JPH0376305A - 導波管アンテナ - Google Patents

導波管アンテナ

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JPH0376305A
JPH0376305A JP21068389A JP21068389A JPH0376305A JP H0376305 A JPH0376305 A JP H0376305A JP 21068389 A JP21068389 A JP 21068389A JP 21068389 A JP21068389 A JP 21068389A JP H0376305 A JPH0376305 A JP H0376305A
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JP
Japan
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waveguide
antenna
plastic molded
conductive
plane
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Application number
JP21068389A
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English (en)
Inventor
Fumiaki Okada
岡田 文明
Yoshihisa Futagawa
二川 佳央
Hiroshi Tokuda
浩 徳田
Hiroyuki Tanaka
宏之 田中
Takashi Yoshii
隆 吉井
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Sumitomo Bakelite Co Ltd
Original Assignee
Sumitomo Bakelite Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、複雑な給電部の構造も容易に作製可能で、軽
量かつ高効率な導波管アンテナ心間するものである。
〔従来の技術〕
従来、高周波領域に於ける情報通信や放送用のアンテナ
としては、特に高性能な特性が要求されル分野に於いて
は導波管が用いられている。その理由は、高周波信号の
線路として導波管を用いれば、導体損が極めて少なく、
かつ誘電損や軸射損などもないため、極めて低損失かつ
高効率なアンテナを実現することができるためである。
第1O図および第11図は従来の導波管アンテナの例で
、電波を受信するためのスロット(8)が形成されたア
ンテナ部導波管(16)の中を伝播した信号は、結合用
スロット(20)により給電部導波管(19)へと伝達
され、コンバーターまで導びかれる。
しかし、金属製導波管の管壁にこのような多数のスロッ
トを精度よく形成することは極めて困難な作業であり、
加工にも多大な時間を要し、工業的な製造という観点か
らは製造方法の大幅な改善が必要である。さらに、通常
の導波管の肉厚はl。
0■以上あり、このような肉厚は受信特性の設計には無
視できない厚さとなるため、スロットの形状決定にあた
っては導波管の肉厚を考慮して設計しなくてはならない
という煩られしさもある。
また、従来の導波管アンテナのアンテナ部導波管(16
)は複数本の導波管で槽底され、それらを■本の給電部
導波管(19)で結合しているために、アンテナ部導波
管(16)のおのおのの導波管は結合用スロット(20
)により直列に励振される。
一方、アンテナの効率を最大限に高めるには、アンテナ
部導波管(16)のおのおのの導波管は同相かつ等振幅
に励振されることが必要であるが、従来の方式では結合
用スロット(20)のピッチを導波管の管内波長に等し
くすることによって同相に励振することは可能であるも
のの、等振幅に励振することは極めて難しい、すなわち
、たかだかIOないし20程度の結合用スロット個数で
は、可能な限り等振幅になるように結合用スロット(2
0)の形状を設計しても、給電用導波管(19)の終端
部に残存してしまうエネルギーをなくすことはできず、
逆に残存するエネルギーを可能な限り零に近づけようと
結合用スロット(20)を設計すると、等振幅条件から
大きくずれる。
いずれにしてもこのような方式では信号を100%有効
にコンバーターまで伝達することは不可能であり、線路
損失が小さいにもかかわらず、結果として、アンテナと
しての効率はあまり高められなかった。
またさらに、従来の導波管アンテナは給電部の曲げを含
む加工の自由度に乏しく、また、かりに直線的導波管だ
けで給電部を構成したとしても、重量もかさみ構造も複
雑かつ工業的製造も極めて困難と言う欠点もあった。
〔発明が解決しようとする課題〕
本発明は、従来の導波管アンテナのかかる欠点に鑑みて
種々検討の結果得られたものであり、その目的とすると
ころは、複雑な導波管の形状も容易に製造でき、軽量か
つ高効率な導波管アンテナを提供するにある。
〔課題を解決するための手段〕
すなわち、本発明は、電波を受信するスロットが形成さ
れたアンテナ部導波管、信号の進行方向を1806変換
する結合部導波管、信号の偏波面を90°回転させる変
換部導波管、ならびに信号をコンバーターまで伝達する
給電部導波管より構成され、該アンテナ部導波管は、使
用する周波数に於ける管内波長の溝が加工され、表面が
導電化されたプラスチック成形体と、化学的エツチング
によってスロットが形成された1i!箔もしくは銅張積
層板とを、銅箔面とプラスチック成形体の導電面とを対
向させ導電性接着剤を用いて接着されたものであり、結
合部導波管は、溝が形成され表面が導電化された1対の
プラスチック成形体を、その接合面がH面のほぼ中央で
あるように貼合わされたものであり、変換部導波管は、
厚さが使用する周波数に於ける管変換部導波管は厚さが
使用する周波数帯域に於ける管内波長の穴が形成されか
つ表面が導電化された複数のプラスチック成形体を、該
六〇長辺方向の角度を順次かえて貼合せたものであり、
また、給電部導波管は、溝が形成され表面が導電化され
た1対のプラスチック成形体を、その接合面がH面のほ
ぼ中央であるように貼合せられかつE面で分岐されたも
ので、少なくとも前記アンテナ部導波管と給電部導波管
とが積層されたものであることを特徴とする導波管アン
テナである。
以下、図面をもとに本発明の詳細な説明する。
第1図〜第4図は、本発明によく導波管アンテナのアン
テナ部導波管の構造を示す図である。第1図はプラスチ
ック成形体(1)に溝(3)が形成され、その表面に導
電層(2)が形成された例で、溝(3)の寸法、形状は
使用する周波数帯に於ける管内波長、例えばXバンドで
はWRJ−12ないしWRJ−15相当とし、溝深さ7
.9■、溝幅15.8m程度の形状に選べばよい。
また第2図は、中央に仕切り板(4)を残した2連仕切
りの導波管(5)をlI戒する場合のプラスチック加工
溝の例である。この場合は、導波管(5)の根元番よ1
本の出力導波管(6)となるために、図に示されている
ように徐々に導波管の幅をかえたマツチング部(7)を
形成することが好ましい。
第3図および第4図はスロット面の説明図であり、電波
を受信するスロット(8)は銅箔(9)もしくは銅張積
層板(10)の銅箔(9′)を化学エツチングすること
により形成される。このようにw4箔を化学的エツチン
グすることにより、複雑な形状のスロットも極めて圀単
にかつ精度よく加工することが可能である。
ここで銅箔(9)の片面もしくはw4箔(9′)の基板
に対向していない面はその中心線平均粗さRaが1μm
以下、さらに好ましくは0.5μm以下であることが望
ましい、導波路を流れる電流は殆んど銅箔の表面にしか
存在しないため、Raがこの値より大きいと高周波電流
に対する抵抗が大きくなり、線路損失が大きくなるので
好ましくない、また、銅張積層板はフレキシブル印刷回
路用基板であってもかまわない、これらの電気特性は、
使用する周波数域で比誘電率Erが4.0以下さらに好
ましくは3.0以下、誘電損失tanδが200XIO
−’以下さらに好ましくは100XIO−’以下が望ま
しい、Erがこの値以上であると外界の空気に対するイ
ンピーダンスマツチングがとりにくく、tanδがこの
値以上であると損失が大きくなるので好ましくない。
更に、一般に銅張積層板も含めてlF&の厚さは17.
5μmないし70tIm程度と金属導波管の肉厚に比較
すると、その厚さは無視できる程小さいため、厚さの効
果を殆んど考慮する必要なくスロット形状を設計できる
利点もある。
第1図および第2図で示された溝付きのプラスチック成
形体(1)と、第3図および第4図で示されたスロット
を形成した銅箔(9)や銅張積層板(10)は、Raが
規定された面をプラスチック成形体(1)の溝に対向す
るように貼合わせられる。この場合、貼り合せはネジ止
めでもよいが、導電性接着剤を用いて行なうのが最も望
ましく、銅箔面とプラスチック成形体の導電面の電気的
接触を確実にとることができる。なお、導電性接着剤は
硬化後の体積抵抗率が5X10−’以下であることが好
ましい、抵抗率がこの値以上であると、銅箔とプラスチ
ックの成形体の導電面との接合部で電流に対する抵抗が
増し、線路損失が大きくなるので好ましくない。
第5図は、本発明の導波管アンテナの結合部導波管の一
例を示す図である。(a)、(b)に示したように、プ
ラスチック成形体(1)に溝(3)を形成し、さらに表
面に導電層(2)を形成したちの2枚を、(C)のよう
に溝(3)が互いに向きあうようにして貼合せることに
より結合部導波管が得られる。溝(3)の寸法、形状は
、例えばXバンドでは深さ7.9 am、幅7.9 t
txaに選択すればよい、入力口(11)はアンテナ部
導波管と接続され、出力口(12)は変換部導波管に接
続される。
第5図に示した例で2枚のプラスチック成形体(1)を
貼り合わせた接合面はH面のほぼ中央となるので、信号
がT已1・モードの場合、この接合面には電流が流れな
い、したがってこのような導波管は原理的にも低損失線
路であることが充分に期待できる。このようなことから
、貼り合せは完全な電気的導通をはかる必要はなく、例
えばネジ止めや嵌合なと、いわゆる機械的圧着で充分で
ある。
アンテナ部導波管からの信号は反射部(13)および(
14)で90”ずつ進行方向を変えることにより、18
0°進行方向が逆転して変換部導波管に入力される。
第6図および第7図は本発明の導波管アンテナの変換部
導波管の一例を示す図である。第6図の例では、円板状
のプラスチック成形体(1)に穴(15)が形成され、
表面には導電層(2)が形成されている。穴(15)の
形状は、例えばXバンドでは長辺×短辺−15,8閣X
 7.9 mにすればよい。
また、その厚さは使用する周波数での管内波長の1/4
にすることが好ましい、厚さがこの値からはずれると反
射がおきたり不要モードが発生したりするので好ましく
ない。
第7図は、第6図に示した表面を導電化したプラスチッ
ク成形体(1)を複数板重ねた例を示しており、この図
で管内を進行する信号は次第にその偏波面がずれ、変換
部導波管の入口と出口では信号の偏波面はちょうど90
″ずれることになる。
プラスチック成形体の重ね合せはビス止め、嵌合などの
機械的圧着でもよいし、導電性接着剤を介在させて加圧
加熱して接着してもよい。
第8図は本発明の導波管アンテナの給電部導波管の一例
を示す図で、(a)図のように溝(3)を形成した2枚
のプラスチック成形体(1)を、溝(3)が互いに向き
あうようにして重ね合せて(b)図に示すような給電部
導波管を得る。溝(3)の寸法、形状は、例えばXバン
ドでは深さ7、9 mに設計すればよく、溝幅について
は(a)図に示されているように分岐しやすいようにテ
ーパーをつける方が好ましい、この場合、溝幅は3゜9
5mmから7.9 wmまでかわることになる。また、
導波路の形状は例えばXバンドでは長辺は15.8閣で
あるが、短辺は3.95mから7.9閣まで変化する。
なお、2枚の貼合せの接合面はH面のほぼ中央になるの
で、結合部導波管の場合と同じ理由により低損失化をは
かることができるとともに、貼り合せの方法も完全な電
気的導通をはかる必要がなく、ネジ止めや嵌合など機械
的圧着で充分であるので組立ても容易である。また、貼
合せ位置は、H面の厳密な中央である必要はなく、中央
部から±0.5ないし1.0閣程度ずれても実用的には
支障ない。
本発明では分岐は8面で行なうのであるが、このような
方式にすることによって分岐前後でカットオフ周波数や
インピーダンスの変化がないため、マツチングが極めて
とりやすいという設計上の利点がある。
またこの他にも、信号の波形も分岐の前後でかわらない
ので管内に不要のモードなどが一切生じず、低損失給電
線路を実現できるという特性上の利点もあり、従来の導
波管と遜色ない低損失性を維持しながら、複雑な給電線
路を容易に構成することができる。
以上のような方式をとることにより、従来の、導波管の
壁に結合用スロットをあけた直列励振型の給電方式と異
なり、アンテナ部導波管は並列に給電されるので、同相
かつ等振幅励振が可能である。
本発明に於けるプラスチック成形体の導電化の方法は、
真空蒸着、スパッタリングなどの乾式の導電化方法でも
かまわないし、無電解メツキや電解メツキなどの湿式の
導電化方法、あるいはこれらの併用でもよい、また、金
属の種類は抵抗値の小さいものが好ましく、金、銀、銅
、アルくニウムなどが適している。これらの導電層の厚
さは、使用する周波数での表皮厚さ以上に形成すること
が必要である。導電層の厚さがこれ以下だと導電層のな
いプラスチック成形体内部にまで入りこむことになり、
大幅な線路損失を招くので是非避けるべきである0例え
ば、導電層として銅被膜を形成し、使用周波数がXバン
ドであれば、表皮厚さは0.6μmないし0.8μmで
あるから、銅被膜の厚さはこれ以上の厚さで形成すべき
である。導電層の厚さは厚い分には特性に何ら支障をき
たさず、特に限定しない、上述の条件の場合、IOμm
ないし12μmの厚さで導電層を形成しても何ら問題は
なかった。
また、導電層はプラスチック成形体(1)の溝(3)側
の表面だけでなく、プラスチック成形体全体に形成して
もさしつかえない。さらに、水分、湿度などにともなう
表面状態の経時変化を抑止するため、導電層の表面に薄
く保i1層をつけてもかまわない。保護層は耐水、耐湿
性塗布剤をスプレーないしデイツプによりコートしても
よいし、Ni、Orなどの金属被膜を乾式あるいは湿式
法で薄く形成してもかまわないが、低損失性を維持する
ため、導電層に比較して薄く形成することが必要であり
、通常は数100〜数1000人、導電層が10μmと
厚い場合でも1μm程度の厚さに抑えておくことが望ま
しい。
本発明に用いるプラスチック成形体の材質としては、底
形、加工の容易なもので、表面の導電化が容易なものか
ら選ばれ特に限定はしないが、導電化の方法として例え
ばメツキ法をとった場合、ABS樹脂、ポリカーボネー
ト、PPSvM脂あるいはこれらのアロイなどが好適で
ある。このように、表面を導電化したプラスチックを用
いることによって、従来の導波管ではできない複雑な給
電部の形状も容易に作製でき、全体の重量も従来の導波
管に比較して大幅に軽量化することが可能となる。
第9図は本発明の一実施例となる導波管アンテナを組立
てた状態の全体を示す図で、給電部導波管(19)と変
換部導波管(18)とが、アンテナ部導波管(1G)に
積層されて全体として2層構造となっている。このよう
な構造をとることによって、アンテナとしての面積はほ
ぼアンテナ部導波管(16)の面積だけで決定され、変
換部導波管(18)や給電部導波管(19)の面積はア
ンテナの面積に影響を及ぼさず好ましい。
以下、本発明の実施例および比較例を述べる。
(実施例1) 厚さ20mのABS樹脂板(耐熱120℃)を溝幅15
.8m、溝深さ7.9 mで溝の長さ50cmに切削加
工した。得られた加工物を洗浄し、表面を化学エツチン
グしたのち、表面上に無電解メツキ法で12μm厚さの
銅被膜を形成した。
次いで、厚さ0.5m(w4箔y!、35μm)のガラ
ス−エポキシ銅張積層基板を準備し、エポキシ系導電接
着剤をABS樹脂加工物の溝のふちに薄く塗り、w4W
4を溝側に向けて貼り合わせた。これを100℃で10
分加熱し、両者を接合した。なお、この条件での導電接
着剤の硬化状態の抵抗値は4゜5xtO−’(Ω−cm
)であった。
溝の両端にフランジを設け、導波路の線路損失を12G
Hzで測定したところ、0.2 d B以下であった。
(実施例2) 実施例1と同様にして加した溝に、第2図のようにして
仕切り板(4)を設け2連導波管を作成した。ついで、
70μm厚さの電解銅箔に第3図に示したようなりロス
スロット(8)をエツチングで加工した。スロット(8
)の形状は輻3m。
長さは8.45m5から10.1 mまで連続的に変化
させたクロススロットでピッチ12−で計33個形成し
た。この銅箔を、その平滑面がプラスチック側に対向す
るように実施例1と同じ方法で貼り合わせた。なお、ス
ロットのエツチング加工の全工程に要した時間は60分
で、加工精度は±50μmであった。
(実施例3) 実施例1と同じABS樹脂のブロックに、第5図に示す
ような溝を加工した。溝形状は幅、深さとも7.9閣と
した。実施例1と同様にして表面を導電化したあと、第
5図(c)に示すように2枚をネジ止めにより貼合せて
結合部導波管を得た。
11.7〜12.0GHzに於ける特性を測定したとこ
ろ、反射−25dB以下、透過は−0,05dB以上で
あった。
(実施例4) 実施例1と同じABS樹脂のブロックに、第6図に示す
ような形状の穴(15)を加工した。穴形状は長辺×短
辺−15,8m X 7.9 asであり、厚さは10
.58mとした。実施例1と同様にして表面を導電化し
たものを5枚、穴の長辺を順に22..5゜ずつ傾けて
ネジ止めし、90°偏波面をかえる変換器導波管を得た
11.7〜12.0GHzに於ける特性を評価したとこ
ろ、反射−25dB以下、透過は−0,2d B以上で
あった。
(実施例5) 長さ436mm、幅324−ののABS4M脂平板に、
深さ7.9鴎の溝を次のような順序で加工した。
■ ABS樹脂平板の短辺のうち1辺の中央から幅7.
9鵬、長さ10.6 mで切削する。
■ 平板の長さ方向に対し±20°の角度で溝を分岐す
るように切削する0分岐した溝の長さは201mで、幅
は3.95mから7.9 mまでのテーパをつける。
■ 平板の長さ方向に幅7.9鵬、長さ10.6mで切
削する。
■ 平板の長さ方向に対し±17°の角度で溝を分岐す
るように切削する0分岐した溝の長さは116mで、幅
は3.95 mから7.9mまでのテーパをつける。
■ 平板の長さ方向に幅7.9m、長さ10.6mで切
削する。
■ 平板の長さ方向に対し±lO°の角度で溝を分岐す
るように切削する0分岐した長さは95−で、幅は19
5mから7.9mまでのテーパをつける。
■ 平板の長さ方向に幅7.9IllIl、長さ10.
6 mで切削する。
このようにして、計8個の溝が次第に結合し、最後は1
個の溝となる形状を得た。
次に、溝のふちから10閣の位置にピッチ50閣でφ3
.2mmの穴を溝に沿ってあけた。ついで実施例1と同
様にして、10μm厚さの銅被膜を無電解メツキで形成
した。このような加工物を2枚、溝が互いに向き合うよ
うにしてφa2IllIの穴を利用して3mのネジで固
定して導波路を得た。
この給電部導波管の11.7〜12.0GHzに於ける
特性を測定したところ、反射−20dB以下、挿入損0
.5 d B以下と小さく、8導波路の分配比は±0.
5 d B以内であった。
(実施例6) 実施例2で得られたスロット付き2連導波管8組分を同
一のABS樹脂板上に加工しアンテナ部導波管を得た。
この導波管と、実施例3で得られた結合部導波管ならび
に実施例4で得られた変換部導波管を各8組、および実
施例5で得られた給電部導波管を組合わせ、第9図に示
した導波管アンテナを得た。このアンテナの絶対利得は
32dBiであった。
(比較例1) WRJ−140丹鋼引抜き導波管を長さ53〇−に切断
して、11.7〜12.0GH2に於ける特性を測定し
た。この結果、線路損失は0.18 d Bであった。
(比較例2) 比較例1と同じ導波管の管壁に、実施例2と同じスロッ
トを放電加工によって設けた。この加工に要した時・間
は210分であり、加工精度は±11Oμmであった。
(比較例3) 比較例2で得られたスロット付導波管を16本横に並べ
、第11図に示すような構造の導波管アンテナを得た。
このアンテナの絶対利得は33.5dBiであった。
〔発明の効果〕
以上の説明で明らかなように、本発明にもとづく導波管
アンテナはm雑な形状も容易に作製でき、軽量かつ高効
率なアンテナとして好適である。また、本発明による導
波管アンテナは漏れ波アンテナであることからビームチ
ルトも付与されており、例えば衛星放送受信用アンテナ
として応用すれば、小型で壁に密着できるアンテナとし
ても有用である。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第4図は本発明による導波管アンテナのアンテ
ナ部導波管の構造の例を示す図で、第1図および第2図
は導波路となる溝を形成したプラスチック戒形体、第3
図および第4図はスロットを形成した蓋面を示し、それ
ぞれ(b)は上面図で、(a)は(b)のA−A’断面
図である。第5図は本発明の導波管アンテナの結合部導
波管の一例を示す図で、(b)は−半の上面図、(a)
はその側面図、(c)は全体の斜視図である。第6図お
よび第7図は本発明の導波管アンテナの変換部導波管の
例を示す図で、それぞれ(a)は上面図、(b)は側面
の断面図である。第8図は本発明の導波管アンテナの給
電部導波管の一例を示す図で、(a)は−半の上面図、
(b)は全体の斜視図である。第9図は本発明による導
波管アンテナを示す図で、(a)は斜視図、(b)は側
面図である。また、第10図および第11図は従来の導
波管アンテナを示す図である。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)電波を受信するスロットが形成されたアンテナ部
    導波管、信号の進行方向を180゜変換する結合部導波
    管、信号の偏波面を90゜回転させる変換部導波管、な
    らびに信号をコンバーターまで伝達する給電部導波管よ
    り構成され、該アンテナ部導波管は、使用する周波数に
    適合した導波管相当の溝が加工され表面が導電化された
    プラスチック成形体と、化学的エッチングによってスロ
    ットが形成された銅箔もしくは銅張積層板とを、銅箔面
    とプラスチック成形体の導電面とを対向させ導電性接着
    剤を用いて接着されたものであり、結合部導波管は、溝
    が形成され表面が導電化された1対のプラスチック成形
    体を、その接合面がH面のほぼ中央であるように貼合わ
    されたものであり、変換部導波管は厚さが使用する周波
    数に於ける管内波長の1/4で、該周波数帯域に適合し
    た導波管相当の穴が形成されかつ表面が導電化された複
    数のプラスチック成形体を、該穴の長辺方向の角度を順
    次かえて貼合せたものであり、また、給電部導波管は、
    溝が形成され表面が導電化された1対のプラスチック成
    形体を、その接合面がH面のほぼ中央であるように貼合
    せられ、かつ、E面で分岐されたもので、少なくとも前
    記アンテナ部導波管と給電部導波管とが積層されたもの
    であることを特徴とする導波管アンテナ。
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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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