JPH037568A - ストリップ材料を切断する装置を調節及び制御する方法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野） 本発明は、製造機械においてストリップ材料を切断する
作用をする装置の調節及び制御のための方法に関する。

本明細書全体にわたって紙巻煙草製造の分野、特にフィ
ルタ組付は機械に、すなわちフィルタ先端が紙巻煙草に
付着されろ機械について述べられているが、本発明の総
括的範囲の限定が、このような実例の選択によって何ら
なされるものではない。

〔従来の技術〕

従来は、フィルタを先端につけた紙巻煙草の製造は、２
倍の長さのフィルタによって相互に連結された、対の軸
方向に整列する普通の紙巻煙草を、のりのつけられた帯
材料で一緒に締結することを必要とし、固くくっつくと
、こうして形成された組立体はその長さに沿って半分に
切断され２つの単一のフィルタ紙巻煙草がそれぞれ得ら
れるようにしている。

この帯体は、切断装置により、紙材料の規則的に移動す
る連続ストリップから連続して切断される。

従来の技術は、その各々が複数の均一に分配されたナイ
フを有する、平行な軸線の周りを反対方向に回転する２
つのローラからなる切断装置（英国特許第２，１２３．
７３７号に開示されている）を含んでいる。

一方のローラの各ナイフは他方のローラの対応するナイ
フと対をなし鋏型の切断機構を形成する。

したがって、この２つのローラが回転するにしたがって
、一方のナイフが他方の対応ナイフと接線状の接触する
ようになりストリップを次々に漸進的に切断する。

各対のナイフの調節はこの型の装置においては手で行わ
れ、端から端へと漸次移り変わる１つの点で起きるこの
２つのナイフの間の接触がこれらローラが回転するとき
に切断刃の全長に沿って保持されるのをＴ１ｍ１するよ
うにする。

しかし、最初の調節に加えて、このフィルタ組付は機械
が作動するとこれらナイフの位置にさらに補正が必要と
なる。

さらに正確には、作動中機械の温度が次第に上昇し、膨
張が切断装置に、特にローラが支持されている手段に起
こり、最終的にはこれらローラの軸線相互の間が離れそ
のため各対のナイフの切断刃がその一部又は全部が分離
する結果となる。

このような偶発率の結果は、ナイフの刃と連続ストリッ
プ材料との間に接触を生じることがなくなりそのためス
トリップが求められるような別々の帯体に分離しないこ
とになる。

一方において、熱膨張によってひき起こされる離間の作
用を考慮に入れて行われた最初の調節は、作動の最初の
段階の間はナイフの切断刃に破壊的な作用をもたらすこ
とになる。

〔発明が解決しようとする課題〕

本発明の目的は上記のような型の切断装置におけるその
作動中に影響を及ぼす熱膨張に起因する障害を克服する
ような方法を提供することである。

〔課題を解決するための手段〕

上記の目的は、本発明によれば、製造機械においてスト
リップ材料を切断するための装置を調節しかつ制御する
方法を採用することによって達成されるが、この方法は
、次のような段階を含むことを特徴としている。

、切断装置の温度を加熱手段の作用を介して、機械の正
常作動温度よりも高い選択された値に上昇させること。

一切断装置を最初調節手段によってセットすること。

切断装置の温度を探知及び制御手段によって前記選択さ
、れた値に実質的に等しい値に保つこと。

（実施例〕 本発明は添付図面の助けをかりて実例を示すことにより
以下に詳細に記載される。

図面中第１図と第２図を参照すると、１はフィルタ／紙
巻煙草連結帯体を切断する装置の全体を示す。

この装置１は、実際にはフィルタ組付は機械（図示しな
い）のフレームの部分によって与えられる支持手段２を
具備している。

装置１は、１本の紙巻煙草のフィルタの２倍の長さのフ
ィルタによって相互に連結された２つの軸方向に整列さ
れた紙巻煙草（図示しない）を−緒に固定するよう作用
する複数の分離した帯体４を得るため、図示しない手段
によって連続的に供給される、のりの付けられたストリ
ップ３をその全部にわたって、連続して切断するように
なっている。

装置１は、水平にまた一方が他方に平行に配設された各
シャフト７と８に取付けられた、２つの実質的に接する
ローラ５と６を具備している。シャフト７と８は上記の
支持手段２に取付けられそして図示しない駆動手段によ
って反対方向に回転される。走行するストリップ３の供
給速度と実質的に一敗する表面速度で回転するローラ６
はその周面に均一に分配された４個の本質的に半径方向
のナイフ９を担持し、その切断刃は関連シャフト８の軸
線に平行となっている。

第１のローラ６より直棧が大き（またそのためストリッ
プ３の供給速度より高い接線速度で回転するローラ５は
、１つのナイフが次のナイフから等しい角度距離で離間
して設置されかつ関連シャフト７の軸線に対し斜めに配
設された切断刃を有する、４個のナイフ１０を担持して
いる。

これらローラ５と６は、ナイフｌＯと９が常に同じ組で
切断部位１１として好ましい位置において連続して接触
するように、つり合わされまた各軸線の周りに配置され
ている。

その相互の角度とその接線速度の相違とにより、一対の
ナイフ９と１０の間の最初の接触は、切断部位１１に到
達したとき一端においてのみ生じ、その後、ローラ６と
５が連続して回転するにつれてナイフ９，１０は交差し
また最後に反対側端部で離れるまで相互に対しその状態
で進行する。

ストリップ３は２つのローラ５と６との間を連続して供
給され、そしてその表面の孔１２だけが図示されている
（第２図）公知の吸引手段によって大きな方のローラ５
の円筒状表面に押圧保持される。ナイフ１０と９がその
切断部位１１で一緒になるたびに、与えられた長さの帯
体４が材料３の連続ストリップから、滑らかに行われる
点と点の鋏型切断で順次切断される。

こうして得られた分離帯体４は大きなローラ５の高速度
のため連続ストリップ３の端から距離をおいて離され、
そしてローラ１３として略示されている他の作業部著に
到達するまで吸引手段１２によってその表面に保持され
る。

斜めのナイフ１０が対応ローラ５の各受は穴１４に固定
して取付けられているのに対し、これと組み合わされる
ナイフ９はその全体が１５で示されまた第３図を参照し
て詳細に記載される調節手段によりそのローラ６に取付
けられている。

１６は切断刃と反対側のナイフ９の長手方向の縁を示し
、曲がった形状を呈し、その底部１８が揺りかごのよう
に形成されて曲がった縁１６を受けるようにしている受
は穴１７を占有している。

さらに正確には、受は穴１７は、ローラ６によってもた
らされた軸方向の溝２０により受は入れられる棒体１９
に形成される。

ナイフ９の２つの面に当接する受は穴１７の側壁は、棒
体１９と固く結合されかつナイフ９の溝２４を貫通する
ボルト２３により一方が他方に連結されたプレート２１
と２２とからなっている。

受は穴１７をもたらす側と反対側の棒体１９の棒体１９
にはその長手方向端部に間隙溝２６が設けられ、この溝
２６を通ってポルト２７が挿通されかつローラ６の中に
ねじ込まれる。

２８と２９はローラ６と同軸に配設されかつこれに各端
部で固（取付けられた２つのディスクを示している。

右側のディスク２９（第３図で見て）は、各溝２０に対
応゛し側面を貫通しまた溝の角度をなす底部２５の長手
方向軸線と平行に配置された、複数のねじ孔３０を有し
ている。

各孔３０はねじ３１によって占められこのねじ３１のロ
ーラ６の方に向けられた端部は棒体１９の一端と整合し
ている。棒体の他方の端部は左側のディスク２８の円筒
状座部に受は入れられたコイル引張りスプリング３２と
係合する。プレート２２の２つの長手方向端部はナイフ
９の長手方向端部を越えて延出し、そしてピン３５とカ
ム円＋７ｉｔ３６とからなる調節機構３４（その目的は
順次明らかとなる）によって係合される各間隙！Ｌ３３
が設けられている。

第１図のブロック図の部分を参照すると、３７は切断装
置ｌの温度を探知しかつ制御するイ段の全体を示す。

この手段３７は、サーモスタット３８と、支持手段２に
配置されかつサーモスタット３８に連動される加熱手段
３９と、支持手段２の温度を感知し関連出力信号をサー
モスタットに中継する手段４０、とを具備している。サ
ーモスタット３８には、切断装置ｌにおける所定の温度
を選択するためのノブ４１が設けられる。

フィルタ組付は機械の作動温度が４０°Ｃであると仮定
した時はこの機械が始動する前に、ノブ４１が操作者に
よりこれより高い温度、例えば５０″Ｃに設定される。

与えられた時間が経過し、支持手段２と切断装置１全体
との温度が加熱手段３９によって上昇されかつ規定され
た値で安定すると、切断装置のナイフ９．１０の各対を
調整する作用を続けることができる。

この作用は２つの段階で行われる。

最初に、棒体１９をローラ６に固定するボルト２７が弛
められ、適当な工具によりねじ３１の調節ができるよう
にする。孔３０の中でのねじ３１の回転により棒体１９
は溝２０の角度をなす底部２５に沿って後方又は前方に
摺動し、それによりローラに対しナイフ９を半径方向に
移動させる。

調節自在のナイフ９と他方のローラ５の対応ナイフ１０
との間に接触かもたらうされると、作動の第２の段階が
開始可能となり、すなわちナイフ９が設定された角度の
調節ができるようになる。

これは、ナイフボルト２３を弛めナイフ９を座部１７の
揺りかご状の底部１８の上を摺動させることにより行わ
れる。この摺動運動は、溝２４の存在によって可能とな
り、カム円板３６をナイフ９の端部と相互に作用させる
ように調節機構３４を関連孔２２の中で与えられた角度
にわたって回転させることによりもたらされる。この調
節はローラ５と６の回転で２つのナイフ９．ｌＯの切断
刃の間にその全長に沿って接触が保持された時になし遂
げられる。

ボルト２７と２３が再度締めつけられることにより、フ
ィルタ組付は機械の作動の準備がなされる。

作動中、運動している部分が熱源として作用し、そして
フィルタ組付は機械の温度がそのため周囲から次第に所
定の走行温度に上昇する。

切断装ｆｆｌはしかしこの自然の温度の変化を受けず、
サーモスタット３８により、感知手段４０からのフィー
ドバック信号に応じて加熱手段３９により発せられた熱
量の調整を介して、機械の作動温度より高い厳密な一定
温度に、そのまま保持される。

切断装置１の温度が探知されかつ制御される手段３７は
、フィルタ組付は機械の作動時における休止中でも、作
動時は保持され、誤作動の危険なしにまたさらにナイフ
の調節を要することなく、任意の与えられた運動をする
よう機械を始動させることができるようにする。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の方法を実施する装置を、その一部を前
面図でまた一部をブロック図で示す図、第２図は第１図
の細部の斜面図、 第３図は第１図の細部を示す切欠き図である。 １・・・切断装置、　　　　　　２・・・支持手段、３
・・・ストリップ、　　　　　４・・・帯体、５．６・
・・ローラ、　　　　　　９．１０・・・ナイフ、１５
・・・調節手段、　　　　　１７・・・受は穴、１９・
・・棒体、　　　　　　　２６・・・溝、２７・・・ボ
ルト、　　　　　２８．２９・・・ディスク、３１・・
・ねじ、　　　　　　　３４・・・調節機構、３７・・
・温度探知制御手段、 ３８・・・サーモスタット、　　３９・・・加熱手段。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、商品を製造する機械においてストリップ材料を切断
   する装置を調節しかつ制御する方法であつて、 切断装置の温度を加熱手段の作用を介して機械の正常作
   動温度より高い選択された値に上昇する段階と、 切断装置を最初調節手段によりセットする段階と、 切断装置を探知及び制御手段により前記選択された値に
   実質的に等しい値に保持する段階、とを含んでなる切断
   装置の調節及び制御方法。 ２、探知及び制御手段が、加熱手段を制御するサーモス
   タットと、サーモスタットに接続され切断装置の温度を
   感知する他の手段とを具備している請求項１に記載の方
   法。 ３、平行な軸線の周りに反対方向に回転しかつ複数のナ
   イフが設けられた２つのローラを担持する支持手段を具
   備し、一方のローラの各ナイフが他方のローラのナイフ
   と組み合わされて連続するストリップ材料から分離され
   た帯体が切断される鋏を構成するようにし、調節手段が
   各鋏を構成する２つのナイフの一方に結合されている、
   切断装置に適用可能な請求項１又は２に記載の方法。 ４、調節手段が、ナイフの半径方向の調整を行う手段と
   ナイフの角度の調整を行う手段とを具備している請求項
   ３に記載の方法。 ５、加熱手段が支持手段に結合されている前記各請求項
   中の１項に記載の方法。