JPH0377778A - グレーチングの枠材溶接装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野） 本発明はグレーチングの枠材溶接ｉ装置に係り、長尺複
数の縦材と、一定寸法複数の横材を格子形に組んで各交
点を溶接すると共に、各縦材を適宜の溶接点間で揃えて
切断して形成したグレーチング素材の縦材の切断両端に
夫々枠板を当でて溶接し、それにより完成した長方形の
グレーチングを形成する溶接装置に関するものである。

（従来の技術） 第１図に示すように長尺ｒＪ、数の縦材２上に一定寸法
複数の横材３を渡して格子状とし、−本毎の横材３の上
から順次に加圧して（２点）溶接、Ｉ４ｙ、４を溶接し
てグレーチング原素材１を製造する溶接装置は既に開発
されているが、実際には複数縦材２を横材３との溶接点
４の間で切断してグレーチング素材５を切り出し、その
切断１１ｉＴ端６に第２．３図のように枠板７．７を当
てて溶接して製品とするもので、これは現在も人手に頼
っている。

その理由は、複数縦材が長尺であって全長が真直ぐでな
いから、グレーチング素材５を切出したとき、縦材２に
曲がりがあるため切断両ｊ１６に１〜３１程度の不等間
隔があり、トーチをその不等間隔に合わせられるように
自動化できないからである。尤も視覚を持つ溶接ロボッ
トが開発されているが価格が高く前記の視覚に基く溶接
位置の割出し動作も遅いのみでなく、−本の溶接トーチ
を使用することを宿命とする溶接ロボットにより、作業
能率を高めることは仲々に困難であるからによる。

（本発明が解決しようとする問題点） 本発明は、グレーチング素材の複数縦材の切断両端に多
少の曲がりがあって、各縦材の切断両端の間隔が均一で
ないのを克服し、しかも複数の縦材の切断両端６と、枠
材７．７の接合面の多数の溶接部位が１個の縦材２につ
いて溶接部位が２酪所ずつであることに着目し、各縦材
につき、多少の曲がりがあって間隔が１〜３−輪くらい
異なっていても順次に、しかも高速に溶接できる装置を
開発することを課題とし、本発明の目的とするものであ
る。

（１！１題点を解決するための手段） 本発明は前記した目的に合致させたもので、長尺複数の
縦材と、一定寸法複数の横材を格子形に組んで各２点を
溶接すると共に、各縦材の適宜の溶接点間を揃えて切断
して形成したグレーチング素材の縦材の切断両端に枠板
を当てて溶接する装置であって、前記の素材を載置する
定盤と、定盤の上方部に配置したレール部材と、そのレ
ール部材を案内にして前記の素材の縦材の長さ方向に移
動する移動部材と、移動部材を案内にして前記の素材の
切断両端部に添う移動を調整する一対の調ｔ１部材とか
らなり、その各′Ｉ！４整部材に収縮可能なばね部材に
より前記の移ｖＪＪｇＩ材の移動方向に突出させる取付
駒を設け、該各取付駒に伸縮制御により前記の素材の各
縦材の切断端方の側面に当たったり各縦Ｈの上を越えた
りする移動可能な位置検出ロッドと、各縦材と両側の枠
板の接合縁に添って移動してその接合縁の溶接部位上で
溶接電流を印加される溶接トーチを設けたことを特徴と
するグレーチングの枠材溶接装置に関し、溶接＃Ｊ作の
自動化も可能にできるもので、前記した溶接ロボットの
非能率性を一挙に改善できるものである。

本発明の好適な実施例を次に説明する。

（実施例） 添付図面は本発明の一実施例を示したもので、第１図は
原素材１の平面図、＃４２図は溶接を施す素材の斜視図
、第３図は要部の斜視図、第４図は本溶接装置の一部（
溶接作業開始８′ｒ＋）の正面図、第５図は移動部材１
７の一部、調整部材２０、取付駒２４等の平面図である
。

第１図は前記述べた縦材２と、横材３とからなり各交点
４を溶接したグレーチング原素材１であって、その原素
材１の各縦材２を適宜の溶接点４間で揃えて切断してグ
レーチング素材５を形威し、第２．３図に示すようにそ
の素材５の各縦材２の切断両端６．６に枠板７．７を当
て、その接合部位を溶接する。

本発明は前記の多数の接合部位を一挙に溶接するのでは
なく、ＰＪ４図に示すように定盤１１にアースを施し、
その定ｇ１１１の上面にｅｔ４３図に示した通りに前記
の素材５を載置する枕材１２．１２を設け、各縦材２の
両切断面に当てる枠板７．７のブツシャ−１３，１４を
＠３図の通りに設ける。

定盤１１の後方に護憲ｆｉｌｌの上方部に配置して後記
の移動部材１７の移動方向と平行にしたレール部材１５
を設け、そのレール部材１５の上面のＴ形案内１６に移
動子１８を嵌めた移動部材１７をレール部材１５と直角
に手前方向に突出する。

移動部材１７には逆Ｔ形ガイド１つを形威し、これに前
後方向の移ｖＪＪ調整を施すと共にｉコじ３２により適
宜の調整位置に固定できるようにした前後一対の調整部
材２０．２０の各嵌込部２１を嵌込む。

各：Ａ整部材２０には第５図で最も明瞭なように移動杆
２２を移動部材１７の突出方向に移動できるように通し
て後端部にストッパ２３を嵌め、移動杆２２の先端に取
付駒２４を設け、調整部材２０と取付駒２４との間に前
記のストツノ＜２３を調整部材２０に突き当てると共に
、取付＃２４に移動抵抗が作用すると収縮するばｈ部材
２５を介在させる（わじ３２は移動杆２２に作用しない
）。

取付＃２４には伸縮する位置検出ロッド２７を挿通した
パイプ部材２６と、電気溶接トーチ２９とを通して取付
け、パイプ部材２６の上端にピストンを位置検出ロッド
２７に直結したシリング２８を取付ける。電気溶接トー
チ２９は各縦材２の切断両端の上の溶接部位上を移動す
るように調整部材２０により調整を施すもので、これに
溶接［３０を繰出すモータを設ける。このモータの駆動
回路は定ｇ１１１を経ないでアースされる。

パイプ部材２６は縦材２の高さ（使用時の）に対応させ
取付ｌ５２４を基準にして上下に移動調整する必要があ
り、そのためのｉ置を設けなければならず、電気溶接ト
ーチ２つにはその取付けの高さを調整する装置を設け、
かつ溶接ｍ３０の繰出器を設けなければならないが、こ
れ等は慣用手段により施し得るから説明を省略する。

移ｅ部材１７は、前記の素材５の縦材２の配列間隔の凡
そ中央から位置検出ロッド２７が縦材２に突きあたるま
で間欠的に移動する区間を駆動し、第３図の前後の位置
検出ロッド２７が縦材２に当たって位置を検出するごと
に停止するモータと、それと時を合わせて電気溶接トー
チ２つに溶接電流を供給する溶接電流回路を設けるもの
で、移動部材１７の前記の間欠的移動は数値制御モータ
もしくはリミットスイッチ（共に図示せず）により行い
、位置検出ロッドがシリング２８により上昇してからは
縦材２と次の縦材２間の中央まで図示しないばね材によ
り押されて移動する実施例とする。

数値制御モータの駆動制御と溶接電流回路の閉路とを予
め記憶した数値制御信号の再生等、その他の適宜の手段
により行う、しかしその手段に限定はない。

ｆヤ業台１０若しくは定盤１１にはグレーチング素材５
を定盤１１若しくは枕材１２に押し着けたり、枠板７の
溶接が終わってから外したりできる押圧装置３１を取付
ける。

上記に述べた本発明の実施例においては、第２図に示し
たグレーチング素材５を第３図のように定盤１１（枕材
１２）上の所定位置に供給し、押圧部材３１．３１　（
第３図では左方の押圧部材３１を図示しない）により押
圧すると共に、複数の縦材２の切断両端６．６に枠板７
．７をブツシャ−１３，１４により押し付ける。

溶接作動の出発点は下方に伸張した位置検出ロッド２７
．２７が第３図に示すように最初の（右端の）縦材２か
ら少し離れた位置とする。その時溶接接線３０は下端が
球形になって縮んでいる。

移動調整部材１７は前記した溶接作動出発点から数値制
御モータ若しくはリミットスイッチの溶接体！ｌ１ｌＪ
開始の合図と共に移動し、第４図のように多数のうちの
一枚の縦材の切断端部の側面に突き当たり　（縦材２に
前後で１〜３問程度の曲がりがあれば先に当たったもの
が１！ね部材２５を収縮させて、その時まだ当たってい
ないロッド２７をまつ）、直後の位置検出ロッド２７．
２７が同じ縦材２に当たると同時的に移動部材１７が停
止する　（ば転部材２５は蓄勢する。〉他方では位置検
出ロッド２７．２７が検出を感知して生ずるオアー信号
等で電只溶接トーチに溶接電流を印加しようとし、同時
的に溶接ｇ３０を下方に繰り出す、しかし溶接電流は溶
接線３０が前回の溶接加熱により先端を球形に縮めて溶
接部位に接触しないから実質」二では溶接電流回路が成
立していないが、溶接線３０が繰り出されて溶接部位に
下端の球形を接触し溶接電流回路が前記の素材５を経て
定盤１１にアースされると前記回路ができて溶接電流が
溶接部位に印加され溶接線３０は灼熱して溶接部位に垂
れ下がり、ここに溶接を生ずると同時的に溶接線の先端
が球形に縮む。それと同時にシリング２８が位置検出ロ
ッド２７．２７を収縮し、図示しないば転部材（又はば
わ部材２５）により取付駒２４．２４が位置検出ロッド
２７．２７を溶接が済んだ縦材と次の縦材との中間に移
動してシリング２８．２８により該各ロッドを下方に伸
長し、移動し、位置検出ロッド２７．２７の次の縦材と
の間に移って停止する。

ミス溶接トーチ２９は必ず溶接＃Ｉ３０により溶接する
機種でなくてもよく、溶接電流の印加と共に先端から溶
接部位に火花放電して溶接する放電タイプであっても良
い。

（ｆヤ用及び効果） 本発明は、長尺の複数の縦材２と、一定寸法の複数の横
材３を格子形に組んで各交点を溶接４すると共に、各縦
材２を適宜の溶接点間で揃えて切断して形成したグレー
チング素材５の縦材２の切断両端に枠板７、マを当てて
溶接する装置で、前記の素材５を載置する定盤１１と、
定盤１１の」二方部に配置したレール部材１５と、その
レール部材１５を案内にして縦材２の配列方向に移動す
る移動部材１７と、移動部材１７を案内にして前記の切
断両端部の溶接部位に添って移動を調整する一対の：Ａ
ｇ、部材２０とからなり、その各：Ｉ４整部材２０に収
縮可能なばわ部材２５により前記の移動部材の移動方向
に突出させる取ｆす駒２４を設け、該各取付駒２４にシ
リング等による伸縮制御により前記の各縦材２の側面に
当たったり各縦材２の上を越えたりする位置検出ロッド
２７と、各縦材２と枠板７が接触する溶接部位に添って
移動して溶接部位上で溶接電流を印加される溶接トーチ
２つを設け、グレーチング素材５の多数の内の１本ずつ
の縦材２と枠板とを縦材の数に一致する溶接挙動により
溶接する構成になり、各ばわ部材２５は移！ＩＩ］部材
１７がモータにより移動されなくなって停止しても、位
置検出ロッド２７．２７がシリング２８．２８より上方
に収縮するまでは該位置検出ロッド２８．２８を移動部
材の移動方向に押して位置決めを介助し、かつミス溶接
トーチ２９，２９を溶接部位上に停止させて溶接作動を
生ずる点溶接を可能にする存在をなし、これにより各位
置検出ロッド及び溶接トーチ２９を歩進させる作動によ
り、自動化と多種少量溶接加工の作動とを可能にしてい
る上にグレーチング素材の縦材の切断端の間隔が、縦材
２の間により下揃いがあっても、−本伝の縦材２の枠板
の接触部である溶接部位を一対の位置検出ロッドにより
正確に溶接できると共に、溶接設備を小型化しながら、
溶接速度、溶接能率を上げることができる効果を持つ。

【図面の簡単な説明】

添付図面は本発明の一実施例を示したもので、第１図は
原素材１の平面図、第２図は溶接を施す素材の斜視図、
ＰＩＳ３図は要部の斜視図、第４図は本溶接装置の一部
（溶接作業開始部）の正面図、第５図は移動部材１７の
一部、調整部材２０、取付駒２４等の平面図である。 ２→縦材　３→横材　５→グレ一チング素材６→切断両
端　７→枠板 １１→定盤　１５→レ一ル部材 １７→移動部材　２０−４調整部材 ２２→移動杆　２３→ストツパ　２４→取付駒２５→ば
わ部材　２６→バイブ部材 ２７→位置検出ロッド　２８→シリング２９→′；！４
ス溶接トーチ 第１図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 長尺複数の縦材と、一定寸法複数の横材を格子形に組ん
   で各交点を溶接すると共に、各縦材の適宜の溶接点間を
   揃えて切断して形成したグレーチング素材の縦材の切断
   両端に枠板を当てて溶接する装置であつて、前記の素材
   を載置する定盤と、定盤の上方部に配置したレール部材
   と、そのレール部材を案内にして前記の素材の縦材の長
   さ方向に移動する移動部材と、移動部材を案内にして前
   記の素材の切断両端部に添う移動を調整する一対の調整
   部材とからなり、その各調整部材に収縮可能なばね部材
   により前記の移動部材の移動方向に突出させる取付駒を
   設け、該各取付駒に伸縮制御により前記の素材の各縦材
   の切断端方の側面に当たつたり各縦材の上を越えたりす
   る移動可能な位置検出ロッドと、各縦材と両側の枠板の
   接合縁に添つて移動してその接合縁の溶接部位上で溶接
   電流を印加される溶接トーチを設けたことを特徴とする
   グレーチングの枠材溶接装置。