JPH037003B2 - - Google Patents
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- JPH037003B2 JPH037003B2 JP60007065A JP706585A JPH037003B2 JP H037003 B2 JPH037003 B2 JP H037003B2 JP 60007065 A JP60007065 A JP 60007065A JP 706585 A JP706585 A JP 706585A JP H037003 B2 JPH037003 B2 JP H037003B2
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- Japan
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- valve lifter
- bore
- lubricating oil
- lifter
- lubricant
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- 239000010687 lubricating oil Substances 0.000 claims abstract description 31
- 238000002485 combustion reaction Methods 0.000 claims description 13
- 239000000314 lubricant Substances 0.000 abstract 7
- 238000010276 construction Methods 0.000 abstract 3
- 239000003921 oil Substances 0.000 description 11
- 238000005266 casting Methods 0.000 description 3
- 238000009434 installation Methods 0.000 description 3
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 3
- 238000005461 lubrication Methods 0.000 description 2
- 238000000034 method Methods 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 230000000149 penetrating effect Effects 0.000 description 1
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 1
Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F01—MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; ENGINE PLANTS IN GENERAL; STEAM ENGINES
- F01L—CYCLICALLY OPERATING VALVES FOR MACHINES OR ENGINES
- F01L1/00—Valve-gear or valve arrangements, e.g. lift-valve gear
- F01L1/12—Transmitting gear between valve drive and valve
- F01L1/14—Tappets; Push rods
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F01—MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; ENGINE PLANTS IN GENERAL; STEAM ENGINES
- F01L—CYCLICALLY OPERATING VALVES FOR MACHINES OR ENGINES
- F01L1/00—Valve-gear or valve arrangements, e.g. lift-valve gear
- F01L1/20—Adjusting or compensating clearance
- F01L1/22—Adjusting or compensating clearance automatically, e.g. mechanically
- F01L1/24—Adjusting or compensating clearance automatically, e.g. mechanically by fluid means, e.g. hydraulically
- F01L1/245—Hydraulic tappets
- F01L1/25—Hydraulic tappets between cam and valve stem
- F01L1/252—Hydraulic tappets between cam and valve stem for side-valve engines
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F01—MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; ENGINE PLANTS IN GENERAL; STEAM ENGINES
- F01M—LUBRICATING OF MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; LUBRICATING INTERNAL COMBUSTION ENGINES; CRANKCASE VENTILATING
- F01M11/00—Component parts, details or accessories, not provided for in, or of interest apart from, groups F01M1/00 - F01M9/00
- F01M11/02—Arrangements of lubricant conduits
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F01—MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; ENGINE PLANTS IN GENERAL; STEAM ENGINES
- F01M—LUBRICATING OF MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; LUBRICATING INTERNAL COMBUSTION ENGINES; CRANKCASE VENTILATING
- F01M9/00—Lubrication means having pertinent characteristics not provided for in, or of interest apart from, groups F01M1/00 - F01M7/00
- F01M9/10—Lubrication of valve gear or auxiliaries
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F01—MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; ENGINE PLANTS IN GENERAL; STEAM ENGINES
- F01M—LUBRICATING OF MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; LUBRICATING INTERNAL COMBUSTION ENGINES; CRANKCASE VENTILATING
- F01M9/00—Lubrication means having pertinent characteristics not provided for in, or of interest apart from, groups F01M1/00 - F01M7/00
- F01M9/10—Lubrication of valve gear or auxiliaries
- F01M9/104—Lubrication of valve gear or auxiliaries of tappets
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Valve-Gear Or Valve Arrangements (AREA)
- Lubrication Of Internal Combustion Engines (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
［産業上の利用分野］
本発明は、内燃機関のメカニカルバルブリフタ
装置に係り、更に詳細には、リフタボアに開口し
た潤滑油通路を有する内燃機関に用いられるメカ
ニカルバルブリフタ装置に係る。
装置に係り、更に詳細には、リフタボアに開口し
た潤滑油通路を有する内燃機関に用いられるメカ
ニカルバルブリフタ装置に係る。
［従来の技術］
自動車等の車輌に用いられる内燃機関のバルブ
リフタ装置には、油圧機構を組込まれていない通
常のメカニカル式のものと、実開昭57−160905号
公報に示されている如く、油圧装置を含みラツシ
ユアジヤスタ作用を行う油圧式のものとがあり、
油圧式バルブリフタ部材を用いる内燃機関に於て
は、リフタボアに組み込まれた油圧式バルブリフ
タ部材の油室へ油圧を供給するために、前記リフ
タボアに開口してリフタボア内の油圧式バルブリ
フタ部材の側周面に設けられた油取入ポートに連
通する潤滑油通路が設けられている。
リフタ装置には、油圧機構を組込まれていない通
常のメカニカル式のものと、実開昭57−160905号
公報に示されている如く、油圧装置を含みラツシ
ユアジヤスタ作用を行う油圧式のものとがあり、
油圧式バルブリフタ部材を用いる内燃機関に於て
は、リフタボアに組み込まれた油圧式バルブリフ
タ部材の油室へ油圧を供給するために、前記リフ
タボアに開口してリフタボア内の油圧式バルブリ
フタ部材の側周面に設けられた油取入ポートに連
通する潤滑油通路が設けられている。
［発明が解決しようとする課題］
機関部品の多種類化を回避するために、上述の
如き油圧式バルブリフタ部材を組込むよう設計さ
れた内燃機関のシリンダブロツクをそのまま用い
てメカニカル式バルブリフタ部材を用いる内燃機
関を製造することが考えられる。
如き油圧式バルブリフタ部材を組込むよう設計さ
れた内燃機関のシリンダブロツクをそのまま用い
てメカニカル式バルブリフタ部材を用いる内燃機
関を製造することが考えられる。
メカニカルバルブリフタ装置のバルブリフタ部
材は、一般に、側壁部と底壁部を有するカツプ状
をなしていて、その底壁部にてカムに当接するよ
うになつており、該バルブリフタ部材の側壁部に
は底壁部に近い位置にカツプ内部に流入した潤滑
油を逃しまたこの潤滑油によつて前記カムとの当
接部の潤滑を行うための油逃し用の貫通孔が設け
られている。従つてかかるバルブリフタ部材を上
記の如き潤滑油通路を備えたシリンダブロツクに
組込もうとするときには、バルブリフタ部材の摺
動過程に於て前記貫通孔がリフタボアに開口した
前記潤滑油通路に一時的にでも重なることがある
と、前記潤滑油通路の潤滑油が前記貫通孔より外
部に多量に流出するので、機関潤滑系に於ける潤
滑油圧力が大幅に低下する虞れがある。
材は、一般に、側壁部と底壁部を有するカツプ状
をなしていて、その底壁部にてカムに当接するよ
うになつており、該バルブリフタ部材の側壁部に
は底壁部に近い位置にカツプ内部に流入した潤滑
油を逃しまたこの潤滑油によつて前記カムとの当
接部の潤滑を行うための油逃し用の貫通孔が設け
られている。従つてかかるバルブリフタ部材を上
記の如き潤滑油通路を備えたシリンダブロツクに
組込もうとするときには、バルブリフタ部材の摺
動過程に於て前記貫通孔がリフタボアに開口した
前記潤滑油通路に一時的にでも重なることがある
と、前記潤滑油通路の潤滑油が前記貫通孔より外
部に多量に流出するので、機関潤滑系に於ける潤
滑油圧力が大幅に低下する虞れがある。
ところで、バルブリフタ部材は、通常鋳造によ
つて製作されるので、中子の巾木部を丁度前記の
油逃し用貫通孔の部分に対応させることにより、
該巾木部を利用してカツプ状バルブリフタ部材の
側壁部の底壁部に近い位置に油逃し孔用の貫通孔
を形成することができるが、多数のバルブリフタ
部材を一度に高能率にて製造するためには、後程
第３図を参照して説明する如く、側壁部の開口端
に近い位置にも中子のための巾木部を設け、これ
にて相隣り合う中子同志を連結するするのが好ま
しい。しかしこのように側壁部開口端近くにも巾
木部が設けられると、鋳造されたバルブリフタ部
材はその開口端近くにも側壁部を貫通する孔が形
成されるので、かかるバルブリフタ部材を前記潤
滑油通路を備えたシリンダブロツクに組込むとき
には、この孔が前記潤滑油通路に重なる虞れがあ
る。
つて製作されるので、中子の巾木部を丁度前記の
油逃し用貫通孔の部分に対応させることにより、
該巾木部を利用してカツプ状バルブリフタ部材の
側壁部の底壁部に近い位置に油逃し孔用の貫通孔
を形成することができるが、多数のバルブリフタ
部材を一度に高能率にて製造するためには、後程
第３図を参照して説明する如く、側壁部の開口端
に近い位置にも中子のための巾木部を設け、これ
にて相隣り合う中子同志を連結するするのが好ま
しい。しかしこのように側壁部開口端近くにも巾
木部が設けられると、鋳造されたバルブリフタ部
材はその開口端近くにも側壁部を貫通する孔が形
成されるので、かかるバルブリフタ部材を前記潤
滑油通路を備えたシリンダブロツクに組込むとき
には、この孔が前記潤滑油通路に重なる虞れがあ
る。
本発明は、側壁部と底壁部を有するカツプ状の
リフタ部材がその側壁部の底壁部に近い位置と開
口端に近い位置に貫通孔を有していても、これを
リフタボアに開口する潤滑油通路を有するシリン
ダブロツクに潤滑油圧力が低下する如き不具合を
生じないよう組込んだ内燃機関のメカニカルバル
ブリフタ装置を提供することを課題としている。
リフタ部材がその側壁部の底壁部に近い位置と開
口端に近い位置に貫通孔を有していても、これを
リフタボアに開口する潤滑油通路を有するシリン
ダブロツクに潤滑油圧力が低下する如き不具合を
生じないよう組込んだ内燃機関のメカニカルバル
ブリフタ装置を提供することを課題としている。
［課題を解決するための手段］
上述の如き課題は、本発明によれば、リフタボ
アに開口した潤滑油通路を有する内燃機関のメカ
ニカルバルブリフタ装置にして、側壁部と底壁部
を有するカツプ状をなし前記リフタボアに摺動可
能に挿入されたバルブリフタ部材を有し、前記バ
ルブリフタ部材はその側壁部の底壁部に近い位置
に通常作動時の全行程に於て前記潤滑油通路とは
連通しないが前記リフタボアより一時露出する貫
通孔を有しており、またその側壁部の開口端に近
い位置に通常作動時の全行程に於て前記潤滑油通
路とは連通しない貫通孔を有していることを特徴
とするメカニカルバルブリフタ装置によつて達成
される。
アに開口した潤滑油通路を有する内燃機関のメカ
ニカルバルブリフタ装置にして、側壁部と底壁部
を有するカツプ状をなし前記リフタボアに摺動可
能に挿入されたバルブリフタ部材を有し、前記バ
ルブリフタ部材はその側壁部の底壁部に近い位置
に通常作動時の全行程に於て前記潤滑油通路とは
連通しないが前記リフタボアより一時露出する貫
通孔を有しており、またその側壁部の開口端に近
い位置に通常作動時の全行程に於て前記潤滑油通
路とは連通しない貫通孔を有していることを特徴
とするメカニカルバルブリフタ装置によつて達成
される。
［発明の作用及び効果］
上述の如き構成によれば、バルブリフタ部材の
鋳造に当つて巾木部の設置位置が工夫されている
ことにより、中子の上下両端部付近にそれぞれ巾
木部を接続しても、バルブリフタ部材の摺動過程
に於て巾木部より生じた側壁部の二つの貫通孔前
記潤滑油通路とは連通しないが、その内の一つは
油逃し孔としてリフタボアより一時露出して底壁
部のカム当接面の潤滑に必要な潤滑油の流出を行
うようなバルブリフタ部材を備えた内燃機関のメ
カニカルバルブリフタ装置を、油圧式バルブリフ
タ部材を用いる内燃機関と共通のシリンダブロツ
クの設計に基いて得ることができる。
鋳造に当つて巾木部の設置位置が工夫されている
ことにより、中子の上下両端部付近にそれぞれ巾
木部を接続しても、バルブリフタ部材の摺動過程
に於て巾木部より生じた側壁部の二つの貫通孔前
記潤滑油通路とは連通しないが、その内の一つは
油逃し孔としてリフタボアより一時露出して底壁
部のカム当接面の潤滑に必要な潤滑油の流出を行
うようなバルブリフタ部材を備えた内燃機関のメ
カニカルバルブリフタ装置を、油圧式バルブリフ
タ部材を用いる内燃機関と共通のシリンダブロツ
クの設計に基いて得ることができる。
［実施例］
以下に添付の図を参照して本発明を実施例につ
いて詳細に説明する。
いて詳細に説明する。
第１図及び第２図は本発明によるメカニカルバ
ルブリフタ装置を備えた内燃機関の一つの実施例
を示している。これらの図に於て、１はシリンダ
ブロツクを、２はシリンダヘツドを、３はシリン
ダヘツドカバーを各々示している。
ルブリフタ装置を備えた内燃機関の一つの実施例
を示している。これらの図に於て、１はシリンダ
ブロツクを、２はシリンダヘツドを、３はシリン
ダヘツドカバーを各々示している。
シリンダブロツク１にはシリンダボア４が設け
られており、シリンダボア４にはピストン５が組
込まれている。シリンダヘツド２には吸気ポート
６と図示されていない排気ポートとが設けられて
おり、吸気ポート６は吸気弁７によつて、排気ポ
ートは図示されていない排気弁によつて各々開閉
されるようになつている。
られており、シリンダボア４にはピストン５が組
込まれている。シリンダヘツド２には吸気ポート
６と図示されていない排気ポートとが設けられて
おり、吸気ポート６は吸気弁７によつて、排気ポ
ートは図示されていない排気弁によつて各々開閉
されるようになつている。
シリンダヘツド２にはロツカアーム軸８が取付
けられており、該ロツカアーム軸には各吸気弁及
び排気弁毎にロツカアーム９が各々揺動可能に取
付けられている。ロツカアーム９は各々一端にて
吸気弁７或いは図示されていない排気弁のステム
部先端に係合し、他端にナツト１０よつて固定さ
れたアジヤストスクリユ１１を有している。
けられており、該ロツカアーム軸には各吸気弁及
び排気弁毎にロツカアーム９が各々揺動可能に取
付けられている。ロツカアーム９は各々一端にて
吸気弁７或いは図示されていない排気弁のステム
部先端に係合し、他端にナツト１０よつて固定さ
れたアジヤストスクリユ１１を有している。
シリンダブロツク１にはロツカアーム９の各々
に対応してリフタボア１２が形成されており、リ
フタボア１２には各々メカニカルバルブリフタ用
のカツプ状のバルブリフタ部材１３がその軸線方
向に摺動可能に挿入されている。バルブリフタ部
材１３は各々底壁部１４にてカム軸１５のカム１
６に係合し、プツシユロツド１８によつて各ロツ
カアーム９のアジヤストスクリユ１１に駆動連結
され、カム１６の回転に伴なつてリフタボア１２
内をその軸線方向に所定のストロークをもつて往
復動するようになつている。
に対応してリフタボア１２が形成されており、リ
フタボア１２には各々メカニカルバルブリフタ用
のカツプ状のバルブリフタ部材１３がその軸線方
向に摺動可能に挿入されている。バルブリフタ部
材１３は各々底壁部１４にてカム軸１５のカム１
６に係合し、プツシユロツド１８によつて各ロツ
カアーム９のアジヤストスクリユ１１に駆動連結
され、カム１６の回転に伴なつてリフタボア１２
内をその軸線方向に所定のストロークをもつて往
復動するようになつている。
シリンダブロツク１は第４図に示されている如
き油圧式バルブリフタ部材が用いられるものとの
兼用化のためにリフタボア１２を横切つて延在し
てリフタボア１２の内周面に開口して潤滑油通路
１９を有している。バルブリフタ部材１３の側壁
部には底壁部に近い位置と開口端に近い位置に貫
通孔２０が設けられている。これら二つの貫通孔
２０はいずれもバルブリフタ部材１３の通常作動
時に於ける全行程に於て潤滑油通路１６と連通し
ない位置に設けられており、このうち底壁部１４
に近い方の貫通孔２０は、第２図に良く示されて
いる如く、バルブリフタ部材１３が最も降下した
時にはリフタボア１２より露出してバルブリフタ
部材１３の内部に溜つた潤滑油を外部へ流出させ
るための油逃し孔として作用するようになつてい
る。これより流出して潤滑油はカム１６と底壁部
１４との当接部へ流れて該部分の潤滑を行う。
き油圧式バルブリフタ部材が用いられるものとの
兼用化のためにリフタボア１２を横切つて延在し
てリフタボア１２の内周面に開口して潤滑油通路
１９を有している。バルブリフタ部材１３の側壁
部には底壁部に近い位置と開口端に近い位置に貫
通孔２０が設けられている。これら二つの貫通孔
２０はいずれもバルブリフタ部材１３の通常作動
時に於ける全行程に於て潤滑油通路１６と連通し
ない位置に設けられており、このうち底壁部１４
に近い方の貫通孔２０は、第２図に良く示されて
いる如く、バルブリフタ部材１３が最も降下した
時にはリフタボア１２より露出してバルブリフタ
部材１３の内部に溜つた潤滑油を外部へ流出させ
るための油逃し孔として作用するようになつてい
る。これより流出して潤滑油はカム１６と底壁部
１４との当接部へ流れて該部分の潤滑を行う。
バルブリフタ部材１３の側壁部に開口する二つ
の貫通孔２０は、第３図に示されている如く、バ
ルブリフタ部材１３の鋳造による製造過程に於
て、図示の如き構造の連結中子２１の巾木部２２
によつて必然的に形成されるものであり、貫通孔
２０の配設部位は巾木部２２の設置位置により決
まる。
の貫通孔２０は、第３図に示されている如く、バ
ルブリフタ部材１３の鋳造による製造過程に於
て、図示の如き構造の連結中子２１の巾木部２２
によつて必然的に形成されるものであり、貫通孔
２０の配設部位は巾木部２２の設置位置により決
まる。
従つて連結中子２１の巾木部２２の設置位置が
適宜に設定されることにより、貫通孔２０の設置
位置は上述の如き条件を満たす位置、即ちバルブ
リフタ部材１３の通常作動時に於ける全行程に於
て潤滑油通路１９と整合連通しないが、底壁部１
４に近い側の貫通孔は全行程の一時期にリフタボ
ア１２より露出する位置に設けられる。
適宜に設定されることにより、貫通孔２０の設置
位置は上述の如き条件を満たす位置、即ちバルブ
リフタ部材１３の通常作動時に於ける全行程に於
て潤滑油通路１９と整合連通しないが、底壁部１
４に近い側の貫通孔は全行程の一時期にリフタボ
ア１２より露出する位置に設けられる。
第４図は参考のために一般的な油圧式のバルブ
リフタ装置を示している。油圧式バルブリフタ装
置２５は、リフタボア１２に嵌合するカツプ状の
アウタケース２６と、アウタケース２６内に設け
られたプランジヤ部材２７及びプランジヤキヤツ
プ２８と、チエツクバルブボール２９と、チエツ
クバルブばね３０と、プランジヤばね３１とを含
んでおり、アウタケース２６には潤滑油通路１９
と連通して潤滑油をプランジヤ内部の油室３２に
導くための油取入ポート３３が設けられている。
リフタ装置を示している。油圧式バルブリフタ装
置２５は、リフタボア１２に嵌合するカツプ状の
アウタケース２６と、アウタケース２６内に設け
られたプランジヤ部材２７及びプランジヤキヤツ
プ２８と、チエツクバルブボール２９と、チエツ
クバルブばね３０と、プランジヤばね３１とを含
んでおり、アウタケース２６には潤滑油通路１９
と連通して潤滑油をプランジヤ内部の油室３２に
導くための油取入ポート３３が設けられている。
尚、上述の如き構造よりなる油圧式バルブリフ
タ２５の作用について、必要ならば、実開昭57−
160905号公報を参照されたい。
タ２５の作用について、必要ならば、実開昭57−
160905号公報を参照されたい。
以上に於ては、本発明を特定の実施例について
詳細に説明したが、本発明は、これに限定される
ものではなく、本発明の範囲内にて種々の実施例
が可能であることは当業者にとつて明らかであろ
う。
詳細に説明したが、本発明は、これに限定される
ものではなく、本発明の範囲内にて種々の実施例
が可能であることは当業者にとつて明らかであろ
う。
第１図は本発明によるメカニカルバルブリフタ
装置の一つの実施例を備えた内燃機関の一例を示
す縦断面図、第２図は第１図の線−に沿う拡
大断面図、第３図は本発明によるメカニカルバル
ブリフタ装置に於けるバルブリフタ部材の鋳造に
よる製造過程を示す縦断面図、第４図は一般的な
油圧式バルブリフタ装置の一例を示す縦断面図で
ある。 １……シリンダブロツク、２……シリンダヘツ
ド、３……シリンダヘツドカバー、４……シリン
ダボア、５……ピストン、６……吸気ポート、７
……吸気弁、８……ロツカアーム軸、９……ロツ
カアーム、１０……ナツト、１１……アジヤスト
スクリユ、１２……リフタボア、１３……バルブ
リフタ部材、１４……底壁部、１５……カム軸、
１６……カム、１８……プツシユロツド、１９…
…潤滑油通路、２０……貫通孔、２１……連結中
子、２２……巾木部、２５……油圧式バルブリフ
タ装置、２６……アウタケース、２７……プラン
ジヤ部材、２８……プランジヤキヤツプ、２９…
…チエツクバルブボール、３０……チエツクバル
ブばね、３１……プランジヤばね、３２……油
室、３３……油取入ポート。
装置の一つの実施例を備えた内燃機関の一例を示
す縦断面図、第２図は第１図の線−に沿う拡
大断面図、第３図は本発明によるメカニカルバル
ブリフタ装置に於けるバルブリフタ部材の鋳造に
よる製造過程を示す縦断面図、第４図は一般的な
油圧式バルブリフタ装置の一例を示す縦断面図で
ある。 １……シリンダブロツク、２……シリンダヘツ
ド、３……シリンダヘツドカバー、４……シリン
ダボア、５……ピストン、６……吸気ポート、７
……吸気弁、８……ロツカアーム軸、９……ロツ
カアーム、１０……ナツト、１１……アジヤスト
スクリユ、１２……リフタボア、１３……バルブ
リフタ部材、１４……底壁部、１５……カム軸、
１６……カム、１８……プツシユロツド、１９…
…潤滑油通路、２０……貫通孔、２１……連結中
子、２２……巾木部、２５……油圧式バルブリフ
タ装置、２６……アウタケース、２７……プラン
ジヤ部材、２８……プランジヤキヤツプ、２９…
…チエツクバルブボール、３０……チエツクバル
ブばね、３１……プランジヤばね、３２……油
室、３３……油取入ポート。
Claims (1)
- １ リフタボアに開口した潤滑油通路を有する内
燃機関のメカニカルバルブリフタ装置にして、側
壁部と底壁部を有するカツプ状をなし前記リフタ
ボアに摺動可能に挿入されたバルブリフタ部材を
有し、前記バルブリフタ部材はその側壁部の底壁
部に近い位置に通常作動時の全行程に於て前記潤
滑油通路とは連通しないが前記リフタボアより一
時露出する貫通孔を有しており、またその側壁部
の開口端に近い位置に通常作動時の全行程に於て
前記潤滑油通路とは連通しない貫通孔を有してい
ることを特徴とするメカニカルバルブリフタ装
置。
Priority Applications (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP60007065A JPS61167109A (ja) | 1985-01-18 | 1985-01-18 | 内燃機関のメカニカルバルブリフタ装置 |
| US06/780,431 US4677945A (en) | 1985-01-18 | 1985-09-26 | Mechanical valve lifter construction adapted for mechanical/hydraulic valve lifter interchangability |
| DE19853539216 DE3539216A1 (de) | 1985-01-18 | 1985-11-05 | Mechanische ventilstoesselkonstruktion |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP60007065A JPS61167109A (ja) | 1985-01-18 | 1985-01-18 | 内燃機関のメカニカルバルブリフタ装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS61167109A JPS61167109A (ja) | 1986-07-28 |
| JPH037003B2 true JPH037003B2 (ja) | 1991-01-31 |
Family
ID=11655663
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP60007065A Granted JPS61167109A (ja) | 1985-01-18 | 1985-01-18 | 内燃機関のメカニカルバルブリフタ装置 |
Country Status (3)
| Country | Link |
|---|---|
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| JP (1) | JPS61167109A (ja) |
| DE (1) | DE3539216A1 (ja) |
Families Citing this family (2)
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|---|---|---|---|---|
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| EP3526450B1 (en) * | 2016-10-17 | 2024-05-08 | Eaton Intelligent Power Limited | Hydraulic lash adjuster assembly sleeves |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5526493U (ja) * | 1978-08-10 | 1980-02-20 |
Family Cites Families (11)
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| US2682863A (en) * | 1949-06-14 | 1954-07-06 | Eaton Mfg Co | Valve tappet |
| US2749891A (en) * | 1952-07-19 | 1956-06-12 | Eaton Mfg Co | Automatic length adjusting mechanism |
| US3024775A (en) * | 1960-04-29 | 1962-03-13 | Wuest Clemens | Valve tappet |
| US3059627A (en) * | 1960-11-03 | 1962-10-23 | Johnson Products Inc | Tappet with pressed fit push rod seat |
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| US3238933A (en) * | 1964-05-25 | 1966-03-08 | Johnson Products Inc | Tappet |
| US3322104A (en) * | 1966-05-27 | 1967-05-30 | Eaton Yale & Towne | Tappet |
| DE2835912C2 (de) * | 1978-08-16 | 1981-12-03 | M.A.N. Maschinenfabrik Augsburg-Nürnberg AG, 8500 Nürnberg | Flachstößel für Ventilantriebe |
-
1985
- 1985-01-18 JP JP60007065A patent/JPS61167109A/ja active Granted
- 1985-09-26 US US06/780,431 patent/US4677945A/en not_active Expired - Fee Related
- 1985-11-05 DE DE19853539216 patent/DE3539216A1/de active Granted
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5526493U (ja) * | 1978-08-10 | 1980-02-20 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS61167109A (ja) | 1986-07-28 |
| DE3539216A1 (de) | 1986-07-24 |
| DE3539216C2 (ja) | 1990-04-19 |
| US4677945A (en) | 1987-07-07 |
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