JPH037438B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH037438B2 JPH037438B2 JP3151580A JP3151580A JPH037438B2 JP H037438 B2 JPH037438 B2 JP H037438B2 JP 3151580 A JP3151580 A JP 3151580A JP 3151580 A JP3151580 A JP 3151580A JP H037438 B2 JPH037438 B2 JP H037438B2
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- Japan
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- liquid
- sheet
- fermenter
- fermentation tank
- gas
- Prior art date
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- Expired - Lifetime
Links
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Classifications
-
- Y02W10/12—
Landscapes
- Purification Treatments By Anaerobic Or Anaerobic And Aerobic Bacteria Or Animals (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は有機物を含有する廃棄物、廃泥、廃液
等を嫌気性発酵させるガスホルダー付発酵槽に関
する。
等を嫌気性発酵させるガスホルダー付発酵槽に関
する。
この種発酵槽としては、例えば第１図に示すよ
うなコンクリート製又は第２図に示すような鋼板
製の発酵槽と第３図に示すような水封式ガスホル
ダーとを組み合せて一対の設備として用いられて
いるが、設備費が極めて高価となる。しかもガス
ホルダーを発酵槽に併設する場合、ガスホルダー
に高価な耐食性の材料を用いる必要があり設備費
が高価となることは免れない。
うなコンクリート製又は第２図に示すような鋼板
製の発酵槽と第３図に示すような水封式ガスホル
ダーとを組み合せて一対の設備として用いられて
いるが、設備費が極めて高価となる。しかもガス
ホルダーを発酵槽に併設する場合、ガスホルダー
に高価な耐食性の材料を用いる必要があり設備費
が高価となることは免れない。
又、小容量の場合には第４図に示すようなゴム
又はビニール製の袋を利用して発酵槽に貯ガス部
を具備させることができるが、大容量の場合には
これらの袋の破損等によつて二次公害を生起する
恐れがある。第４図において、３は汚水入口、４
は消化汚水出口である。
又はビニール製の袋を利用して発酵槽に貯ガス部
を具備させることができるが、大容量の場合には
これらの袋の破損等によつて二次公害を生起する
恐れがある。第４図において、３は汚水入口、４
は消化汚水出口である。
前述したような公知の高価な設備又は安価であ
つても二次公害発生の恐れのある設備の改善が望
まれており、改善事項としては下記の諸点を挙げ
ることができる： (1) 安価な発酵槽を造るため、貯液部は強度があ
り、液洩れのない剛性な材料製とし、貯ガス部
は軽量で柔軟性のある可撓性材料のシートを用
いること、 (2) 貯ガス部を構成する前述のシートは簡単に取
り替える構造とすること、 (3) 発酵槽と該シートとの接合部からガス洩れの
ない構造とすること 〔課題を解決するための手段〕 これらの点を種々検討した結果、本発明の開発
に成功したものであり、本発明の構成は前記特許
請求の範囲各項に明記したとおりである。
つても二次公害発生の恐れのある設備の改善が望
まれており、改善事項としては下記の諸点を挙げ
ることができる： (1) 安価な発酵槽を造るため、貯液部は強度があ
り、液洩れのない剛性な材料製とし、貯ガス部
は軽量で柔軟性のある可撓性材料のシートを用
いること、 (2) 貯ガス部を構成する前述のシートは簡単に取
り替える構造とすること、 (3) 発酵槽と該シートとの接合部からガス洩れの
ない構造とすること 〔課題を解決するための手段〕 これらの点を種々検討した結果、本発明の開発
に成功したものであり、本発明の構成は前記特許
請求の範囲各項に明記したとおりである。
本発明の具体的実施の態様の数例を添附図面に
基いて詳述する。
基いて詳述する。
第５図Ａは貯液とは別の封液２３によりシート
５の周端部を液封する方式を示し、発酵槽のコン
クリート壁８の外周上端縁部を囲繞するコンクリ
ート製溝部２４を設け、この溝部２４内に多数の
係止具７を設け、シート５の周端部に設けた多数
の孔を該係止具７で係止する構造とし、係止態様
の詳細は第５図Ｂに示してある。尚、上記発酵槽
及び溝部はコンクリート製に限らず鋼板その他適
宜の材料製とし得、係止具の形状及び固定方法は
発酵槽の材質に対応する手段を講じうる。
５の周端部を液封する方式を示し、発酵槽のコン
クリート壁８の外周上端縁部を囲繞するコンクリ
ート製溝部２４を設け、この溝部２４内に多数の
係止具７を設け、シート５の周端部に設けた多数
の孔を該係止具７で係止する構造とし、係止態様
の詳細は第５図Ｂに示してある。尚、上記発酵槽
及び溝部はコンクリート製に限らず鋼板その他適
宜の材料製とし得、係止具の形状及び固定方法は
発酵槽の材質に対応する手段を講じうる。
第６図は発酵槽を素堀りのものとし、その内面
をゴムシートのライニング又は簡単なモルタル仕
上げ９とした簡易構造とした例であり、この場合
も周縁部に液封溝１０を構築し、前述の同様にシ
ート周端部を係止し、液封することができる。
をゴムシートのライニング又は簡単なモルタル仕
上げ９とした簡易構造とした例であり、この場合
も周縁部に液封溝１０を構築し、前述の同様にシ
ート周端部を係止し、液封することができる。
第７図は本発明の好適な具体例を示す断面図で
あり、発酵槽周縁に液封溝１０を設けたものであ
り、この例では発酵槽内面に保温兼防水材のコー
テイング又はライニング１２を施し、又貯液表面
に保温材１１を浮べて保温し、発酵を促進させ又
洩水を防止するものである。第６図及び第７図の
例における材質及びセツテイングについては第５
図の場合と同様である。
あり、発酵槽周縁に液封溝１０を設けたものであ
り、この例では発酵槽内面に保温兼防水材のコー
テイング又はライニング１２を施し、又貯液表面
に保温材１１を浮べて保温し、発酵を促進させ又
洩水を防止するものである。第６図及び第７図の
例における材質及びセツテイングについては第５
図の場合と同様である。
実施例
豚1000頭のふん尿を第７図図示の発酵槽で処理
したところ下記のような結果が得られた。
したところ下記のような結果が得られた。
発酵槽容積 200M3
貯ガス部容積 100M3
シート５の材質及び厚さ ゴムびき布、厚さ２mm
ふん尿処理量 9M3／日
メタンガス発生量 200M3／日
〔発明の効果〕
以上詳述した如く本発明によれば設備費が安価
であり、設置面積も少なく、設置場所の選択も容
易であり、しかも高価な従来設備と何等変らない
能力を有し、更に貯ガス部の圧力シートの耐圧強
度を越える以前に封液が排除される安全性を具備
するガスホルダー付発酵槽である。
であり、設置面積も少なく、設置場所の選択も容
易であり、しかも高価な従来設備と何等変らない
能力を有し、更に貯ガス部の圧力シートの耐圧強
度を越える以前に封液が排除される安全性を具備
するガスホルダー付発酵槽である。
第１図はコンクリート製発酵槽、第２図は鋼板
製発酵槽、第３図は水封式ガスホルダー、第４図
はゴム製発酵槽、第５図Ａは貯液と別途に封液を
もうけた場合の本発明の発酵槽の一例を示し、第
５図Ｂはシートの取りつけ方法図、第６図は貯液
部に直接シート固定部材を取りつけられない場合
の本発明の発酵槽例、第７図は本発明の具体的な
適用例を夫々示す断面略図であり、 図中、１はガス出口、２はガス入口、３は汚水
入口、４は消化汚水出口、５はシート、７はＬ型
金具、８はコンクリート壁、９はゴムシート又は
モルタル、１０は液封溝、５′はガスが充満して
いない時のシートの状態、１１は保温材、１２は
保温兼防水材、２３は封液、２４は液封溝であ
る。
製発酵槽、第３図は水封式ガスホルダー、第４図
はゴム製発酵槽、第５図Ａは貯液と別途に封液を
もうけた場合の本発明の発酵槽の一例を示し、第
５図Ｂはシートの取りつけ方法図、第６図は貯液
部に直接シート固定部材を取りつけられない場合
の本発明の発酵槽例、第７図は本発明の具体的な
適用例を夫々示す断面略図であり、 図中、１はガス出口、２はガス入口、３は汚水
入口、４は消化汚水出口、５はシート、７はＬ型
金具、８はコンクリート壁、９はゴムシート又は
モルタル、１０は液封溝、５′はガスが充満して
いない時のシートの状態、１１は保温材、１２は
保温兼防水材、２３は封液、２４は液封溝であ
る。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 １ 貯ガス部を併設した発酵液貯槽において、貯
ガス部を柔軟な高分子材料からなるシートで構成
し、該シートの周端部の封液機構を発酵槽とは別
途に、発酵槽の内周又は外周に設け、この液中に
該シートの周端部を固定することにより、貯ガス
部の圧力が前記シートの耐圧限度を越える前に該
封液が排除される構造としたことを特徴とするガ
スホルダー付発酵槽。 ２ 発酵液貯槽の内面に保温兼防水材をコーテイ
ング又はライニングすることを特徴とする特許請
求の範囲第１項記載のガスホルダー付発酵槽。 ３ 発酵槽内の液面に保温材を浮かべることを特
徴とする特許請求の範囲第１項記載のガスホルダ
ー付発酵槽。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3151580A JPS56129094A (en) | 1980-03-14 | 1980-03-14 | Fermentation vessel provided with gas holder |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3151580A JPS56129094A (en) | 1980-03-14 | 1980-03-14 | Fermentation vessel provided with gas holder |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS56129094A JPS56129094A (en) | 1981-10-08 |
| JPH037438B2 true JPH037438B2 (ja) | 1991-02-01 |
Family
ID=12333334
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3151580A Granted JPS56129094A (en) | 1980-03-14 | 1980-03-14 | Fermentation vessel provided with gas holder |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS56129094A (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP4945612B2 (ja) * | 2009-09-04 | 2012-06-06 | 株式会社東芝 | 嫌気性発酵システム |
| JP5112482B2 (ja) * | 2010-08-10 | 2013-01-09 | 株式会社東芝 | メタン発酵槽及び天幕用カバーシートの施工方法 |
Citations (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5319675A (en) * | 1976-08-05 | 1978-02-23 | Mitsubishi Heavy Ind Ltd | Batch type microorganisms reaction tank |
| JPS5329162B2 (ja) * | 1974-08-30 | 1978-08-18 | ||
| JPS53127504A (en) * | 1977-04-14 | 1978-11-07 | Santo Tekkosho Kk | Apparatus for generating and storing methane |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5329162U (ja) * | 1976-08-19 | 1978-03-13 |
-
1980
- 1980-03-14 JP JP3151580A patent/JPS56129094A/ja active Granted
Patent Citations (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5329162B2 (ja) * | 1974-08-30 | 1978-08-18 | ||
| JPS5319675A (en) * | 1976-08-05 | 1978-02-23 | Mitsubishi Heavy Ind Ltd | Batch type microorganisms reaction tank |
| JPS53127504A (en) * | 1977-04-14 | 1978-11-07 | Santo Tekkosho Kk | Apparatus for generating and storing methane |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS56129094A (en) | 1981-10-08 |
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