JPH0371582A - ブラシ - Google Patents
ブラシInfo
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- JPH0371582A JPH0371582A JP20732989A JP20732989A JPH0371582A JP H0371582 A JPH0371582 A JP H0371582A JP 20732989 A JP20732989 A JP 20732989A JP 20732989 A JP20732989 A JP 20732989A JP H0371582 A JPH0371582 A JP H0371582A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- brush
- cross
- section
- rotating part
- brush member
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
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Landscapes
- Motor Or Generator Current Collectors (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
この発明は、回転電機に用いられるブラシに関する。
回転電機に用いるブラシは、電気黒鉛質、金属黒鉛質、
黒鉛質及び炭素質があるが、直流機整流用には電気黒鉛
質が用いられる。電気黒鉛質ブラシは種々の炭素原料を
配合して焼成の後、電気炉で黒鉛化したブラシの総称で
、カーボンブラックを原料とするスート系とピッチコー
クスを原料とするコークス系、黒鉛を主原料とする黒鉛
系に分けられる。一般にスート系は抵抗率が高く、整流
特性に優れ、コークス系、黒鉛系は摩擦係数が小さく摩
耗が少ないなど摺動特性に優れている。 ブラシの選定に当たっては、整流特性重視の場合一般に
スート系ブラシを用い、抵抗整流の点から抵抗率及び接
触電圧降下が高く、粘性係数ξ/、?”−Eの大きいブ
ラシを選定する。中小型機では耐染こん性が重視される
ことが多い、その場合研磨性が少なく、皮膜生成能力が
高い緻密なブラシが選定される。可逆圧延用直流機のよ
うに過負荷が繰り返しかかる場合には、間歇的に大きな
火花が続くことがある。この場合火花に対する耐力が大
きく整流子面荒れが生じにくいブラシが要求され、コー
クス系の低抵抗ブラシが用いられる。 このように、回転電機用のブラシには種々の特性のもの
があり、多くは1種類の材質のブラシ部材で作られてい
るが、特性の異なる2種類のブラシ部材からなるブラシ
がある。 第3図は従来例によるこの種ブラシの構成図で、ブラシ
1は皮膜生成能力の高いブラシ部材1aと整流2通電性
能の高いブラシ部材1bからなり、両方のブラシ部材1
a、lbは互いに半分の断面積である。2はブラシlを
保持する保持器側壁、3は整流子またはスリップリング
等の回転部であり、回転部3は矢印の方向にいずれに回
転してもよい。このように、2層からなるブラシは、回
転部に良好な摺動面を生成させ、ブラシと回転部との接
触状態の悪化に起因するブラシ摩耗の過大、火花の発生
を抑えようとしている。回転電機の整流子、スリップリ
ングは、運転当初はブラシとのなじみが充分ではないの
で、ブラシとのなじみを良くするため皮膜生成能力の高
いコークス系、黒鉛系のブラシ部材と、皮膜生成後は整
流または通電特性の優れたスート系のブラシとの2層か
らなるブラシが用いられている。
黒鉛質及び炭素質があるが、直流機整流用には電気黒鉛
質が用いられる。電気黒鉛質ブラシは種々の炭素原料を
配合して焼成の後、電気炉で黒鉛化したブラシの総称で
、カーボンブラックを原料とするスート系とピッチコー
クスを原料とするコークス系、黒鉛を主原料とする黒鉛
系に分けられる。一般にスート系は抵抗率が高く、整流
特性に優れ、コークス系、黒鉛系は摩擦係数が小さく摩
耗が少ないなど摺動特性に優れている。 ブラシの選定に当たっては、整流特性重視の場合一般に
スート系ブラシを用い、抵抗整流の点から抵抗率及び接
触電圧降下が高く、粘性係数ξ/、?”−Eの大きいブ
ラシを選定する。中小型機では耐染こん性が重視される
ことが多い、その場合研磨性が少なく、皮膜生成能力が
高い緻密なブラシが選定される。可逆圧延用直流機のよ
うに過負荷が繰り返しかかる場合には、間歇的に大きな
火花が続くことがある。この場合火花に対する耐力が大
きく整流子面荒れが生じにくいブラシが要求され、コー
クス系の低抵抗ブラシが用いられる。 このように、回転電機用のブラシには種々の特性のもの
があり、多くは1種類の材質のブラシ部材で作られてい
るが、特性の異なる2種類のブラシ部材からなるブラシ
がある。 第3図は従来例によるこの種ブラシの構成図で、ブラシ
1は皮膜生成能力の高いブラシ部材1aと整流2通電性
能の高いブラシ部材1bからなり、両方のブラシ部材1
a、lbは互いに半分の断面積である。2はブラシlを
保持する保持器側壁、3は整流子またはスリップリング
等の回転部であり、回転部3は矢印の方向にいずれに回
転してもよい。このように、2層からなるブラシは、回
転部に良好な摺動面を生成させ、ブラシと回転部との接
触状態の悪化に起因するブラシ摩耗の過大、火花の発生
を抑えようとしている。回転電機の整流子、スリップリ
ングは、運転当初はブラシとのなじみが充分ではないの
で、ブラシとのなじみを良くするため皮膜生成能力の高
いコークス系、黒鉛系のブラシ部材と、皮膜生成後は整
流または通電特性の優れたスート系のブラシとの2層か
らなるブラシが用いられている。
【発明が解決しようとする課題】
従来の回転電機の整流子またはスリップリングの運転開
始後まだ酸化皮膜が生成されていない時と、運転時間を
経過して酸化皮膜が生成された時とは、従来ブラシの整
流特性または通電特性は同一の状態で使用されていたの
で、ブラシの作用は一定のままなので、摺動状態が不安
定になりやすい。 この発明は、特性の異なる2つのブラシ部材からなり、
回転部と接触する摺動面のそれぞれのブラシ部材の面積
の割合が、ブラシの摩耗に伴って次第に変化するように
したブラシを提供することを目的とする。
始後まだ酸化皮膜が生成されていない時と、運転時間を
経過して酸化皮膜が生成された時とは、従来ブラシの整
流特性または通電特性は同一の状態で使用されていたの
で、ブラシの作用は一定のままなので、摺動状態が不安
定になりやすい。 この発明は、特性の異なる2つのブラシ部材からなり、
回転部と接触する摺動面のそれぞれのブラシ部材の面積
の割合が、ブラシの摩耗に伴って次第に変化するように
したブラシを提供することを目的とする。
上記目的は、回転電機に用いられ、特性が異なる2つの
ブラシ部材からなるブラシにおいて、前記ブラシの回転
部への押圧方向と垂直な面の断面積が一定で、かつ前記
2つのブラシ部材の断面積の割合がブラシの先端から後
端にかけて緩やかに連続的に変化するように構成したブ
ラシによって達成される。
ブラシ部材からなるブラシにおいて、前記ブラシの回転
部への押圧方向と垂直な面の断面積が一定で、かつ前記
2つのブラシ部材の断面積の割合がブラシの先端から後
端にかけて緩やかに連続的に変化するように構成したブ
ラシによって達成される。
この発明は、ブラシの回転部への押圧方向と垂直な面の
断面積が一定で、かつ前記2つのブラシ部材の断面積の
割合がブラシの先端から後端にかけて緩やかに連続的に
変化するように構成したので、ブラシの摩耗に伴って特
性の異なる2つのブラシ部材の回転部への接触面積の割
合が変化し、運転当初は皮膜生成性能の高いブラシ部材
の接触割合が多く、運転時間が経過するに伴って次第に
整流または通電特性の高いブラシ部材の接触割合が増加
する。
断面積が一定で、かつ前記2つのブラシ部材の断面積の
割合がブラシの先端から後端にかけて緩やかに連続的に
変化するように構成したので、ブラシの摩耗に伴って特
性の異なる2つのブラシ部材の回転部への接触面積の割
合が変化し、運転当初は皮膜生成性能の高いブラシ部材
の接触割合が多く、運転時間が経過するに伴って次第に
整流または通電特性の高いブラシ部材の接触割合が増加
する。
以下図面に基づいて、この発明の詳細な説明する。第1
図及び第2図はこの発明の実施例によるブラシの構成図
であり、第3図と同じ部位は同じ番号を付している。第
1図において1aは通電性能の高いスート系の材質から
なるブラシ部材、1bは皮膜生成能力の高いコークス系
、黒鉛系の材質からなるブラシ部材であり、2は保持器
側壁、3は回転部である。ブラシ1の回転部3への押圧
方向と垂直な面の断面積が一定で、かつ2つのブラシ部
材1aと1bの断面積の割合が、ブラシ1の先端から後
端にかけて緩やかに連続的に変化するように構成してい
る。回転部3が矢印の方向に回転する時、運転開始当初
はブラシ1の押圧方向と垂直な面の皮膜生成能力の高い
ブラシ部材1bの断面積が広く、通電性能の高いブラシ
部材1aの断面積は狭いので、皮膜生成が容易に行われ
、運転時間の経過に伴ってブラシが摩耗するとともに、
回転部3の表面に酸化皮膜が生成され、次第に直線的に
皮膜生成能力の高いブラシ部材1bの断面積が減って、
逆に通電性能の高いブラシ部材1aの断面積が増加し、
通電作用が良くなる。 第2図においては、皮膜生成能力の高いブラシ部材1b
の断面積が減り逆に通電性能の高いブラシ部材1aの断
面積が増える割合が、運転当初緩やかで、運転時間の経
過とともに第1図の例よりも両ブラシ部材の断面積の変
化が大きくなる。
図及び第2図はこの発明の実施例によるブラシの構成図
であり、第3図と同じ部位は同じ番号を付している。第
1図において1aは通電性能の高いスート系の材質から
なるブラシ部材、1bは皮膜生成能力の高いコークス系
、黒鉛系の材質からなるブラシ部材であり、2は保持器
側壁、3は回転部である。ブラシ1の回転部3への押圧
方向と垂直な面の断面積が一定で、かつ2つのブラシ部
材1aと1bの断面積の割合が、ブラシ1の先端から後
端にかけて緩やかに連続的に変化するように構成してい
る。回転部3が矢印の方向に回転する時、運転開始当初
はブラシ1の押圧方向と垂直な面の皮膜生成能力の高い
ブラシ部材1bの断面積が広く、通電性能の高いブラシ
部材1aの断面積は狭いので、皮膜生成が容易に行われ
、運転時間の経過に伴ってブラシが摩耗するとともに、
回転部3の表面に酸化皮膜が生成され、次第に直線的に
皮膜生成能力の高いブラシ部材1bの断面積が減って、
逆に通電性能の高いブラシ部材1aの断面積が増加し、
通電作用が良くなる。 第2図においては、皮膜生成能力の高いブラシ部材1b
の断面積が減り逆に通電性能の高いブラシ部材1aの断
面積が増える割合が、運転当初緩やかで、運転時間の経
過とともに第1図の例よりも両ブラシ部材の断面積の変
化が大きくなる。
この発明は、ブラシの回転部への押圧方向と垂直な面の
断面積が一定で、かつ特性が異なる2つのブラシ部材の
断面積の割合が、ブラシの先端から後端にかけて緩やか
に連続的に変化するように構成したので、運転当初は皮
膜生成能力の高いブラシ部材の接触割合が多く、回転部
に皮膜生成を容易にし、運転時間の経過とともに整流9
通電性能の高いブラシ部材の接触割合が増加して整流ま
たは通電を容易にし、ブラシ摩耗を少な(しかつ接触面
から火花の発生を少なくすることができる。
断面積が一定で、かつ特性が異なる2つのブラシ部材の
断面積の割合が、ブラシの先端から後端にかけて緩やか
に連続的に変化するように構成したので、運転当初は皮
膜生成能力の高いブラシ部材の接触割合が多く、回転部
に皮膜生成を容易にし、運転時間の経過とともに整流9
通電性能の高いブラシ部材の接触割合が増加して整流ま
たは通電を容易にし、ブラシ摩耗を少な(しかつ接触面
から火花の発生を少なくすることができる。
第1図はこの発明の実施例によるブラシの構成図、第2
図はこの発明の他の実施例によるブラシの構成図、第3
図は従来例によるブラシの構成図である。 1:ブラシ、la、lb:ブラシ部材、2:保持器側壁
、3:回転部。 1)゛つン 1 フ゛ラシ
図はこの発明の他の実施例によるブラシの構成図、第3
図は従来例によるブラシの構成図である。 1:ブラシ、la、lb:ブラシ部材、2:保持器側壁
、3:回転部。 1)゛つン 1 フ゛ラシ
Claims (1)
- 1)回転電機に用いられ、特性が異なる2つのブラシ部
材からなるブラシにおいて、前記ブラシの回転部への押
圧方向と垂直な面の断面積が一定で、かつ前記2つのブ
ラシ部材の断面積の割合がブラシの先端から後端にかけ
て緩やかに連続的に変化するように構成したことを特徴
とするブラシ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP20732989A JPH0371582A (ja) | 1989-08-10 | 1989-08-10 | ブラシ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP20732989A JPH0371582A (ja) | 1989-08-10 | 1989-08-10 | ブラシ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0371582A true JPH0371582A (ja) | 1991-03-27 |
Family
ID=16537951
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP20732989A Pending JPH0371582A (ja) | 1989-08-10 | 1989-08-10 | ブラシ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0371582A (ja) |
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5285126A (en) * | 1988-12-20 | 1994-02-08 | Hoffmann & Co. Elektrokohle Kg | Collector shoe and method for producing it |
US6232695B1 (en) | 1996-02-08 | 2001-05-15 | Valeo Electrical Systems, Inc. | Programmable brush for DC motors |
US6552467B1 (en) | 2000-04-21 | 2003-04-22 | Valeo Electrical Systems, Inc. | Integral noise filter within brush of electric motor |
US6559571B1 (en) * | 1996-02-08 | 2003-05-06 | Valeo Electrical Systems, Inc. | Programmable brush for DC motors |
US6909219B2 (en) * | 2000-06-28 | 2005-06-21 | Totankako Co., Ltd. | Carbon brush for electric machine |
WO2016063338A1 (ja) * | 2014-10-21 | 2016-04-28 | 三菱電機株式会社 | スタータ |
-
1989
- 1989-08-10 JP JP20732989A patent/JPH0371582A/ja active Pending
Cited By (10)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5285126A (en) * | 1988-12-20 | 1994-02-08 | Hoffmann & Co. Elektrokohle Kg | Collector shoe and method for producing it |
US6232695B1 (en) | 1996-02-08 | 2001-05-15 | Valeo Electrical Systems, Inc. | Programmable brush for DC motors |
US6559571B1 (en) * | 1996-02-08 | 2003-05-06 | Valeo Electrical Systems, Inc. | Programmable brush for DC motors |
US6552467B1 (en) | 2000-04-21 | 2003-04-22 | Valeo Electrical Systems, Inc. | Integral noise filter within brush of electric motor |
US6909219B2 (en) * | 2000-06-28 | 2005-06-21 | Totankako Co., Ltd. | Carbon brush for electric machine |
WO2016063338A1 (ja) * | 2014-10-21 | 2016-04-28 | 三菱電機株式会社 | スタータ |
JPWO2016063338A1 (ja) * | 2014-10-21 | 2017-04-27 | 三菱電機株式会社 | スタータ |
CN107076091A (zh) * | 2014-10-21 | 2017-08-18 | 三菱电机株式会社 | 起动器 |
CN107076091B (zh) * | 2014-10-21 | 2019-05-14 | 三菱电机株式会社 | 起动器 |
US10554104B2 (en) | 2014-10-21 | 2020-02-04 | Mitsubishi Electric Corporation | Starter |
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