JPH0369718A - ソイル・ネイル打ち込み方法およびその装置 - Google Patents

ソイル・ネイル打ち込み方法およびその装置

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JPH0369718A
JPH0369718A JP2111870A JP11187090A JPH0369718A JP H0369718 A JPH0369718 A JP H0369718A JP 2111870 A JP2111870 A JP 2111870A JP 11187090 A JP11187090 A JP 11187090A JP H0369718 A JPH0369718 A JP H0369718A
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  • Investigation Of Foundation Soil And Reinforcement Of Foundation Soil By Compacting Or Drainage (AREA)
  • Conveying And Assembling Of Building Elements In Situ (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明はソイル・ネイル(土止め釘状物)打ち込み、特
に地盤内にソイル・ネイルを置く方法とその装置に関す
るものである。ソイル・ネイルとして知られる細長い強
化部材を列状に土中に打ち込んで地盤のバルク特性を改
良することによって地盤強化を提供することが知られて
いる。
たとえば、英国公報1580142号は、3〜15メー
トルの長さのソイル棒やフィル管が、固定されるために
格子状に分布されるように配置された使用について開示
している。ヨーロッパ公報02369258号は、埋め
込むために十分な推進力で発射機から発射し、地盤強化
列を提供する杭の使用について開示している。
このような方法の不利な点は、深い貫入が必要とされる
場所で、特にネイルが発射機から発射されるときに、ソ
イル・ネイルの長さのために操作困難な事態を招くかも
知れないという点である。
発射機は、発射のさい長く細いネイルを曲げたり、ゆが
めたりすることなく発射するよう設計されるべきである
し、また、異なった長さのネイルを申し分なく発射でき
なくてはならない。発射機からの発射の際の別の問題は
、貫入深度の制御である。
ヨーロッパ公報0239258号は、表面被覆を通して
発射される拡大ヘッドを有して、ヘッドとの衝突で杭が
拘束されるようにした杭の使用について開示している。
しかし、表面被覆が要求されない場所ではこの開示され
た技術は多くの用途があるが、その場合には貫入深度の
制御が困難である。
本発明も、そこにソイル・ネイル発射機を配置すること
が困難または不都合な根切り(掘削)部域に隣接する地
盤を強化する方法を提供するものである。
本発明の提供するソイル・ネイル打ち込み方法は、第1
の細長い管状部材を地盤に打ち込み、次に第2の細長い
部材を、この第2部材が、それが第1部材の延長となる
位置へ第1部材によってガイドされるように第1部材に
よって形成される穴を通して地盤の中へ打ち込み、また
第2部材の発射機からの発射を、その第2部材が上記の
穴に人りかつその延長位置へ移動するのに十分なモーメ
ントで行って地盤に打ち込むことによってソイル・ネイ
ルを地盤中に置くことを特徴とする。
この方法の長所は、ソイル・ネイルの打ち込み深度を便
利かつ効率的な方法で拡張できるとともに強化部材の過
度の長さに対処しなければならない問題がないことであ
る。
好ましくは、第1部材も、同部材を地盤に貫入させかつ
埋め込むに十分なモーメントで発射機から発射して地盤
に打ち込むことである。この方法で地盤内に置かれる部
材が周囲の土壌に与える外乱摂動は、ソイル・ネイルを
ドIJ IJソング穿孔)またはハンマードライブで所
定位置へ打ち込む従来の方法と比較すれば、最小限とな
る。
上記第2部材は管状として穴を延長するようにしてもよ
く、また1つもしくはそれ以上の別の細長い部材を、そ
の延長穴を通じて発射機から発射することによって地盤
中に打ち込み、1つもしくはそれ以上の延長部をそれぞ
れ形成してもよい。
ソイル・ネイルの貫入深度をこれによって所望の深度ま
で異なる段階をつけて延長してもよい。
好ましくは、ソイル・ネイルを含む部材を、組立てたネ
イルが剪断力や引張負荷および圧縮負荷の両方に難なく
耐え得るようにグラウトすなわち樹脂ジヨイントで連結
することである。
また、強化部材は穴の内部に置いて強度を追加するのが
好ましい。
好ましくは、その中で部材を発射し地盤面と相対的に位
置付けた管状胴を有する発射機から部材を発射して胴の
開放端と地盤面との間の部材移動距離を部材の長さのせ
いぜい半分にすることにより、部材の座屈や/または偏
向に耐えるようにすることである。
こうして上記網は、特に石その他の固い物体をかすめる
場合に地盤との衝突時に起こりがちな部材の反りに耐え
る管状ガイドとなる。この反りの大きさはその部材の中
点において最大となるので、胴のガイド効果はその中点
が地盤との衝突の瞬間においてまだ胴の内部にあれば最
大となる。胴はまた初期飛行経路からの角度での偏向に
耐える部材ガイドにもなる。初期貫入諸段階でのガイダ
ンスは特に重要であり、これはその後の部材の地盤内軌
道が貫入時の初期軌道にほぼ追従するからである。
好ましくは、部材を発射胴に動き嵌めし、その部材には
発射の際にその部材を胴の中に同軸的にガイドするサボ
(発射時に部材を保持するもので、弾丸で言えば装弾筒
にあたるもの)を装着することである。
こうして、適当な寸法のサボを装着することによって同
−発射胴を使用して直径の異る部材を発射することがで
きる。
また好ましくは、サボに作用するガス圧力によって部材
を発射機から発射することである。サボを最初は部材の
前端に隣接して置き、後端の位置まで摺動自在として、
部材が地盤を所定の程度に貫入した後で第1部材の移動
を拘束する部材の径方向拡大部をそのサボによって形成
するようにすることが好ましい。
第2およびそれ以上の部材には同様にして、胴から出る
際に砕けて、部材が穴の中に入る前に廃棄されるような
種類のサボを装着することもできる。また好ましくは、
発射機が、胴から同軸的に突出しまた、すでに発射され
た第1部材のサボに係合自在の心合せ手段を有する管状
バッフルを含み、これによって、第2および/またはそ
れ以上の部材を発射する前に胴の軸線を穴に心合せする
ことができるようにすることである。
本発明の別の実施例によるソイル・ネイル打ち込み用装
置は、細長い部材と、上記部材を地盤中へ発射する発射
機と、上記部材をその装着位置において同軸的に受容す
る発射機の胴と、上記網と摺動接触した状態で上記部材
に装着される輪状サボとを含んでおり、上記部材は、第
1位置を越えて部材の前端に向う、部材と相対的な上記
サボの動きを制限する第1停止手役と、第2位置を越え
て部材の後端に向う、部材と相対的な上記サボの動きを
制限する第2停止手段とを有しており、これによって発
射機の発射の際に、上記サボはその第1位置においては
、上記部材をガイドし、また地盤との接触の瞬間にその
第2位置へ可動であって、地盤への部材の貫入深度を制
限する部材の径方向拡大部を構成するようになっている
この装置の長所は、貫入深度を容易に制御できることで
あって、これは表面被覆がない場合に特に重要である。
好ましくは、上記発射機が上記網と連通ずる室を形成す
る尾筒部を備え、上記部材は上記網と同軸心合せされて
上記の室を通って延長するように発射機内の装填位置に
置くことできるともに、上記尾筒部によって形成される
開口を通って室の後方へ突出しており、また上記発射機
は発射時に上記室へ圧縮ガスを入れる手段を含み、これ
によってその加圧ガスがサボに作用して胴中で部材を駆
動することである。
これにより、長さや直径が相異る部材を所定の発射機内
に収容できる。
また好ましくは、上記装置が、上記部材に摺動自在に取
付けられ、部材と尾筒部との間を密封して上記の室の後
端を閉じる輪状シールを形成することである。上記シー
ルは室からガスが逃げるのを防止し、また様々なサイズ
のシールを用いて様々な直径の部材を収容することがで
きる。
好ましくは、サボとシールとを、例えば多数の弾性条帯
である脆弱なリンクで接続し、それらの弾性条帯は、発
射台の発射の前にシールとサボが、その各々の位置に保
持されるように、相互に離れるように曲げるようにする
第二停止手段は、好ましくは、部材の後端に放射方向に
突出する形成部を有し、これを越えてシールが通過しな
いようにして、発射の際シールが形成部と係合しないよ
うにする。
放射方向形成部は、複数の、周縁に間隔をおいて配置さ
れるリブを有することが好ましい。
有利には、第一停止手段は、部材の前端に形成された環
状肩部を有するのがよい。サボは、肩部と係合するよう
に、部材に対して前方ヘテーパをつけたセグメントカラ
ーを有してもよい。
第一部材は、別の方法として、部材及びサボのそれぞれ
と係合する環状形成部を有するようにしてもよく、前記
形成部は、部材の後端方向のみに、部材に対してサボの
移動を容易にするため傾斜させてもよい。
本発明の別の局面によれば、ソイル・ネイルが、発射台
の胴から発射することによってネイルを地盤中に置くホ
イル打ち込み方法は、下記の段階、すなわち、ネイルを
胴の中に動き嵌めの状態で装填する段階と、上記胴に摺
動嵌めされるサボをネイルに装着する段階と、ネイルを
その中へ発射する地盤の表面から上記胴の前端が保隔さ
れるように上記胴を支持する段階と、加圧ガスを胴の中
に入れてサボに加速力を与えることによってサボとまた
このサボと共にネイルを胴の前端に向って駆動する段階
と、サボが胴から出るようにネイルを地盤表面に向って
移動させて、上記加速力を除去する段階と、その後ネイ
ルを連続移動させてネイル自体のモーメントで地盤の中
へそのネイルを貫入、埋め込む段階からなる。
この方法の長所は、地盤と衝突する前に加速力を除去す
ることで、例えば、ネイルの後部に力を加えてそのネイ
ルを地盤の中に連続的に押し込む場合に生じる軸方向圧
縮荷重がネイルに加えられることが回避されることであ
る。この軸方向圧縮荷重が加わるとネイルが曲り折げら
れたり、あるいは座屈させられるので、ネイルを地盤中
に置く正確さを低下させしまう。
好ましくは、発射機が発射に先立ってネイルの後部がそ
の中を通って突出する開口を形成する尾筒部を含むこと
であり、またサボを発射の際にネイルの前端に隣接した
位置でネイルに接続するのが好ましい。
この方法の長所は、発射の際に加速力がネイルの後端に
加えられるので、ネイルに軸方向の張力が与えられるこ
とである。この張力によって、それがなければ発射の際
にネイルを座屈させてしまうおそれのある、ネイルその
ものの内なる延引力が除去される。地盤との衝突の際に
ネイルが真直ぐであることは、曲折や座屈を回避しなけ
ればならない場合に極めて重要であるが、これは少しの
曲折でもそれが衝突の際に発生する圧縮によって増幅悪
化するからである。
本発明のまた別の特徴による、ソイル・ネイル打ち込み
用の装置は、使用時にソイル・ネイルを受容する胴と、
上記胴の前端地盤の表面から保隔されるようにその胴を
支持する支持手段とを含み、上記ソイル・ネイルは胴の
中に動き嵌めされまた、胴のに中で摺動自在なサボを装
着され、胴はその後端に、上記サボで閉じられる発射室
を形成する尾筒部を備えており、また加圧ガスを上記発
射室に加えてサボに加速力を与える発射手段を含んでお
り、これによってソイル・ネイルが、上記サボが胴を出
るまで下ろく力によって地盤表面に向って加速され、そ
の後ソイル・ネイルがそれ自体のモーメントで移動して
地盤に貫入してその中に埋め込まれるようになっている
好ましくは、この装置は上記胴の後方に位置して、その
胴と同軸関係で心合せされた状態にネイルの後部を維持
するガイド手段を含むことである。
上記支持手段は車両に取り付けられる連接アームを含ん
でもよい。上記装置はまた胴よりも内径が大きく、使用
時に胴の前端と地盤表面との間に延びるほぼ円筒形のバ
ッフルを含むこともできる。
またこのバッフルにベローズ部を設けてもよい。
本発明のまた更に別の特徴による、根切り(掘削)部域
に隣接する地盤における剪断破損に耐える地盤強化方法
は、下記の段階、すなわち、上記根切り部域にまたがる
ように第1の位置にレール手段を設ける段階と、上記レ
ール手段上に発射機を回動自在に支持して、レール手段
に対する様々な角度で発射機からソイル・ネイルを連続
発射してソイル・ネイル列が根切り部域の側壁に貫入さ
れて地盤に埋め込まれるようにする段階と、上記根切り
部域に沿って保隔された連続位置へ、レール手段のスパ
ンに対してほぼ直角の方向にレール手段を移動させる段
階と、上記各位置において上記同様に更なるソイル・ネ
イル列を発射する段階とからなる。
好ましくは、ソイル・ネイルを、根切り部域に隣接する
地盤中の限界的な破損表面を横断するように地盤に埋め
込むことである。
本発明の更にまた別の特徴による、根切り(掘削〉部域
に隣接する地盤における剪断破損に耐える地盤強化用装
置は、上記根切り部域にまたがるためのレール手段と、
根切り部域の側壁を通して隣接地盤にソイル・ネイルを
発射できるようにレール手段上に発射機を回動自在に支
持する支持手段と、上記根切り部域に沿った連続位置に
発射機を設置するレール手段のスパンに対してほぼ直角
の方向にレール手段を移動させる並進手段とを含んでい
る。
この装置はレール手段に対する支持手段の長手方向位置
を調整する手段を含んでもよい。
以下添付図面に従って、本発明を更に詳細に説明する。
第1図は発射機lを示しており、この発射機はその装填
状態にあり、第1の細長い管状部材2が、発射準備完了
状態の発射機の中に装填されている。
この発射機1は尾筒部5によって形成された室4と連通
ずる胴3を含んでいる。
上記部材2の前端は、上記室4に隣接する胴3の中に摺
動自在に受容されるプラスチック材料で作った輪状サボ
7の内部に受容される。
上記第1部材2は上記室4の中を通って延び、また上記
胴3と軸方向に心合せされて尾筒部5の中に形成された
開口9を通って発射機1の後方に突出している。開口9
において部材2と尾筒部5との間はプラスチック材料で
作られた輪状尾筒部シール10で密封される。
第1部材2は長さが6メートルであり、そのうち5メ一
トル長の部分が発射機の後方に突出している。
圧縮ガスを入れる室4にはガス供給管11が接続されて
いる。また胴3より大きい直径をもつバッフル12が、
延びて地盤14の表面13と接触する胴の軸方向突出部
を形成している。
第1図に示すように、第1部材2の移動方向は垂直下方
であり、また胴3の下端と地盤表面13との間の移動距
離は2メートルである。
発射機を発射する一連の事象については第2図以下に従
って説明するが、いずれにしてもそれらの事象で第1部
材2が、第2図に示すようにサボ7が地盤表面13に来
るような程度に地盤14に埋め込まれる。上記バッフル
12は、発射機lがすでに発射された第1部材2と心合
せされるようにサボ7の周りに滑り嵌めされる位置決め
用リング16を含んでいる。上記位置において、第1部
材2によって形成される穴17は胴3と同軸心合せされ
、また従って第2図に示すように発射機に装填される第
2部材18も心合せされる。
第1部材2の前端6は第3A図、第3B図に示すように
、軸方向に延びるスロット20によって分割された円錐
台形状のテーパ付き先端19を有する。
これらのスロット20は尖端19の前端まで延びている
ので、薄い保持リング(図示せず〉が発射の際に円錐形
状を維持しかつ、穴17を通って発射される時に、後述
するように、第2部材18を拘束するストッパーとして
作用するに十分な強度を与える。
地盤貫入の際の土壌の侵入に対して前端を密封するよう
に着脱自在の円錐形キャップ21が先端19に被せられ
ている。
第2図に示すようにその装填位置にある第2部材18は
その前端22が、胴3に内部に滑り嵌めされて受容され
かつ室4と隣接して置かれるプラスチック材料で作った
輪状サボ23で担持される。このサボ23は第1部材2
と組合わさったサボ7とは下記の点で異っている。すな
わち、サボ23は径方向に延びる切欠き24によって第
7A図、第7B図に示すように分割されている。発射の
前の取り扱いのために、それらのセグメントは粘着テー
プ(図示せず)で共に保持される。
第2部材18も同様に、尾筒部5の開口9の中に密封部
を形成するシール5を備えている。但し、第2部材18
の直径が、第2部材の、穴17の中への貫入を容易にす
るために第2部材の直径よりも小さくされるので、シー
ル25の寸法はシール10の寸法とは異る。第2部材1
8はその後端27に隣接はしているが、それから保隔さ
れているカラー26を有しており、このカラーは、尾筒
部開口9および穴17を通過するが、第1部材2の円錐
台形状尖端19によって形成された開口を通過しないよ
うな寸法を有する径方向拡大部を構成している。こうし
て、尖端19は、カラー26との係合によって第2部材
18を拘束するストッパーとして作用する。
第2部材18は、穴17の中へ発射された後、第4図に
示す位置に係止する。その位置においては、その第2部
材は第1部材2の延長部となり、これによって第2部材
のほとんど全長分だけより深く地盤14の中に突込む。
第5図に拝承するように、カラー26は第1部材2のテ
ーパ尖端19との接触によって拘束されるが、これはそ
のカラーが大き過ぎて円錐台形状の尖端によって形成さ
れた開口28を通過し得ないからである。第2部材18
の後端27には、第5図に一点鎖線内に示す強化部材3
0と係合し得る雄ねじ部29が設けられており、この雄
ねじ部は穴17の中に任意に挿入して強度を追加するこ
とができる。
穴17には尖端19に隣接してグラウトまたは樹脂31
を充填して、第1部材と第2部材との継ぎ目32を形成
する。この継ぎ目32は、第1部材と第2部材18と組
合わせて形成されるソイル・ネイル33に沿って与えら
れる剪断力および、張力と圧縮力の両方に耐えるもので
ある。このために、カラー26は十分な接合面と得るた
めに第2部材18の後端から故意に保隔されている。上
記キャップ21は穴17の中を移動中に第2部材による
衝突で尖端19から取り外されるので第4図には示さな
い。
第6図に示すように、第1部材2と組合わさったサボ7
は第1部材2およびそのサボ7にそれぞれ形成した協働
する周方向リブ34とグループ35によって前端6に接
続される。これらのリブ34やグループ35は、第1部
材2に対するサボ7の移動が部材の後端8の方向にのみ
できるように傾斜させられている。
サボ7と尾筒部シール10は、弾性プラスチック材料で
作られておりしかも尾筒部シール10とサボ7との間に
分離力を加えるべく反らせられる周方向に保隔された薄
い4本のストラップ36によって接続されている。尾筒
部シールとサボはこうして発射に先立って所定位置に保
持される。上記ストラップはまた第1部材2の取扱いの
際に尾筒尾シール10を所定位置に維持する。ストラッ
プ36は各ストラップの尾筒部シール10との接合部に
隣接した位置に弱点をもつように形成される。
第4図のソイル・ネイルを地盤中に置く一連の事象は先
ず、バッフル12が所要位置において地盤表面13と接
触するように発射機1を位置決めすることである。第1
部材2は第1図に示す装填位置で発射機に装填され、か
つその発射機はガス供給管11を経て室4に圧縮ガスを
入れることによって発射動作させられる。
サボ7に作用するガス圧力により部材2は胴3に沿って
加速させられ、その一方で尾筒部シール10は開口9内
に保持されたままでストラップ36が破断するようにガ
ス圧力によって上方へ強制移動させられる。管状の第1
部材2の連続した下降は、サボが70〜250rn/h
の範囲内の速度で胴からバッフル12内に来るまで更に
加速される。部材2はその得たモーメントによってその
直線軌道を続行して移動し、地盤表面13に貫入する。
地盤14中の固い物体との衝突による部材2の反りある
いは同部材の偏向は部材2と胴3の壁部との接触によっ
て制限される。初期の地盤貫入時には、部材2はまだ胴
の内部にあるので、反りは効果的に制御される。
初期貫入の後、部材2は初期貫入で確定された軌道に沿
って移動し続ける。
第1部材2の後端8が尾筒部シール10のところに来る
と、部材の後端に形成された拡大部によってシール10
が開口9から出されるのでシールは部材2と共にその軌
道上に搬送される。サボ7は初期の地盤貫入時に第1部
材2の前端6においてその初期位置から分離させられる
が、これはサボ7の直径が部材2のそれよりも大きく、
従って地盤の貫入に対する抵抗がより大きいためである
。従って、サボ7は、部分的に地盤14に埋込まれる、
第2図に示すような位置に係止する。尾筒部シールIO
は拡大部37と接触した状態で部材2に担持されるが最
終的にはサボ7と衝突し、その結果、部材2が拘束され
る。これにより、部材2は第2図に示す位置に係止し、
後端8が地盤上方に若干突出するので穴17への接近が
可能となる。
この時発射機は第2図に示すように、そのサメ23およ
び尾筒部シール25と共に、第2部材18を装填される
。発射機の心合せはバッフル12の位置決めリング16
をサボ7の上に置くことによって行なわれる。こうして
発射機は室14の中に圧縮ガスを入れることによって発
射動作させられ、その結果、サメ23にガス圧力が加え
られると共に第2部材1Bが下方に加速させられる。
第2部材18の下降が継続してサメ23はバッフル12
の中に入り、破断して部材から降下する。第2部材18
はそれ自体のモーメントで第1部材2に向って継続移動
して穴17の中に入る。尾筒部シール25はカラー26
との衝突によって拾い上げられて、第2部材18の後端
27において搬送され、穴17の開口部における拡大部
37と衝突する。尾筒部シール25は衝突時に砕けて、
カラー26がテーパ付き尖端19と接触することにより
拘束されるまで穴17の中で下降し続ける第2部材1B
から落下する。
この時、第4図、第5図に示すように、継目32を形成
するに十分な深さまでグラウトまたは樹脂31が穴17
の中に挿入される。
また、鋼製の強化部材を穴17の中に挿入して雄ネel
llB29と係合させてもよい。
この時、第4図に示すような延長したソイル・ネイルが
施こされる。土壌に埋め込んだこのようなネイルの列に
より地盤のバルク特性が向上する。
代表的には、ネイルは、地盤の落下が予想される限界的
スリップ表面と交差するような位置に挿入されることに
なる。
地盤表面は上記の図においては水平のものとして示した
が、本発明の方法は、例えば土壁を強化する必要のある
傾斜面あるいは垂直面を有する地盤の強化にも同様に用
いることができる。傾斜土堤あるいは傾斜壁にすでに表
面被覆が施されている場合、ネイルは表面被覆に形成し
た開口を通って、あるいは被覆を通して直接に発射する
ことができる。
以上とは別に、第1部材2は、発射機1を用いず、従来
のドリリング、ハンマードライブあるいは振動技法を用
いて土壌中に置いてもよい。この場合、第2部材18は
、適当な寸法の位置決めリング16を用いれば発射機を
用いて発射できる。
更に別の本発明の方法においては、第2部材18の代り
に、上記第1部材とほぼ同じ構造ではあるが外径が第1
部材2の穴17の中に十分収容できるように小さくなっ
ている別の中空部材(図示せず)を用いることができる
第8図に示すかかる第2部材変更例38は発射機2を用
いてその中を通って別途部材4oを発射する追加穴部3
9を設けることによって穴17に対する延長部を形成す
ることになる。上記の別途部材4oは中空ロッドあるい
はやはり管状として穴を延長しかつ発射機(図示せず)
から発射される別途部材を収容するものでよい。こうし
て、ソイル・ネイルは上記の方法に従って入れ予約に接
合される複数部材を含む。
本発明の更に別の実施例を第9図〜第16図に従って以
下に説明する。これらの図において、これより先の図に
使用する付番に対応する参照付番は対応の部材について
適宜使用する。
第9図において、細長い部材50は、発射機1の中のそ
の装填位置にある。部材50はその長さが所要のもので
よく、本例においては6メ一トル長であり、鋼製である
また部材50は円錐尖端51を有しており、この尖端は
その直後に溝を設けて肩部52を形成する部材と一体に
形成されている。部材50の円錐台部分53は肩部52
と、室4を通って延びかつ尾筒部5の後方に突出する細
長い円筒部分54との間に延びている。部材の後端55
は、径方向に徐々に突出して後端55においてテーパ付
き拡大部57を形成する、複数の周方向に保隔された軸
方向に延びるリブ56を形成するように形付けられてい
る。
発射機1は胴3と連通する室4を形成する尾筒部5を有
し、またこの尾筒部は、胴3と軸方向に心合せされてお
りかつそれを通って部材50が尾筒部の後方に延びる開
口9を備えている。
加圧ガスを室4に入れるガス供給管11が室4と連通し
ている。
部材50は胴3の中に動き嵌めされ、また円筒部分54
の前端に緊密嵌合しかつラグ58が胴3に滑り嵌めされ
るように寸法付けられたラグ58を担持している。この
ラグ58はその後端が室4の中へ突出しており、また4
つの径方向に延びるラグ60が、胴3より大きな直径を
もった室の中ヘサボから突出している。ラグ58はこれ
により、発射に先立って、ラグ60により胴に沿って移
動させられることがない。
部材50の円筒部には輪状尾筒部シール61が同軸に取
り付けられ、この尾筒部シールはその直径が段階づけら
れているので同シールは、尾筒部5の中に形成された開
口9の中へ部分的に突出している、尾筒部シール61は
その寸法が部材50の円筒部に滑り嵌めされるように設
定されている。またシール61は4本の周方向に保隔さ
れたストラップ36によってラグ58と接続され、また
それらのストラップは、部材50の装填位置においてそ
れらストラップが反らされかつ、シールとサボとの間に
分離力を加えるに十分な堅さを有している。これによリ
シールとサボは発射に先立ってそれらの所要位置に拘留
される。
上記ストラップ36は発射時にラグ58とシール61と
が分離するほど脆弱であるように十分薄く作られており
、また発射時には、第13図に示すようにストラップが
サボに付着したままとなるようにシールとの接続点と隣
接した位置に弱い個所を有している。
上記ラグ58は前面62に中心溝63を有するほぼ円筒
形である。輪状の分割された円錐台形部分64は溝63
の中で前方に突出して肩部52と接触し、これによって
その前端に向う方向における部材50と相対的なサボの
移動に抗する。円錐部分64は径方向に形成されかつ部
材の長手方向に延びるスロット65により分割されてい
る。溝63と円錐部分64との相対寸法は、円筒部分5
4を、セグメント65が溝63の中に収容されるように
分割された部分を径方向外向きに偏向させることによっ
て円錐部分内に円筒部分54を収容できるように設定さ
れる。これにより部材50は、ラグ58が静止保持され
ると下降運動によりサボを通じて打ち込まれるが、上方
向移動は肩部52と円錐部分64との衡合により妨げら
れる。
こうした構成によって、部材50の円錐部分64と協働
機構とは1方向のみの相対移動を許す停止手段を構成す
る。
発射機1は第13図に示すように大きな直径の胴3に対
する延長部を形成するバッフル12を含む。
発射機1に発射動作させる場合、上記バッフル12を地
盤14の表面13と要求される位置で接触させ、ガス供
給管11を通じて室4へ圧縮ガスを入れることにより発
射機をオンする。室4内のガス圧力によりラグ58に下
降力が加えられ、それにより、停止手段66によってサ
ボと共に移動することを抑制されていた部材50をサボ
と共に加速する。第13図は洞内で下降し始めた直後の
ラグ58の位置を示す。
この時、室4内のガス圧力によって尾筒部シール61が
圧迫されて尾筒部5と密封係合し、またラグ58とシー
ルとの間の相対移動によって、サボに添着され続けるス
トラップ36が破断させられる。
胴3と一線をなす部材50の下降移動はサボ58が胴3
から出てバッフル12の中に入るまで続き、この間、部
材は加速され続ける。その後、部材50はその得たモー
メントの下でそれ自体の軌道上を移動し続けて第14図
に示すように地盤に貫入する。
こうして、胴3から逃げてバッフル12に入るガスは自
由膨張して胴はサイレンサーとして作用する。
サボ58は部材50より直径が大きいので、地盤貫入に
対する抵抗も大きく、第14図に示すように地盤表面へ
の貫入は若干程度となる。部材50の後端58に向うサ
ボの相対運動は停止手段66によって吸収される。これ
は部材の円錐部分53によって円錐部分64のセグメン
ト65が分離させられ、また円筒部分54がサボを通過
させられるからである。
部材50の継続移動の結果、部材後端55の拡大部57
は尾筒部シール61に係合し、この尾筒部シールは第1
5図に示すようにその拡大部によって室4を通って胴3
の中へ搬送される。
部材50の、地盤内の継続移動の結果、シール61とサ
ボ58とが衝突する。シール61は拡大部57の与える
合成径方向圧力に十分耐え得る強さをもった材料で作ら
れるので部材50が拘束される。この時、サボ58が地
盤の中へ更にいくぶん貫入するが一般的には、その移動
はサボの厚み以下となる。
シール61と拡大部57とで、サボが後端55に隣接は
しているが保隔されている第16図に示す位置を越えて
後端55に向う方向における部材50と相対的なサボの
移動を防ぐ第2の停止手段を構成する。
発射機からの発射によるソイル・ネイルの貫入はこれに
より正確に制御される。第9図〜第16図に示す例にお
ける部材50は固形鋼製ロンドであるが、これは溶接そ
の他で部材の円筒部分に接続させた別途部材として懲戒
される円錐尖端51を有する管状としてもよい。
これとは別に、第1停止手段は第6図に示すように協働
するリブ34とグループ35とで構成することができ、
これらは部材に対するサボの移動を後端に向う方向にの
み可能とすべく傾斜させる。
サボの使用により、サボと尾筒部シールの寸法を変える
だけで所定温サイズの発射機に様々な直径の部材を収容
することができる。
部材全体を尾筒部の後方へ突出させた発射機の構造によ
り、長さが大きく変る部材と共に所定の胴長をもった発
射機を使用することができる。
上記装置の更に別の利点は、室に与えたガス圧力を所期
貫入深度に合うように精密制御する必要がない。これは
、すべての用途に貫入を保証するレベルのガス圧力を与
え、所期貫入深度で部材を拘束するサボに信頼をおくだ
けで十分であるからである。
第17図は地盤が水平、垂直あるいは傾斜しているあら
ゆるソイル・ネイル打込みにおいて発射機1を設置する
に適した車両70を示している。この車両70は発射機
1を必要に応じて方向づけることのできる連接アーム7
1を有している。第17図に示す発射機1は水平地盤表
面13に接触するバッフル12を備える。発射機の胴(
図示せず)は発射時の騒音を減弱させるために尾筒部(
図示せず)を包囲する別途シュラウド73を備えたジャ
ケット72の中に設けられる。
ガイド74が発射機1の後方に突出しており、このガイ
ドはガイド・アーム75とガイド・リング76とからな
り、後者、発射機1に装填されたソイル・ネイル77が
尾筒部の後方へ突出し、ガイド・リングツ6内部に支持
される位置でガイド・アームによって支持されている。
上記ガイド74によれば、ソイル・ネイル77は発射の
初期段階に先立ってかつその間において胴と軸方向に心
合させ、これによって発射の際のソイル・ネイルの曲折
や座屈の可能性を低下させる。
車両70は将来使用する様々な長さのソイル・ネイル7
9の供給源を含むラック78を備えている。
第18図は垂直地盤表面13にソイル・ネイル77を発
射して限界的破損面80における破損に対して地盤14
を安定させるべく発射機1を設置する方法について示す
アーム71は、限界的破損面に対してほぼ直角をなすよ
うにソイル・ネイル77を発射機1が方向づける位置に
連接される。発射後ソイル・ネイル77の埋め込まれた
部分77aは第18図に破線で示す。
埋め込まれたソイル・ネイル77は限界的破損面80の
いずれか片側に延びるので限界的破損面の両側における
地盤の動きが防止される。
発射機lは、ソイル・ネイルの列が集合的に地盤を強化
すると共に剪断破損に対する耐力を向上させるように同
様なネイル77を列で発射するのに用いられる。
第18図に示すように、ネイル77は胴82を離れた瞬
間に砕けるようなサグ81の中に受容され、そのサボの
細片が、胴と地盤表面13との間のほぼ円筒形空間84
を囲むバッフル83の内部に受容される。
このバッフル83はまた、発射の際に生じる騒音を低減
するだけでなく、地盤表面13との、ネイル77の衝突
時に生じる飛散破片も受ける。
上記バッフル83は胴82に接続された円筒部分85と
、この円筒部分と、地盤表面13と接触して維持される
ディスク87との間に延びるベローズ部分86とを有す
る。
上記ベローズ部分86は地盤表面13に対して90゜以
外の角度で設置されている発射機を収容するに十分なほ
ど柔軟である。しかし、そのベローズ部分86は空間8
4内に生じる飛散破片を発射の際に確実に捕集しておく
に十分な程剛性がある。
第19図は発射機胴を離れた瞬間にサグ81を確実に砕
けさせる切欠き8B 、 f19をサボに予め形成する
方法を略示している。サグ81はその背面90は発射の
際に加圧ガスを受ける。またサグ81は切欠き88゜8
9を有し、これら切欠きは中心を通る線91上で互いに
出合い、サボを3つの部分92 、93 、94に分割
する。切欠き88 、89は互いに直交しており、サボ
の円筒軸線に対して45°の角度をなして配置されてサ
ボの中心部分93は三角形断面をもち、楔として作用し
、後面90に加速ガス圧力が加えられるとサボの側部9
2 、94を離間させる。
胴を離れた瞬間、側部92 、94はネイル77から放
射状に砕ける。中心部分93には更に別の切欠き(図示
せず)が形成されており、これらの切欠きによって中心
部分は、側部92 、94が分離してしまうと砕けさせ
る。
第20図に示すように、本発明の別の実施例による装置
100は、これまで示した図の装置と共通の特徴が多く
、図中の参照番号で同じものは同じ要素を示す。
この装置100は3つの別々の位置1 a t 1 b
 。
ICに略示する発射機1を含む。この発射機1は壕10
2をまたぐように設けた水平レール101に接続されて
いる。レール101は各端が車輪付きコンベア103.
104に取付けられている。
上記の壕102は垂直な左、右側壁105.106を有
し、各々波形被覆107で覆われている。
地盤強化が施されなければ、壕102を形成する根切り
部域に隣接する地盤108.109は限界的破損面11
0において剪断落下してしまう。公知のソイル・ネイル
打込み技法においては、はぼ直角に限界的破損面に交差
するソイル・ネイルの列を、その限界的破損面上に格子
パターンを形成するように打込んで剪断破損を防止すべ
く地盤する。
上記装置100は、先ず第20図に示す第1の位置にレ
ールを置くことによってソイル・ネイルの列を配置する
ことができる。発射機は、左側壁105に隣接した壕の
片側からずれる位置1aに、ソイル・ネイルを右側壁に
向くようにして設置する。
この発射機はレール101に沿って摺動自在のピボット
111を中心として回動し、所望の位置に固定可能であ
る。
また発射機1aを、下向き角度でソイル・ネイル77を
向けるように傾け、発射時にソイル・ネイルが右側壁1
06上の波形被覆107を貫通し、地盤108に貫入す
るようにする。このソイル・ネイル77の貫入はソイル
・ネイルの後端の径方向拡大部(図示せず)によって拘
束され、ネイルの長さはそのネイルが限界的破損面11
0を横断し、その表面の片側に延びる。
発射機1aを次により峻しい角度に傾け、第2のソイル
・ネイル77aを地盤108に発射する。発射機に再び
ネイルを装填し、更に峻しい角度に傾けて別のソイル・
ネイル776を地盤に発射する。
限界的破損面110は水平面に対して漸増する角度で側
壁106の下端112から上方へ延びている。
水平面に対して漸増する角度でソイル・ネイル77が連
続的に発射されるので、限界的破損面が勾配を変える傾
向が連続的なソイル・ネイルの勾配変化で補償されるの
でソイル・ネイルと限界的破損面との交差角度は直角の
ままである。ここで発射機を、壕の中心に来る位置16
に設置し直し、直接下に向くように向きをつけてソイル
・ネイル77cを壕の下の地盤へ発射する。
次に発射機lを、右側壁106に隣接する壕の片側から
ずれた位置ICに設置し直して、左側壁に向けて下向き
にする。位置1aから発射した本数に相当する本数のソ
イル・ネイル77を水平面に対する傾斜角度を変えて再
び発射して、壕の左側壁上の限界的破損面を横断するよ
うにする。
次にレール101をそのレールに対し直角をなす方向に
新しい位置へ移動させた後、上記操作を繰り返す。この
手順は、適当な列のソイル・ネイル77が壕102の全
長にわたって延びるまで反復する。
上記手順は、壕に隣接する地盤の強化だけでなく基礎工
事のための根切り部域の側壁を支持しかつ基礎強度を増
大するのにも用い得る。第21図参照。
第20図、第21図に関連して以上に述べた装置と方法
は比較的短い、1.5メ一トル程度のソイル・ネイルを
使用しているが、所要の正確な長さは限界的破損面の位
置分析によって定める。
長さが6メートル以上の比較的長いソイル・ネイルを発
射する場合は、発射ガス圧力は大きくなければならない
ので強度を増したサボを使用するのが望ましい、かかる
補強サボの適当な構造を得るには、プラスチック材を強
化する高引張強度のの繊維を利用するか、あるいはアル
ミその他の金属で鋳製したサボを使用することである。
第20図に示すような被覆を通して発射する場合、その
被覆に衝突する前にサボが確実に砕けることが重要であ
り、第19図に略示する種類のサボがこの使用に適して
いる。サボが砕けない場合、特にソイル・ネイルと地盤
表面との間の入射角が直角以外であればソイル・ネイル
の完全貫入は阻止される。これはサボまたはサボの破片
がネイルと地盤表面との間に楔となってしまい、貫入に
対して大きな摩擦を生じさせるからである。
ソイル・ネイルの、上記実施例における貫入は、地盤表
面に施されるディスクまたは表面被覆でよい地盤表面係
合部材に衝合するソイル・ネイルの径方向拡大部によっ
て拘束される。第21図は、発射時に表面被覆122と
の衝突によって拘束される径方向拡大ヘッド121を有
する管状ソイル・ネイル120を示している。このネイ
ル120はI覆122に予め懲戒した穴123を通して
発射される。
ネイル120はその全長にわたって分布させた多数の孔
124を有しおり、これらの孔は排水の目的で設けられ
る。
上記のようなディスクまたは表面被覆は好ましくは予め
懲戒した穴を有し、この穴にソイル・ネイルを発射する
ようにすることであり、ソイル・ネイルの径方向拡大部
によって、衝突時に圧迫されるように、穴の囲りに弾性
パテ等を施してもよい。
サボは前端と後端との中間位置においてソイル・ネイル
と接続させてもよい。例えば、サボは波形シートまたは
その他の種類の表面被覆材を通してネイルを発射しなけ
ればならない場合、ネイルの前端に隣接しているがそれ
とは保隔された位置に置いてよい。破砕形コレットをこ
のように位置させると、被覆の塑性変形によりサボ(ま
たはサボの破片)が貫入点においてネイルに付着する可
能性が低いことがすでに判明している。非破砕形のサボ
を拘束目的で使用する場合、ネイルの後端に隣接するが
、これとは保隔された位置にそのネイルの径方向拡大部
を置いて、サボがその後端からある程度離れて係止する
ようにするのが望ましい。
地盤に埋め込むと、ネイルの後端が地盤表面から突出し
たままとなり、こうした突出が望ましい場合にはこの手
段をとる。
以上の説明また前掲の特許請求の範囲に使用した「サボ
」なる術語は射出物を穴(ここでは発射機の胴〉を通じ
てガイドするアタッチメントを通常意味するものと解さ
れたい。しかし、いくつかの場合においては、特に、こ
こでサボと称している要素が胴を出た後別の機能をもっ
て、実際上はサボとして作用しないものについてはこれ
を「コレット」 〈すなわち、リングまたはカラー)と
称することを理解されたい。
【図面の簡単な説明】
第1図は地盤内への発射準備完了状態の第1管状部材を
装填された発射機の一部断両立面図、第2図は第1部材
が地盤に埋め込まれまた第2部材が発射機に装填された
状態を示す発射後の第1図の発射機を示す図、 第3A図は第1図の第1部材の尖端の端面図、第3B図
は第3A図の尖端の立面図、 第4図は発射および、ソイル・ネイルを形成する接合後
の第2図の第1、第2部材を示す立面図、第5図は第4
図の第11第2部材の継目の一部断面詳図、 第6図はサボに接続した第1管状部材を示す、第1図の
発射機の発射室の拡大図、 第7A図は第2図の第2部材に装着されたサボの端面図
、 第7B図は第7A図のサボの立面図、 第8図は第1、第2、第3部材からなるソイル・ネイル
の立面図、 第9図は発射機内の装填位置にある固形部材の一部断両
立面図、 第10図は第9図のサボの前端面図、 第11図は第9図、第10図のサボの後端面図、第12
図は第9図の部材の後端面図、 第13図は発射直後の第9図の発射機および部材の一部
断両立面図、 第14図は部材の地盤貫入を詳ホする第13図の装置の
図、 第15図は部材の後端が係合する尾筒部シールの詳細を
示す第9図から第14図の装置の同様の図、第16図は
地盤貫入後のサボとシールの詳細を示す第9図から第1
5図の装置の同様の図、第17図は車両の連接アームに
取付けた発射機の斜視図、 第18図はベローズ部を有するバッフルを備えた発射機
を示す概略立面図、 第19図は別のサボの斜視図、 第20図は壕を含む根切り部域をまたぐレール手段を有
する装置の概略断両立面図、 第21図はコンクリート基礎を備えた根切り部域をまた
ぐレール手段を有する装置の概略断両立面図、 第22図は排水の目的のために表面の被覆と孔を有する
ソイル・ネイルを示す断面図である。 1・・・発射機、     2・・・管状部材、3・・
・胴、       4・・・室、7・・・サボ、12
・・・バッフル、 16・・・位置決め用リング、18・・・第2の部材、
33・・・ソイル・ネイル。 l汐、くダ

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、第1の細長い管状部材(2)を地盤に打ち込み、次
    に第2の細長い部材(18)を、この第2部材が、それ
    が第1部材の延長となる位置へ第1部材によってガイド
    されるように第1部材によって形成される穴(17)を
    通して地盤の中へ打ち込み、また第2部材の発射機(1
    )からの発射を、その第2部材が上記の穴に入りかつそ
    の延長位置へ移動するのに十分なモーメントで行って、
    地盤に打ち込むことによってソイル・ネイル(33)を
    地盤中に置く、ソイル・ネイル打ち込み方法。 2、第1部材も、同部材を地盤に貫入させかつ埋め込む
    に十分なモーメントで発射機(1)から発射して地盤に
    打ち込む請求項1に記載のソイル・ネイル打ち込み方法
    。 3、上記第2部材を管状として上記穴を延長し、また1
    つもしくはそれ以上の別の細長い部材(40)を、その
    延長穴を通じて発射機から発射することによって地盤中
    に打ち込み、1つもしくはそれ以上の延長部をそれぞれ
    形成する請求項1又は2に記載のソイル・ネイル打ち込
    み方法。 4、ソイル・ネイルを含む部材を、グラウトすなわち樹
    脂ジョイントで連結する段階を含む請求項1から3のい
    ずれかに記載のソイル・ネイル打ち込み方法。 5、上記の穴の中に強化部材(30)を置く段階を含む
    請求項1から4のいずれかに記載のソイル・ネイル打ち
    込み方法。 6、その中で部材を発射し地盤面(13)と相対的に位
    置付けた管状胴(3)を有する発射機から1つもしくは
    それ以上の部材を発射して胴の開放端(15)と地盤面
    との間の部材移動距離を部材の長さのせいぜい半分にす
    ることにより、部材の座屈や/または偏向に耐えるよう
    にする請求項1から5のいずれかに記載のソイル・ネイ
    ル打ち込み方法。 7、発射機から発射される部材を発射胴に動き嵌めし、
    その部材には発射の際にその部材を胴の中に同軸的にガ
    イドするサボ(7、23)を装着する請求項1から6の
    いずれかに記載のソイル・ネイル打ち込み方法。 8、上記部材を、サボに作用するガス圧力で発射機から
    発射する請求項7に記載のソイル・ネイル打ち込み方法
    。 9、上記サボ(7)が、第1部材が地盤のに所定の程度
    まで貫入した後でその部材の移動を拘束する請求項8に
    記載のソイル・ネイル打ち込み方法。 10、上記発射機が、胴から同軸的に突出しまた、すで
    に発射された第1部材のサボに係合自在の心合せ手段(
    16)を有する管状バッフル(12)を含み、これによ
    って、第2および/またはそれ以上の部材を発射する前
    に胴の軸線を穴に心合せする請求項8に記載のソイル・
    ネイル打ち込み方法。 11、細長い部材(2)と、上記部材を地盤中へ発射す
    る発射機(1)と、上記部材をその装着位置において同
    軸的に受容する発射機の胴(3)と、上記胴と摺動接触
    した状態で上記部材に装着される輪状サボ(7)とを含
    んでおり、上記部材は、第1位置を越えて部材の前端(
    6)に向う、部材と相対的な上記サボの動きを制限する
    第1停止手段(34、35)と、第2位置を越えて部材
    の後端(8)に向う、部材と相対的な上記サボの動きを
    制限する第2停止手段(37)とを有しており、これに
    よって発射機の発射の際に、上記サボはその第1位置に
    おいては、上記部材をガイドし、また地盤との接触の瞬
    間にその第2位置へ可動であって、地盤への部材の貫入
    深度を制限する部材の径方向拡大部を構成する、ソイル
    ・ネイル打ち込み用装置。 12、記発射機が上記胴と連通する室(4)を形成する
    尾筒部(5)を備え、上記部材は上記胴と同軸心合せさ
    れて上記の室を通って延長するように発射機内の装填位
    置に置くことできるともに、上記尾筒部によって形成さ
    れる開口(9)を通って室の後方へ突出しており、また
    上記発射機は発射時に上記室へ圧縮ガスを入れる手段(
    11)を含み、これによってその加圧ガスがサボに作用
    して胴中で部材を駆動する請求項11に記載のソイル・
    ネイル打ち込み用装置。 13、上記部材に摺動自在に取付けられ、部材と尾筒部
    との間を密封して上記の室の後端を閉じる輪状シール(
    25)を形成する請求項12に記載のソイル・ネイル打
    ち込み用装置。 14、上記サボとシールを、それらの間に分離力を加え
    る脆弱なリンク(36)で接続する請求項13に記載の
    ソイル・ネイル打ち込み用装置。 15、上記の第2停止手段が部材の後端に径方向に突出
    した形状の部分(37)を有し、シールがその突出部を
    越えて移動することができず、発射時にシールがその突
    出部分に係合する請求項13または14に記載のソイル
    ・ネイル打ち込み用装置。 16、上記径方向突出部(37)が複数の円周方向に間
    隔をおいて設けられた複数のリブ(56)を有する請求
    項15に記載のソイル・ネイル打ち込み用装置。 17、第一停止手段が、部材の前端に形成された環状肩
    部(52)を有する請求項11から16のいずれかに記
    載のソイル・ネイル打ち込み用装置。 18、サビ(23)が、部材に対して前方方向に、肩部
    (52)に対してテーパをつけた包形部分64を有する
    請求項17に記載のソイル・ネイル打ち込み用装置。 19、第一停止手段が、部材及びサボのそれぞれを係合
    する環状形成部(34、35)を有し、前記形成部は、
    部材の後端方向に対してのみ、部材に相対的にサボの作
    動を容易にするように傾斜している請求項11から16
    のいずれかに記載のソイル・ネイル打ち込み用装置。 20、部材(2)が管状であり、その前端に部分的に切
    頭円錐形の先端部(19)と、更に、前記先端部にかぶ
    さるキャップ(21)を含む請求項19に記載のソイル
    ・ネイル打ち込み用装置。 21、発射機(1)の胴(3)から発射することによっ
    てソイル・ネイル(77)を地盤中に置くソイル・ネイ
    ル打ち込み方法において、下記の段階、すなわち、ネイ
    ルを胴の中に動き嵌めの状態で装填する段階と、上記胴
    に摺動嵌めされるサボ(81)をネイルに装着する段階
    と、ネイルをその中へ発射する地盤(14)の表面(1
    3)から上記胴の前端(15)が保隔されるように上記
    胴を支持する段階と、加圧ガスを胴の中に入れてサボに
    加速力を与えることによってサボとまたこのサボと共に
    ネイルを胴の前端に向って駆動する段階と、サボが胴か
    ら出るようにネイルを地盤表面に向って移動させて、上
    記加速力を除去する段階と、その後ネイルを連続移動さ
    せてネイル自体のモーメントで地盤の中へそのネイルを
    貫入、埋め込む段階からなる、ソイル・ネイル打ち込み
    方法。 22、ソイル・ネイルが地盤に所定の程度まで貫入した
    時にそのネイルを拘束する段階を含み、この拘束は、ネ
    イルの径方向拡大部と、ネイルよりも横断面が実質上大
    きい地盤表面係合部材との係合によって行う請求項21
    に記載のソイル・ネイル打ち込み方法。 23、上記地盤表面係合部材が、それを通ってソイル・
    ネイルを発射する開口を有する表面被覆またはディスク
    を含む請求項22に記載のソイル・ネイル打ち込み方法
    。 24、上記地盤表面係合部材が前記のサボ(7)で構成
    されている請求項22に記載のソイル・ネイル打ち込み
    方法。 25、上記発射機が、発射に先立ってネイルの後端がそ
    れを通って突出する開口(9)を形成する尾筒部(5)
    を含んでいる請求項21から24のいずれかに記載のソ
    イル・ネイル打ち込み方法。 26、地盤の限界的破損表面(110)を横断するよう
    いにソイル・ネイル列を地盤に中へ発射する請求項21
    から25のいずれかに記載のソイル・ネイル打ち込み方
    法。 27、上記サボを、発射の際にネイルの前端に隣接した
    位置でネイルに接続する請求項21から26のいずれか
    に記載のソイル・ネイル打ち込み方法。 28、使用時にソイル・ネイル(77)を受容する胴(
    3)と、上記胴の前端地盤の表面(13)から保隔され
    るようにその胴を支持する支持手段(71)とを含み、
    上記ソイル・ネイルは胴の中に動き嵌めされまた、胴の
    中で摺動自在なサボ(81)を装着され、胴はその後端
    に、上記サボで閉じられる発射室(4)を形成する尾筒
    部(5)を備えており、また加圧ガスを上記発射室に加
    えてサボに加速力を与える発射手段(11)を含んでお
    り、これによってソイル・ネイルが、上記サボが胴を出
    るまで加速力によって地盤表面に向って加速され、その
    後ソイル・ネイルがそれ自体のモーメントで移動して地
    盤に貫入してその中に埋め込まれる、ソイル・ネイル打
    ち込み用の装置。 29、上記尾筒部は、ソイル・ネイルが装填位置にある
    時、そのネイルがそれを通って部材の後方に突出する開
    口(9)を形成しており、またネイルには摺動自在に輪
    状シール(10)が取り付けられ、またこのシールによ
    ってネイルと尾筒部との間が密封され、上記発射室の後
    端を閉じる請求項28に記載のソイル・ネイル打ち込み
    装置。 30、上記胴の後方に位置して、その胴と同軸関係で心
    合せされた状態にネイルの後部を維持するガイド手段(
    74)を含む、上記特許請求の範囲第29項に記載のソ
    イル・ネイル打ち込み装置。 31、上記支持手段は車両(70)に取り付けられる連
    接アーム(71)を含む請求項28から30のいずれか
    に記載のソイル・ネイル打ち込み装置。 32、胴よりも内径が大きく、使用時に胴の前端と地盤
    表面との間に延びるほぼ円筒形のバッフル(83)を含
    む請求項28から31のいずれかに記載のソイル・ネイ
    ル打ち込み装置。 33、上記バッフルにベローズ部(86)を設けた請求
    項32に記載のソイル・ネイル打ち込み装置。 34、根切り部域(102)に隣接する地盤における剪
    断破損に耐える地盤強化方法において、下記の段階、す
    なわち、上記根切り部域にまたがるように第1の位置に
    レール手段(101)を設ける段階と、上記レール手段
    上に発射機(1)を回動自在に支持して、レール手段に
    対する様々な角度で発射機からソイル・ネイル(77)
    を連続発射してソイル・ネイル列が根切り部域の側壁(
    105、106)に貫入されて地盤に埋め込まれるよう
    にする段階と、上記根切り部域に沿って保隔された連続
    位置へ、レール手段のスパンに対してほぼ直角の方向に
    レール手段を移動させる段階と、上記各位置において上
    記同様に更なるソイル・ネイル列を発射する段階とから
    なる、地盤強化方法。 35、ソイル・ネイルを、根切り部域に隣接する地盤中
    の限界的な破損表面(110)を横断するように地盤に
    埋め込む請求項34に記載の地盤強化方法。 36、根切り部域に隣接する地盤(108、109)に
    おける剪断破損に耐える地盤強化用装置において、上記
    根切り部域にまたがるためのレール手段(101)と、
    根切り部域の側壁(105、106)を通して隣接地盤
    にソイル・ネイルを発射できるようにレール手段上に発
    射機を回動自在に支持する支持手段(111)と、上記
    根切り部域に沿った連続位置に発射機を設置するレール
    手段のスパンに対してほぼ直角の方向にレール手段を移
    動させる並進手段(103、104)とを含む、地盤強
    化用装置。 37、レール手段に対する支持手段の長手方向位置を調
    整する手段を含む請求項36に記載の地盤強化用装置。
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