives, wetting agents, emulsifiers, and dispersants
It may also contain auxiliary agents. These are, for example, bacteria
Passing through a retention filter, adding disinfectants or
Sterilized by irradiation. These are also sterile
Prepare the solid composition and sterilize it with sterile water or sterilize it before use.
It can also be used by dissolving it in an injection solvent. Other compositions for parenteral administration include:
Contains one or more active substances and is itself
External liquids and soft drinks prescribed by known methods
liniments, suppositories for rectal administration, and
Includes pettu saris for intravaginal administration. Among the compounds of the present invention represented by the general formula (), preferred
As a new compound, N-(p-amylcinnamoyl)anthranilic acid, N-(p-isopentylcinnamoyl)anthra
Nilic acid, N-(p-heptylcinnamoyl)anthranyl
acid, N-(p-decylcinnamoyl)anthranilic acid, N-[p-(1-tridecenyl)cinnamoyl]a
ntranilic acid, N-[m-(1-decenyl)cinnamoyl]ant
Ranilic acid, N-(m-decylcinnamoyl)anthranilic acid, N-(p-pentyloxycinnamoyl)ant
Ranilic acid, N-(p-octyloxycinnamoyl)ant
Ranilic acid, N-(p-amyl-2-methylcinnamoyl)a
ntranilic acid, N-(p-isopentyl-2-methylcinnamoy)
) anthranilic acid, N-(p-heptyl-2-methylcinnamoyl)
anthranilic acid, N-(p-decyl-2-methylcinnamoyl)a
ntranilic acid, N-[p-(1-tridecenyl)-2-methylsin
Namoyl] anthranilic acid, N-[m-(1-decenyl)-2-methylcinnamo
anthranilic acid, N-(m-decyl-2-methylcinnamoyl)a
ntranilic acid, N-(p-pentyloxy-2-methylcinnamo
anthranilic acid, N-(p-octyloxy-2-methylcinnamo
anthranilic acid, m-[N-(p-amylcinnamoyl)amino]an
zoic acid, m-[N-(p-isopentylcinnamoyl)ami
[Benzoic acid] m-[N-(p-heptylcinnamoyl)amino]
benzoic acid, m-[N-(p-decylcinnamoyl)amino]an
zoic acid, m-[N-[p-(1-tridecenyl)cinnamoy
[amino]benzoic acid, m-[N-[m-(1-decenyl)cinnamoyl]
amino] benzoic acid, m-[N-(m-decylcinnamoyl)amino]an
zoic acid, m-[N-(p-pentyloxycinnamoyl)a
Mino]benzoic acid, m-[N-(p-octyloxycinnamoyl)a
Mino]benzoic acid, m-[N-(p-amyl-2-methylcinnamoy)
) amino] benzoic acid, m-[N-(p-isopentyl-2-methylcinna
moyl)amino]benzoic acid, m-[N-(p-heptyl-2-methylcinnamoy)
) amino] benzoic acid, m-[N-(p-decyl-2-methylcinnamoy)
) amino] benzoic acid, m-[N-[p-(1-tridecenyl)-2-methyl
Cinnamoyl [amino] benzoic acid, m-[N-[m-(1-decenyl)-2-methylsin
namoyl[amino]benzoic acid, m-[N-(m-decyl-2-methylcinnamoy
) amino] benzoic acid, m-[N-(p-pentyloxy-2-methylsine
Namoyl)amino]benzoic acid, m-[N-(p-octyloxy-2-methylsin
Namoyl)amino]benzoic acid, o-[N-(p-amylcinnamoyl)amino]ph
enyl acetic acid, o-[N-(p-isopentylcinnamoyl)ami
] Phenyl acetic acid, o-[N-(p-heptylcinnamoyl)amino]
phenyl acetic acid, o-[N-(p-decylcinnamoyl)amino]ph
enyl acetic acid, o-[N-[p-(1-tridecenyl)cinnamoy
[amino]phenylacetic acid, o-[N-[m-(1-decenyl)cinnamoyl]
Amino] phenyl acetic acid, o-[N-(m-decylcinnamoyl)amino]ph
enyl acetic acid, o-[N-(p-pentyloxycinnamoyl)a
Mino] phenyl acetic acid, o-[N-(p-octyloxycinnamoyl)a
Mino] phenyl acetic acid, o-[N-(p-amyl-2-methylcinnamoy)
(amino) phenyl acetic acid, o-[N-(p-isopentyl-2-methylcinna
moyl)amino]phenylacetic acid, o-[N-(p-heptyl-2-methylcinnamoy)
(amino) phenyl acetic acid, o-[N-(p-decyl-2-methylcinnamoy)
(amino) phenyl acetic acid, o-[N-[p-(1-tridecenyl)-2-methyl
cinnamoyl[amino]phenylacetic acid, o-[N-[m-(1-decenyl)-2-methylsin
namoyl[amino]phenylacetic acid, o-[N-(m-decyl-2-methylcinnamoy
(amino) phenyl acetic acid, o-[N-(p-pentyloxy-2-methylsin
Namoyl)amino]phenylacetic acid, o-[N-(p-octyloxy-2-methylsin
Namoyl)amino]phenylacetic acid, N-[5-(p-amylphenyl)penta-2,4
-dienoyl]anthranilic acid, N-[5-(p-isopentylphenyl)penta-
2,4-dienoyl]anthranilic acid, N-[5-(p-heptylphenyl)penta-2,
4-dienoyl]anthranilic acid, N-[5-(p-decylphenyl)penta-2,4
-dienoyl]anthranilic acid, N-[5-[p-(1-tridecenyl)phenyl]
penta]-2,4-dienoyl]anthranilic acid, N-[5-[m-(1-decenyl)phenyl]pen
ter-2,4-dienoyl]anthranilic acid, N-[5-(m-decylphenyl)penta-2,4
-dienoyl]anthranilic acid, N-[5-(p-pentyloxyphenyl)penta
-2,4-dienoyl]anthranilic acid, N-[5-(p-octyloxyphenyl)penta
-2,4-dienoyl]anthranilic acid, N-[5-(p-amylphenyl)-2-methylpe
ter-2,4-dienoyl]anthranilic acid, N-[5-(p-isopentylphenyl)-2-methane
Chirpenta-2,4-dienoyl]anthranil
acid, N-[5-(p-heptuphenyl)-2-methyl
penta-2,4-dienoyl]anthranilic acid, N-[5-(p-decylphenyl)-2-methylpene
ter-2,4-dienoyl]anthranilic acid, N-[5-[p-(1-tridecenyl)phenyl-
2-Methylpenta-2,4-dienoyl]ant
Ranilic acid, N-[5-[m-(1-decenyl)phenyl-2-
Methylpenta-2,4-dienoyl]antrani
Ruic acid, N-[5-(m-decylphenyl)-2-methylpene
ter-2,4-dienoyl]anthranilic acid, N-[5-(p-pentyloxyphenyl)-2-
Methylpenta-2,4-dienoyl]antrani
Ruic acid, N-[5-(p-octyloxyphenyl)-2-
Methylpenta-2,4-dienoyl]antrani
Ruic acid, o-[N-(p-amylcinnamoyl)amino]ph
enoxyacetic acid, o-[N-(p-isopentylcinnamoyl)ami
[n] Phenoxyacetic acid, o-[N-(p-heptylcinnamoyl)amino]
phenoxyacetic acid, o-[N-(p-decylcinnamoyl)amino]ph
enoxyacetic acid, o-[N-[p-(1-tridecenyl)cinnamoy
[amino]phenoxyacetic acid, o-[N-[m-(1-decenyl)cinnamoyl]
Amino] phenoxyacetic acid, o-[N-(m-decylcinnamoyl)amino]ph
enoxyacetic acid, o-[N-(p-pentyloxycinnamoyl)a
Mino] phenoxyacetic acid, o-[N-(p-octyloxycinnamoyl)a
Mino] phenoxyacetic acid, o-[N-(p-amyl-2-methylcinnamoy)
[amino]phenoxyacetic acid, o-[N-(p-isopentyl-2-methylcinna
moyl)amino]phenoxyacetic acid, o-[N-(p-heptyl-2-methylcinnamoy)
[amino]phenoxyacetic acid, o-[N-(p-decyl-2-methylcinnamoy)
[amino]phenoxyacetic acid, o-[N-[p-(1-tridecenyl)-2-methyl
Cinnamoyl [amino] phenoxyacetic acid, o-[N-[m-(1-decenyl)-2-methylsin
namoyl [amino] phenoxyacetic acid, o-[N-(m-decyl-2-methylcinnamoy
[amino]phenoxyacetic acid, o-[N-(p-pentyloxy-2-methylsin
Namoyl)amino]phenoxyacetic acid, o-[N-(p-octyloxy-2-methylsin
Namoyl)amino]phenoxyacetic acid, N-(p-amylbenzoyl)anthranilic acid, N-(p-isopentylbenzoyl)antrani
Ruic acid, N-(p-heptylbenzoyl)anthranilic acid, N-(p-decylbenzoyl)anthranilic acid, N-[p-(1-tridecenyl)benzoyl]an
Tranilic acid, N-[m-(1-decenyl)benzoyl]anthra
Nilic acid, N-(m-decylbenzoyl)anthranilic acid, N-(p-pentyloxybenzoyl)anthra
Nilic acid, N-(p-octyloxybenzoyl)anthra
Nilic acid, 2-[N-(p-amylcinnamoyl)amino]d
cotinic acid, 2-[N-(p-decylcinnamoyl)amino]d
cotinic acid, 2-[N-[m-(1-decenyl)cinnamoyl]
amino] nicotinic acid, 2-[N-(p-pentyloxycinnamoyl)a
Mino] Nicotinic acid, 2-[N-(p-amyl-2-methylcinnamoy)
[amino]nicotinic acid, 2-[N-(p-decyl-2-methylcinnamoy)
[amino]nicotinic acid, 2-[N-[m-(1-decenyl)-2-methylsin
Namoyl [amino] nicotinic acid, 2-[N-(p-pentyloxy-2-methylsin
Namoyl)amino]nicotinic acid, N-[3-(p-amylphenyl)propionyl]
anthranilic acid, N-[3-(p-decylphenyl)propionyl]
anthranilic acid, N-[3-(p-amyl phenyl)-2-methylp
ropionyl]anthranilic acid and N-[3-(p-decylphenyl)-2-methylp
ropionyl anthranilic acid and the corresponding methyl esters of the above acids,
Tyl esters, and non-toxic salts, and their
non-toxic acid addition salts, and o-[N-(p-amylcinnamoyl)amino]ph
enol, o-[N-(p-isopentylcinnamoyl)ami
] Phenol, o-[N-(p-heptylcinnamoyl)amino]
phenol, o-[N-(p-decylcinnamoyl)amino]ph
enol, o-[N-[p-(1-tridecenyl)cinnamoy
[amino]phenol, o-[N-[m-(1-decenyl)cinnamoyl)
amino]phenol, o-[N-(m-decylcinnamoyl)amino]ph
enol, o-[N-(p-pentyloxycinnamoyl)a
Mino] phenol, o-[N-(p-octyloxycinnamoyl)a
Mino] phenol, o-[N-(p-amyl-2-methylcinnamoy)
[amino]phenol, o-[N-(p-isopentyl-2-methylcinna
moyl)amino]phenol, o-[N-(p-heptyl-2-methylcinnamoy)
[amino]phenol, o-[N-(p-decyl-2-methylcinnamoy)
[amino]phenol, o-[N-[p-(1-tridecenyl)-2-methyl
cinnamoyl)amino]phenol, o-[N-[m-(1-decenyl)-2-methylsin
namoyl [amino] phenol, o-[N-(m-decyl-2-methylcinnamoy
[amino]phenol, o-[N-(p-pentyloxy-2-methylsin
Namoyl)amino]phenol, o-[N-(p-octyloxy-2-methylsin
Namoyl)amino]phenol, 2-[N-(p-amylcinnamoyl)amino]-
3-hydroxypyridine, 2-[N-(p-decylcinnamoyl)amino]-
3-hydroxypyridine, 2-[N-[m-(1-decenyl)cinnamoyl]
amino]-3-hydroxypyridine, 2-[N-(p-pentyloxycinnamoyl)a
[mino]-3-hydroxypyridine, 2-[N-(p-amyl-2-methylcinnamoy)
) amino]-3-hydroxypyridine, 2-[N-(p-decyl-2-methylcinnamoy)
) amino]-3-hydroxypyridine, 2-[N-[m-(1-decenyl)-2-methylsin
namoyl]amino]-3-hydroxypyridine, 2-[N-(p-pentyloxy-2-methylsin
Namoyl)amino]-3-hydroxypyridine, 2-[N-(p-amylcinnamoyl)amino-6
-hydroxypyridine, 2-[N-(p-decylcinnamoyl)amino]-
6-hydroxypyridine, 2-[N-[m-(1-decenyl)cinnamoyl]
amino]-6-hydroxypyridine, 2-[N-(p-pentyloxycinnamoyl)a
[mino]-6-hydroxypyridine, 2-[N-(p-amyl-2-methylcinnamoy)
) amino]-6-hydroxypyridine, 2-[N-(p-decyl-2-methylcinnamoy)
) amino]-6-hydroxypyridine, 2-[N-[m-(1-decenyl)-2-methylsin
namoyl]amino]-6-hydroxypyridine, and 2-[N-(p-pentyloxy-2-methylsin
namoyl)amino]-6-hydroxypyridine, and acid addition salts of the above compounds. Hereinafter, the present invention will be explained in detail with reference to reference examples and examples.
However, the present invention is not limited to these examples.
It's not. In addition, in reference examples and examples
"bp", "TLC", "IR", "NMR" and "MS"
The symbols for ``boiling point'' and ``thin layer chromatography''
"infrared absorption spectrum", "nuclear magnetic resonance spectrum"
chromatography” and “mass spectrometry”.
Solvents listed for separation using graphs
The percentage indicates the volume ratio, and the percentage in the "TLC" cutlet is
Solvent indicates the developing solvent, and “IR” indicates no special description.
If not, measure using the KBγ tablet method, and use “NMR” as a special method.
If there is no description, use heavy chloroform (CDCl).3) melt
Measured with liquid. Reference example 1 p-Amylbenzaldehyde Hexamethylenetetramine 21g trifluoro
Dissolve in 200ml of acetic acid and add 150ml of amylbenzene.
Yes, I stirred it at 90℃ overnight. Concentrate the reaction solution under reduced pressure
Then add 50ml of ice water and stir for 30 minutes to dissolve hydrogen carbonate.
Add sodium aqueous solution and ethyl acetate to separate the liquids.
Ta. The organic layer was washed with water and saturated saline, and washed with anhydrous sulfuric acid solution.
Dry with magnesium, concentrate under reduced pressure and use vacuum distillation.
13g of the title compound having the following physical properties was purified by
Obtained. bp: 147℃/12mmHg. MS: m/Z=176 (M+), 147, 133, 120,
119. NMR: δ=9.93 (s, 1H), 7.76 (d, 2H),
7.29 (d, 2H), 7.63 (t, 2H), 1.4~1.7 (m,
2H), 0.85 (m, 3H). Reference example 1(a) p-Isopentylbenzaldehyde Reference example using 132g of isopentylbenzene
By the same operation as in 1, a standard with the following physical property values was obtained.
79 g of the title compound was obtained. MS: m/Z=176 (M+), 133, 131, 120, 92,
91. NMR: δ = 9.98 (s, 1H), 7.8 (d, 2H),
7.34 (d, 2H), 2.7 (m, 2H), 1.54 (m,
2H), 0.96 (d, 6H). Reference example 1(b) p-heptylbenzamide Using 130g of heptylbenzene, reference example 1 and
By the same operation, a title with the following physical property values is created.
65g of compound was obtained. bp: 115℃/5mmHg. MS: m/Z=204(M+), 175, 161, 120, 92,
91. NMR: δ=9.96 (s, 1H), 7.78 (d, 2H),
7.31 (d, 2H), 2.65 (t, 2H), 1.4~1.7 (m,
2H), 1.27 (m, 8H), 0.84 (m, 3H). Reference example 1(c) p-decylbenzaldehyde Same as Reference Example 1 using 134g of decylbenzene.
Through similar operations, the title compound with the following physical properties was obtained.
Obtained 65g of material. TLC: Rf=0.53 (cyclohexane: ethyl acetate
=1:9). NMR: δ=9.76 (s, 1H), 7.4 (dd, 4H), 2.7
(t, 2H), 0.88 (m, 3H). Reference example 2 p-amylcinnamic acid 5.88g of the compound produced in Reference Example 1 was added to chloroform.
Dissolve methoxycarbonyl methylide in 150ml of
Add 16.7g of triphenyl phosphorane for 1 hour.
Semi-refluxed. After cooling to room temperature, concentrate under reduced pressure to remove the residue.
Silica gel column chromatography (methychloride)
It was purified using cyclohexane (2:3). profit
The resulting compound was added to tetrahydrofuran (70 ml).
Dissolve in a mixture of tanol (30ml) and 2N hydric acid.
Add 50ml of potassium chloride aqueous solution and stir at room temperature overnight.
Rice and 500 ml of water were added, and the mixture was extracted with ethyl acetate.
Wash the extract with water and saturated saline, and pour into an anhydrous sulfuric acid mug.
After drying with sodium chloride and concentrating under reduced pressure, it has the following physical properties.
6.44 g of the title compound was obtained. MS: m/Z=218 (M+, 175, 161, 144, 115. NMR: δ = 8.50 (s, 1H), 7.78 (d, 1H),
7.47 (d, 2H), 7.21 (d, 2H), 6.40 (d,
1H), 2.63 (t, 2H), 1.40-1.80 (m, 2H),
1.10-1.45 (m, 4H), 0.88 (t, 3H). Reference example 2(a) p-amyl-2methyl cinnamic acid 2g of the compound produced in Reference Example 1 and 1-eth
Oxycarbonylethylidene triphenyl phos
Using 4g of Horan, follow the same procedure as in Reference Example 2.
1.7 g of the title compound having the following physical property values was obtained. MS: m/Z=232 (M+), 175, 129, 115. NMR: δ = 7.83 (q, 1H), 7.40 (d, 2H),
7.24 (d, 2H), 2.63 (t, 2H), 2.15 (d,
3H), 1.5-1.8 (m, 2H), 1.2-1.4 (m,
4H), 0.88(t, 3H). Reference example 3 5-(p-amylphenyl)penta-2,4-
Dienic acid Diisopropylamine 0.18ml in anhydrous tetrahydride
Dissolve in 1.0ml of Lofuran and store at -78℃ to 1.5M butyl chloride.
Slowly add 0.80ml of thium and leave at the same temperature for 15 minutes.
I was bored. Next, 1.0ml of anhydrous tetrahydrofuran
Methoxycarbonylprop-2-ene dissolved in
354 mg of diethoxyphosphine oxide -
Add slowly at 78℃ and stir at the same temperature for 30 minutes.
Ta. 176 mg of the compound produced in Reference Example 1 was added to anhydrous tetamine.
A solution dissolved in 1.5 ml of lahydrofuran was heated to -78℃.
Add drops to this and stir at the same temperature for 1 hour, then 0℃
After raising the temperature to
Extracted with chill. Add the extract to water and saturated sodium bicarbonate.
Wash sequentially with sodium chloride solution and saturated saline solution, and then wash with anhydrous sulfuric acid.
It was dried over magnesium and concentrated under reduced pressure. residue
Silica gel column chromatography (methylene chloride
cyclohexane = 2:3) and the following
217 mg of the title compound having physical properties was obtained. TLC: R=0.45 (benzene). MS: m/Z=258 (M+), 243, 227, 201,
199, 141, 129, 115, 71. NMR: δ=7.05-7.60 (m, 5H), 6.60-7.05
(m, 2H), 5.95 (d, 1H), 3.74 (s, 3H),
2.60 (t, 2H), 1.40~1.80 (m, 2H), 1.10~
1.50 (m, 4H), 0.87 (t, 3H). Reference example 4 p-Amylbenzoic acid 1.33g of the compound produced in Reference Example 1 was added to 25g of acetone.
ml, add 8 ml of Jones reagent under water cooling.
Well, I stirred it for 30 minutes at room temperature. Isopro after reaction
Add panol, filter, and dilute the filtrate with anhydrous sodium sulfate.
and concentrated under reduced pressure. Remove the residue from silica
Gel column chromatography (methanol: chromatography)
Purified with roform = 3:97) and has the following physical properties.
The title compound 1.19 was obtained. TLC: R=0.60 (chloroform:methanol=
9.1). IR: ν(cm-1)=3400, 2300, 1680, 1610,
1570, 1420, 1310, 1280. MS: m/Z=192 (M+), 135. NMR: δ=12.45 (m, 1H), 8.1−7.2 (dd,
4H), 2.68 (t, 2H), 1.9-1.48 (m, 2H),
1.87-1.15 (m, 4H), 0.89 (m, 3H). Reference example 4(a) P-decylbenzoic acid Using 1.6g of the compound produced in Reference Example 1(c),
By the same operation as in Example 4, a material with the following physical property values was obtained.
1.52 g of the title compound was obtained. TLC: R=0.52 (chloroform:methanol=
9:1). IR: ν(cm-1)=3400~2200, 1680, 1610,
1575, 1470, 1420, 1320, 1290. MS: m/Z=262 (M+), 136. NMR: δ=11.5 (m, 1H), 8.05−7.20 (dd,
4H), 2.19(t, 2H). 0.88 (m, 3H). Reference example 5 p-isopentyl cinnamic acid 2.7g of the compound produced in Reference Example 1(a) was added to 15% of pyridine.
ml, piperidine 1 ml and malonic acid 3.4 g
was added, heated to 120°C, and reacted for 4 hours. reaction
Cool the liquid to room temperature, add water, and make it acidic with hydrochloric acid.
It was cleaned and filtered. n-hexane-benzene mixture
It was purified by recrystallization using liquid, and the following physical properties were obtained.
Obtained 2.9 g of the title compound. MS: m/Z=218 (M+), 151, 144, 115. NMR: δ = 7.80 (d, 1H), 7.22 (d, 2H),
7.48 (d, 2H), 6.40 (d, 1H), 2.63 (t,
2H), 1.4-1.8 (m, 3H), 0.92 (t, 6H). Reference example 5(a) p-heptyl cinnamic acid Reference using 8.7g of the compound produced in Reference Example 1(b)
By the same operation as in Example 5, it has the following physical property values.
9.0 g of the title compound was obtained. MS: m/Z=246 (M+), 161, 144, 115. NMR: δ = 7.80 (d, 1H), 6.41 (d, 1H),
2.63 (t, 2H), 1.4-1.7 (m, 2H), 1.3 (m,
8H), 0.86 (m, 3H). Reference example 5(b) p-decyl cinnamic acid Using 1.3g of the compound produced in Reference Example 1(c),
By the same operation as in Example 5, a product with the following physical property values was obtained.
1.20 g of the title compound was obtained. TLC: R = 0.55 (chloroform: methanol =
1:9). IR: ν(cm-1)=3400~2300, 1680, 1620,
1605, 1460, 1425, 1310, 1290, 1225,
1180, 980. MS: m/Z=288 (M+), 161. NMR: δ = 7.74 (d, 1H), 7.33 (q, 4H),
6.39 (d, 1H), 2.63 (t, 2H), 0.87 (m,
3H). Reference example 6 p-hydroxycinnamic acid methyl ester 25g of p-hydroxycinnamic acid and 200ml of methanol
Dissolve in water and blow hydrogen chloride gas under ice cooling for 30 minutes.
Thereafter, it was concentrated under reduced pressure. Dab the residue with silica gel
Muchromatography (cyclohexane: ethyl acetate)
By purifying with 10:1), the following physical properties can be obtained.
Obtained 26 g of the title compound having a value of . MS: m/Z=178 (M+), 147, 119, 91. NMR: δ=6.88~7.42 (dd, 4H), 6.3~7.85
(g, 2H), 3.8 (s, 3H). Reference example 7 p-pentyloxycinnamic acid methyl ester 1.04g of sodium hydride in anhydrous tetrahydrofuride
P-
Hydroxycinnamic acid methyl ester 4.45g (Reference example 6
Manufactured by. ) to 10 ml of anhydrous tetrahydrofuran.
After dropping the dissolved solution, add anhydrous dimethylform.
10 ml of Muamide was added. Add pentyl chloride to this solution.
Dissolve 4.53g of Mide in 10ml of anhydrous tetrahydrofuran.
The cooled solution was added and the mixture was refluxed for 4 hours. After the reaction,
Add 50 ml of water and 50 ml of water, and immerse the organic layer in water until saturated.
Wash with Japanese saline solution and then with anhydrous magnesium sulfate.
After drying, concentrate under reduced pressure to obtain a title with the following physical properties:
4.4 g of compound was obtained. MS: m/Z=248 (M+), 217, 178, 147,
109. NMR: δ = 6.9-7.49 (dd, 4H), 6.3-7.66
(q, 2H), 3.98 (t, 2H), 3.78 (s, 3H)
1.6-1.9 (m, 2H), 1.2-1.6 (m, 4H) 0.92
(t, 3H). Reference example 7(a) p-octyloxycinnamic acid methyl ester Using 4.5g of the compound produced in Reference Example 6,
By the same operation as Example 7, it has the following physical property values.
3.1 g of the title compound was obtained. MS: m/Z=290 (M+), 178, 147, 109. NMR: δ = 7.17 (dd, 4H), 7.07 (q, 2H),
3.96 (t, 2H), 3.77 (s, 3H), 1.6~1.9 (m,
2H), 1.2-1.6 (m, 10H), 0.87 (t, 3H). Reference example 8 p-pentyloxycinnamic acid p-pentyloxycinnamic acid methyl ester (reference)
Manufactured in Example 7. ) 4.4g of tetrahydrofuran
Dissolve in a mixture of 30 ml and 30 ml of methanol,
Add 15ml of normal potassium hydroxide aqueous solution and leave in room for 4 hours.
Stir warm. After the reaction water, ether and concentrated
Add 5 ml of hydrochloric acid, and dilute the ether layer with water and saturated saline.
Wash sequentially, dry with anhydrous sodium sulfate, and reduce pressure
Concentrated. The residue was recrystallized using benzene.
The title compound was purified by
Obtained 3.86g. MS: m/Z=234 (M+), 217, 164, 147. NMR: δ = 6.9 ~ 7.5 (dd, 4H), 6.3 ~ 7.76 (q,
1H), 3.99 (t, 2H), 1.6-1.9 (m, 2H),
1.2-1.6 (m, 4H), 0.92 (t, 3H). Reference example 8(a) p-octyloxycinnamic acid Using 3.1g of the compound produced in Reference Example 7(a),
By the same operation as in Example 8, a product with the following physical property values was obtained.
3.0 g of the title compound was obtained. MS: m/Z=276 (M+), 258, 164, 147. NMR: δ=7.2 (dd, 4H), 7.0 (q, 2H), 3.98
(t, 2H), 1.6-1.9 (m, 2H), 1.2-1.6 (m,
10H), 0.87 (t, 3H). Reference example 9 Methyl p-(1-tridecenyl)benzoate
Tell Dodecyltriphenyl in an argon gas atmosphere
8.65g of phosphonium bromide was dissolved in anhydrous tetrahedron.
Suspended in 60ml of Dorofuran and cooled to -78℃,
1.5N n-butyllithium (n-hexane) solution
Slowly add 8.23ml of liquid and stir at the same temperature for 5 minutes.
In addition, p-formylbenzoic acid methyl ester
Dissolve 1.48g of water in 10ml of anhydrous tetrahydrofuran.
Add the solution slowly and leave at the same temperature for 1 hour and 30 minutes.
The mixture was stirred at 0°C for 30 minutes. Dilute the reaction solution with ammonium chloride.
Pour into aqueous solution of sodium chloride, extract with ethyl acetate, and concentrate under reduced pressure.
Shrunk. The residue was dissolved in ethyl acetate-cyclohexane.
(5:1), filtered, and concentrated under reduced pressure. Residue
The distillate was subjected to silica gel column chromatography (acetic acid
Purify with ethyl:cyclohexane=1:20) and
2.95 g of the title compound having the following physical property values was obtained. TLC: R=0.40 (ethyl acetate: cyclohexane
= 1:10). MS: m/Z=316 (M+), 285, 257, 162, 131, 115, 91. NMR: δ = 8.00 (d, 2H), 7.32 (d, 2H),
6.44 (d, 1H), 5.76 (dt, 1H), 3.90 (s,
3H), 2.30 (m, 2H), 1.05-1.80 (m, 18H),
0.88 (t, 3H). Reference example 10 p-(1-decenyl)benzyl alcohol The chemical produced in Reference Example 9 in an argon gas atmosphere
Dissolve 2.91 g of the compound in 60 ml of anhydrous toluene and cool at -78°C.
1.76 mol/l of diisobutyl
Aluminum hydride (toluene) solution
Slowly add 8.90ml and incubate at the same temperature for 5 minutes at 0℃.
Stir for 20 minutes. After cooling the reaction solution to -20℃,
Add methanol and then 4 ml of water and stir vigorously.
dropwise to stop the reaction, then leave at room temperature for another 30 minutes.
I stirred it vigorously. Filter the reaction solution and reduce the filtrate.
It was concentrated under pressure. Add toluene to the residue and azeotropically
After removing water and drying under reduced pressure, it has the following physical properties.
2.54 g of the title compound was obtained. TLC: R = 0.27 and 0.33 (ethyl acetate: cyclo
Hexane = 1:3). MS: m/Z=288 (M+), 270, 257, 134, 129, 117, 105, 91. NMR: δ=7.28 (s, 4H), 6.40 (d, 1H),
5.66 (dt, 1H), 4.63 (s, 2H), 2.30 (m,
2H), 2.00 (s, 1H), 1.05-1.70 (m, 18H),
0.88 (t, 3H). Reference example 11 p-(1-tridecenyl)benzaldehyde Oxalyl chloride 1.05ml methylene chloride 15
ml at −78 °C under an argon gas atmosphere.
1.42 ml of dimethyl sulfoxide and 5 ml of methylene chloride
Slowly add ml of the mixture and leave at the same temperature for 20 minutes.
I was bored. In addition, the compound produced in Reference Example 10
A solution of 2.54g dissolved in 10ml of methylene chloride was heated to -78℃.
and stirred at the same temperature for 30 minutes. Sara
6.3ml of triethylamine was added dropwise to the solution at the same temperature.
After stirring for 5 minutes, raise the temperature to room temperature and stir for 5 minutes.
I poured it into the water. Extract with methylene chloride.
Wash the liquid with saturated saline and add anhydrous magnesium sulfate.
The mixture was dried under vacuum and concentrated under reduced pressure. Silica gel residue
Column chromatography (methylene chloride: cyclo
Purified with hexane = 1:3) and has the following physical properties.
2.48 g of the title compound was obtained. TLC: R=0.35 (ethyl acetate: cyclohexane
=1:3). MS: m/Z=286 (M+), 268, 257, 132,
117, 91. NMR: δ = 9.98 (s, 1H), 7.84 (d, 2H),
7.42 (d, 2H), 6.44 (d, 1H), 5.80 (dt,
1H), 2.30 (m, 2H), 1.05-1.70 (m, 18H),
0.88 (t, 3H). Reference example 12 p-(1-tridecenyl)cinnamate methyl ester
le 2.48g of the compound produced in Reference Example 11 was added to methyl chloride.
Dissolve in 30ml of methoxycarbonyl methylide.
Add 2.9g of triphenylphosphorane and reflux for 2 hours.
It flowed. After the reaction, cool to room temperature and concentrate under reduced pressure.
Ta. Silica gel column chromatography of the residue
- (methylene chloride: cyclohexane = 2:3)
3.42g of the purified title compound having the following physical properties:
I got it. TLC: R = 0.45 and 0.55 (benzene). MS: m/Z=342 (M+), 311, 201, 188,
169, 157, 141, 115. NMR: δ = 7.69 (d, 1H), 7.49 (d, 2H), 7.28 (d, 2H), 6.42 (d, 1H), 6.39 (d, 1H), 5.72 (dt, 1H), 3.80 (s, 3H), 2.30 (m, 2H), 1.05-1.70 (m, 18H), 0.88 (t, 3H). Reference example 13 p-(1-tridecenyl)cinnamic acid 2.81g of the compound produced in Reference Example 12 was added to methanol.
(15ml) - tetrahydrofuran (7ml) mixture
Dissolve and add 22.5ml of 1N lithium hydroxide aqueous solution.
Well, I stirred it all day and night at room temperature. 150ml of water after reaction
was added, neutralized with 1N hydrochloric acid, and extracted with ethyl acetate.
I put it out. Wash the extract sequentially with water and saturated saline,
Dry over anhydrous magnesium sulfate, concentrate under reduced pressure, and
2.24 g of the title compound having the following physical property values was obtained. TLC: R=0.40 (ethyl acetate: cyclohexane
=1:1). MS: m/Z=328 (M+), 311, 300, 187,
174, 169, 161, 141, 128, 115, 91. NMR: δ = 7.68 (d, 1H), 7.51 (d, 2H), 7.30 (d, 2H), 6.41 (d, 1H), 6.39 (d, 1H), 5.72 (dt, 1H), 4.37 (s, 1H), 2.30 (m, 2H), 1.05-1.65 (m, 18H), 0.86 (t, 3H). Reference example 14 3-Hydroxymethylbenzonitrile 3g of 3-cyanobenzoic acid in tetrahydrofuran
The solution dissolved in 5 ml was cooled on ice and diluted with ethyl chloroacetate.
2.43g was added dropwise and stirred for 20 minutes. This and water
Add 2.26g of sodium borohydride and stir for 30 minutes.
Rice and water were added, and the mixture was extracted with ethyl acetate. extraction
After drying the liquid with anhydrous sodium sulfate, it was concentrated under reduced pressure.
The residue was subjected to silica gel column chromatography (vinegar
Purify with ethyl acid: n-hexane = 3:7) and
1.7 g of the title compound having the following physical property values was obtained. IR (liquid film method): ν (cm-1) = 3400, 2230. NMR: ν=4.53 (s, 4H), 7.50 (m, 4H). Reference example 15 3-(2-tetrahydropyranyloxy methi
) Benzonitrile 1.7g of the compound produced in Reference Example 14 was added to methylene chloride.
It was dissolved in 30 ml and cooled on ice. This dihydropyran
Add 2.14 g and p-toluenesulfonic acid catalyst amount.
Well, I made it react. After the reaction, add triethylamine.
washed with water, dried with anhydrous sodium sulfate, and reduced.
It was concentrated under pressure. Silica gel column chromatography of the residue
Graphi (ethyl acetate: n-hexane = 2:8)
2.0g of the title compound purified by
I got it. IR (liquid film method): ν (cm-1)=2230. Reference example 16 3-(2-tetrahydropyranyloxymethyl)
benzaldehyde 2.7g of the compound produced in Reference Example 15 was added to 10ml of toluene.
diisobutyl, cooled to -78°C, diisobutyl
After adding 5.47ml of aminium hydride, 0
After heating to ℃ and stirring for 10 minutes, methane was heated to -78℃.
Added rules. Add water to this, filter, and ethyl acetate.
Wash the precipitate with tartaric acid aqueous solution, and remove the filtrate.
Wash with water, dry with anhydrous sodium sulfate,
It was concentrated under reduced pressure. Chroma the residue on a silica gel column.
Tography (ethyl acetate: n-3 hexane = 1:
The title compound purified by 9) and having the following physical properties
Obtained 2.56g. IR (liquid film method): ν (cm-1)=1730. NMR: δ=9.60 (s, 1H). Reference example 17 1-[3-(2-tetrahydropyranyloxime
(chill)phenyl]dec-1-ene Triphenylnonylphosphine bromide at room temperature
Prepare 6.60g of hexamethylphosphamide
After adding 2 ml, the compound produced in Reference Example 16
2.56g was added at once and reacted at room temperature for 3 hours.
After the reaction, water was added, extracted with ethyl acetate, and extracted with anhydrous sulfur.
After drying with sodium chloride, it was concentrated under reduced pressure. residue
Silica gel column chromatography (ethyl acetate
1: n-hexane = 1:9), and the following
Obtained 2.87 g of the title compound having a specific value. NMR: δ=7.05 (m, 4H), 6.26 (d, 1H), 5.50 (dt, 1H), 4.55 (q, 2H). Reference example 18 1-(3-hydroxymethylphenyl)deca-
1-en 2.87g of the compound produced in Reference Example 17 was added to methanol.
Dissolve in 40ml and add 1 drop of p-toluenesulfonic acid.
Yes, I stirred it at room temperature for 2 hours. Add Trie to the reaction solution.
Add thylamine, concentrate under reduced pressure, and dissolve the residue in acetic acid ethyl chloride.
Dissolve in chill, wash with water, and dry with anhydrous magnesium sulfate.
After drying, silica gel column chromatography (acetic acid ethyl chloride)
Purify with chill:n-hexane=1:9) to obtain the following:
Obtained 2.1 g of the title compound having a specific value. NMR: δ=7.05 (m, 4H), 6.3 (d, 1H), 5.50 (dt, 1H), 4.42 (s, 2H). Reference example 19 3-(1-decenyl)benzaldehyde 2.1g of the compound produced in Reference Example 18, dimethyl sulfate
Phoxide 1.34g, triethylamine 4.9ml and salt
Cool a mixture of 50 ml of methylene chloride on ice, and add
1.64 g of loride was added dropwise and left for 1 hour. reaction
Wash the solution with water, dry with anhydrous sodium sulfate, and
Kagel column chromatography (ethyl acetate: n
- hexane = 5:95), and the following physical properties were obtained.
1.84 g of the title compound was obtained. IR: ν(cm-1)=1725. MS: m/Z=244 (M+). NMR: δ=9.81 (s, 1H), 7.1-7.7 (m,
4H), 6.33 (d, 1H), 5.65 (dt, 1H). Reference example 20 3-(1-decenyl)cinnamic acid methyl ester 500 mg of the compound produced in Reference Example 19, methoxyca
Rubonyl methylidene triphenylphosphorane
A mixture of 1.26g and 20ml of benzene was heated at room temperature for 15 hours.
The mixture was stirred for a while and concentrated under reduced pressure. Silicage the residue
column chromatography (ethyl acetate: n-helical
It is purified with xane=1:9) and has the following physical properties.
550 mg of the title compound was obtained. IR: ν(cm-1) = 1690, 1640. MS: m/Z=300 (M+), 258, 243. NMR: δ = 7.7-7.1 (m, 5H), 6.3 (d, 1H), 6.29 (d, 1H), 5.7 (dt, 1H), 3.6 (s, 3H). Reference example 21 3-(1-decenyl)cinnamic acid 300 mg of the compound produced in Reference Example 20, 1N hydric acid
3 ml of sodium chloride aqueous solution and 5 ml of methanol
The mixture was refluxed for 3 hours. After the reaction, concentrate under reduced pressure for 1 time.
Acidified with constant hydrochloric acid, extracted with ethyl acetate, and extracted with anhydrous sulfuric acid.
It was dried over magnesium chloride and concentrated under reduced pressure. residue and
Silica gel column chromatography (ethyl acetate
1: n-hexane = 3:7), and the following
Obtained 300 mg of the title compound having a specific value. MS: m/Z=286 (M+). NMR: δ=10.0 (s, 1H), 7.66 (d, 1H), 7.2 (m, 4H), 6.35 (d, 1H), 6.30 (d, 1H), 5.6 (dt, 1H), 2.3 (m, 2H). Reference example 22 1-(3-hydroxymethylphenyl)decane 100mg of the compound produced in Reference Example 18, 10% paradi
A mixture of 10 mg of carbon and 5 ml of methanol is mixed with hydrogen.
The mixture was stirred at room temperature under atmosphere for 4 hours. reaction solution
Filter and concentrate under reduced pressure to obtain a title with the following physical properties:
92 mg of compound was obtained. MS: m/Z=288. Reference example 23 3-decylbenzaldehyde Using 92 mg of the compound produced in Reference Example 22,
Example 19 By the same operation, a standard with the following physical property values was obtained.
80 mg of the title compound was obtained. IR: ν(cm-1)=1700. NMR: δ=9.7 (s, 1H), 7.7 (m, 2H), 7.3 (m, 2H), 2.5 (bt, 2H). Reference example 24 3-decyl cinnamic acid methyl ester Using 80 mg of the compound produced in Reference Example 23,
By the same operation as Example 20, it has the following physical property values.
90 mg of the title compound was obtained. IR: ν(cm-1) = 1690, 1640. MS: m/Z=298 (M+). NMR: δ = 7.7-7.1 (m, 5H), 6.3 (d, 1H), 2.3 (m, 2H). Reference example 25 3-decyl cinnamic acid Using 90 mg of the compound produced in Reference Example 24,
By the same operation as Example 21, it has the following physical property values.
85 mg of the title compound was obtained. NMR: δ=10.5 (s, 1H), 7.65 (d, 1H),
7.2 (m, 4H), 6.33 (d, 1H), 2.3 (m, 2H). Reference example 26 3-(1-decenyl)benzoic acid 500 mg of the compound produced in Reference Example 19 was added to 20 mg of acetone.
ml, cooled to -20°C, and added Jones's reagent.
dripped. Confirm the reaction with TLC and check that there are no unreacted substances.
When it becomes thick, add isopropyl alcohol.
Ta. Extracted with ethyl acetate and anhydrous sodium sulfate.
Dry, concentrate under reduced pressure, and chromatograph on silica gel column.
Graphie (ethyl acetate: n-hexane = 3:
The title compound purified by 7) and having the following physical properties
Obtained 210 mg. IR: ν(cm-1)=3400~2800, 1690. MS: m/Z=260 (M+). NMR: δ=7.3~8.0 (m, 4H), 6.35 (d,
1H), 5.65 (d, 1H). Reference example 26(a) m-decylbenzoic acid Using 20 mg of the compound produced in Reference Example 23,
By the same operation as Example 26, it has the following physical property values.
16 mg of the title compound was obtained. IR: ν(cm-1)=3400~2700, 1700 MS: m/Z=262 (M+). NMR: δ=11.5 (m, 1H), 7.7 (m, 2H),
7.25 (m, 2H), 2.6 (m, 2H), 2.25 (m,
16H), 0.90 (m, 3H). Example 1 N-(p-amylcinnamoyl)anthranyl
Acids and their sodium salts p-Amylcinnamic acid (produced in Reference Example 2) 218
Add 1 ml of oxalyl chloride to mg, and add 1 ml of oxalyl chloride to
After stirring for an hour, the mixture was concentrated under reduced pressure. Anthranilic acid 137mg and triethylamine 303mg
Dissolve the above concentrate in 2 ml of methylene chloride.
was added dropwise under ice cooling and stirred at room temperature for 1 hour.
Then, add 3 ml of 1N hydrochloric acid and extract with ethyl acetate.
Ta. After drying the extract over anhydrous sodium sulfate, reduce the pressure.
Concentrated. Concentrate on silica gel column chromatograph
Using Raffy (methylene chloride: ether = 5:1)
Purify the methanol-n-hexane mixture.
The title compound was recrystallized using
125 mg of acid was obtained. TLC: R = 0.3 (methylene chloride: ether =
2:1). MS: m/Z=337 (M+), 319, 201. IR: ν(cm-1): 1695, 1665, 1605, 1580, 1515, 1450. NMR: δ=8.92 (dd, 1H), 8.17 (dd, 1H), 7.77 (d, 1H), 7.65 (dt, 1H), 7.51 (d, 2H), 7.21 (d, 2H), 7.14 (dt.1H), 6.57 (d, 1H). Suspend the above acid in methanol and add 1N hydroxide.
Drop an equivalent amount of sodium chloride aqueous solution and concentrate under reduced pressure.
Possibly the corresponding sodium salt (pale yellow crystals)
crystal) was obtained. Example 1(a)-1(t) Corresponding starting material by a similar procedure as in Example 1
The following compound was obtained from Example 1(a) N-(p-decylcinnamoyl)anthranyl
Acids and their sodium salts Starting material: 233 mg p-decyl cinnamic acid (Reference Example 5(b)
Manufactured by. ). Purification method: Silica gel column chromatography (salt
methylene chloride:ether=5:1). Yield [acid]: 145 mg. TLC [acid]: Rf = 0.3 (methylene chloride: ether =
3:1). IR [salt]: ν (cm-1) = 1670, 1620, 1590, 1510, 1440, 1380. MS [acid]: m/Z=407 (M+), 389, 271. NMR [acid]: δ = 8.92 (dd, 1H), 8.17 (dd, 1H), 7.77 (d, 1H), 7.65 (dt, 1H), 7.51 (d, 2H), 7.21 (d, 2H), 7.14 (dt, 1H), 6.57 (d, 1H). Salt form: pale yellow crystals. Example 1(b) N-(p-amylbenzoyl)anthranilic acid
and its sodium salt Starting material: p-amylbenzoic acid 100mg (reference example
4. ). Purification method: Preparative TLC (ethyl acetate: n-
Hexane = 1:1). Yield [acid]: 29mg TLC [acid]: R = 0.3 (ethyl acetate: n-hexane
=1:1). IR [acid]: ν (cm-1) = 1690, 1650, 1610, 1585. MS [acid]: m/Z=311 (M+), 293, 175. NMR [acid]: δ = 8.86 (dd, 1H), 8.14 (dd, 1H), 7.94 (d, 2H), 7.59 (dt, 1H), 7.29 (d, 2H), 7.12 (dt, 1H). Form of salt: light brown crystals. Example 1(c) N-(p-decylbenzoyl)anthranilic acid
and its sodium salt Starting material: p-decylbenzoic acid 236 mg (reference example
4(a). ). Purification method: Preparative TLC (ethyl acetate: n-
Hexane = 1:1). Yield [acid]: 40 mg. TLC [acid]: R = 0.3 (ethyl acetate: n-hexane
=1:1). IR: ν(cm-1) = 1690, 1650, 1610, 1590. MS [acid]: m/Z=381 (M+), 363, 245. NMR [acid]: δ = 8.98 (dd, 1H), 8.17 (dd, 1H), 7.96 (d, 2H), 7.67 (dt, 1H), 7.32 (d, 2H), 7.16 (dt, 1H). Salt form: pale yellow crystals. Example 1(d) N-[m-(1-decenyl)benzoyl]ant
Ranilic acid and its sodium salt Starting material: m-(1-decenylbenzoic acid 103mg
(Produced in Reference Example 26). Purification method: Preparative TLC (ethyl acetate: n-
Hexane = 1:1). Yield [acid]: 10 mg. TLC [acid]: R = 0.3 (ethyl acetate: n-hexane
=1:1). IR [acid]: ν (cm-1) = 1680, 1665, 1610, 1590, 1530, 1450. MS [acid]: m/Z=379 (M+), 361, 334, 267, 243. NMR [acid]: δ = 8.97 (dd, 1H), 8.67 (dd, 1H), 7.8−8.05 (m, 2H), 7.67 (dt, 1H), 7.2-7.6 (m, 2H), 7.37 (dt, 1H), 6.47 (d, 1H), 5.77 (dt, 1H). Salt form: brown crystals. Example 1(e) N-(m-decylbenzoyl)anthranilic acid
and its sodium salt Starting material: m-decylbenzoic acid 69 mg (Reference example 26
Manufactured in (a). ). Purification method: Preparative TLC (ethyl acetate: n-
Hexane = 1:2). Yield [acid]: 5 mg. TLC [acid]: R = 0.3 (ethyl acetate: n-hexane
=1:1). IT [acid] (liquid film method): ν (cm-1)=1680, 1610, 1590, 1530. MS [acid]: m/Z = 381, 363, 301, 245. NMR [acid]: δ = 8.95 (dd, 1H), 8.15 (dd, 1H), 7.75−7.95 (m, 2H), 7.64 (dt, 1H), 7.30-7.50 (m, 2H), 7.13 (dt, 1H). Salt form: pale yellow crystals. Example 1(f) N-[m-(1-decenyl)cinnamoyl]an
Tranilic acid and its sodium salt Starting material: m-(1-decenyl)cinnamic acid 130mg
(Produced in Reference Example 21.) Purification method: Preparative TLC development (ethyl acetate)
n-hexane = 1:2). Yield [acid]: 42 mg. TLC [acid]: Rf = 0.3 (ethyl acetate: n-hexane
=1:1). IR [acid] (liquid film method): ν (cm-1) = 1680, 1605. MS [acid]: m/Z = 405, 387, 269. NMR [acid]: δ = 8.89 (d, 1H), 8.14 (dd, 1H), 7.76 (d, 1H), 7.62 (dt, 1H), 7.2−7.5 (m, 4H), 7.13 (t, 1H), 6.58 (d, 1H), 6.40 (d, 1H). Salt form: pale yellow crystals. Example 1(g) N-(m-decylcinnamoyl)anthranyl
Acids and their sodium salts Starting material: m-decyl cinnamic acid 105 mg (Reference example 25
Manufactured by. ). Purification method: Recrystallization method (ethyl acetate-n-hexane). Yield [acid]: 60 mg. TLC [acid]: Rf = 0.4 (ethyl acetate: n-hexane
=1:1). IR [acid] (liquid film method): ν (cm-1)=1680, 1605, 1590. MS [acid]: m/Z = 407, 389, 271. NMR [acid]: δ = 8.88 (d, 1H), 8.11 (dd, 1H), 7.72 (d, 1H), 7.61 (dt, 1H), 7.2−7.5 (m, 4H), 7.11 (t, 1H), 6.58 (d, 1H). Salt form: white crystals. Example 1(h) N-(p-amyl-2-methylcinnamoyl)
Anthranilic acid and its sodium salt Starting material: 230 mg p-amyl-2-methyl cinnamic acid
(Produced in Reference Example 2(a).) Purification method: Recrystallization method (n-hexane: ethyl acetate =
10:1). Yield [acid]: 254 mg. TLC [acid]: Rf = 0.3 (ethyl acetate: n-hexane
=2:1). IR [acid]: ν (cm-1) = 1660, 1610, 1600, 1580, 1520. MS [acid]: m/Z = 351, 333, 215, 187, 145. NMR [acid]: δ = 8.80 (d, 1H), 8.08 (dd, 1H), 7.56 (dt, 1H), 7.54 (s, 1H), 7.1−7.4 (m, 4H), 7.07 (t, 1H), 2.23 (d, 1H). Salt form: white crystals. Example 1(i) N-[p-(tridecenyl)cinnamoyl]an
Tranilic acid and its sodium salt Starting material: 188 mg p-(1-tridecenyl)cinnamic acid
(Produced in Reference Example 13.) Purification method: silica gel column chromatography (Ethyl acetate: cyclohexane = 1:3 →
2:1). Yield [acid]: 105 mg. TLC [acid]: Rf = 0.20 (ethyl acetate: cyclohexane
(=1:1). IR [acid]: ν (cm-1) = 2940, 2860, 1685, 1625, 1605, 1585, 1520, 1450, 1400, 1220, 835, 755, 655, 520. MS [acid]: m/Z=447, 429, 311, 169, 157, 141, 137, 129, 115. NMR [acid] (CD3OD): δ = 8.61 (d, 1H), 8.08
(d, 1H), 7.50-7.70 (m, 3H), 7.25 −7.50 (m, 2H), 7.06 (t, 1H), 6.72 (d, 1H), 6.3−6.50 (m, 1.5 H), 5.72 (dt, 0.5H), 2.15−2.42 (m, 2H), 1.15-1.60 (m, 18H), 0.90 (t, 3H). Salt form: brown solid. Example 1(j) N-(p-isopentylcinnamoyl)ant
Ranilic acid and its sodium salt Starting material: p-isopentyl cinnamic acid 267 mg (reference)
Manufactured in Example 5. ). Purification method: Recrystallization method (ethyl acetate: n-hexane =
1:10). Yield [acid]: 215mg TLC [acid]: Rf = 0.6 (ethyl acetate: n-hexane
=2:1). IR [acid]: ν (cm-1) = 1680, 1620, 1600, 1580, 1510. MS [acid]: m/Z = 337, 319, 201, 137, 131. NMR [acid]: δ = 8.91 (d, 1H), 8.18 (dd, 1H), 7.77 (d, 1H), 7.64 (dt, 1H), 7.2−7.6 (m, 4H), 7.14 (t, 1H), 6.57 (d, 1H). Salt form: white crystals. Example 1(k) N-(p-pentyloxycinnamoyl)an
Tranilic acid and its sodium salt Starting material: p-pentyloxycinnamic acid 290mg
(Produced in Reference Example 8). Purification method: Recrystallization method (chloroform-n-hexane
hmm). Yield [acid]: 269mg TLC [acid]: Rf = 0.40 (ethyl acetate). IR [acid]: ν (cm-1) = 1660, 1600, 1580, 1525, 1510. MS [acid]: m/Z=353 (M+), 335, 264, 217, 208, 147. NMR [acid]: δ = 8.90 (d, 1H), 8.15 (d, 1H), 7.72 (d, 2H), 7.62 (dt, 1H), 7.45−7.60 (m, 2H), 7.12 (t, 1H), 6.80−6.95 (m, 2H), 6.46 (d, 1H), 3.96 (t, 2H). Salt form: pale yellow solid. Example 1(l) N-(p-octyloxycinnamoyl)an
Tranilic acid and its sodium salt Starting material: p-octyloxycinnamic acid 285mg
(Produced in Reference Example 8(a).) Purification method: Recrystallization method (methanol-n-hexane). Yield [acid]: 210mg. TLC [acid]: Rf = 0.40 (ethyl acetate). IR [Salt] ν (cm-1) = 1660, 1600, 1590, 1505. MS [acid] m/Z = 395 (M+), 377, 259, 147. NMR [acid] (CDCl3+CD3OD): δ=8.81(d,
1H), 8.10 (d, 1H), 7.68 (d, 1H), 7.56 (dt, 1H), 7.09 (t, 1H), 7.45-7.60 (m, 2H), 6.85-7.00 (m, 2H), 6.47 (d, 1H), 3.98 (t, 2H). Salt form: pale yellow solid. Example 1(m) N-(p-amylcinnamoyl)anthranyl
acid methyl ester Starting material: p-amylcinnamic acid 130mg (Reference example 2
Manufactured by. ) and methyl anthranilate
Tel 90mg. Purification method: Silica gel column chromatography (vinegar
ethyl acid: n-hexane = 1:20). Yield: 89mg. TLC: Rf = 0.70 (ethyl acetate: n-hexane =
1:4). IR: ν(cm-1) = 1680, 1620, 1600, 1580, 1520. MS: m/Z=351, 336, 320, 201, 151, 131. NMR: δ = 8.87 (d, 1H), 8.05 (d, 1H), 7.74 (d, 1H), 7.58 (t, 1H), 7.2−7.55 (m, 4H), 7.08 (t, 1H), 6.57 (d, 1H), 3.95 (s, 3H). Example 1(n) o-[N-(p-amylcinnamoyl)amino]
Phenylacetic acid and its sodium salt Starting material: p-amylcinnamic acid 146 mg (Reference example 2
Manufactured by. ) and o-aminophenyl acetic acid
101 mg. Purification method: Silica gel column chromatography (vinegar
ethyl acid: n-hexane = 1:2). Yield [acid]: 95 mg. TLC [acid]: Rf = 0.30 (ethyl acetate). IR [acid]: ν (cm-1) = 1690, 1650, 1615. MS [acid]: m/Z=351, 333, 307, 201, 151, 131. NMR [acid]: δ = 7.90 (s, 1H), 7.74 (d, 1H), 7.1−7.6 (m, 8H), 6.60 (d, 1H), 3.65 (s, 2H). Salt form: pale yellow solid. Example 1(o) m-[N-(p-amylcinnamoyl)amino]
Benzoic acid and its sodium salt Starting material: p-amylcinnamic acid 125mg (Reference example 2
Manufactured by. ) and m-aminobenzoic acid 79 mg. Yield [salt]: 52 mg. TLC [salt]: Rf = 0.30 (ethyl acetate: n-hexane
=1:1). IR [salt]: ν (cm-1) = 1680, 1650, 1620, 1585, 1535. MS [salt]: m/Z=337 (M+), 201, 131. NMR [salt] (CD3OD): δ=7.80−8.20(m, 2H),
7.40− 7.89 (m, 4H), 7.20−7.40 (m, 3H), 6.74 (d, 1H). Salt form: pale yellow solid. Example 1(p) N-(p-heptylcinnamoyl) anthrani
Ruic acid and its sodium salt Starting material: p-heptylcinnamic acid 224mg (reference example
5(a). ). Purification method: Silica gel column chromatography
(Ethyl acetate:n-hexane=1:10). Yield [acid]: 160 mg. TLC [acid]: Rf = 0.20 (ethyl acetate: n-hexane
=1:1). IR [salt]: ν (cm-1) = 1605, 1585, 1500, 1435, 1380. MS [acid]: m/Z=365, 347, 219, 144, 137, 131. NMR [acid]: δ = 8.88 (d, 1H), 8.15 (dt, 1H), 7.62 (dt, 1H), 7.1-7.6 (m, 4H) 7.12 (t, 1H), 6.56 (d, 1H). Salt form: white solid. Example 1(q) o-[N-(p-amylcinnamoyl)amino]
phenol Starting material: p-amylcinnamic acid 308mg (Reference example 2
Manufactured by. ) and o-aminophenol 162
mg. Purification method: Silica gel column chromatography (vinegar
ethyl acid: n-hexane = 1:4). Yield: 69mg. TLC: Rf = 0.60 (ethyl acetate: n-hexane =
1:2). IR: ν(cm-1) = 1650, 1620, 1600. MS: m/Z=309 (M+), 201, 131. NMR: δ=9.33 (s, 1H), 7.77 (d, 1H), 7.76 (s, 1H), 7.00−7.50 (m, 7H), 6.85 (dt, 1H), 6.57 (d, 1H). Example 1(r) 2-[N-(p-amylcinnamoyl)amino]
Nicotinic acid and its sodium salt Starting material: p-decyl cinnamic acid 110 mg (Reference example 2
Manufactured by. ) and 77 mg of 2-aminonicotinic acid. Purification method: Silica gel column chromatography (vinegar
ethyl acid: n-hexane = 1:2). Yield [acid]: 52 mg. TLC [acid]: Rf = 0.10 (ethyl acetate), IR [acid]: ν (cm-1) = 1680, 1630, 1600, 1550 MS [acid]: m/Z=338 (M+), 319, 310, 291, 201. NMR [salt] (CD3OD): δ = 8.43 (dd, 1H), 8.40 (m, 1H), 7.72 (d, 1H), 7.50− 7.60 (m, 2H), 7.20-7.30 (m, 2 H), 7.12 (dd, 1H), 6.78 (d, 1H). Salt form: pale yellow solid. Example 1(s) 2-[N-(p-amylcinnamoyl)amino]
3-hydroxypyridine Starting material: p-aminocinnamic acid 625mg (Reference example 2
Manufactured by. ) and 2-amino-3-hydroxy
Cypyridine 100mg. Purification method: Silica gel column chromatography (vinegar
ethyl acid: cyclohexane = 1:2). Yield: 80mg. TLC: Rf = 0.22 (ethyl acetate: cyclohexane =
1:1). IR: ν(cm-1) = 3520, 3440, 3290, 3130, 2920, 2850, 1775, 1630− 1650, 1605, 1565, 1515, 1475, 1450, 1415, 1370, 1305, 1205, 1180, 1145, 1100, 960, 845, 825, 810, 755, 555, 500. MS: m/Z=310 (M+), 266, 253, 201, 173, 157, 144, 131, 115, 110, 103. NME: δ = 7.95 (dd, 1H), 7.86 (d, 1H), 7.48 (d, 2H), 7.37 (dd, 1H), 7.22 (d, 2H), 6.69 (dd, 1H), 6.57 (d, 1H), 4.65 (s, 2H), 2.64 (t, 2H), 1.62 (m, 2H), 1.20 -1.50 (m, 4H), 0.90 (t, 3H). Example 1(t) 2-[N-(p-amylcinnamoyl)amino]
-6-hydroxypyridine Starting material: p-amylcinnamic acid 654 mg (Reference Example 2
Manufactured by. ) and 2-amino-6-hydroxy
Cypyridine 110mg. Purification method: Silica gel column chromatography (vinegar
ethyl acid: cyclohexane = 1:3). Yield: 164mg. TLC: Rf = 0.25 (ethyl acetate: cyclohexane =
1:2) IR: ν(cm-1) = 3435, 3320, 3310, 2930, 2855, 1710, 1640, 1605, 1550, 1480, 1435, 1250, 1195, 1175, 1125, 1055, 1000, 975, 910, 815, 795, 765, 620, 505. MS: m/Z=310 (M+), 282, 265, 253, 225, 201, 173, 157, 144, 131, 115, 110, 103. NMR: δ = 7.86 (d, 1H), 7.52 (t, 1H), 7.48 (d, 2H), 7.21 (d, 2H), 6.56 (d, 1H), 6.49 (d, 1H), 6.39 (d, 1H), 4.52 (s, 2H), 2.64 (t, 2H), 1.83 (m, 2H), 1.20−1.50 (m, 4H), 0.90 (t, 3H). Example 2 N-[5-(p-amylphenyl)penta-2,
4-Dienoyl]anthranilic acid methyl ester
le 5-(p-peptylphenyl)penta-2,4
- Add 110 mg of dienoic acid (produced in Reference Example 3) to
Add 1.4ml of salyl chloride and leave at room temperature for 30 minutes.
After stirring, the mixture was concentrated under reduced pressure. The resulting yellow solid
Dissolve the body in 2 ml of anhydrous methylene chloride, add anhydrous
Dissolved in 3 ml of methylene chloride and 0.11 ml of triethylamine.
121 mg of dissolved anthranilic acid methyl ester was added to 0
Dropped at ℃, kept at the same temperature for 30 minutes, and then at room temperature for 1 hour.
I stirred for a while. Add 20ml of 1N hydrochloric acid to this, and add ethyl acetate.
Extracted. The extract was dissolved in 1N hydrochloric acid, water, and sodium bicarbonate.
Wash with thorium aqueous solution, saturated saline, and anhydrous sulfuric acid.
It was dried over magnesium and concentrated under reduced pressure. residue
Silica gel column chromatography (chloroform
cyclohexane = 1:1), and further
After washing with n-hexane, a standard with the following physical properties was prepared.
90 mg of the title compound was obtained. MS: m/Z=377 (M+), 362, 346, 319, 242, 227, 170, 161, 141, 115. NMR: δ=11.24 (s, 1H), 8.86 (d, 1H), 8.02 (dd, 1H), 7.00−7.70 (m, 7H), 6.80=7.00 (m, 2H), 6.15 (d, 1H), 3.92 (s, 3H), 2.60 (t, 2H), 1.10−1.80 (m, 6H), 0.88 (t, 3H). Example 3 N-[5-(p-amylphenyl)penta-2,
4-Dienoyl]anthranilic acid and its sodium
thorium salt 89 mg of the methyl ester produced in Example 2 was
Dissolved in 2 ml of lahydrofuran and 3 ml of methanol,
Add 0.35ml of 2N potassium hydroxide aqueous solution and bring to room temperature.
I stirred it for 3 days. Add 1ml of 1N hydrochloric acid to this.
and extracted with ethyl acetate. Extract with water, saturated
Wash with saline and dry with anhydrous magnesium sulfate
and concentrated under reduced pressure. Wash the concentrate with n-hexane
Then, 79 mg of the title compound [acid] having the following physical property values was added.
Obtained. Furthermore, dissolve 76 mg of this acid in 2 ml of methanol.
Dissolve and add 0.21ml of 1N sodium hydroxide aqueous solution.
Then, concentrate under reduced pressure to obtain the corresponding sodium salt (yellow).
Obtained 78mg. TLC [acid]: Rf = 0.30 (ethyl acetate: cyclohexyl
Sun = 2:1). IR [acid]: ν (cm-1)=3010, 2920, 2850, 1675, 1645, 1600, 1520, 1480 1445, 1415, 1385, 1280, 1210 1160, 1135, 995, 830, 800, 755, 695, 650, 530. MS [acid]: m/Z=363 (M+), 345, 306, 288, 274, 242, 227, 198, 170, 161, 157, 141, 129, 115. NMR [salt] (CD3OD): δ = 8.59 (d, 1H),
8.08 (d, 1H), 7.30−7.55 (m, 4H), 7.16 (d, 2H), 6.85−7.12 (m, 3H), 6.25 (d, 1H), 2.60 (t, 2H), 1.62 (m, 2H), 1.33 (m, 4H), 0.90 (t, 3H). Example 4 o-[N-(p-amylcinnamoyl)amino]
Phenoxyacetic acid ethyl ester o-[N-(p-amylcinnamoyl)amino]
180 mg of phenol (produced in Example 1(q)) was added to
Sodium iodide dissolved in 10 ml of thyl ethyl ketone
90mg of potassium carbonate, 100mg of potassium carbonate, 2-bromoacetic acid
67 μl of chill was added, and the mixture was refluxed for 2 days and filtered. filtrate
Concentrate under reduced pressure and chromatograph the residue on a silica gel column.
Graphi (chloroform: n-hexane = 6:
The title compound purified by 1) and having the following physical properties
Obtained 140mg. MS: m/Z=395 (M+), 350, 338, 309, 201 195, 131, 115, 43. NMR: δ=8.70 (s, 1H), 8.56 (dd, 1H), 7.76 (d, 1H), 7.49 (d, 2H), 7.19 (d, 2H), 6.80−7.15 (m, 3H), 6.64 (d, 1H), 4.68 (s, 2H), 4.27 (q, 2H), 2.62 (t, 2H), 1.60 (m, 4H), 0.88(t, 3H). Example 5 o-[N-(p-amylcinnamoyl)amino]
Phenoxyacetic acid and its sodium salt 140 mg of ethyl ester produced in Example 4 was
Tanol (2ml) - Tetrahydrofuran (2ml)
Dissolved in a mixture of 1N sodium hydroxide 1.06
ml and stirred at 40°C overnight. 1 for this
1.5 ml of normal hydrochloric acid was added and extracted with ethyl acetate.
Wash the extract with water and saturated saline, and pour into an anhydrous sulfuric acid mug.
Dry with nesium and concentrate under reduced pressure.
column chromatography (ethyl acetate: n-helical
xane: 1:1 → ethyl acetate), and the following
87 mg of the title compound (acid) having physical properties was obtained. pale
Yellow solid. Furthermore, dissolve 85 mg of acid in 5 ml of methanol.
Then add 0.23ml of 1N sodium hydroxide aqueous solution.
Concentrate under reduced pressure and dry to obtain the corresponding sodium salt.
Ta. TLC [acid]: Rf = 0.20 (ethyl acetate: methanol
=5:1). IR [acid]: ν (cm-1)=3360, 2930, 2860, 1740, 1655, 1605, 1590, 1530 1480, 1450, 1350, 1250, 1190 1120, 1070, 980, 745. MS [acid]: m/Z=367 (M+), 349, 323, 310, 292, 282, 276, 259, 201, 167, 144, 131, 115, 43. NMR [acid] (CD3OD): δ = 8.28 (d, 1H),
7.62 (d, 1H), 7.53 (d, 2H), 7.21 (d, 2H), 7.00 (d, 1H), 6.88−7.12 (m, 3H), 4.45 (s, 2H), 2.63 (t, 2H), 1.63 (m, 2H), 1.25-1.45 (m, 4H), 0.90 (t, 3H). Example 6 N-[3-(p-decylphenyl)propioni
]Anthranilic acid and sodium salt 500 mg of the compound produced in Example 1(a) was added to methanol.
Dissolved in a mixed solution of (10 ml) and ethyl acetate (1 ml).
10%-palladium-carbon under hydrogen atmosphere
After carrying out catalytic reduction for 2 hours at room temperature using
It was filtered and the filtrate was concentrated under reduced pressure. methanol residue
Dissolve in 10 ml of 2N sodium hydroxide, and add 2N sodium hydroxide.
Add 3.6ml of aqueous solution and stir at room temperature for 5 hours.
Ta. After adjusting the pH to 3 with dilute hydrochloric acid, extract with ethyl acetate.
Ta. The extract was concentrated under reduced pressure, and the resulting white solid was filtered through the sieve.
Lyca gel column chromatography (ethyl acetate:
Purified with n-hexane = 1:2) and obtained the following physical properties.
Obtained 200 mg of the title compound [acid] having the following values. TLC: Rf = 0.30 (ethyl acetate: n-hexane =
1:1). IR: ν(cm-1) = 1690, 1670, 1600, 1580, 1520. MS: m/Z=409, 391, 365, 244. NMR: δ = 8.74 (d, 1H), 8.08 (dd, 1H), 7.58 (dt, 1H), 7.05-7.2 (m, 5H). Example 7 N-(p-amylcinnamoyl)anthranyl
Acid 5g Cellulose Calcium Gluconate (Disintegrant) 200
mg Magnesium stearate (lubricant) 100 mg
and 5.7 g of microcrystalline cellulose were mixed in a conventional manner,
Compressed tablets containing 50 mg of active ingredient per tablet
Got 100 tablets.

Claims (1)

【特許請求の範囲】 1 一般式 [式中、R1は()炭素数5〜15の直鎖また
は分枝鎖のアルキル基またはアルコキシ基を表わ
すか、()炭素数5〜15の直鎖または分枝鎖の
アルケニル基またはアルケニルオキシ基であつ
て、ベンゼン環の2位または3位に結合している
ことを表わすか、または()炭素数13〜15の直
鎖または分枝鎖アルケニル基または炭素数5〜15
の直鎖または分枝鎖アルケニルオキシ基であつ
て、ベンゼン環の4位に結合していることを表わ
し、R2は水素原子またはメチル基を表わし、R3
は水酸基、カルボキシル基、カルボキシメチル
基、カルボキシメトキシ基、炭素数2〜6の直鎖
または分枝鎖のアルコキシカルボニル基、または
炭素数3〜7の直鎖または分枝鎖のアルコキシカ
ルボニルメチル基またはアルコキシカルボニルメ
トキシ基を表わし、Xは−CH=または窒素原子
を表わし、nは0、1または2を表わし、記号〓
は二重結合(または)または単結合を表わ
す。] で示されるカルボキサミド誘導体、その非毒性塩
またはその非毒性酸付加塩。 2 R1が炭素数5〜15の直鎖または分枝鎖のア
ルキル基またはアルコキシ基である特許請求の範
囲第1項記載の化合物。 3 R1が炭素数5〜15の直鎖または分枝鎖のア
ルケニル基またはアルケニルオキシ基であり、こ
れらがベンゼン環の2位または3位に結合してい
る特許請求の範囲第1項記載の化合物。 4 R1が炭素数13〜15の直鎖または分枝鎖のア
ルケニル基または炭素数5〜15の直鎖または分枝
鎖アルケニルオキシ基であり、これらがベンゼン
環の4位に結合している特許請求の範囲第1項記
載の化合物。 5 R3がカルボキシル基またはその非毒性塩で
ある特許請求の範囲第2項、第3項または第4項
記載の化合物。 6 R3がカルボキシメチル基、その非毒性塩ま
たはメトキシカルボニルメチル基またはエトキシ
カルボニルメチル基である特許請求の範囲第2
項、第3項または第4項記載の化合物。 7 R3がカルボキシメトキシ基、メトキシカル
ボニルメトキシ基、エトキシカルボニルメトキシ
基または水酸基である特許請求の範囲第2項、第
3項または第4項記載の化合物。 8 N−(p−アミルシンナモイル)アントラニ
ル酸またはそのナトリウム塩である特許請求の範
囲第1項記載の化合物。 9 N−(p−デシルシンナモイル)アントラニ
ル酸またはそのナトリウム塩である特許請求の範
囲第1項記載の化合物。 10 N−(p−アミルベンゾイル)アントラニ
ル酸またはそのナトリウム塩である特許請求の範
囲第1項記載の化合物。 11 N−(p−デシルベンゾイル)アントラニ
ル酸またはそのナトリウム塩である特許請求の範
囲第1項記載の化合物。 12 N−[m−(1−デセニル)ベンゾイル]ア
ントラニル酸またはそのナトリウム塩である特許
請求の範囲第1項記載の化合物。 13 N−(m−デシルベンゾイル)アントラニ
ル酸またはそのナトリウム塩である特許請求の範
囲第1項記載の化合物。 14 N−[m−(1−デシル)シンナモイル]ア
ントラニル酸またはそのナトリウム塩である特許
請求の範囲第1項記載の化合物。 15 N−(m−デシルシンナモイル)アントラ
ニル酸またはそのナトリウム塩である特許請求の
範囲第1項記載の化合物。 16 N−(p−アミル−2−メチルシンナモイ
ル)アントラニル酸またはそのナトリウム塩であ
る特許請求の範囲第1項記載の化合物。 17 N−[p−(1−トリデセニル)シンナモイ
ル]アントラニル酸またはそのナトリウム塩であ
る特許請求の範囲第1項記載の化合物。 18 N−(p−イソペンチルシンナモイル)ア
ントラニル酸またはそのナトリウム塩である特許
請求の範囲第1項記載の化合物。 19 N−(p−アミルオキシシンナモイル)ア
ントラニル酸またはそのナトリウム塩である特許
請求の範囲第1項記載の化合物。 20 N−(p−オクチルオキシシンナモイル)
アントラニル酸またはそのナトリウム塩である特
許請求の範囲第1項記載の化合物。 21 N−(p−アミルシンナモイル)アントラ
ニル酸メチルエステルである特許請求の範囲第1
項記載の化合物。 22 o−[N−(p−アミルシンナモイル)アミ
ノ]フエニル酢酸またはそのナトリウム塩である
特許請求の範囲第1項記載の化合物。 23 p−[(p−アミルシンナモイル)アミノ]
安息香酸またはそのナトリウム塩である特許請求
の範囲第1項記載の化合物。 24 N−(p−ヘプチルシンナモイル)アント
ラニル酸またはそのナトリウム塩である特許請求
の範囲第1項記載の化合物。 25 o−[N−(p−アミルシンナモイル)アミ
ノ]フエノールである特許請求の範囲第1項記載
の化合物。 26 2−[N−(p−アミルシンナモイル)アミ
ノ]ニコチン酸またはそのナトリウム塩である特
許請求の範囲第1項記載の化合物。 27 2−[N−(p−アミルシンナモイル)アミ
ノ]−3−ヒドロキシピリジンである特許請求の
範囲第1項記載の化合物。 28 2−[N−(p−アミルシンナモイル)アミ
ノ]−6−ヒドロキシピリジンである特許請求の
範囲第1項記載の化合物。 29 N−[5−(p−アミルフエニル)ペンタ−
2,4−ジエノイル]アントラニル酸メチルエス
テルである特許請求の範囲第1項記載の化合物。 30 N−[5−(p−アミルフエニル)ペンタ−
2,4−ジエノイル]アントラニル酸またはナト
リウム塩である特許請求の範囲第1項記載の化合
物。 31 o−[N−(p−アミルシンナモイル)アミ
ノ]フエノキシ酢酸エチルエステルである特許請
求の範囲第1項記載の化合物。 32 o−[N−(p−アミルシンナモイル)アミ
ノ]フエノキシ酢酸またはそのナトリウム塩であ
る特許請求の範囲第1項記載の化合物。 33 N−(p−デシルシンナモイル)アントラ
ニル酸またはそのナトリウム塩である特許請求の
範囲第1項記載の化合物。
[Claims] 1. General formula [In the formula, R 1 represents () a straight chain or branched chain alkyl group or an alkoxy group having 5 to 15 carbon atoms, or () a straight chain or branched chain alkenyl group or alkenyl having 5 to 15 carbon atoms. It represents an oxy group bonded to the 2- or 3-position of the benzene ring, or () a straight or branched alkenyl group having 13 to 15 carbon atoms, or a straight or branched alkenyl group having 5 to 15 carbon atoms.
represents a straight-chain or branched alkenyloxy group bonded to the 4-position of the benzene ring, R 2 represents a hydrogen atom or a methyl group, and R 3
is a hydroxyl group, a carboxyl group, a carboxymethyl group, a carboxymethoxy group, a straight or branched alkoxycarbonyl group having 2 to 6 carbon atoms, or a straight or branched alkoxycarbonylmethyl group having 3 to 7 carbon atoms; represents an alkoxycarbonylmethoxy group, X represents -CH= or a nitrogen atom, n represents 0, 1 or 2, and the symbol
represents a double bond ( E or Z ) or a single bond. ] A carboxamide derivative, a non-toxic salt thereof, or a non-toxic acid addition salt thereof. 2. The compound according to claim 1 , wherein R1 is a linear or branched alkyl group or alkoxy group having 5 to 15 carbon atoms. 3 R 1 is a linear or branched alkenyl group or alkenyloxy group having 5 to 15 carbon atoms, which is bonded to the 2- or 3-position of the benzene ring, according to claim 1. Compound. 4 R 1 is a linear or branched alkenyl group having 13 to 15 carbon atoms or a linear or branched alkenyloxy group having 5 to 15 carbon atoms, and these are bonded to the 4-position of the benzene ring. A compound according to claim 1. 5. The compound according to claim 2, 3 or 4, wherein R 3 is a carboxyl group or a non-toxic salt thereof. 6 Claim 2, wherein R 3 is a carboxymethyl group, a non-toxic salt thereof, a methoxycarbonylmethyl group, or an ethoxycarbonylmethyl group
A compound according to item 1, 3 or 4. 7. The compound according to claim 2, 3, or 4, wherein R3 is a carboxymethoxy group, a methoxycarbonylmethoxy group, an ethoxycarbonylmethoxy group, or a hydroxyl group. 8. The compound according to claim 1, which is N-(p-amylcinnamoyl)anthranilic acid or its sodium salt. 9. The compound according to claim 1, which is N-(p-decylcinnamoyl)anthranilic acid or its sodium salt. 10. The compound according to claim 1, which is N-(p-amylbenzoyl)anthranilic acid or its sodium salt. 11. The compound according to claim 1, which is N-(p-decylbenzoyl)anthranilic acid or its sodium salt. 12. The compound according to claim 1, which is N-[m-(1-decenyl)benzoyl]anthranilic acid or its sodium salt. 13. The compound according to claim 1, which is N-(m-decylbenzoyl)anthranilic acid or its sodium salt. 14. The compound according to claim 1, which is 14 N-[m-(1-decyl)cinnamoyl]anthranilic acid or its sodium salt. 15. The compound according to claim 1, which is N-(m-decylcinnamoyl)anthranilic acid or its sodium salt. 16. The compound according to claim 1, which is 16 N-(p-amyl-2-methylcinnamoyl)anthranilic acid or its sodium salt. 17. The compound according to claim 1, which is 17 N-[p-(1-tridecenyl)cinnamoyl]anthranilic acid or its sodium salt. 18. The compound according to claim 1, which is N-(p-isopentylcinnamoyl)anthranilic acid or its sodium salt. 19. The compound according to claim 1, which is N-(p-amyloxycinnamoyl)anthranilic acid or its sodium salt. 20 N-(p-octyloxycinnamoyl)
The compound according to claim 1, which is anthranilic acid or its sodium salt. 21 Claim 1 which is N-(p-amylcinnamoyl)anthranilic acid methyl ester
Compounds described in Section. 22. The compound according to claim 1, which is o-[N-(p-amylcinnamoyl)amino]phenylacetic acid or its sodium salt. 23 p-[(p-amylcinnamoyl)amino]
The compound according to claim 1, which is benzoic acid or its sodium salt. 24. The compound according to claim 1, which is N-(p-heptylcinnamoyl)anthranilic acid or its sodium salt. 25. The compound according to claim 1, which is o-[N-(p-amylcinnamoyl)amino]phenol. 26. The compound according to claim 1, which is 2-[N-(p-amylcinnamoyl)amino]nicotinic acid or its sodium salt. 27 The compound according to claim 1, which is 2-[N-(p-amylcinnamoyl)amino]-3-hydroxypyridine. 28 The compound according to claim 1, which is 2-[N-(p-amylcinnamoyl)amino]-6-hydroxypyridine. 29 N-[5-(p-amylphenyl)penta-
The compound according to claim 1, which is 2,4-dienoyl]anthranilic acid methyl ester. 30 N-[5-(p-amylphenyl)penta-
The compound according to claim 1, which is 2,4-dienoyl]anthranilic acid or its sodium salt. 31. The compound according to claim 1, which is o-[N-(p-amylcinnamoyl)amino]phenoxyacetic acid ethyl ester. 32. The compound according to claim 1, which is o-[N-(p-amylcinnamoyl)amino]phenoxyacetic acid or its sodium salt. 33. The compound according to claim 1, which is N-(p-decylcinnamoyl)anthranilic acid or its sodium salt.
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